視覚的表示を備える自動接地装置

申请号 JP2014105253 申请日 2014-05-21 公开(公告)号 JP2014229616A 公开(公告)日 2014-12-08
申请人 トーマス・アンド・ベッツ・インターナショナル・エルエルシー; Thomas & Betts International Llc; 发明人 LARRY N SIEBENS;
摘要 【課題】安全な距離を置いて操作することができるモーター作動式スイッチギアの接地装置を提供する。【解決手段】スイッチギアの接地装置がコネクタ及び本体を備える。この本体は、第1のボアを有する導電性バスと、スペードコネクタとを含む雄側相互接続部と、第1のボアと軸方向に 位置 合わせされる第2のボアを有する導電性ハウジングと、接地線を受ける接地 端子 と、非導電性チップと導電性ピンとを含むピンアセンブリと、装置本体の外部にあるコントローラーから 信号 を受信する通信用レセプタクルと、コントローラーからの信号に基づき、ピンアセンブリを開位置及び閉位置間で選択的に駆動するように構成されるモーターとを備える。ピンアセンブリは、第1のボア及び第2のボア内で軸方向に、閉位置及び開位置間で動くように構成され、閉位置はバスと導電性ハウジングとの電気的接続をもたらし、開位置は電気的接続をもたらさない。【選択図】図2
权利要求
  • 装置本体と装置コネクタを有する接地装置であって、
    装置本体は、
    第1ボアを有するバスとスペードコネクタとを含む雄側相互接続部と、
    前記第1ボアと軸方向に位置合わせされる第2ボアと、接地線を受ける接地端子とを有する導電性ハウジングと、
    非導電性チップと導電性ピンとを含むピンアセンブリであって、前記第1ボア及び前記第2ボア内で軸方向に、閉位置及び開位置間で動作し、前記閉位置は前記バスと前記導電性ハウジングとの電気的接続をもたらし、前記開位置は前記バスと前記導電性ハウジングとの電気的接続をもたらさないピンアセンブリと、
    コントローラーからの信号に基づき、前記ピンアセンブリを前記開位置及び前記閉位置間で選択的に駆動するモーターとを備え、
    装置コネクタは、
    前記雄側相互接続部を受ける第1コネクタ端部と、
    電気設備のブッシングを受ける第2コネクタ端部とを備える接地装置。
  • 前記装置本体は、前記コントローラーと通信する電圧センサーを更に備え、前記コントローラーは、電圧が存在しないことを前記電圧センサーが示さないかぎり、前記ピンアセンブリを前記開位置から前記閉位置に駆動する信号を提供しない、請求項1に記載の接地装置。
  • 前記装置本体は、前記モーターが前記ピンアセンブリを駆動する移動距離を調節するマイクロスイッチを更に備える、請求項1又は2に記載の接地装置。
  • 前記コントローラーは前記装置本体の外部に位置し、前記装置本体は、前記コントローラーから前記モーターに信号を提供する通信用レセプタクルを更に備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の接地装置。
  • 前記装置本体は、前記ピンアセンブリの一部を可視化するビューレンズを更に備え、
    前記ピンアセンブリの前記非導電性チップは前記開位置を示すように色分けされ、前記導電性ピンは前記閉位置を示すように色分けされるバンドを備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の接地装置。
  • 前記ビューレンズは前記雄側相互接続部と前記導電性ハウジングとの間に設置され、前記ピンアセンブリが軸方向に前記ビューレンズを越えて動くときに、前記ピンアセンブリの一部が可視化する、請求項5に記載の接地装置。
  • 前記雄側相互接続部及び前記導電性ハウジングは、前記ピンアセンブリの一部の回りに内部チャンバーを有し、該チャンバーは誘電性絶縁材料を含み、前記ピンアセンブリが前記開位置にあるとき、前記非導電性チップの表面にわたる電圧によるアークが防止される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の接地装置。
  • 前記誘電性絶縁材料はシリコーンゲルを含む、請求項7に記載の接地装置。
  • 前記第2コネクタ端部が、前記第1コネクタ端部の軸方向に対して略垂直の軸方向を有して形成され、
    前記装置コネクタは第3コネクタ端部を更に有し、該第3コネクタ端部は、前記第2コネクタ端部の前記軸方向と略一致して形成されるとともに、絶縁プラグを受けるように構成され、
    前記スペードコネクタは自身を通る第3ボアを有し、
    前記ブッシングは雌側ねじ付き開口を有し、
    前記絶縁プラグはねじ付きスタッドを有し、
    前記装置コネクタは、前記第2コネクタ端部の前記軸方向に沿って、前記第3ボアと、前記雌側ねじ付き開口と、前記ねじ付きスタッドとが位置合わせされるように構成される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の接地装置。
  • 接地装置本体であって、
    一方の端へ開口する第1ボアを有する導電性バスと、反対側の端にあるスペードコネクタとを含む雄側相互接続部と、
    前記第1ボアと軸方向に位置合わせされる第2ボアと、接地線を受ける接地端子とを有する導電性ハウジングと、
    非導電性チップと導電性ピンとを含むピンアセンブリであって、前記第1ボア及び前記第2ボア内で軸方向に、閉位置及び開位置間で動作し、前記閉位置は前記バスと前記導電性ハウジングとの電気的接続をもたらし、前記開位置は前記バスと前記導電性ハウジングとの電気的接続をもたらさないピンアセンブリと、
    該装置本体の外部にあるコントローラーから信号を受信する通信用レセプタクルと、
    前記コントローラーからの該信号に基づき、前記ピンアセンブリを前記開位置及び前記閉位置間で選択的に駆動するモーターとを備える接地装置本体。
  • 接地装置をスイッチギアアセンブリに取り付ける方法であって、該方法は、
    前記接地装置の略T型のコネクタを準備する工程であって、該T型のコネクタは、第1軸を有する第1雌側コネクタ端部と、前記第1軸に対して略垂直の第2軸を有する第2雌側コネクタ端部と、前記第1軸と一致する第3雌側コネクタ端部とを有する準備工程と、
    前記第1コネクタ端部に電気設備の1つの装置のブッシングを挿入する工程であって、該ブッシングは雌側ねじ付き開口を有する第1挿入工程と、
    前記第2コネクタ端部に接地装置本体を挿入する工程であって、該接地装置本体は、コントローラーからの信号に基づき、該接地装置本体内の接点を開位置及び閉位置間で選択的に駆動するモーターと、スペードコネクタを含む雄側相互接続部であって、前記スペードコネクタは自身を通るボアを有する雄側相互接続部とを備える第2挿入工程と、
    前記略T型のコネクタ内で、前記ブッシングの前記雌側ねじ付き開口と、前記スペードコネクタの前記ボアとを位置合わせする工程と、
    前記第3コネクタ端部に、ねじ付きスタッドを有する絶縁プラグを挿入する第3挿入工程とを含み、前記第3挿入工程は、前記ねじ付きスタッドを、前記スペードコネクタの前記ボアに通して前記ブッシングの前記雌側ねじ付き開口に入れる工程を含む方法。
  • 说明书全文

