Remote control transmitter |
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申请号 | JP2003342998 | 申请日 | 2003-10-01 | 公开(公告)号 | JP4258333B2 | 公开(公告)日 | 2009-04-30 |
申请人 | パナソニック株式会社; | 发明人 | 哲朗 花原; 昌宏 高橋; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 弾性を有する可動接点体と、この可動接点体を載置した配線基板と、 上記可動接点体と上記配線基板を収納するケースと、上記配線基板上に装着された水晶発振子と、上記可動接点体の操作に応じてリモコン信号を送信する制御手段からなり、 上記可動接点体は上記ケースに設けられた貫通孔から突出する押圧部を備え、上記可動接点体に上記水晶発振子に当接する保持部 が形成され、上記保持部は一端開口の溝状であって、上記水晶発振子は上記保持部の開口端側に電極を向けて上記配線基板上に装着されたリモコン送信機。 ケース下面に上記可動接点体の保持部を押圧する突出部を形成した請求項1記載のリモコン送信機。 |
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说明书全文 | 本発明は、テレビやビデオ、エアコン等の各種電子機器の遠隔操作に用いられるリモコン送信機に関するものである。 近年、テレビやビデオ、エアコン等の各種電子機器の多様化や低価格化が進むなか、これらを遠隔操作するリモコン送信機においても、操作が確実でより安価なものが求められている。 このような従来のリモコン送信機について、図3及び図4を用いて説明する。 図3は従来のリモコン送信機の断面図、図4は同分解斜視図であり、同図において、1は略箱状で絶縁樹脂製のケースで、上面には開口孔1Aや複数の貫通孔1Bが設けられている。 また、2は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板で、上面には導電部2Aや複数の固定接点2Bが形成されると共に、発光ダイオード6Aやマイコン6B、水晶発振子6C等の電子部品が実装されて、リモコン信号を送信する制御回路6が形成されている。 なお、タイマー機能や時刻表示等に用いられる水晶発振子6Cは、薄板製の二枚の水晶とこれらを接続するフェラメントから形成され、比較的強度の弱い構成となっており、落下等の衝撃による破損防止のため、シリコン系等の接着剤7によって配線基板2に固着されている。 そして、3は液晶等の表示素子、4は導電層と絶縁層が積層された弾性接続体で、この表示素子3上面の表示部がケース1の開口孔1Aから露出すると共に、弾性接続体4が上下方向にやや撓んだ状態で配線基板2と表示素子3の間に装着され、上下端が導電部2Aと表示素子3下面の電極(図示せず)に弾接して、導電部2Aと表示素子3が電気的に接続されている。 さらに、5はケース1内に収納されたゴム等の可動接点体で、配線基板2上に載置されると共に、上面にはドーム状の複数の押圧部5Bが形成され、この押圧部5Bがケース1の貫通孔1Bから上方へ突出している。 そして、この可動接点体5の押圧部5B下面には、配線基板2の固定接点2Bと所定の間隙を空けて対向する可動接点5Aが形成されると共に、配線基板2がネジ等によってケース1に固着されて、リモコン送信機が構成されている。 以上の構成において、このリモコン送信機を電子機器に向け、例えば、電源用や音量切換用等の所定の押圧部5Bを押圧操作すると、これらに対応した赤外線のリモコン信号が制御回路6から電子機器へ送信され、これによって電子機器の電源の入/切や音量の増減等が遠隔操作によって行なわれる。 また、運転や録画等の開始時間や終了時間を設定する場合には、所定の押圧部5Bを押圧操作して表示素子3上に時間を設定し、この後、これらの時間をリモコン信号として電子機器へ送信し記憶させることによって、所定の時間になると電子機器の運転や録画等が開始されたり、終了するように構成されているものであった。 なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。 しかしながら、上記従来のリモコン送信機においては、タイマー機能や時刻表示等に用いられる水晶発振子6Cを、破損防止のため接着剤7によって配線基板2に固着しているため、接着剤7の塗布や固化等の組立に時間を要し、リモコン送信機が高価なものとなるという課題があった。 本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、組立が容易で安価なリモコン送信機を提供することを目的とする。 上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。 