99mTcを作るための方法およびデバイス

申请号 JP2014222952 申请日 2014-10-31 公开(公告)号 JP2015038508A 公开(公告)日 2015-02-26
申请人 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト; Siemens Ag; シーメンス アクティエンゲゼルシャフト; 发明人 ARND BAURICHTER; OLIVER HEID; HUGHES TIMOTHY;
摘要 【課題】99mTcを作るための方法およびデバイスを提供する。【解決手段】本発明では、99mTcを作るための方法であって、以下の段階:100Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液(11、21、31)を提供する段階と、100Mo−モリブデン酸イオンが照射を受けたときに100Mo(p,2n)99mTc核反応を誘発するのに適したエネルギーを有する陽子ビーム(15)を提供する段階と、前記溶液に前記陽子ビーム(15)を照射し、100Mo(p,2n)99mTc核反応を誘発する段階と、前記溶液から前記99mTcを抽出するための抽出方法を適用する段階と、を含む方法が提供される。また、前記抽出方法は、より具体的にはメチルエチルケトンを使用する溶媒抽出方法であることが望ましい。【選択図】図1
权利要求
  • 99m Tcを作るための方法であって、以下の段階:
    100 Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液(11、21、31)を提供する段階と、
    100 Mo−モリブデン酸イオンが照射を受けたときに 100 Mo(p,2n) 99m Tc核反応を誘発するのに適したエネルギーを有する陽子ビーム(15)を提供する段階と、
    −前記溶液に前記陽子ビーム(15)を照射し、 100 Mo(p,2n) 99m Tc核反応を誘発する段階と、
    −前記溶液から前記 99m Tcを抽出するための抽出方法を適用する段階と、
    を含む方法。
  • 前記抽出方法が、より具体的にはメチルエチルケトンを使用する溶媒抽出方法である、請求項1に記載の方法。
  • 99m Tcの抽出後に残存している溶解された 100 Mo−モリブデン酸イオンが、後に照射される前記溶液に戻される、請求項1または2に記載の方法。
  • 前記 100 Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液は、 100 Mo−モリブデン酸塩の溶液(11、21、31)であり、少なくとも1つのカチオン最終生成物をもたらす核反応が前記溶液(11、21、31)中で、前記陽子ビームを伴う照射によって、前記 100 Mo−モリブデン酸塩のカチオンにおいて誘発される、請求項1から3の何れか1項に記載の方法。
  • 99m Tcの抽出後の残存している溶解された 100 Mo−モリブデン酸イオンは、照射溶液に戻され、前記少なくとも1つのカチオン最終生成物は、供給前に、より具体的にはイオン交換体(25、35)を用いて除去される、請求項4に記載の方法。
  • 前記溶液からの 99m Tcの抽出後に、前記抽出された 99m Tcにおいて、前記カチオン最終生成物から生じる不純物が、より具体的にはイオン交換体(23、33)を用いて洗浄される、請求項4または5に記載の方法。
  • 前記 100 Mo−モリブデン酸塩は Li 100 MoO を含み、前記少なくとも1つのカチオン最終生成物は Hを含む、請求項4から6の何れか1項に記載の方法。
  • 前記 100 Mo−モリブデン酸塩はNa 100 MoO を含み、前記カチオン最終生成物は 18 Fを含む、請求項4から7の何れか1項に記載の方法。
  • 前記 100 Mo−モリブデン酸塩はK 100 MoO を含み、前記カチオン最終生成物はCaイオンを含む、請求項4から8の何れか1項に記載の方法。
  • 99m Tcを作るためのデバイスであって、
    100 Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液(11、21、31)と、
    100 Mo−モリブデン酸イオンが照射を受けたときに 100 Mo(p,2n) 99m Tc核反応を誘発するのに適したエネルギーを有する陽子ビームを提供し、前記溶液を照射し、かつ 100 Mo(p,2n) 99m Tc核反応を誘発するための加速器と、
    −前記溶液から前記 99m Tcを抽出するための抽出ステージ(19)と、
    を含むデバイス。
  • 99m Tcの抽出後に残存している溶解された 100 Mo−モリブデン酸イオンが、ループによって、後に照射される前記溶液(11、21、31)に戻され得る、請求項10に記載のデバイス。
  • 前記 100 Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液は、 100 Mo−モリブデン酸塩の溶液(11、21、31)であり、少なくとも1つのカチオン最終生成物をもたらす核反応が前記溶液(11、21、31)中で、前記陽子ビーム(15)を伴う照射によって、前記 100 Mo−モリブデン酸塩のカチオンにおいて誘発される、請求項10または11に記載のデバイス。
  • 前記デバイスは追加的に、前記抽出ステージ(19)の下流に第1洗浄ステージ(23、33)を有し、前記洗浄ステージで、前記抽出された 99m Tcにおいて、前記カチオン最終生成物から生じる不純物が洗浄され得る、請求項12に記載のデバイス。
  • 前記デバイスは追加的に、残存している溶解された 100 Mo−モリブデン酸イオンが後に照射される前記溶液(11、21、31)に供給される前に、第2洗浄ステージ(25、35)を有し、その中で前記少なくとも1つのカチオン最終生成物は、より具体的にはイオン交換体を用いて除去される、請求項12または13に記載のデバイス。
  • 说明书全文

