Unauthorized use prevention device of the counter

申请号 JP28657690 申请日 1990-10-23 公开(公告)号 JP3036046B2 公开(公告)日 2000-04-24
申请人 ミノルタ株式会社; 发明人 博幸 岸本;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】機器が出力する動作信号に応じて機器の特定動作の回数をカウントするカウンタと、前記機器との間が断線した場合に、特定動作を禁止するカウンタの不正使用防止装置において、 前記カウンタを動作させる回路に接続される機器側の接続端子の電圧を監視する電圧監視手段と、該電圧監視手段の出力に基づいて前記特定動作を禁止する手段とを備えることを特徴とするカウンタの不正使用防止装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば複写機におけるカウンタの不正使用を防止するカウンタの不正使用防止装置に関するものである。

    〔従来の技術〕 書面を複写する複写機を特定の使用者に貸出す場合には、複写機本体に取付けたカウンタが複写回数に応じてカウントアップするカウント値に基づいて複写料金を徴収する方法が採用される。 その場合、カウンタを取外して複写した場合には、複写回数が不明になり複写料金を適正に徴収できないことになる。

    そのような複写機の不正使用を防ぐために、従来の複写機は第6図に示すようなカウンタの不正使用防止装置を設けている。 複写機本体1にはカウンタ接続端子1a,1
    b,1c,1dを夫々設けており、カウンタ接続端子1aは接地されている。 カウンタ接続端子1bは抵抗R11を介して電源V 1と接続され、またCPU2の入ポートと接続されている。 カウンタ接続端子1cは電源V 1の電圧より高い電源
    V 2と接続されている。 CPU2の出力ポートは抵抗R12を介して電源V 1と接続され、またオープンコレクタ回路3
    を介してカウンタ接続端子1dと接続されている。 カウンタ接続端子1c,1dはコネクタCNを介してカウンタ4の電源端子4c及びカウンタ4をカウント動作させる動作信号を与える動作信号端子4dと接続されており、電源端子4c
    と動作信号端子4dとの間には、カウント値を更新させるカウンタリレーCRが接続されている。

    このカウンタの不正使用防止装置は、カウンタ4が複写機本体1と接続されている場合はカウンタ接続端子1
    a,1b間が短絡回路Sにより短絡されているため、CPU2の入力ポートは“L"レベルになる。 その状態ではCPU2は複写動作を指令する信号を出力でき、複写を指令する信号を出力した場合は出力ポートから“L"レベルの動作信号を出力して、オープンコレクタ回路3へ与える。 それにより電源V 2からカウンタリレーCRを介してオープンコレクタ回路3に電源が流れて、カウンタ4のカウント値が1カウントカウントアップし、そのカウント値を表示する。

    ところで、カウンタ4を不正使用しようとしてコネクタCNを切離して、カウンタ4を複写機本体1から切離すと、カウンタ接続端子1bの電圧は電源V 1の電圧に上昇し、CPU2の入力ポートは“H"レベルに転じてCPU2はカウンタ4が切離されたことを検出し、CPU2は複写動作を指令する信号の出力を禁止して複写動作を不能にする。

    このようにしてカウンタの不正使用を禁止して、複写回数に応じた適正な料金を徴収するようにしている。

    〔発明が解決しようとする課題〕

    ところで、前述したカウンタの不正使用防止装置では、例えば第6図に破線円で示している位置で、カウンタ接続端子1cと電源端子4cとの間、及びカウンタ接続端子1dと動作信号端子4dとの間を切離すとカウンタ4はカウント動作ができなくなる。 しかし、そのような切離し状態になっても、カウンタ接続端子1a,1b間はカウンタ4の短絡回路Sにより短絡された状態に保持されているからマイクロコンピュータ2の入力ポートは“L"レベルになっていて、マイクロコンピュータ2は複写動作を指令する信号の出力を禁止しない。 それにより、複写機は複写動作を継続してもカウンタ4のカウント値が更新されず、カウンタを不正使用できるという問題がある。

    本発明は斯かる問題に鑑み、カウンタと機器との間が断線した場合には、機器の特定動作を指令する信号の出力を禁止して機器の特定動作が不能になるカウンタの不正使用防止装置を提供することを目的とする。

