Aircraft and method of retrieving rescue cradle into aircraft fuselage

申请号 JP2009164015 申请日 2009-07-10 公开(公告)号 JP2010018274A 公开(公告)日 2010-01-28
申请人 Agusta Spa; アグスタ ソチエタ ペル アツィオニ; 发明人 PANCOTTI SANTINO; BALLERIO DANTE;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To easily retrieve a rescue cradle into an aircraft fuselage.
SOLUTION: This aircraft 1 capable of hovering, has: a fuselage 2 defining an access opening 12; operating means 30 for operating a rescue cradle 32; and a first door 16 movable between a closed position engaging a first portion 24 of the opening 12, and a first open position allowing access to the first portion 24 of the opening 12. The aircraft 1 has a member 39 connected functionally to the first door 16 and in turn having at least one flat surface 40; and the member 39 is movable with respect to the wall 16 into a first position, in which the flat surface 40 defines a supporting surface for the cradle 32 when the first door 16 is in the first open position.
COPYRIGHT: (C)2010,JPO&INPIT
权利要求
  • 進入用開口部(12)を形成する胴体(2)と、
    救助用架台(32)を移動させる駆動手段(30)と、
    前記開口部(12)の第1の部位(24)に係合する閉塞位置と前記開口部(12)の前記第1の部位(24)への進入を許可する第1の開放位置との間を移動可能な第1の壁体(16)とを備えたホバリング可能な航空機において、
    前記第1の壁体(16)に連結され、少なくとも一の平坦面(40)を有する部材(39)をさらに備え、
    前記部材(39)は、前記第1の壁体(16)が前記第1の開放位置にあるときに、前記平坦面(40)が前記架台(32)の支持面を形成する第1の位置に、前記第1の壁体(16)に対し移動可能であり、
    前記第1の壁体(16)は、少なくとも第1の軸(C)を中心として前記胴体(2)に回転可能に連結されるとともに、前記第1の軸(C)を中心として前記閉塞位置と前記第1の開放位置との間を回転移動可能であり、
    前記第1の壁体(16)は、前記第1の軸(C)を中心として前記閉塞位置から前記第1の開放位置へと所定の回転方向に回転移動可能であるとともに、前記第1の軸(C)を中心として前記第1の開放位置から第2の開放位置へと前記所定の回転方向と同一の回転方向に回転移動可能であることを特徴とする航空機。
  • 請求項1に記載の航空機において、
    前記部材(39)は、
    前記第1の壁体(16)に連結された第1の端縁部(42)と、
    この第1の端縁部の反対側の第2の端縁部(44)とを有し、
    前記第2の端縁部(44)は、前記部材(39)が前記第1の位置にあるときに、前記第1の壁体(16)からの第1の距離に位置され、前記部材(39)が前記第1の位置とは異なる第2の位置にあるときには、前記第1の壁体(16)からの第2の距離に位置され、前記第1の距離は前記第2の距離よりも小さいことを特徴とする航空機。
  • 請求項2に記載の航空機において、
    前記部材(39)の前記第1の端縁部(42)は、前記第1の壁体(16)に設けられたガイド(43)に形成された溝(47)の内側をスライドすることを特徴とする航空機。
  • 請求項2または3に記載の航空機において、
    前記平坦面(40)は、前記部材(39)が前記第1の位置にあり、かつ、前記第1の壁体(16)が前記第1の開放位置にあるとき、実質的に水平であることを特徴とする航空機。
  • 請求項2〜4のいずれか1項に記載の航空機において、
    前記平坦面(40)は、前記部材(39)が前記第2の位置にあり、かつ、前記第1の壁体(16)が前記第2の開放位置にあるとき、実質的に水平であり、踏み台を形成することを特徴とする航空機。
  • 請求項2〜5のいずれか1項に記載の航空機において、
