側面保護台を用いた患者移送装置

申请号 JP2015511381 申请日 2013-05-11 公开(公告)号 JP2015515908A 公开(公告)日 2015-06-04
申请人 ピープリアン カンパニー リミテッドPeoplian Co.,Ltd; ピープリアン カンパニー リミテッドPeoplian Co.,Ltd; 发明人 ジェ、ヤンギュ;
摘要 患者を患者ベッドと患者移動ベッドとの間、あるいは患者移動ベッドと各種検査装置との間に移送する際、患者に最小限の不便を与えながらも、容易に移送することができる患者移送装置である。患者の身を乗せることができる上板移動板を動かすようにする移送アーム、患者移動ベッドのフレーム上に固定され、移送アームが移動できるように構成された移送アームハウジング、移送アームが患者ベッド上に容易に移動できるように患者ベッド上に寝かされてガイドレールの役割をする側面保護台などで構成されている。患者が横たわった状態で、単に身を横に立てることで患者移動ベッドに乗せたり降ろすことができるため、患者には不便を与えることを最小化することができ、少ない人数で患者を容易に移動することができる。また、本発明は、別途の外部動 力 が不要であり、別途の付属装置の設置及び撤収の過程が不要であるため、運営が便利であり、簡単であるため、安価に供給することができる。【選択図】図1
权利要求

患者の身を乗せることができる上板移動板10と、 上板移動板10に連結され、上板移動板10を容易に動かすことができるようにする移送アーム30と、 患者移動ベッドのフレーム60上に固定され、移送アーム30が移動できるように構成された移送アームハウジング34と、 移送アーム30が患者ベッド上に容易に移動できるように、患者ベッド上に寝かされてガイドレールの役割をする側面保護台50とを備える ことを特徴とする患者移送装置。患者の身を乗せたり降ろす際に、上板移動板10が容易に傾くように、上板移動板10と移送アーム30との間にピボットの役割をするリンク42、43が設けられた 請求項1に記載の患者移送装置。上板移動板10が傾く際、リンクのピボットになる位置を効果的に調整するために、上部リンク42の長さと下部リンク43の長さが互いに異なる 請求項2に記載の患者移送装置。患者が長時間にわたって患者移動ベッドで待たなければならない場合、上板移動板10の一部を立てて患者の疲れが取れるように上板移動板稼動部11が設けられた 請求項1に記載の患者移送装置。

说明书全文

立ち居が不自由な患者を、患者ベッドと患者移動ベッドとの間に移送させる際に、患者には最小限の不便を与えながらも、容易に患者を移送することができる装置が必要である。 本発明は、病院で患者を移動する際に、患者ベッドと患者移動ベッドとの間、あるいは患者移動ベッドと各種検査装置との間に発生される患者移送装置に関する。

患者移動ベッドと患者ベッドとの間に患者を移送するための患者移送装置に関する多くの特許出願が国内外で出願されている。出願及び登録された多くの国内外の特許は、非常に複雑な装置や電動装置を用いるため、使用手順が複雑であり、高価の設備が要求され、実際に適用することが難しい。

特許文献1〜2などは比較的構造が簡単であり、設置及び操作は簡便であるが、患者が患者移送装置の上板移動板(top movable board)に横たわっていれば、患者の体重によって上板移動板と患者ベッドのマットレスとの間に大きな摩擦が発生してしまい、上板移動板を容易には動かし難いという短所がある。このような短所を克服するために、特許文献3は、上板移動板が患者ベッド上で容易に動けるように移送アーム(transfer arm)を新しく設けた。しかし、移送アームを別途に設置及び撤収する複雑な過程が必要である。特許文献4は、ベルト型の上板移動板が患者ベッド上を動きながら、ベルトの動きに従って上板移動板上にある患者の身が共に動く構造となっている。この際、上板移動板が患者ベッド上を動く距離は、上板移動板上で患者の身が動く距離より長くなければならないが、却って上板移動板上で患者の身の動く距離が、上板移動板が患者ベッド上を動く距離の2倍になる構造となっており、実際に適用することは難しい。

