Apparatus and method for determining the communication path |
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申请号 | JP50675099 | 申请日 | 1998-07-17 | 公开(公告)号 | JP2002510453A | 公开(公告)日 | 2002-04-02 |
申请人 | パスファインダー テクニカル リソーシス リミテッド; | 发明人 | ヒルゼンレース,マイケル; | ||||
摘要 | (57)【要約】 電話通話は、ネットワーク接続経路を決定して請求と顧客識別の情報を提供する前置コードを、ユーザーがかけた電話番号へ前置する経路決定装置(3)によって経路が決められる。 この装置は、管理センター(7)からのラジオ放送を介して伝送される更新情報を使って定期的に更新されるルックアップテーブル(134、135)へ照会することにより、好ましい経路を決定する。 この装置は、電話機とローカル交換機との接続の中間に接続されるスタンドアローン装置(100)であってもよく、あるいは電話機(101)、ファクシミリ機(102)または移動電話機(120)と一体に形成されてもよい。 放送更新情報は、メッセージ取扱いのオフピーク期間中に、メッセージページャ送信システムにより伝送される。 この装置は、第1と第2のルックアップテーブル(134、135)のための2つのメモリ領域を備えるので、一方のテーブルが更新情報を用いて更新されている間に、他方のテーブルが照会可能のままであり、引き続き、直近に更新されたテーブルがデシジョンテーブルとして使用される。 | ||||||
权利要求 | 【特許請求の範囲】 1. 電話通話の経路を決定するための装置(3)であって: ユーザーが選択した通話先を定義する、ユーザーがかけた電話番号を表す入力信号を受信するよう動作可能な入力手段(130); ユーザーが選択した前記通話先に至る複数の利用可能な経路のうちから選択された少なくともネットワーク接続経路を定義する選択前置コード(prefix code) を表す前置信号を、入力信号に前置するよう動作可能な信号発生手段(131) ; 複数の通話先のそれぞれに対応する前置コードを決定するための所定データを含むデシジョンテーブルを記憶するよう動作可能なメモリ手段(134,135) ; 前記メモリ手段へ照会することにより、ユーザーが選択した前記通話先に対応する前記選択前置コードを取得するよう動作可能な選択手段(133); 前記前置信号により前置された前記入力信号に対応する出力信号を出力するよう動作可能な出力手段(132); 更新情報の無線放送信号を受信するよう動作可能な受信手段(137);および受信した前記更新情報に従がい、前記デシジョンテーブルに記憶された前記所定データを更新するよう動作可能な更新手段(136); を備える、電話通話の経路を決定するための装置。 2. 前記更新情報が、更新されたデシジョンテーブルを定義する更新された所定データのセットを備える、 請求項1の装置。 3. 前記放送信号がラジオ信号であり、前記受信手段がアンテナ(9)および受信回路(138)を含む、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 4. 前記メモリ手段が、第1と第2のデシジョンテーブル(135、134)のそれぞれを記憶するよう動作可能な第1と第2のメモリ領域を含み;更に、前記選択手段により照会可能なアクティブメモリとして、前記第1と第2のメモリ領域の一方だけ(135)を選択的に指定するよう、そして前記選択手段により照会できない非アクティブメモリとして前記メモリ領域の他方としての残り(13 4)を指定するよう動作可能な指定手段(140)を備え;ここで、前記選択手段は、前記アクティブメモリにある前記デシジョンテーブルを照会するよう動作可能であり、前記更新手段は、前記非アクティブメモリに記憶された前記所定データを更新するよう動作可能であり、そして前記指定手段は、更新が直近に完了した前記メモリ領域を前記アクティブメモリとして指定するよう動作可能である; 先に記載のいずれかの請求項の装置。 5. 前記メモリ手段は、更に、前記入力信号が受信される時間帯を表す時間帯データにより照会可能であり、よって各通話先に対して、前記所定データは複数のそれぞれの時間帯に対応する複数の前置コード定義する、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 6. 更に、現在のローカル時刻に従がい前記時間帯データを前記選択手段へ提供するよう動作可能な時計手段(139)を備える、 請求項5の装置。 7. 前記更新情報が時計リセットデータを含み;前記時計手段をリセットするよう動作可能な時計リセット手段(136)を備える; 請求項6の装置。 8. ユーザーがかけた前記電話番号の受信第1桁に基づき前記デシジョンテーブルを照会する際に、前記選択手段により使用される、ユーザーが選択した前記通話先を決定するための手段(30)を備える、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 9. 前記入力手段は、前記選択手段が、前記受信第1桁に基づき前記選択前置コードを選択するまで、そして前記出力手段が、前記前置コード(50、51、5 2)と、記憶された前記受信第1桁の両方を表わす前記出力信号の最初の部分を出力するまで、ユーザーがかけて順次受信された電話番号を1桁ずつバッファ( 19)に記憶するよう編成され、前記出力手段は、その後に、ユーザーがかけた電話番号の、順次受信された更なる桁を表す出力信号の残りの部分を、前記更なる桁が前記バッファに記憶されることなく、出力するよう動作可能である、 請求項8の装置。 10. 前記入力手段は、前記選択手段が前記選択前置コードを選択する間に、ユーザーがかけて順次受信された前記電話番号の全ての桁(53)をバッファ(1 9)に記憶するよう動作可能であり、そして前記出力手段は、その後に、前記出力信号を出力するよう動作可能である、 請求項1から8のいずれか一項の装置。 11. 前記前置コードは、ユーザー特有の識別データを含む顧客識別フィールド(52)を包含する、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 12. 前記前置コードは、前記選択されたネットワーク接続経路に対応するネットワークプロバイダにより費用請求される制御実体(エンティティ)を識別するための課金情報を含む課金情報フィールド(51)を包含する、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 13. 前記入力手段は、前記入力信号を受信する電話機およびファクシミリ機の少なくとも一方へ外部ケーブルを介して接続するための接続手段(13)を備える、 先に記載のいずれかの請求項の装置(100)。 14. 電話機セット(102)と一体に形成される、 請求項1から12のいずれかの装置。 15. ファクシミリ装置(103)と一体に形成される、 請求項1から12のいずれかの装置。 16. 前記受信手段は、ページャ・システム送信機からの放送信号を復号化するよう動作可能な復号化手段(138)を備える、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 17. 前記受信手段と前記復号化手段は、POCSAG標準に準拠するラジオ・ ページャ伝送に応答できる、 請求項16の装置。 18. 移動セルラー電話機(120)と一体に形成される、 請求項1から12のいずれかの装置。 19. 前記受信機は前記移動セルラー電話機の受信回路(124)により構成され、前記移動セルラー電話機は、前記移動セルラー電話機が中で動作可能なセルラー電話システムのメッセージ放送施設を経由して更新情報を受信するよう動作可能なメッセージハンドリング回路(121)を更に備える、 請求項18の装置。 20. ユーザーが選択した前記通話先への接続が、前記出力信号に応答して前記選択ネットワーク接続経路を介して可能であったか否かを検出するよう動作可能な検出手段(25)、および、そのような接続が可能ではなかったと検出された場合、ユーザーが選択した前記通話先に至るデフォルト経路を定義するデフォルト出力信号を出力するよう動作可能なデフォルト手段(S23)を備える、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 21. 前記所定のデータが、最低費用でネットワーク接続を提供するよう、遠隔の実体(エンティティ)(7)により予め定められた前置コードを定義する、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 22. 