Bed prone

申请号 JP2000611868 申请日 2000-04-21 公开(公告)号 JP2003521964A 公开(公告)日 2003-07-22
申请人 ヒル−ロム サービシーズ,インコーポレイティド; 发明人 ウェイドナー,エリック; アール. カバノー,マシュー; エル. ドーラー,スティーブン; エル. バブソン,ビンセント; ディー. ハンド,バリー; ジャック ジェイ. ブルックス; ロビンソン,リチャード;
摘要 (57)【要約】 ベッド(10)であって、ベース(12)およびフレームアセンブリ(14)を包含する。 頭端支持アセンブリ(16)および足端支持アセンブリ(18)が、ベース(12)とフレームアセンブリ(14)の間に連結されている。 フレームアセンブリ (14)は、ベース(12)の上方の置かれた第1および第2のサイドフレーム部材(80、82)を包含する。 ベッド(10)はまた、第1および第2のサイドフレーム部材(80、82)に連結された複数のラッチ機構(160)、および該複数のラッチ機構(160)によって第1および第2のサイドフレーム部材(80、82)に連結されるように構成された患者支持面(162)を包含する。 フレームアセンブリ(14)をその縦軸を中心としてうつ伏せ配置の 位置 まで回転させるために、回転駆動機構(130)が足端支持アセンブリ(18)に連結されている。 患者をうつ伏せ配置で支持するために、うつ伏せ面(250)がフレームアセンブリ(14)に連結されている。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ベッドであって、 ベースと、 該ベースに連結されたフレームで、頂面と底面を包含するフレームと、 該ベースおよびフレームに連結された支持アセンブリで、該フレームを縦軸を中心として回転させ、それで、患者支持面をあおむけ配置からうつ伏せ配置に移動させるように構成された駆動機構を包含する支持アセンブリと、 患者をうつ伏せ配置で支持するためにフレームに連結されるように構成されたうつ伏せ面と、 フレームの頂面に連結された第1の制御パネルで、該フレームがあおむけ配置の位置にあるときに作動できる少なくとも1つのベッド機能のための少なくとも1つの制御機能を包含する第1の制御パネルと、 フレームの底面に連結された第2の制御パネルで、該フレームがうつ伏せ配置の位置にあるときに作動できる少なくとも1つのベッド機能のための少なくとも1つの制御機能を包含する第2の制御パネルと を具備するベッド。 【請求項2】 請求項1のベッドであって、フレームが頭端および足端を包含し、第1および第2の制御パネルが該フレームの頭端に隣接する位置にあることを特徴とするベッド。 【請求項3】 請求項1のベッドであって、フレームが第1および第2の互いに間隔をあけたサイドフレーム部材を包含し、ベッドの向かい側から少なくとも1つのベッド機能を制御できるようにするために第1および第2の制御パネルが該第1および第2のサイドフレーム部材の各々に連結されていることを特徴とするベッド。 【請求項4】 ベースと、該ベースに連結された第1および第2のサイドフレーム部材とを具備するベッドであって、第1および第2のサイドフレーム部材が各々、固定フレーム部材と可動背部セクションを包含し、各背部セクションが、固定フレーム部材の上をベッドの頭端に向かって移動できるサポート部材にピボット連結された端部分を有し、各背部セクションがまた、固定フレーム部材上の固定ピボット接続部にもピボット連結されており、これで、サポート部材がベッドの頭端に向かって移動するにつれて、該背部セクションも、ベッドの頭端に向かって、固定フレーム部材に相対する上昇位置まで移動することを特徴とするベッド。 【請求項5】 請求項4のベッドであって、さらに、第1および第2のサイドフレーム部材に連結された患者支持面を具備し、該患者支持面が、第1および第2のサイドフレーム部材の背部セクションに連結されたピボット式背部セクションを包含することを特徴とするベッド。 【請求項6】 請求項5のベッドであって、前記患者支持面のピボット式背部セクションが、第1および第2のサイドフレーム部材の背部セクションとともにベッドの頭端に向かって上昇位置まで移動することを特徴とするベッド。 【請求項7】 請求項4のベッドであって、第1および第2のサイドフレーム部材が、該第1および第2のサイドフレーム部材を縦軸を中心として回転させるように構成された回転駆動機構を包含する支持アセンブリによってベースに連結されていることを特徴とするベッド。 【請求項8】 請求項4のベッドであって、第1および第2のサイドフレーム部材が各々、サポート部材を固定フレーム部材に相対して移動させ、それで、
    背部セクションを固定フレーム部材に相対して昇降させるために、該固定フレーム部材とサポート部材とに連結されたアクチュエータを包含することを特徴とするベッド。 【請求項9】 請求項8のベッドであって、アクチュエータが、固定フレーム部材に連結されたシリンダであり、該シリンダが、サポート部材に連結された端部を有する可動ピストンを包含することを特徴とするベッド。 【請求項10】 請求項8のベッドであって、さらに、第1および第2のサイドフレーム部材に連結された患者支持面を具備し、該患者支持面が、外フレームおよび該外フレームに連結された内サポート部分を包含し、該外フレームが、
    患者支持面の向かい側に置かれた第1および第2のピボットジョイントによって隣接の臀部セクションに連結されたピボット式背部セクションを包含し、第1および第2のピボットジョイントが、該ピボットジョイントの旋回移動をブロックし、外フレームをほぼ平面の方位において保持するために外フレーム部材の内部に置かれた引っ込み位置から、背部セクションを臀部セクションに相対して旋回移動できるようにする延伸位置まで移動できることを特徴とするベッド。 【請求項11】 外フレームおよび該外フレームに連結された内サポート部分からなる患者支持面であって、該外フレームが、患者支持面の向かい側に置かれた第1および第2のピボットジョイントによって隣接の臀部セクションに連結されたピボット式背部セクションを包含し、第1および第2のピボットジョイントが、該ピボットジョイントの旋回移動をブロックし、外フレームをほぼ平面の方位において保持するために外フレーム部材の内部に置かれた引っ込み位置から、背部セクションを臀部セクションに相対して旋回移動できるようにする延伸位置まで移動できることを特徴とする患者支持面。 【請求項12】 請求項11の装置であって、さらに、それぞれ第1および第2のピボットジョイントに連結された第1および第2のアクチュエータを具備し、該第1および第2のアクチュエータが、第1および第2のピボットジョイントを引っ込み位置から延伸位置まで移動させるために作動できることを特徴とする装置。 