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移動設備に装着されたローラのコントローラ及び移動設備に装着されたローラの制御方法

申请号 JP2016529918 申请日 2014-10-24 公开(公告)号 JP2016538041A 公开(公告)日 2016-12-08
申请人 テンテ・ゲーエムベーハー・ウント・ツェーオー・カーゲー; 发明人 ハイン、ゲオルグ;
摘要 例えば病院ベッド(1)等の移動設備上に装着されたローラ(2)を制御するためのコントローラ及び方法に関し、1個、複数個又は全てのローラ(2)が、ブレーキ 位置 と開放位置に、さらに好適には方向ロック位置にも設定可能なブレーキ装置を有し、さらに全てのローラ(2)が電気駆動可能でありかつ1個、複数個又は全てのローラ(2)が手動でも駆動可能であり、かつさらに走行駆動モータを具備する車輪を設けた補助ローラ(3)が設けられ、補助ローラ(3)は好適には降下位置と上昇位置の間で可動である。補助ローラと組み合わせてローラを好適に制御しかつこの目的のための好適な制御方法を実現するために、ローラ(2)が開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ走行駆動モータが起動可能であることが提示される。
权利要求

例えば病院ベッド(1)である移動設備に装着されたローラ(2)のコントローラであって、1個、複数個又は全てのローラ(2)がブレーキ装置を有し、該ブレーキ装置はブレーキ位置と開放位置に設定可能であり、さらに好適には方向ロック位置にも設定可能であり、さらに全てのローラ(2)が電気駆動可能でありかつ同時に1個若しくは複数個又は全てのローラ(2)が手動駆動可能であり、かつさらに、走行駆動モータを搭載した車輪を具備する補助ローラ(3)を有し、該補助ローラは好適には上昇位置と下降位置の間で移動可能である、前記コントローラにおいて、 前記ローラ(2)が開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ前記走行駆動モータを稼動することができることを特徴とするコントローラ。例えば病院ベッド(1)である移動設備に装着されたローラ(2)の制御方法であって、1個、複数個又は全てのローラ(2)がブレーキ装置を有し、該ブレーキ装置はブレーキ位置と開放位置に設定可能であり、さらに好適には方向ロック位置にも設定可能であり、さらに全てのローラ(2)が電気駆動可能でありかつ同時に1個若しくは複数個又は全てのローラ(2)が手動駆動可能であり、かつさらに、走行駆動モータを搭載した車輪を具備する補助ローラ(3)を有し、該補助ローラは好適には上昇位置と下降位置の間で移動可能である、前記制御方法において、 前記ローラ(2)が開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ前記走行駆動モータを稼動することができることを特徴とする制御方法。前記ローラ(2)は、例えば移動設備が停止したときにブレーキ位置に自動的に設定されるが、該ローラ(2)は走行駆動モータが稼働していないときにのみブレーキ位置に自動的に設定することができることを特徴とする 請求項1に記載のコントローラ又は請求項2に記載の制御方法。前記移動設備がバッテリ(7)を有し、該バッテリは、好適には電源プラグ(8)を介して系統電源と接続されることにより、必要に応じて又は場合によって再充電されることができ、かつ、系統電源との接続が行われたとき前記ローラ(2)が自動的にブレーキ位置に設定されかつ/又は走行駆動モータが稼働できなくされることを特徴とする 請求項1又は3に記載のコントローラ又は請求項2又は3に記載の制御方法。先の請求項のいずれかに記載の1又は複数の特徴的構成を特徴とするコントローラ又は制御方法。

