横臥者を立ち上がらせるための装置

申请号 JP2015537147 申请日 2013-10-23 公开(公告)号 JP6255024B2 公开(公告)日 2017-12-27
申请人 リフトアップ アーエス; リフトアップ アーエス; 发明人 リッケガルド ムーラー,アンダース; リッケガルド ムーラー,アンダース;
摘要
权利要求
  • 横臥者を立ち上がらせるための装置であって、
    前記装置は、
    i)シート(1)と、
    ii)第1位置から人の背中の後ろの第2位置まで移動するようにされた背もたれ(2)と、
    iii)シートが接続された上端部と、床などの表面上に接している最下端部とを含むシャーシ(3)と、を備え、
    前記シートおよび背もたれが前記表面に対して上昇するように、前記シャーシは、第1位置から前記シャーシの下端部が前記表面に接する第2位置まで移動するようにされ、
    前記シャーシ(3)は、第1脚部(4)と第2脚部(5)を各側に備え、
    前記第1脚部及び前記第2脚部は互いに動作可能に配置されているため、折り畳み状態並びに、シートおよび背もたれが地面から起き上がった展開状態をとり、
    前記第2脚部(5)は、前記第1脚部(4)に対し移動可能に配置され、
    前記装置の動作のために駆動部を備え、
    前記駆動部を有するトラバース(6)を備え、
    前記第2脚部(5)が前記駆動部の端部のブラケット(7)に据え付けられている一方で、前記第1脚部(4)は前記トラバース(6)に固定して据え付けられ、
    前記駆動部は電動モータにより駆動されることを特徴とする装置。
  • 前記シート(1)は、前記トラバース(6)に据え付けられていることを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。
  • 前記電動モータの電源は、制御部と共に前記トラバースの内部に設置することができる充電式電池であることができることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の装置。
  • 前記脚部(4、5)が湾曲していることを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
  • 人に沿って回転する前記シャーシの前記第2脚部(5)を有することで前記第1位置から前記第2位置まで移動するようにされ、更なる回転によって前記第2脚部(5)の外方端は前記地面と接することになり、自由端で前記トラバース(6)、前記シート(1)および前記背もたれ(2)と共に前記第1脚部(4)の端部を上方に持ち上げ始め、前記2つの脚部(4、5)が、装置が椅子の姿勢を取るまではさみ運動を行うことを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  • 前記背もたれ(2)は、前記装置の各側に配置された2つの別個な部品(8、9)で構成されることを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。
  • 前記背もたれ(2)の前記2つの部品(8、9)は、中立位置から回転して、地面から立ち上がろうとしている人の背中の後ろでロックすることができる背もたれ用部材(11)を有するシャフト(10)を備えることを特徴とする、
    請求項6に記載の装置。
  • 前記装置に乗った人を移すことができるように駆動輪またはローラーを備え、
    前記駆動輪または前記ローラーは ロック可能であることを特徴とする、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。
  • 前記装置の各側の前記第1脚部(4)は最下端部が、クロス部材(12)に接続されていることを特徴とする、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。
  • 前記シャーシの各側の前記第2脚部(5)の前記駆動部は、2つの個別の電動サーボモータにより構成されていることを特徴とする、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の装置。
  • 前記トラバース(6)は、パイプ形状で、電源および制御部が設けられ得る前記サーボモータを各端部に備えることを特徴とする、
    請求項10に記載の装置。
  • エンジンが前記トラバース(6)に平行に設けられるように、平歯車を有するギアを介して、または前記電動モータが前記トラバース(6)に垂直に設けられるように、傘歯車を介して、前記シャーシの各側の前記第2脚部(5)を少なくとも1つのシャフトを介して駆動する1つの電動モータを備えることを特徴とする、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の装置。
  • 前記装置は、手動で前記装置を椅子のような姿勢まで起き上がらせるためにレバーハンドルまたはリフトストラップを備えることを特徴とする、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の装置。
  • 说明书全文

    本発明は、床などの硬い面に横たわる人を立ち上がらせるために使用することができる装置に関する。

    本発明は、床に倒れた高齢者または移動性の低下した人を立ち上がらせることに関連する困難に基づくものである。 特に、体が衰弱して自分自身の足で立ち上がるための十分な筋力を持たない人、または補助なしに人が起き上がろうとした場合に、結果として発生する損害の原因となるケースに関係するものである。 ここでは、それらとは無縁の健康な人々が、よくわからない理由で倒れている場合、または家具または他の何かにつまずいた場合に関係するものである。 心臓発作で倒れた人々については、別問題である。 不十分な筋力および身体に快活性のないことが原因で、「自力で動けない人の重さ」がかかり、看護スタッフにも、その人を立ち上がらせることは困難になる。 同時に、人を立ち上がらせることが、結果として発生する損害の原因とならないよう考慮されるべきである。 例えば骨粗鬆症を患った人々に関係するものであり、彼らを立ち上がらせようと試みている間に骨折の危険にさらさないよう注意を払う必要がある。 体力が衰弱した人々を取り扱うリフトなどの装置が知られている。 これは、車輪にて走るクレーンのようなリフト、またはリフトが天井または特別なフレームに取り付けられたレールを走る天井リフトであることができる。 しかし、これらのリフトは、床に倒れた人を立ち上がらせることについては、特に実用的なものではない。

