Telecommunications network

申请号 JP14337396 申请日 1996-06-06 公开(公告)号 JP3710555B2 公开(公告)日 2005-10-26
申请人 エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーションAt&T Corp.; 发明人 ツザー アードン メナチェム;
摘要
权利要求
  • 複数の独立型の交換機から構成される電気通信ネットワークにおいて、前記複数の独立型の交換機の一組の内で、前記一組の交換機の入口交換機の入トランクまたは発信回線に接続された入口ポートと、前記一組の交換機の出口交換機の出トランクまたは着信回線に接続された出口ポートとの間の接続を確立する方法であって、この方法は、
    通信リンクによって相互接続されている前記複数の独立型の交換機の一組を共生ネットワークにグループ化するステップ、
    前記出力ポートの識別を判定するステップ、
    前記出口交換機の識別を判定するステップ、
    入口プロセスを前記入力ポートに割り当てるステップ、
    出口プロセスを前記出力ポートに割り当てるステップ、
    前記通信リンクのリンクを使用して前記入力ポートと前記出力ポートの間に呼び出し接続を確立するステップ、
    制御されるプロセスを前記通信リンクの前記リンクの各端に割り当てるステップと、から構成されていて、
    前記呼び出し接続は、前記制御されるプロセスを制御する前記入口プロセスと前記出口プロセスとによって制御され、
    前記入口プロセスと前記出口プロセスが、データ・ネットワークを渡って伝送されるデータ・メッセージを通して通信することを特徴とする方法。
  • 請求項1の方法が、さらに、
    補助回線が前記呼び出しに接続されることになっていることを判定するステップ、
    前記共生ネットワークの任意の交換機の補助回線を選択するステップ、
    補助プロセスを前記補助回線に割り当てるステップ、
    前記入口プロセスと前記出口プロセスの内の少くとも一つのプロセスと前記補助プロセスとの制御のもとに、前記呼び出しと前記補助回線との間に接続を確立するステップとから構成され、
    前記補助プロセスが前記入口プロセスと異なる交換機にある場合は、前記通信リンク以外のリンクが前記補助回線と前記呼び出しとの接続に使用されることを特徴とする方法。
  • 請求項1の方法において、前記出力ポートの識別を判定するステップがさらに、
    前記出力ポートが複数回線空き選択グループの一つのポートであると認識するステップ、
    前記複数回線空き選択グループの中の利用できるポートを選択するために、交換機の識別を判定するステップ、
    前記識別が前記入口交換機の識別と一致する場合は、前記入口交換機の中で前記利用できるポートを選択するステップ、
    そうでない場合は、前記複数回線空き選択グループの利用できるポートを選択するためにメッセージを前記交換機に伝送するステップ、
    利用できるポートを選択するステップ、
    前記利用できるポートの識別を含むとともに、メッセージを前記入口交換機に送信するステップとから構成され、
    前記利用できるポートは、接続を確立する方法で使用される出力ポートであることを特徴とする方法。
  • 請求項1の方法が、さらに、前記共生ネットワークの入力ポートと、前記共生ネットワークの中にない外部の交換機の着信回線に接続された別の出力ポートとの間に接続を確立する方法から構成され、
    前記外部の交換機の識別を判定するステップ、
    入口プロセスを前記入力ポートに割り当てるステップ、
    出口プロセスを前記別の出力ポートに割り当てるステップ、
    前記外部の交換機の方へ拡張した前記共生ネットワークの、前記入口ポートとトランクの間の呼び出し接続を確立するステップから構成される方法であって 前記入口プロセスと前記出口プロセスが、共通線信号方式ネットワークを渡って送信されたデータ・メッセージを通して通信することを特徴とする方法。
  • 請求項1の方法において、前記共生ネットワークの交換機によりサービスされない外部の電話端末のためのデータが、前記共生ネットワークの中で記憶され、
    前記外部の電話端末のための呼び出しが前記共生ネットワークから前記外部の電話端末まで自動的に発送されることを特徴とする方法。
  • 請求項5の方法において、前記外部の電話端末が前記共生ネットワークの複数回線空き選択グループのメンバーであることを特徴とする方法。
  • 請求項5の方法において、前記外部の電話端末を制御するための出口プロセスが、仮想チャネルによって前記共生ネットワークの中のプロセスに接続されることを特徴とする方法。
  • 請求項1の方法において、さらに呼び出しを発生するプロセスからなり、該呼び出しは、
    前記複数の独立型の交換機の一組を仮想の共生ネットワークにグループ化するステップ、
    前記複数の交換機の要求している交換機における呼び出しされた番号からなる呼び出しを受信するステップ、
    どの交換機が呼び出し数によって特定されるポートにアクセスされるためのデータを含むかを判定するステップ、
    識別された交換機が要求している交換機である場合は、要求している交換機内でデータをアクセスするステップ、
    識別された交換機が要求している交換機でない場合は、データ要求メッセージを識別された交換機へ送信し、識別された交換機の中の要求されたデータをアクセスし、要求している交換機へ要求されたデータを送信するステップ、
    その位置が要求しているプログラムに要求されたデータを、要求している交換機の中の要求しているプログラムに提供するステップ、
    及び識別されたポートへの接続の確立を制御する前記要求されたデータを使用するステップからなることを特徴とする方法。
  • 請求項8の方法が、さらに、呼び出しされた番号によって識別されたポートの新しい位置を反映するために、識別された交換機の中でデータを変更することによって、番号ポータビリティを提供するステップから構成されることを特徴とする方法。
  • 請求項8の方法がさらに、
    前記呼び出しが受信された入口ポートのための前記受け取られた呼び出しに入口プロセスを割り当てるステップ、
    出口プロセスを前記識別されたポートに割り当てるステップ、
    前記呼び出しの機能を実現するために、前記入口プロセスと前記出口プロセスの間の直接通信のために仮想チャネルを割り当てるステップ、から構成されることを特徴とする方法。
  • 請求項8の方法において、前記複数のポートの一つが、在宅勤務の端末への接続のためであることを特徴とする方法。
  • 請求項8の方法において、
    呼び出しを受信するステップは、複数回線空き選択グループに対する呼び出しを受信することから構成され、
    要求されたデータを、識別された交換機の中でアクセスするステップは、前記複数回線空き選択グループの利用できる回線に接続されたポートを選択するためのデータをアクセスすることから構成される、ことを特徴とする方法。
  • 請求項8の方法において、トランクのグループが、前記仮想の共生ネットワークのポートによる使用に専念されることを特徴とする方法。
  • 請求項13の方法において、前記トランク・グループの異なるトランクが、前記複数の独立型の交換機の少くとも2つを着信し、前記独立型の交換機の一つにトラブルが存在しても、信頼できるサービスが得られることを特徴とする方法。
  • 請求項1の方法においてさらに一組の前記複数の独立型交換機内で呼び出しを径路指定するプロセスからなり、該プロセスは 複数の独立型交換機の組を共生ネットワークへグルーピングし、共通の宛先を有する前記共生ネットワークの複数の交換機のトランクを単一のトランクグループへグルーピングするステップ、
    前記複数の交換機の組の一つの入力ポートにおける前記呼び出しを受信する事に応じて、前記呼び出しに対して、前記複数の交換機の一つから前記呼び出しを指定することに先立って、トランクグループを選択するステップ、
    ネットワークの交換機のいずれかの上に前記トランクグループの利用できるトランクを選択するステップ 前記選択されたトランク上に前記呼び出しの前記入口ポートからの前記呼び出しを径路指定するステップを有する方法。
  • 請求項15の方法において 前記複数の独立型の交換機の一組を共生ネットワークにグループ化するステップ、
    共通の相手先を備えている共生ネットワークの複数の交換機のトランクを一つのトランク・グループにグループ化するステップ、
    前記呼び出しの受信に応答して、前記呼び出しの経路指定ためにトランク・グループを選択するステップ、
    ネットワークの任意の交換機の前記トランク・グループの利用できるトランクを選択するステップ、
    前記呼び出しの入口ポートからの前記呼び出しを前記選択されたトランクを渡って経路指定するステップとから横成されることを特徴とする方法。
  • 請求項15の方法において、利用できるトランクを選択するステップが、
    共生ネットワークのどの交換機が、選択されたトランク・グループの中のトランクの利用可能性に関するデータを維持するかを判定するステップ、
    判定された交換機が入口交換機と同じものである場合は、前記入口交換機の中で利用できるトランクを選択するステップ、
    判定された交換機が前記入口交換機でない場合は、前記判定された交換機に前記トランク・グループの利用できるトランクの識別を要求するメッセージを送出するステップ、
    判定された交換機の中の前記トランク・グループの利用できるトランクを選択するステップ、
    メッセージを前記入口交換機に送出するステップであって、前記メッセージは前記利用できるトランクの識別を含んでいるステップとから構成されることを特徴とする方法。
  • 請求項17の方法において、前記入口に交換機を接続された前記選択されたトランク・グループの利用できるトランクを選択することに優先が与えられることを特徴とする方法。
  • 前記複数の独立型の交換機のセット内で呼を終端するプロセスを更に含み、
    前記複数の独立型の交換機のセットを共生ネットワークにグループ化し、
    共生ネットワークの入りトランクをグループ化することを含み、
    前記入りトランクは前記共生ネットワークの複数の交換機に終端し、前記ソースでの1つのトランクグループ内への前記共生ネットワークの外の共通ソースを有し、前記共通ソースにおける呼の受信に応答して前記共通ソースで前記1つのトランクグループを選択しており、