電話通話の経路決定を制御する方法であって: それぞれのネットワーク接続施設を有する複数のサービスプロバイダから経路情報を収集するステップ; 収集した前記経路情報に基づき、通話元端末と通話先との間の好ましい経路セットを編集するステップ; 共通の地理的エリア内の一群のユーザー端末用に、前記好ましいネットワーク接続経路を定義して、ユーザーがかけた電話番号へ前置するのに使用するための所定前置コードセットを作成するステップ; 前記所定データを、無線放送信号により、前記端末に関連する前記経路決定装置へ放送するステップ; 前記所定データを前記経路決定装置に記憶するステップ;および前記好ましい経路を介して前記端末と前記通話先間の電話接続をするよう、前記所定データに従がい、前記端末と前記経路決定装置を操作するステップ; を含む、電話通話の経路決定を制御する方法。 23. 前記好ましい経路が前記最低費用に基づき決定される、 請求項22の方法。 24. 前記ラジオ放送信号がラジオ・ページャ送信機により放送され;ページャ送信扱い量がオフピークである時間に、前記ラジオ・ページャ送信機からの伝送により、記憶された前記所定データを更新するステップを含む、 請求項22および23のいずれか一項の方法。 25. 前記サービスプロバイダのうち少なくとも1つは、インターネット接続施設(150)を有するインターネット・サービスプロバイダ(152)であり、 前記所定前置コードの少なくとも1つが、前記インターネット経由のネットワータ接続経路を定義する、 請求項22から24のいずれか一項の方法。 26. ラジオ・ページャシステムを操作する方法であって: ユーザーによるページャメッセージ要求に従がいラジオ・ページャ装置へ、送信機の操作によりラジオ・ページャ信号を送信するステップ; ユーザー要求の変動により、前記送信機の操作に余分の容量が存在するオフピーク期間を識別するステップ;および前記通話経路決定情報を受信し、記憶し、および引き続き使用するように成された電話通話経路決定装置へ、前記送信機の操作により、オフピーク期間中に、電話通話経路決定情報を伝送するステップ; を含む操作方法。 27. 複数の電話ネットワークサービスプロバイダ経由でなされた通話に対する課金情報を収集する方法であって: 課金管理センターおよび顧客識別子を識別する通話管理情報を表すコードを各通話に前置するステップ; 各ネットワークサービスプロバイダが、そのそれぞれのネットワーク経由で接続された通話に対する通話課金情報を照合して前記通話管理情報を含めるステップ; 前記サービスプロバイダが、照合した前記通話課金情報を前記課金管理センターへ伝送するステップ;および前記課金管理センターが、前記顧客識別子に対応する顧客へのその後の請求のために前記通話課金情報を照合するステップ; を含む課金情報収集方法。 28. 電話通話経路決定を制御する際に使用する管理センター(7)であって: それぞれのネットワーク接続施設を有する複数のサービスプロバイダから経路情報を収集するための手段; 収集した前記経路情報に基づき、通話元端末と通話先との間の好ましい経路セットを編集するための手段; 共通の地理的エリア内の一群のユーザー端末に対し、前記好ましいネットワーク接続経路を定義する、ユーザーがかけた電話番号へ前置するのに使用するための所定前置コードセットを作成する手段;および前記所定データを、無線放送信号により、前記端末に接続されている前記経路決定装置へ放送するための手段; を備える管理センター。 29. 電話通話の経路を決定するための方法であって: ユーザーが選択した通話先を定義する、ユーザーがかけた電話番号を表す入力信号を経路決定装置へ入力するステップ; ユーザーが選択した前記通話先に至る複数の利用可能な経路のうちから選択された少なくともネットワーク接続経路を定義する選択前置コードを表す前置信号を発生し、前記前置信号を前記入力信号に前置するステップ; 複数の通話先のそれぞれに対応する前置コードを決定するための所定データを含むデシジョンテーブルをメモリ手段に記憶させるステップ; 前記メモリ手段へ照会することにより、ユーザーが選択した前記通話先に対応する前記選択前置コードを選択するステップ; 前記前置信号により前置された前記入力信号に対応する出力信号を出力するステップ;を含み、 前記経路決定装置が、更新情報の無線放送信号を受信し、前記受信更新情報に従がい、前記デシジョンテーブルに記憶された前記所定データを更新する; 経路決定方法。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 通信経路を決めるための装置および方法 本発明は、2つの通信端末間で通信するための装置および方法に関し、詳細には、2つの端末間の通信を、優先経路に沿って通信経路を決めるための装置および方法に関する。 近年になって多くの国が自らの遠距離通信システムを自由化した。 その結果、 ユーザーは、電話を操作する場合、メッセージを搬送するのに使用するネットワークに関してますます選択の幅を持つようになった。 各ネットワークは、地理的な広がり、伝送速度、および付随する費用等の、異なる特色のセットを持っている。 メッセージを最低費用の経路に沿って自動的に経路を決める装置は既知である。 ネットワークの経路費用が変わると、最低費用の経路が変わるかもしれないので、それら装置に記憶された経路決め情報を更新する必要がある。 この更新作業は、更新情報を、最低費用の経路の装置へ電話回線を経由して送ることにより行なわれる。 最低費用の経路を決める既知の装置に伴なう問題は、各装置が個別に更新されなくてはならず、それにより、大量の情報が電話回線を経由して伝送されることである。 米国特許第5606602号から、多数の競合キャリアに関するビッド(値付け)情報を、電話システムでのユーザー端末へラジオ信号により放送することは既知である。 そのような端末は、受信した費用情報に基づき最低費用の経路に関して決定を下せるプロセッサを備えている。 そのようなシステムの欠点は、端末でインテリジェント処理を必要とすること、そして商業的に過敏な費用データが放送され得ることである。 本発明によると、電話通話の経路を決めるための装置が開示され、この装置は:ユーザーが選択した通話先を定義する、ユーザーがかけた電話番号を表す入力信号を受信するよう動作可能な入力手段;ユーザーが選択した通話先に至る複数の利用可能な経路の中から選択された少なくともネットワーク接続経路を定義する選択前置コード(prefix code)を表す前置信号を、入力信号に前置するよう動作可能な信号発生手段;複数の通話先のそれぞれに対応する前置コードを決定するための所定データを含むデシジョンテーブルを記憶するよう動作可能なメモリ手段;メモリ手段へ照会することにより、ユーザーが選択した通話先に対応する前記選択前置コードを取得するよう動作可能な選択手段;前置信号により前置された入力信号に対応する出力信号を出力するよう動作可能な出力手段;更新情報のラジオ放送信号を受信するよう動作可能な受信手段;および、受信した更新情報に従がいデシジョンテーブルに記憶された所定データを更新するよう動作可能な更新手段;を備える。 本発明の実施の形態では、そのような装置を内蔵する多数の経路決め装置を同時に更新できる。 というのは、多数の装置が同一情報を必要とするので、自由空間電磁波により搬送される情報の送信機の範囲内にある全ての装置は、放送された情報を捕捉できるからである。 本発明の更なる局面によると、更新情報を照合し、それを、多数の経路決定装置へ放送するよう送信機へ送るための管理センターが提供される。 管理センターは、異なる送信機を使用するエリア間で優先経路が変わるかもしれないので、異なる地理的エリアをカバーするラジオ送信機へ異なる更新情報を送ることができる。 好ましくは、更新情報は、ページャへ情報を伝送するために現在使用されているラジオ送信機のネットワークを介して伝送される。 更新情報は、ページャへ情報を伝送するための送信機のネットワークの使用が安価である時間に伝送できる。 本発明の更なる局面によると、上記で開示された装置を内蔵する、電話機、ファクシミリ機、または、移動セルラー電話機のような遠距離通信装置を提供する。 本発明の更なる局面によれば、ラジオ・ページャ・システムを操作する方法が開示され、この方法は:ユーザーのページャメッセージ要求に従がい、ラジオ・ ページャ装置へ、送信機の操作によりラジオ・ページャ信号を伝送するステップ;ユーザー要求の変動による送信機操作で、スペア容量が存在するオフピーク期間を識別するステップ;および、通話経路決定情報を受信し、記憶し、引き続いて使用するように成された電話通話経路決定装置へ、オフピーク期間中に送信機の操作により電話通話経路決定情報を伝送するステップ;を含む。 