    本発明の目的は、倒れたまたは他の理由のために横たわる人を立ち上がらせるのに適した装置を提供することである。

    本発明によれば、これは請求項1に記載されるように装置により実現され、装置は、シートと、第1位置から人の背中の後ろの第2位置まで移動することができる背もたれ、ならびにシートが接続された上端部と、床などの表面上に接している最下端部とを含むシャーシを備え、シートおよび背もたれが表面に対して上昇するように、シャーシは、第1位置からシャーシの下端部が表面に接する第2位置まで移動することができる。 装置は、シートが人の背後の下に配置されて背もたれが人の背中の下に位置するように、人に対する位置に配置されるべきである。 シャーシが作動状態にされると、シートおよび背もたれは人を乗せて上方へ移動する。 人が座位をとるように、またはカタパルトとして知られる、すなわち人が立った姿勢になるよう補助される直立の姿勢をとるため装置が更に立ち上がれるように、どの高さまで人を立ち上がらせるか、どの高さまで装置が椅子のような姿勢を取るために位置できるかは、状況により決定される。 装置のもう一つの大きな利点は、装置が使用される際に、最小限の空間を取るよう設計されることができることであり、また使用中に最小限の新たな空間を取るよう設計されることができることである。

    本発明の更なる特徴は、請求項2から15、また本発明による装置の以下の実施の形態の説明に記載されている。

    本発明による装置の実施の形態について、添付の図面に照らしてより詳細に説明する。

    装置の側面/正面からの斜視図を示す図である。

    真横からの装置を示す図である。

    真上から見た装置を示す図である。

    使用中の様々な段階における装置の一連の姿を示す図である。

    使用中の様々な段階における装置の一連の姿を示す図である。

    使用中の様々な段階における装置の一連の姿を示す図である。

    使用中の様々な段階における装置の一連の姿を示す図である。

    使用中の様々な段階における装置の一連の姿を示す図である。

    使用中の様々な段階における装置の一連の姿を示す図である。

    使用中の様々な段階における装置の一連の姿を示す図である。

    使用中の様々な段階における装置の一連の姿を示す図である。

    図からも明らかなように、装置の主な構成要素は、シート1、背もたれ2およびシャーシ3である。

    シャーシ3は、各側に第1脚部4および第2脚部5を備え、各側の第1脚部4は、駆動部を備えるスルートラバース6の端部に接続されている。 第2脚部5は、駆動部の端部にあるブラケット7に据え付けられている。 シート1は、スルートラバース6に据え付けられている。 背もたれ2は、別個な部品8、9で構成されている。 部品8、9は、一端が回転可能にスルートラバース6にはめ込まれたシャフト10を備える。 シャフト10の他端には、背もたれ用部材11がある。

    図4では、表面に置かれて潰れた状態の装置が示されている。 図5では、背もたれ用部材11が垂直姿勢になるように背もたれの部品8が回転している。 図6では、シート1が人の背後に当接した状態になるように、表面に横たわる人の脚の下に装置が押し込まれている。 図7では、背もたれの一つの部品8が人の側面に沿って配置される位置まで回転しており、図8では、背もたれ用部材11が人の背中の後ろの位置まで回転するように、背もたれの部品8が回転している。 これは、背もたれの第2の部品9についても繰り返される。 背もたれの部品8、9の両方は、当然同時に動かすことができる。 あるいはまた、背もたれの二つの部品8、9は、同時に動作するように、シャフトにより連結されることができる。 しかし、背もたれ用部材11の二つの部品8、9は個別に動かせるということに注意しなければならない。 これで、人は装置内に横たわることになる。 図8から明らかなとおり、シャーシの他の脚部5は、人に沿って回転し、更なる回転によって第2脚部5の外方端は地面と接することになり、自由端でトラバース6、シート1および背もたれ2と共に第1脚部4の端部を上方に持ち上げ始め、2つの脚部4、5が、装置が椅子の姿勢を取るまではさみ運動を行うことで、人を座位にまで立ち上がらせる。 2つの脚部5がさらに動作すると、装置は図11に示すように人をカタパルトオペレーションとしても知られる立位にまで立ち上がらせることができる。

    装置は、いつでも停止し、逆方向に動作させることができることに注意することが重要である。 それは、人が転倒した際に例えば脚または腕を骨折していることが判明した、またはその疑いがある場合に適切かもしれない。 単に、立ち上がった姿勢になるまでの動作の間に、その人が短い休憩を必要とする場合であるかもしれない。

