Remote-readable data storage device and equipment |
|||||||
申请号 | JP50254992 | 申请日 | 1992-01-03 | 公开(公告)号 | JP3314873B2 | 公开(公告)日 | 2002-08-19 |
申请人 | サイエンティフィック ジェネリックス リミテッド; | 发明人 | アンドリュー ニコラス デイムズ,; ピーター ジョン ハイド,; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】データ記憶デバイスであって、 磁歪性素子と、 前記素子が所定周波数の交番磁界に呼応して前記所定周波数で共振を起こさせるため、前記素子にバイアスをかける磁気バイアスフィールド生成手段とを備え、 前記磁気バイアスフィールド生成手段は、前記素子が前記所定周波数の交番磁界に呼応して、複数の異なる所定の周波数で共振するように、前記素子にして磁気パターンを供給することを特徴とするデータ記憶デバイス。 【請求項2】前記磁気パターンにおける前記所定周波数の少なくとも1つは、前記素子の基本周波数の高調波であることを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶デバイス。 【請求項3】前記磁気パターンにおける前記所定周波数は、前記素子の基本周波数と、少なくとも1つの当該基本周波数の高調波の周波数を有することを特徴とする請求項第1項に記載のデータ記憶デバイス。 【請求項4】前記磁歪性素子は細長形状であって、前記磁気パターンは少なくとも2つの成分を有する; ここで前記成分のうち少なくとも1つは、前記素子の基本周波数の高調波で共振を引き起こすようにするため、 前記ストリップの長手方向に向いており、前記成分の方向は連続するセグメントについて逆転しており、それぞれのセグメントはほぼ等しい長さになっている; ことを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶デバイス。 【請求項5】前記素子は磁歪性材質で構成される矩形のストリップであって、前記バイアスフィールドパターンは、前記素子の長手方向に沿う複数の成分を有する、 ここで少なくとも1つの成分は、前記ストリップの基本周波数の高調波で共振させるため、前記素子が有するセグメントの数に従い、当該連続するセグメントについて逆転しており、それぞれがほぼ等しい長さになっている; ことを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶デバイス。 【請求項6】前記磁歪性素子は、固有周波数を低減するために十分な質量の磁歪性材質で構成される矩形形状のストリップとすることを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶デバイス。 【請求項7】前記磁歪性素子は、両端における側方向に伸びる突出部を備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶デバイス。 【請求項8】前記バイアスフィールドパターンは複数の成分を有し、少なくとも1つは他の成分の1つによって生じる共振とは異なるモードで磁歪性素子に共振を発生させることを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶デバイス。 【請求項9】前記磁歪性素子は矩形形状のストリップであって、前記バイアスフィールドは、長手方向に振動を発生させる第1の成分と、その素子面においてたわみ振動を発生させる第2成分とを備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶デバイス。 【請求項10】前記磁歪性素子は矩形形状のストリップであって、前記バイアスフィールドパターンは少なくとも2つの成分を有する、 ここで1つは前記ストリップに縦方向の振動を発生させ、もう1つは前記ストリップの少なくとも或る部分を、横方向に伸長及び縮小せる、 ことを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶デバイス。 【請求項11】前記バイアスフィールド供給手段は硬質の磁性材質で構成される部材、或いは、それを含む部材であり、前記硬質磁性体上に記録されている磁気パターンが前記バイアスフィールドパターンを供給することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載のデータ記憶デバイス。 【請求項12】前記磁歪性素子の領域内の呼びかけフィールドによって生成される磁束を収束させる手段を、当該素子の領域に配置することを特徴とする請求項1乃至 11のいずれか1つに記載のデータ記憶デバイス。 