    前記共生ネットワークの交換機の受信したものでの前記呼を受信し、
    前記呼の終端用交換機を決定するため、共生ネットワークの交換機の受信したものと他のものとの間のデータメッセージを交換し、そして 前記交換機の受信したものから前記呼の終端用交換機へ前記共生ネットワーク内の呼をルート付けする請求項17の方法。
  • 前記呼のルート付けは、前記独立型交換機のどれが他の交換機を識別するデータを含むかを決定し、
    該データを含む交換機に問合せ、そして 前記他の交換機の識別からなる応答を受信している請求項19の方法。
  • 請求項1の方法がさらに、前記複数の独立型の交換機の一組内で複数の関係しているボタン電話端末を制御する方法であって、前記複数の関係する電話端末は複数の前記交換機に接続されていて、
    前記複数の独立型の交換機の一組を共生ネットワークにグループ化するステップ、
    前記複数の関係する電話端末の回線または入りトランクの呼び出しの前記交換機の一組の第一の交換機での受信に応答して、第一のディスプレイ制御データ・メッセージを、前記電話端末の前記の一つに接続された前記交換機の一組の第二の交換機に伝送して、前記電話端末の前記の一つのディスプレイを制御するステップ、
    前記交換システムの前記第二の交換機の中で前記第一のメッセージの受信に応答して、前記交換システムの前記第二の交換機からのディスプレイ制御メッセージを前記電話端末の前記の交換機に送信するステップ、
    前記交換機の一組のいずれかの中の前記電話端末の一つから、前記呼び出しに応答する要求を表示するメッセージの受信に応答して、前記交換機の前記第一の交換機に要求を送信して、前記回線または入りトランクから前記電話端末の前記の一つへの接続を確立するステップ、
    前記入りトランクから前記電話端末の前記一つへの接続を確立するステップ、から構成されることを特徴とする方法。
  • 請求項21の方法において、
    追加のボタン電話端末が追加の交換機に接続されていて、前記追加の交換機が前記共生ネットワークの外部にあって、
    第一のディスプレイ制御データ・メッセージを送ることが、第一のディスプレイ制御データ・メッセージを前記追加の交換機に伝送することから構成され、
    ディスプレイ制御メッセージを伝送するステップが、ディスプレイ制御メッセージを前記追加の交換機から前記追加のボタン電話端末に伝送するステップから構成され、
    前記交換機の内の前記第一の交換機に要求を伝送するステップが、
    前記呼び出しに応答するための要求を表示するメッセージの、前記追加の電話端末からの受信に応答して、前記交換機の前記第一の交換機に要求を送信して前記入りトランクまたは回線から前記追加の交換機へ接続を確立するステップから構成され、
    前記追加の交換機の中に前記追加のボタン電話装置への接続を確立することを特徴とする方法。
  • 請求項1の方法が、さらに、前記複数の独立型の交換機の一組内に複数の関係するボタン電話装置を制御する方法であって、前記複数の関係する電話端末は前記複数の交換機に接続され、
    前記複数の関係するボタン電話装置のポートから構成される一組のポートを、仮想の共生ネットワークにグループ化するステップ、
    前記複数の関係する電話端末の入りトランクまたは回線の呼び出しの前記交換機の第一の交換機での受信に応答して、第一のディスプレイ制御データ・メッセージを、前記電話端末の前記の一つに接続された前記交換機の第二の交換機に伝送して、前記電話端末の前記交換機のディスプレイを制御するステップ、
    前記交換システムの前記第二の交換機の前記第一のメッセージの受信に応答して、前記交換システムの前記第二の交換機から前記電話端末の前記交換機まで、ディスプレイ制御メッセージを送信するステップ、
    前記交換機のいずれかの中の前記電話端末の一つからの、前記呼び出しに応答するための要求を表示するメッセージの受信に応答して、前記交換機の前記第一の交換機に要求を送信して、前記入りトランクまたは回線から前記電話端末の前記一つに接続を確立するステップ、
    前記入りトランクまたは回線から前記電話端末の前記一つに接続を確立するステップとから構成されることを特徴とする方法。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    この発明は、電話局間の電気通信呼び出しを確立するための改善された方法と装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    電気通信ネットワークにおける最近の傾向は、被呼側の顧客が、その顧客をサービスする交換機を直接指定するディレクトリ番号によって指定されているといった、2人の顧客の単純な接続以上のことを必要とするタイプのますます多くの機能とサービスに対する需要である。 例えば、800番台の任意の番号を従来の交換機指定のされた番号に変換するデータベースによって被呼加入者の位置を指定する800番のサービスや、所定のディレクトリ番号が多くの位置でエージェントによってサービスされる大きな自動負荷分配システムへの呼び出しや、第一の番号が呼び出されるがその呼び出しは自動的に第二の番号へ転送される呼び出し転送を特徴とする複合セントレックス、呼び出しが2台または3台以上の電話機のいずれか早く応答した方で完了される共有ディレクトリ・サービス(例、自動車電話と家庭電話またはボタン電話装置のグループ)、ある相手先への出接続呼またはあるソースからの入接続呼だけが完了される選択呼び出し、等々。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    これらの状況の多くは、多機能ネットワークや進歩した多機能ネットワークの使用を通して取り扱われ、これらのネットワークは、呼び出しを適切に転送するのを手伝う多くの交換機によって共有されたデータベースに依存している。 あるクラスの全ての呼び出しのデータベースをアクセスするための要求は、信頼できるデータベースを維持する際と、そのようなデータベースの照会のために全ての呼び出しが遅れる際に、問題となる。 非常に信頼できるサービスのための要求に応じようとする際や、また、一つの交換機内で必ずしも能率的に利用されない音声認識システムのような高価なリソースを利用する際に、別の種類の課題に遭遇する。
    【0004】
    交換機の限界は、交換機の容量、一つの位置の中で都合よく集めることのできるトラフィック、特定の地理的な領域の電話顧客の関係する社会の程度、によって通常判定される。 特定の顧客に対して、関係する社会は一つの地理的な区域よりも拡張されることがある。 この大きさは、効率的な交換機間通信に適当でないかもしれない(トランク・グループの大きさが小さすぎることがある)。 また、交換機や音声認識システムに対する専用のデータベースのような高価なリソースの効率的な利用にも適当ではない。 あるいは、運用管理や保守システムの効果的な展開にも適当ではない。 (交換機は、最近の複雑な運用、管理、保守(OA&M)システムを正当化するには小さすぎるかしれない。)
    【0005】
    従来技術の課題は、交換システムの大きさが、複雑なサービス要求にもかかわらず最も経済的なサービスを与えるための他の要因と合致しないことがあることである。
    【0006】
    【課題を解決するための手段】
    共生ネットワーク、即ち、接続された顧客と接続された公衆交換電話ネットワークの両方を含めた外部の世界には単一の交換機として見える相互接続された交換機の集団、の使用を通して上記の課題はかなり軽減され、先行技術以上に進歩が得られる。 各発信顧客と各入接続呼とに提供された機能と、各被呼側の顧客または各出接続呼とに提供された機能との見解の観点から、集団のメンバー間の通信は、単一交換機のデータベースのような交換機内情報と通常みなされるものをアクセスするための交換機間の信号、あるいは集団の交換機間の呼び出しの制御プロセス、の使用を通してまるで交換機内通信であるかのように取り扱われる。
    【0007】
    仮想の共生ネットワークは、複数の交換機に接続された加入者の所定の部分に共生ネットワークの効果の大部分を提供しようとする。 典型的に、そのような仮想の共生ネットワークを通して関係させられる加入者の部分は、単一の顧客、例えば、その回線が地理的に異なる位置の多くの交換機でサービスされる大領域のセントレックスの顧客、の回線である。 仮想または現実のデータ回線は、一つの交換機からのアクセスを別の交換機のデータに提供するために、データ回線が共生ネットワークの間で提供され使用されるのと本質的に同じ方法で、仮想の共生ネットワークの交換機の中で提供される。 しかし、仮想の共生ネットワークの交換機間の音声接続は、公衆交換電話ネットワークを通して、従来のトランク接続を通して、あるいは、これらの交換機間の顧客に専用の接続を通して、接続される。
    【0008】
    この発明の一つ様相に従うと、呼び出しが共生ネットワークの一つの交換機内で受信されて、呼び出しが別の交換機内で着信されることになっているとその交換機が認識した場合、第一の交換機は、その着信番号をサービスする着信側の交換機への接続を確立するのに先立って送信されるメッセージの使用を通して、着信側の顧客の翻訳情報をアクセスする。 メッセージはデータ・チャネルを渡って送出される。 そのようなデータ・チャネルの一例は、共通線信号方式システムのデータ・チャネルである。 そのような情報要求の結果として、第一の交換機が呼び出しが転送されることを見つけたり、呼び出しがいくつかの交換機にメンバーを持つ複数回線空き選択グループ相手であったり、あるいは、呼び出しがいくつかの交換機の中に内線を持つボタン電話装置の一部である電話機に対するものであったり、または、被呼加入者がビジーであり呼び出し転送や通話中着信が起動されないことである。 第一の交換機が受信した情報に基づいて、ビジー信号を返却したり、またはその呼び出しを第二の交換機や他の交換機に確立したり、あるいは、その呼び出しをある交換機に確立してボタン電話装置のディスプレイの動作に必要な追加のメッセージを他の交換機へ送出することができる。
    【0009】