本発明の更なる局面によれば、複数の電話ネットワークサービスプロバイダ経由でなされた通話に対する課金情報を収集する方法が開示され、この方法は:課金管理センターおよび顧客識別子を識別する通話管理情報を表すコードを各通話に前置するステップ;各ネットワークサービスプロバイダが、そのそれぞれのネットワーク経由で接続された通話に対する通話課金情報を照合して、通話管理情報を含めるステップ;サービスプロバイダが照合した通話課金情報を課金管理センターへ送信するステップ;を含み、課金管理センターは、顧客識別子に対応する顧客へのその後の請求のために前記通話課金情報を照合する。 本発明の具体例としての実施の形態を、添付図面を参照して以下に説明する。 図1は、本発明の第1の実施の形態の通信システムの概略図であり; 図2は、図1に図解する経路決定装置の内部構成を示すブロック図であり; 図3は、図2に図解する経路決定装置のRAMの内容のブロック図であり; 図4は、図2に図解する経路決定装置のROMの内容のブロック図であり; 図5は、図2に図解する経路決定装置に接続された電話をユーザーが操作する場合の操作順序を示すフローチャートであり; 図6は、図2に図解する経路決定装置から送られるダイヤル情報の概略を示し; 図7は、図2に図解する経路決定装置の経路決定情報が更新される場合のイベントの順序を示すフローチャートであり; 図8は、本発明の第2の実施の形態による、電話機に内臓された経路決定装置のブロック図であり; 図9は、従来の電話機へ接続されたスタンドアローン型経路決定装置の概略を示し; 図10は、単体ハウジング内へ一体に形成された電話機と経路決定装置の概略を示し; 図11は、共通ハウジングへ一体に形成されたファクシミリ機と経路決定装置の概略を示し; 図12は、移動セルラー電話の概略を、その操作要素の概略フローチャートとともに示し; 図13は、図9から図11に引用されたタイプの経路決定装置の操作要素の概略を示し;そして 図14は、本発明による経路決定装置とともに、インターネットの使用を概略図解する。 好ましい実施の形態の以下の説明では、最低費用経路決定モジュールを引用する。 そのようなモジュールは、本発明による経路決定装置の実施例であると理解すべきであり、経路決定装置が動作することになる所定の情報は、普通は最低費用経路決めを根拠に決定されるとはいえ、この情報は、特有の操作環境に適切であり得るネットワークの利用可能性、ネットワークの使用レベル、または他の要因、または前記の関連を根拠に、同じように決定されることもできると理解すべきである。 注目すべき重要な点は、経路決定装置または最低費用経路決定モジュールは、経路決定がなされる根拠を概念的に知らされてはおらず、この決定は管理センターによりそこから遠く離れて行われることである。 図1に示す通信システムは、多数の通信ネットワーク5a、5b、5cを備え、その各々は多数のローカル交換機4、6に接続されている。 多数の電話機1は、以下に最低費用経路決定モジュール(LCRM)3と称する対応経路決定装置経由でローカル交換機4へ各々接続されている。 多数の電話機2は、各ローカル交換機6へ直に接続されている。 管理センター7は、ローカル交換機4のうちの1つに接続されている。 管理センター7は、また、送信アンテナ8へ接続されている。 各LCRM3は個々に、受信アンテナ9を備えている。 電話機1で通話通話元が、電話機2へ電話番号をダイヤルすることにより電話する場合、ダイヤルされた番号は、2重トーン多重周波数(DTMF)ダイヤル方法を使用して最低費用経路決定モジュール(LCRM)3へ送信され、LCR Mは、LCRM3に現在記憶されている経路決定情報に基づき、ネットワーク5 a、5b、5cのうちのどれが、2個の電話機1、2間の好ましい接続を提供するかを(以下に説明する)ルックアップテーブルから決定する。 この実施例では、 好ましい経路は最低費用経路である。 LCRM3は、選択した最低費用経路のアクセスコードを含むデータにより前置された電話機2の電話番号を含むダイヤル情報を、DTMFダイヤル方法を使用して、ローカル交換機4へ送る。 ローカル交換機4は、LCRM3により送られたダイヤル情報を解析し、電話機2への通話を、選択された最低費用経路に沿って経路決定する。 ネットワーク5a、5b、5cは、電話機間で情報を伝送するための手段のいずれか、例えば電線、光ファイバー、および衛星リンクを取り込むことができる。 好適なネットワークの実例は、British TelecomおよびAT & Tのような通信会社により提供されるネットワークである。 インターネットは好適なネットワークの別の実例である。 ネットワーク5a、5b、5cのサービスプロバイダは、通話元の電話番号、 通話先の電話番号、および通話時間の詳細を含む請求情報を管理センター7へ送る。 管理センター7は後で通話元へ請求書を送る。 この方法において、ネットワーク5a、5b、5cのサービスプロバイダの各々から別々の請求書を受取るのではなく、通話先は、管理センター7から一括の請求書を受取る。 管理センター7の運用者は、各サービスプロバイダに、そのネットワークで使用された時間に対し支払いを行なう。 そのようなネットワークは、公衆または専用のデータネットワークでよく、後で詳細に説明するようにインターネットを含んでいてもよい。 従がって、そのようなネットワークは、音声通話を元来または主として搬送することを意図してはいないデータネットワークを含んでいてもよい。 管理センター7は、どれであろうが2台の電話機1、2間の通信のために、ネットワークサービスプロバイダにより課される現行レートを決定するよう、ネットワーク5a、5b、5cの各々に対する費用情報を照合し、最低費用経路が、 所定時間帯に対して管理センター7により算出される。 普通には、ネットワークサービスプロバイダは1日の異なる時間に対し異なる費用を課金し、普通、ピーク課金時間帯とオフピーク時間帯があり、この費用は、曜日によっても異なるのが普通である。 ネットワーク使用費用に変更が生じる場合には必ず、利用可能な経路のうちどれが最低費用経路であるかの決定を改めるために、各経路費用との間で比較を繰返されねばならない。 次いで、この決定の結果をLCRM3へ転送しなくてはならない。 各LCRM3に記憶された経路決定情報を更新するために、LCRM3がルックアップテーブルに照会することにより参照するデータは、 各LCRM3へ、ラジオ波を使用して送信アンテナ8により定期的に伝送され、 この情報は各LCRM3のそれぞれの受信アンテナ9経由で受信される。 送信アンテナ8経由で各LCRM3へ管理センター7により放送される更新された最低費用経路情報は、好ましくは、コード信号を形成するように暗号化され圧縮されてからラジオ波を変調するように使用される。 例として、VHF帯域信号が利用でき、データは、ECHタイプのフォワード・エラー符号化を使用し、そしてインタリーブして、POCSAG標準に準拠して2400bpsで符号化される。 そのような伝送は、ページャ伝送システムを介して現在では利用可能であり、そのような既存のページャ伝送システムは、L CRM3へ、ページャメッセージ取扱量が最少の期間中またはオフピーク期間中に、更新情報を伝送するのに使用できることが想定される。 送信アンテナ8により放送された情報は、送信アンテナ8がカバーする地理的エリア内の各受信アンテナ9により検出される。 送信アンテナ8経由で送信されるデータは、LCRM3に記憶されたアドレス情報に対応するアドレス情報を含むことができ、この情報は、送信アンテナ8により変換される地理的エリア内の、全てのLCRM、LCRM群、または個々のLCRMを、管理センターが選択的に宛先付けできるように編成されている。 次いで、この情報は、LCRM3に記憶された経路決定情報を更新するのに使用される。 図2を参照すると、スタンドアローン型のLCRM3はハウジング26(破線で示す)を備え、ハウジングは、対応する電話機1の従来の経路接続プラグ(図示せず)を受けるソケット13を支持する。 ソケット13は、リレー17を経由してリード14へ接続されており、リードは、従来の壁電話ソケット(図示せず)へモジュールを接続するための従来の電話プラグ14aで終端を成し、他方、 この電話プラグはローカル交換機4へ接続される。 リレー17は、常時閉であるので、ローカル交換機4からの信号は、プラグ1 4a、リード14、リレー17、およびソケット13を経由して電話機1へ直接送られる。 このように、電話機1はLCRM3によるどんな妨害も無く通話を受信できる。 電話機1からの電話の開始に応じて、リレー17はプロセッサ16の制御の下で一時的に開になり、従がって、電話機1からのダイヤル情報がローカル交換機4へ直行しないことを保証する。 リレー17が開である間に、マイクロプロセッサ16は、ユーザーがかけた電話番号および時計20が示す時刻に基づきRAM 19に記憶された最低費用経路情報を読出し、通話のための必要な経路決定の識別および通話先番号の両方を含む信号をリード14とプラグ14a経由でローカル交換機へ伝送する。 その後に、リレー17は閉じ、電話通話が行なえるようにする。 電源27はソケット13に接続されている。 電源27は、リレー17が開である時でも電話機1が依然として確実に電源を持つようにしている。 