    使用後に装置が折り畳まれる際、装置が再び図4に示される状態になるまで同じ方向に回転し続けるように、リア脚部4が作動状態にされる。

    背もたれの二つの部品8、9は、少なくとも背もたれ用部材11を有する部品8、9が人の背中の後ろにまで回転した位置においてロックすることができる。 ロックは、単純にボールロックであることができる。 好ましくは、装置が折り畳まれる際に、背もたれ部8、9はロックされることもでき、これは装置の的確な操作に部分的に寄与し、背もたれを用いて、人によって装置が持ち運ばれ操作されることができることから、同時に操作性を向上させるものである。 図4から明らかなように、背もたれの背もたれ用部材11は、脚部4、5の前方にのびる。 背もたれ用部材11は、装置が折り畳まれる際にのびないように、もしくは脚部4、5の前方までのびないように押し込めるよう、軸の方向に可動になるようにシャフト10に据え付けられることもできる。

    装置の各側の第1脚部4は、その下端部でクロス部材12に接続されることができる。 これは、装置の使用中に装置の操作者がクロス部材12に足をのせて支えることでクロス部材12を使用することができるように、装置のより高い安定性に寄与するものである。 横臥者の脚を支えるために、横臥者が足首の後ろをのせることができる追加のクロス部材を据え付けることができる。

    シャーシの各側にある第2脚部5の駆動部は、2つの個別の電動サーボモータで構成されてもよい。 スルートラバース6は、各端部にサーボモータが設けられたパイプであることができる。 サーボモータの電源は充電式電池であることができ、制御部と共にトラバースの内部に設置されることができる。 制御部は、単純にシンプルなオン/オフスイッチで構成されることができる。 あるいはまた、駆動部は、シャフトを介してシャーシの各側の第2脚部5を駆動する1つのモータを備えることができる。 それは、1つのスルーシャフト、または2つの脚部5それぞれに1つずつの2つのシャフトであることができる。 電動モータは、平歯車を有するギアを介して1つのシャフト/複数のシャフトを引っ張ることができる。 モータがトラバース6に垂直に設けられるように、エンジンが1つのシャフト/複数のシャフトに平行に設けられてもよく、ギアが傘歯車を備えてもよい。 他の可能性は、駆動シャフトに沿って配置される複数のサーボモータを使用することである。 これは、駆動部をかさばらせることなく、シート下により良い空間を得ることができるように、より小型のサーボモータの使用を可能にする。 更なる可能性は「中空型」モータ、すなわちスルーシャフトを有し、各脚部を駆動する電動モータを使用することである。 駆動部は、例えば、電源障害時に手動クランクなどで手動操作されるように設計することもできる。 さらに、ハンドルが据え付けられると電動サーボモータが切り離されるように駆動部を設計することができる。 これは、例えば、ギア機構の歯車に、係合のためのばね負荷がかけられており、クランクが装着されると、歯車は、ばね負荷に抗して押し返すことで切り離されてもよい。 あるいはまた、駆動部はクランクハンドルのみで、さらには手回しハンドルで操作されるように設計されることができる。 原則として、装置は、例えばレバーハンドルまたはリフトストラップを備えているため、手動で椅子のような姿勢まで起き上がらせることもできる。 しかし、モータ駆動が、人に損傷を与えかねない急激な動きや衝撃を起こさずに装置をスムーズに動作させるため、モータ付のバージョンが補助される人にとって最も優しいものであると認知されている。 さらに、補助する者にとっても、人が乗った装置を手動で起き上がらせることは、身体的に困難である。

    シート1は、ねじで直接またはブラケットで間接的に、トラバース6に固定することができる。 例えば、それはトラバース6の周りに強く巻かれたチューブブラケットの形のブラケットであることができる。

    装置に乗った人を、例えば椅子またはベッドに移すことができるように、脚部4、5の外端部に駆動輪またはローラーを設けることができる。 装置の操作および安全上の理由のため、駆動輪の少なくとも一方をロックすることができる。 好ましくは、第1脚部4の両方の車輪がロック可能である。 シャーシの各側の第2脚部5に駆動輪またはローラーが設けられている場合、これらは下地表面を滑るのではなく、走るものであり、これはより少ない労力とエネルギーを必要とする。 これは、より小さなモータを選択することができ、また充電式電池を長持ちさせることを意味する。

    明らかなように、脚部4、5がわずかに湾曲しており、表面を横切る脚部4、5自体が円滑な動作を提供する。 しかし、脚部が表面上を移動する際の摩擦が減少するように、表面と接触する脚部4、5の縁部に、車輪またはローラーを設けることができる。

    明らかなように、4つの脚部は基本的に同様であり、背もたれの2つの部品にも同じことがあてはまるため、装置は比較的少数の構成要素にて構成される。 装置は、様々な材料から製造することができ、例えば、脚部、シートおよび背もたれは、木材から製造することができる。 装置は、例えば炭素繊維材料といったプラスチック材料、または金属、または材料の組み合わせによって製造することも当然可能である。

    図面からも明らかなように、潰れた状態の装置は少ない空間しか取らない(図4参照)。 また明らかなように、装置の操作には最小限の周囲の空間のみ必要となる。 基本的に、人が取っている以上の空間を必要としないのである。

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