    〔課題を解決するための手段〕

    本発明に係るカウンタの不正使用防止装置は、機器が出力する動作信号に応じて機器の特定動作の回数をカウントするカウンタと、前記機器との間が断線した場合に、特定動作を禁止するカウンタの不正使用防止装置において、前記カウンタを動作させる回路に接続される機器側の接続端子の電圧を監視する電圧監視手段と、該電圧監視手段の出力に基づいて前記特定動作を禁止する手段とを備えることを特徴とする。

    〔作用〕

    カウンタは機器が出力する動作信号により、機器の特定動作の回数をカウントする。 電圧監視手段はカウンタを動作させる回線に接続される機器側の接続端子の電圧を監視する。

    カウンタと機器とが接続されている場合、電圧監視手段の出力は“H"レベルになり、特定動作を禁止する手段の出力は“L"レベルになる。 そして機器の特定動作が可能になる。

    カウンタと機器との間が断線した場合、電圧監視手段の出力は“H"レベルになり、特定動作を禁止する手段の出力は“H"レベルになる。 そして機器の特定動作を禁止する。

    これにより、カウンタと機器との間が断線すると、機器の特定動作が不能になる。

    〔実施例〕

    以下本発明をその実施例を示す図面により詳述する。
    第1図は本発明に係るカウンタの不正使用防止装置のブロック図である。

    複写機本体1にはカウンタ接続端子1a,1b,1c,1dを夫々設けている。 カウンタ接続端子1cは例えば24Vの電源V
    24と接続されている。 電源V 24は抵抗R3を介して電圧監視手段たるコンパレータIC2の正入力端子+と接続されており、正入力端子+は抵抗R4を介して接地されている。 カウンタ接続端子1dは前記コンパレータIC2の負入力端子−と、コンパレータIC3の正入力端子+と、オープンコレクタ回路IC1の出力側と接続されている。

    コンパレータ回路IC2の正入力端子+のしきい値電圧は例えば10Vに設定されており、コンパレータIC3の負入力端子−のしきい値電圧は例えば3Vに設定されている。
    例えば5Vの電源V 5は、それにアノードを接続しているダイオードDと抵抗R2との直列回路を介してオープンコレクタ回路IC1の出力側と接続されている。 電源V 5は抵抗R
    5とR6との直列回路を介して接地されており、抵抗R5とR
    6との接続部は前記コンパレータIC3の負入力端子−と接続されている。 また電源V 5は、抵抗R7を介してコンパレータIC2の出力端子及び機器の特定動作を禁止する手段たるアンド回路ANDの一入力端子と接続され、抵抗R8を介してアンド回路ANDの他入力端子及び前記コンパレータIC3の出力端子と接続されている。 アンド回路ANDの出力端子はCPU2の入力ポートと接続されている。 CPU2の出力ポートは前記オープンコレクタ回路IC1の入力側及び抵抗R1を介して電源V 5と接続されている。 なお前記オープンコレクタ回路IC1は、その入力側が“H"レベル(通常2〜3V以上)のときは出力側がハイインピーダンスになり、入力側が“L"レベル(通常1〜0.8V以下)のときは出力側は“L"レベル(0.2〜1V)になる動作をする。

    複写機本体1に設けているカウンタ接続端子1a,1bは着脱可能なコネクタCNを介してカウンタ4の短絡回路接続端子4a,4bと各別に接続されており、両接続端子4a,4b
    間には短絡回路Sが接続されている。 カウンタ接続端子
    1c,1dはコネクタCNを介してカウンタ4の電源端子4c及び動作信号端子4dと接続されており、両端子4c,4d間にはカウンタ4をカウント動作させるカウンタリレーCRを接続している。

    次にこのように構成したカウンタの不正使用防止装置の動作を、その各部信号のタイミングチャートを示す第2図とともに説明する。

    いま、カウンタ4と複写機本体1とが接続されており、CPU2が動作信号を出力ポートへ出力していない時点t 1までの期間では出力ポートは第2図(a)に示す如く“H"レベルになり、オープンコレクタ回路IC1の入力側は“H"レベルになる。 そしてオープンコレクタ回路
    IC1の出力側はハイインピーダンスになり、電源V 24の電圧がカウンタ4のカウンタリレーCRを介して、オープンコレクタ回路IC1の出力側、コンパレータIC2の負入力端子−及びコンパレータIC3の正入力端子+夫々に加わり、第2図(b)に示す如く24Vになる。

