ポイントオブケア衛生順守モジュール

申请号 JP2015552885 申请日 2014-01-14 公开(公告)号 JP2016515068A 公开(公告)日 2016-05-26
申请人 ゴジョ・インダストリーズ・インコーポレイテッド; 发明人 ジャクソン ダブリュ ウェグリン; ジャクソン ダブリュ ウェグリン; マシュー ジェー アーチャー; マシュー ジェー アーチャー;
摘要 ポイントオブケア衛生順守モジュールは、作動されると、分注ノズルを介して材料を分注する分注容器に取り付けられるように適合された筐体を含む。この筐体は、分注ノズルと動作的に 接触 して置かれるように構成される枢動作動アームを含む。よって、作動アームが作動されると、材料が分注容器から分注され、作動アームと動作的に接触しているスイッチが作動される。スイッチのトリガがコントローラによって維持されるカウント値を更新し、これが、次いで遠隔コンピュータによって表示され又は得られて、分注容器の使用量を評価することができる。【選択図】図1A
权利要求

作動時に分注ノズルを介して材料を分注する分注容器のための衛生順守モジュールにおいて、 前記分注容器に取り付けられるように適合された筐体と、 前記筐体によって枢動可能に担持される作動アームであって、前記分注ノズルと動作的に接触するように適合されている、作動アームと、 前記筐体によって担持されるスイッチであって、前記作動アームが作動されると前記スイッチが作動されるように、前記作動アームと動作的に接触している、スイッチと、 前記スイッチに連結されるコントローラと、 前記コントローラに連結されるメモリユニットであって、前記スイッチが作動されると更新されるカウント値を記憶するように構成される、メモリユニットと、 前記コントローラに連結されて、前記カウント値を表示する表示装置と、 を備え、 前記作動アームは、作動されると、前記分注容器の前記分注ノズルを作動して、そこから材料を分注し、前記スイッチを作動して、前記カウント値を更新する、衛生順守モジュール。前記作動アームが第1の誘導装置及び第2の誘導装置を含み、前記第1及び第2の誘導装置がそれらの間に前記分注容器の前記分注ノズルを受容するように離間される、請求項1に記載の衛生順守モジュール。前記作動アームが第1の誘導装置及び第2の誘導装置を含み、前記第1及び第2の誘導装置がそれらの間に前記分注容器の前記分注ノズルを取り外し可能に保持するように離間される、請求項1に記載の衛生順守モジュール。前記筐体が第1の保持アーム及び第2の保持アームを含み、前記第1及び第2の保持アームがそれらの間に前記分注容器を取り外し可能に保持するように離間され適合されている、請求項1に記載の衛生順守モジュール。前記筐体が第1の受容具及び第2の受容具を含み、前記第1の受容具及び前記第2の受容具がそれらの中に前記分注容器の本体を受容するように離間され適合されている、請求項1に記載の衛生順守モジュール。前記筐体が受容空洞を有する基部を備え、前記受容空洞がその中に前記分注容器の本体を受容するように適合されている、請求項1に記載の衛生順守モジュール。前記コントローラに連結されるデータポートであって、遠隔計算デバイスと通信して、前記カウント値を転送するように適合されている、データポートをさらに備える、請求項1に記載の衛生順守モジュール。