【請求項13】識別装置として構成される請求項1乃至 12のいずれかに記載のデータ記憶デバイスであって、前記フィールドパターンは前記識別装置が識別できるよう符号化されることを特徴とするデータ記憶デバイス。 【請求項14】少なくとも請求項第13項のデバイスと、 呼びかけ領域内に前記所定の周波数で前記呼びかけ交番磁界を生成する手段と、 前記所定周波数で前記デバイスの共振を電磁的に検出することで、前記呼びかけ領域内における前記デバイスの存在を検出する手段と を備えることを特徴とする識別システム。 【請求項15】M個の周波数より選択されたN個の周波数で共振するために符号化された複数の前記デバイスを備える、 ここで、NはMより少なく、 前記呼びかけフィールド生成手段と検出手段は前記M個の周波数に対して動作可能となっている、 ことを特徴とする請求項14に記載のシステム。 【請求項16】前記デバイスにおける前記磁歪性素子は互いにすべて同じであり、前記M個の周波数は前記素子の基本周波数の高調波であることを特徴とする請求項15 に記載のシステム。 【請求項17】前記M個の周波数には前記基本周波数が含まれることを特徴とする請求項15に記載のシステム。 【請求項18】磁歪性素子と、磁気フィールド生成手段を備えるデータ記憶デバイス或いは装置であって、 前記磁気フィールド生成手段は、 前記磁歪性素子が、印加された所定周波数の呼びかけ交番磁界に呼応してその固有周波数よりも高い所定周波数で共振させるように、フィールドパターンを前記素子に供給する ことを特徴とするデータ記憶デバイス或いは装置。 【請求項19】磁歪性素子と、磁気フィールド生成手段を備えるデータ記憶デバイス或いは装置であって、 前記素子が、与えられた所定周波数の呼びかけ交番磁界に呼応して所定周波数で振動を発生させるため、前記磁気フィールド生成手段は前記素子にフィールドパターンを与え、 前記フィールドパターンは、前記素子の長さに渡ってなだらかな曲線関数のように変化する強さを有することを特徴とするデータ記憶デバイス或いは装置。 【請求項20】前記関数は正弦関数又は2つ以上の正弦関数の合成であることを特徴とする請求項19に記載のデバイス或いは装置。 【請求項21】磁歪性素子と、磁気フィールド生成手段とを備えるデータ記憶デバイス又は装置であって、 前記素子が、所定周波数の呼びかけ磁界に呼応して前記所定周波数で共振するように、前記磁気フィールド生成手段は、前記素子にフィールドパターンを与え、 前記フィールドパターンは、その強度が前記素子のエッジもしくは端部で徐々に実質的なゼロに減衰するようになっていることを特徴とするデータ記憶デバイス又は装置。 【請求項22】磁歪性素子と、 前記素子に磁界フィールドパターンを供給する磁界フィールド生成手段とを備え、 前記フィールドパターンは、前記素子が適度の周波数の呼びかけフィールドに呼応して非縦モードで共振させるようなパターンであることを特徴とするデータ記憶デバイス。 【請求項23】前記素子は矩形の磁歪性材質の矩形のストリップであって、前記非縦モードは前記ストリップの面における、たわみモードであることを特徴とする請求項22に記載のデバイス。 【請求項24】前記素子は磁歪性材質の矩形のストリップであって、 前記非縦モードは、前記ストリップの端部における横方向の伸縮と収縮を伴うものであり、両端部の略中央部においては略無圧力であることを特徴とする請求項22に記載のデバイス。 【請求項25】請求項1乃至13又は請求項18乃至24のいずれか1つに記載のデータ記憶デバイス或いは装置の製造方法であって、 記録デバイスと硬質磁性素子が、互いに重ならない初期位置から、重なる位置を経て、そして再び重ならない位置になるように移動する工程によって、前記フィールドパターンはその硬質磁性素子に記憶され、 記録は、なだらかな曲線関数を有する信号を前記記録デバイスに印加することによってなされ、前記記録デバイスと前記硬質磁性素子の最終位置で終了する ことを特徴とする製造方法。 【請求項26】前記磁歪性素子と前記磁気バイアスフィールド生成手段は1個の物として形成されることを特徴とする請求項1乃至13又は請求項18乃至24のいずれか1 つに記載のデバイス。 【請求項27】前記関数のゼロクロス点は、前記素子の両端に略一致することを特徴とする請求項19又は20のいずれかに記載のデバイス又は装置。 |
||||||