    ここでコンパレータIC2の正入力端子+には10Vの基準電圧が与えられているため、その出力端子は第2図(c)に示す如く“L"レベルになり、またコンパレータ
    IC3の負入力端子−には3Vの基準電圧が与えられているため、コンパレータIC3の出力は第2図(d)に示す如く“H"レベルになる。 それによってアンド回路ANDの出力は第2図(e)に示す如く“L"レベルになり、その出力がCPU2の入力ポートに与えられて、CPU2はカウンタ4が接続状態にあることを検出する。 そして複写動作の指令が可能になる。

    ここでカウンタ4を動作させるべくCPU2の出力ポートに動作信号を出力した時点t 1から時点t 2までの期間は、出力ポートは第2図(a)に示す如く“L"レベルになり、オープンコレクタ回路IC1の入力側は“L"レベルになって、オープンコレクタ回路IC1の出力側は第2
    図(b)に示す如く約1.5Vになり、カウンタリレーCRに電流が流れてカウンタが動作しカウント値が1カウントアップする。 またコンパレータIC2及びIC3の各出力は第2図(c)及び(d)に示す如く“H"レベル及び“L"レベルになる。 それによりアンド回路ANDの出力は“L"レベルになり、その出力がCPU2の入力ポートに与えられて、CPU2はカウンタ4が接続されていることを検出する。 それによりCPU2は複写動作を指令する信号を出力できる状態になり、動作信号に関連して複写動作を指令すべき信号を出力して複写動作を行うことになる。

    しかるに、カウンタ4を不正使用しようとして複写機本体1からカウンタ4を切離して、出力ポートに動作信号を出力していない期間t 3の後は、出力ポートは第2図(a)に示す如く“H"レベルになり、オープンコレクタIC1の出力側はハイインピーダンスになる。 それによってコンパレータIC2の負入力端子−及びコンパレータIC3の正入力端子+はともに第2図(b)に示す如く電源V 5の電圧により5Vになって、コンパレータIC2の出力は第2図(c)に示す如く“H"レベルに、またコンパレータIC3の出力は第2図(d)に示す如く“H"レベルになる。 それによりアンド回路ANDの出力は第2図(e)に示す如く“H"レベルになり、その出力がCPU2の入力ポートに与えられて、CPU2はカウンタ4が切離されたことを検出する。 それにより複写動作を指令する信号の出力を禁止し、それによって複写動作が不可能になり、カウンタの不正使用が出来なくなる。

    そして、このような動作信号の出力,非出力と、カウンタの接続,非接続と、アンド回路ANDの信号出力との関係は表1に示す如くなる。

    なお、カウンタ4を接続せずに、動作信号を出力した場合は、カウンタが非接続であることを検出できないが、カウンタ4が非接続の場合は複写機本体1の動作が停止しているのでCPU2は動作信号を出力できない。 また動作信号を出力しているときに、カウンタ4を切離した場合は、カウンタ4を切離した状態で強制的に動作信号を出力させることができるが、動作信号は所定時間後に消滅するので、その時点で非接続を判別でき、しかもカウンタ後であるのでカウンタ切離しによる実害はない。

    第3図は本発明に係るカウンタの不正使用防止装置の他の実施例を示すブロック図である。

    複写機本体1にはカウンタ接続端子1a,1b,1c,1dを夫々設けている。 CPU2の出力ポートは、抵抗R1を介して例えば5Vの電源V 5と接続され、またオープンコレクタ回路IC1の入力側と接続されている。 オープンコレクタ回路IC1の出力側は、抵抗R2を介してトランジスタTRのベースと接続されており、そのベース、エミッタ間には抵抗R3が接続されている。 トランジスタTRのエミッタは例えば24Vの電源V 24と接続されており、また抵抗R4を介してコンパレータIC2の正入力端子+と接続されている。
    コンパレータIC2の正入力端子+は抵抗R5を介して接地されている。

    トランジスタTRのコレクタは、カウンタ接続端子1c
    と、コンパレータIC2の負入力端子−と、コンパレータI
    C3の正入力端子+と接続されており、抵抗R6を介して電源V 5と接続されている。

    コンパレータIC3の負入力端子−は抵抗R9を介して電源V 5と接続され、抵抗R10を介して接地されている。 コンパレータIC2,IC3の各出力はアンド回路ANDの一,他側入力端子に各別に入力されている。 アンド回路ANDの各入力端子は抵抗R7,R8を各別に介して5Vの電源V 5と接続されており、その出力端子はCPU2の入力ポートaと接続されている。 コネクタ接続端子1dは接地されている。