    本発明は、高電圧用電気スイッチギアの接地装置(grounding devices)に関する。

    一般に、作業員は、回路の通電が停止していることが確実でないかぎり、高電圧用スイッチギアキャビネットを開けないように指示される。 通電の停止は、スイッチギアの外側にあるコネクタによって達成される。 現在、スイッチギア装置のデッドフロント構造部(dead front)に取り付けられている高電圧コネクタを接地するには、2つの主な方法がある。 第1の方法は、接地に結合される200アンペアの接地用エルボの使用である。 200アンペアのエルボは、安全のためにホットスティックを用いて取り付けられる。 このエルボは10000アンペアの定格を有するにすぎず、現今の高電流回路はこの定格を超える可能性がある。 コネクタを接地する第2の方法は、25000アンペアの定格を有する600アンペアの接地用エルボを用いることによる。 しかし、この600アンペアの接地用エルボは、ホットスティックによって取り外すことができない。

    本発明の1つの態様によれば、安全な距離を置いて操作することができるモーター作動式スイッチギアの接地装置が提供される。 接地装置は、第1ボアを有するバスとスペードコネクタとを含む雄側相互接続部と、第1ボアと軸方向に位置合わせされる第2ボアと、接地線を受ける接地端子とを有する導電性ハウジングとを備える装置本体を備える。 装置本体は、非導電性チップと導電性ピンとを含むピンアセンブリであって、第1ボア及び第2ボア内で軸方向に、閉位置及び開位置間で動作し、閉位置はバスと導電性ハウジングとの電気的接続をもたらし、開位置はバスと導電性ハウジングとの電気的接続をもたらさないピンアセンブリを備える。 装置本体は、コントローラーからの信号に基づき、ピンアセンブリを開位置及び閉位置間で選択的に駆動するモーターを備える。 接地装置は、雄側相互接続部を受ける第1コネクタ端部と、電気設備の1つの装置のブッシングを受ける第2コネクタ端部とを有する装置コネクタを備える。