    前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記第1の壁体(16)に対して前記部材(39)を移動させる駆動手段(50)を備えることを特徴とする航空機。
  • 請求項6に記載の航空機において、
    前記駆動手段(50)は、
    前記第1の壁体(16)に取り付けられた第1のロッド(51)と、
    前記第1のロッド(51)と前記部材(39)の前記第2の縁部(44)とにヒンジ結合された少なくとも一の第2のロッド(52)とを備え、
    前記第1の縁部(42)および前記第1のロッド(51)は、前記部材(39)が前記第1の位置にあるときに、前記第2の縁部(44)の両側に位置されることを特徴とする航空機。
  • 請求項6または7に記載の航空機において、
    前記第1の壁体(16)は、
    少なくとも前記第1の軸(C)を中心として前記胴体(2)に回転可能に連結される第3の縁部(18)と、
    前記第3の縁部(18)の反対側の第4の縁部(20)とを有し、
    少なくとも前記部材(39)が前記第1の位置にあるとき、前記部材(39)および前記駆動手段(50)が位置される前記第1の軸(C)からの距離は、前記第4の縁部(20)と前記第1の軸(C)との間の距離よりも短いことを特徴とする航空機。
  • 請求項8に記載の航空機において、
    前記第4の端部(20)は、前記第1の壁体(16)が前記第1の開放位置にあるときに、前記第1の軸(C)に平行な前記胴体(2)の長手方向面(P)からの第1の距離に位置され、前記第1の壁体(16)が前記第2の開放位置にあるときには、前記第1の距離よりも短い前記長手方向面(P)からの第2の距離に位置されることを特徴とする航空機。
  • 請求項1〜9のいずれか1項に記載の航空機において、
    前記駆動手段(30)を支持する第2の壁体(15)を備え、
    前記第2の壁体(15)は、前記開口部(12)の前記第1の部位(24)とは異なる第2の部位(23)に係合するさらなる閉塞位置と、前記第2の部位(23)への進入を許可するとともに前記駆動手段(30)が前記胴体(2)の外側に位置されるさらなる開放位置との間を移動可能であることを特徴とする航空機。
  • 請求項1〜10のいずれか1項に記載の航空機は、転換式航空機であることを特徴とする航空機。
  • 請求項1〜11のいずれか1項に記載の航空機は、ヘリコプターであることを特徴とする航空機。
  • 進入用開口部(12)を形成する胴体(2)と、
    救助用架台(32)を移動させる駆動手段(30)と、
    前記開口部(12)の第1の部位(24)に係合する閉塞位置と前記開口部(12)の前記第1の部位(24)への進入を許可する第1の開放位置との間を移動可能な第1の壁体(16)とを備えたホバリング可能な航空機において、
    前記第1の壁体(16)に連結され、少なくとも一の平坦面(40)を有する部材(39)をさらに備え、
    前記部材(39)は、前記第1の壁体(16)が前記第1の開放位置にあるときに、前記平坦面(40)が前記架台(32)の支持面を形成する第1の位置に、前記第1の壁体(16)に対して移動可能であり、
    前記駆動手段(30)を支持する第2の壁体(15)であって、前記開口部(12)の前記第1の部位(24)とは異なる第2の部位(23)に係合するさらなる閉塞位置と、前記第2の部位(23)への進入を許可するとともに前記駆動手段(30)が前記胴体(2)の外側に位置されるさらなる開放位置との間を移動可能である第2の壁体(15)を備えることを特徴とする航空機。
  • ホバリング可能な航空機(1)の胴体(2)であって、進入用開口部(12)と、軸(C)を中心にして回転するとともに、前記胴体(2)に連結される第1の縁部(18)および前記第1の縁部(18)の反対側の第2の縁部(20)を有する壁体(16)とを備える胴体(2)に救助用架台(32)を取り込む方法であって、
    前記胴体(2)の外側で前記架台(32)を引き上げる引き上げ手順を含み、
    さらに前記引き上げ手順の終了後に、前記開口部(12)の少なくとも一部(24)への進入を許可する第1の開放位置に前記壁体(16)を移動させる手順と、
    前記壁体(16)に取り付けられた部材(39)によって形成される平坦面(40)であって、前記壁体(16)に対する第1の位置に設置される平坦面(40)により形成された支持面上に前記架台(32)を載置する手順とを含むことを特徴とする方法。
  • 請求項14に記載の架台(32)を取り込む方法において、
    前記引き上げ手順の前に、前記壁体(16)を第2の開放位置に移動させる手順であって、前記第2の端部(20)は、前記壁体(16)が前記第1の開放位置にあるときに、前記軸(C)に平行な前記胴体(2)の長手方向面(P)からの第1の距離に位置され、前記壁体(16)が前記第2の開放位置にあるときに、前記第1の距離よりも短い第2の距離に位置される手順と、
    前記壁体(16)が前記第2の開放位置にあるときに、前記壁体(16)に対して前記部材(39)を前記第1の位置に移動させる手順とを含むことを特徴とする方法。
  • 说明书全文