    カウンタ接続端子1a,1bは、着脱可能なコネクタCNを介してカウンタ4の短絡回路接続端子4a,4bと各接続されており、両接続端子4a,4b間には短絡回路Sが接続されている。 カウンタ接続端子1c,1dはコネクタCNを介してカウンタ4の電源端子4c及び動作信号端子4dと接続されており、両端子4c,4d間にはカウンタ4をカウント動作させるカウンタリレーCRが接続されている。

    次にこのカウンタの不正使用防止装置の動作を説明する。 いま、カウンタ4を複写機本体1に接続している状態でCPU2がカウント信号を出力ポートに与えていない場合はオープンコレクタ回路IC1の入力側は“H"レベルになり、その出力側はハイインピーダンスになる。 それによりトランジスタTRのベース電圧が高くトランジスタ
    TRはオフして、カウンタのカウンタリレーCRには電流が流れない。 コンパレータIC2の負入力端子−及びコンパレータIC3の正入力端子+には、接地レベルに近い電圧が与えられる。 ここで前述したようにコンパレータIC2
    の基準電圧を10V、コンパレータIC3の基準電圧を3Vにしていると、コンパレータIC2の出力は“H"レベルに、コンパレータIC3の出力は“L"レベルになる。 そしてアンド回路ANDの出力は“L"になり、複写機本体1はカウンタ4が接続されていることを検出する。

    ここで、カウンタ4をカウント動作させるべくCPU2が“L"レベルの動作信号を出力ポートへ与えると、オープンコレクタ回路IC1の入力側は“L"レベルになり、その出力側は“L"レベルになってトランジスタTRはオンする。 それによりトランジスタTRを通ってカウンタ4のカウンタリレーCRに電流が流れて、カウンタ4はカウント動作し、そのカウント値が1カウントアップする。 またトランジスタTRがオンしたことにより、コンパレータIC
    2の負入力端子−及びコンパレータIC3の正入力端子+にはともに電源V 24の24Vの電圧が与えられる。 そしてコンパレータIC2の出力は“L"レベルに、コンパレータIC3の出力は“H"レベルになり、アンド回路ANDの出力は“L"
    レベルになって複写機本体1はカウンタ4が接続されていることを検出し、動作信号に関連して複写動作の指令をする信号を出力して複写動作をする。

    ところで、カウンタ4を不正使用しようとして、複写機本体1からカウンタ4を取外した状態で出力ポートに動作信号を与えていない場合は、オープンコレクタ回路IC1の入力側は“H"レベルになり、その出力側はハイインピーダンスになって、トランジスタTRはオフし、カウンタ4のカウンタリレーCRには電流が流れない。 そして、コンパレータIC2の負入力端子−とコンパレータIC3
    の正入力端子+には夫々電源V 5の5Vの電圧が与えられる。 ここでコンパレータIC2の基準電圧を10V、コンパレータIC3の基準電圧を3Vとしていると、コンパレータIC2
    の出力及びコンパレータIC3の出力はともに“H"レベルになり、それによってアンド回路ANDの出力は“H"レベルになる。 そのためCPU2はカウンタ4が切離されていることを検出して、複写動作を指令する信号の出力を禁止する。

    この動作信号と、カウンタの接続,非接続と、各部信号レベルとの関係は表2に示す如くなる。

    第4図及び第5図は本発明に係るカウンタの不正使用防止装置の更に他の実施例を示すブロック図であり、特にカウンタリレーの接続端子のみを備えているカウンタを用いる場合におけるカウンタの不正使用を防止するものである。

    第4図において、複写機本体1には2つのカウンタ接続端子1c,1dを設けている。 カウンタ4には、カウント値を更新させるカウンタリレーCRを備えている。 カウンタ4はカウンタ接続端子1c,1d間に、カウンタリレーCR
    を介装するようにして接続されている。

    アンド回路ANDの出力端子は電源監視回路IC6の入力端子と接続されており、その出力端子はCPU2のリセット端子と接続されている。 電源監視回路IC6の電源端子は電源V 5と接続され、接地端子は接地されている。 そして、それ以外の構成は第1図に示した回路と同様となっている。

