Reverser mechanism for driving wheel set to rotate unidirectionally

申请号 JP2007100392 申请日 2007-04-06 公开(公告)号 JP2007279045A 公开(公告)日 2007-10-25
申请人 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse; ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス; 发明人 HELFER JEAN-LUC; CONUS THIERRY;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a reverser mechanism which includes a small number of assembly parts while having a performance equal to or higher than the performance of conventional parts and which can be manufactured at a lower cost.
SOLUTION: This mechanism includes: a driving wheel (5), mounted on an arbor (6) so as to freely rotate, which is driven by a driving pinion (3) that vibrates; and a driven wheel (7) which includes a dome (11) for covering a binding device (10) including at least one locking arm (12) that engages with a first wheel set (1) of a kinetic chain, one end (14) of the at least one locking arm (12) having pivot points (14a, 14b) formed on the driving wheel (5), the other end (16) of at least the locking arm (12) having a contact point (16a) that makes a contact with the inner wall (2) of the dome (11) of the driven wheel (7) via a function of a spring (20) integrated with at least the locking arm (12). The pivot point (14b) preferably moves along a cam (21).
COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT
权利要求
  • アーバー(6)に装着された従動車(7)の上方で同じ前記アーバー(6)上に装着され、キネティック・チェーンの第1のフォイール・セット(1)と直接的にまたは間接的に噛合された駆動車(5)に噛合された振動ムーブメントを有する駆動ピニオン(3)を備え、前記駆動ピニオン(3)の回転方向に応じて前記2つの車(5、7)と結合/または結合解除するように弾性材料製である結合デバイス(10)を収容するために前記駆動車(5)に向かって開いているドーム(11)を備える、前記キネティック・チェーンの第1のフォイール・セットの一方向駆動のための単方向リバーサ機構であって、前記結合デバイス(10)が、その一方の端部(14)が前記駆動車(5)にピボット点(14a、14b)を有し、その他方の端部(16)が、ばね(20)の作用を介して前記従動車(7)の前記ドーム(11)の内壁(2)に対する当接点(16a)を有する、少なくとも1つのロッキング・アーム(12)を備えることを特徴とする単方向リバーサ機構。
  • 前記ばね(20)と前記アーム(12)が、単一部片で作製されていることを特徴とする請求項1に記載のリバーサ機構。