電源27は電池を内臓してもよく、または電力線からの変圧器/整流器(図示せず)であってもよい。 ソケット13はプロセッサ16の入力に直接接続されており、電話機の「オフフック(OFF-HOOK)」状態の検知を可能にする。 ソケット13は、また、トーン検出器15経由でプロセッサへ接続されており、それによりプロセッサは、ユーザーがかけた電話番号を検知できる。 プロセッサ16の出力は、リード14へ接続されているトーン発生器21へ接続されており、それによりプロセッサは、ローカル交換機への出力信号を制御できる。 リード14は、また、通話進行モニタ2 5へ接続されており、他方、このモニタはプロセッサ16の入力へ接続されており、出力信号がユーザー選択通話先との接続が首尾よく得られたか否かをプロセッサがモニタできるようにする。 プロセッサ16の更なる入力は、また、更新された経路決定情報を受信して記憶できるようにするプロトコル復号器23、読出専用メモリ(ROM)18、随時書込読出メモリ(RAM)19、および時計20を含む要素へ接続される。 プロトコル復号器23は、また、受信アンテナ9に接続されている復調器22へ接続される。 LED24、またはその他の表示装置がプロセッサ16の出力へ接続されている。 トーン検出器15は、ダイヤルされた電話番号を検出するための従来装置である。 トーン発生器21は、ローカル交換機4へ送られるダイヤル情報を発生するのに使用される従来装置である。 時計20は、一定の経過時間を守る従来装置である。 受信アンテナ9が、送信アンテナ8により送信されたラジオ波を検出すると、 復調器22は、受信したRF信号を復調して符号化信号を再生し、符号化信号は次いでプロトコル復号器23へ送られ、復号器は信号が更新情報であるかを識別して符号化信号を復号化する。 更新情報は次いでプロセッサ16へ送られる。 LED24はLCRM3の更新状態を示す。 LED24は、3つ状態のうちの1つであればよい。 第1に、LED24が点灯している場合、LCRM3は初期化される必要があることを示す。 第2に、LCRM3が初期化されたものの24 時間以内に更新情報が受信されなかった場合、または更新情報が24時間以内に受信されたもののデータが不良であった場合にLEDが点滅する。 第3に、LC RM3が初期化され、更新情報が首尾よく受信され、LCRM3が24時間以内に更新された場合、LED24は消灯する。 通話進行モニタ25は、ネットワーク5a、5b、5cから電話機1へ送られる信号を監視するための従来装置である。 通話進行モニタ25は、また、LCR Mの初期化操作中に、管理センター7からLCRM3へ送られる、例えば、LC RMの登録番号およびラジオ送信形式を定義するデータを含むメッセージを受信する。 図3は、RAM19の内容の概略図である。 LCRMテーブル31、31aは、多数の時間帯のそれぞれの間に、地理的場所(場所ID)により類別される通話先への通信に対する最低費用経路(ネットワークID)を示す。 いずれの時点においても、LCRMテーブル31、31aのうち1つだけが、ユーザーのダイヤルした番号に対応する経路決定情報を提供するように照会可能である。 プロセッサは、どのテーブルが直近に更新されたかに基づき、どのテーブルの1つがアクティブか、すなわち照会可能であるか、どのひとつが非アクティブであるかを指示する。 LCRMテーブル31、31aのどれがアクティブであるかを示す情報は、アクティブテーブル35に記憶される。 2つのLCRMテーブル31、31 aを所有する目的は、一方のテーブルが経路決定情報を読出すために照会され得る状態である間に、他方のテーブルを更新できるようにすることである。 代替として、単一のLCRMテーブルが備えて、通話扱い量が最少である期間に、更新伝送が行なわれるように編成されてもよく、さもなければ更新が行われている間はLCRMの動作を中止するよう制御回路を備えることもできよう。 LCRMテーブル31、31aの一方の一部分の単純化した概略を下表1に示す: 表1の第1列は、ユーザーが選択可能な通話先に対応する5ヶ所の地理上の場所に対する場所IDを含む。 第1行は、3つの時間帯T1、T2、T3を含み、 例えば、T1は週日の午後7時から午前8時までの期間、T2は週日の午前8時から正午までの期間、T3は週日の正午から午後7時までの期間にそれぞれ対応させることもできよう。 ある時間にある場所への最低費用経路に対するネットワークIDは、その場所の場所IDを含む行と、その時間を含む時間帯を記した列とのマトリックス要素に記憶される。 説明のために、ネットワークIDは、図1 のネットワークを指す呼称である。 例えば、時間帯T1、T2、T3におけるいずれの時間でも、ネットワーク5 aが場所ID「ID1」を持つ場所への最低費用経路を提供する。 しかし、場所ID「ID4」を持つ場所への最低費用経路は、T1期間ではネットワーク5c 経由であり、T2期間ではネットワーク5a、およびT3期間ではネットワーク5bである。 表1における場所ID、時間帯およびネットワークIDに対する呼称は、説明の明瞭さを助けるように選定したものである。 実際には、LCRMテーブル31 、31aへの全ての記入には数値が使用される。 場所テーブル30はルックアップテーブルであり、プロセッサが、LCRMテーブルを照会する場合に、ダイヤルされた電話番号を行アドレスとして使用される場所IDへ変換できるようにする。 ネットワークテーブル32は、プロセッサが、LCRMテーブルの内容を、ユーザーがかけたダイヤル番号へ付加されてローカル交換機が受信する出力信号中へに出力されることになる前置コードヘ変換できるようにする。 更新テーブル33は、LCRM3の現在の更新状態を記憶する。 作業スペース34は、プログラム実行時に使用されるとともに、情報をバッファするために使用される。 図4は、ROM18に記憶されるプログラムを示す概略図である。 システムマネジャー40は、多くのサブルーチンを使ってLCRM3を制御する。 初期化サブルーチン41は、LCRM3が最初にスイッチ・オンされた時に実行されて、 LCRM3の登録番号と、LCRMテーブル31、31aを更新するために使用されるラジオ波の周波数を得る。 この情報は、ローカル交換機4および通話進行モニタ25を介して管理センター7から取得される。 初期化情報は、また、時計20を初期設定するためのローカル時刻、年月日に関する情報を含むことができる。 代替として、時計は、手動で時計を設定するためにユーザーがアクセス可能な表示器と設定スイッチ(図示せず)を含んでもよい。 サブルーチンである「番号入れプロセス」42、「最低費用経路」43、および「出力番号生成」44は、ダイヤル情報が電話機1から受信される時に使用され、「モニタ」サブルーチン46は、通話がネットワークへ接続されている時に使用される。 電話機1で番号がダイヤルされる時のイベントの順序を図5に示す。 ステップS1で、プロセッサ16は、電話機1とローカル交換機4との間を流れる電流を検出し、この検出電流は、電話機が通話元によりフックから外された(OFF-HOOK)ことを示し、ステップS3で、プロセッサ16は、リレー17を開にする信号を送る。 次いで、「番号入れプロセス」サブルーチン42が起動される。 ステップ5で、ダイヤルされた番号がRAM19にバッファされる。 次にステップ7でダイヤルされた番号が分析され、場所IDが場所テーブル30から取得される。 次に、ステップ9で、現在時刻についての情報が時計20を使用して得られる。 「最低費用経路」サブルーチン43が実行されて、LCRMテーブル31、3 1aのいずれが現在アクティブであるかをアクティブテーブル35で調べ(ステップ10)、ステップ11で、現在、アクティブであるLCRMテーブル31、3 1aのいずれかから最低費用経路のネットワークIDを取得する。 最低費用ネットワークが利用可能でない場合に使用するために、「次善の」選択に対応する予備のネットワークIDをLCRMテーブル31または31aから読出すこともできる。 ステップ13で、ネットワークIDに対応するネットワーク参照がネットワークテーブル32から得られる。 ステップ15で、次いで「出力番号生成」サブルーチン44が実行され、ネットワーク参照に対するDTMF出力を発生するようにトーン発生器21へ信号を送る。 次いで「モニタ」サブルーチン46が実行され、通話進行モニタ25により、ローカル交換機4からの回線は、自らのネットワーク参照が伝送されたネットワークから送られてネットワークが通話を接続できるかどうかを示す信号に関して監視される(ステップ16)。 ネットワークが通話を接続できる場合、「出力番号生成」サブルーチン44が起動され、請求参照のためのDTMF出力(ステップ17)およびダイヤルされた番号に対するDTMF出力(ステップ19)を発生するようトーン発生器21へ信号が送られる。 ネットワークが通話を接続できない場合、「出力番号生成」サブルーチン44が実行され、予備ネットワークのネットワーク参照に対するDTMF出力を発生するようトーン発生器21へ信号が送られる(ステップ23)。 