    本発明は、 99m Tcを作る方法およびデバイスに関する。 99m Tcはとりわけ、SPECT画像などの医用画像で使用される。

    商業的に利用可能な99m Tc発生器は、壊変している99 Moを含むソースから準安定状態アイソトープである99m Tcを抽出する機器である。

    そして99 Moは通常、ターゲットとして高濃縮ウラン235 Uを使用する方法から得られる。 99 Moは、そのターゲットにニュートロンを照射することによる核分裂生成物として作り出される。 しかしながら、国際協定の結果、将来的には高濃縮ウランを伴う反応器を操作することがこれまで以上に困難になり、それはSPECT画像に対する放射性核種の供給不足につながり得る。

    従って、本発明の目的は、 99m Tcの代替的な製造のための方法及びデバイスを特定することである。

    本発明の目的は、独立請求項の特徴によって達成される。 本発明の有利な進歩性は、従属請求項の特徴において見出される。

    本発明による99m Tcを作るための方法は、以下の段階:
    100 Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液を提供する段階と、
    100 Mo−モリブデン酸イオンが照射を受けたときに100 Mo(p,2n) 99m Tc核反応を誘発するのに適したエネルギーを有する陽子ビームを提供する段階と、
    −前記溶液に陽子ビームを照射し、 100 Mo(p,2n) 99m Tc核反応を誘発する段階と、
    −前記溶液から99m Tcを抽出するための抽出方法を適用する段階と、
    を含む。

    従って99m Tcは、陽子ビームとモリブデン原子との相互作用の結果として生じる、 100 Mo(p,2n) 99m Tcの式による核反応に基づいて、直接得られる。 陽子ビームのエネルギーは20MeVより大きく、故に前述の核反応に対する実効断面積(effective cross section)が位置する範囲にある。 結果として、 99m Tc原子を数多く得ることができ、それは99m Tcの製造に十分である。 モリブデン原子が溶液中でモリブデン酸イオンとして存在するという事実の結果、結果として生じる99m Tcは続いて、抽出方法を用いた単純な方法で溶液から抽出できる。 抽出された99m Tcはそして、さまざまな目的、具体的にはSPECT画像に対する放射性核種を作るために使用することができる。

    陽子ビームは、少なくとも20MeVのエネルギーまで加速される。 粒子ビームは望ましくは、20MeVから25MeVのエネルギーまで加速される。 最大エネルギーを35MeV未満、より具体的に30MeVまで、最も具体的には25MeVに制限することにより、例えば99m Tc以外のTcアイソトープなどの望ましくない反応生成物をもたらす核反応を回避できるが、望ましくない反応生成物は高すぎるエネルギーを有する粒子ビームの結果としてもたらされ、それはそして、望ましくない反応生成物を再び除去する方法による追加的な段階を再度必要とする。 モリブデン酸イオンを有する溶液が含まれるチャンバーは、出現する粒子ビームが少なくとも10MeVのエネルギーを有するように設計されるか、または寸法が決められ得る。 このように、陽子ビームのエネルギー範囲は、発生する核反応が依然として制御可能な状態であり、望ましくない反応生成物が許容できる程度でのみ発生する範囲に保持されることができる。