    本発明の別の態様によれば、接地装置をスイッチギアアセンブリに取り付ける方法が提供される。 該方法は、接地装置の略T型のコネクタを準備する工程であって、T型コネクタは、第1軸を有する第1雌側コネクタ端部と、第1軸に対して略垂直の第2軸を有する第2雌側コネクタ端部と、第1軸と一致する第3雌側コネクタ端部とを有する準備工程と、第1コネクタ端部に電気設備の1つの装置のブッシングを挿入する工程であって、ブッシングは雌側ねじ付き開口を有する第1挿入工程と、第2コネクタ端部に接地装置本体を挿入する工程であって、接地装置本体が、コントローラーからの信号に基づき、接地装置本体内の接点を開位置及び閉位置間で選択的に駆動するモーターと、スペードコネクタを含む雄側相互接続部であって、スペードコネクタは自身を通るボアを有する雄側相互接続部とを備えるようにする第2挿入工程と、略T型コネクタ内で、ブッシングの雌側ねじ付き開口と、スペードコネクタのボアとを位置合わせする工程と、第3コネクタ端部に、ねじ付きスタッドを有する絶縁プラグを挿入する第3挿入工程とを含み、第3挿入工程は、ねじ付きスタッドを、スペードコネクタのボアに通してブッシングの雌側ねじ付き開口に入れる工程を有する。

    本明細書に記載される実施態様に一致する、接地装置が開位置にあるエルボアセンブリの側面図を示す概略断面図である。

    本明細書に記載される実施態様に対応する、図1のエルボアセンブリを分解して示す、側方概略部分断面図である。

    接地装置が閉位置にある図1のエルボアセンブリの前方概略断面図である。

    図1の接地装置の装置本体を拡大して示す、側方概略部分断面図である。

    図1の接地装置のピンアセンブリの前方概略断面図である。

    1つの実施態様による、図1のエルボアセンブリの側面図である。

    別の実施態様による、図1のエルボアセンブリの側面図である。

    以下の詳細な説明では添付の図面を参照する。 異なる図面における同じ参照符号は、同じ又は同様の要素を特定する場合がある。

    本明細書に記載される実施態様によれば、安全な距離を置いて操作することができるモーター作動式スイッチギアの自動接地装置が提供される。 視覚的表示として、表示窓によって、本装置内の接点が開状態/非接地状態であるときは緑色(又は別の色)、本装置内の接点が閉状態/接地状態であるときは黄色(又は他の可能な色)を示すことができる。 本装置は、25000アンペア以上の瞬時電流/障害電流に対応可能である。 しかし、いくつかの実施態様において、本装置はより低い電流に向けて構成してもよい。 1つの実施態様において、本装置は、接点間の絶縁材として透明ゲルを用いて、接点が分離されるときにアークが発生する可能性を低減するか又はなくす。

    図1は、接地装置20を含むエルボアセンブリ10の側面図を示す概略断面図であり、装置本体100は開位置にある。 図2は、エルボアセンブリ10を分解して示す側方概略部分断面図である。 図3は、エルボアセンブリ10の前方概略断面図であり、装置本体100は閉位置にある。 図4は、装置本体100を拡大して示す側方概略部分断面図である。 図1〜図4をまとめて参照すると、エルボアセンブリ10は、接地装置20と、高電圧ブッシング30と、キャップ42を有する絶縁プラグ40とを含んでもよい。 接地装置20は、装置本体100と、「T」型コネクタ200とを備えてもよい。