  • 前記ピボット点(14a)が、前記駆動車(5)内に固定されたアーバー(24a)によって形成され、前記ロッキング・アーム(12)がその周りで可動であることを特徴とする請求項1に記載のリバーサ機構。
  • 前記ピボット点(14b)が、前記駆動車(5)内に固定されたカム(21)によって形成され、前記カムに沿って前記ピボット点(14b)が運くことができることを特徴とする請求項1に記載のリバーサ機構。
  • 前記カム(21)の輪郭形状が、指数螺旋の一部分に対応していることを特徴とする請求項4に記載のリバーサ機構。
  • 前記ロッキング・アーム(12)が、当接点(16a)に対向して、ガイド延長部(13)を備え、前記ガイド延長部の端部(13a)が、ドーム(11)の壁(2)と協働することを特徴とする請求項4に記載のリバーサ機構。
  • 前記ロッキング・アーム(12)が、前記当接点(16a)に対向して、ガイド延長部(13)を備え、前記ガイド延長部の端部(13a)が、前記駆動車(5)に固定されたガイド・プレート(26)と協働することを特徴とする請求項4に記載のリバーサ機構。
  • 前記ピボット点(14b)の前記カム(24b)に沿った移動を制限するセキュリティ・デバイスを備えることを特徴とする請求項4に記載のリバーサ機構。
  • 前記セキュリティ機構が、くぼみ(25)と協働するビーク(15)から成り、前記ビーク(15)と前記くぼみ(25)が、前記カム(24b)と接触する前記ロッキング・アーム(12)の端部(14)と前記カム(24b)の非活動部分からそれぞれ形成されている、またはその逆であることを特徴とする請求項8に記載のリバーサ機構。
  • 前記ロッキング・アーム(12)が、前記結合デバイスの重心を前記車(5、7)の前記アーバー(6)と一致させるためのバランス延長部(17)をさらに備えることを特徴とする請求項3から9のいずれかに記載のリバーサ機構。
  • 前記駆動車(5)と前記従動車(7)が両方前記アーバー(6)に装着され、それぞれが、前記駆動ピニオン(3)と、前記キネティック・チェーンの前記第1のフォイール・セット(1)とそれぞれ噛合する歯を備えることを特徴とする請求項1に記載のリバーサ機構。
  • 一方の車(5または7)が、前記アーバーに自由に装着され、かつ前記駆動ピニオン(3)または前記キネティック・チェーンの前記第1のフォイール・セット(1)に噛合する歯を備え、前記アーバー(6)で回転駆動される他方の車(7または5)が、それ自体の歯を用いて、またはアーバーに取り付けられた追加のピニオン(8)を用いて、第1のフォイール・セット(1)または駆動ピニオン(3)と噛合することを特徴とする請求項1に記載のリバーサ機構。
  • 前記駆動ピニオン(3)が、振動重りによって動かされることを特徴とする請求項1に記載のリバーサ機構。
  • 同一平面内に配置され、それぞれの駆動車(5a、5b)が前記駆動ピニオン(3)と振動動きをするように噛合し、双方の従動車(7a、7b)が互いに噛合し、かつそれぞれの結合デバイス(10a、10b)が反対の作用を有する請求項1から13のいずれかに記載の2つの単方向リバーサ機構を備えることを特徴とする二方向リバーサ機構。
  • 上下に重ねて配置され、前記駆動車の一方(5a)が、前記駆動ピニオン(3)と直接噛合され、かつ他方の駆動車が、それ自体が前記駆動ピニオン(3)と噛合された中間車(4)と噛合され、前記結合デバイス(10a、10b)が反対の作用を有する請求項1から14のいずれかに記載の2つの単方向リバーサ機構を備えることを特徴とする二方向リバーサ機構。
  • 前記従動車(7a、7b)が、そのドーム(11a、11b)が接合プレート(19)の両側に配置された単一部片(9)を形成する請求項15に記載の二方向リバーサ機構。
  • 弾性材料が、金属または合金、シリコンとシリコン派生物、または水晶などの結晶またはアモルファス材料から選択されることを特徴とする請求項1に記載のリバーサ機構。
  • 請求項1から17のいずれかに記載のリバーサ機構を備える時計。
  • キネティック・チェーンが、機械ムーブメントの香箱を自動的に巻くことを特徴とする請求項18に記載の時計。
  • 说明书全文