【請求項13】 請求項12の装置であって、アクチュエータが、シリンダおよびピストン、ソレノイド、ラッチ機構、および歯車駆動機構のうちの少なくともひとつを包含することを特徴とする装置。 【請求項14】 ベッドであって、 ベースと、 該ベースに連結されたフレームと、 該フレームに連結された患者支持面と、 該フレームに連結された少なくとも1つのサイドサポートで、患者係合面、および該患者係合面をフレームに取り付けるための連結機構を包含し、この連結機構が、患者係合面をその貯蔵位置に位置決めするように構成されており、該貯蔵位置において、患者係合面は患者支持面にほぼ平行に整合されて該患者支持面の一部分を形成し、前記連結機構がまた、患者係合面を、患者支持面の上の患者の脇腹に当接するように、患者支持面に対して横向きに上昇位置に位置決めするように構成されている、サイドサポートと を具備するベッド。 【請求項15】 請求項14の装置であって、連結機構が患者係合面を少なくとも3つの異なる軸を中心として調節できるようにすることを特徴とする装置。 【請求項16】 請求項14の装置であって、連結機構が、患者係合面を垂直方向で調節できるようにするためにフレームに連結された第1の部分、患者係合面をベッドの縦軸に対して横向きの軸に沿って移動できるようにするため前記第1の部分に連結された第2の部分、および、患者係合面をベッドの縦軸に平行な軸に沿って移動できるように構成された第3の部分を包含することを特徴とする装置。 【請求項17】 請求項14の装置であって、患者係合面が、連結機構に相対して、ベッドの縦軸に平行な軸を中心として旋回できるようになっていることを特徴とする装置。 【請求項18】 請求項17の装置であって、連結機構が、患者係合面を所望の位置に保持するために複数のラッチを包含することを特徴とする装置。 【請求項19】 請求項14の装置であって、患者係合面が、互いに間隔をあけた第1および第2の連結機構によってフレームに連結されていることを特徴とする前記装置。 【請求項20】 請求項14の装置であって、患者係合面が膨張可能な部分を包含することを特徴とする装置。 【請求項21】 請求項20の装置であって、膨張式ブラダが患者支持面の上の患者の脇腹に係合するように構成されており、さらに、患者の脇腹に対して打診/振動治療を施すために空気供給源が膨張式ブラダに連結されていることを特徴とする装置。 【請求項22】 ベッドであって、 ベースと、 該ベースに剛連結された第1および第2のガイドを包含する支持アセンブリによって該ベースに連結されたフレームで、支持アセンブリが、該フレームに連結された回転駆動機構を支持するように構成された支持プラットフォームも包含し、この支持プラットフォームが、それぞれ第1および第2のガイドを通って延びる第1および第2のロッドを有するフレームと、 該支持プラットフォームに連結されたリフト機構で、支持プラットフォーム、
    回転駆動機構およびフレームをベースに相対して上昇位置まで持ち上げるように構成されたリフト機構と を具備するベッド。 【請求項23】 請求項22の装置であって、リフト機構が、互いに間隔をあけてベースに連結された第1および第2のシリンダを包含し、このシリンダが、支持プラットフォームに連結された可動ピストンを包含し、このピストンが、
    支持プラットフォーム、回転駆動機構およびフレームをベースに相対して昇降させるために引っ込み位置から延伸位置まで移動できるようになっていることを特徴とする装置。 【請求項24】 ベッドであって、 ベースと、 該ベースに剛連結されたフレームアセンブリで、互いに間隔をあけてベース上方に置かれた第1および第2のサイドフレーム部材を包含するフレームアセンブリと、 外フレームを有する患者支持面と、 該第1および第2のサイドフレーム部材に連結された複数のラッチ機構で、これに患者支持面を連結するために外フレームの向かい側に置かれるように構成された第1のラッチ部材と第2のラッチ部材を包含し、各々、第1および第2のフレーム部材があおむけ配置の位置にあるときに第1のラッチ部材を移動させ、それで患者支持面をラッチ機構から第1の方向に解放するように構成された第1のアクチュエータと、第1および第2のフレーム部材がうつ伏せ配置の位置にあるときに第2のラッチ部材を移動させ、それで患者支持面をラッチ機構から第1の方向と反対の第2の方向に解放するように構成された第2のアクチュエータを包含する複数のラッチ機構と を具備するベッド。 【請求項25】 請求項24のベッドであって、さらに、ベースに連結された移し替え面を具備し、この移し替え面が、第1および第2のサイドフレーム部材に隣接して置かれた下降位置から上昇位置まで移動でき、上昇位置へ移動するにつれて、複数のラッチ機構の各々の第1のアクチュエータとかみ合うように構成されており、そのかみ合いによって第1のラッチ部材が引っ込められ、それによってラッチ機構が開放され、患者支持面を受け止めるようになっていることを特徴とするベッド。 【請求項26】 患者支持面に隣接して使用されるように構成されたサイドサポートであって、サイドサポート装置が、患者係合面、および該患者係合面を患者支持面の上の患者の脇腹に隣接して位置決めするように構成された連結機構を具備し、患者係合面が膨張式ブラダを包含し、患者の脇腹に対して打診/振動治療を施すために空気供給源が膨張式ブラダに連結されていることを特徴とする装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 発明の背景および要旨 本発明は、ベッドの患者支持面上に支持された患者を回転できるようにするうつ伏せベッド(proning bed)に関するものである。 【0002】 本発明のベッドは、例示的にベースと、このベースに連結された支持アセンブリを包含する。 支持アセンブリは、ベース上方に置かれた第1および第2の、互いに間隔をあけたサイドフレーム部材を包含する。 装置はまた、第1および第2
    のサイドフレーム部材に連結された複数のラッチ機構と、この複数のラッチ機構によって第1および第2のサイドフレーム部材に連結されるように構成された患者支持面も包含する。 患者支持面は、これに患者を乗せてベッドに移したりベッドから降ろしたりできるように第1および第2の支持アームから取り外しできる。 図示された実施例では、支持アセンブリは、第1および第2のサイドフレーム部材を縦軸即ち長手方向軸(longitudinal axis)を中心として回転させるために該第1および第2のサイドフレーム部材に連結された回転式の駆動機構を包含する。 【0003】 うつ伏せ面が、第1および第2のサイドフレーム部材に連結されるように構成されている。 うつ伏せ面は、患者支持アセンブリがその縦軸を中心として駆動機構によって回転させられるときに患者をうつ伏せ体位、即ちうつ伏せ配置(pr