本願の出願人が考案した特許文献5は、移送アームと移送アーム上に動く滑車を通じて、上板移動板が患者ベッド上により長い距離を容易に動けるようにした。本発明では、移送アーム上に動く滑車の代わりに、患者移送ベッドの側面保護台を患者ベッドのマットレス上に寝かして、移送アームが側面保護台上に動けるようにして、患者の身が乗せられた上板移動板が患者ベッド上に容易に動けるようにした。

US4,259,756

KR10−2002−0049632

US7,000,268

KR10−2003−0037260

KR10−2009−0053325

患者移送装置は、外部の動力を使ってはならず、患者に最小限の不便を与えながらも、少ない人数で患者を安全かつ容易に移送できる必要がある。また、患者移送装置は、設置及び操作が容易ではなければならない

別途の付加装置の複雑な設置及び撤収過程なしに、横たわっている患者の身を患者ベッド70から患者移動ベッドに、あるいは患者移動ベッドから患者ベッド70に互いに移送できるように、本発明は、患者移動ベッドに患者の身を乗せたり降ろすために、患者の身を乗せることができる上板移動板10、上板移動板10に連結され、上板移動板10を容易に動くことができるようにする移送アーム30、患者移動ベッドのフレーム60上に固定され、移送アームが移動できるように構成された移送アームハウジング34、さらに、移送アームが患者ベッド上に容易に移動できるように、患者ベッド上に寝かされてガイドレールの役割をする側面保護台50などで構成されている。また、上板移動板を横に傾いて、患者の身を容易に乗せたり降ろすことができるように、上板移動板にリンク(linkage)42、43が設けられている。

患者を病室から診療室及び検事室に移送するために、患者ベッド70から患者移動ベッドに移送する必要がある場合が多い。また、患者移動ベッドからX線撮影機、MRI撮影機などの各種検査装備に患者を移送する必要がある場合も多い。その度に、立ち居の不自由な患者を移送することは難しい。移送する度に、患者には多くの苦痛が与えられ、また、多くの人数が動員されなければならない。特に、最近、肥満度の高い人が多くなっていることによって、重い体重を有している患者の移送が非常に不便である。

本発明は、患者が横たわっている状態で、患者の身を単純に横に立てることで、患者を患者移動ベッドに容易に乗せたり降ろすことができるため、患者には移送による不便を与えることを最小化することができ、少ない人数で患者を容易に移動することができるという長所もある。

特に、本発明は、患者の移送のために別途の外部動力が不要であり、別途の付属装置を設置または撤収する過程が不要であるため運営が非常に便利であり、装置が簡単であるため安価に供給することができる。

患者移送装置が設けられた患者移動ベッドの概路図

患者ベッドと連結された患者移動ベッドの概路図

移送アームハウジングの構成図

移送アームの構成図

移送アームと移送アームハウジングの組立図

移送アームとリンクの組立図

リンクの作動図

リンクのない移送アームと移送アームハウジングの構成図

移送アームハウジングローラーのない移送アームの構成図

側面保護台上を動く移送アームを示す説明図

患者を患者移動ベッドに乗せる段階を示す説明図

患者を患者移動ベッドから降ろす段階を示す説明図

上板移動板の稼動部を立てた際の様子を示す説明図

図1〜6に示すように、患者移動ベッドの上板移動板10が患者ベッド上を容易に動けるように、上板移動板下に移送アームローラー31が取り付けられている移送アーム(transfer arm)30と移送アームハウジング34を設けた。移送アームハウジング34は、患者移動ベッドのフレーム60に固定されている。患者移動ベッドの上板移動板10に患者を乗せたり降ろすために上板移動板10が患者ベッドのマットレス上を動く際、特に、患者の身が上板移動板10に乗せられている場合には、たとえ移送アーム30下にローラーが取り付けられていても患者マットレス上を動くことが難しい。 本出願人は、このような問題を克服するために、特許文献5において、移送アーム30上を再度動くことができる滑車を考案した。