例えば病院ベッド(1)である移動設備に装着されたローラ(2)のコントローラであって、1個、複数個又は全てのローラ(2)がブレーキ装置を有し、該ブレーキ装置により該1個又は複数個のローラがブレーキ位置、方向ロック位置及び開放位置に設定可能であり、その場合、全てのローラ(2)が電気駆動可能でありかつ同時に1個若しくは複数個又は全てのローラ(2)が手動駆動可能であり、かつさらに、稼動することができる走行駆動モータを搭載した車輪を具備する補助ローラ(3)を有する、前記コントローラにおいて、 1つのブレーキ装置を有する前記ローラ(2)が開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ前記走行駆動モータを稼動することができることを特徴とするコントローラ。前記補助ローラ(3)が上昇位置と下降位置の間で移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のコントローラ。前記ローラ(2)は、例えば移動設備が停止したときにブレーキ位置に自動的に設定されるが、該ローラ(2)は走行駆動モータが稼働していないときにのみブレーキ位置に自動的に設定できることを特徴とする請求項1又は2に記載のコントローラ。前記移動設備がバッテリ(7)を有し、該バッテリは、好適には電源プラグ(8)を介して系統電源と接続されることにより、必要に応じて又は場合によって再充電されることができ、かつ、系統電源との接続が行われたとき前記ローラ(2)が自動的にブレーキ位置に設定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコントローラ。前記移動設備がバッテリ(7)を有し、該バッテリは、好適には電源プラグ(8)を介して系統電源と接続されることにより、必要に応じて又は場合によって再充電されることができ、かつ、系統電源との接続が行われたとき前記走行駆動モータが稼働できなくされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコントローラ。移動設備に装着されたローラ(2)の制御方法であって、1個、複数個又は全てのローラ(2)がブレーキ装置を有し、該ブレーキ装置により該1個又は複数個のローラがブレーキ位置、方向ロック位置及び開放位置に設定可能であり、その場合、全てのローラ(2)が電気駆動可能でありかつ同時に1個若しくは複数個又は全てのローラ(2)が手動駆動可能であり、かつさらに、稼動することができる走行駆動モータを搭載した車輪を具備する補助ローラ(3)を有する、前記制御方法において、 前記ローラ(2)が開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ前記走行駆動モータを稼動することができることを特徴とする制御方法。前記移動設備が病院ベッド(1)であることを特徴とする請求項6に記載の制御方法。前記補助ローラ(3)が上昇位置と下降位置の間で移動可能であることを特徴とする請求項6又は7に記載の制御方法。前記ローラ(2)は、例えば移動設備が停止したときにブレーキ位置に自動的に設定されるが、該ローラ(2)は走行駆動モータが稼働していないときにのみブレーキ位置に自動的に設定できることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の制御方法。前記移動設備がバッテリ(7)を有し、該バッテリは、好適には電源プラグ(8)を介して系統電源と接続されることにより、必要に応じて又は場合によって再充電されることができ、かつ、系統電源との接続が行われたとき前記ローラ(2)が自動的にブレーキ位置に設定されることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の制御方法。前記移動設備がバッテリ(7)を有し、該バッテリは、好適には電源プラグ(8)を介して系統電源と接続されることにより、必要に応じて又は場合によって再充電されることができ、かつ、系統電源との接続が行われたとき前記走行駆動モータが稼働できなくされることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の制御方法。例えば病院ベッド(1)である移動設備に装着されたローラ(2)のコントローラであって、1個、複数個又は全てのローラ(2)がブレーキ装置を有し、該ブレーキ装置により該1個又は複数個のローラが、方向ロック位置、開放位置及び自動的にブレーキ位置に設定可能であり、その場合さらに、全てのローラ(2)が電気駆動可能でありかつ同時に1個若しくは複数個又は全てのローラ(2)が手動駆動可能であり、かつさらに、稼動することができる走行駆動モータを搭載した車輪を具備する補助ローラ(3)を有し、1つのブレーキ装置を有する前記ローラ(2)が開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ前記走行駆動モータを稼動することができ、かつ1個又は複数個の前記ローラのブレーキ位置への自動的な設定は前記走行駆動モータが稼働していないときにのみ行なうことができることを特徴とするコントローラ。前記補助ローラ(3)が上昇位置と下降位置の間で移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のコントローラ。前記移動設備がバッテリ(7)を有し、該バッテリは、好適には電源プラグ(8)を介して系統電源と接続されることにより、必要に応じて又は場合によって再充電されることができ、かつ、系統電源との接続が行われたとき前記ローラ(2)が自動的にブレーキ位置に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコントローラ。前記移動設備がバッテリ(7)を有し、該バッテリは、好適には電源プラグ(8)を介して系統電源と接続されることにより、必要に応じて又は場合によって再充電されることができ、かつ、系統電源との接続が行われたとき前記走行駆動モータが稼働できなくされることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコントローラ。移動設備に装着されたローラ(2)の制御方法であって、1個、複数個又は全てのローラ(2)がブレーキ装置を有し、該ブレーキ装置により該1個又は複数個のローラが、方向ロック位置、開放位置及び自動的にブレーキ位置に設定可能であり、その場合、全てのローラ(2)が電気駆動可能でありかつ同時に1個若しくは複数個又は全てのローラ(2)が手動駆動可能であり、稼動することができる走行駆動モータを搭載した車輪を具備する補助ローラ(3)を有し、かつ、前記ローラ(2)が開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ前記走行駆動モータを稼動することができ、さらに1個又は複数個の前記ローラのブレーキ位置への自動的な設定は前記走行駆動モータが稼働していないときにのみ行なうことができることを特徴とする制御方法。前記移動設備が病院ベッド(1)であることを特徴とする請求項5に記載の制御方法。前記補助ローラ(3)が上昇位置と下降位置の間で移動可能であることを特徴とする請求項5又は6に記載の制御方法。前記移動設備がバッテリ(7)を有し、該バッテリは、好適には電源プラグ(8)を介して系統電源と接続されることにより、必要に応じて又は場合によって再充電されることができ、かつ、系統電源との接続が行われたとき前記ローラ(2)が自動的にブレーキ位置に設定されることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の制御方法。前記移動設備がバッテリ(7)を有し、該バッテリは、好適には電源プラグ(8)を介して系統電源と接続されることにより、必要に応じて又は場合によって再充電されることができ、かつ、系統電源との接続が行われたとき前記走行駆動モータが稼働できなくされることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の制御方法。