例えば、これは、デフォルトされたネットワーク接続経路を提供するために、端末が接続されているローカルループオペレータを識別する所定コードであってもよい。 ローカルループオペレータを識別するのを定義する情報は、LCRMの初期化中にプロセッサへ通信される。 請求参照のためのDTMF出力(ステップ17)およびダイヤルされた番号に対するDTM F出力(ステップ19)が、次いで発生される。 その後、ステップ21で、電話機1を直接ローカル交換機4へ接続するように、リレー17を切り替える信号がプロセッサ16から送られる。 原則として、LCRM3からローカル交換機4へ送られるダイヤル情報は、多くの形式のうちの1つであってよい。 図6は、この実施の形態でのLCRM3からローカル交換機4へ送られるダイヤル情報の概略図を示す。 ダイヤル情報は1xxx標準に準拠し、ここで、送られる最初の桁(デジット)は1で、その後に通話の経路が決定されるネットワーク5(ネットワーク参照50)を示す番号が続く。 次に課金情報フィールドが送信され、それは、管理センター7の運用者が通話の費用に対し費用請求される必要のあることを、該当するネットワークサービスプロバイダに示す管理参照番号51を含む。 次に顧客参照番号52を含む顧客識別フィールドが送られ、それは管理センター7へ転送され、それにより管理センターの運用者は電話機1のユーザーへ請求できる。 最後にダイヤルされた番号53が送信される。 図4に示す「経路デシジョンテーブル更新」サブルーチン45は、更新情報が送信アンテナ8から受信アンテナ9経由で受信される場合に使用される。 LCRM3での経路決定情報が更新される場合のイベントの順序を図7に示す。 ステップ31で、送信アンテナ8により送信されたRF信号が、受信アンテナ9を経て受信される。 ステップ33で、復調器がRF信号を復調し、符号化された信号を再生する。 ステップ35で、プロトコル復号器23は信号が更新情報を含有することを識別し、符号化データを復号化する。 ステップ37で、更新情報は、現在非アクティブと指定されているLCRMテーブル31、31aのいずれか一方へ入力される。 次いで、ステップ39で、L CRMテーブル31、31aのどれが現在アクティブであるかとの指定が、アクティブテーブル35に記憶されているデータを変更することにより、プロセッサを介して反転される。 更新テーブル33が更新され、LCRMテーブル31が最後に更新された時刻を記録する。 設定期間後、この実施の形態では24時間後、LCRMテーブルが更新されなかった場合、プロセッサ16は、点滅を開始するようLED24へ信号を送る。 更新情報は、正しいローカル時刻、日、および年月へ時計20をリセットする情報を含めてもよい。 これは、更新領域にある全てのLCRM装置が同期化されることを保証することになる。 図4に示すモニターサブルーチン46は、ローカル交換機4からLCRM3へ送られるメッセージを監視するのに使用される。 このメッセージは、管理センター7からの情報、または、電話機1、2間の通話状態に関する情報、または、時計20をリセットする情報を含むことができる。 LCRM3を動作させる電力は、プラグ14aおよびリード14経由でローカル交換機4から受け入れてもよくし、あるいは代替として、LCRM3は、電源27または通常の家庭用電力により電力を供給されてもよい。 この実施の形態において、通信は電話機1と電話機2との間で行われるとしたが、端末は、例えば、ファクシミリ機とコンピューターモデム、および電話機と、ラジオ、目覚まし時計、アンサーフォンおよび同類品との組合わせの、いずれの形式の遠距離通信装置であってもよい。 代替として、端末の片方または両方は、自動構内交換機(PABX)のような私設交換機またはネットワーク信号ルーターであってもよい。 電話機1、2の各々は、ローカル交換機4、6へ接続されている。 図1では、 電話機1だけが、それぞれのLCRM3を介してローカル交換機4へ接続されている。 しかし、電話機2も、LCRMを介してローカル交換機6へ接続してよい。 ダイヤルするために使用される電話機1が、LCRM3に接続されていることだけが必要である。 図1で、ローカル交換機4、6は、ネットワーク5a、5b、5cから分離して示されている。 しかし、ローカル交換機4、6はネットワークの一部を形成してもよい。 図1には、1つだけの送信アンテナ8が示されているが、実際には、異なる地理的エリアをカバーする多くの送信アンテナがあり得る。 管理センター7は、ネットワーク5の各々を使用する費用がエリア毎に変化することを許容するように、異なるエリアでの送信アンテナ8へ異なる経路決定情報を送ることができる。 好ましくは、アンテナ8は、ページャへ情報を送信するためのネットワークの一部を形成する。 他の適切なアンテナ8は、デジタルオーディオ放送(DAB) のため、および、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)およびFM多重データ放送(RDS)で使用するアンテナを含む。 これらはいずれの場合も、最低費用経路決定情報は、送信費用が安い時間に送信できる、例えば、概して夜に情報を送信することは安価である。 ローカル交換機4が通話元の電話機1を識別する手段、例えば通話回線識別( CLI)システムを有する場合、ある状況では、顧客参照番号52をローカル交換機4へ送ることは必須ではないかもしれない。 代替として、通話元の電話機1 を識別する手段は、ネットワーク5a、5b、5c、またはローカル交換機6に配置してもよい。 1xxx標準を採用するのでなく、LCRM3は、中央経路決定ユニットの番号をダイヤルし、次いで経路決定情報と通話先装置の電話番号を送信することができる。 次いで、中央経路決定ユニットは、最低費用経路を経由する通話経路を決定することができる。 好ましくは、電話機1は、2重トーン多重周波数(DTMF)ダイヤルを採用する。 トーン発生器は、その後にローカル交換機4へ送られるDTMF信号を発生する。 電話機1およびトーン発生器21は、パルスダイヤル方法を採用してもよい。 しかし、ローカル交換機4へ信号を送るのに要する時間によって、トーン発生器21がパルスダイヤル方法を採用することは有利ではないであろう。 LC RM3が、パルスダイヤル方法を採用する電話機1へ接続されている場合、交換に互換性がある条件では、トーン発生器はDTMFダイヤルを発生するように使用できる。 代替の実施の形態では、場所テーブル30を省略し、通話先として利用可能な全ての市外局番に対する経路決定情報をLCRMに記憶することが可能であろう。 しかし、同じ経路費用のエリアは市外局番によりカバーされるエリアより大きいことがしばしばあるので、LCRMテーブル31に記憶され、後で更新される必要がある情報の量は減らせるので、場所テーブル30を有することは有利である。 同様に、ネットワークテーブル32に記憶される情報は、LCRMテーブル3 1に包含でき、従がってネットワークテーブル32の必要性は排除できる。 しかし、LCRMテーブル31に記憶され更新される必要のある情報の量を減少させる故に、ネットワークテーブル32を有することは有利である。 図2では、受信アンテナ9は、LCRM3のハウジング26の外部に示されているが、受信アンテナ9は、代替として、LCRM3のハウジング26の内部に配置できる。 この実施の形態におけるLED24および通話進行モニタ25は、代替として、単純な構成が望まれる場合には省略できる。 通話進行モニタ25が省略される場合、LCRM3の登録番号、およびLCRMテーブル31を更新するために使用されるラジオ波の周波数を手動で入力してもよく、または予め設定された周波数チャンネル上で送信アンテナ8および受信アンテナ9を介して管理センター7 から受信してもよい。 この実施の形態では、管理センター7は、ローカル交換機4を介してネットワーク5a、5b、5cへ接続されており、それにより、ネットワーク5a、5b 、5cは請求情報を管理センター7へ送信できるが、代替として、請求情報をいずれか他の適切なリンク、例えばネットワーク5a、5b、5cの一部分を形成しない衛星リンクにより送ることができる。 異なるネットワーク5a、5b、5 cは、異なる方法により管理センター7へ請求情報を送ることができる。 この実施の形態では、ネットワーク参照が伝送されたネットワークが通話を接続できない場合には、予備ネットワークのネットワーク参照が送信される。 代替として、LCRMテーブル31が、最低費用経路と次善の費用経路を示す経路決定情報を記憶することができる。 最低費用経路であるネットワークが通話を接続できない場合、次善の費用経路を持つネットワークが利用されることになる。 同様に、LCRMテーブルは、3つ以上のネットワークの詳細を記憶できる。 別の代替として、ネットワーク参照が伝送されたネットワークが通話を接続できない場合に、LCRM3は、経路決定情報を提供せずにダイヤルされた番号をローカル交換機4へ直に伝送してもよい。 