    one position)で支持するように構成されている。 【0004】 図示された患者支持面は、複数のラッチ機構に連結され、それで第1および第2のサイドフレーム部材に固定されるように構成された外フレームを包含する。
    患者支持面はまた、この外フレームに連結された複数のパネルも包含する。 【0005】 図示された本発明の実施例は、ベースに連結された移し替え面(transf
    er surface)を包含する。 この移し替え面は、患者支持面が第1および第2のサイドフレーム部材に連結されるとき、また、該サイドフレーム部材から外されるとき、第1および第2の支持アームに隣接して置かれた下降位置から上昇位置へ移動できる。 一実施例において、移し替え面は、上昇位置へ移動するにつれて、複数のラッチ機構の一部分とかみ合うように構成されており、そのかみ合いによってラッチ機構が開放され、患者支持面を受け止めることになる。 【0006】 以下、ここで理解されたとおりの本発明を実施する最良のモードを例示する図解実施例を詳細に説明するが、これを考慮することで、当事者には本発明の追加的特徴が明らかとなる。 【0007】 詳細な説明においては、特に添付図面を参照する。 【0008】 図面の詳細な説明 では、図面について説明すると、図1は、ベース12と、このベースに頭端支持アセンブリ16および足端支持アセンブ18によって連結されたフレームアセンブリ14を示す。 ベース12はキャスタ20によって支持される。 ベース12
    は、該ベース12の向かい側に置かれたクロス部材22および24を包含する。
    内ベース部材26および28が、ベッド10の頭端においてクロス部材22に連結されている。 図3に示す横ベース部材30が、内ベース部材26および28に接続されている。 向き合ったサイドベース部材32および34がベース部材30
    に連結されている。 横ベース部材36が、クロス部材24に隣接する部材32および34に連結されている。 内ベース部材38および40が、図10に最も良く示すとおり、横ベース部材36とクロス部材24とに連結されている。 【0009】 頭端支持アセンブリ16は、サポート44に取り付けられた油圧シリンダ42
    を包含する。 油圧油のシリンダ42への流れおよびシリンダ42からの流れを制御する油圧油供給ライン(図示されていない)が、サポート44に連結されている。 サポート44は、該サポート44を内ベース部材26および28にそれぞれ回転式に連結する第1および第2の軸46および48に連結されている。 これにより、頭端支持アセンブリ16はその横軸50を中心として旋回できる。 頭端支持アセンブリ16はさらに、シリンダ48を包囲するスリーブ52と、それぞれ軸46および48を中心として置かれた第1および第2の下スリーブ54および56を包含する。 支柱58および60が、スリーブ54および56をそれぞれスリーブ52に連結するように構成されている。 支持ブラケット62が、例示的に適当な締付具64によってシリンダ42またはスリーブ52に連結されている。
    ブラケット62が、IVポール66または他の装置を受けるように構成されている。 IVポール66または他の装置は、例示的に適当な締付具、クランプまたはソケットによってブラケット62に固定されている。 【0010】 万能継手68が、図4に最も良く示すとおり、油圧シリンダ42内部に置かれたピストン70に連結されている。 万能継手68は、頭端プレート74に剛連結された回転シャフト72を包含する。 これにより、プレート74およびシャフト72は、フレームアセンブリ14が下に述べるとおり回転するとき、万能継手6
    8の残り部分に相対して回転する。 【0011】 第1および第2のサイドフレーム部材80および82がプレート74に連結されている。 上制御パネル84および下制御パネル86が、それぞれ第1および第2のサイドフレーム部材80および82の山形セクション88の上面および下面に取り付けられている。 フレームアセンブリ14が患者をあおむけ体位、即ちあおむけ配置(supine position)で支持するために図1〜5に示すとおりの位置にあるとき、上ディスプレイ84が、ベッド10の機能を制御する準備をする。 図23に示すとおり、患者をうつ伏せにするためにフレームアセンブリ14を180°回転させれば、介護者は、ベッド10の頭端に位置しながら下制御パネル86に容易に接近できる。 よって、本発明は、各フレーム部材8
    0および82において二重制御パネルを提供する。 第1の制御パネル84は、患者があおむけ配置にあるときに介護者によって操作できるように構成されており、第2の制御パネル86は、うつ伏せ配置にあるときに操作できるように構成されている。 【0012】 第1および第2のサイドフレーム部材80および82の向き合った端が、足端プレート90に連結されている。 足端プレート90は、カップリング94によってシャフト92に接続されている。 下に述べる回転駆動機構96は、シャフト9
    2を回転させ、それで、図3に示すとおりフレームアセンブリ14をその縦軸9
    4を中心として回転させるように構成されている。 フレームアセンブリ14は、
    軸95を中心として360°フルに回転させてよい。 【0013】 足端支持アセンブリ18は、互いに間隔をあけた垂直支持ポスト98および1
    00を包含する。 ガイドスリーブ102および104が、適当な締付具107によってプレート109に剛連結されている。 プレート109は、支持ポスト98
    および100の各々の上部分に溶接されている。 換言すると、スリーブ102および104はポスト98および100に剛連結されており、ベース12に相対して移動しない。 スリーブ102および104は、それぞれガイドロッド106および108を褶動式に受けるように構成されている。 ガイドロッド106および108は、それぞれ支持フレーム113の第1および第2のプレート110および112に剛連結されている。 プレート110および112は、適当な締付具1
    16によって底支持プレート114に連結されている。 【0014】 底プレート114は、サイド支持プレート120および122によって垂直プレート118に連結されている。 また、垂直支持ポスト124および126が底プレート114から上向きに延びている。 支持ポスト124および126は、支持プラットフォーム113のプレート128を支持するように構成されている。
    プレート128は、例示的に駆動モータ132、歯車機構134および連結機構136を包含する回転駆動機構130を支持する。 連結機構136は歯車機構の1つであり、シャフト92とのかみ合いを選択的に入り切りするクラッチ機構を包含する。 【0015】 垂直プレート118には、1対の取り付け用プレート138が適当な締付具1
    40によって連結されている。 取り付け用プレート138は各々、互いに間隔をあけたアーム144および146を持つクレビス142を包含する。 アーム14