    本発明は、駆動ピニオンの回転方向がどうであろうと、キネティック・チェーンの第1のフォイール・セットを単方向に駆動するリバーサ機構に関する。 このようなリバーサ機構は、機械式時計の香箱ばねを自動的に巻くために、またはいずれかの小型の可搬式電子装置の発電機を駆動するために特に使用され、前記駆動ピニオンもまた、振動重り(回転錘)によって運動させられる。

    振動重りやリバーサ機構を使用する多数の自動巻きデバイスがすでに提案されてきた。 これらのデバイスは、カムまたはレバー・クリック機構の原理、それらの一方のみが駆動車である2つの噛合された車のギア・チェンジ機構、中国特許第305 463号に開示されているようなローラ機構、またはたとえば、日本国実用新案第18707/72号に開示されているような、アーム/クリックに頼っている。 このようなデバイスは、比較的扱いにくく、極めて多数の部品の組立を必要とし、かつ規定された方向に回転するときに高速では大きな摩擦を有するという欠点を有する。

    中国特許第305 463号

    日本国実用新案第18707/72号

    したがって、従来技術のデバイスの部品よりも高いまたはそれと等しい性能を有しながら、少ない数の組立部品を備え、したがってより低いコストで生産することができるリバーサ機構を提供することによって、上述の従来技術の欠点を克服することが、本発明の目的である。

    したがって、単一の方向に駆動されなければならないキネティック・チェーンの第1の車と、交互動作する運動を有する駆動ピニオンとの間に挿入されたリバーサ機構が、アーバーに装着された従動車の上方で同じアーバーに装着され、キネティック・チェーンの第1のフォイール・セットと直接的にまたは間接的に噛合された駆動車を備える。 駆動車は、駆動ピニオンの回転方向に応じて2つの車と結合/または結合解除するように、弾性材料製である結合デバイスを収容するために駆動車に向かって開いているドームを備える。 結合デバイスは、その一方の端部が駆動車上にピボット点を有し、その他方の端部が、前記アームと一体であるばねの作用の下で従動車のドーム内壁に対する当接点を有する、少なくとも1つの屈曲されたロッキング・アームを備えることを特徴とする。

    第1の実施態様によると、アームは、駆動車に固定されたアーバーの周りを回転し、かつ以下でより詳細に説明されるであろう第2の実施態様によると、ピボット点が、駆動車に固定されたカムに沿って移動する。

    この「単方向」機構では、および特に第2の実施態様では、前記ロッキング・アームの第3の位置調整点を与えるロッキング・アーム上のガイド延長部、不釣合いを減少させる、または除去するためのバランス延長部、および/または隙間が大きすぎる場合にカムに沿ったピボット点の移動を制限するためのセキュリティ・デバイスを提供することで、動作をさらに改善することができる。

    上記で簡単に説明されたリバーサ機構は、駆動ピニオンの一方の交互動作に対してしか駆動しないため、「単方向」機構と呼ばれる。 しかし、リバーサ結合デバイスを有する2つの「単方向」リバーサ機構を結合することによって、「二方向」リバーサ機構とすることが可能である。 好ましい実施態様では、2つのリバーサ機構が重ねられ、かつ2つの従動車が単一部片を形成する。

    本発明の他の特徴および利点が、添付の図面を参照にして、限定されない例として与えられる様々な実施形態の以下の説明で明らかになるであろう。

    図1、2を最初に参照して、本発明によるリバーサ機構の第1の実施形態を以下で説明する。 この実施形態は、その駆動ピニオン3が、その最後のフォイール・セットが香箱ラチェットと噛合する減速キネティック・チェーン(図示せず)の第1のフォイール・セット1を駆動するために単方向に作用する振動重りを介した機械式時計のための自動巻き機構を例として示される。

    振動重りによる駆動ピニオン3が、板と受(図示せず)の間、または時計機構の部品を互いに対して位置調整するためのその他のアーバーの間で回転するアーバー6に自由に装着された第1の歯付駆動車5と噛合する。

    第2の従動車7が、駆動車5の下方に配置され、アーバー6にも自由に装着されて、アーバー6の周りを回転する。 第2の従動車7はまた、キネティック・チェーンの第1のフォイール・セット1と噛合する歯を備える。

    ここで図2の断面図を参照すると、従動車7が、その開口が駆動車5のほうへ方向付けられたドーム11を備えることを見ることができる。 このドーム11は、その実施形態が以下で説明される結合デバイス10を収容するためのものである。

    結合デバイス10は、単一部片で作製されるか、または2つの別個の部品で形成されてもよい、2つの部品を基本的に備える。

    第1の部品は、この実施形態では、屈曲しているロッキング・アーム12によって形成され、「脚部」と称される、ロッキング・アームの一方の端部14は、駆動車5にピボット点14aを備え、たとえば駆動車に設けられたアーバー24の周囲に回動可能である。 「頭部」と示される他方の端部16は、ドーム11の内壁2との当接点16aを備える。 この当接すなわち接触は、頭部16と駆動車5内の取付点22と接続されたばね20によって行われる。 このばね20は、2つの接合点の間の円弧の形状で示されていたが、本発明の範囲から逸脱することなく、設計要求に応じた他のいかなる輪郭形状を有してもよいことは明らかである。

    図1の透視図で見ることができるように、軸6を中心として、ピボット点14aと当接点16aとによって形成される度は、180°よりもわずかに小さい鈍角であり、第2の実施形態を参照にして詳細に説明されるように、アームによって、駆動車5が従動車7を駆動することなく一方の方向に自由に回転することができる一方、駆動車5が他方の方向に回転するときに従動車7を駆動することを意味する。

    図3の断面図は、駆動車5と従動車7の動力取出しの位置に注目した第1の実施形態の変形形態に関する。 明らかであるように、結合機構10が活動していないとき、駆動車5と従動車7が互いに対して自由に回転することが、本質的である。 図示した例では、従動車7はもはや噛み合せを有さずに、アーバー6にそれ自体が固定された追加のピニオン8を駆動するが、一方駆動車5は前記アーバー6に自由に装着されたままである。 キネティック・チェーンの第1のフォイール・セット1が追加のピニオン8と噛合する。 同様に(図示せず)、追加のピニオン8が駆動車5とかみ合わされ、かつアーバー6を駆動しても駆動しなくてもよい。 そのとき、従動車7はアーバー6に自由に装着される。 これらの設計変形形態は、時計ムーブメントの他のフォイール・セットのために残されなければならない空間によって、単に決まるだけである。

    図4、5をここで参照すると、結合デバイス10の構成で前に説明したものとは異なる第2の実施形態が、以下で説明される。 したがって、共通の構造詳細は、さらに説明されることはなく、同じ符号を与えられる。

    図4に見られるように、ロッキング・アーム12の脚部14はもはや駆動車5において回転しないが、そのピボット点14bが、たとえば2本のピン23を用いて駆動車5に固定された板によって形成されたガイド・カム21の縁部を移動することができる。 ばね20が、当接点16aをドーム11の壁2と接触状態を保持するように、頭部16とカム21を接続する。 カム21の輪郭形状は、「死角」、すなわち従動車7を駆動する前に駆動車5が移動しなければならない角度を最小にまで減少させるように設計される。 本発明による結合デバイスによって、この死角が2°未満の値まで減少されるが、一方従来技術のリバーサ機構ではこれは26°のオーダーである。

    カムの曲率は、たとえば指数タイプであるが、当業者の把握の範囲内での他の選択が可能である。 この結合機構の動作が、この第2の実施形態の第1の変形形態の説明の後、以下で説明される。

    図6は、第2の実施形態の第1の変形形態の概略図である。 見ることができるように、ロッキング・アーム12の頭部が、ガイド延長部13によって、ばね20との連接の反対側で、延長されている。 ガイド延長部13は、ロッキング当接点16aの位置調整をよりよく制御するためにドーム11の壁2上への第3の当接点13aを形成する。 この変形形態は、本発明によるリバーサ機構の動作をより良く説明するために以下で再び使用されるであろう。

    図7は、ガイド延長部13が、ドーム11の壁2によってガイドされず、駆動車5の下の、たとえばピン28を用いてそれと固定されてドーム11内に位置されたガイド・プレート26によってガイドされている、前の変形形態とは異なる第2の変形形態の概略図である。

    図8は、前の2つの変形形態の一方または他方を組み込むこともできる第3の変形形態の概略図である。 この変形形態では、駆動車5の大きな移動の際に、ピボット点14bがカム21から離れるのを防止するために、セキュリティ・デバイスが設けられている。 このセキュリティ・デバイスは、図示した例では、カム21を形成するプレートの延長部内に形成されたくぼみ25と協働する、ロッキング・アーム12の脚部14から形成されたビーク15から成る。 当業者はもちろん、本発明の範囲から逸脱することなく、このセキュリティ・デバイスの別の構成を考案することができる。

    図9は、前の変形形態を組み込むことができる第4の変形形態の概略図である。 公知の方式では、可動部品の重心が、デバイスの降伏に対して不利な不均衡を防止するために、その回転軸と一致することが望ましい。 ここで説明された構造では、結合デバイス10を形成している組立体の重心が、アーバー6と一致しないことは、明らかである。 この第4の変形形態は、その幾何形状が結合デバイスの重心をアーバー6の重心と一致させるように計算された、少なくとも1つの釣合延長部17を設けることによって、この欠点を克服する。 ロッキング・アーム12の形状に応じて、2つ以上の釣合延長部を設けることも可能である。

    今説明された結合デバイスは、実施形態の一方または他方によると、ばね20のためにある弾性を有さなければならない材料製の一体鋳造デバイスである。 これは、レーザー切断、ワイヤ電気侵食などの公知のマイクロ・マシンニング法によって、またはLIGA技術などのMEMを製造するために使用される方法によって金属または合金で製造されてもよい。 使用される材料は、たとえば、所望の輪郭形状を得るためのマスキングやエッチング法を使用する、シリコン、二酸化シリコン、ガラス、またはその他のシリコン化合物、晶またはダイヤモンドなどの非金属であってよい。 これらの製造方法は、当業者に公知であり、したがってさらには説明されない。

    図6の変形形態に前に記載されたリバーサ・デバイスの動作を説明するために、図10、11、12をここで参照する。

    図10は、ガイド・カム21が、ピン23を用いて駆動車5と固定された後であるが、従動車7のドーム11内に最終的に定着される前の結合デバイス10を示している。 見ることができるように、アーム12の脚部14はカム21と接触しておらず、頭部16とガイド延長部13の端部が、ドーム11の内壁2を越えて延びている。 最終的に装着されるとき、ばね20が、ドーム11の内壁11aと接触するように、頭部16とガイド延長部13に力を加える。

    組立前の取り扱いを容易にし、結合デバイス10が面外へ変形することを回避するために、製造中に、かつ図10に示すように、脚部14とカム21の間に材料18の受が形成され、前記受18が、その後、最終組立の直前に破壊される。

    図11は、デバイスが「自由な方向に」回転駆動されているとき、すなわち、駆動車5が、従動車7を駆動することなく、中心の矢印によって示される時計方向に回転しているときの、組立後の同じ結合デバイスを示している。 実際、ロッキング・アーム12の頭部16とガイド延長部13とによってドーム11の内壁2に及ぼされる圧力は十分でなく(小さい矢印によって表される)、当接点を内壁2に沿って滑動させだけである。

    逆に、図12に示すように、駆動車5が中心の矢印によって示される反時計方向に回転しているとき、頭部16によって及ぼされる圧力は強い接触を生じさせて従動車7を駆動するために十分である(大きな矢印で示されている)。 見ることができるように、ガイド延長部の端部が、ドーム11の壁2からわずかに遠ざかり、隙間が図12で拡大されている。 同様に、脚部14の当接点14が、ロッキング効果を増加させるために、駆動車5の回転方向に対して反対方向に、カム21に沿ってわずかに移動する。

    図13から16を参照すると、第3、第4の実施形態が、基本的に、その符号が文字「a」によって追従される第1の単方向リバーサ機構と、その符号が文字「b」によって追従される第2の単方向リバーサ機構と結合することにある、「二方向」リバーサ機構に関して以下で説明される。