说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 本発明は遠隔読取可能データ記憶装置に関し、特に、 米国特許出願第4,510,490号(Anderson III他)には物品識別に使用される取付タグ型のデータ記憶装置が開示されている。 このタグは長さの異なる複数の磁歪ストリップを備え、各ストリップは異なる固有周波数、つまり、基本周波数を有する。 これらのストリップは自由に振動できるように緩くケース(casing)に内臓されている。 ケースには磁歪ストリップに平行して一本の硬質の磁気ストリップが備えられており、この磁歪ストリップにバイアスフィールドを掛けるように磁化されている。 しかしながら、上述の技術には数々の問題がある。 第1に、各タグは情報を記憶するのに必要なビット数と同数の磁歪ストリップを収容しなければならず、従って、 それ故、本発明はこれらの困難を解決することを目的とする。 本発明の更なる目的は、上述した米国特許に開示されたものより幅広い応用が可能な遠隔読取データ記憶システム及び装置を提供することにある。 一例として、本発明は、磁歪性部材とバイアス磁気フィールドパターンを前記磁歪性部材に作用させる手段を備えるデータ記憶器及び装置を提供する。 ここで、バイアス磁気フィールドパターンは、磁歪性部材が所定周波数の交番フィールドに呼応し、固有周波数以上の前記所定周波数で共振させるものである。 好適な実施例では、 また、本発明を遠隔読取表示器、例えば、ガスメータ、あるいは電気メータ等の装置に適用することも考慮されている。 例えば、本発明のこれに対する実施例は、 また、発明の他の実施例における遠隔読取表示器は、 本発明は例として以下の図面を参照して説明される。 図1は、本発明の実施例によるタグ型のデータ記憶装置を一部分り切って示す図である。 図2は、図1の線II−IIの断面図である。 図3は、図1、図2のタグにデータを記憶、あるいはプログラムする工程を示す図である。 図4は、図3に示された工程により生成される信号波形の例を示す図である。 図5は、図4の信号波形が図3の工程で用いられるときに、図1、図2のタグに記憶される磁界(magnetic f 図6から図9は、タグが異なる周波数の呼掛フィールドに呼応するさせる磁界パターンを生成するために用いられる更なる波形を示す図である。 図10は、図1、図2のタグに用いる呼掛システムを示す図である。 図11は前述までの図を参照して説明してきたタグを用いて実験的に得られた4つのオシログラフである。 図12は、図1、図2のタグを用いた他の呼掛システムを図解的に示す図である。 図13は、図1、図2で使用される磁歪材質の特性を示すグラフィカルに示す図である。 図14は本発明の実施例による遠隔読取メータ、例えば、6つのダイヤルからなるガスメータを示す図である。 図15は、図14に示すメータのダイヤル部分の遠近法的に詳細を示す図である。 図16は本発明の例に従って図14のダイヤルに与えられる磁化パターンの例を示す図である。 図17は、ダイヤルが異なる連続した位置に回転した場合に図14のおダイヤルから得られる応答をグラフィカルに示す図である。 図18は、図14に示すメータの各異なるダイヤルに対応する異なる共振ストリップの大きさ関係を示す図である。 図19は、図14から図18までに示すメータを遠隔的に読み取るための構成を示す図である。 図20はダイヤル構成の他の例を示す図ある。 図21は、図20のダイヤルに備えられた磁化パターンの一部を示す図である。 図22及び図23は、図21と図21に対応する図であって、 図24及び図25は、図21と図21に対応する図であって、 図26は精度を向上させるさらなる実施例を示す図である。 図27は本発明の他の構成に適用される円形の磁歪共振素子を示す図である。 図28から図30は、本発明で用いられる磁歪共振素子の更なる形状を示す図である。 図31は交番フィールドに対する磁歪共振素子の反応を高める応用例を示す平面図である。 図32は図31の例の側面図である。 図33は交番フィールドに対する磁歪共振素子の反応を高める他の応用例を示す平面図である。 図34は図33の例の側面図である。 図35から図40は、磁歪要素における振動の各モードの生成を説明する図である。 IDタッグ等 図1、図2に示すデータ記憶装置はタッグ2の形状を示している。 タッグ2は底部6を有する長方形のトレイ4、側縁壁8から構成される。 側縁壁8は空洞部10を形成し、中には磁歪材質のストリップ、すなわち、磁歪素子12が備えられている。 空洞部10は硬質の磁性体からなる長方形のプレート14で密閉されている。 このプレート 磁歪素子12の縦及び横の長さは、空洞部10の縦横の長さよりわずかに短くなっており、且つ、磁歪素子12の厚さは空洞10の深さより薄い。 このようにして、磁歪素子 前述の米国特許からわかるように、バイアス素子14が一個の棒磁石のように、一端を北(N)極、他端を南(S)極として磁化された場合であって、磁歪素子12の固有周波数と等しい周波数の呼掛交番磁界にタグ2がさらされると、磁歪素子12にはその磁界によってストレスがかけられる。 