本発明の請求項1に記載の発明は、 可動接点体はケースに設けられた貫通孔から突出する押圧部を備え、可動接点体に水晶発振子に当接する保持部が形成され、保持部は一端開口の溝状であって、水晶発振子は保持部の開口端側に電極を向けて配線基板上に装着されたリモコン装置を構成したものであり、接着剤等によって水晶発振子を配線基板に固着する必要がないため、組立が容易で安価なリモコン送信機を得ることができるという作用を有する。 請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、可動接点体や配線基板を収納するケースを設けると共に、このケース下面に可動接点体の保持部を押圧する突出部を形成したものであり、突出部によって水晶発振子の保持を確実に行なうことができるという作用を有する。 以上のように本発明によれば、操作が確実で安価なリモコン送信機を実現することができるという有利な効果が得られる。 以下、本発明の実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。 なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略化する。 (実施の形態) また、2は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の配線基板で、上下面に銅等によって複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、上面には導電部2Aや複数の固定接点2Bが形成され、発光ダイオード6Aやマイコン6B、水晶発振子6C等の電子部品が実装されて、リモコン信号を送信する制御回路6が形成されている。 そして、3は液晶等の表示素子、4はカーボン等の導電層とシリコンゴム等の絶縁層が積層された弾性接続体で、この表示素子3上面の表示部がケース11の開口孔11Aから露出すると共に、弾性接続体4が上下方向にやや撓んだ状態で配線基板2と表示素子3の間に装着され、上下端が導電部2Aと表示素子3下面の電極(図示せず)に弾接して、導電部2Aと表示素子3が電気的に接続されている。 また、12はケース11内に収納されたシリコンゴムやエラストマー等の弾性を有する可動接点体で、配線基板2上に配置されると共に、上面にはドーム状の複数の押圧部12Bが形成され、この押圧部12Bがケース11の貫通孔11Bから上方へ突出している。 さらに、この可動接点体12の押圧部12B下面には、配線基板2の固定接点2Bと所定の間隙を空けて対向する可動接点12Aが形成されると共に、端部には水晶発振子6Cを覆い、内面が水晶発振子6Cに当接する溝状の保持部12Cが形成されている。 そして、配線基板2がネジ等によってケース11に固着されると共に、保持部12C上方に設けられたケース11下面の突出部11Cが、保持部12Cを押圧し水晶発振子6Cを配線基板2上面に弾接させて、リモコン送信機が構成されている。 つまり、薄板製の水晶とフェラメントから形成され比較的強度の弱い水晶発振子6Cは、突出部11Cに押圧された保持部12Cによって、配線基板2上面との間で挟持され、落下等の衝撃が加わった場合にも破損等が生じないように構成されている。 また、接着剤等を用いず、配線基板2上へ可動接点体12を載置する際に、保持部12Cで水晶発振子6Cを覆うだけで組立が行なえるため、作業時間の短縮を図ることも可能な構成となっている。 以上の構成において、このリモコン送信機を電子機器に向け、例えば、電源用や音量切換用等の所定の押圧部12Bを押圧操作すると、これらに対応した赤外線のリモコン信号が制御回路6から電子機器へ送信され、これによって電子機器の電源の入/切や音量の増減等が遠隔操作によって行なわれる。 また、運転や録画等の開始時間や終了時間を設定する場合には、所定の押圧部12Bを押圧操作して表示素子3上に時間を設定し、この後、これらの時間をリモコン信号として電子機器へ送信し記憶させることによって、所定の時間になると電子機器の運転や録画等が開始されたり、終了するように構成されている。 このように本実施の形態によれば、弾性を有する可動接点体12に、水晶発振子6Cに当接する保持部12Cを形成してリモコン送信機を構成することによって、接着剤等で水晶発振子6Cを配線基板2に固着する必要がないため、組立が容易で安価なリモコン送信機を得ることができるものである。 また、可動接点体12や配線基板2を収納するケース11下面に、可動接点体12の保持部12Cを押圧する突出部11Cを形成することによって、水晶発振子6Cの保持をさらに確実に行なうことができる。 本発明によるリモコン送信機は、組立が容易で安価なものが得られるため、テレビやビデオ、エアコン等の各種電子機器の遠隔操作用として有用である。 2 配線基板 2A 導電部 2B 固定接点 3 表示素子 4 弾性接続体 6 制御回路 6A LED |