    図13、14に示されている第3の実施形態によると、2つのリバーサ機構が同一平面上に位置され、駆動車5a、5bが両方とも駆動ピニオン3と噛合し、従動車7a、7bが互いに噛合し、かつ結合デバイス10a、10bが、反対の動作をするようにそれらのそれぞれのドーム11a、11b内に配置されている。 この構造では、結合デバイス10a、10bは互いの鏡像である。 平面状の方式または重なった方式のいずれかで配置される中間車をたとえば使用することによって、本発明の範囲を逸脱することなく他の構成が可能であることは明らかであり、そのとき結合デバイス10a、10bは同じ方向性を有する。

    図13では、黒矢印が、駆動ピニオン3の交互動作が時計方向に生じたときの、フォイール・セットの回転方向を表し、二重線矢印によって交互動作が反時計方向に生じたときのものを表している。

    交互動作が時計方向に生じたとき、ピニオン3が駆動車5bを駆動し、駆動車5bが今度はロッキングによって従動車7bを駆動し、従動車7bはそれ自体、キネティック・チェーンの第1のピニオン1を時計方向に駆動する。 従動車7aは従動車7bと噛合し、かつその回転は実際には、駆動ピニオン3によって駆動される駆動車5aによって妨げられないが、自由に回転し、駆動車5bの反対方向に回転する。

    駆動ピニオン3が、反時計方向に反対の交互動作を有するとき、キネティック・チェーンの第1のフォイール・セット1は、それ自体が駆動される従動車7bによってなお同一方向に駆動されており、それ自体が従動車7aによって駆動され、駆動車5aによるロッキングによって駆動され、第2の機構10bの駆動車5bが、従動車7bに対して自由に回転することを見ることができる。

    図15、16は、2つの結合機構が重ねられるとき、前の実施形態の変形形態として含まれる第4の実施形態を説明している。 見ることができるように、駆動ピニオン3は、第1の結合機構の駆動車5aと噛合し、かつ、中間車4を介して、第2の結合機構の駆動車5bと噛合している。 この第4の実施形態は、従動車7a、7bが、この場合同じ方向を有するが、中間車4のために反対の動作を有する、機構10a、1bを受けるために、そのドーム11a、11bの両側に形成された接合プレート9を形成することを特徴とする。 動作は、第3の実施形態の説明から本質的に得られるため、説明されない。

    このタイプのリバーサ機構は、駆動ピニオンが振動重りによって駆動されるとき、その機械的または電気的エネルギー源に動力供給するために、腕時計などのいかなる小型の可搬式装置でも使用されることができる。 たとえば、円錐形のピニオン・ギアを提供することによってたとえば巻き止めのために他の適用例も見出されることができる。

    当業者が、たとえば特定の時計キャリバーのために、または非時計の用途のために、必要に応じて適用することができるため、本発明は、ここに説明された実施形態に限定されない。

    第1の実施形態の透視図である。

    図1の線II−IIに沿った破断面図である。

    第1の実施形態の変形形態の断面図である。

    第2の実施形態の透視図である。

    図4の線V−Vに沿った破断面図である。

    第2の実施形態の第1の変形形態の透視図である。

    第2の実施形態の第2の変形形態の透視図である。

    第2の実施形態の第3の変形形態の透視図である。

    第2の実施形態の第4の変形形態の透視図である。

    組立て前の結合デバイスの上面概略図である。

    図10の構造詳細図である。

    リバーサ機構の動作を説明する図である。

    リバーサ機構の動作を説明する図である。

    第3の実施形態の透視図である。

    図13の線XIV−XIVに沿った破断面図である。

    第4の実施形態の透視図である。

    図15の線XVI−XVIに沿った破断面図である。

    符号の説明

    1 フォイール・セット、2 壁、3 駆動ピニオン、5 駆動車、6、24 アーバー、7 従動車、8 追加のピニオン、10 結合デバイス、11 ドーム、13 ガイド延長部、13a 当接点、14 脚部、14a、14b ピボット点、15 ビーク、16 頭部、16a 当接点、20 ばね、21 ガイド・カム、22 取付点、26 ガイド・プレート、23、28 ピン

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