    本発明は、航空機に関し、とくにヘリコプターや転換式航空機のような航空機に関する。 本発明は、さらに航空機の胴体内に救助用架台を取り込む方法に関する。

    ホバリング可能な航空機、すなわち一定の高さで停止飛行を続ける航空機が知られている。

    そのような航空機の例として、ヘリコプターと転換式航空機とがある。

    ホバリング可能な航空機は、例えば難破船の生存者を救助するなどの緊急状況およびまたはアクセスしにくい位置における救助または引き上げ目的にとって有用である。

    実際の救助作業は、航空機の固定構造物に取り付けられたウインチと、ウインチにより動作させられるロープから吊下された救助用架台とを用いて行われる。

    さらに言うと、この種の航空機は、胴体の一方側に形成されて、通常の飛行状態においてハッチにより閉塞される胴体進入用開口部を備える。

    救助作業を行うために、ハッチが進入用開口部を開放する開放位置に移動させられ、救助用架台が下降させられて、その後、救助すべき負傷者およびまたは物を収容して引き上げられる。

    この時点で、手動でもしくは特殊な道具を用いて、救助用架台が開口部を介して胴体内に取り込まれる。

    航空機によって想定される異なる姿勢、悪天候により引き起こされる突然の移動、および救助作業を実行するときに生じる一般的な困難性のため、作業員は救助用架台を把持して胴体内に取り込むことがしばしば困難となる。

    作業員の救助用架台の胴体への係合と胴体内への取り込みを容易にするという必要性が業界内にある。

    本発明の一の目的は、簡単な低コストの態様で上記のことを達成するように設計された航空機を提供することである。

    本発明によると、請求項1に記載されているように、進入用開口部12を形成する胴体2と、救助用架台32を移動させる駆動手段30と、開口部12の第1の部位24に係合する閉塞位置と開口部12の第1の部位24への進入を許可する第1の開放位置との間を移動可能な第1の壁体16とを備えたホバリング可能な航空機において、第1の壁体16に連結され、少なくとも一の平坦面40を有する部材39をさらに備え、部材39は、第1の壁体16が第1の開放位置にあるときに、平坦面40が架台32の支持面を形成する第1の位置に、第1の壁体16に対し移動可能であり、第1の壁体16は、少なくとも第1の軸Cを中心として胴体2に回転可能に連結されるとともに、第1の軸Cを中心として閉塞位置と第1の開放位置との間を回転移動可能であり、第1の壁体16は、第1の軸Cを中心として閉塞位置から第1の開放位置へと所定の回転方向に回転移動可能であるとともに、第1の軸Cを中心として第1の開放位置から第2の開放位置へと所定の回転方向と同一の回転方向に回転移動可能であることを特徴とする航空機が提供される。

    本発明は、さらに請求項14に記載れているように、航空機の胴体に救助用架台を取り込む方法に関する。 すなわちホバリング可能な航空機1の胴体2であって、進入用開口部12と、軸Cを中心にして回転するとともに、胴体2に連結される第1の縁部18および第1の縁部18の反対側の第2の縁部20を有する壁体16とを備える胴体2に救助用架台32を取り込む方法であって、胴体2の外側で架台32を引き上げる引き上げ手順を含み、さらに引き上げ手順の終了後に、開口部12の少なくとも一部24への進入を許可する第1の開放位置に壁体16を移動させる手順と、壁体16に取り付けられた部材39によって形成される平坦面40であって、壁体16に対する第1の位置に設置される平坦面40により形成された支持面上に架台32を載置する手順とを含むことを特徴とする。

    本発明の好ましい非制限的な実施形態は、付随の図面を参照して一例として記載される。

    救助用架台を引き上げる過程における本発明に係る航空機の正面図であり、明確化するために部品を省略した図である。

    救助用架台を胴体内に取り込む過程における図1の航空機の正面図である。

    搭乗段階における図1,2の航空機の正面図である。

    搭乗段階における図1,2の航空機の斜視図である。

    飛行中における図1〜4の航空機の斜視図である。

    付随の図面の番号1は、ホバリング可能な航空機、すなわち一定の高さで停止飛行を続ける航空機を示している。

    図示の例では、航空機1は転換式航空機である。

    その代わりに、航空機1がヘリコプターであってもよい。

    転換式航空機は、概ね、胴体2と、胴体2に取り付けられた中央部および胴体2から突出する2つの片翼4を有するウイング3とを備える。

    転換式航空機は、片翼4の真下のそれぞれのナセルに収納された2つのエンジン(図示しない)と、それぞれの片翼4に取り付けられた2つの回転翼5(図4では一方のみ図示)とをさらに備える。

    各回転翼5は、各エンジン(図示しない)に機能的に連結され、各軸Aを中心として回転する。

    各回転翼5は、各軸Aが平である第1の位置(図3,4)と、各軸Aが鉛直である第2の位置(図1,2)との間で移動可能である。

    転換式航空機は、回転翼5が第1の位置にあるときに、固定翼を有する航空機と実質同様に機能し、回転翼5が第2の位置にあるときには、ヘリコプターと実質同様に機能して、ホバリング可能である。