この結果、その素子は機械的に振動し、 図3に示すように、必要な磁化パターンは、図示の矢印で示される如く、タグ2を通常の磁気記録ヘッド18を近接させて通過させることにより、記録される。 タグ2 図5のように、素子14における磁気パターンはストリップ14の中央近くの南極領域24とストリップ14の両端部に位置する北極領域26を備える。 図5の矢印28、30は、 磁歪素子12が、対応する周波数を有する呼掛フィールドに呼応して、その固有周波数の3倍の周波数で共振させる場合、図6に示される波形が図3のプログラムを実行するときに使用すれば良い。 図6のように、タグ2が移動するときに記録ヘッド18に与えられた正弦信号25 信号25が記録された素子14によりストリップ12に与えられた磁界は、3つの構成部32、34、36よりなる。 素子 図6同様に、図7はその符号40で記録ヘッド18がタッグに与える正弦波を示しており、磁歪素子12の固有周波数の4倍で共振することになる。 記録ヘッド18に作用する信号の周波数は、正弦波の2サイクルに相当し、素子 タグは記録ヘッド18により記録さる信号を一致調整することで、磁歪素子12が高調波で共振するようにプログラムされる。 ここまでは、磁歪素子12が基本周波数の高調波である、ただ一つの周波数で共振するよう、タグを符号化する方法について説明してきたが、発明の範囲内において、磁歪素子12が多数の各呼掛周波数に呼応して共振するようにタグをプログラムすることも可能である。 このような周波数は基本周波数と、1或はそれより多い高調波からなり、要求に応じて省略されてもよい。 図8は2つの高調波で共振するタグの符号化を示しているが、本発明によれば、要求された高調波の波形を単に足し合わせることで2つ以上の高調波で共振させたり、固有周波と1つ以上の高調波(正弦波の二分の一サイクルで、ゼロクロスポイントがストリップ12の両端12 数多くの異なる周波数で共振を得るために波形を足し合わせるとき、足し合わせようとするそれらの信号間の振幅や位相関係は、磁歪素子12の飽和状態を避けるように選択されなければならない。 いかにしてこれを達成するかは図9で示される。 図9の波形15(前述の波形と同じものである)は、図9の考察から理解できるように、 図11は、図10に示すようなシステムで経験的に得られる反応を示している。 図11の波形Aは、呼掛フィールドの周波数が掃引されたとき、ストリップ12の固有周波数の4倍で共振するようにプログラムされたタグから得られる反応である。 図11の波形Bは固有周波数の5倍で共振するようプログラムされたタグから得られる反応であり、波形Cは固有周波数の8倍で共振するようプログラムされたタグから得られる反応である。 波形Dはストリップ12の固有周波数の4倍、5倍、8倍でそれぞれ共振するようプログラムされたタグから得られる反応である。 図11の波形からわかるように、コイル64からの出力の振幅のピークは、呼掛フィールドの周波数がストリップが共振するようプログラムされた周波数を通り抜けるとき上昇する。 図12は図10の構成の他の例で、1本のコイル63が送信と受信の両方に用いられている。 図12はそのカードを持っている人物の識別を目的として使用されるカード60を示している。 本実施例では交番フィールドはバースト状でかけられ、検出はバースト後の落ち着いた期間に行なわれる。 この期間中、タグ内の共振ストリップは、呼応する周波数で検出可能な再生フィールド周波数を生成するようリング(ring)する。 図13のグラフは2つの曲線からなる。 この曲線は交番フィールドが作用した装置の感度が、バイアス素子14の磁化によってストリップ12中に生成されたバイアスフィールドの強度の関数として変化することを表している。 データを表すには様々な方法がある。 例えば、バイナリ数の異なる数字を異なる高調波での共振で表すこともできる。 例えば、4ビットのバイナリ数の数字ははそれぞれ磁歪素子の固有周波数の2倍、3倍、4倍、8倍での共振で表すことができる。 すなわち、共振していれば1、共振していなければ0であらわす。 この符号化構成は比較的少ない数字を有する2進数には適するが、この符号化を使用する場合に数字の数が桁数が増えるとS/N 遠隔読み取り表示器とメータ 図14〜図19は本発明の実施例である遠隔読取メータ10 図15はダイヤル102とケーシング116を示す斜視図であり、図示のように、ケーシング116は矩形をしており、 図14及び図15から明らかなように、各ダイヤル102〜1 数字 共振周波数 0 3f、5f、f 1 5f、f、2f 2 f、2f、3f 3 2f、3f、4f 4 3f、4f、5f 5 4f、5f、2f 6 5f、2f、4f 7 2f、4f、f 8 4f、f、3f 9 f、3f、5f 表中、fは磁歪ストリップの固有周波数である。 