    この発明の別の様相に従うと、入口交換機に関係するのは一つの制御プロセスだけであり、また、共生ネットワーク内の呼び出しに対して出口交換機と関係するのは一つの制御プロセスだけである。 制御されるプロセスは、共生ネットワークを残りの電気通信ネットワークと接続する、いずれの電話機やトランクにも行かない接続の端末を制御するためにだけ使用される。 共生ネットワーク内の交換機間の接続は、共生ネットワーク接続の両端から制御されることを条件として、これらを実際上は一時的に釘付けされた接続(すなわち恒久的接続)として取り扱うことによって確立される。 共生ネットワークの交換機間の通信経路の各端の状態を制御するために何の制御プロセスも要求されない。 その制御は、発信側の電気通信端末または入トランクに接続された発信プロセスまたは入りプロセスに、また、着信側の電気通信端末または出トランクに関係した着信プロセスまたは出プロセスに、存在するからである。 仮想の共生ネットワークに対して、主要な制御は接続の結末の2つのプロセスに留まる。 しかし、公衆交換電話ネットワークのトランクを渡る接続を制御するために中間のプロセスを使用することができる。
    【0010】
    この発明の別の様相に従うと、音声認識装置のような高価なリソースは、この装置を交換機ごとに用意しなくても共生ネットワーク内で提供することができる。 各交換機は、発信側プロセスまたは入プロセスの制御の下に、あるいは、着信側プロセスまたは出プロセスの制御の下に、共用リソースへの接続の確立を制御することができる。
    【0011】
    この発明の一つの様相に従うと、呼び出しが集団の一つの交換機に入ると、その交換機はその呼び出しのビジーまたはアイドル情報を直接アクセスする、あるいは、被呼側の顧客をサービスする交換機に照会を送出する。 被呼側の顧客がビジーでしかも通話中着信サービスを有していない場合は、始めに呼び出しを受信した交換機を通してビジー音が返却される。 呼び出しがその呼び出しの両端の交換機だけによって制御される状況と比較して、集団内の接続の制御は集団の交換機の間で共有される。
    【0012】
    この発明の別の様相に従うと、共生ネットワークの中のいくつかの交換機のトランクであって共通の相手先に接続されたトランクは、大きな単一トランク・グループのメンバーとなって、一つの交換機の中でトラブルを解決するための多様性と大きなトランク・グループの効率の両方を提供する。
    【0013】
    在宅勤務の進展は、共生ネットワークを持つことを望ましいとする重要な要因である。 すなわち、共生ネットワークはまるで一つの交換機、即ち仮想の共生ネットワークであるかのように動作する。 そのようなネットワーク手段の存在は、そのネットワークによってサービスされる任意の電気通信端末への回線を、まるで大きな顧客をサービスしているセントレックスの一つの内線であるかのように取り扱うことができることを意味する。 同様に、共生ネットワークまたは仮想の共生ネットワークの異なる交換機によってサービスされる複数の位置を有するそのような大きな顧客が、まるで彼らが全て一つの交換機からサービスされるかのように、即ち、まるで彼らが一つのセントレックスであるかのように実質的に取り扱われる電気通信端末を持つことができる。
    【0014】
    一つの特定の応用として、上司のグループをサービスしている秘書のグループはボタン電話装置に通常接続される。 これはセントレックスの一部であってもよい。 秘書がその上司を効果的にサービスするために、秘書はどの電話端末が現在ビジーかまた現在呼び出し中かを示すディスプレイを必要とする。 それによって、入って来る電話に応答し、外に電話をかけている場合は、他の誰も同じ出接続中の電話回線を使用しないことを確認することができる。 共生ネットワークまたは仮想の共生ネットワークがこの上司/秘書グループをサービスする場合は、電話機のディスプレイは継続的にアップデートされる。
    【0015】
    この発明の一つの機能に従うと、電話端末は、たとえそれがネットワークの一部ではない交換機に、すなわち、公衆交換電話ネットワークを通してトランクによって共生ネットワークに接続された交換機に、接続されたとしても、実際上はまるで共生ネットワークに接続されたように扱うことができる。 実際上その回線は、他の端末をサービスする主要な共生ネットワークの拡大である仮想の共生ネットワーク上にある。
    【0016】
    【発明の実施の形態】
    図1は先行技術での呼び出しの処理を示し、図2はこの発明の原理に従った呼び出しの処理を示す。 共生ネットワークは、ネットワークに接続された任意の回線またはトランクから、ネットワークに接続された他の任意の回線またはトランクへの全ての呼び出しを、まるでそれが一つの交換機に接続された任意の回線またはトランクから、同一の交換機に接続された他の回線またはトランクへの呼び出しであるかのように取り扱う、一つの交換機であるかのように動作する。 そのようなネットワークでは、入トランクまたは発信側の回線に接続された交換機が呼び出しを確立するために必要な全ての情報にアクセスを持ち、また、出トランクまたは着信側の回線に接続された交換機に同じアクセスを与えることが望ましい。 回線とトランクは、交換機のポートで各々終端されている。
    【0017】
    図1は、先行技術での呼び出し処理を図示しているブロック図である。 3つの交換システム(交換機)、S1、S2、S3が、図1の中で示される。 トランクグループT12は交換機S1とS2を接続し、T23はS2とS3を接続し、Tl3はS1とS3を接続する。 S1に接続された入りトランク11と発信側回線10は、発信プロセスまたは入プロセスによってサービスされる。 ここで以下のの説明を明確にするために、入口プロセスとして参照されるものをあげる。 発信呼または入接続呼が交換機S3に着信する呼び出しとして認識される場合には、出口プロセスは、交換機S1の中で確立され、トランク・グループT13の一つのトランクのS1側から呼び出しを制御するために使用される。 3台の交換機はすべてデータ・ネットワーク6に接続され、交換機間で信号メッセージを通信するために使用される。
    【0018】
    交換機S1が交換機S3で着信する呼び出しを確立することを望むときには、交換機S1は、その呼び出しのために選択されたトランクとその呼び出しを着信する当事者とを識別するデータ・メッセージを、S3に送信する。 それから、交換機S3は、トランク・グループT13から選択されたトランクの他端と関係する入口プロセスを確立する。 S3はこれを入接続呼として処理し、S3は、例えば、着信する回線30に接続を確立し、その着信する回線を、S3内の接続の着信端末を制御するために出口プロセスと関係付けする。
    【0019】
    プロセスは、呼び出しの一部を制御するために必要なすべての情報を記憶するために使用されるメモリーのブロックであって、また、この情報を解読し、それにしたがって呼び出しを制御するために必要なソフトウェアでもある。 AT&Tネットワーク・システムによって製造される、5ESS○交換機のようなシステムは、交換機内の全ての呼び出しのための入口プロセスと出口プロセスを有している。 入口プロセスは入り機能または発信側機能を実行し、出口プロセスは着信プロセスまたは出プロセスを実行する。 (前に示したように、入口プロセスと出口プロセスは、実際に2つの異なる種類のプロセスを表すことがある。)
    【0020】
    回線とトランクは、交換システムのポートに接続される。 各入口またはプロセスはポートと関係させられて、そのポートに対する呼び出し処理を制御する。
    【0021】
    図1はまた、先行技術の原理に従った呼び出しを図示する。 呼び出しは、その回線が3つの交換システム、S1、S2、S3に渡って広がったセントレックスのようなグループに対するものである。 先行技術の原理に従うと、図1で図示したように、この呼び出しは呼び出しの発信者に近い交換機S1の中で受信されることもある。 交換機S1は着信回線(30)をサービスしないし、回線30が位置する場所を判定するのに必要な情報を持たない。 その代わりに、着信側のセントレックスの回線を直接あるいは間接的にアクセスするために交換機S2を使用することができるという情報を持っている。 したがって、交換機 S1は交換機S2への呼び出しを確立して、実質的に、交換機S1は 接続の中で中継スイッチとして動作する。
    【0022】
    交換機S2は、セントレックスの全ての回線の位置を示すテーブルを備えている。 交換機S2が呼び出しを受信するとき、このテーブルを調査して、要求された着信側の回線が交換機S3に位置する回線30であることを判定する。 したがって、交換機S2は交換機S3への接続を確立する。 再び、交換機S2は中継スイッチとして動作する。 この事例では、交換機S1と交換機S2は、各々中継交換機として動作し、各々は入プロセスと出プロセスを使用して呼び出しの制御を行う。
    【0023】
    最後に、呼び出しが交換機S3に到達すると、後者は呼び出しを入りトランク(交換機S2からの入力)から受信して、呼び出しは交換機S3の回線30に対して振り向けられる。 したがって交換機S3の方から見ると、これは入接続呼であって、入りトランクに関係した入プロセスと、被呼側の回線30に関係した着信プロセスによって制御される。
    【0024】
    交換される呼び出しのためのこの配置の特性に注意のこと。 各交換機は、どの回線とどのトランクが利用できるかまたどれがビジーかを示す、それ自身のデータベースとそれ自身の状態情報に頼る。 そして、各交換機は、その交換機での呼び出しの設定の十分な制御を備えている。
    【0025】
    図2は、図1に一般形式は類似しているが、独立した交換機として動作する交換機S1、S2、S3と、共生ネットワークとして一緒に動作している交換機S1、S2、S3との間の差異を図示する。 交換機は、通信リンク・グループC13、C12、C23によって接続される。 共生ネットワークの交換機の全面的な制御下にあるこれらのグループの通信リンクは、最も基礎的な通信信号伝送機能だけを提供するために単純化することができる。 この説明の目的のために、「交換機」という用語は、内部蓄積プログラム制御プロセッサーと、その交換機でサービスされる回線と、その交換機でサービスされるトランクと、共生ネットワークの他の交換機への通信リンクとを相互接続させるための通信ネットワークとをもつ独立型の交換システムを意味する。
    【0026】