作動時に分注ノズルを介して材料を分注する分注容器のための衛生順守モジュールにおいて、 中に前記分注容器を担持するように適合された支持枠と、 前記支持枠に取り付けられる筐体と、 前記筐体によって枢動可能に担持される作動アームであって、前記分注ノズルと動作的に接触するように適合されている、作動アームと、 前記筐体によって担持されるスイッチであって、前記作動アームが作動されると前記スイッチが作動されるように、前記作動アームと動作的に接触している、スイッチと、 前記スイッチに連結されるコントローラと、 前記コントローラに連結されるメモリユニットであって、前記スイッチが作動されると更新されるカウント値を記憶するように構成される、メモリユニットと、 前記コントローラに連結されて、前記カウント値を表示する表示装置と、 を備え、 前記作動アームは、作動されると、前記分注容器の前記分注ノズルを作動して、そこから材料を分注し、前記スイッチを作動して、前記カウント値を更新する、衛生順守モジュール。前記作動アームが第1の誘導装置及び第2の誘導装置を含み、前記第1及び第2の誘導装置がそれらの間に前記分注容器の前記分注ノズルを受容するように離間される、請求項8に記載の衛生順守モジュール。前記作動アームが第1の誘導装置及び第2の誘導装置を含み、前記第1及び第2の誘導装置がそれらの間に前記分注容器の前記分注ノズルを取り外し可能に保持するように離間される、請求項8に記載の衛生順守モジュール。前記コントローラに連結されるデータポートであって、遠隔計算デバイスと通信して、前記カウント値を転送するように適合されている、データポートをさらに備える、請求項8に記載の衛生順守モジュール。前記筐体が前記支持枠に取り外し可能に取り付けられる、請求項8に記載の衛生順守モジュール。作動時に分注ノズルを介して材料を分注する分注容器のための衛生順守モジュールにおいて、 前記分注容器に取り付けられるように適合された筐体と、 前記筐体によって枢動可能に担持される作動アームであって、前記分注ノズルと動作的に接触するように適合されている、作動アームと、 前記筐体によって担持されるスイッチであって、前記作動アームが作動されると前記スイッチが作動されるように、前記作動アームと動作的に接触している、スイッチと、 前記スイッチに連結されるコントローラと、 前記コントローラに連結されるメモリユニットであって、前記スイッチが作動されると更新されるカウント値を記憶するように構成される、メモリユニットと、 前記コントローラに連結されるデータポートであって、遠隔計算デバイスと通信して、前記カウント値を転送するように適合されている、データポートと、 を備え、 前記作動アームは、作動されると、前記分注容器の前記分注ノズルを作動して、そこから材料を分注し、前記スイッチを作動して、前記カウント値を更新する、衛生順守モジュール。前記作動アームが第1の誘導装置及び第2の誘導装置を含み、前記第1及び第2の誘導装置がそれらの間に前記分注容器の前記分注ノズルを受容するように離間される、請求項13に記載の衛生順守モジュール。前記作動アームが第1の誘導装置及び第2の誘導装置を含み、前記第1及び第2の誘導装置がそれらの間に前記分注容器の前記分注ノズルを取り外し可能に保持するように離間される、請求項13に記載の衛生順守モジュール。前記筐体が第1の保持アーム及び第2の保持アームを含み、前記第1及び第2の保持アームがそれらの間に前記分注容器を取り外し可能に保持するように離間され適合されている、請求項13に記載の衛生順守モジュール。前記筐体が第1の受容具及び第2の受容具を含み、前記第1の受容具及び前記第2の受容具がそれらの中に前記分注容器の本体を受容するように離間され適合されている、請求項13に記載の衛生順守モジュール。前記筐体が受容空洞を有する基部を備え、前記受容空洞がその中に前記分注容器の本体を受容するように適合されている、請求項13に記載の衛生順守モジュール。前記コントローラに連結されるデータポートであって、遠隔計算デバイスと通信して、前記カウント値を転送するように適合されている、データポートをさらに備える、請求項13に記載の衛生順守モジュール。