上板移動板10を患者ベッド上に容易に動かすようにするための良い方法は、滑車などを用いた間接的な方法よりは、移送アーム30自体が患者ベッド上を容易に動けるようにする方法である。本発明では、患者移動ベッドにある側面保護台50を患者ベッド70のマットレス上に寝かし、上板移動板10に設けられた移送アーム30が患者ベッド上を動く際に、患者ベッドのマットレスの代りに側面保護台50上に動くようにして、患者の身が乗せられた上板移動板10が患者ベッド上に容易に動くようにした。側面保護台50は、移送アーム30が患者ベッドのマットレス上に容易に動くようにするガイドレールの役割をすると共に、上板移動板が患者ベッド上に動く際に、重心の移動によって患者移送ベッドが倒れることを防止する安全装置の役割もする。

本発明の重要な特徴は、患者の身を乗せたり降ろすために、移送アーム30を別途に設置または撤収する過程が不要であり、上板移動板10が動く際に、上板移動板に固定された移送アーム30が移送アームローラー31を通じて移送アームハウジング34と患者ベッド上に設けられた側面保護台50をガイドレールとして活用して、非常に容易に動くようにするものである。特許文献3においては、移送アームを別途に設置または撤収する複雑な過程が要求されたが、本発明では、上板移動板10が動く際に、移送アーム30と共に動くようになり、移送アーム30を設置または撤収する別途の過程が不要である。

図6及び7に示すように、上板移動板10と移送アーム30との間にはリンク(linkage)42、43が連結されており、リンクは上板移動板10が傾く際にピボットの役割をする。患者の身を容易に乗せたり降ろすことができるように、リンクは上板移動板10を患者の方に傾けるようにする。患者を患者移動ベッドに乗せるために、上板移動板10を患者の方に移動すれば、患者は横たわったままで背中を立てる。この際、上板移動板10を患者の背中の方に共に立てれば患者は背中を上板移動板に寄りかかるようになり、上板移動板を寝かせば患者の身は自然に上板移動板に横たえられるようになる。また、患者の身を患者移動ベッドから降ろす際には、上板移動板10を患者ベッド70の方に移動して傾けることで、患者の身が自然に滑られるようにすることができる。

図8には、リンクのない移送アーム30と移送アームハウジング34の構造が示されている。リンクのない場合には、移送アーム30が上板移動板10と直接に連結されているため、上板移動板を傾けることができない。図9には、移送アームハウジングローラー35のない簡単な移送アームと移送アームハウジングの構造が示されている。図9の移送アームローラー31と移送アームハウジング34との間には多少の間隙があり、上板移動板10が動く際に、移送アームが多少傾いて移送アームローラー31の中の一部が移送アームハウジングに接触されることができる。この際、移送アームハウジング34に接触された移送アームローラー31は、移送アームハウジングローラー35の役割をするようになり、移送アームと移送アームハウジングの構造が簡単になるようにする。また、図10には、移送アーム30が側面保護台50上を動いて上板移動板10が立てられる際の移送アーム30と移送アームハウジング34の様子が示されている。

患者を患者移動ベッドに乗せたり降ろす過程が図11及び図12に示されている。まず、患者ベッドから患者移動ベッドに患者を乗せるために、図11(a)に示すように、患者移動ベッドを患者ベッドの横に近づけた後、図11(b)に示すように、まず、患者移送ベッドの側面保護台50を患者ベッド70上に寝かせる。図11(c)に示すように、上板移動板10は、移送アームを通じて移送アームハウジング34と側面保護台50上を容易に動くことができる。患者を患者移動ベッドに乗せるために、図11(d)に示すように、患者が背中を立てれば、図11(e)に示すように、上板移動板を患者の方に隣接するように移動して立てれば、患者は背中を上板移動板に寄りかかる。この際、上板移動板を、図11(f)に示すように寝かせば、患者の身は自然に上板移動板10に横たえられるようになり、上板移動板10を患者移動ベッドの方に押せば、上板移動板10に連結された移送アームは、図11(f)に示すように、側面保護台50上を動くようになる。この際、上板移動板10は、移送アーム車輪31を通じて側面保護台50と移送アームハウジング34上を動くため、上板移動板10を動かすのに多くの力が不要である。図11(g)に示すように、患者の身が完全に患者移送ベッドに移送されれば、図11(h)に示すように、側面保護台を立てれば良い。