    さらに言うと、胴体2は2つの側面11を備え、一方の側面11には、乗客と乗務員の進入用開口部12が形成されている。

    胴体2は、互いにおよび胴体2に平行な各軸B,Cを中心としてそれぞれヒンジ結合された第1の縁部17,18と、縁部17,18の反対側の第2の縁部19,20とをそれぞれ有する2つの壁体15,16をさらに備える。

    図1,2,5に示す飛行状況では、壁体15が壁体16の上方に位置され、軸B,Cは水平である。

    壁体15は、湾曲されてくぼんでおり、縁部17,19の間に介在された2つの平行な側縁部を備える。

    壁体16も湾曲されてくぼんでおり、縁部18,20の間に介在された2つの平行な側縁部を備える。

    壁体15,16は、それぞれ開口部12の各部位23,24(図1〜4)に係合する閉塞位置(図5)に配設可能であり、その位置では縁部19,20が互いに共働している。

    さらに言うと、壁体15,16がそれぞれ閉塞位置にあるとき、縁部19,20は共働して密閉し、加圧された胴体2の内部と航空機を取り巻く大気との間の圧勾配に耐えることができる。

    壁体15は、壁体15が閉塞位置にあるときに胴体2の内部に面する内面29を有する。

    内面29には、鉛直方向に延びるロープ31(図1,2)を支持するウインチ30が備え付けられ、ロープ31に救助用架台32が取り付けられている。

    閉塞位置に加えて、さらに壁体15は、図1,2に示す飛行状況に関し、縁部19が軸Bの上方に位置されてウインチ30が胴体2の外部に面する開放位置(図1,2)に軸Bを中心として回転する。

    さらに言うと、壁体15は、閉塞位置から開放位置へと軸Bを中心として時計方向に回転する。

    壁体15は、2つのアクチュエータにより開放位置と閉塞位置との間を軸Bを中心として回転され、各アクチュエータは、壁体15の内面29に取り付けられたシリンダと、壁体15に取り付けられ、各シリンダの内側をスライドするピストンとを有する。

    壁体16は、軸Cを中心として回転し、軸Cに垂直な2つのガイド(図示しない)に沿って伸びる。

    それ故、閉塞位置に加えて、壁体16は、端部20が軸Cの下方に位置される完全開放位置(図3,4)と、端部20が軸Cとほぼ水平である一部開放位置(図2)とを呈することができる。

    さらに言うと、壁体16は、軸Cを中心として反時計方向に回転し、初めに上記ガイドに沿って閉塞位置から一部開放位置に移動し、次に完全開放位置に移動する。

    壁体16は、2つのアクチュエータ25(図4)により完全開放位置、一部開放位置、および閉塞位置に移動させられ、各アクチュエータは、胴体2に取り付けられたシリンダと、壁体16に取り付けられ、各シリンダの内側をスライドするピストンとを有する。

    壁体16は、壁体16が閉塞位置にあるときに胴体2の内部に面する内面28を有する。

    さらに言うと、壁体16が一部開放位置にあるときには、完全開放位置にあるときよりも、縁部20は、軸B,Cに平行な胴体2の中央縦断面Pからさらに離れる。

    転換式航空機は、好ましくは、壁体16に機能的に連結されて平坦な表面(平坦面)40をなす板材39を備える。 板材39は、壁体16に対して第1の位置(図2)に移動可能であり、その位置では、壁体16が一部開放位置にあるときに、表面40は救助用架台32のベース33の支持面を定める。

    さらに言うと、板材39は、軸Cに平行な縁部42であり、その両端が壁体16の内面28に取り付けられた各ガイド43の各溝47(図3)の内面に沿ってスライドする縁部42と、軸Cに平行で、縁部42の反対側の縁部44と、軸Cに交差し、縁部42と44の間を伸延する2つの平行な湾曲した側縁部とを有する。

    縁部42,44と側縁部は表面40を規定する。

    板材39は、さらに表面40の反対側の表面45を有する。

    各溝47は、軸Cのより近くの第1の端部48と、端部48の反対側の端部49とを有する。

    板材39は、縁部44が内面28からの第1の距離にあり、縁部42の両端が各ガイド43の端部48に係合する第1の位置(図2)と、縁部44が第1の距離よりも長い内面28からの第2の距離にあり、縁部42の両端が各ガイド43の端部49に係合する第2の位置(図3,4)との間を移動可能である。