说明书全文

本出願は、2013年1月16日に出願した米国仮特許出願第61/753,112号の利益を主張するものであり、その内容は参照として本明細書に組み込まれる。

本発明は、概して、作動可能な分注ノズルを有する分注容器のための衛生順守監視モジュールに関する。具体的には、本発明は、分注容器の作動可能な分注ノズルと動作的に接触して置かれるように構成される作動装置アームを含む取り外し可能なポイントオブケア衛生順守モジュールに関する。より具体的には、本発明は、分注容器の分注ノズル作動の回数を、材料がそこから分注されるときに数える、ポイントオブケア衛生順守モジュールに関する。

最近、大衆は、疾病及びその伝播にますます関心を持つようになってきており、このため、一般的に、洗浄及び衛生の重要性がますます認識されている。例えば、外食産業における大腸菌、小学校におけるライノウイルス及び医療施設内での院内疾病の伝播に関して、多くの研究で、疾病の伝播を予防する効果的な対策として手の衛生が言及されている。これに応じて、医療業界、外食業界、並びにホテル及び旅行業界は、その人員が、疾病の伝播の予防に効果的である手清浄化という習慣を確実に身に付けるために、その慣習及び手順を検査することを余儀なくされている。

これに応じて、個人が石鹸及び清浄薬を利用できる十分な機会を提供する努として、多くの機関及び業界が、個人がその手を清浄化及び/又は洗浄し易くするために、清浄薬及び/又は石鹸の使い捨て可能な又は詰め替え可能な(再使用可能な)分注容器を多く提供している。このような分注容器が利用可能であることによって、個人がその手を洗浄及び/又は清浄化する機会が増している一方で、所定の手洗浄衛生基準の順守が未だ欠けている。しかしながら、手の洗浄及び清浄化によってバクテリア及び/又はウイルスの潜在的伝播を最小化するためには、一人の個人が自分の手を適切に清浄化し損なうだけで、このような個人と接触する他者の努力が無効となりかねないため、衛生基準に対する完全な順守が必須である。

残念ながら、所定の衛生基準の順守を保証するためには、ユーザの衛生順守を追跡するように構成された現行の衛生順守監視システムでは、1つ以上の永久設置式の又は取り付け式の石鹸/清浄薬分注器が必要である。残念ながら、このような永久設置式の分注器は、値段が高く、一般的には、管理するのに特殊な訓練が必要である。その上、このような永久設置式の分注器が提供する衛生順守監視機能性を各々の使い捨て可能な又は詰め替え式の分注容器に組み込むことは、さもなければ安価な分注容器を製造できるメーカーにとってかなりのコスト増となる。従って、このような高価な分注容器が広く使用されても、その効用が限られ、好ましくない。

従って、詰め替え可能もしくは使い捨て可能な分注容器又は他の携帯式分注容器などの分注容器に取り外し可能に取り付けられるように構成されたポイントオブケア衛生順守モジュールを必要とされる。加えて、分注容器に取り外し可能に取り付けられることが可能な電源内蔵式ポイントオブケア衛生順守モジュールを必要とされる。さらにその上、分注容器に取り外し可能に取り付けられることが可能で、低コスト且つ使い易い衛生順守モジュールを必要とされる。

前述に鑑みて、分注容器のための衛生順守モジュールを提供することが、本発明の1つの態様である。

本発明の別の態様は、作動されると、分注ノズルを介して材料を分注する分注容器のための衛生順守モジュールを提供することである。この衛生順守モジュールは、分注容器に取り付けられるように適合された筐体と、筐体によって枢動可能に担持される作動アームであって、分注ノズルと動作的に接触するように適合されている、作動アームと、筐体によって担持されるスイッチであって、作動アームが作動されるとスイッチが作動されるように、作動アームと動作的に接触している、スイッチと、スイッチに連結されるコントローラと、コントローラに連結されるメモリユニットであって、スイッチが作動されると更新されるカウント値を記憶するように構成される、メモリユニットと、コントローラに連結されて、カウント値を表示する表示装置と、を備え、作動アームが作動されると、それが、分注容器の分注ノズルを作動して、そこから材料を分注し、スイッチを作動して、カウント値を更新する。

本発明のさらなる態様は、作動されると、分注ノズルを介して材料を分注する分注容器のための衛生順守モジュールを提供することである。この衛生順守モジュールは、中に分注容器を担持するように適合された支持枠と、支持枠に取り付けられる筐体と、筐体によって枢動可能に担持される作動アームであって、分注ノズルと動作的に接触するように適合されている、作動アームと、筐体によって担持されるスイッチであって、作動アームが作動されるとスイッチが作動されるように、作動アームと動作的に接触している、スイッチと、スイッチに連結されるコントローラと、コントローラに連結されるメモリユニットであって、スイッチが作動されると更新されるカウント値を記憶するように構成される、メモリユニットと、コントローラに連結されて、カウント値を表示する表示装置と、を備え、作動アームが作動されると、それが、分注容器の分注ノズルを作動して、そこから材料を分注し、スイッチを作動して、カウント値を更新する。