    入トランク11と着信側の回線30との間の接続は、交換機1の中の入口プロセスと、交換機3の中の出口プロセスを一つづつだけ備えている。 交換機1の中の出口プロセスと交換機3の中の入口プロセスは、制御されるプロセスによって置換されている。 共生ネットワーク5内の通信パスの各端は、通信パスを維持するのに必要な最も基礎的な情報だけを含む制御されるプロセスに関係させられる。 入口プロセスと出口プロセスは、呼び出しのための全ての制御機能を実行し、制御されるプロセスを確立したり、必要に応じて終了させる。 補助のプロセスは、多機能な周辺装置IP24への接続になお関係させられる。 制御されるプロセスは、共生ネットワーク内の通信パスの両端を制御するためにだけ存在する。
    【0027】
    図1の配置で呼び出しを確立するプロセスを図2の配置を使用するプロセスと比較する。 図2はこの発明の原理に従って呼び出しが設定される。
    【0028】
    図1と図2の交換機は、全プログラム制御の交換機である。 このことは、プロセッサー33を含む図2の交換機S3の中で示され、この交換機は順にメモリ34を含む。 メモリは、交換機の動作を制御するためのプログラムを含み、交換機のためのポートと経路指定についてのデータを含み、プロセスのようなダイナミックなデータを含む。 プロセスと回線またはトランクとの間の図2の回線セグメントは、プロセスによって実行される制御を表し、回線またはトランク上のプログラムの制御の下に動作する。
    【0029】
    発信プロセスまたは入プロセスは共生ネットワークの呼び出しの片端を制御するために割り当てられ、着信プロセスまたは出プロセスは共生ネットワーク接続の他端を制御するために割り当てられる。 プロセスは、先行技術の中で一つの交換機内で相当するプロセスと完全に類似している。 後に説明するように、これらのプロセスは、これの対応するものが一つの交換機の中で行うように、共生ネットワークの中で同じ機能を実行する。 ただし、これらの機能を実行する方法は、データ・メッセージのアクセスに、制御メッセージと、データ要求メッセージと、データ応答メッセージとを、共生ネットワークの個々の交換機の間で送出することを要求する点を除く。
    【0030】
    呼び出しはまた、交換機S1で受信される。 しかし、交換機S1は交換機2に呼び出しを単に渡す代わりに、呼び出しが着信されることになっている場所を判定するために交換機S2に問合せする。 交換機S1は、それ自身のデータベースから、着信番号が、その記述テーブルが交換機S2の中で見つけられることになっているセントレックスの番号であることを事前に判定している。 交換機S2から得られた情報に応答して、交換機S1はいまや、呼び出しが交換機S3で着信されることになっているのを知っている。 それから、呼び出しの入プロセスの制御の下に、交換機S1は、着信回線の装置位置を判定するために、そして回線がビジーかどうかを判定するために、交換機S3をチェックする。 「ビジー」試験はこの場合、回線が通話中着信サービスを備えているかどうかのチェックを含んでいる。
    【0031】
    通話中着信サービスを有する回線は、その回線がすでに待ち合わせしている呼び出しを持っていないかぎり、ビジーとはみなされない。 回線がビジーでない場合は、交換機S1は、同じ信号メッセージまたは次の信号メッセージを通して、その回線を捕捉してビジーと表示することを命令して、介入してくる呼び出しがその回線で完了されないようにする。 それから交換機S1は、交換機S1と交換機S3を相互接続させるための設備を選択するプロセスを制御する。 通信パスが交換機S1と交換機S3の間で利用できる場合には、これらの通信パスの一つが捕捉されて、交換機S1は、交換機S1内で入トランクと通信パスとの間に、また交換機S3内で通信パスと着信回線の間に、接続が確立されるように命令する。
    【0032】
    その代わりに、着信側の電話端末が呼び出し信号に応答するまでパスが予約され、その後、予約したパスが確立される。 交換機S1と交換機S3の間で、そのようなパスがビジーのため通信パスが利用できない場合には、交換機S1は、別の交換機を通して交換機S3に接続を確立する可能性を調査する。 この場合、交換機S1は交換機S2に通信パスを通して利用できるアクセスを持ち、交換機S3とS2を接続している通信パスの利用可能性に関する情報を交換機S3に照会する。 (そのような情報は交換機S3から、例えば被呼側の回線30が利用できるという応答とともにそれ以前に返答されることがある。)それから、交換機S1は交換機S2に命令を送信して、交換機S1とS2を接続しているC12の中の通信パスと、交換機S2と交換機S3を接続するC23の中の通信パスとの間の監視されない接続を確立する。 交換機S2の中のこの接続は、交換機S1の中の入トランクと交換機S3の中の着信回線とに関係したプロセスだけの制御の下にあり、これらのプロセスの一つからの要求に答えてだけ切り離される。 (これは標準状態であり、さらに、トラブルの場合に、監視プログラムと技巧的な要求が接続を解放することができる。)
    【0033】
    それから、交換機S1は、交換機S3に(回線30のビジー試験と、この回線が利用できるという認識と、交換機S1から入プロセスによって要求された呼び出しのために捕捉しなければならないという認識とに続いて、直接の要求を通してまたは、交換機S3で起動させられた着信プロセスになされた要求を通して)パスを確立する際に協働するように要求する。 着信プロセスは、応答を監視して、交換機S1の入プロセスに応答メッセージを伝送する。 交換機S3は、被呼者の切断を検知すると、交換機S1にメッセージを渡して、交換機S1から回線30を切断することによって起呼加入者の切断メッセージに応答する。 入口プロセスと出口プロセスは、これらのプロセスの間に設定され、データ・ネットワーク6を渡って送信される仮想チャネル52を通して通信する。
    【0034】
    共生ネットワークの利点の一つは、共生ネットワークを残りの公衆交換電話ネットワークに接続するトランク・グループの大きさを非常に大きく作ることができるということである。 実際上は、共生ネットワークから別の相手先へのすべての出トランクは、そのような相手先の一つは複数の交換機から構成される完全な共生ネットワークであってもよいが、トランクの空き選択目的のために一つのトランク・グループに結合することができる。 同様に、一つのソースからの入トランクは、そのようなソースの一つは完全な共生ネットワークであってもよいが、トランクの空き選択目的のために一つのトランク・グループを形成することができる。
    【0035】
    任意の出トランクの相手先交換機は、何が共生ネットワークへの入トランクであるかをソース交換機の信号システムに知られていなければならないので、一つの信号受信側が共生ネットワーク内の正しい交換機にトランク・アドレスに基づいて信号メッセージを転送しないかぎり、ソース交換機はグループ内で各々そのような出トランクの相手先交換機を知っていなければならない。 図2の中で、共生ネットワーク5の外部の交換機S4は、交換機S1とS3からそれぞれ出トランク14と31に接続される。 ここでトランク14と31は、トランク空き選択目的のための一つのグループ51の一部である。 同様に、入トランク11と32は交換機S4から交換機S1とS3にそれぞれ接続されて、これらの2つのトランクは交換機S4におけるトランク空き選択目的のための単一グループ41の一部である。
    【0036】
    図2は、データと制御メッセージを交換する目的でデータ・ネットワーク6によって相互接続している共生ネットワークの交換機を示す。 この一般化されたネットワークは、交換機間の大量のメッセージを取り扱うための複数の専用のリンクおよび/あるいは専用の副交換機を有している。 共生ネットワーク接続の入口プロセスと出口プロセスは、仮想チャネルを使用しているデータ・ネットワークを渡って都合よく通信する。
    【0037】
    上記の例は、呼び出しがまるで一つの交換機の中でサービスされたような、共生ネットワークによってサービスされる全ての呼び出しを取り扱うためのこの実施例の中でこの発明によって使用される多くの原理を図示する。 情報が交換機の中で利用できないが、他の交換機で利用できる場合は、この発明に従うと正規のプロセスは第二の交換機に情報の要求を送出することになっている。 照会は共通線信号方式メッセージによって実行され、それによって、制御しているプロセスは、共生ネットワークが一つの交換機である場合に交換機内で直接得る情報を、獲得する。 さらに、一つの発信プロセスまたは入プロセスと、着信プロセスまたは出プロセスとが、制御を一群の入プロセスと出プロセスを通して中継する代わりに、呼び出しを制御するために使用される。 第三に、共生ネットワークの交換機を相互接続している通信路は単純なパスであって、中継呼び出しを制御するために必要な通常の信号情報を必要としない。 その信号は、発信プロセスまたは入プロセスを含む交換機と出プロセスまたは着信プロセスを含む交換機の間に交換されることだけを必要とする。
    【0038】
    ある種の呼び出しに対して、発呼者または被呼加入者からの情報を収集するために、多機能な周辺装置24(IP24)のような装置を着呼へ一時的に接続することが必要なことがある。 そのような多機能な周辺装置は、発呼者へのプロンプトに応答して発呼者から音声情報を受信して、おそらく接続を制御するために他の交換機へデータ・メッセージによる伝送のためにこの音声をデータに変換する、音声認識装置である。 多機能な周辺装置は比較的高価であるので、音声認識装置の場合のように、複数の個別の音声認識装置に対して共通制御が使用される場合特に、それら周辺装置がネットワークの交換機ごとに接続されることはない。 そのような多機能な周辺装置が呼び出しに接続されなければならない場合には、その多機能な周辺装置への別々の接続が、この場合はトランク・グループT12のトランクの一つを通して確立される。 接続は、トランク・グループT12の中で選択されたトランクの一方の側に接続された交換機S1の、起動側の入口プロセスと出口プロセスの制御の下にある。 交換機S2の入口プロセスはそのトランクの別の側に接続され、S2の補助プロセスが多機能な周辺IP24を制御する。 この場合も他と同様に、入口プロセスと出口プロセス、あるいは、入口プロセスと補助プロセスは、交換機内のあらゆる接続に関係していることに注意のこと。