    通常、「T」型コネクタ200は、図2に示されているように3つの雌側相互接続部202、204、及び206を有してもよい。 相互接続部202及び204は、変圧器デッドブレイク(deadbreak:完全遮断)ブッシング、若しくは、絶縁プラグ等の他の高電圧端子若しくは中電圧端子、又は他の電気設備(例えば、タップ、高電圧避雷器、ブッシング等)を受ける開口を有する。 本明細書に記載される実施態様において、「T」型コネクタ200の相互接続部202は、高電圧ブッシング30を受けるように構成してもよく、高電圧ブッシング30は、変圧器又はスイッチ等の電気設備の1つの装置に取り付けてもよい。 高電圧ブッシング30は、電気設備の面34から延びるANSI規格の600アンペアの雄側相互接続部を有してもよい。 「T」型コネクタ200の相互接続部204は、キャップ42を有する絶縁プラグ40を受けるように構成してもよい。 例示的な一実施態様において、絶縁プラグ40は、600アンペアの絶縁プラグとしてもよい。 相互接続部206は、スペードコネクタ102等のスペード(spade)が取り付けられているブッシング相互接続部を装置本体100から受け入れるように構成される。 絶縁プラグ40のスタッド44を、スペード102の開口(又はボア)を通して高電圧ブッシング30の雌側ねじ付き開口32内に挿入してもよい。 他の実施形態において、スタッド44は、ブッシング30に取り付けて、絶縁プラグ40のねじ付き開口が受けてもよい。

    「T」型コネクタ200は、例えば、一般にエチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)と呼ばれる導電性の過酸化物硬化合成ゴムから形成される導電性外側シールド210を備えてもよい。 「T」型コネクタ200は、シールド210内に、通常は絶縁ゴム又はエポキシ材料から成形される絶縁内側ハウジング212と、相互接続部202〜206がつながる部分を囲む導電性又は半導電性のインサート214とを備えてもよい。

    装置本体100は、雄側相互接続部104を通って延びるスペードコネクタ102を備えてもよい。 雄側相互接続部104は、バス106の回りに絶縁外層を形成してもよい。 バス106からスペードコネクタ102が延びる。 雄側相互接続部104は、例えば、絶縁ゴム又はエポキシ材料から作製してもよい。 雄側相互接続部104は、コネクタ200の相互接続部206内に嵌まるサイズとしてもよい。 例示的な一実施態様において、雄側相互接続部104は、25000アンペアの瞬時電流定格を有する600アンペアのエポキシ相互接続部を形成してもよい。 スペードコネクタ102及びバス106は、銅等の導電性材料から作製される一体部品としてもよい。 バス106は、自身の内部に同心に形成される軸方向ボア108と、1組のルーバー型接点110とを有してもよい。 ボア108は、ピンアセンブリ130がルーバー型接点110に対して摺動することができるように、ピンアセンブリ130を収めるよう構成してもよい。 このことは以下で更に記載される。 例えば、図4に示されているように、ボア108は、雄側相互接続部104のより大きい開口109に開通していてもよい。

    装置本体100は導電性ハウジング112を更に備えてもよい。 導電性ハウジング112は、銅等の導電性材料から作製してもよい。 導電性ハウジング112は、ねじ付き開口114を有してもよい。 ねじ付き開口114は、端子及び接地線(図示していない)を受ける雌側ねじ付き接続点を有してもよい。 接地線の端子を開口114にねじ込んで(又は別様に固定して)、接地装置20の接地電気的接続をもたらしてもよい。

    また、導電性ハウジング112は、電圧センサー線162(以下で更に説明される)を受ける小ボア116と、軸方向センターボア118とを有してもよい。 センターボア118は、ピンアセンブリ130がルーバー型接点120に対して摺動することができるように、ピンアセンブリ130を収めるよう構成してもよい。 このことは以下で更に記載される。 例えば、図1及び図2に示されているように、センターボア118は、導電性ハウジング112のより大きい開口119につながっていてもよい。

    本明細書に記載される実施態様において、ビューレンズ122が、雄側相互接続部104と導電性ハウジング112との間に介在する。 1つの実施態様において、ビューレンズ122は、例えば、ガラス、プラスチック(例えばLexan(商標))等の透明又は実質的に透明な絶縁材料から形成してもよい。 ビューレンズ122は略環状の円盤としてもよく、このとき、外径は雄側相互接続部104の隣接端部の外径と略等しく、内径は開口109及び119の内径と略同じである。

    いくつかの実施態様において、ビューレンズ122は、雄側相互接続部104、ビューレンズ122、及び導電性ハウジング112をともに固定するスタッド(図示していない)を除いて、約360度の(例えば、装置本体100の中心軸の回りの)視界を提供するように構成してもよい。 別の実施態様において、ビューレンズ122は装置本体100の一部のみに(例えば、装置本体100を通る円筒形若しくは矩形の窓又はポートとして)設けてもよい。