本発明のさらに別の態様は、作動されると、分注ノズルを介して材料を分注する分注容器のための衛生順守モジュールを提供することである。この衛生順守モジュールは、分注容器に取り付けられるように適合された筐体と、筐体によって枢動可能に担持される作動アームであって、分注ノズルと動作的に接触するように適合されている、作動アームと、筐体によって担持されるスイッチであって、作動アームが作動されるとスイッチが作動されるように、作動アームと動作的に接触している、スイッチと、スイッチに連結されるコントローラと、コントローラに連結されるメモリユニットであって、スイッチが作動されると更新されるカウント値を記憶するように構成される、メモリユニットと、コントローラに連結されるデータポートであって、遠隔計算デバイスと通信して、カウント値を転送するように適合されている、データポートと、作動アームが作動されると、それが、分注容器の分注ノズルを作動して、そこから材料を分注し、スイッチを作動して、カウント値を更新する。

本発明のこれら及び他の特徴並びに利点は、以下の説明及び添付図面を参照すればよりよく理解されるであろう。

本発明の概念による交換式分注容器との使用のためのポイントオブケア順守モジュールの斜視図である。

本発明の概念による表示装置及びデータポートを示す交換式分注容器との使用のためのポイントオブケア順守モジュールの斜視図である。

本発明の概念によるポイントオブケア順守モジュールの別の斜視図である。

本発明の概念による交換式分注容器に取り付けられるポイントオブケア順守モジュールの立面図である。

本発明の概念による交換式分注容器の斜視図である。

本発明の概念による交換式分注容器に取り付けられる代替例のポイントオブケア順守モジュールの斜視図である。

本発明の概念によるポイントオブケア順守モジュールによって担持される電気部品のブロック図である。

本発明の概念によるその正常静止位置における作動装置アームを示す代替例のポイントオブケア順守モジュールの立面図である。

本発明の概念による分注容器から材料を分注するように、押下又は作動位置において作動装置アームを示す代替例のポイントオブケア順守モジュールの立面図である。

本発明の概念による交換式分注容器に取り付けられる別の代替例のポイントオブケア順守モジュールの斜視図である。

本発明の概念による交換式分注容器に取り付けられるさらに別の代替例のポイントオブケア順守モジュールの斜視図である。

本発明の概念による交換式分注容器を選択的に受容するように構成される枠に取り付けられるポイントオブケア順守モジュールのさらに別の実施形態の正面立面図である。

本発明の概念による図11に示されるポイントオブケア順守モジュールの側面立面図である。

分注容器10のためのポイントオブケア衛生順守モジュールは、一般的に、図面の図1〜3に示すように、数字20によって参照される。図4に明瞭に示す分注容器10は、例えば、石鹸、清浄薬、又は保湿剤などのなんらかの所望の液体材料を保持する中空体30を含む。1つの態様では、分注容器10は、例えば、使い捨て可能又は詰め替え可能な携帯式分注容器などのなんらかの適切な容器を備え得ることを理解すべきである。中空体30によって生じた空隙34中に開口する頸部32が、本体30の1つの端部から延長している。ポンプアセンブリ50が、カラー54によって頸部32に対して螺合取り付けされており、作動されると、ユーザが本体30から材料をポンプで汲み出して、自分の手に入れることができるようになっている。カラー54は、基部端部55及びこれと対向する頂部端部56を含み、これによって、環状のカラー頸部57がカラー54の頂部端部56から延長する。ポンプ又は分注ノズル60によって提供されるノズル頸部59に一方の端部が取り付けられるチューブ58は、一方の端部で、カラー頸部57を貫通して延長し、チューブ58の他方の端部では、分注容器10の本体30の空隙34中に担持される液体材料と流体連通するように構成されている。

具体的には、ポンプノズル又は分注ノズル60は、実質的に平坦な作動基部70を含み、この基部から延長するノズル端部74が作動基部70から分注ポート80に向且つて下方に延長するにつれ先細になる。従って、分注ノズル60のノズル端部74の先細で、且つ湾曲した形状によって、材料が分注ポート80を介して分注されるときに、分注された材料を、ユーザの手に向けて下方に注ぐことが可能となる。また、カラー54のカラー頸部57によって螺合受容されるように構成されている螺合区分81を含むノズル頸部59が、作動基部70から実質的に直に延長していて、これで、ポンプノズル60を自身に対して螺号可能に係止している。分注容器10から材料を分注するには、分注ノズル60を、係合基部70を下方に圧迫することによって押下し、下方に押し込み、さもなければ作動し、すると、液体材料が、ポンプアセンブリ50によって分注容器10の外にチューブ58から引き出されて、分注ポート80から分注される。すなわち、分注ノズル60は、作動されると、本体30に取り付けられるカラー54と相対的に移動する。