    【0039】
    呼び出しの確立に先立ち、発呼者に通知を提供して発呼者による言語コマンドを認識することが必要だったと想定する。 さらに、プロンプト装置と音声認識装置が高価すぎるために交換機1の中で利用できなかったと想定する。 先行技術(図1)の中で、呼び出しは、例えばそのような装置を利用できる交換機2のような交換機を通して接続されていた。 この発明の原理に従うと、これは必要でない。 その代わりに、プロンプトを実行して発呼者によって発言されたコマンドを認識するのに要求される継続時間の間に、交換機S1と交換機S2の間に接続が設定される。 この行為は交換機S2の補助プロセスの制御の下にあり、コマンドが認識されたあと、交換機S2は何のコマンドが発呼者から供給されたかを示すメッセージを、共通線信号方式ネットワークを通して送出する。 これは、交換機S1内でそのような装置(この場合存在しない)に接続を設定して、音声処理装置を制御する補助プロセスを、制御している入プロセスと出プロセスとに交換機S1内で通信させるのと、等価である。 音声処理装置はこの呼び出しにもはや必要とされない。 交換機S1と交換機S2のその通信パスへの接続が、発呼者を音声処理装置に接続させることができるので、交換機S1と交換機S2の間の通信パスは解放することができる。 以下に論議されるように、多機能な周辺装置はこの共生ネットワークの外側の交換機または共生ネットワークに接続されることがある。 入口プロセスと補助プロセスは、これらのプロセスの間に設定されたデータ・ネットワーク6を渡って送信される仮想チャネルを通して通信する。
    【0040】
    いくつかの事例の中で、共生ネットワークの交換機はかなり地理的に近接していることがある。 それから、交換機の間に、例えば一つの交換機から他の交換機に予備用クロックを提供するために非常用リンクを提供することは可能でありかつ望ましい。 同様に、予備のデータ・リンクを別の交換機のデータ・リンクの使用を通して提供することができる。 E911非常時サービスへの非常時アクセスは、共生ネットワークの別の交換機を通して発送することができる。
    【0041】
    図3は、共生ネットワークがどのように動作するかを広く説明する。 実行ブロック200は、呼び出しが入トランクで受信されたことを示す。 呼び出しがこの共生ネットワークにとって中継であるかどうか、即ち、入トランクで受信した呼び出しで指定される相手先が、共生ネットワークの外部の交換機に接続された相手先であであるかを判定するために、試験202が使用される。 試験202の結果がこれが中継呼び出しでない、すなわち、呼び出しが共生ネットワーク内で着信されることを示す場合には、翻訳データが着信番号に対してアクセスされる(実行ブロック204)。 このタイプのデータ・アクセスはさらに図4に関して記述される。
    【0042】
    次に、着信番号に関係する回線は、通話中着信サービスに対するチェックを含むビジーを試験される。 ここで、「ビジー」とは「ビジー」および一つの通話中着信とを意味する(試験206)。 ビジー試験は、共生ネットワーク内で使用される一般の種類のデータ・アクセスの別の事例である。 回線がビジーでない場合は、被呼側の顧客に接続が確立される(実行ブロック210)。 接続は直接でもよいが、通話中着信の場合は予約することもできる。 この種類の接続は、図6に関して説明される。 回線がビジーの場合、この場合は入トランクに接続された交換機から直接ビジー音が返答される(実行ブロック208)。
    【0043】
    着信番号に対する翻訳情報を獲得するプロセスは、図9に関して記述されるように、複数回線空き選択グループの中で利用できる回線を空き選択することを含むことがある。 この場合、翻訳情報は、選択された利用できる回線のためにデータ(または利用できる回線がない場合はビジー表示)を含む。
    【0044】
    これが中継呼び出しである場合は、出トランクのための空き選択が実行される(実行ブロック212)。 図8に関して説明されるように、この空き選択は共生ネットワークの任意の出トランクを含むことができる。 最後に、入トランクと出トランクの間に接続が確立される(実行ブロック214)。 この接続の確立プロセスは、図8に関して記述される。
    【0045】
    図4−9は、先行技術の単純な交換機内の機能と比較して、共生ネットワーク機能がいかに実行されるかを説明するフローチャートである。
    【0046】
    図4は、単純なデータ・アクセスのサブルーチンを図示する。 サブルーチンは、データ・アクセス要求の発生から始まる(実行ブロック300)。 それから、要求されたデータを含む交換機の識別が判定される(実行ブロック302)。 共生ネットワークの中で、どの交換機が必要とするデータを備えているかを直接的または間接的に判定するために必要な情報を、各交換機が含むことが必要である。 例えば、データ・アクセス要求がビジー試験である場合には、各交換機は、どの交換機が各ディレクトリ番号の端末をサービスするかを示す情報を持たなければならない、あるいは、特別の場合には、その情報を持つ別の交換機またはデータベースを識別する情報を持たなければならない。 (後者が真実である場合は、その交換機の効果的な判定は、データをアクセスするための図4のサブルーチンに似た別のサブルーチンである。)その交換機が判定された場合は、要求されたデータを持っている交換機がデータ・アクセス要求を生成した交換機と同じものであるかどうかを識別するために、試験304が使用される。 そうである場合は、データは先行技術の原理に従ってアクセスされ、データ・アクセス・サブルーチンは要求しているプログラムに戻る。
    【0047】
    識別された交換機が、データ・アクセス要求を生成した交換機でない場合には、データ要求メッセージは識別された交換機に伝送される(実行ブロック310)。 このデータ・メッセージは、要求している交換機の識別や、要求しているデータ・サブルーチンに返送メッセージを関係づけるための要求番号のようないくつかのリンクや、データを要求している交換機の識別を含んでいる。 データ要求メッセージを受信する交換機は、そのフローチャートが図5で示されるプログラムを実行して、要求している交換機で受信されるメッセージを返却する(実行ブロック312)。 応答メッセージが受信されると、サブルーチンを要求しているデータは、データを要求しているプログラムに戻る。
    【0048】
    好ましい実施例の中では、局データの特定のセグメントは概して一つの交換機の中に記憶されていてそこから他の交換機によりアクセスされる一方、交換機間のデータ・アクセス動作の数量を削減するためにそのようなデータの複製を作成することも可能である。 交換機間のデータ・アクセスが比較的遅くてかつ余分なメモリが比較的安価の場合には、これが望ましい。 そのような複製されたデータを継続的にアップデートするのに必要なリソースのコストは高価なので、呼処理データのようなダイナミックなデータは、一般に複製を取ることはできない。
    【0049】
    図5は、交換機がデータ要求メッセージを受信し(実行ブロック400)、要求されたデータをアクセスし(実行ブロック402)、要求されたデータを要求している交換機に送信する(実行ブロック404)ときに発生することを図示する。 返送メッセージの中には、その返送メッセージを要求しているサブルーチンと関係づけるための識別がある。 これは以前に論議されている。
    【0050】
    図6は、共生ネットワーク内で接続を確立する一般的なプロセスを図示する。 入口ポートと出口ポートを接続するために要求が生成されるとき、このプログラムが始まる。 (実行ブロック500)。 入口ポートは、発信側回線または入トランクに接続されている。 出口ポートは、着信回線または出トランクのいずれかに接続されている。 それから、入口ポートと出口ポートが同じ交換機にあるかどうかを判定するために試験502が使用される。 入口ポートと出口ポートが同じ交換機にある場合には、交換機内接続は先行技術の従来の方法で確立される(実行ブロック504)。 入口ポートと出口ポートとが同じ交換機にない場合には、入口ポートと出口ポートの間にパスが選択される(実行ブロック506、さらに図7で拡大される)。
    【0051】
    パスが選択されたあと、制御されるプロセスがそのパスの各通信リンクの各端末のために確立される(実行ブロック508)、そして、制御されるプロセスは入口プロセスと出口プロセスとにリンクされる(実行ブロック510)。 次に、必要ならば、その接続の各々の中間の交換機の接続が確立される(実行ブロック512)。 パスが入口交換機(入口ポートに接続される)と出口交換機(出口ポートに接続される)だけでなく、中間の交換機を含む場合にも、そのような接続が必要である。 最後に、入口交換機内で入口ポートと入口交換機の制御されるプロセスに接続されたポートとの間に、また、出口交換機内で出口ポートと出口交換機の中で制御されるプロセスに関係する通信リンクとの間に、接続を確立するために実行ブロック514が使用される。
    【0052】
    図7は、パスを選択するプロセスを図示する。 ブロック600は、入口ポートと出口ポートとの間に(あるいは、入口ポートと、補助プロセスに関係する多機能な周辺装置のような補助ポートとの間に)、パスが選択されることになっていることを示す。 入口交換機と出口交換機の間の通信リンクが利用できるかどうかを判定するために試験602が使用される。 利用できる場合には、利用可能な通信リンクの一つがこのパスのために選択される(実行ブロック604)。 入口交換機と出口交換機との間に利用できる通信リンクがない場合には、通信リンクの利用可能性データが、中間の交換機と遠くの交換機との間のリンクに対して要求される。 (このフローチャートの目的に対して、パスが選択されることを要求しているのは近傍の交換機である。)それから、通信リンクの利用可能性データは近傍の交換機の通信リンクの利用可能性データと比較されて(実行ブロック608)、共通の中間の交換機への利用可能な一対の通信リンクが選択される(実行ブロック610)。 この手順は、アメリカ特許第5,101,451号のリアルタイム・ネットワーク経路指定について記述された手順に非常に類似している。 共生ネットワークは、もちろんトールダイヤル・ネットワークより非常に単純のようである。 それで比較的少数の中間の交換機へのアクセス情報しか調査する必要がない。