    ピンアセンブリ130は、緑色の非導電性(例えば絶縁)チップ132と、導電性ピン134と、黄色の表示バンド136を備えてもよい。 本明細書に記載される特定の色は例示のために用いられており、限定する意図はない。 1つの実施態様において、非導電性チップ132はプラスチック材料から形成してもよく、導電性ピン134は銅から形成してもよい。 表示バンド136は、導電性ピン134に接着するか又は機械的に固定される導電性又は非導電性の材料としてもよい。 1つの実施態様において、表示バンド136は、導電性ピン134の表面に塗装してもよい。

    図5は、ピンアセンブリ130の拡大図を提供している。 図1〜図5をまとめて参照すると、非導電性チップ132はねじ付きスタッドを有してもよく、導電性ピン134は対応する雌側ねじ付き開口を有してもよく(又は逆の場合もある)、それにより、非導電性チップ132が導電性ピン134に固定される。 非導電性チップ132内のチャネル138が、導電性ピン134内のチャネル140と位置合わせされてもよく、それにより、ピンアセンブリ130がボア108内に進む間に、ボア108から空気が流出することが可能になる。 また、導電性ピン134がOリング137に対するシート135を有して、非導電性チップ132と導電性ピン134との接合点がシールされてもよい。 チャネル140は、導電性ピン134とは反対側の端部において、部分ねじ付き開口142につながっていてもよい。 部分ねじ付き開口142は、雄側駆動ねじ144を受けるように構成してもよい。

    導電性ハウジング112は、剛性のカバー146に固定されてもよい。 カバー146は、ピンアセンブリ130の一部と、雄側駆動ねじ144と、モーター取付けプレート148と、モーター150と、マイクロスイッチ152/154と、安定用ピン156と、トラック158とを収容(enclose)してもよい。 カバー146は、例えば、ステンレス鋼から形成してもよい。 モーター取付けプレート148は、モーター150の取付け支持体を提供してもよい。 モーター150は、例えば、ピンアセンブリ130を異なる位置に動かして接地装置20を開閉するDCギアモーターを含んでもよい。 モーター150は、雄側駆動ねじ144に係合して、ピンアセンブリ130をボア108/118及び開口109/119内で軸方向に動かしてもよい。

    ピンアセンブリ130/駆動ねじ144の移動距離は、マイクロスイッチ152/154及び安定用ピン156によって調節することができる。 安定用ピン156は、ピンアセンブリ130の下部に固定してもよく、それにより、雄側駆動ねじ144がピンアセンブリ130を動かすときにピンアセンブリ130の回転が防止される。 安定用ピン156は、上側マイクロスイッチ152及び下側マイクロスイッチ154間でトラック158に沿って動いてもよい。 マイクロスイッチ152/154は、モーター150及び/又はコントローラー(例えば、図6及び図7に示されている制御ユニット50)に信号を提供してもよい。 上側マイクロスイッチ152は、安定用ピン156に接触すると、接地装置20の閉位置/接地位置を示してもよい。 下側マイクロスイッチ154は、安定用ピン156に接触すると、接地装置20の開位置/非接地位置を示してもよい。 1つの実施態様において、ピンアセンブリ130は、接地装置20が開位置/非接地位置にあるときに、バス106及び導電性ピン134間に約5.1cm(例えば、±0.3cm)の軸方向距離(図4の「D」)をもたらすように構成される。 したがって、マイクロスイッチ152/154間の距離は約5.1〜7.6cmとしてもよく、それにより、接地装置20が閉位置/接地位置にあるときに、導電性ピン134及びルーバー110間の良好な接触が確実になる。 他の実施態様において、最小の軸方向距離Dは、装置本体100において用いられる誘電性絶縁材のタイプに基づき決定してもよい(このことは以下で更に記載される)。

    また、装置本体100は、電圧センサー160と、電圧センサー線162と、センサー線コネクタ164とを備えてもよい。 電圧センサー160は、例えば、コネクタ164によってセンサー線162に結合される静電容量式電圧センサーを含んでもよい。 電圧センサー160の出は、電圧センサー線162を通して通信用レセプタクル166に、最終的には装置本体100の外部に位置する制御部(例えば、制御ユニット50)に送ってもよい。