    このカウンタの不正使用防止装置は、カウンタ4が複写機本体1と接続されている場合には、コンパレータIC
    2の正入力端子に10Vの基準電圧が与えられているため、
    その出力が“L"レベルになり、またコンパレータIC3の負入力端子−には33Vの基準電圧が与えられているため、その出力は“H"レベルになる。 そしてアンド回路AN
    Dの出力は“L"レベルになる。 このアンド回路ANDの出力が電源監視回路IC6に与えられると、電源監視回路IC6は入力信号が“L"レベルの場合は、電源V 24の電圧が正常であり、また電源V 24がカウンタ4と接続されていることを検出して、CPU2のリセット端子Rへ信号を与えない。 そのため、CPU2はリセットされず、複写動作を指令する信号を出力できて複写動作が可能になる。

    ところで、カウンタ4を切離した場合には、コンパレータIC2及びIC3の出力はともに“H"レベルになって、アンド回路ANDの出力は“H"レベルになる。 それにより電源監視回路IC6はリセット信号を出力してCPU2のリセット端子Rへ与える。 そうするとCPU2はリセット状態になり、複写動作を指令する信号が出力できなくなる。

    したがって、カウンタ4を切離した場合には、複写が行えなくなり、カウンタ4の不正使用ができなくなる。

    第5図において、複写機本体1には2つのカウンタ接続端子1c,1dを設けている。 カウンタ4にはカウント値を更新させるカウンタリレーCRを備えている。 カウンタ4はカウンタ接続端子1c,1d間に、カウンタリレーCRが介装するようにして複写機本体1に接続されている。 アンド回路ANDの出力端子は電源監視回路IC6の入力端子と接続されており、その出力端子はCPU2のリセット端子と接続されている。 電源監視回路IC6の電源端子は電源V
    5と接続され、接地端子は接地されている。

    そして、それ以外の構成は第3図に示した回路と同様となっている。

    このカウンタの不正使用防止装置は、カウンタ4が複写機本体1と接続されている状態で、CPU2が出力ポートから“L"レベルの動作信号を出力した場合は、オープンコレクタ回路IC1の出力側は“L"レベルになり、トランジスタTRがオンしてコンパレータIC2の出力は“L"レベルに、一方、コンパレータIC3の出力は“H"レベルになる。 そしてアンド回路ANDの出力は“L"レベルになり、電源監視回路IC6はリセット信号を出力しない。 それによりCPU2は複写動作を指令する信号の出力を禁止しない。 そのためカウンタ4がカウント動作した後に、CP
    U2が動作信号に関連して出力される複写動作を指令する信号により、複写動作することになる。

    ところで、カウンタ4を複写機本体1から切離した場合には、それによってコンパレータIC2の出力は“H"レベルに、コンパレータIC3の出力は“H"レベルになる。
    そしてアンド回路ANDの出力は“H"レベルになって電源監視回路IC6はリセット信号を発生してCPU2のリセット端子に与える。 これによりCPU2はリセット状態になり、複写動作を指令する信号が出力できなくなる。 そのため、この場合もカウンタ4を切離した場合には、複写できず、カウンタ4を不正使用することができない。

    なお、本実施例ではカウンタリレーCRが接続されている端子の電圧をコンパレータIC2へ入力しているが、カウンタリレーCRが接続されている端子の電圧(第1図,
    第3図においてコンパレータIC2の負側入力端子に入力される電圧)を直接にCPU2へ入力し、この電圧の変化を検出して、カウンタが接続されていないと判断した場合は複写動作を不能にするようにソフトウェアにより対処することもできる。

    また、本実施例は複写機に設けた複写回数をカウントするカウンタの不正使用を防止したが、複写機のカウンタに限定されるものではない。

    〔発明の効果〕

    以上詳述したように、本発明によれば機器の特定動作の回数をカウントすべく機器に接続したカウンタと、機器とが断線した場合には機器側で確実にそれを検出して、特定動作を指令する信号の出力を禁止する。 したがって、カウンタと機器とが断線した場合には、カウンタのカウント値に関連している特定動作をすることがなく、カウンタの不正使用を確実に防止できる優れた効果を奏する。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明に係るカウンタの不正使用防止装置のブロック図、第2図はその各部信号のタイミングチャート、第3図、第4図及び第5図は本発明に係るカウンタの不正使用防止装置の他の実施例を示すブロック図、第6図は従来のカウンタの不正使用防止装置のブロック図である。 1……複写機本体、1a,1b,1c,1d……カウンタ接続端子、2……CPU、4……カウンタ、IC1……オープンコレクタ回路、IC2,IC3……コンパレータ、AND……アンド回路、CR……カウンタリレー

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