    【0053】
    入口交換機と出口交換機との間に利用できる2つのリンク・パスがないという通常ではない事例では、遠端の交換機に利用できる2つのリンク・パスを持つ中間の交換機に対してリンクが選択されて、その交換機を近端側の交換機として使用して、ブロック606、608、610の動作が実行できる。
    【0054】
    共生ネットワークの利点の一つは、ネットワークのための出トランクが、共生ネットワークのすべての交換機の間で効率的に共用できるということである。 図8は、共生ネットワークから出トランクを選択するプロセスを図示する。 先行技術の原理に従うと、出トランクを選択する際の第一のステップは、呼び出しを相手先に対して経路指定するためにルート・インデックスを見つけることである。 ルート・インデックスは先行技術の中でよく知られていて、例えば、ベルシステム技術ジャーナル1964年9月号、p2542ー5、W. Ulrich他の「NO.1電子交換システムにおける翻訳」中で記述されている。 そのようなルート・インデックスは、トランク・グループの識別と別のルート・インデックスの識別を、そのトランク・グループが利用できない場合に、提供する。 複数のルート・インデックを連結することによって、非常に柔軟な経路指定構成を実行することができる。
    【0055】
    全ての交換ネットワークがルート・インデックスの正確なフォーマットを使用するわけではないが、柔軟な経路指定構成を持つために何らかの同等のものが必要とされる。 出接続呼を経路指定するための第一ステップとして、出接続ルートのためのルート・インデックスを判定することが必要である。 ルート・インデックスのトランク・グループが選択される(実行ブロック704)。 実行ブロック706は、選択されたトランク・グループからトランクを選択するための交換機を識別するために使用される。 トランク・グループの中からのトランク選択を容易にするために、この選択には一つの交換機が使用される。 この単一交換機は、どのトランクが選択するために利用できるかの記録を維持する。 それから、選択されたトランク・グループからトランクを選択する要求が、識別された交換機に送出される(実行ブロック708)。 それから、選択されたトランク・グループの中に利用できるトランクがあるかどうかを判定するために試験710が使用される。 ない場合には、試験712は、次のルート・インデックスがあるか、またはルート・インデックスは利用できるトランクが何もないことを単に示しているのか、また恐らく閉塞扱いを記述しているかを、判定する。 利用できるトランクが全くない場合には、要求している交換機に閉塞が報告される(実行ブロック714)。 次のルート・インデックスがある場合には、実行ブロック716が次のルート・インデックスのトランク・グループを選択するために使用され、実行ブロック706が再投入される。
    【0056】
    試験710の正の結果によって示されるように、選択されたトランク・グループの中でトランクが利用できる場合には、そのグループのいずれかのトランクが要求している交換機の中で利用できるかを判定するのに試験720が使用される。 正である場合は、要求している交換機の中でトランクが選択され(実行ブロック722)、選択されたトランクがビジーとマークされ(実行ブロック724)、選択されたトランクの識別が要求している交換機に報告される(実行ブロック726)。 選択されたトランク・グループと要求している交換機とから利用できるトランクがない場合には、選択されたグループの中で利用できるいずれかのトランクが選択されて(実行ブロック730)、実行ブロック724と726で以前に記述された行動が実行される。
    【0057】
    任意のトランクからのトラフィックはそのネットワークの任意の着信回線に容易に交換できるので、一つのトランク・グループのトランクは、相手先の共生ネットワークの複数の異なる交換機へ行くことができる。
    【0058】
    図9は、複数回線空き選択グループへの呼び出しのための出口ポートを選択するプロセス(実行ブロック800)を図示しているフローチャートである。 そのような複数回線空き選択グループは、例えば、特定の電話番号への呼び出しにサービスされた自動呼び出し分配器のグループのことがある。 最初に、その複数回線空き選択グループに対する出口ポートを選択するための交換機の識別を判定しなければならない(実行ブロック801)。 図8に関して前に議論したように、トランク・グループの中のトランクを選択するために一つの交換機が使用されるのと本質的に同じ理由のために、出口ポートを選択するために一つの交換機が使用される。 出口ポートを選択する要求が、識別された交換機に伝送される(実行ブロック802)。 識別された交換機は、出口ポートの識別と、その出口ポートが接続される交換機の識別とを応答する(実行ブロック804)。 それから、その出口ポートの交換機の中の出口ポートについて出口プロセスが確立され(実行ブロック806)、そして入口プロセスと出口プロセスがリンクされる(実行ブロック808)。
    【0059】
    共生ネットワークの有用性の一例は、共生ネットワークの複数の交換機に接続された端末を有する分配されたボタン電話装置である。 (図10)各ボタン電話機は、ある程度の他の電話機の状態(ビジー、アイドル、呼び出し中、保留)や入接続呼の表示を示すためのディスプレイを有する。 ボタン電話機も、入接続呼、会話への参加、呼び出しの切断、呼び出しの保留処理等を、端末がピックアップできるボタンやキーを有する。 最近のボタン電話装置では、電話端末はその接続された交換機への一つの通信経路を持ち、そのディスプレイを制御する信号を受信し、キーやボタンの操作または解放を表す信号を送信するための双方向データ・リンクを有している。 この目的は、電話端末に、少数の複数の等価に見える任意の回線上の呼び出しをピックアップさせ、これらの回線の状況を監視させることである。
    【0060】
    このようにして例えば、秘書は一人または二人以上の上司の電話を監視して、上司が応答しないとき呼び出しに応答することができる。 自律的なボタン電話装置は高価であるが、ボタン電話サービスと等価のものが、交換機から、しかもこの発明の原理に従うと、共生ネットワークから提供される。 すべての電話端末が動作していないときは、何のプロセスも必要でない。 しかし、ボタン電話装置の任意の電話端末に対して入接続呼が受信されるとき、あるいは、ボタン電話機の任意の電話端末が呼び出しを起動するとき、プロセスが各ボタン電話端末に確立される。 これらのプロセスは、その関係するボタン電話端末へのディスプレイ制御信号の伝送を制御して、その関係する電話端末からボタンやキーの操作や解放の指示を受信する。 各電話端末の制御プロセスは、その関係するボタン電話端末によって押しボタンやキーの操作や解放に応答して、これらの他の電話端末のディスプレイをアップデートするために他の電話端末の制御プロセスと通信する。 入接続呼が受信されるとき、すべての電話端末はディスプレイ制御信号を受信する、そして、選択された電話端末がそれに加えて呼び出し信号を受信する。 電話端末が入接続呼に応答するとき、入トランクから他の電話端末に共生ネットワーク接続が確立されて、他の電話端末のディスプレイがアップデートされる。 別の電話端末もピックアップする場合は、入トランクと2つの電話端末との間に会議接続が確立される。
    【0061】
    別の実施例の中では、呼び出しが受信されるとすぐに先頭の電話端末へのパスが確立され、このパスはリンギングの期間中継続する。 別の電話端末が応答する場合は、その呼び出しは他の電話端末に向け直される。 ある構成の中では、先導する電話端末は最も最近の呼び出しに応答した電話端末である。
    【0062】
    各ボタン電話端末はその接続された交換機の中で検出された出接続信号を有していて、これらの信号は、ボタン電話装置の各々の電話端末ためのプロセスを制御するためのメッセージとして、関係するボタン電話端末に伝送するために送信される。 同様に、入接続呼の要求は、これらの制御プロセスに送出されたその対応するランプ制御メッセージを有する。
    【0063】
    図11は、ボタン電話装置の呼び出しのプロセスを図示しているフローチャートである。 ボタン電話装置のための入接続呼が受信される(実行ブロック900)。 入口プロセスは入トランクに割り当てられて、この入口プロセスの制御の下に入接続呼データはボタン電話装置の該当する電話端末を制御しているプロセスに伝送される(実行ブロック902)。 共生ネットワークの一つまたは二つ以上の交換機の中でボタン電話装置のために記憶された翻訳情報は、呼び出しされた番号に対してどのボタン電話端末が呼び出しを受信することになるかを識別するためにアクセスされる。 これらのボタン電話端末に関係するプロセスは、確立されてアクティブにされるか、あるいは、ボタン電話端末は他の電話機によって応答された呼び出しについて知らされているのですでにアクティブであるか、のいずれかである。 それから、これらのプロセスは、入接続呼が受信されたことをこれらの電話端末に示すためのディスプレイ制御メッセージを、それらの関係するボタン電話端末に伝送する(実行ブロック904)。 いくつかの事例の中では、このメッセージは、ディスプレイ制御メッセージだけでなく、ボタン電話端末にリンギング信号を引き起こすメッセージでもある。 ボタン電話端末の一つが続いて呼び出しに応答すると、そのボタン電話端末は、それが接続される交換機にメッセージを送出し、このメッセージはそのボタン電話端末の制御プロセスに発送される(実行ブロック906)。
    【0064】
    それから、このプロセスはこの呼び出しのための出口プロセスになり、入トランクと関係する入口プロセスと協力して、ボタン電話装置の応答する電話端末と入トランクとの間に接続を確立させるようにする(実行ブロック908)。 応答データは、応答を知っている必要があるボタン電話装置の他の電話端末を制御しているプロセスに伝送される(実行ブロック910)。 それから、これらのプロセスは、ボタン電話装置の適切な電話端末に応答のためのディスプレイ制御メッセージを送信する(実行ブロック912)。 ボタン電話装置は、アナログ電話機や、またはサービス統合ディジタル・ネットワーク(ISDN)電話機のようなデジタル電話機を使用することができる。
    【0065】
    共生ネットワークの交換機に接続されないボタン電話装置のボタン電話端末は依然として、共生ネットワークによって基本的にサービスされることができる。 ここでの区別は、接続がなされることになっているとき、共生ネットワークの交換機からトランクを通してボタン電話交換機の交換機(この場合交換機S4)に接続されなければならないということである。 ボタン電話装置のメンバー間で信号メッセージの制御は、他の点では同一である。 ボタン電話端末のための翻訳データは、外部の交換機に付属したボタン電話端末を識別しなければならない。 共生ネットワークの中の入口プロセスと外部の交換機の中の出口プロセスとは、信号ネットワーク6を通して直接通信する。 実際上、交換機S4に付属するボタン電話端末は、本当の共生ネットワーク5を含む、仮想の共生ネットワークの一部である。 仮想の共生ネットワークは、以下に、図13ー図15に関して論議される。
    【0066】
    拡張されたパス選択と接続ルーチンが使用されなければならない。 拡張は図12の中で図示されて、共生ネットワークの外部のポートに入口ポートを接続するために要求が発生される(実行ブロック1000)ことを示す。 最初に、以前に記述した出トランクを選択する方法を使用して、ネットワークの外部のポートへの接続のために出トランクが選択される(実行ブロック1002)。 出トランクに対して出口プロセスが確立される(実行ブロック1004)と、そのトランクの他方の端(入力端)と、ネットワークの外部の着信ポートとの間に、従来の呼び出し設定手順を使用して接続が確立される(実行ブロック1006)。 また、入口ポートと出トランクの間に接続が確立される(実行ブロック1008)。 共生ネットワークの外部に接続されたボタン電話端末のためのプロセスと他のボタン電話端末のプロセスとの間に、全てのボタン電話端末が共生ネットワークにあるときに実行されるのと同じ方法で、ボタン電話端末のための情報と制御の信号が実行される。
    【0067】
    交換機S4は、その接続されたボタン電話端末を制御するために出口プロセスを確立する( 実行ブロック1010)。 それから、交換機S4の出口プロセスと入口ポートに接続された入口プロセスとは、データ・ネットワーク6を渡って搬送される仮想の信号チャネルによって接続される(実行ブロック1012)。 共生ネットワーク5から出トランクを通して直接、あるいは、公衆交換電話ネットワークを通して交換機S4へ、接続が確立されて、ボタン電話端末への接続は交換機S4の中で確立される(実行ブロック1014)。
    【0068】
    ここで定義されたように、共生ネットワークは交換機のグループから構成されていて、各々の交換機はグループ内の任意の交換機の中にデータをアクセスすることができる。 交換機は通信リンクによって接続されていて、各交換機はこれらの通信リンクの利用可能性データにアクセスを持つ。 そのような各々のネットワークは本質的に一つの交換機として動作するので、一つの双方向トランク・グループまたは2つの片方向トランク・グループを2つの共生ネットワークを相互接続させるために使用することができる。 グループの個々のトランクは、一つの共生ネットワークの任意の交換機を他の共生ネットワークの任意の交換機と接続することができる。
    【0069】
    いくつかの事例の中では、共生ネットワークを共通の相手先に接続するために2つ以上のトランク・グループを使用することが望ましいことがある。 例えば、たとえ公衆ネットワークが過負荷の場合でも緊急呼出が完了できることを保証するために、別のトランク・グループが911番のトラフィックのために予約される。 ビジネスによっては、それ自身のトラフィックが限定されるトランク・グループを購入することがある。
    【0070】
    共生ネットワークの利点の多くは、同じ共生ネットワークの中にない交換機への接続の入口プロセスと出口プロセスの間の通信のために仮想チャネルを提供することによって仮想の共生ネットワークの中で得られる。 例えば、そのような仮想チャネルは、当初の共生ネットワークの外部の、交換機または別の共生ネットワークに接続されたボタン電話端末を制御するために使用することができる。 実際上は、図10の中で交換機S1、S2、S3に接続されたすべてのボタン電話端末は、共生ネットワーク5の一部である。 交換機S4に接続されたボタン電話端末は、他のボタン電話端末を持つ仮想の共生ネットワークの一部である。 仮想の共生ネットワークは、一つの顧客の電話端末がいくつかの交換機に渡って分散していて、いくつかの交換機の各々は主としてあるいは大部分が他の顧客をサービスするために使用されている場合に、その顧客の電話端末をサービスすることに特に役立つ。
    【0071】
    そのような仮想の共生ネットワークは、翻訳データを通して仮想の共生ネットワークの交換機の各々の中で実行される。 この翻訳データは、仮想の共生ネットワークの電話端末の間に接続が設定されるとき、電話端末の制御プロセスの間に仮想チャネルが確立されて、拡張された呼び出し機能のためのデータが交換されることを許容することを示す。 この翻訳情報は、所定の電話端末が2つ以上の仮想の共生ネットワークのメンバーであるということを示すことができる。
    【0072】
    セントレックス機能を共用する電話端末が複数の交換機に渡って分散しているときはいつでも、共生ネットワークと仮想の共生ネットワークは、セントレックス型の機能を実行するための理想的な手段である。 異なる交換機の入口プロセスと出口プロセス間の信号のための仮想チャネルの設備は、セントレックスのためのデータがこれらの交換機の間に共通にアクセスされ交換されることを許容している。
    【0073】
    区域外交換サービスは、共生ネットワークまたは仮想の共生ネットワークの設備を使用して、能率的に低コストで提供することができる。 例えば、区域外の端末がそれを仮想の共生ネットワークの一メンバーとして定義するサービス・クラスを与えられ、他のメンバーはローカルな端末である。 2つの端末が共生ネットワークまたは仮想の共生ネットワークの一部である場合は、共生ネットワークの端末はまるでそれが共通の交換機上にあるかのように動作することができるので、区域外交換サービスはもっと簡単に提供できる。
    共生ネットワークは、電話交換手とその関係する交換手支援の交換機とを、中央の交換手支援の交換機から遠く離れて配置するという便利な方法である。 交換手支援の交換機は一つの共生ネットワークに結合することができる。 家庭でまたは遠くに分散した場所で働く交換手は、仮想の共生ネットワークで結合することができて、一つの共生ネットワークにあることから多くの利益を引き出すことができる。
    【0074】
    IP24のような専用回路は、例えば、セントレックス機能を共有する電話端末とともにあるいは共生ネットワークの電話端末とともに、仮想の共生ネットワークに含めることができる。 それによって、そのような回路の大きなグループを一緒に物理的に位置することができ制御することができて、共通リソースを共有することができる。 例えば、多くの音声認識のフロント・エンド回路は、一つの大容量記憶装置を共有することができる。
    【0075】
    大きなセルラー電気通信ネットワークの交換機は、一つの共生ネットワークに結合することができる。 これは、接続された移動体が一つの区域から他の区域へ移動しているとき、一つセルラー移動体の交換機から他の交換機への「引き継ぎ」という課題を単純化する。
    【0076】
    図13は、仮想の共生ネットワークを図示する。 ネットワークは、3つの交換機S7、S8、S9から構成され、各々は複数の電話端末、101、102、103、104、105、106にそれぞれ接続されている。 交換機は、公衆交換電話ネットワーク100により相互接続されている。 各交換機は仮想の共生ネットワークの一部ではない回線を含むことができる。 (これらの回線のいくつかは、別の仮想の共生ネットワークの一部であってもよい。)仮想の共生ネットワークの電話端末(すなわち、101、102、103、104、105、106の電話端末)の間に接続がなされるとき、入口プロセス110は発信電話端末と関係しており、出口プロセス111は着信電話端末と関係している。 入口プロセスと出口プロセスの間に、これらのプロセスの各々が常駐する交換機の中でデータを交換しデータをアクセスすることを許すために、仮想チャネル120が確立される。
    【0077】
    図14は、仮想の共生ネットワークを実行するために、この場合はセントレックス型サービスのために、要求される翻訳情報のいくつかを図示する。 共生ネットワーク上の電話端末の一つへの主要な翻訳記述項(記述項1100)は、補助のテーブルを位置決めするデータ1101と、仮想の共生ネットワークの識別1102とを含む。 位置決めするためのデータは直接または間接のアドレスであり、あるいは特に、テーブルが別の交換機の中に位置する場合は、そのテーブルを位置決めするための鍵である。 この鍵は、仮想の共生ネットワークの識別に結びついている。 テーブル1110は、アクセス番号1111により規定された電話端末への呼び出しを経路指定するために、アクセス番号(典型的にはセントレックスによってダイヤルされる短縮番号)と従来の電話番号1112との間を翻訳するテーブルである。
    【0078】
    図15は、仮想の共生ネットワークの中で呼び出しを確立するプロセスを図示する。 発信側の電話端末がその受話器を持ち上げるとき(実行ブロック1200)、呼び出しを確立するプロセスが始まる。 発信側の電話局は、入口プロセスを呼び出しに割り当てる(実行ブロック1202)。 電話端末は、仮想の共生ネットワーク番号(この場合、セントレックス番号)をダイヤルする(実行ブロック1204)。 図14の中で図示された発信側の交換機の翻訳データは、仮想の共生ネットワークの識別と仮想の共生ネットワーク・テーブルのアドレスを提供する(実行ブロック1206)。 仮想の共生ネットワーク・テーブルは、相手先の電話番号を提供する(実行ブロック1208)。 (電話番号全体が、呼び出しの経路指定を単純化するために使用される。)それから、呼び出しは着信側の交換機に確立されるが、呼び出しを確立するために使用されるSS7信号メッセージは、仮想の共生ネットワーク表示器と仮想の共生ネットワーク識別とを含む(実行ブロック1210)。 好ましい実施例はSS7を使う一方、別の信号構成をその代わりに使用することができる。 例えば、SS7を統制している規格の変更を避けるために、専用のメッセージ標準を使用してもよい。 着信側の電話局は、出口プロセスを割り当てる(実行ブロック1212)。 それから、発信側交換機の入口プロセスと着信側交換機の出口プロセスとの間に仮想チャネルが確立される(実行ブロック1214)。 このことが、これらの2台の交換機が特別のサービスを実行するために必要な全ての情報を交換することを許容する。 着信交換機の中の接続は、出口プロセスの制御の下に確立される(実行ブロック1216)。 入口プロセスと出口プロセスの間の情報の制御と交換は、例えば、別の交換機の中の仮想の共生ネットワークの別の電話端末への呼び出しを経路指定するために使用することができる。
    【0079】
    別の実施例の中で、音声接続が確立される前にビジー試験を実行することができ回線を捕捉することができるように、何らかの接続の確立に先立って、呼び出し設定要求メッセージを、着信交換機に、(あるいは、複数回線空き選択グループの利用できるメンバーを選択するためのデータを含んでいる交換機に)、送出することができる。
    【0080】
    図10の中では、交換機S1、S2、S3に接続されたボタン電話端末は共生ネットワークの一部である一方、これらの端末は、仮想データ・チャネルによって通信している各電話端末のための制御プロセスとともに、また、図13で論議されるように相互接続している交換機とともに、仮想の共生ネットワークの全てまたは一部を形成することができる。 いずれのイベントの中のボタン電話端末も、セントレックスのネットワークのようなより大きな顧客ネットワークの一部であることができる。
    【0081】
    図16は、番号ポータビリティのための共生ネットワークの別の応用を図示する。 一つの位置に関係する一つの回線端末から、異なる位置に関係する別の回線端末へ、顧客の電話端末を切り換える能力を、この事例の中では番号ポータビリティと意味づける。 図16の中で示された特定の実施例の中で、加入者は新しい位置に登録するための要求をダイヤルする(実行ブロック1300)。 そのような要求は、その加入者のディレクトリ番号を取ることによって外部のものがその加入者への呼び出しを実効的に傍受することができないことを保証するために、個人の識別番号のような加入者の電話番号や機密データを識別する情報を含まなければならない。 受信する交換機は、加入者の、あるいは加入者がメンバーである顧客のデータベースから、個人の識別番号を確認して、その加入者のデータを含んでいる交換機に通知する(実行ブロック1302)。 それから、交換機はデータベースをアップデートする(実行ブロック1304)。 加入者は、誤用に対する不完全な保険として確認通知を受信する(実行ブロック1306)。 通知が当初の位置に送出されて、応答が受信されない場合は定期的に繰り返される(実行ブロック1308)。 加入者の新しい壁ジャック状のものに接続されたポートを含む、共生ネットワークまたは仮想の共生ネットワークの属性が、加入者の移動を比較的簡単にする。 加入者のためのデータが共生ネットワークまたは仮想の共生ネットワークの交換機の間で実際上は共有されるからである。
    【0082】
    サービスの失敗が破滅的となりうる株式仲買人のような専門顧客に対して、サービスの信頼性を改良するために共生ネットワークを使用することができる。 第一に、株式仲買人のエージェントを、共生ネットワークの多くの交換機に渡って分配することができる。 任意の交換機への入接続呼が共生ネットワークの任意の他の交換機に対して容易に完了することができるので、これらの交換機のいずれの故障に対しても保護が得られる。 第二に、他の交換機からのトランク・グループは共生ネットワークの中の二つ以上の交換機に接続することができるので、一つの交換機が故障してもトラフィックは他の交換機を通して流すことができる。 第三に、個々のエージェントは、ボタン電話端末を2台の交換機に接続させ、2台の交換機の内の1台を通常使用せずに接続するように構成することができる。 実際上は、共生ネットワークは一つの巨大な交換機のようであるので、その交換機の一つの故障は巨大な交換機の一部分だけの故障のようである。
    【0083】
    図17と図18は、入口プロセスと出口プロセスおよび、制御されるプロセスの部分的な内容を示す。 入口/出口プロセス(図17)はプロセスによって制御されるポートの識別、接続の他方の端でのポートの識別(すなわち、共生ネットワークに接続された回線ポートまたはトランク・ポートの着信回線の識別、共生ネットワークのポート間ではない)を含む。 入口/出口プロセスはまた、他の制御プロセス、補助プロセスおよび制御されるプロセスへのリンクを含む。 また、呼び出しされたディレクトリ番号、呼び出しのためのパス情報およびポートに接続されたトランクまたは回線の特性を記述するデータが含まれる。 対照的に、制御されるプロセス(図18)は、制御されるプロセスの交換機によりそのポートに接続されたポートと関係するポートとの識別を含むだけである。 制御しているプロセス(すなわち、入口プロセスおよび/または出口プロセス)にネットワーク接続の故障を通知することができるように、呼び出しを確立し切り離すことを目的として逆のリンクのための情報を持つこともまた望ましいことではある一方、規定されたデータが必要な全てであるように見える。
    【0084】
    ここで共生ネットワークに対して論議された手法は、仮想の共生ネットワークのために個別に、あるいは、組合せて使用することができる。 手法のいくつかは、特別な顧客のための回線のような、交換機の回線の一部だけに使用することができる。 例えば、呼び出しがそのような顧客の回線を含む場合は、図4と図5のデータ・アクセス構成を、顧客のマスター・データベースをアクセスするために使用することができる。 データ・アクセスを代表する交換機は、このマスター・データベースを含み(図14の中のテーブル1110のようなテーブルを含む)、そのデータベースにその識別を記憶する交換機の識別を知っていなければならない。 41と51のような組み合わされたトランク・グループを、そのような顧客の交換機を相互接続させている専用のトランク・グループのために使用することができて、トラブルまたは災害時に対して保護し、設備の大きな多様性を提供する。 図9で記述されるように複数回線の空き選択グループの利用できる回線の先行選択またはビジー試験の先行要求の手法は、そのような構成の中で不必要な接続を確立することを避けるために使用することができる。
    【0085】
    図7の手法は、恒久的に専用される私設のトランクとともに、あるいは、仮想の共生ネットワークの交換機を相互接続させるソフトウェア規定のネットワークを通して、使用することができる。 同様に、図8の手法が、仮想の共生ネットワークの交換機を相互接続させている私設トランク(高級的に専用である、またはソフトウェア規定のネットワークを通して)を選択するために使用することができる。
    【0086】
    好ましい実施例の中で、プロセスの間の仮想チャネルは、これらのプロセスの交換機の間の恒久的な仮想チャネル上のチャネルである。 それに加えて、交換機自体はそのような恒久的な仮想回線を通してこれらの交換機の制御の間に通信するために仮想チャネルを使用する。
    【0087】
    上記の説明はこの発明の好ましい実施例の一つにすぎないことが理解されるべきである。 技術に熟練した者にはこの発明の適用範囲から外れることなく多数の他の構成を工夫することができる。 このように、この発明は添付の請求項で定義されるようにだけ限定される。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】先行技術の原理に従うネットワークのブロック図である。
    【図2】共生ネットワークと接続された交換機とのブロック図である。
    【図3】共生ネットワークまたは仮想の共生ネットワークの中で、呼び出しの受信を図示する。
    【図4】共生ネットワークまたは仮想の共生ネットワーク内でデータをアクセスする方法を図示する。
    【図5】共生ネットワークまたは仮想の共生ネットワーク内でデータをアクセスする方法を図示する。
    【図6】共生ネットワーク内で接続を確立するプロセスを図示する。
    【図7】共生ネットワーク内でパスを使用するプロセスを図示する。
    【図8】共生ネットワークから出トランクを使用するプロセスを図示する。
    【図9】複数回線空き選択グループのポートを選択するプロセスを図示する。
    【図10】共生ネットワークの複数の交換機に、また、共生ネットワークの外部の一つの交換機に接続されたボタン電話機を持つボタン電話装置を制御するために使用される共生ネットワークを図示する。
    【図11】図10のボタン電話装置を制御する方法のフローチャートである。
    【図12】共生ネットワークのポートと共生ネットワークの外部のポートとの間に接続を作成するプロセスを図示する。 本質的には、仮想の共生ネットワーク内で接続を確立するために同じプロセスを使用することができる。
    【図13】仮想の共生ネットワークを図示する。
    【図14】仮想の共生ネットワークを使用して広い区域のセントレックスを実行するためのデータを図示する。
    【図15】仮想の共生ネットワークの中で呼び出しを確立するプロセスを図示する。
    【図16】共生ネットワークの番号ポータビリティの応用を図示する。
    【図17】共生ネットワークの入口プロセスまたは出口プロセスのデータを図示する。
    【図18】共生ネットワークの制御されるプロセスのデータを図示する。
    【符号の説明】
    1、2、3、4 交換機5 共生ネットワーク6 データ・ネットワーク7、8、9 交換機10 発信回線11 入トランク12、13 トランク、通信リンク14 出トランク23 トランク、通信リンク24 多機能端末30 着信トランク31 出トランク32 入トランク33 プロセッサー34 メモリ41 トランク・グループ51 トランク・グループ52 仮想チャネル100 公衆交換電話ネットワーク101−106 ボタン電話端末110 入口プロセス111 出口プロセス120 仮想チャネル

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