多層光学デバイス

申请号 JP2015558223 申请日 2014-02-20 公开(公告)号 JP2016511842A 公开(公告)日 2016-04-21
申请人 トランジションズ オプティカル, インコーポレイテッド; トランジションズ オプティカル, インコーポレイテッド; 发明人 デイビッド パーク,; デイビッド パーク,; ケビン ジェイ. スチュアート,; ケビン ジェイ. スチュアート,; アニル クマール,; アニル クマール,;
摘要 本発明は、第1の側および対向する第2の側を有し、かつ光に影響を及ぼす特性を有する、少なくとも1つのポリマー層と、少なくとも、ポリマー層の第2の側の周辺ゾーン上に適用される、低粘着性感圧式接着層とを含む、多層体験用光学デバイスを提供する。本体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である。一実施形態において、体験用光学デバイスは、光学レンズの外側に可逆的に添着されるように定寸および成形され、体験用光学デバイスは、側頭部周辺ゾーンおよび鼻周辺ゾーンを有し、低粘着性感圧式接着剤が、側頭部周辺ゾーンおよび鼻周辺ゾーンの両方に配置される。
权利要求

多層体験用光学デバイスであって、 (a)第1の側および対向する第2の側を有する、第1のポリマー層と、 (b)(a)の第2の側に隣接して光に影響を及ぼす特性を有する、少なくとも1つの層と、 (c)前記第1のポリマー層(a)と同一または異なり、第1の側および対向する第2の側を有し、前記第1の側は、前記層(b)に隣接する、第2のポリマー層と、 (d)少なくとも、(c)の第2の側の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着剤と、 を備え、 前記体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である、デバイス。前記体験用光学デバイスは、光学レンズの外側に可逆的に添着されるように定寸および成形される、請求項1に記載の体験用光学デバイス。前記体験用光学デバイスは、側頭部周辺ゾーンおよび鼻周辺ゾーンを有し、低粘着性感圧式接着剤(d)は、前記側頭部周辺ゾーンおよび前記鼻周辺ゾーンの両方に配置される、請求項2に記載の体験用光学デバイス。低粘着性感圧式接着剤(d)に可逆的に接着性である可撤性ライナをさらに備える、請求項1に記載の体験用光学デバイス。前記第1のポリマー層(a)および/または第2のポリマー層(c)は、ポリアミド、ポリ(アミドエーテル)ブロックコポリマー、ポリ(エステル−エーテル)ブロックコポリマー、ポリカーボネート、多環式アルケン、ポリウレタン、ポリ(尿素)ウレタン、ポリチオウレタン、ポリチオ(尿素)ウレタン、ポリオール(アリルカーボネート)、酢酸セルロース、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(塩化ビニル)、ポリ(塩化ビニリデン)、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリエステル、ポリスルホン、ポリオレフィン、そのコポリマー、またはそれらの混合物を含む、請求項1に記載の体験用光学デバイス。前記光に影響を及ぼす特性(b)を有する少なくとも1つの層は、フォトクロミック材料を含む、請求項1に記載の体験用光学デバイス。前記光に影響を及ぼす特性(b)を有する少なくとも1つの層は、フォトクロミック二色性材料を含む、請求項1に記載の体験用光学デバイス。層(a)と(b)との間または層(b)と(c)との間に介在される線形偏光層をさらに備え、低粘着性感圧式接着剤(d)は、ポリビニルエーテル接着剤、アクリル接着剤、ポリアルファオレフィン接着剤、および/またはシリコーン接着剤を含む、請求項6に記載の体験用光学デバイス。多層体験用光学デバイスであって、 第1の側および対向する第2の側を有し、かつ光に影響を及ぼす特性を有する、少なくとも1つのポリマー層と、 少なくとも、前記ポリマー層の第2の側の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着層と、 を備え、 前記体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である、デバイス。多層体験用光学デバイスであって、 A.第1の側および対向する第2の側を有する、第1のポリマー層と、 B.前記第1のポリマー層(A)と同一または異なり、かつ第1の側および対向する第2の側を有し、層(B)の第1の側は、前記層(A)の第2の側に隣接する、少なくとも1つの第2のポリマー層と、 C.随意に、前記第1のポリマー層(A)と前記第2のポリマー層(B)との間に介在される、接着層と、 D.少なくとも、前記ポリマー層(B)の第2の側の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着層と、 を備え、 前記層(A)、(B)、および(C)のうちの少なくとも1つは、光に影響を及ぼす特性を有し、 前記体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である、デバイス。

说明书全文

(関連出願の引用) 本願は、2013年2月20日に出願された米国仮出願第61/766,978号の優先権の利益を主張するものであり、その全体は、本明細書中に参照により援用される。