    4および146は各々、ピン148を受ける穴を包含するように形成されている。 図3に示すとおり、互いに間隔をあけた1対のリフトシリンダ150が適当な締付具26にとってクロスフレーム部材24に連結されている。 各シリンダが可動ピストン152を包含する。 ピストン152のヘッド154が、ピン148によってクレビス142のアーム144および146に連結されている。 シリンダ150が油圧油によって作動させられると、ピストン152は、図4に示す位置へ上向きに延伸していく。 ピストン152が延伸すると、支持プラットフォーム113の垂直プレート118および底プレート114が上向きに移動させられる。 ガイドロッド106および108と回転駆動機構130も上向きに移動する。
    これで、フレームアセンブリ14は、図4に示す上昇位置か図3に示す下降位置かいずれかにあるとき、回転できることになる。 【0016】 患者支持面をその上昇位置へ移動させるためには、シリンダ150のピストン152とシリンダ42のピストン70を各々、図4に示す位置まで延伸させる。
    ベッドをトレンデレンブルク体位または逆トレンデレンブルク体位の位置へ移動させるためには、ピストン152とピストン70を別々に延伸させる。 トレンデレンブルク体位または逆トレンデレンブルク体位のとき、頭端支持アセンブリ1
    6は軸50を中心として旋回する。 また、カップリング94を使っても、トレンデレンブルク体位または逆トレンデレンブルク体位に達する制限された移動が可能となる。 シリンダ42および150の代わりに、例えば歯車駆動機構、シザーズリフト機構、ケーブルまたは他の適当な構造を包含する他の種類の持ち上げ機構を使用してもよいことは理解される。 【0017】 第1および第2のサイドフレーム部材80および82は、頭端プレート74と足端プレート90の間に連結されている。 複数のラッチ機構160が、第1および第2のサイドフレーム部材80および82の両方に連結されている。 下に詳述するとおり、ラッチ機構160は、患者支持面162を第1および第2のサイドフレーム部材80および82に固定するように構成されている。 例示的に、患者支持面162は、複数のグリップハンドル部分166を限定する外フレーム16
    4を包含する。 複数のピボット式パネル168、170、172、174および176が外フレーム164に連結されている。 かかるパネル168、170、1
    72、174および176は、外フレーム164に相対して選択的に旋回できるようになっている。 別の適当な患者支持については、PCT国際特許公報第WO
    00/00152号に詳細が開示されており、これをここに言及することにより援用する。 かかるパネル168、170、172、174および176の旋回動作により、うつ伏せ配置にあるときの患者に接近可能となる。 【0018】 例示的に、図22に示すマットレス178は、患者支持面162の上に置かれている。 マットレス178は、例示的に空気、発泡材、ばね、ビーズ、ゲル等、
    適当な支持材料であればどれを包含してもよい。 患者支持面162は、例示的に野外の負傷場所において、例えば患者をバックボードまたはストレッチャーに乗せて搬送するのに使用できるように設計されている。 患者支持面162は、そこで、患者を乗せたままベッド10に装着されることになる。 【0019】 図示された実施例では、可動移し替え面180がベース12に連結されている。 例示的に、移し替え面は、図5に最も良く示すとおり、底部182、頂部18
    4およびリフト機構186を包含する。 リフト機構を、図1〜4に示す下降位置から、図5に示す上昇位置へ移動させるのに、シリンダまたは歯車機構のような適当なアクチュエータが使用される。 頂部184をフレームアセンブリ14に相対して昇降させるのに適当なリフト機構であれば、どんなものを使用してもよいことは理解される。 リフト機構の作動により、頂面は図5の矢印155の方向に移動し続けることになる。 患者支持面162をベッドに装着したりベッドから外したりしたいときは、移し替え面180を作動させ、それで、頂部184が上向きに第1および第2のサイドフレーム部材80および82とほぼ同じ高さの位置まで移動するようにする。 頂面184は、患者支持面162がラッチ機構160
    と正しくかみ合わない場合、患者支持面162および患者を支持できるようになっている。 【0020】 ラッチ機構160の細部を図6〜9に示す。 各ラッチ機構160は、第1のラッチ部材194を有するハウジング192を包含し、第1のラッチ部材194は、ハウジング192の細長いスロット198の中を移動できるピン196によって該ハウジング192に可動連結されている。 ばね200が、第1のラッチ部材194を矢印195の方向に図7〜9に示す延伸位置まで押すように構成されている。 介護者が第1のラッチ部材194を図6に示す引っ込み位置まで移動できるようにするため、シャフト204とハンドル206が第1のラッチ部材194
    に連結されている。 【0021】 患者支持面162をベッド10に装着したいときは、介護者が制御装置を操作して、移し替え面180の頂面184を上向きに図5の矢印188の方向に持ち上げる。 アクチュエータ230が、第1のアーム部分232および第2のアーム部分234を包含する。 アクチュエータ230は、ピン236によってハウジング192にピボット連結されている。 アクチュエータ230は、ピン196とはまり合うスロット238を包含する。 例示的に、図16に最も良く示すとおり、
    第1および第2のアクチュエータ230が各ラッチ機構160の向かい側に置かれている。 図16には、アクチュエータ230が1つのラッチ機構160の上でしか描かれていない。 このようなアクチュエータ230はすべてのラッチ機構1
    60の上にあり得ることが理解される。 【0022】 移し替え面184がアクチュエータ230のアーム232とかみ合うと、アクチュエータ230は、矢印233の方向に図6に示す位置まで旋回する。 アクチュエータ230の旋回運動により、ピン196が矢印240の方向に移動し、それで、第1のラッチ部材194がその引っ込み位置まで移動することになる。 これで、患者支持面164は、図6に示すとおり、ラッチ機構160に装着できることになる。 例示的に、患者支持面162の外フレーム164は、患者支持面1
    62がラッチ機構160に装着されるように下向きに矢印242の方向に移動する。 第2のラッチ部材202も、ハウジング192の中に第1のラッチ部材19
    4から間隔をあけて置かれている。 例示的に、第2のラッチ部材202も、図6