    陽子を前述のエネルギーまで加速することは通常、平均サイズの単一の加速器ユニットのみを必要とし、それはまた、その場で設置し、使用することができる。 前述の方法を使用すると、例えば病院環境などの、所望の使用場所の近くまたはまわりで、 99m Tcを局所的に作ることができる。 従来とは対照的に、原子炉などにある大きな装置の使用によって達成される非局所的な製造方法は、それに関連する分配問題(distribution problems)を有するが、局所的な製造は多くの問題を解決する。 核医学ユニットは、互いに独立してそれらのワークフローを計画でき、コンプレックスロジスティックスおよびインフラストラクチャーに依存しない。

    一実施形態では、抽出方法は、より具体的にはメチルエチルケトンを使用する液体−液体抽出方法であり得る。

    この抽出方法は、 99m Tcが溶液に存在しているため適切である。 99m Tcはメチルエチルケトンに溶解し、モリブデン酸イオンは溶液中に残り続ける。 これにより、 100 Moから99m Tcを分離することが可能になる。 99m Tcを含むメチルエチルケトンは例えば、 99m Tcがその後、例えば放射性医薬品を作るために使用され得るように、乾燥され得る。

    一実施形態では、 99m Tcの抽出後に残存している溶解された100 Mo−モリブデン酸イオンは、例えば閉鎖ループで(in a closed loop)、後に照射される溶液に戻されることができる。 これは、親材料(parent material)、つまり100 Mo−モリブデン酸イオンが特に効率良く使用されることを確保する。

    一実施形態において、 100 Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液は、 100 Mo−モリブデン酸塩の溶液であり、そこで少なくとも1つのカチオン最終生成物をもたらす核反応が、溶液中で、陽子ビームを伴う照射によって、 100 Mo−モリブデン酸塩のカチオンにおいて誘発され、前記反応はより具体的には、後に照射される初期の溶液には存在しなかったカチオン最終生成物をもたらすが、それは、不安的であり、かつ/または潜在的に人体に対して有害なイオンである。 “カチオン最終生成物”との用語は、最終生成物がカチオンでなければならないということを必ずしも意味せず、それは単に、最終生成物が塩のカチオンから生じるという事実を意味する。

    この場合、残存している溶解された100 Mo−モリブデン酸イオンは、 99m Tcの抽出後に照射溶液に戻されることができ、そこで少なくとも1つのカチオン最終生成物はその供給前に、より具体的にはイオン交換体を用いて除去される。

    この実施形態は、後に照射される溶液に戻される溶液が、陽子ビームによる新たな照射のときに、カチオン最終生成物とは異なるさらなる照射生成物をもたらす成分を含まない点で、有利であり得る。 例として、照射のときにさらなる新たな核反応をもたらすだろう溶液に、カチオン最終生成物が供給されるのを回避することができる。 これにより、モリブデン酸イオンが戻るにもかかわらず、制御されていない、または管理し難い核反応を回避することができる。

    一実施形態において、抽出された99m Tcでは、カチオン最終生成物から生じる不純物が、より具体的にはイオン交換体を用いて洗浄される。

    これにより例えば、さらなる処理の前に、抽出された99m Tc溶液の潜在的に望ましくない成分を除去することができる。 従って、例えば、放射性核種または異なる半減期を有する他の放射性核種の製造前に、潜在的に人体に対して有毒な成分を除去することができる。

    一変形実施形態では、 100 Mo−モリブデン酸塩は Li 100 MoO を含む。 Liは核反応 Li(p,3He) Hによって Hに壊変し、それは次に、トリチウムに直ちに壊変する。

    Liが使用された場合、陽子ビームによる照射が反応 Li(p,n) Beを引き起こすが、 Beは再度除去されなければならない。 Liの使用はこれを回避する。

    この結果、陽子ビームの新たな照射のときに、制御されていない一連の核反応を後にもたらし得るカチオン最終生成物は作り出されない。 作り出されるカチオン最終生成物を除去する洗浄ステージは、場合によっては省くことができる。