本発明は、光学レンズに可逆的に接着性である、多層体験用光学デバイスに関する。

眼鏡用レンズ等の矯正用アイウェアは、フォトクロミズム、偏光、固定色素、および同等物等、種々の随意の機能性とともに利用可能である。これらの随意の機能性は、例えば、損傷を及ぼす放射または過剰なグレアから眼を保護する役割を果たす。加えて、随意の機能性の種々の組み合わせもまた、可能性として考えられる。これらの特徴は、多くの場合、レンズ自体の製造または加工のいずれかの間、光学レンズの中に組み込まれる。フォトクロミックレンズの製造の際、フォトクロミック染料が、レンズ材料の中に、積層層の中に、オーバーモールド層として、またはレンズコーティングの中に組み込まれてもよい。同様に、偏光機能性は、レンズ材料内の積層層を介して、またはオーバーモールド層として、組み込まれてもよい。米国特許第7,256,921号(特許文献1)は、フォトクロミズムおよび二色性の両方が化学線によって誘発され得るプロセスについて説明している。複雑かつ高価な処理を伴うため、これらの随意の機能性は、有意なコストを眼鏡装着者に追加し得る。

第WO2013/006153号(特許文献2)は、一時的に、クリアレンズをフォトクロミックレンズに変換する、光学パッチについて説明している。パッチは、眼科用レンズの表面に適応されることができる。本プロセスは、パッチがレンズ表面に適応することを可能にするために、潤滑剤、熱を用いた、または長時間かけた処理を要求する。空気の取り込み等の光学不規則性を回避するように配慮されなければならない。パッチは、フォトクロミズムに機能性が限定される。

デバイスを容易に適用し、眼鏡用装着者に、購入に先立って、視野の品質に関して、光に影響を及ぼす特性を含む、種々の利用可能な随意の機能性の利点を実証するための必要性が残る。

米国特許第7,256,921号明細書

国際公開第2013/006153号

本発明は、多層体験用光学デバイスであって、(a)第1の側および対向する第2の側を有する、第1のポリマー層と、(b)(a)の第2の側に隣接して[光に影響を及ぼす特性]を有する、少なくとも1つの層と、(c)第1のポリマー層(a)と同一または異なり、第1の側および対向する第2の側を有し、第1の側は、層(b)に隣接する、第2のポリマー層と、(d)少なくとも、(c)の第2の側の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着剤とを含む、デバイスを対象とする。体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である。

さらに、本発明は、多層体験用光学デバイスであって、第1の側および対向する第2の側を有し、かつ光に影響を及ぼす特性を有する、少なくとも1つのポリマー層と、少なくとも、ポリマー層の第2の側の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着層とを備える、デバイスを提供する。体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である。

加えて、本発明は、多層体験用光学デバイスであって、(A)第1の側および対向する第2の側を有する、第1のポリマー層と、(B)第1のポリマー層(A)と同一または異なり、かつ第1の側および対向する第2の側を有し、層(B)の第1の側は、層(A)の第2の側に隣接する、少なくとも1つの第2のポリマー層と、(C)随意に、第1のポリマー層(A)と第2のポリマー層(B)との間に介在される、接着層と、(D)少なくとも、ポリマー層の第2の側(B)の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着層とを含む、デバイスを対象とする。層(A)、(B)、および(C)のうちの少なくとも1つは、光に影響を及ぼす特性を有し、体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である。

図1は、本発明のいくつかの実施形態を表す、多層体験用光学デバイスの概略分解図である。

図2は、エンドユーザに提供され得る、本発明の一実施形態の代表的図である。図1および2では、類似文字は、別様に記載されない限り、場合によって、同一の構造特徴および/または構成要素を指す。

本明細書に開示される種々の非限定的実施形態は、多層体験用光学デバイスに関する。例えば、一実施形態では、該体験用デバイスは、(a)第1の側および対向する第2の側を有する、第1のポリマー層と、(b)(a)の第2の側に隣接して光に影響を及ぼす特性を有する、少なくとも1つの層と、(c)第1のポリマー層(a)と同一または異なり、第1の側および対向する第2の側を有し、第1の側は、層(b)に隣接する、第2のポリマー層と、(d)少なくとも、(c)の第2の側の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着剤とを備え、体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である。

本明細書および添付の特許請求の範囲において使用される場合、冠詞「a」、「an」、および「the」は、明確かつ明白に1つの指示物に限定されない限り、複数の指示物を含む。