この実施の形態では、LCRM3は、電話機1でダイヤルされた番号全体をR AM19へバッファする。 しかし、最低費用経路を決定するのに必要な情報は、 ダイヤルされた番号の最初の幾つかの桁(デジット)に含まれている。 従がって、最低費用経路を経由する接続を、通話元が番号をダイヤルし終わる前に確実に行なうことができる。 この場合、ダイヤルされた番号の桁をそれが電話機1で入力されるのに従がいバッファし、通話が最低費用経路をもつネットワークへひとたび接続されたると、RAM19にバッファされたダイヤル番号の桁を送信し、 次いで、リレーを閉じることができるので、残りの桁は電話機1からソケット1 3、リレー17、リード14、およびプラグ14aを経由してローカル交換機4 へ直行できる。 本発明の第2の実施の形態を以下に説明する。 この実施の形態では、実施の形態1におけるように別体のLCRM装置3を有するのではなく、LCRM3の機能は、電話機へ組込まれる。 そのような編成を図10に概略的に示し、そこでは、電話機102が、経路決定装置104を組込んでいる。 同様に図11で示すように、経路決定装置104は、ファクシミリ機103内へ一体に形成してもよい。 図8に示すように、本発明の第2の実施の形態による電話装置は、2線から4 線変換器60を備える。 2線から4線変換器60の2線入力側は、オフフックスイッチ61を介して電話ソケット62へ接続されている。 オフフックスイッチ6 1の電話ソケット62側には、電鈴63が、2線間に配置されている。 オフフックスイッチ61の接点は、使用のために受話器が取上げられた際に閉である。 2線から4線変換器60の4線側では、2線がマイクロフォン64へ接続され、2線が受話器65へ接続されている。 DTMF発生器66も、2線から4線変換器60へマイクロフォン64と並列に接続されている。 DTMF発生器66はプロセッサ67の出力へも接続されている。 プロセッサ67は、キーパッド68 、ROM69、RAM70、時計71、およびLED75へ接続されている。 プロセッサ67の入力は、また、プロトコル復号器72へ接続され、それは、復調器73へ接続され、それは、受信アンテナ74へ接続されている。 図10および図11に概略示すように、図8に示す回路を有する電話機、またはファクシミリ機102、103を、図1に示す通信システムにおけるLCRM 3に接続された電話機1と置換えてもよい。 通話元が電話を取上げた場合、オフフックスイッチ61は、2線から4線変換器60を電話ソケット62へ接続する。 次いで、通話元は、通話を希望する電話機の電話番号をキーパッド68で入力し、キーパッドはこの情報をプロセッサ6 7へ送る。 プロセッサ67は、通話先電話機に至る最低費用経路を識別し、電話機の場所および最低費用経路のためのダイヤル情報をDTMF発生器66へ送る。 次いで、DTMF発生器66は、この情報を電話ソケット62を介してローカル交換機へ伝送する。 RAM70、時計71、およびLED75の機能は、実施の形態1における対応する特徴の機能と実質的に同一である。 プロトコル復号器72、復調器73、 および受信アンテナ74は、また、実施の形態1における対応する特徴と実質的に同一の機能を有する。 ROM69に記憶されたプログラムは、図4に示す第1の実施の形態におけるROM18に記憶されたプログラムと、最早存在しないモニターサブルーチン、 およびシステムマネジャープログラムを除き、実質的に同一である。 システムマネジャープログラムは、遠距離通信装置を制御するので、第1の実施の形態でのLCRM3のシステムマネジャープログラムとは異なる。 経路決定情報を更新するためのルーチンは、図7に示す第1の実施の形態におけるそれと同一である。 電鈴63は、通話が他の電話機から受信された時に信号が生成されることを可能にする。 ダイヤル情報を入力するキーパッド68は、プロセッサ67へ接続されている。 この実施の形態では、キーパッド68が使用されているが、ダイヤル情報を入力するいずれかの方法、例えば、音声認識システムを採用してもよい。 プロセッサ67は、ローカル交換機べ送られるダイヤル情報信号を発生するためにDTM F発生器66へ接続される。 マイクロフォン64および受話器65は、それぞれ、送信する音声を入力し、ダイヤルされた電話機から送信される音声を受信するために使用される。 この実施の形態では、2線から4線変換器60が使用されているが、本発明は、 他の回路を組込む電話機へも等しく適用できる。 第2の実施の形態における電話機は、組み込まれた最低費用経路決定モジュールを有する。 同様に、最低費用経路決定モジュールを、ファクシミリ機、モデム、およびPABXのような他の遠距離通信装置へ組込むことができる。 ファクシミリ機へ組込まれた経路決定装置を、図11に概略的に図示する。 DTMF検出器を追加して、第2の実施の形態の電話装置へ受話器65と並列に接続して加えてもよい。 この方法で、情報は、電話回線を経由してプロセッサへ送ることができる。 この方法で送れる情報の例は、第2の実施の形態の電話装置を呼出すのに使用された遠距離通信装置の電話番号、または電話装置を初期化するのに必要な情報である。 第1の実施の形態におけるモニターサブルーチン46の機能と実質的に同じ機能を持つサブルーチンを、DTMF検出器へ加えてもよく、それにより、第1の実施の形態でモニターサブルーチン46に関して概説されたプロセスが採用できる。 受話器65を、例えば、「ハンズフリー」能力を有する電話装置における、スピーカに置換えることができる。 図12を参照して、本発明の第3の実施の形態を以下に説明する。 この実施の形態におけるLCRM3の機能は移動セルラー電話機120へ組込まれている。 この実施の形態では、移動電話はGMSネットワークの一部分を形成する。 これは、実質的に第2の実施の形態で説明した経路決定機能を追加した、通常のG MS移動電話である。 GSMシステムには、セル放送(Cell Broadcast)と称されるサービスがある。 セル放送サービスは、地理的エリアにある全ての電話機へ短いメッセージを送ることを可能にする。 この実施の形態では、セル放送サービスが、移動電話に記憶された最低費用経路テーブルを更新するための更新情報を送るのに使用される。 これは、図12の右側部分に概略的に図示され、それは、移動電話機120のメッセージデータハンドリング回路121が、上記で説明したLCRMテーブル31および31aに機能的に対応するデシジョンテーブル122へデータを入力するのに使用されることを図示する。 移動電話機120のプロセッサは、経路セレクタ123を含み、 それは、ユーザー入力の通話先を処理する前に、デシジョンテーブル122を参照し、ユーザーがダイヤルした番号へ適切な前置(コード)を付加するのを可能にする。 移動電話機120では、電話通話のラジオ送信を受信するために提供される受信機124は、メッセージデータハンドリング回路121へ入力されるメッセージデータを受信する役も果たす。 移動電話装置は、図1に示す通信システムにおいてLCRM3へ接続された電話機1に置換えてもよい。 図1に示すローカル交換機4は、移動電話ネットワークの最寄りの基地局か、または移動電話ネットワークの基地局の多くが接続されている切替局のいずれかであろう。 この実施の形態の教示は、他のGSMに基づく移動電話ネットワーク、または、符号分割多元接続(CDMA)に基づくネットワークへ適用できることが理解されるであろう。 公的な移動電話ネットワークの例は、パーソナル・ハンディホン・システム(PHS)である。 図13は、本発明による一般化した経路決定装置を概略的に図示する。 入力装置130は、ユーザーが選択した通話先を定義する、ユーザーがかけた電話番号を表す入力信号を受信する。 信号発生器131は、好ましいネットワーク接続経路を定義し、顧客識別および課金に関するその他のデータを含む、選択された前置コードを表す前置信号を入力信号に前置する。 出力装置132は、前置信号を前置された入力信号から成る出力信号をローカル交換機(または、移動電話の場合にはセルラー電話サービスプロバイダ)へ出力する。 セレクタ133は、デシジョンテーブルのいずれが現在アクティブであるかにより、デシジョンテーブル134または135に照会することにより選択された前置コード、通話先データを含むアドレス情報、時間帯データ、およびカレンダー141からの曜日データを取得する。 更新装置136は、デシジョンテーブル134および135のいずれか現在非アクティブのものを更新し、更新情報を受信機137および復号器138から受信する。 時計139およびカレンダー141も、ルックアップテーブル134および1 35に照会することでセレクタ133に対し追加のアドレス情報を提供するために、受信機137経由で受信された放送情報により更新される。 アクティブメモリは、テーブル134および135のいずれが直近に更新されたかにより、指定手段140により指定される。 