    開口109と、開口119と、ビューレンズ122の内部開口とは、装置本体100内のチャンバー170をともに形成してもよい。 チャンバー170は、誘電性絶縁材で充填されてもよい。 通常の誘電性絶縁材としては、空気、六フッ化硫黄(SF )、他のガス、又はオイルが挙げられる場合がある。 本明細書に記載される一実施態様によれば、チャンバー170は、固体又は半固体の誘電性絶縁材料で充填してもよい。 特に、透明なシリコーンゲル172が、誘電性絶縁材料としての役割を果たしてもよい。 いくつかのOリング174を用いて、チャンバー170内のシリコーンゲル172をシールするとともに密な密閉状態をもたらしてもよい。 より詳細には、Oリング174を、ピンアセンブリ130に隣接して、ボア108の入口付近と、ボア118の入口付近とに備えてもよい。 追加のOリング174を、雄側相互接続部104とビューレンズ122との接合点と、レンズ122と導電性ハウジング112との接合点とに備えてもよい。

    チャンバー170内のシリコーンゲル172を、非導電性チップ132に沿って、バス106/ルーバー型接点110とピンアセンブリ130との間の絶縁媒体として用いてもよい。 1つの実施態様において、シリコーンゲル172は、通常、半透明又は透明である。 それにより、外側からチャンバー170及びビューレンズ122を通して、緑色の非導電性チップ132又は黄色の表示バンド136を見ることが可能になる。 また、シリコーンゲル172は、ピンアセンブリ130の部分がOリング174を越えてチャンバー170内に摺動する際に、ピンアセンブリ130の表面に再び付着する場合があるという点で、自己回復的である場合がある。

    シリコーンゲル172は、電圧を抑制して、非導電性チップ132の表面にわたり(例えば、図4に示されている距離Dにわたり)アークが発生して接地に流れないようにすることができる。 さらに、シリコーンゲル172は、導電性ピン134及び非導電性チップ132が、バス106/ルーバー型接点110と交互に接触するためにボア108を出入りして動くことを可能にする。 導電性ピン134がバス106/ルーバー型接点110に接触しているとき、接地装置20は閉状態/接地状態にある場合がある。 非導電性チップ132がバス106/ルーバー型接点110に接触しているとき、非導電性チップ132及びシリコーンゲルは、導電性ピン134をバス106から分離して、接地へのアークをなくすことができる。 本明細書に記載される25000アンペアの相互接続部構成において、誘電性絶縁材としてシリコーンゲルを使用することにより、ピンアセンブリ130が開位置すなわち非接地位置にあるときに、導電性ピン134及びバス106間に比較的短い距離Dを用いることが可能になる。 例えば、距離Dは、通常、7.6cm未満、より詳細には約5.1cmとしてもよい。 対照的に、同様の条件下で、絶縁媒体として空気を用いる場合、25.4cmを超える距離が必要となる。

    図6は、1つの実施態様によるエルボアセンブリ10の側面図である。 図6に示されているように、制御ユニット50が、通信用レセプタクル166及びケーブル52を介して接地装置20に接続される。 制御ユニット50は、例えば、多目的制御ユニットを含んでもよい。 制御ユニット50は、電圧センサー160による電圧測定を監視して、ピンアセンブリ130を駆動するようにモーター150に対して指示するよう構成してもよい。 1つの実施態様において、制御ユニット50は、エルボアセンブリ10に結合される他の設備の制御機能部と組み合せてもよい。

    図6の実施態様では、接地装置20は、高電圧ブッシング30を有する電気設備に直接取り付けられる。 キャップ42を有する絶縁プラグ40(図6では見えていない)を高電圧ブッシング30にねじ込み、エルボアセンブリ10を高電圧ブッシング30に固定してもよい。 図6の特定の位置では、緑色の非導電性チップ132がビューレンズ122を通して視認可能である場合がある。 この場合、接地装置20が開いて接地されていないことが示される。

    図1〜図6を参照すると、動作時、接地装置10と結合される回路を開くように、安定用ピン156が下側マイクロスイッチ154に接触するまで、モーター150がピンアセンブリ130を後退させるよう(例えば下方に)駆動する。 この位置では、非導電性チップ132は、ねじ付き開口114における銅製バス106及び接地端子間の回路形成が防止されるようにルーバー型接点110に対して位置決めされる。 ピンアセンブリ130を動かしてこの開定位/非接地定位にすることにより、緑色の非導電性チップがビューレンズ122の内部開口内に位置決めされる。 その緑色がビューレンズ122を通して視認可能であり、このことは、接地装置10が開いて非接地状態であることの視覚的表示を提供する。