このタイプの符号化には各ダイヤルにおける周波数の数を少なくできるという利点がある。 このように、ダイヤルに呼び掛けるために、呼掛交番磁界が与えられ、周波数の必要な範囲が掃引できる。 あるダイヤルを別のダイヤルと区別するため、それぞれのダイヤルに隣接する磁歪ストリップの長さは図18に示すように異なっている。 このため、ダイヤル102〜112に対応するストリップ122A〜122Fは各々異なる基本周波数を持ち、従って異なる高調波のセットを持っている。 図19はメータ101の呼掛図式を示すもので、メータに隣接する第1コイル130と、メータからは離れているが単純導電体134によりコイル130に接続された第2コイル 図20はメータの変形例を示している。 ダイヤル102'〜 図22、23の実施例は図20、21の実施例と同様であるが、図23に示すように、硬質磁気ストリップ124''がダイヤルの周囲ではなく側面に配されている点が異なっている。 そして、図22に示すように、磁歪共振器122''が側面に隣接している。 図22、23では、共振器122''とストリップ124''は放射状に伸びている。 図24、25の構成は図22、図23のものと同様であるが、 図26は図14のダイヤル構成に、より正確さを求めた変形例である。 図26の構成は、ダイヤルがケーシング117 上述の実施例では磁歪共振器はすべて矩形である場合につい説明してきた。 しかしながら、それらは異なる形状であっても良い。 図27は、磁歪共振子が円形である例を示している。 図27の構成Aは円形磁歪素子80を基本周波数で共振させるため近傍の硬質ディスク素子によって生成されるバイアスフィールドを示している。 構成Bは第1高調波、すなわち、この場合、基本周波数の2倍、 図28は本発明の様々な実施例で利用される磁歪素子21 図28の素子は図1から図12を参照して説明したような方法で用いられる。 また、符号器には図14から図25を参照して説明してきた種類を用いてもよい。 図29は図28の素子と同様の素子212を示しているが、 図30は磁歪素子212を示している。 これは図28、図29 このように、簡単な同一方向のバイアスフィールドによりバイアスをかけられた磁歪素子212では、素子212の異なる部分は、同一の周波数のバイアスフィールドに呼応し、それぞれ異なる周波数で共振する。 図31、図32では、図1から図9を参照して説明してきた硬質磁気バイアス素子14をもつ共振素子12が5本一組となって透磁率の高い平面軟磁性シート230と台形232の間に配置されてる。 図32からわかるように、シート23 シート830、832に適切な磁気素材は、Vacuumschmelze 図33、図34は磁歪素子12を含む領域における交番フィールドの磁束を収束する他の構成を示す。 図33、図34において、アルミニュウム等の非磁気素子の矩形シート24 図35では、磁歪素子312は、硬質磁気バイアス素子(図示せず)に、矢印314、316で示すように、ストリップ912の磁界の上下部が反対の縦方向になるようにバイアスを掛けられる。 図36において、符号Aa、Bbはそれぞれ図35の線a−a、b−bに沿ってバイアス素子に記録される信号である。 この磁気パターンの効果として、図 図38の実施例では、磁歪ストリップ素子412は硬質磁気素子(図示せず)によりバイアスを掛けられ、矢印41 このように、図35〜図40の実施例は、本発明に従って、ストリップが応答する付加的な周波数を提供するために、異なるモードの振動がストリップ内で誘導される原理を明らかにしている。 本発明の範囲内でさらに更に多くの変形例が可能である。 例えば、図15の構成に代えて、メータ近くに読取装置を置くことによってもメータ読み取りを行なうことができる。 しかし、図15のようなコイル130、132により、 図14から図25において、付随する単一磁歪ストリップがダイヤル位置に従って異なる周波数で共振するように、各ダイヤルに磁気パターンは与えたが、逆の構成でも構わない。 このように、単一磁気バイアス部材は、ダイヤルの磁気パターンのかわりにダイヤルの隣に配置されることができる。 また、磁歪素子は、数字に対応する位置のダイヤル上に配置させることができ、バイアス素子の隣に位置したときに固有周波数で共振させることができる。 異なる固有周波数をもつ磁歪ストリップは、数字が互いに識別されるように異なる数に関連付けられる。 さらに、実施例でダイヤルは回転式であったが、リニア式、あるいは他の変動を検出するものであってもよい。 また、本発明に従えば、どの部品も動かさずに変数値を表示するように装置を構成することも可能である。 図14の実施例における部材124は別々の硬質磁気ストリップとして説明されたが、その代わりに、各ドラムに単一の硬質磁気コーティングを施すことで、「ストリップ」が物理的には別々ではないが磁気パターンが記録されるゾーンは別々となるようにすることも可能である。 