    〜8に示すとおり、延伸位置までばね押しされる。 フレーム164は、図7に示すとおり、第2のラッチ部材202によって支持される。 【0023】 移し替え面184はそこで下向きに移動し、ばね224に、第1のラッチ部材194を図7に示す延伸位置まで押させる。 これで、患者支持面162は第1および第2のサイドフレーム部材80および82に固定される。 患者支持面162
    を移動させたいときは、移し替え面184を再び持ち上げて、アクチュエータ2
    30とかみ合わせ、第1のラッチ部材194を引っ込ませる。 そこで、外フレーム164をラッチ機構160から上向きに、図6に示す矢印244の方向へ持ち上げてよい。 【0024】 図8および9は、図23に示すうつ伏せ配置に向けて第1および第2のサイドフレーム部材80および82を移動または回転させるときのラッチ機構160を示す。 下に詳述するとおりのうつ伏せ配置にあるときは、多くの場合、うつ伏せ面250の上の患者に接近できるように患者支持面162を外すのが望ましい。
    ラッチ機構160がうつ伏せ配置の位置にあるときに患者支持面162を解放するためには、シャフト207に連結されたアクチュエータハンドル205を、図8および9に示す矢印252の方向に引き、それで、第2のラッチ部材202を図9の引っ込み位置まで移動させる。 患者支持面162は、これで矢印253の方向に取り出すことができる。 【0025】 図11〜13は、患者支持面162のピボット式背部セクションを示す。 外フレーム164は、背部セクション262と臀部セクション264を連結するジョイント接続部260を包含する。 図11〜13はまた、患者支持面162の上のマットレス178を示す。 背部セクション262を臀部セクション264に相対して移動させたいときは、外フレーム264の中に置かれたアクチュエータ26
    6を働かせ、ピボットジョイント268を図11の矢印270の方向に延伸できるようにする。 ピボットジョイント268は、図11に示す引っ込み位置にあるとき、臀部セクション264のフレーム部材のシリンダ内部に置かれているので、旋回できない。 そこで、背部セクション262と臀部セクション264は、患者の搬送に備えて図1に示す平面構成においてロックされる。 ジョイント268
    が引っ込み位置にあるとき、例示的に、背部セクション262の端272が臀部セクション264の端274と突き合わせられる。 【0026】 図11は1つのピボットジョイント268とアクチュエータ266を示すが、
    このようなピボットジョイント268およびアクチュエータ266は患者支持面162の両方に置かれていることが理解される。 例示的に、アクチュエータ26
    6は、ピボットジョイント268を図12の延伸位置まで移動できるようにするシリンダ、歯車、ソレノイドまたは他の種類のアクチュエータである。 背部セクション262全体が、矢印270の方向にピボットジョイント268に沿って移動する。 ピボットジョイント268が延伸露出位置まで移動した途端、背部セクション262は、図13に矢印276で示すとおり、臀部セクション264に相対して上向きに旋回できるようになる。 そこで、ピボットジョイント268を延伸位置まで移動させると、患者の頭を上昇位置まで持ち上げることが可能となる。 背部セクションがその上昇につれて患者支持面162の頭端に向かって移動することにより、患者支持面162にとって剪断のないピボット動作がもたらされる。 背部セクション262が図12のフラット位置に戻ると、アクチュエータ2
    66が再び働かされ、ピボットジョイント268が矢印278の方向に、図11
    の引っ込みロック位置まで戻されることになる。 【0027】 第1および第2のサイドフレーム部材80および82は、図14〜16に最も良く示すとおり、可動背部支持セクション280を包含する。 可動背部セクション280が、ベッド10の頭部にとって剪断のないピボット動作をもたらす。 可動背部セクション280は、固定フレーム部分282に連結されている。 図14
    および15に最も良く示すとおり、可動背部セクション280の第1の端部28
    4がピボット接続部288によって可動支持部材286にピボット連結されている。 例示的に、可動支持部材286を固定フレーム部分282に相対して移動させるため、可動支持部材286の反対側の端がシリンダ292のピストン290
    に連結されている。 シリンダ292の代わりに、歯車、プーリまたは他の駆動機構を含む他の種類のアクチュエータを使用してよいことが理解される。 【0028】 可動背部セクション280はまた、ピボット接続部296によってリンクアーム294にピボット連結されている。 リンクアーム294の反対側の端が、ピボット接続部300によって取り付け用プレート298の一端にピボット連結されている。 取り付け用プレート298は、図16に示すとおり、適当な締付具30
    2によって固定フレーム部材282に連結されている。 よって、シリンダ292
    が引っ込み位置290まで移動すると、可動支持部材286が、矢印304の方向に、図15および16に示す位置まで移動することになる。 リンクアーム29
    4により、可動背部セクション280は、矢印304の方向に移動するにつれて、上向きに上昇位置まで矢印306の方向に旋回させられる。 可動背部セクション280は、上昇するにつれてベッド10の頭端に向かって移動するので、リフト機構は、可動背部セクション280にとって剪断のないピボット動作をもたらすことになる。 【0029】 患者支持面162とサイドフレーム部材80の間の接続は、図16に点線で描かれている。 可動背部セクション280が上昇位置に向かって移動し始めると、
    患者支持面162の内部のアクチュエータ266は、ピボットジョイント268
    を図12および13の位置へ移動させる働きをし、それで、患者支持面162の背部セクション262が上昇位置へ移動できることになる。 【0030】 本発明のベッド10はさらに、第1および第2のサイドフレーム部材80および82の各々に連結されたサイドサポート310および312を包含する。 サイドサポート310および312は、図1〜5に示す第1の位置、すなわち、頂部支持面314および316が患者支持面を形成するためにマットレス178にほぼ平行に第1および第2のサイドフレーム部材の上に置かれた位置へ移動できるようになっている。 換言するならば、頂面314および316は、マットレス1
    78と共働して患者支持面を形成する。 サイドサポート310および312は、
    患者支持面162の上の患者の向かい側を支持するために、図17〜19に最も良く示すとおり、サイドフレーム部材80および82に相対して移動できるようになっている。 【0031】 可動サイドサポート310の細部を図18に示す。 例示的に、チャンネル32
    0がブラケット322および適当な締付具324によってサイドフレーム部材8