分注容器10の本体30は、実質的に垂直方向又は少なくとも部分的に垂直方向に頸部32の環状の基部エッジ92から放射状に延長する肩区分90を含むように構成され得ることも理解すべきである。

ここで図1〜3を参照すると、衛生順守モジュール20は、互いに結合されるときにそれらの間に空洞130を形成する外部区分110及び内部区分120を有する筐体100を備える。内部区分120は、実質的に対向する頂部及び底部エッジ160及び170、並びに横方向エッジ172及び174がその境界となる内部表面140及び実質的に対向する外部表面150を含む。外部区分110は、頂部及び底部エッジ177及び178、並びに横方向エッジ179及び180がその境界となる内部表面175及び外部表面176を含む。スイッチ開口188は、頂部エッジ160に近接する筐体100の内部区分120を貫通して配置される。加えて、それぞれの保持アーム190及び192は、筐体100の内部区分120の外部表面150の各々の横方向エッジ172及び174に近接する点から延長している。保持アーム190、192は、それらの間に分注容器10のカラー54を保持するように、寸法決めされ、形作られ、離間される。すなわち、保持アーム190、192は、衛生順守モジュール20の筐体100を分注容器10に固定し、衛生順守モジュール20の動作を可能にする。あるいは、保持アーム190、192は、それらの間に分注容器10の本体30又は何らかの他の部分を保持するように寸法決めされ得る。さらにその上、底部エッジ170に近接する筐体100の内部区分120の外部表面150の部分は、凹状もしくは他の外形区分又は部分198を含み得ることも理解すべきである。加えて、外形区分又は部分198は、また、内部区分120の外部表面150だけでなく、筐体100の外部区分110の部分を含み得る。外形区分198は、分注容器10の肩区分90の一部分を収容するように寸法決めされて、衛生順守モジュール20の筐体100が分注容器10上に少なくとも部分的に支持されることを可能にし、一方で、保持アーム190、192は、衛生順守モジュール20を分注容器10に保持するような働きをする。凹状区分199が、衛生順守モジュール20の筐体100の内部区分120の外部表面150に配置されて、分注容器10のカラー54の弓形の形状を収容し得ることも企図される。

作動装置アーム210が枢動可能に担持されるヒンジ200は、筐体100の外部区分110の頂部エッジ177に取り付けられる。作動装置アーム210は、ヒンジ200に取り付けられる底部エッジ250、及び頂部エッジ260、並びに曲線状横方向エッジ262及び264がその境界となる、対向する内部及び外部表面230、240を有する長尺の本体220を含む。1つの態様では、作動装置アーム210は、分注容器10のノズル端部74と同じ湾曲を有するように湾曲している。接触アーム280は、底部エッジ250に近接する点で作動装置アーム210の内部表面230から延長している。接触アーム280は、筐体100の内部区分120に配置されるスイッチ開口188を貫通して受容されるように構成され、衛生順守モジュール20の取付空洞130内に担持されるスイッチ284に選択的に接触するように構成される。また、底部エッジ250に近接する点で作動装置アーム210の内部表面230から延長しているのは、ある距離で分離される一対の離間した誘導装置300及び310であり、分注容器10の分注ノズル60がそれらの間で受容されることを可能にする。1つの態様では、誘導装置300、310は、分注ノズル60が、例えば、摩擦ばめ又はスナップばめによってそれらの間に保持されるように、離間され得る。あるいは、誘導装置300、310は、作動装置アーム210が分注ノズル60と動作的に接触しているとき、分注容器の分注ノズル60が、それに保持されることなく、それらの間に単に誘導されるように、十分に離間され得る。