また、患者の身が一応、患者移動ベッドに完全に乗せられた後、患者移動ベッドを動かす前に、患者移動ベッドの両方にある側面保護台50を、図11(h)に示すように立てて、上板移動板10の動きを固定させなければならない。側面保護台50は、患者を移動する際に、患者の身が患者移動ベッドから落ちないように保護する役割をすると共に、上板移動板10と移送アーム30の動きを固定する役割をする。

患者を患者移動ベッドから患者ベッドに降ろす際は、図12(a)に示すように、患者移動ベッドを患者ベッドの横に近づけた後、図12(b)に示すように、患者移動ベッドの側面保護台50を患者ベッド上に先に寝かせる。図12(c)に示すように、患者の身が乗せられた上板移動板10を患者ベッドの方に押せば、上板移動板10は、移送アームを通じて移送アームハウジング34と側面保護台50上を動かして患者ベッドの方に移動する。図12(d)に示すように、リンク42、43が連結された上板移動板10を患者ベッドの方に傾けると、患者の重心が傾き、図12(e)に示すように、自然に患者の身が患者ベッドの方に滑られるようになる。患者の身が患者ベッドの方に完全に滑られると、図12(f)及び12(g)に示すように、再度上板移動板10を患者移動ベッドの方に押せば容易に撤収される。

本発明において、患者移送装置の上板移動板10と移送アーム30は、患者移動ベッドの左右の両方向の何れにも動くことができるため、使用が非常に便利である。

患者を患者ベッドから患者移動ベッドに移送する際、あるいは患者移動ベッドから患者ベッドに移送する際は、患者移動ベッドの安全性が非常に重要である。特に、患者の身の重心が移動するため、患者移動ベッドが倒れないように防止することが非常に重要である。患者を患者移動ベッドに移送して乗せたり降ろすために、患者移動ベッドを患者ベッドの横に近づけた後、車輪ロック装置を通じて図10の患者移動ベッド車輪62を固定することが先ずは重要である。本発明では、側面保護台50が患者ベッド上に寝かされており、患者の身を移送する過程中に患者移動ベッドが倒れることを防止する安全装置の役割をする。

本発明の最大の長所は、移送アーム30などの付属装置を別途に設置または撤収する過程が不要であり、図11に示すように、単に上板移動板10を患者移動ベッドの方から患者の方に押して患者を上板移動板10に乗せた後、上板移動板10をまた患者移動ベッドの方に押せば、多くの力を入れなくても容易に患者を患者移動ベッドに乗せることができる点である。また、患者を患者移動ベッドから患者ベッドに降ろすためにも、付属装置を別途に設置または撤収する過程が不要であり、図12に示すように、単に上板移動板10を患者ベッドの方に押して患者を降ろし、上板移動板をまた患者移動ベッドの方に押せば、同様に多くの力を入れなくても患者を患者移動ベッドから患者ベッドに降ろすことができる。

図10に示すように、移送アームハウジング34は患者移動ベッドのフレーム60に固定されている。移送アームハウジング34が設けられた患者移動ベッドのフレーム60は、図10及び図13の上板移動板稼動支持台64を通じて、必要に応じて上板移動板稼動部11を立てることができる。患者移動ベッドで長時間にわたって患者が待たなければならない場合、図13に示すように、上板移動板稼動部11を立てて患者が安らかに横たわるようにすることができる。

患者を病室から診療室及び検事室に移送するために、患者ベッド70から患者移動ベッドに移送する必要がある場合が多い。また、患者移動ベッドからX線撮影機、MRI撮影機などの各種検査装備に患者を移送する必要がある場合も多い。その度に、立ち居の不自由な患者を移送することは難しい。移送する度に、患者には多くの苦痛が与えられ、また、多くの人数が動員されなければならない。特に、最近、肥満度の高い人が多くなっていることによって、重い体重を有している患者の移送が非常に不便である。

本発明は、立ち居が不自由な患者を患者ベッドと患者移動ベッドとの間に移送させる際、患者には最小限の不便を与えながらも、容易に患者を移送することができる装置として使われることができる。

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