加えて、本明細書の目的の場合、別様に示されない限り、本明細書中で使用される成分量、反応条件、ならびに他の特性もしくはパラメータを表す全ての数字は、全ての場合において、用語「約」によって修飾されていると理解されるべきである。故に、別様に示されない限り、以下の明細書および添付の特許請求の範囲に示される数値パラメータは、近似値であることが理解されるはずである。少なくとも、特許請求の範囲に対する均等論の適用を制限する企図としてではなく、数値パラメータは、報告された有効数字の数および通常の丸めの技術の適用に鑑みて読み取られるべきである。

さらに、本発明の広い範囲を示す数値範囲およびパラメータは、上記で議論されるように近似値であるが、実施例の節に示される数値は、可能な限り正確に報告される。しかし、このような数値が、測定装置および/または測定技術から生じる特定の誤差を本質的に含むことは、理解されるべきである。

前述のように、本発明は、多層体験用光学デバイスであって、少なくとも(a)第1の側および対向する第2の側を有する、第1のポリマー層と、(b)(a)の第2の側に隣接して光に影響を及ぼす特性を有する、少なくとも1つの層と、(c)第1のポリマー層(a)と同一または異なり、第1の側および対向する第2の側を有し、第1の側は、層(b)に隣接する、第2のポリマー層と、(d)少なくとも、(c)の第2の側の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着剤とを備え、体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である、デバイスを対象とする。

用語「体験用光学デバイス」は、レンズ装着者が、一時的ベースで種々の光に影響を及ぼす特性を体験することが可能である、光学レンズ(すなわち、平面または処方レンズ)と併用される、光学デバイスを意味する。

用語「光に影響を及ぼす特性」または類似用語は、示される材料、例えば、フィルム層が、材料に衝突する、入射光−放射、例えば、可視光、紫外線(UV)および/または赤外線(IR)放射の吸収(または、濾過)によって修正可能であることを意味する。代替実施形態では、光に影響を及ぼす特性は、例えば、偏光子および/または二色性染料、例えば、フォトクロミック材料等の化学線への暴露に応じて色を変化させる、発色団の使用による、光吸収特性の変化、例えば、従来の染料等の固定色素の使用による、入射光放射の一部のみの透過、またはそのような光に影響を及ぼす機能のうちの1つまたはそれを上回る組み合わせを用いて、光が偏光されることができる。

本明細書で使用されるように、用語「線形に偏光する」は、光波電気ベクトルの振動を1つの方向または平面に制限することを意味する。本明細書で使用されるように、用語「二色性」は、少なくとも透過された放射の2つの直交平面偏光成分のうちの一方を他方よりも強く吸収することが可能であることを意味する。したがって、二色性材料は、透過された放射の2つの直交平面偏光成分のうちの一方を優先的に吸収可能であるが、二色性材料の分子が、好適に位置付けられるか、または配列されてはいない場合、透過された放射の正味線形偏光は、達成されないであろう。すなわち、二色性材料の分子の無作為位置付けのため、個々の分子の選択的吸収は、正味または全体的線形偏光効果が達成されないように相互に相殺するであろう。したがって、概して、正味線形偏光を達成するために、二色性材料の分子を好適に位置付けまたは配列することが必要である。

本明細書で使用されるように、用語「フォトクロミック」は、少なくとも化学線に応答して変動する、少なくとも可視光放射の吸収スペクトルを有することを意味する。したがって、従来のフォトクロミック要素は、概して、低光および輝度条件の両方における使用に非常に好適である。従来のフォトクロミック要素(線形偏光フィルタを含まない)が、概して、放射を線形に偏光するように適合されていないことは、言及されるべきである。すなわち、従来のフォトクロミック要素の吸収率は、いずれの状態でも、概して、2未満である。本明細書で使用されるように、用語「吸収率」は、第1の平面において線形に偏光された放射線の吸収と、第1の平面と直交する平面において線形に偏光された同一波長の放射線の吸収との比率を指し、第1の平面は、最高吸収を伴う平面と見なされる。したがって、従来のフォトクロミック要素は、典型的には、反射された光グレアを従来の線形偏光要素と同程度まで低減させることができない。

本発明の体験用光学デバイスは、第1のポリマー層(a)を備える。

第1のポリマー層(a)および/または第2のポリマー層(c)は、材料が透明または光学的にクリアであることを前提として、熱硬化性および熱可塑性材料を含む、広範囲の種々のフィルム材料のいずれかから成る、ポリマーフィルムを含むことができる。例えば、ポリマー層(a)および/または(c)は、ポリカーボネート、多環式アルケン、ポリウレタン、ポリ(尿素)ウレタン、ポリチオウレタン、ポリチオ(尿素)ウレタン、ポリオール(アリルカーボネート)、酢酸セルロース、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(塩化ビニル)、ポリ(塩化ビニリデン)、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリエステル、ポリスルホン、ポリオレフィン、そのコポリマー、またはそれらの混合物を含むことができる。本発明の特定の実施形態では、ポリマー層(a)および/または(c)は、ポリ(エチレンテレフタレート)を含むことができる。