本発明の別の実施形態では、図5に示されるように、衛生順守モジュール20は、保持アーム190、192を肩受容具320及び324とそれぞれ取り替えるように、構成され得る。具体的には、肩受容具320、324は、衛生順守モジュール20の筐体100の内部区分120の外部表面150から延長し、分注容器10のカラー54が通過することを可能にする間隙325によって離間される。加えて、肩受容具320、324は、中で分注容器10の肩区分90を受容するように寸法決めされる受容空洞326を提供し、よって筐体100が、肩区分90上に支持され、且つ分注容器10に対して保持されることを可能にする。さらにその上、肩受容具320、324の受容空洞326は、分注容器10の肩区分90を摩擦受容するように構成され得、衛生順守モジュール20の動作中に落ちることなく、衛生順守モジュール20が分注容器10にしっかりと取り付けられることを可能にする。

図6に続いて、衛生順守モジュール20は、筐体100の空洞130内に担持される回路基板350を備える監視装置348を含む。以下に説明する衛生順守モジュール20の機能を実施するための必要なハードウェア及びソフトウェアを含む分注器コントローラ400は、監視装置348の回路基板350上に担持される。作動装置アーム210が以下に説明するように作動されるときに接触アーム280によって選択的に作動又はトリガさせるスイッチ284は、コントローラ400に連結される。すなわち、作動装置アーム210が作動されるとき、接触アーム280と動作連通するように、スイッチ284は回路基板350上に担持される。1つの態様では、スイッチ284は、例えば、マイクロスイッチなどの、何らかの好適なスイッチング装置を備え得る。

何らかの好適な揮発性又は不揮発性メモリを備え得るメモリユニット410であって、スイッチ284が作動装置アーム210によって作動されるごとにコントローラ400によって更新されるカウント値を記憶するように構成されるメモリユニット410は、コントローラ400に連結される。カウント値を用いて、分注容器10中の材料の消費に関連した他の使用データを計算することができることを理解すべきである。また、例えば、Ethernet、WIFI、又はBLUETOOTH型通信インターフェースなどの何らかの好適な有線又は無線通信インターフェースを含み得るデータポート420は、コントローラ400に連結される。あるいは、データポート420は、例えば、NFC又はRFIDを含むデータタグ型通信技術を含み得る。

従って、何らかの好適な計算機システムは、メモリユニット410に記憶されたカウント値データの通信及び転送(つまり、得ること)を含む様々な機能を衛生順守モジュール20で実施するために、データポート420を介してコントローラ400にインターフェースされ得る。

衛生順守モジュール20は、また、コントローラ400に連結されるLCD(液晶表示装置)表示装置などの表示装置430を含み得る。表示装置430は、メモリユニット410に記憶されるカウント値、及び衛生順守モジュール20の動作に関連した様々な他の状況情報を表示するように構成される。図1Bに示されるように、ユーザの便宜上、データポート420及び表示装置430は、筐体100によって担持され得る。最後に、衛生順守モジュール20は、例えば、標準電気コンセント、電池、又は光電池によって提供されるA.C.(交流)又はD.C.(直流)電源などの電源440によって電力供給される。1つの態様では、電源は光電池を備え得る。別の態様では、メモリユニット410に記憶されるカウント値が、作動装置アーム210を所定の順序で作動することによってリセットされ得ることが企図される。

よって、衛生順守モジュール20の構造部品を説明したので、次の考察は、衛生順守モジュール20を動作させるためのステップを提示する。始めに、筐体100は、分注容器10のカラー54を保持アーム190と192との間に置くことによって、分注容器10に取り外し可能に取り付けられる。加えて、筐体100が外形区分198を含む場合、分注容器10の肩区分90は、外形区分198によって少なくとも部分的に受容され得る。加えて、肩リテーナ320、324が保持アーム190、192の代わりに使われる衛生順守モジュール20の代替例の実施形態では、分注容器10の肩区分90は、図7に示されるように、空洞326内に受容される。一旦、衛生順守モジュール20が分注容器10に取り付けられると、分注容器10の分注ノズル60が誘導装置300、310の間に配置されるように、作動装置アーム210は回転される。前述したように、分注ノズル60は、誘導装置300、310の間に保持され得ることを理解すべきである。図8に示されるように、作動装置アーム210が、分注容器10の分注ノズル60に当てて、さもなければそれと動作的に接触して配置された後、ユーザは、下方に、作動装置アーム210を押下するか、さもなければ押し込む。これは、作動装置アーム210を下方に回転又は枢動させ、分注ノズル60が同時に又はほぼ同時に分注容器10のポンプアセンブリ50を作動して、材料をノズルポート80から分注するとき、接触アーム280をスイッチ284に動作的に接触させ、またそれを作動させる。スイッチ284の作動により、コントローラ400が、カウント値が最後にリセットされて以来起こってきた分注ノズル60の作動の総回数を表すメモリユニット410に記憶されたカウント値を更新する。前述したように、メモリユニット410に記憶されるカウント値が、作動装置アーム210を所定の順序で作動することによって、又はコントローラ400に連結されたリセットスイッチを作動することによって、リセットされ得ることが企図される。

本発明の別の実施形態では、ポイントオブケア(POC)衛生順守モジュールは、一般的に、図面の図9に示すように、数字450によって参照される。具体的には、順守モジュール450は、例えば、テーブルなどの何らかの好適な平面上に静止するように構成される基部筐体452を含む。基部筐体452は、分注容器10を基部筐体452に対して保持するように、中に分注容器10の本体30の一部分を受容するように寸法決めされる受容空洞456を含むリテーナ区分454を含む。前述したように、枢動可能に作動装置アーム210を担持する端部462で終端されている頸部460は、リテーナ区分454から延長している。前述したように、スイッチ284が作動装置アーム210に接触アーム280を介して動作的に連結されるように、監視装置348は、基部筐体452内に担持される。よって、作動装置アーム210が分注ノズル60に隣接して置かれ、下方に圧迫されるとき、接触アーム280は、分注ノズル60が圧縮される際、監視装置348のスイッチ284を作動するように移動され、その結果、分注ポート80からの材料が分注ノズル60から分注される。従って、前述したように、スイッチ284の作動は、コントローラ400に記憶されるカウント値をインクリメント又は更新する。さらにその上、前述したように、カウント値は、表示装置430上で見るために提示され得るか、基部筐体452によって有線接続又は無線接続を通して提供されるデータポート420を介して遠隔で得られ得る。

本発明のさらに別の実施形態では、ポイントオブケア衛生順守モジュールは、一般的に、図面の図10に示すように、数字500によって参照される。順守モジュール500は、中の空洞580を共に画定する、底部区分530に対して対向する頂部区分520、実質的に対向する前方及び後方区分540、550、並びに実質的に対向する横方向区分560、570を有する、筐体510を含む。衛生順守モジュール500は、また、一対の離間した保持アーム600及び610を含み、それらは寸法決めされて、それらの間に上述の分注容器10のカラー54を受容且つ保持する。具体的には、保持アーム600、610は、カラー54を保持するそれらの能力を促進するように、湾曲するか、さもなければ曲線状であり得る。従って、分注容器10のカラー54が保持アーム600、610の間に保持されるとき、順守モジュール500は、分注容器10によって十分に支持され、分注容器10に保持される。

続いて、頂部区分520は、外部表面630を含み、そこから一対の離間した支持区分640、650が延長する。底部表面690に対して対向しており、基部エッジ692及び外部エッジ694がその境界となる頂部表面680を含む長尺の作動装置アーム670は、支持区分640、650の間に枢動可能に取り付けられる。分注容器10の分注ノズル60の作動基部70に接触するように寸法決めされる突出部700は、作動装置アーム670の底部表面90から延長している。

衛生順守モジュール20に関して前述した回路基板350は、筐体510の空洞580内に担持される。従って、作動装置アーム670は、筐体510を貫通して配置されるタブ開口586を貫通して移動する作動タブ584を含む。具体的には、作動タブ584は、材料が分注されるのが望ましい際、作動装置アーム670が押下されるときにそれが枢動又は回転するとき、スイッチ284を作動するように構成される。

保持アーム600、610がそれらの間に分注容器10のカラー54を保持するように、順守モジュール500の動作中に、それは分注容器10に取り付けられる。すなわち、保持アーム600、610は、順守モジュール500を支持及び担持するように、それらの間に分注容器10のカラー54を摩擦保持又は圧縮保持するように構成される。次いで、突出部700が分注ノズル60の作動基部70上に接触するように、作動装置アーム670は位置付けられる。よって、作動装置アーム670を圧縮するかさもなければ下方に押し込むことは、分注ノズル60が圧縮されるときに作動装置アーム670を下方に回転させ、結果として、スイッチ284は、材料が分注容器10の分注ポート80から分注されるとき、カウント値を更新するように作動される。筐体510は、また、前述したように、データポート420及び表示装置430を含み得ることも理解すべきである。筐体510は、分注容器10が上に又は中に置かれ得る基部を含み得ることも理解すべきである。

本発明の別の実施形態では、ポイントオブケア衛生順守モジュールは、一般的に、図面の図11〜12に示すように、数字700によって参照される。具体的には、衛生順守モジュール700は、1つ以上の取り付けクリップ又はタブ720を含む筐体710、及びそれに枢動可能に取り付けられる作動装置アーム210を含む。作動装置アーム210が、作動装置アーム210によって担持される接触アーム280を介してスイッチ284に動作的に連結されるように、筐体710は監視装置348を担持する。筐体710は、1つ以上の取り付けクリップ又はタブ720を介して、ワイヤ枠などの支持枠760に選択的に取り付けられるように構成される。具体的には、枠760は、保持アーム764及び766を含み、それらは、間に受容開口770を形成する働きをし、その開口は、その中に分注容器10の本体30を受容するように構成される。1つ以上の支持アーム780が、保持アーム764、766から実質的に垂直に延長しており、筐体700が1つ以上の取り付けクリップ又はタブ720を介してそれに選択的に取り付けられることを可能にするように提供される。

よって、順守モジュール700を動作させるために、筐体710は、1つ以上の取り付けクリップ又はタブ720を介して、支持枠760の1つ以上の支持アーム780に取り付けられる。一旦、順守モジュール700の筐体710が支持枠760に取り付けられると、分注容器10は、受容開口770内に置かれ、そこで、それは、保持アーム764、766によって適所に保たれる。次いで、作動装置アーム210が押下されるとき、分注ノズル60が圧縮され、材料が分注ポート80から分注されるように、作動装置アーム210は、それが分注ノズル60と動作的に接触しているように移動される。加えて、作動装置アーム210の移動により、また、コントローラ400に記憶されるカウント値をインクリメントするか、さもなければ更新するように、接触アーム280を介してスイッチ284が作動又はトリガされる。加えて、カウント値は、表示装置430上に提示され得、遠隔計算デバイスによってデータポート420を介して有線接続又は無線接続を通してアクセスされ得る。

従って、本発明の1つ以上の実施形態の1つの利点は、ポイントオブケア順守モジュールを、例えば石鹸、清浄薬又は保湿剤などのなんらかの所望の液体材料を保持する使い捨て可能又は詰め替え可能な分注容器に対して取り外し可能に取り付けることが可能であることが理解されるであろう。本発明の別の利点は、ポイントオブケア順守モジュールが、道具を用いることなく、分注容器に対して迅速に且つ容易に取り付けることが可能であることである。本発明の更に別の利点は、分注容器のためのポイントオブケア順守モジュールが、低コストで製造可能であることである。本発明の更に別の利点は、ポイントオブケア順守モジュールが、様々な形状と寸法の分注容器に対して取り付け可能であるように構成されていることである。本発明の更なる利点は、ポイントオブケア順守モジュールは、材料がポンプノズルから分注されるようにポンプノズルが作動されると、分注容器のポンプノズルと動作的に接触し、カウント値を更新するように構成される枢動作動装置アームを利用することである。

従って、発明の目的が、上記の構造及びその使用法によって満たされたことが理解され得るであろう。特許法に従い、最良の形態及び好適な実施形態のみが提示され詳細に説明されたが、本発明はそれらに又はそれらにより制限されないことが理解されよう。従って、本発明の真の範囲及び幅を認知するために、以下の特許請求の範囲に対する参照がなされるべきである。

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