    別の変形実施形態では、 100 Mo−モリブデン酸塩はNa 100 MoO を含む。 ここで、少なくとも1つのカチオン最終生成物は18 Fを含む。 自然に生じる23 Naは、陽子ビームでの照射によって、反応23 Na(p,n) 23 Mgの結果として23 Mgに変換されるが、前記23 Mgは次に、素早く23 Naに壊変する。 さらなる核反応は23 Na(p,x) 18 Fである。 全体として、 18 Fはここではまた、照射後にカチオン最終生成物として存在し、前記18 Fは初期の溶液には存在していない。 18 Fは、例えば99m Tcの抽出後に99m Tcを含む溶液から、または99m Tcの抽出後に残存しているモリブデン酸塩を含み初期の溶液に戻される溶液から、イオン交換体を用いて除去することができる。 結果として、これにより、 18 Fの照射および制御し難い一連の核反応を引き起こすリターンループを回避することができる。

    さらなる変形実施形態では、 100 Mo−モリブデン酸塩はK 100 MoO を含み、カチオン最終生成物は41 Caを含む。 自然に生じる41 Kは、以下の核反応: 41 K(p,n) 41 Ca、 41 K(p,γ) 42 Ca、 41 K(p,αγ) 38 Arで、陽子ビームによって変換される。 同様に自然に生じる39 Kは、以下の核反応: 39 K(p,d) 38 K、 39 K(p,γ) 40 Caで、陽子ビームによって変換される。 38 Kは38 Arに壊変する。 作り出される全てのCaイオンの中で、 41 Caのみが不安定である。 全てのイオンは、イオン交換体によって除去され得る。 陽子ビームとの相互作用に対する相互作用断面積が100 Mo(p,2n) 99m Tc核反応に対する相互作用断面積とは異なる領域であるため、 38 Arへの回帰は批判できない。 38 Arへの回帰および38 Arの照射は故に、制御されていない最終生成物を有する核反応連鎖を作り出さない。

    99m Tcを作るためのデバイスは、
    100 Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液と、
    100 Mo−モリブデン酸イオンが照射を受けたときに100 Mo(p,2n) 99m Tc核反応を誘発するのに適したエネルギーを有する陽子ビームを提供し、前記溶液を照射し、かつ100 Mo(p,2n) 99m Tc核反応を誘発するための加速器と、
    −前記溶液から前記99m Tcを抽出するための抽出ステージと、
    を含む。

    一変形実施形態では、 100 Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液は、 100 Mo−モリブデン酸塩の溶液であり、少なくとも1つのカチオン最終生成物をもたらす核反応が溶液中で、陽子ビームを伴う照射によって、前記100 Mo−モリブデン酸塩のカチオンにおいて誘発され、前記デバイスは追加的に、前記抽出ステージの下流に第1洗浄ステージを有し、洗浄ステージにおいて、前記抽出された99m Tcでは、カチオン最終生成物から生じる不純物が洗浄され得る。

    一変形実施形態では、例えば閉鎖ループによって、 99m Tcの抽出後に残存している、後に照射される溶液の溶解された100 Mo−モリブデン酸イオンが再供給され得ることで、循環が提供される。 より具体的には、 100 Mo−モリブデン酸イオンを有する溶液が100 Mo−モリブデン酸塩の溶液である場合、デバイスは追加的に、残存している溶解された100 Mo−モリブデン酸イオンが供給される前に、ループの間に挟まれた洗浄ステージを有するが、その中で少なくとも1つのカチオン最終生成物が、より具体的にはイオン交換体を用いて除去される。

    個別の特徴、並びにその利点および効果の上記の説明および以下の説明は、デバイスのカテゴリーと方法のカテゴリーの両方に関連するが、これはそれぞれの場合において、詳細に明確に述べられてはいない;その際に開示された個別の特徴はまた、示された1つよりも他の組み合わせにおいて、本発明にとって本質的となり得る。