本発明の特定の実施形態では、ポリマー層(a)および/または(c)の一方または両方とも、線形偏光性であって、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルブチラール)、テレフタル酸ポリエチレン、酢酸酪酸セルロース、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、ポリウレタン、ポリエーテル、ポリエステル、ポリアミド、ポリアルキル(メタ)アクリレート、それらの混合物および/またはそのコポリマーを含む、ポリマー成分を含む。

さらに、ポリマー層(a)および/または(c)も、線形偏光性であることができ、1つまたはそれを上回る方向に配向され得る連続複屈折性マトリクス内に配置されるポリマー粒子の分散相から成る、光学フィルムを含んでもよい。分散相粒子のサイズおよび形状、分散相の体積率、フィルム厚、ならびに配向の量は、フィルム内の所望の拡散反射度および所望の波長の総放射透過率を達成するように選定される。そのようなフィルムおよびその調製は、米国特許第5,867,316号の第6欄の第47行目から第20欄の第51行目に説明されており、その引用部分は、参照することによって本明細書に組み込まれる。

また、ポリマー層(a)および/または(c)の一方または両方とも、線形偏光性であることができ、ポリビニルアルコール、ビニルブチラール、テレフタル酸ポリエチレン、ポリアルキル(メタ)アクリレート、ポリアミド、ポリ(アミドエーテル)ブロックコポリマー、ポリ(エステル−エーテル)ブロックコポリマー、ポリ(エーテル−ウレタン)ブロックコポリマー、ポリ(エーテル−ウレタン)ブロックコポリマー、および/またはポリ(エーテル−尿素)ブロックコポリマーの配向されたフィルムを含むことができる。線形偏光ポリマー層(a)および/または(c)と併用されるような用語「配向されたフィルム」は、シートを備える1つまたはそれを上回る他の構造または構成要素が、その同一の一般的方向に沿って位置付けられる、または好適に配列されるように、フィルムが少なくとも、第1の一般的(整合の)方向を有することを意味する。本明細書で使用されるように、材料または構造の順序または整合を参照するとき、用語「一般的方向」は、材料、化合物、または構造の優勢配列または配向を指す。さらに、材料、化合物、または構造が、少なくとも1つの優勢配列を有することを前提として、材料、化合物、または構造の配列内にある程度の変動が存在する場合でも、材料、化合物、または構造が、一般的方向を有することができることは、当業者によって理解されるであろう。

ポリマー層(a)および/または(c)の一方または両方とも、屈折を有し得る。ポリマー層(a)は、要求される任意の屈折率を有することができる。特定の実施形態では、第1のポリマー層(a)は、多焦点またはプログレッシブレンズ等におけるように、異なる屈折力の領域を有する。

本発明の体験用光学デバイスはさらに、光に影響を及ぼす特性を有する、少なくとも1つの層(b)を備える。特定の実施形態では、層(b)は、ポリマー層(a)の第2の側に隣接する。光に影響を及ぼす特性を有する層(b)は、フォトクロミック材料またはフォトクロミック二色性材料を伴う、ゲルまたは接着剤等の軟質ポリマーマトリクスを備えることができる。好適な材料は、限定ではないが、ポリビニルエーテル、アクリル接着剤、ポリアルファオレフィン、およびシリコーン接着剤、ならびにその混成物を含む、種々のゲルまたは接着剤を備えてもよい。好適な接着剤の実施例は、第PCT/US2003/025690号の6ページの第2段落から8ページの第2段落(当該ページを含む)までに説明されている。

特定の実施形態では、層(b)は、フォトクロミック材料を備える。本明細書で使用されるように、用語「フォトクロミック材料」は、熱的に可逆的および非熱的に可逆的(または、光可逆的)の両方のフォトクロミック化合物を含む。