    0に連結されている。 チャンネルがサイドサポート310を支持するためにサイドフレーム部材80に連結されるか、サイドフレーム部材80と一体で形成されるか、どちらであっても、適当なチャンネルが設けてあってよいことは、理解される。 ブロック326がチャンネル320の中に褶動できるように受け止められている。 ブロック326は、チャンネル320に相対して軸328に沿って移動できるようになっている。 例示的に、ブロック328が、ブロック326を所望の位置に保持するためにピン332によってかみ合わされる複数の開口部330
    を包含する。 ブロック326をチャンネル320に相対する位置に保持するのにどんな種類のロック機構も使用してよいことは、理解される。 【0032】 ブロック326はまた、別のチャンネル334に連結されている。 チャンネル334は、チャンネル334の中に置かれた内側軌道336および褶動可能なブロック338を包含する。 ブロック338は、図18に実線で示す引っ込み位置から、図18に点線で示す延伸位置まで、軸339に沿ってチャンネル336に相対して移動できるようになっている。 ブロック338は、例示的に、ブロック338を所望の位置でロックするためにチャンネル334のピン342とかみ合わされる複数の開口部340を包含するように形成されている。 チャンネル33
    4に相対するブロック338の移動により、支持面314は、患者支持面162
    の上の患者に向かって矢印334の方向に内向きに移動できることになる。 【0033】 別のブロック346がブロック338に剛連結されている。 スリーブ348がブロック346を包囲するように構成されている。 ブロック346は複数の開口部350を包含する。 ピン352がスリーブ348に連結されている。 ピン35
    2は、開口部350とかみ合ってスリーブをブロック346に相対する所望の位置で保持するように構成されている。 これで、スリーブ348はブロック346
    の上を軸354に沿って所望の位置まで移動することができる。 【0034】 クレビス356がスリーブ348に取り付けられている。 シリンダ358が、
    ピン360によってクレビス356にピボット連結されている。 シリンダ358
    は、支持面314を保持するベースプレート362に剛連結されている。 シリンダ358は、例示的に、スリーブ348の上に置かれたブロック368に連結されたピン366とかみ合わされるように構成された複数の開口部364を包含する。 これで、ベースプレート362およびシリンダ358は、軸370を中心として所望の位置まで回転でき、選択された位置でピン366によって保持されることになる。 調節可能なサイドサポート310が複数の異なる方向において調節できるように構成されているので、支持面314は、患者に相対して所望の高さ、所望の角度で位置決めすることができる。 支持面314は、患者に向かって内向きに移動できる上、患者支持面162の上の患者の頭または足に向かっても移動できる。 【0035】 サイドサポート312をさらに図19に示す。 サイドサポート312は、図1
    8に則して上に述べた連結機構と同様の、互いに間隔をあけた2つの連結機構によってサイドフレーム部材80に連結されている。 図18において同じ参照番号で表されたこれらのエレメントは、同等または類似の機能を果たす。 ブロック3
    30が、チャンネル320に相対して上向きにおよび下向きに移動できるようになっている。 ブロック340がチャンネル334の外へ移動できるようになっており、これで、支持面316は患者に向かって内向きに移動させられる。 図19
    の実施例では、ブロック380および382が反対側のブロック338に剛連結されている。 第1のピボット式サポート384が、ピボット接続部385によってブロック380に連結されている。 第2のサポート386が、ピボット接続部388によってブロック382に連結されている。 サポート384および386
    は各々、互いに間隔をあけた壁390および392を包含する。 円筒部分394
    が、ピン396において壁390と392の間にピボット連結されている。 円筒部分394は、支持ブロック384および386においてピン400とかみ合わされるように構成された複数の開口部398を包含し、これで所望の方向でロックされるように形成されている。 円筒部分394は、支持面316を保持するベースプレート395の剛連結されている。 ハンドル400が、サイドサポートの調節を容易にする。 支持ブロック384および386はブロック380および3
    82の上で旋回できるようになっているので、図17および19に示すとおり、
    サイドサポート312の一端をさらに内向きに患者に向けて延伸させることができる。 【0036】 サイドサポート310および312は、代表的に、患者支持面162に乗せられた患者の回転治療の間、該患者を患者支持面162の上で安定させるのを助けるのに使用される。 回転治療の間、患者は、選択された回転速度において最大3
    0°〜40°の角度で横方向に回転させられる。 これで、サイドサポート310
    および312は、回転治療の間、患者の脇腹(sides of the pa
    tient)を押すように支持する。 加えて、患者をうつ伏せにしたいときは、
    サイドサポート310および312を上向き旋回位置まで移動させる。 これで、
    うつ伏せ面250の向かい側が支持できることになる。 使用しないときは、サイドサポート310および312を図1および2に示す貯蔵位置まで戻しておく。
    この位置において、サイドサポート310および312の支持面314および3
    16はそれぞれマットレス178と共働し、患者支持面の一部分を形成することになる。 【0037】 うつ伏せ面の一実施例を図20〜23に示す。 うつ伏せ面250は、F20に最も良く示す患者係合面(patient engaging surface
    )402と、図21および22に最も良く示す構造用支持コンポーネント404
    を包含する。 構造用支持コンポーネントは、向き合った側面部分408および4
    10を有する胸部支持面406を包含する。 図示された実施例では、金属フレーム部材412が補助サポートとして胸部支持面406に連結されている。 中央支持部分414が、たわみ材416によって下半身支持部分415に連結されている。 中央支持部分414は、患者の腹部に当たる位置に開口部418を包含する。 中央支持部分414の端部分420が、たわみ材(図示されていない)によって胸部支持面408に連結されている。 例示的に、第1および第2の金属支持プレート422および424が、セクション415の向かい側に連結されている。