通話進行モニタ25は、出力装置132からの出力信号に従がい通話が接続されたか否かを監視し、万一、無接続が生じた場合、別のネットワーク接続経路への代替のデフォルト出力信号を発生するよう信号発生器131を促す。 図14は、経路決定装置3を組込んだ更なる代替のシステムを図示し、ここでは、電話機1および2間の接続のために利用可能な経路が、インターネット15 0のようなパケットネットワークを含む。 電話機1および経路決定装置3は、上記で説明した方法で電話ネットワーク5へ接続されており、電話機1および2間の接続は、多数の利用可能なネットワーク接続施設151のいずれか1つを経由して行なえる。 電話ネットワーク5へ接続されているインターネット・サービスプロバイダ152は、電話機1からの通話を受信するよう選択された経路であることができ、そのような通話の受信に応じて、ISP(インターネット・サービスプロバイダ)152は、第2のISP153との接続をインターネットを介して確立する。第1と第2のISP152と153間の電話通話の送信は、インターネット・ プロトコルの使用が必要であり、電話信号は、デジタル化され、データ文書としてのパケット通信のため断片化を受け、それは、第2のインターネット・サービスプロバイダ153で再組立され、電話ネットワーク5A経由で電話機2へ送り届けるために電話信号として再構成される。この経路を介して接続を確立するには、必要となるかも知れない他の全ての経路決定情報に加えて、第1のIPS152の電話番号をダイヤルされた番号に前置することが経路決定装置3に要求される。 ISP152により生成される顧客ダイヤル記録は、請求のために管理センター7へ回される。インターネットまたは他の公衆または専用データネットワークの使用は、特に、インターネットおよびデータネットワークの性能の進行中の改良が達成された時に、一定の遠距離電話通話のための好ましい経路であると立証されると想定される。先の実施の形態では、「オフフック(OFF-HOKK)」という用語が使用され、遠距離通信装置が使用されていることを意味した。先の実施の形態では、管理センター7で算出される最低費用情報が、ラジオ波を使用して送信アンテナ8により送信された。しかし、最低費用情報は、赤外線を含む電磁的スペクトルの他の範囲の自由空間電磁波を使用して送信できる。先の実施の形態では、通話は、最低費用経路を経由して経路が決定されたが、 最低費用経路は、必ずしも全ての場合に最も好ましいのではない。例えば、好ましい経路は、信頼性、信号の品質、または接続容量が最適であるネットワーク接続経由であるかもしれない。管理センターは、選択すべきいずれかの基準に基づき経路決定情報を照合し送ることができる。第1の実施の形態で説明された経路決定装置は、代替の実施の形態(示さず) において、ユーザーがアクセス可能な複数の操作モードを持ち作成され得る。ユーザーは、経路決定装置を、それが電話へ接続された場合に「最低費用」モードへ、それがコンピューターモデムへ接続された場合に「最大帯域巾」モードへ設定できる。本発明の更なる実施の形態では、図示しないが、経路選択装置が、コンピュータのプロセッサに関連する放送受信機を備えることにより、および、コンピュータのメモリにソフトウエアをインストールすることにより、モデムを装備したコンピュータのために提供され、経路決定情報を記憶するメモリ手段、通話がなされることになる場合に好ましい経路を選択しコンピュータのモデムへ経路決定情報を提供する選択手段、を提供し、コンピュータのメモリに記録された記憶の経路決定情報が放送受信手段により受信される更新信号に応じて更新される。そのような実施例では、コンピュータのプロセッサが、本発明の第1の実施の形態で説明したプロセッサ16の機能を遂行し、コンピュータの随時書込読出メモリ( RAM)およびハードディスク記憶装置が、必要なデータ記憶装置を提供するであろう。放送受信機は、好ましくは、ラジオ受信機であり、コンピュータのハウジング内に搭載されてよく、または、接続ポートを介してコンピュータへ接続される補助装置であってもよい。放送受信手段およびコンピュータのためのプログラミング・ソフトウエアは、キットとして販売できることが想定される。オプションとして、全ての実施の形態で、追加のテーブルが、カレンダー情報を記憶するように、RAMに記憶でき、それにより、曜日または祝祭日に関する情報が分離して記憶できる。この情報は、その後に経路決定情報を含むルックアップテーブルを照会することに使用されるアドレスの一部分を形成できる。第1と第2の実施の形態では、更新情報は、好ましくは、ページャへ情報を送信するためのネットワーク経由で送信される。好適な他の送信機には、DAB( デジタルオーディオ放送)用に使用されるものや、GSM(デジタル移動電話方式)およびRDS(FM多重データ放送)ネットワークで使用されるものがある。いずれの場合も、最低費用経路決定情報を、伝送費用の安い時、例えば夜間に伝送してもよい。経路決定情報は、いつ更新してもよいが、好ましくは、1日毎乃至1ヶ月毎等の一定間隔、または優先的な経路決定情報が変更される都度、のどちらかで更新するのが好ましい。【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】平成11年9月21日(1999.9.21) 【補正内容】 請求の範囲1. 電話通話の経路を決定するための装置(3)であって: ユーザーが選択した通話先を定義する、ユーザーがかけた電話番号を表す入力信号を受信するよう動作可能な入力手段(130); ユーザーが選択した前記通話先に至る複数の利用可能な経路のうちから選択された少なくともネットワーク接続経路を定義する選択前置コード(prefix code)(5 0)を表す前置信号を、入力信号に前置するよう動作可能な信号発生手段(131 ); 複数の通話先のそれぞれに対応する前置コードを決定するための所定データを含むデシジョンテーブルを記憶するよう動作可能なメモリ手段(134,135) ; 前記メモリ手段へ照会することにより、ユーザーが選択した前記通話先に対応する前記選択前置コードを取得するよう動作可能な選択手段(133); 前記前置信号により前置された前記入力信号に対応する出力信号を出力するよう動作可能な出力手段(132); 更新情報の無線放送信号を受信するよう動作可能な受信手段(137);および受信した前記更新情報に従がい、前記デシジョンテーブルに記憶された前記所定データを更新するよう動作可能な更新手段(136);を備え、 前記更新手段は、前記更新情報を使用してそれを放送する管理センター(7)により算定される好ましい経路をそれぞれの通話先に対して識別するネットワークIDデータを含む新情報により、前記デシジョンテーブル内の前記所定データを更新するよう動作可能であることを特徴とし; 前記メモリ手段が、更に、前記ネットワークIDから前記前置コードを取得するためのネットワークテーブル(32)を備える; 電話通話の経路を決定するための装置。 2. 前記更新情報が、更新されたデシジョンテーブルを定義する更新された所定データのセットを備える、 請求項1の装置。 3. 前記放送信号がラジオ信号であり、前記受信手段がアンテナ(9)および受信回路(138)を含む、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 4. 前記メモリ手段が、第1と第2のデシジョンテーブル(135、134)のそれぞれを記憶するよう動作可能な第1と第2のメモリ領域を含み;更に、前記選択手段により照会可能なアクティブメモリとして、前記第1と第2のメモリ領域の一方だけ(135)を選択的に指定するよう、そして前記選択手段により照会できない非アクティブメモリとして前記メモリ領域の他方としての残り(13 4)を指定するよう動作可能な指定手段(140)を備え;ここで、前記選択手段は、前記アクティブメモリにある前記デシジョンテーブルを照会するよう動作可能であり、前記更新手段は、前記非アクティブメモリに記憶された前記所定データを更新するよう動作可能であり、そして前記指定手段は、更新が直近に完了した前記メモリ領域を前記アクティブメモリとして指定するよう動作可能である; 先に記載のいずれかの請求項の装置。 5. 前記メモリ手段は、更に、前記入力信号が受信される時間帯を表す時間帯データにより照会可能であり、よって各通話先に対して、前記所定データは複数のそれぞれの時間帯に対応する複数の前置コード定義する、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 6. 更に、現在のローカル時刻に従がい前記時間帯データを前記選択手段へ提供するよう動作可能な時計手段(139)を備える、 請求項5の装置。 7. 前記更新情報が時計リセットデータを含み;前記時計手段をリセットするよう動作可能な時計リセット手段(136)を備える; 請求項6の装置。 