    壁体16は、その第1の位置と第2の位置との間で板材39を移動する駆動手段50を備える。

    さらに言うと、駆動手段50は、軸B,Cに平行なロッド51(図4)と、2本のロッド52とを有し、各ロッド52は、軸B,Cに平行な軸Dを中心としてロッド51にヒンジ結合された第1の端部と、第1の端部の反対側にあり、軸Dに平行な軸Eを中心として縁部44の両端部にそれぞれヒンジ結合された第2の端部とを有する。

    板材39の第1の位置および第2の位置の双方において、軸Cに関する板材39および駆動手段50の径方向の大きさは、軸Cに関する壁体16の径方向の大きさ内に含まれる。

    換言すると、板材39がどんな位置にあろうと、板材39および駆動手段50は、縁部20よりも軸Cに接近している。

    さらに言うと、板材39が第2の位置にあるとき、表面40は軸Cに対し垂直である。

    板材39が第1の位置にあるとき、表面40は軸Cに対し平行であり(図2)、ロッド51は縁部44の縁部42とは反対側に位置される。

    2本のロッド52は、平行であり、かつ相隔てられている。

    壁体16が完全開放位置にあり、かつ、板材39が第2の位置にあるとき(図3,4)、表面40は、開口部12を介して胴体2から出入りするための実質的に水平な踏み台を形成する。

    転換式航空機の動作は、壁体15が開放位置にあり、壁体16が完全開放位置にあり、かつ、板材39が第2の位置にある状況(図3,4)について、ここでは記載される。

    この状況では、表面40は、開口部12を介した乗務員の胴体2へのアクセスを可能とする踏み台を形成する。

    乗務員が搭乗したら、駆動手段50は板材39を第1の位置に移動させ、アクチュエータ22,25は各壁体15,16をそれぞれ閉塞位置に移動させる。

    救助およびまたは引き揚げ作業が飛行中に必要になると、回転翼5の向きが変えられて各軸Aが鉛直となり(図1,2)、転換式航空機はヘリコプターモードで機能し、ホバリング、すなわち一定高さでの停止飛行状態に保たれる。

    この時点で、アクチュエータ22は壁体15を開放位置に移動させ、アクチュエータ25は壁体16を完全開放位置に移動させる。 板材39は第1の位置のままである。

    架台32がウインチ30に取り付けられ、救助およびまたは引き揚げ作業を行うために降下させられる。

    完全開放位置にある壁体16と第1の位置にある板材39の縁部20,44は、降下中の架台32と干渉しない。

    救助すべき負傷者およびまたは物が架台32内に搭載さると、ウインチ30が駆動され、軸Cの上方の位置に架台32を引き上げる。

    架台32が引き上げられるとき、壁体16は完全開放位置にあり、板材39は第1の位置にある。 したがって、縁部20,44は架台32と干渉しない(図1)。

    この時点で、アクチュエータ25は壁体16を一部開放位置に移動させる。

    駆動手段50は板材39を第1の位置に保ち、その位置では表面40はほぼ水平でロープ31に対して垂直である。

    作業員は、表面40上に架台32のベース33の一部を載置し、架台32を胴体2内に取り込み、架台32をロープ31から切り離す。

    アクチュエータ22,25は、それから壁体15,16を閉塞位置に移動させる(図5)。

    本発明に係る航空機1と救助用架台を取り込む方法に関する効果は、上述の説明より明らかとなるであろう。

    とりわけ、壁体16が一部開放位置にあり、板材39が第1の位置にあるとき、表面40は、架台32のベース33の少なくとも一部の支持面を形成する。

    したがって、作業員による架台の取り込みが非常に容易となる。

    その上、架台32が昇降されるとき、壁体16は完全開放位置にあり、板材39は第1の位置にある。

    架台32を上昇または下降するときに、縁部44は内面28からの最小距離に、縁部20は断面Pからの最小距離にあり、上昇または下降時に縁部20,44は架台32と干渉しない。

    最後に、壁体15,16がそれぞれの閉塞位置にあるとき、板材39は第1の位置にあり、それ故、縁部44と駆動手段50は、壁体15に取り付けられたウインチ30に干渉せず、胴体2の内部になんら深刻な問題を生じない。

    本発明の範囲を逸脱することなく、ここに記載された航空機1と救助用架台を取り込む方法についての変更がなされてもよいことは明らかである。

    2 胴体 15,16 壁体 18,20 縁部 30 ウインチ 32 架台 39 板材 40 平坦面 42,44 縁部 43 ガイド 47 溝 50 駆動手段 51,52 ロッド

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