    セクション408、414および415は、例示的に木、金属、繊維ガラスまたは射出成形プラスチック材料から形成される。 第1および第2のロッド426および428がフレーム部材412に連結されている。 ブラケット430および4
    32が、それぞれロッド426および428の上に置かれている。 ブラケット4
    30および432は、図22および23に最も良く示すとおり、面サポート43
    4をロッド426および428に連結するのに使用される。 面サポート434は、例示的に、コネクタ436および438によってブラケット430および43
    2にそれぞれ連結されている。 図20は、構造用サポート406、414および415の向かい側に連結された個々別々の支持面セクション440、442、4
    44、446および448を示す。 サポート440、442、444、446および448は、例示的に、発泡材、空気、ゲル、流体、ビーズまたは他の減圧材料などの適当な材料から作られる。 【0038】 患者支持面162の上の患者をうつ伏せ配置に回転させたいときは、図22および23に最も良く示すとおり、うつ伏せ面250を頭端プレート74および足端プレート90に連結する。 例示的に、ロッド426および428の端部分45
    0が適当な締付具(図示されていない)によって頭端プレート74に連結されている。 患者452上の面プレート434の位置を調節するため、ブラケット43
    0および432がロッド426および428の上をそれぞれ移動できるようになっている。 うつ伏せ面250の反対側の端が、接続アーム454および456によって足端プレートに固定されている。 アーム454および456は、それぞれピボット接続部458および460によってうつ伏せ面250のセクション41
    5にピボット連結されている。 アーム454および456の向かい側が、適当な締付具462によってプレート90に連結されている。 【0039】 適当などんな種類の締付具も、うつ伏せ面250をベッドに連結するのに使用してよいことが理解される。 例えば、面250を頭端プレート74、足端プレート90、または第1および第2のサイドフレーム部材80および82に連結するためには、ストラップ、ベルト、シリンダまたはブラケットを使用してよい。 図22に最も良く示すとおり、頭部サイドサポート470および肩部サポート47
    2が、サイドフレーム部材80および82の各々にピボット連結されている。 図示された実施例では、頭部サイドサポート470がアーム474にピボット連結されている。 アーム474はブラケット476に連結されており、該ブラケット476は別のブラケット478にピボット連結されている。 肩部サポート472
    はアーム480にピボット連結されている。 アーム480の反対側の端がブラケット476にピボット連結されている。 頭部サポート470および肩部サポート472は、サイドフレーム部材80および82に相対して旋回できるようになっており、これで、両サポートは、使用しないときにサイドフレーム部材80および82に隣接する貯蔵位置に移動させることができる。 【0040】 図23は、フレームアセンブリ14を回転させて患者をうつ伏せにするために回転駆動機構130を作動させるときのベッドの位置を示す。 分かり易くするため、図23には患者が描かれていない。 加えて、サイドサポート310および3
    12は貯蔵位置において図示されている。 代表的に、患者がうつ伏せ面250の上にあるとき、サイドサポート310および312は、図17〜19に示す上向き旋回位置にあり、これで、うつ伏せ面250の上の患者の向かい側が支持されることになる。 患者が図23に示すとおりのうつ伏せ配置になったら、患者の背部側に接近できるよう、患者支持面162を上に述べたとおり外してよい。 【0041】 図24〜30は、本発明による補助サイドサポートを示す。 図24では、サイドサポート表面500および502が、それぞれ第1および第2のサイドフレーム部材80および82の上に置かれている。 これで、サポート表面500および502はマットレス178と共働し、患者452のための患者支持面を形成することになる。 サポート表面500および502のセクション504および506
    が、それぞれ、図24に示す位置まで上向きに旋回できるようになっている。 ストラップ508および510が、表面セクション504および506を患者45
    2の向かい側に押し付けて保持するために互いに連結されており、これで、患者は回転治療の間支持されることになる。 【0042】 サイドサポートの別の実施例を図25に示す。 この実施例では、サイドサポート512が、適当な連結機構514によって第1および第2のサイドフレーム部材80および82の両方に取り付けられている。 連結機構514は、上に述べた連結機構と同様のものであっても、適当などんな種類のものであってもよい。 サイドサポート512は、ベースプレート516、ベローズ518および患者係合面520を包含する。 例示的に、患者係合面520を、図27に示す矢印522
    の方向に内向きに患者に向けて移動させ、そこで患者452の向かい側に係合させるために、空気がベローズチャンバ518に供給される。 ベローズ518およびベースプレート516上の患者係合面520の代わりに単独の膨張式ブラダ(
    bladder)を使用してよいことが理解される。 【0043】 本発明の別の実施例を図28〜30に示す。 この実施例では、サイドサポート500および502が、部分的に頂部支持面530と、膨張式ブラダ534を収納する下ハウジング532を包含する。 図28及び30に示すとおり、膨張式ブラダ534がハウジング532の外へ移動して患者452の脇腹に係合し、それで、回転治療の間の患者を支持できるようにするために、空気が膨張式ブラダ5
    34に供給される。 例示的に、真空がブラダ534をハウジング532の中まで引き戻す。 【0044】 患者の向かい側に隣接しておかれた膨張式空気ブラダ534は、例示的に、該ブラダに空気圧を、例えば正弦波パルスまたは矩形波パルスのようにパルスの形で供給する空気供給源に接続されている。 空気圧のパルスが、例示的に0〜25
    Hzの範囲で送られ、患者の脇腹を圧縮し、それで、打診/振動治療を提供する。 このような膨張式空気ブラダは、ここに開示したサイドサポートのどれの患者係合面のどこに設けてもよい。 よって、かかる装置によれば、従来の打診/振動治療装置におけるように患者の背中の代わりに、患者の脇腹または胸部に打診/