8. ユーザーがかけた前記電話番号の受信第1桁に基づき前記デシジョンテーブルを照会する際に、前記選択手段により使用される、ユーザーが選択した前記通話先を決定するための手段(30)を備える、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 9. 前記入力手段は、前記選択手段が、前記受信第1桁に基づき前記選択前置コードを選択するまで、そして前記出力手段が、前記前置コード(50、51、5 2)と、記憶された前記受信第1桁の両方を表わす前記出力信号の最初の部分を出力するまで、ユーザーがかけて順次受信された電話番号を1桁ずつバッファ( 19)に記憶するよう編成され、前記出力手段は、その後に、ユーザーがかけた電話番号の、順次受信された更なる桁を表す出力信号の残りの部分を、前記更なる桁が前記バッファに記憶されることなく、出力するよう動作可能である、 請求項8の装置。 10. 前記入力手段は、前記選択手段が前記選択前置コードを選択する間に、ユーザーがかけて順次受信された前記電話番号の全ての桁(53)をバッファ(1 9)に記憶するよう動作可能であり、そして前記出力手段は、その後に、前記出力信号を出力するよう動作可能である、 請求項1から8のいずれか一項の装置。 11. 前記前置コードは、ユーザー特有の識別データを含む顧客識別フィールド(52)を包含する、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 12. 前記前置コードは、前記選択されたネットワーク接続経路に対応するネットワークプロバイダにより費用請求される制御実体(エンティティ)を識別するための課金情報を含む課金情報フィールド(51)を包含する、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 13. 前記入力手段は、前記入力信号を受信する電話機およびファクシミリ機の少なくとも一方へ外部ケーブルを介して接続するための接続手段(13)を備える、 先に記載のいずれかの請求項の装置(100)。 14. 電話機セット(102)と一体に形成される、 請求項1から12のいずれかの装置。 15. ファクシミリ装置(103)と一体に形成される、 請求項1から12のいずれかの装置。 16. 前記受信手段は、ページャ・システム送信機からの放送信号を復号化するよう動作可能な復号化手段(138)を備える、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 17. 前記受信手段と前記復号化手段は、POCSAG標準に準拠するラジオ・ ページャ伝送に応答できる、 請求項16の装置。 18. 移動セルラー電話機(120)と一体に形成される、 請求項1から12のいずれかの装置。 19. 前記受信機は前記移動セルラー電話機の受信回路(124)により構成され、前記移動セルラー電話機は、前記移動セルラー電話機が中で動作可能なセルラー電話システムのメッセージ放送施設を経由して更新情報を受信するよう動作可能なメッセージハンドリング回路(121)を更に備える、 請求項18の装置。 20. ユーザーが選択した前記通話先への接続が、前記出力信号に応答して前記選択ネットワーク接続経路を介して可能であったか否かを検出するよう動作可能な検出手段(25)、および、そのような接続が可能ではなかったと検出された場合、ユーザーが選択した前記通話先に至るデフォルト経路を定義するデフォルト出力信号を出力するよう動作可能なデフォルト手段(S23)を備える、先に記載のいずれかの請求項の装置。 21. 最低費用でネットワーク接続を提供するよう、前記所定データは、前記管理センター(7)が計算するネットワークIDデータを定義する、 先に記載のいずれかの請求項の装置。 22. 電話通話の経路決定を制御する方法であって: それぞれのネットワーク接続施設を有する複数のサービスプロバイダから経路情報を、管理センター(7)のところで収集するステップ; 収集した前記経路情報に基づき、通話元端末と通話先との間の好ましい経路セットを編集するステップ; 共通の地理的エリア内の一群のユーザー端末用に、前記好ましいネットワーク接続経路を定義するための所定データセットを前記管理センターのところで作成するステップ; 前記所定データを、無線放送信号により、前記端末に関連する前記経路決定装置へ放送するステップ; 前記所定データを前記経路決定装置に記憶するステップ;および前記好ましい経路を介して前記端末と前記通話先間の電話接続をするよう、前記所定データに従がい、前記端末と前記経路決定装置を操作するステップ; を含み、 前記管理センターで作成されて前記経路決定装置へ放送される前記所定データは、前記管理センターにより算定される好ましい経路をそれぞれの通話先用に識別するネットワークIDを含むことを特徴とし; 前記経路決定装置は、前記電話接続の経路を決定するための前置コードを、ネットワークテーブル(32)を使用して前記ネットワークIDから取得する; 電話通話の経路決定を制御する方法。 23. 前記好ましい経路が前記最低費用に基づき決定される、 請求項22の方法。 24. 前記ラジオ放送信号がラジオ・ページャ送信機により放送され;ページャ送信扱い量がオフピークである時間に、前記ラジオ・ページャ送信機からの伝送により、記憶された前記所定データを更新するステップを含む、 請求項22および23のいずれか一項の方法。 25. 前記サービスプロバイダのうち少なくとも1つは、インターネット接続施設(150)を有するインターネット・サービスプロバイダ(152)であり、 前記所定前置コードの少なくとも1つが、前記インターネット経由のネットワーク接続経路を定義する、 請求項22から24のいずれか一項の方法。 26. ラジオ・ページャシステムを操作する方法であって: ユーザーによるページャメッセージ要求に従がいラジオ・ページャ装置へ、送信機の操作によりラジオ・ページャ信号を送信するステップ; ユーザー要求の変動により、前記送信機の操作に余分の容量が存在するオフピーク期間を識別するステップ;および前記通話経路決定情報を受信し、記憶し、および引き続き使用するように成された電話通話経路決定装置へ、前記送信機の操作により、オフピーク期間中に、電話通話経路決定情報を伝送するステップ; を含む操作方法。 27. 複数の電話ネットワークサービスプロバイダ経由でなされた通話に対する課金情報を収集する方法であって: 課金管理センターおよび顧客識別子を識別する通話管理情報を表すコードを各通話に前置するステップ; 各ネットワークサービスプロバイダが、そのそれぞれのネットワーク経由で接続された通話に対する通話課金情報を照合して前記通話管理情報を含めるステップ; 前記サービスプロバイダが、照合した前記通話課金情報を前記課金管理センターへ伝送するステップ;および前記課金管理センターが、前記顧客識別子に対応する顧客へのその後の請求のために前記通話課金情報を照合するステップ; を含む課金情報収集方法。 28. 電話通話経路決定を制御する際に使用する管理センター(7)であって: それぞれのネットワーク接続施設を有する複数のサービスプロバイダから経路情報を収集するための手段; 収集した前記経路情報に基づき、通話元端末と通話先との間の好ましい経路セットを編集するための手段; 共通の地理的エリア内の一群のユーザー端末に対し、前記好ましいネットワーク接続経路を定義する、ユーザーがかけた電話番号へ前置するのに使用するための所定データセットを作成する手段;および前記所定データを、無線放送信号により、前記端末に接続されている前記経路決定装置へ放送するための手段;を備え、 前記管理センターは、収集した前記経路情報に基づき前記管理センターが算定した好ましい経路をそれぞれの通話先用に識別するネットワークIDの形式で、前記所定データを作成することを特徴とする; 管理センター。 29. 電話通話の経路を決定するための方法であって: ユーザーが選択した通話先を定義する、ユーザーがかけた電話番号を表す入力信号を経路決定装置へ入力するステップ; ユーザーが選択した前記通話先に至る複数の利用可能な経路のうちから選択された少なくともネットワーク接続経路を定義する選択前置コードを表す前置信号を発生し、前記前置信号を前記入力信号に前置するステップ; 複数の通話先のそれぞれに対応する前置コードを決定するための所定データを含むデシジョンテーブルをメモリ手段に記憶させるステップ; 前記メモリ手段へ照会することにより、ユーザーが選択した前記通話先に対応する前記選択前置コードを選択するステップ; 前記前置信号により前置された前記入力信号に対応する出力信号を出力するステップ;を含み、 前記経路決定装置が、更新情報の無線放送信号を受信し、前記受信更新情報により前記デシジョンテーブルに記憶された前記所定データを更新する; 経路決定方法。 ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW |