Clock power reserve indicating device

申请号 JP2013513000 申请日 2011-06-06 公开(公告)号 JP2013532279A 公开(公告)日 2013-08-15
申请人 ミリス インターナショナル エス.アー.; 发明人 デュボワ、シリル;
摘要 パワーリザーブを要求に応じて指示出来るように構成されたパワーリザーブ指示装置を具える手巻きまたは自動巻きの機械式時計のムーブメントである。 このパワーリザーブ指示装置は、作動されるとパワーリザーブの大きさを指示する音響 信号 を発生する装置を具える。
权利要求
  • 要求に応じてパワーリザーブを指示出来るように構成されたパワーリザーブ指示装置を具える手巻きまたは自動巻きの機械式時計のムーブメントであって、
    前記パワーリザーブ指示装置は作動されるとパワーリザーブの大きさを指示する音響信号を発生する手段を具えることを特徴とする手巻きまたは自動巻きの機械式時計のムーブメント。
  • 前記手段は、ゴング(10)をパワーリザーブに相当する回数打つハンマー(8)を具えることを特徴とする請求項1に記載の機械式時計のムーブメント。
  • 前記手段は、パワーリザーブのスネイル(16)に衝突するように構成されるパワーリザーブのフィーラースピンドル(15)を更に具え、該フィーラースピンドル(15)の変位の大きさは、該フィーラースピンドル(15)が前記スネイル(16)に衝突するために作動される時点におけるパワーリザーブに関連することを特徴とする請求項2に記載の機械式時計のムーブメント。
  • 前記スネイル(16)は、時計のムーブメントのバレル(20)とラチェット(21)を有する差動歯車列(19)に係合するホイール(18)により回転することを特徴とする請求項3に記載の機械式時計のムーブメント。
  • 前記手段は、前記フィーラースピンドル(15)の移動の結果変位するように構成されるラック(3)をさらに具え、該ラック(3)は打撃機構のバレル(6)のシャフト(5)に取り付けられるラックピニオン(4)に衝突し、あるいは衝突可能であり、前記手段はさらに打撃機構のバレル(6)上に配設される打撃機構のラチェット(7)を具え、該ラチェット(7)は各々が前記ゴング(10)に対してハンマー(8)を作動させることが出来る複数の歯を有することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の機械式時計のムーブメント。
  • 前記手段は、操作部(2)を有するバランス(1)を具え、該バランス(1)は、前記操作部(2)が操作された場合、前記パワーリザーブの大きさに関連する角度で旋回するよう構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の機械式時計のムーブメント。
  • 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のムーブメントを具える腕時計。
  • 前記バランス(1)の操作部(2)は時計ケースの外側に配設され、該時計ケースに沿った円弧部分に亘って変位可能であることを特徴とする請求項6に記載の腕時計。
  • 说明书全文

    本願発明は時計の製造分野に関し、特に手巻きまたは自動巻きの機械式腕時計のパワーリザーブ(巻き上げたゼンマイの残りの稼働量・稼働時間)を指示するための、時計のパワーリザーブ指示装置に関する。

    従来の技術には、既に手巻きまたは自動巻きの機械式腕時計のパワーリザーブを表示する装置が数多く存在する。 通常、これらの装置はパワーリザーブを常に続けて表示する。 この目的のため、パワーリザーブ指示装置の本体は、腕時計におけるムーブメントのバレルとラチェットを具える差動歯車列に連結するホイールに取り付けられる。

    機能の選択を任意の所望する時に表示することが出来る機構も既に存在する。 例えば、欧州公報EP1922591は、選択した指示を窓に表示することが出来る腕時計の機構を提案している。 この指示は、特に、日、週、年、およびパワーリザーブの中から選択される。

    本発明の目的は、従来とは異なる創造的なパワーリザーブを指示する方法を提供することである。

    本発明によれば、上記目的はパワーリザーブを要求に応じて指示することの出来るように構成されたパワーリザーブ指示装置を具える手巻きまたは自動巻きの機械式時計のムーブメントにより達成される。 この装置は作動されるとパワーリザーブの量を指示する音響信号を発生する手段を有する。

    本発明の特徴は、以下の単に一例として示す実施例の詳細な説明と添付図面とにより、一層明確となるであろう。

    本願発明に係るパワーリザーブ指示装置の平面図。

    本願発明に係るパワーリザーブ指示装置の底面図。

    本願発明の一実施例によれば、図1に示す腕時計のムーブメントは作動時にピン(図示せず)を中心に回動するバランス1を具える。 バランス1はアーム2を有し、このアーム2は、ムーブメントが腕時計に組み込まれた状態では、ケースの中央部から外部に出て、最大度25度でケースの縁部を摺動するロック(図示せず)に取り付けられる。

    バランス1はその外形の一部にラック3を有し、このラック3は、その各端部がシャフト5とリングバレル6のドラムスリーブとに各々結合する螺旋ばね(図示せず)を有するリングバレル6のシャフト5の角状部分に取り付けられるラックピニオン4に係合する。

    後者(リングバレル6)は、その上縁部におけるシャフト5に取り付けられる打撃機構のラチェット7を特徴とする。 ラチェット7は複数の歯を有し、各歯は、ハンマー8がゴング10を打つように、上昇部材9を持ち上げてハンマー8を作動させるように配列される。

    図2に示すように、リングホイール11が、リングバレル6が安全化すると回転しないような方法で、リングバレル6のシャフト5に取り付けられる。 このために、リングホイール11は中空に形成され、その内周面には2つの唇付き歯止め12と協働するウォルフ歯(Wolf's tooth)を有する。

    リングホイール11は、更に遠心型の調速機14に係合するマルチプライアー歯車列13に連結して、ハンマー8がゴング10を打つ時間間隔を長くするためにリングバレル6の安全化速度を低下させる。

    図1に示すように、バランス1は、更にスネイル16に衝突するように配設されるフィーラースピンドル15を有する。 スネイル16はスター17に取り付けられ、スター17は、腕時計のムーブメントのバレル20に係合する差動歯車列19に連動し、ラチェット21に運動学的に連結するホイール18によって駆動される。

    スター17は、12個の歯を具えてスネイル16と連動し、ジャンパー22は、スネイル16を所望の位置に常に位置決めするためにスター17の歯に作用する。 更にホイール18によるスネイル16の駆動は、スター17が歯を飛び越える時に機構を損傷しないよう、あるいは機構が機能しないように行われる。

    ロック(図示せず)が作動して、本発明のムーブメントが組み込まれる腕時計のケースの縁部を摺動すると、フィーラースピンドル15はパワーリザーブのスネイル16に衝突するよう構成されているので、ラック3の進行はパワーリザーブに対応する。 リングバレル6内のエネルギーを蓄積し、打撃機構のラチェット7の位置決めをして、パワーリザーブに相当する数の歯を、上昇部材9から上方へ位置させるために、ラック3はラックピニオン4を回転させる。

    バランス1の係止を開放すると、リングバレル6はその軸を介してリングホイール11を駆動し、その回転速度は調速機14(図2)によって調節される。 上昇部材9が次にゴング10をハンマー8がパワーリザーブに相当する回数打つよう、上昇部材9をその歯の各々に亘って作動させるために、リングバレル6のシャフトに取り付けられる打撃機構のラチェット7が回転駆動される。

    本発明の実施例によれば、上述した装置を組み込んだムーブメントは、108時間のパワーリザーブを有する。 この歯車列のギア比は、バレル20が自己を巻き戻して10回転するとホイール18が360度、すなわち1回転するように決められる。 したがって、スター17は108時間で12ステップ駆動し、その結果9時間毎に1ステップ駆動することとなる。

    この構成において、パワーリザーブ指示装置の稼働時およびパワーリザーブが99時間から108時間の場合、ハンマー8はゴング10を12回打ち、90時間から99時間の場合は11回、81時間から90時間の場合は10回打つ等、順次減少して行き、パワーリザーブ指示装置がゴングを1回打つと、パワーリザーブが0時間から9時間を指示することとなる。

    パワーリザーブ指示装置の稼働時にハンマーがゴングを打つ回数を、上述の構成とは異ならせること可能であることが理解されよう。 例えば、別の実施例によれば、パワーリザーブ指示装置は、パワーリザーブが残存する場合はハンマーがゴングを1日につき1回打つようにする。

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