    エルボアセンブリ10に結合される回路を閉じて接地状態にするのに、制御ユニット50が、静電容量式電圧センサー160によって電力が存在しているか否かを検知することにより、回路が通電していないことを確認する。 電力が存在しない場合、安定用ピン156が上側マイクロスイッチ152に接触するまで、モーター150がピンアセンブリ130を前進させるよう(例えば上方に)駆動する。 この位置では、銅製バス106から、ルーバー型接点110、導電性ピン134、ルーバー型接点120、及び導電性ハウジング112を通って、ねじ付き開口114における接地端子までの電気的接続がもたらされ、それにより、完全な回路が形成されてエルボアセンブリ10が接地される。 ピンアセンブリ130を動かしてこの閉定位/接地定位にすることにより、黄色の表示バンド136がビューレンズ122の内部開口内に位置決めされる。 その黄色がビューレンズ122を通して視認可能であり、このことは、接地装置20が閉じて接地状態であることの視覚的表示を提供する。

    図7は、別の実施態様によるエルボアセンブリ60の側面図である。 図7を参照すると、接地装置20が、標準的なエルボ70に取り付けられ、エルボ70は、高電圧ブッシング30を有する電気設備に取り付けられている。 エルボ70は、例えば、電力ケーブル72を高電圧ブッシング30に接続する標準的な「T」体エルボを含んでもよい。 コネクタプラグ74を用いて、エルボ70が接地装置20の「T」型コネクタ200に接続される。 図7の特定の位置では、黄色の表示バンド136がビューレンズ122を通して視認可能である場合がある。 この場合、接地装置20が閉じて接地状態であることが示される。

    本明細書に記載される実施態様において、スイッチギアの接地装置は、「T」コネクタと装置本体とを備えてもよい。 1つの実施態様において、この本体は、(1)第1のボアを有する導電性バスとスペードコネクタとを含む雄側相互接続部と、(2)第1のボアと軸方向に位置合わせされる第2のボアと、接地線を受ける接地端子とを有する導電性ハウジングと、(3)非導電性チップと導電性ピンとを含むピンアセンブリと、(4)装置本体の外部にあるコントローラーから信号を受信する通信用レセプタクルと、(5)コントローラーからの信号に基づき、ピンアセンブリを開位置及び閉位置間で選択的に駆動するように構成されるモーターとを備えてもよい。 ピンアセンブリは、第1のボア及び第2のボア内で軸方向に、閉位置及び開位置間で動くように構成され、閉位置はバスと導電性ハウジングとの電気的接続をもたらし、開位置は電気的接続をもたらさない。 「T」型コネクタは、雄側相互接続部と、電気設備の1つの装置のブッシングと、絶縁プラグとを受けるように構成してもよい。

    上述した接地装置は、高電圧スイッチギアの接地装置を接続及びアクティベートする有効な手段を提供する。 他の実施態様において、他の低電圧電力機材、中電圧電力機材、又は高電圧電力機材を、本明細書に記載されている接地装置を備えるように構成してもよい。

    例示的な実施態様の前述した記載は例示及び説明を提供する。 しかし、この記載は、包括的であることも、本明細書に記載されている実施形態を、開示されている正確な形態に限定することも意図されていない。 変更形態及び変形形態が、上記教示に鑑みて可能であるか、又は実施形態の実施から得られる場合がある。 例えば、本明細書に記載されている実施態様はまた、中電圧設備又は低電圧設備等の他の機器とともに用いてもよい。

    本発明を上記で詳細に記載したが、本発明は、本発明の趣旨から逸脱することなく変更してもよいことが当業者には明らかであることが明白に理解される。 本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、本発明に対して、形態、設計、又は構成の様々な変更を行ってもよい。 したがって、上述の記載は限定的ではなく例示的とみなされ、本発明の真の範囲は、特許請求の範囲に規定されている範囲である。

    本願の記載に用いられている要素、動作、又は指示は、本発明にとって肝要又は必須であると明示的に記載されていないかぎり、肝要又は必須であると解釈されるべきでない。 また、本明細書に記載されている数量を限定しない表現は、1つ又は複数のものを含むように意図される。 さらに、「〜に基づき」という句は、別途明示的に述べられないかぎり、「少なくとも部分的に〜に基づき」ということを意味するように意図される。

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