说明书全文

本発明は、例えば病院ベッド等の移動設備に装着されたローラのコントローラに関し、1個、複数個又は全てのローラが、ブレーキ位置と開放位置に設定可能であり、さらに好適には方向ロック位置にも設定可能であるブレーキ装置を有し、さらに好適には全てのローラが電気駆動可能、かつ1個若しくは複数個又は全てのローラが手動でも駆動可能であり、かつさらに、走行駆動モータを搭載した車輪を具備する補助ローラが設けられ、補助ローラは好適には降下位置と上昇位置の間で可動である。

本発明はさらに、病院ベッド等の移動設備に装着されたローラの制御のための方法に関し、1個、複数個又は全てのローラが、ブレーキ位置と開放位置に設定可能でありさらに好適には方向ロック位置にも設定可能であるブレーキ装置を有し、さらに好適には全てのローラが電気駆動可能でありかつ1個、複数個又は全てのローラが手動でも駆動可能であり、かつさらに、走行駆動モータを搭載した車輪を具備する補助ローラが設けられ、補助ローラは好適には降下位置と上昇位置の間で可動である。

このような移動設備は、例えば病院ベッドとして構成され、多様な形態で公知である。例えば特許文献1及び特許文献2を参照されたい。

上記の特許文献の内容、特に、補助ローラにおける可能な詳細な形態、並びにその補助ローラの例えば病院ベッドである移動設備のシャーシへの取付については、本願の請求の範囲に記載された、それらの文献の開示の特徴を含める目的も含め、その全体がここで本願の開示に包含されるものとする。

国際公開第2007/093549号(米国特許出願公開第2010/0181122号明細書)

国際公開第 2012/110283号(カナダ特許出願公開第2825244号明細書)

国際公開第2008/055831号(米国特許出願公開第2010/0077562号明細書)

国際公開第2012/171814号

上述した従来技術に照らして、本発明は、補助ローラを組み合わせたローラの有用なコントローラを提供しかつこれらを制御する有用な方法を提供することを目的とする。

上記課題に対する1つの可能な解決手段は、本発明の第1の態様においてコントローラにより与えられる。その態様では、ローラが開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ補助ローラの走行駆動モータを稼動できる。ローラがブレーキ位置にあるとき、特に、車輪の回転も鉛直軸周りの旋回もできない完全ロック位置にあるとき、走行駆動モータは稼動できない。移動設備の動作に関して好適に設けられている制御パネル上のスイッチの対応する操作によっても反応を生じない。

ブレーキ位置では補助ローラの走行駆動モータの稼動ための可能な指令又は命令がコントローラにおいて抑止されるように、又は、例えば関連するスイッチが電気的に切り離されることによって信号が発生できないように、対応する回路が設けられている。

上記課題の別の解決手段は、さらなる本発明の思想により、例えば病院ベッドのような移動設備に装着されたローラの制御のための方法により与えられ、ローラが開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ走行駆動モータが稼動することができる。

さらにこの方法は、ブレーキ位置では補助モーラの走行駆動モータの稼動のための可能な指令又は命令が抑止されるか又はいずれの場合も反応を生じないように対応して構成されている。

この場合においてさらに、コントローラに関しても方法に関しても、補助ローラが、上述した態様にて、好適には走行駆動モータの使用位置に対応する降下位置と上昇位置との間で移動可能なときであっても、補助ローラは、上昇位置から降下位置に全く移動できない。

さらに、コントローラに関しても方法に関しても、コントローラの動作又は方法の実行により、1個、複数個又は全てのローラがブレーキ位置に特に完全ロック位置に設定され、降下位置にある補助ローラが自動的に上昇位置に移動させられる又は移動することが、好適である。

この場合においてさらに、降下位置でのみ、補助ローラの車輪が床と接触することにより、移動設備の駆動を行うことができる。上昇位置では、車輪が床との間に一定の距離を有することが好適であり、そのとき、移動設備はその場に留まるか又は移動する。

さらに別の実施形態では、例えば移動設備が停止状態となったときにローラをブレーキ位置に自動的に設定することが提示される。このことは、例えば移動センサを介して検知することができる。移動センサは、ローラから離して移動設備に搭載することができる。車輪の移動、必要に応じて又は併せて補助ローラの車輪の移動又は補助ローラの1つの車輪移動のみを検知する移動センサを備えることができる。それに替えて又は併せて、同じく移動センサにより移動設備の移動を同様に検知することができる。各ローラについて、また補助ローラについても、移動センサを設けることができる。しかしながら、全てのローラについて1つの移動センサのみを設けることが好適であり、その移動センサはローラの作動回路に適切に組み込まれている。

この態様では、制御又は方法において、走行駆動モータが稼動されていないときにのみ、ローラのブレーキ位置への自動的な設定が既に行われているか、又は、これから行うことができることが提供される。補助ローラによる移動設備の補助走行又は走行のいずれかが行われている限り、スイッチ、タッチパネル等の対応する操作があっても、原則的にではあるが、ローラがブレーキ位置に設定されることはできない。

これと併せて、ローラのブレーキ位置への設定は、補助ローラが降下位置にあるときには既に不可能となっているか、又は、これから不可能とされるようにできる。

さらに好適には、移動設備が再充電可能なバッテリを有することができる。電源としてのバッテリを用いることにより、移動設備が電気系統網に依存せずに移動するとき、補助ローラを電気的に駆動することができる。このバッテリは、好適には電源プラグを介して、さらに好適にはこの電源プラグは移動設備の一部であるが、系統電源と接続することにより、必要に応じて又は場合によって、移動設備がいずれにせよ停止しているか使用されていないときに電源ソケットに挿入することによって再び充電することができる。ここでさらに好適には、電源プラグと電源ソケットの間の電源接続が行われたとき、ローラは自動的にブレーキ位置に設定され、かつ/又は、走行駆動モータは稼動することができない。

電源プラグが対応する電源ソケットに挿入されたことは、その後、所定の系統電源電圧によって検知することができ、そのために移動設備のコントローラ内に、又はコントローラに付設されて、対応する検知回路が設けられている。

系統電源との接続によってローラが自動的にブレーキ位置に設定させられることが確保されるので、充電中は移動設備を移動させることはできず、電源プラグが電源ソケットから偶発的に引き抜かれることも起こりえない。

系統電源との接続によって補助ローラの走行駆動モータを稼動させることができないことと併せて又はこれに替えて、特に、移動設備を電気的駆動によって移動させることができないことも確保できる。

図1は、本発明に関する、ここではシャーシとしてのみ示した病院ベッドである、可能な移動設備である。

唯一の図面である図1を参照して、ここではシャーシとしてのみ示した病院ベッド1である、可能な移動設備を示しかつ説明する。この移動設備が本発明に関係している。

病院ベッドは4個の車輪2を有し、例えば特許文献3又は特許文献4に記載されたもので構成されている。これらの文献の開示は、本願の請求の範囲にこれらの文献の特徴を含める目的のために、そのような役割の構築の観点からもここでその全体を本願の開示に包含するものとする。

移動設備又は病院ベッド1は、さらに補助ローラ3を有し、補助ローラ3は図中では上昇位置にて示されている。この補助ローラ3に関して、この点でも既に最初に挙げた特許文献を参照されたい。

移動設備又は病院ベッド1は、さらにコントローラ4を有し、コントローラ4は、移動設備自体に操作パネルとしても組み込むことができる操作機器5上で、ローラ2及び補助ローラ3の制御及び駆動を実行できる。このために、操作機器5には様々なスイッチと標示器6が設けられている。