    振動治療を施すことができる。 【0045】 以上、本発明をいくつか図示された実施例に則して説明したが、下記請求項において記述され、限定されるとおりの本発明の範囲内になお様々な実施態様が存在する。 【図面の簡単な説明】 【図1】 図1は、フレーム部材を回転させるために支持アセンブリに連結された第1および第2のサイドフレーム部材から間隔をあけた患者支持面を包含する本発明のうつ伏せベッドの分解斜視図である。 【図2】 図2は、患者支持面が第1および第2のサイドフレーム部材に連結された、図1と同様の分解斜視図である。 【図3】 図3は、図1および図2のベッドの側面図で、該ベッドの足端に置かれたリフト機構を図示するために一部分が切り取られている。 【図4】 図4は、第1および第2のサイドフレーム部材と患者支持面が、ベッドの足端に置かれたリフト機構とベッドの頭端に置かれた第2のリフト機構によって上昇位置へ移動させられたときの、図3と同様の側面図である。 【図5】 図5は、上昇位置へ移動した移し替え面を示す、図3と同様の側面図である。 【図6】 図6は、患者支持面の外フレームを受け止めるように構成された第1のサイドフレーム部材の上のラッチ機構を通る部分断面図で、第1のラッチ部材を開放し、患者支持面をラッチ機構に載荷したりラッチ機構から外したりできるように該ラッチ機構上のアクチュエータとかみ合う移し替え面を示す。 【図7】 図7は、第2のラッチ部材とかみ合う患者支持面と、この患者支持面の外フレームをラッチ機構の内部に保持するために外フレーム部材より上に置かれた第1
    のラッチ部材を示す、図6と同様の断面図である。 【図8】 図8は、患者をうつ伏せにするために第1および第2のサイドフレーム部材を180°回転させた後の、図6および図7のラッチ機構の断面図である。 【図9】 図9は、第1および第2のサイドフレーム部材がうつ伏せ配置にあるときに患者支持面を外すことができるように第2のラッチ部材を手で引っ込めた状態の、
    図8と同様の断面図である。 【図10】 図10は、第1および第2のサイドフレーム部材と患者支持面を縦軸を中心として回転させるための回転式の駆動機構を包含する足端支持アセンブリの端面図で、一部分が切り取られている。 【図11】 図11は、患者支持面の背部セクションと患者支持面の臀部セクションの間のジョイント接続を示す部分断面図である。 【図12】 図12は、患者支持面の背部セクションを患者支持面の臀部セクションに相対してピボット式に移動できるようにするジョイント接続の延長部を示す、図11
    と同様の図である。 【図13】 図13は、患者の頭を持ち上げるために上昇位置へ移動させられた患者支持面の背部セクションを示す、図11および図12と同様の部分側面図である。 【図14】 図14は、固定フレーム部分と、ベッドの頭端がピボット式に持ち上げられるにつれて該頭端に向かって移動する可動背部セクションを包含する第1のサイドフレーム部材の部分側面図である。 【図15】 図15は、固定フレーム部分と、ベッドの頭端がピボット式に持ち上げられるにつれて該頭端に向かって移動する可動背部セクションを包含する第1のサイドフレーム部材の部分側面図である。 【図16】 図16は、さらに図15の上昇位置に可動部分がある第1のサイドフレーム部材を示す斜視図である。 【図17】 図17は、第1および第2のサイドフレーム部材の各々に連結された第1および第2のサイドサポート部材を示す斜視図で、該サイドサポート部材は、第1および第2のサイドサポートが患者支持面の一部分を形成する第1の位置から、該サイドサポートがピボット式に持ち上げられ、患者に向けて移動させられる他方の位置へ移動できるようになっており、これで、例えば、患者支持面に乗せられた患者の回転治療の間に必要となり得るサイドサポートが準備されたことになる。 【図18】 図18は、図17の第1のサイドサポート部材の細部を示す拡大図である。 【図19】 図19は、図17の第2のサイドサポート部材の細部を示す拡大図である。 【図20】 図20は、患者をうつ伏せ配置で支持できるようにするために患者の身体に係合するように構成された構造用支持コンポーネントと表面コンポーネントを包含する、本発明のうつ伏せ面の一実施例を示す。 【図21】 図21は、患者をうつ伏せ配置で支持できるようにする構造コンポーネントを包含する、図20のうつ伏せ面の反対側を示す斜視図である。 【図22】 図22は、患者支持面上の患者全体にわたって頭端サポートと足端サポートに取り付けられた、図20および21のうつ伏せ面を示す。 【図23】 図23は、うつ伏せ面の上で患者をうつ伏せにするために180°回転させられたうつ伏せ面および頭端サポートと足端サポートを示す側面図である。 【図24】 図24は、第1および第2のサイドフレーム部材の上の患者支持面のうち、回転治療中の患者をサイドサポートで支持するためにピボット式に持ち上がる支持面部分を示す本発明のもうひとつの実施例の斜視図である。 【図25】 図25は、本発明のサイドサポートのもうひとつの実施例の斜視図である。 【図26】 図26は、図25のサイドサポートの1つの側面図である。 【図27】 図27は、サイドサポートの患者係合面(patient engaging
    surface)がベローズ機構によって延長させられた状態の、図26と同様の側面図である。 【図28】 図28は、本発明のサイドサポートのもうひとつの実施例の斜視図である。 【図29】 図29は、引っ込められた位置のサイドサポートブラダを示す、図28のサイドサポートの1つを通る断面図である。 【図30】 図30は、患者の脇腹を押すように支持するために膨らまされた位置のサイドサポートブラダを示す、図29と同様の断面図である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ロビンソン,リチャード アメリカ合衆国,サウスカロライナ 29406,ノース チャールストン,リケッ ト アベニュ 5720 (72)発明者 カバノー,マシュー アール. アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01719,ボックスボロー,グッギンズ レ ーン 131 (72)発明者 ブルックス ジャック ジェイ. アメリカ合衆国,サウスカロライナ,フォ リー ビーチ,ウエスト フロン アベニ ュ 116 (72)発明者 バブソン,ビンセント エル. アメリカ合衆国,サウスカロライナ 29445,グース クリーク,ブリッジ ク リーク ドライブ 146 (72)発明者 ドーラー,スティーブン エル. アメリカ合衆国,サウスカロライナ 29412,チャールストン,トール ウッド ドライブ 737 (72)発明者 ウェイドナー,エリック アメリカ合衆国,カリフォルニア 95148, サンノゼ,アルベマー コート 3125 Fターム(参考) 4C040 AA08 BB01 BB03 DD01 DD10 EE01 EE03 GG04 GG06 GG17 HH01

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