    従属請求項の特徴のように有利な進歩性を有する本発明の実施形態が、添付の図面に基づいてより詳細に説明されるが、それらに制限されない。

    リチウム−モリブデン酸塩から

    99m Tcを作るためのデバイスの設計を示す。

    ナトリウム−モリブデン酸塩から

    99m Tcを作るためのデバイスの設計を示す。

    カリウム−モリブデン酸塩から

    99m Tcを作るためのデバイスの設計を示す。

    図1の実施形態によると、 Li 100 MoO が溶解している水溶液11が初めに提供される。

    溶液11はその後、照射チャンバー13に送られ、それは、例えばサイクロトンなどの加速器ユニット17によって生成された陽子ビーム15によって照射される。 ここで陽子ビーム15は、照射チャンバー13内への侵入時に20から25MeVのエネルギーを有し、出口では略10MeVのエネルギーを有する。 このエネルギー範囲において、陽子ビーム15は100 Moと相互作用し、核反応100 Mo(p,2n) 99m Tcに基づく核反応で、 100 Moを直接99m Tcに部分的に変換する。

    Liイオンへの照射の結果、以下の核反応もまた生じる: Li(p,3He) Hであって、 Hは即座にトリチウムに壊変する。

    照射された溶液は、溶媒抽出のためのチャンバー19に送られ、その中で99m Tcが、MEK(メチルエチルケトン)を用いて水溶液から抽出される。 MEKに溶解した99m Tcは次いで、例えば後続の調剤モジュール(図示せず)で、さらに処理することができる。

    残存しているモリブデン酸塩の溶液は、初めに提供された溶液11に戻される。

    図2の実施形態は、Na 100 MoO が溶解している水溶液21が初めに提供されるという事実により、図1とは異なる。

    Naイオンへの照射の結果、以下の核反応が生じる: 23 Na(p,n) 23 Mgおよび23 Na(p,x) 18 F。 今度は23 Mgが、安定な23 Naに壊変する。 一方、 18 Fは放射性である。

    照射された溶液は、溶媒抽出のためのチャンバー19に送られ、その中で99m Tcが、MEK(メチルエチルケトン)を用いて水溶液から抽出される。 さらなる処理の前に、 18 Fから生じる不純物は、第1イオン交換体23を用いて除去することができる。

    18 Fは同様に、 99m Tcの抽出後に残存しているモリブデン酸塩の溶液が初めに提供された溶液21に戻される前に、さらなるイオン交換体25を用いて除去することができる。

    18 Fが洗浄された、抽出された99m Tc溶液27は次いで、例えば後続の調剤モジュールで、利用することができる。

    図3の実施形態は、K 100 MoO が溶解している水溶液31が初めに提供されるという事実により、図1とは異なる。

    Kイオンへの照射の結果、以下の核反応が生じる: 41 K(p,n) 41 Ca、 41 K(p,γ) 42 Ca、 41 K(p,αγ) 38 Ar、 39 K(p,d) 38 K、 39 K(p,γ) 40 Ca。 作り出される全てのカチオン最終生成物の中で、 41 Caのみが不安定である。

    照射された溶液は、溶媒抽出のためのチャンバー19に送られ、その中で99m Tcが、MEK(メチルエチルケトン)を用いて水溶液から抽出される。

    さらなる処理の前に、 41 Caから生じる不純物は、第1イオン交換体33を用いて除去することができる。

    41 Caおよび他のCaイオンも同様に、 99m Tcの抽出後に残存しているモリブデン酸塩の溶液が初めに提供された溶液31に戻される前に、さらなるイオン交換体35を用いて除去することができる。

    41 Caが洗浄された、抽出された99m Tc溶液は次いで、例えば乾燥ユニット37で乾燥でき、後続の調剤モジュール(図示せず)で、利用することができる。

    11、21、31 水溶液 13 照射チャンバー 15 陽子ビーム 17 加速器ユニット 19 溶媒抽出のためのチャンバー 23、33 第1イオン交換体 25、35 さらなるイオン交換体 27 洗浄された99m Tc溶液27
    29 乾燥デバイス

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