移動設備には、充電可能なバッテリ7も設けられている。バッテリ7を用い、適宜の電力接続手段を介して補助ローラ3の駆動車輪を電気的に駆動することができる。

バッテリ7を充電するために電源プラグ8が設けられており、電源プラグ8は移動設備が停止しているとき、バッテリ7の充電のために電気系統網の汎用的なソケットに挿入することができる。

バッテリ7及び電源プラグ8もまたコントローラ4と接続されていることが、ライン9により図示されている。特に、コントローラ4により、電源プラグ8がソケットに挿入されているか否かを検知することができる。

これらのローラ2は、好適な実施例としても示されるように、各ローラ2を開放位置、方向ロック位置又は完全ロック位置に設定可能とするために、全てのローラ2がそれ自体の電気モータを備えている。

さらに、これらのローラ2は、電源が消失した場合(そのような可能性もある)にも制御可能とするために、併せて手動でも駆動可能である。これについても上述した特許文献4等の文献を参照する。

このような手による操作又は手動駆動としては、特に完全ロック位置の解除を示唆することができる。

補助ローラ3についてはその駆動可能な車輪により、移動設備を動かす人が、移動設備の移動を支援されることができる。この実施形態では、このことは、補助ローラ3が降下位置にあるときにのみ対応し、そのとき補助ローラの車輪は床と接触することが可能である。

制御を実行することにより、補助ローラ3の車輪の走行駆動モータは、ローラ2が開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ、実施例では操作機器5により稼動することが可能である。

さらに、例えば図示されたようにコントローラ4に搭載可能な移動センサ10を用いて、ここでは病院ベッドである移動設備が、移動中であるか停止しているかをコントローラにより自動的に検知することが提供される。この態様においては、移動設備が停止しているとき、ローラ2が自動的にブレーキ位置、すなわちここでは完全ロック位置となる位置に設定されるように構成される。しかしながら、このようにローラ2が完全ロック位置に設定されることは、補助ローラ3の走行駆動モータが稼動されていないことを制御により同時に検知しているときにのみ行うことができ、特に自動的に行うことができる。加えて、ローラ2がブレーキ位置に、ここでは完全ロック位置に自動的に設定されることは、さらに病院ベッド1が移動中でないことをコントローラにより検知しているときにのみ行うことができる。この検知は上述した移動センサ10による。

さらに、系統電源との接続の形成及び電源プラグ8の対応するソケットへ挿入により、ローラ2が自動的にブレーキ位置に、すなわちここでは完全ロック位置に設定されることが、コントローラにより行われる。同時にコントローラは、このとき、補助ローラ3の車輪の走行駆動モータが稼動できないように(それ以上稼動されないように)する。

上述したことは、本願から全体として把握される発明を明確とするためのものであり、本発明は、以下の特徴の組合せにより個々に独立して従来技術を改良するものである。すなわち:

制御において、ローラが開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ走行駆動モータを稼動することができることを特徴とする。

方法において、ローラ2が開放位置又は方向ロック位置にあるときにのみ走行駆動モータを稼動することができることを特徴とする。

制御又は方法において、ローラのブレーキ位置への自動的な設定が例えば移動設備が停止状態となったときに行われるが、そのローラのブレーキ位置への自動的な設定は走行駆動モータが稼動されていないときにのみ行われることを特徴とする。

制御又は方法において、移動設備が充電可能なバッテリを設けられており、そのバッテリは系統電源への接続により、好適には電源プラグを介しての接続により、必要に応じて又は場合によって充電されることができ、かつ、系統電源との接続の形成により、ローラが自動的にブレーキ位置に設定されかつ/又は走行駆動モータが稼動できないようにされることを特徴とする。

開示された全ての特徴は(それら自体)本発明に関係する。本願の開示において、関連する/添付の優先権基礎(先願の複写)もまた、これらの書類の特徴を本願の請求の範囲に含める目的も含め完全にここに包含される。従属項は、従来技術に対して改良された独立した特徴を特徴付けるもので、特にこれらの請求項に基づく分割出願を行うためのものである。

1 病院ベッド 2 ローラ 3 補助ローラ 4 コントローラ 5 操作機器 6 スイッチ/標示器 7 バッテリ 8 電源プラグ 9 ライン 10 移動センサ

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