図1、図2を参照して説明してきたように、本発明のタグの優位性は、すばやくプログラムすることができることであるが、これを適用するのが適切でない場合もあるかもしれない。 タグが製造された後、再びプログラムされることを避けるため、タグを厚いケーシングの中に取付けて、記録ヘッドを以前に記録されたパターンに影響を与えるほど硬質磁気素子14に近付けないようにすることもできる。 更なる変形例として、ビットの密度を上げるため同一タグ中に2つ或はそれ以上の長さの異なるスリップを備えることもできる。 そのような素子は少なくても2つの周波数で共振するようプログラムすることが望ましい。 図19に示すように「従属」コイルに関する遠隔読取構成は図14のメータの遠隔読取に関してのみ示されたが、 図面を参照した説明では、磁歪ストリップは1方向にのみ、即ちストリップ長方向にのみバイアスを掛けられていたが、適当な磁界パターンで横方向にバイアスを掛けて、縦方向の共振の代わりに、または縦方向共振に加えて、横方向で共振させることもできる。 硬質磁性体の磁気パターンは正弦波、あるいは正弦波の組み合わせとして記録されるのが望ましいが、他の波形を用いても構わない。 しかしながら、正弦波が望ましいのは他の高調波での不必要な共振を避けることができるからである。 例えば、短形波を用いるとすると、必要な周波数だけでなく、不必要な周波数でも共振が生じるので(フーリエ解析からも明らかになる)、低s/n比が起こる。 図1の実施例では、バイアス素子14は磁歪ストリップ 上記の説明では、呼掛磁界を掃引したり必要な周波数の範囲を段階掃引(step ped)するのに様々な記述があったが、他の方法も可能である。 例えば、呼掛磁界は同時に生成された複数の必要な呼掛磁界のバーストを備えていてもよいし、ある状況では、共振を起こすために必要な周波数に加えて、多数の周波数を含む白ノイズ等のノイズのバーストの形を取ってもよい。 図28〜図30を参照して、ストリップ端部に突部を設けることによりストリップの基本周波数を減少できることを説明した。 基本周波数を減少する他の方法として、特に、適当な位置で質量のある物質を使用する等他の方法で質量を増すことでも可能である。 数々の実施例、特に、図28から図30、及び、図35から図40を参照して説明してきた実施例では、磁歪素子は異なるモードまたは方向で共振するということが説明されたが、多くの適用例では縦方向モードのみで共振が得られることが望ましい。 そうした場合、高い縦横比(aspe 図3〜図9を参照して、信号源20が、好ましくはタグ2が変換器18に到着するまえにオンされて、過渡現象を避けるためにタグ2が変換器を去った後にオフされることを説明した。 しかし、多くの場合では、システムを注意深く設計することによって、不要な過渡現象の発生を避けることができる。 本発明は識別タグやメータ読み取りシステムに加えて、様々な異なるシステムに適用することができる。 例えば、商品のラベリング、在庫管理、空港での荷物分類、販売、製造の自動化、セキュリティとアクセスコントロール、発券、クレジットカード、そして、リニアあるいはダイアル式の符号器やコンパスなどの表示器等幅広い応用が可能である。 ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9109897.0 (32)優先日 平成3年5月8日(1991.5.8) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 9117310.4 (32)優先日 平成3年8月9日(1991.8.9) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 9118722.9 (32)優先日 平成3年9月2日(1991.9.2) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 9121779.4 (32)優先日 平成3年10月14日(1991.10.14) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (72)発明者 ハイド, ピーター ジョン イギリス国 シィービー8 9エイチピ ー サフォーク, ニューマーケット カウリンジ, ケイターズ ファーム (番地なし) (56)参考文献 特開 昭60−211598(JP,A) 特開 平2−47908(JP,A) 特開 昭63−83899(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) G06M 1/274 G01B 17/00 G06F 17/40 G06K 7/08 G08C 19/00 301 |