フォトクロミック材料は、種々の有機および無機フォトクロミック材料のいずれかを含むことができる。フォトクロミック材料は、限定ではないが、以下の材料の種類:クロメン、例えば、ナフトピラン、ベンゾピラン、インデノナフトピラン、フェナントロピラン、またはそれらの混合物;スピロピラン、例えば、スピロ(ベンゾインドリン)ナフトピラン、スピロ(インドリン)ベンゾピラン、スピロ(インドリン)ナフトピラン、スピロ(インドリン)キノピランおよびスピロ(インドリン)ピラン);オキサジン(例えば、スピロ(インドリン)ナフトキサジン、スピロ(インドリン)ピリドベンゾオキサジン、スピロ(ベンゾインドリン)ピリドベンゾオキサジン、スピロ(ベンゾインドリン)ナフトオキサジンおよびスピロ(インドリン)ベンゾオキサジン;銀ジチゾネート、フルギド、フルギミド、およびそのようなフォトクロミック化合物の混合物を含むことができる。

そのようなフォトクロミック材料および補完的フォトクロミック材料は、米国特許第4,931,220号の第8欄第52行目〜第22欄第40行目;米国特許第5,645,767号の第1欄第10行目〜第12欄第57行目;米国特許第5,658,501号の第1欄第64行目〜第13欄第17行目;米国特許第6,153,126号の第2欄第18行目〜第8欄第60行目;米国特許第6,296,785号の第2欄第47行目〜第31欄第5行目;米国特許第6,348,604号の第3欄第26行目〜第17欄第15行目;および米国特許第6,353,102号の第1欄第62行目〜第11欄第64行目に説明されており、前述の特許の開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。スピロ(インドリン)ピランはまた、出典「Techniques in Chemistry, Volume III,「Photochromism」,Chapter 3, Glenn H. Brown, Editor, John Wiley and Sons, Inc., New York,1971」に説明されている。

フォトクロミック材料はまた、重合可能なフォトクロミック材料(例えば、米国特許第5,166,345号の第3欄第36行目〜第14欄第3行目に開示される重合可能なナフトオキサジン;米国特許第5,236,958号の第1欄第45行目〜第6欄第65行目に開示される重合可能なスピロベンゾピラン;米国特許第5,252,742号の第1欄第45行目〜第6欄第65行目に開示される重合可能なスピロベンゾピランおよびスピロベンゾチオピラン;米国特許第5,359,085号の第5欄第25行目〜第19欄第55行目に開示される重合可能なフルギド;米国特許第5,488,119号の第1欄第29行目〜第7欄第65行目に開示される重合可能なナフタセンジオン;米国特許第5,821,287号の第3欄第5行目〜第11欄第39行目に開示される重合可能なスピロオキサジン;米国特許第6,113,814号の第2欄第23行目〜第23欄第29行目に開示される重合可能なポリアルコキシル化ナフトピラン;ならびに第WO97/05213号および米国特許第6,555,028号の第1欄第16行目〜第24欄第56行目に開示される重合可能なフォトクロミック化合物)であり得る。重合可能なフォトクロミック材料に関する前述の特許の開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。

他の好適なフォトクロミック材料は、例えば、米国特許第3,361,706号の第2欄第27行目〜第8欄第43行目に記載される有機金属ジチオゾネート(organo−metal dithiozonate)(例えば、(アリールアゾ)−チオホルミックアリールヒドラジデート(例えば、水銀ジチオゾネート));ならびに米国特許第4,931,220号の第1欄第39行目〜第22欄第41行目に記載されるフルギドおよびフルギミド(例えば、3−フリルフルギドおよび3−チエニルフルギドならびに3−フリルフルギミドおよび3−チエニルフルギミド)を含み得、それらの開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。

光に影響を及ぼす材料は、フォトクロミック二色性材料を含んでもよい。本明細書に説明されるフォトクロミック化合物に関して本明細書で使用されるように、用語「フォトクロミック二色性」は、ある条件下において、フォトクロミックおよび二色性(すなわち、線形に偏光)特性の両方を示し、その特性は、器具類によって少なくとも検出可能であることを意味する。

故に、「フォトクロミック二色性化合物」は、ある条件下において、フォトクロミックおよび二色性(すなわち、線形に偏光)特性の両方を示す化合物であって、特性は、器具類によって少なくとも検出可能である。したがって、フォトクロミック二色性化合物は、少なくとも化学線に応答して変動する、少なくとも可視光放射の吸収スペクトルを有し、少なくとも透過された放射の2つの直交平面偏光成分のうちの一方を他方よりも強く吸収することが可能である(すなわち、二色性を呈することが可能である)。加えて、本明細書で後述される従来のフォトクロミック化合物と同様に、本明細書に開示されるフォトクロミック二色性化合物は、熱的に可逆的であることができる。すなわち、フォトクロミック二色性化合物は、化学線に応答して、第1の状態から第2の状態に切り替わり、熱エネルギーに応答して、第1の状態に戻ることができる。

例えば、フォトクロミック二色性化合物は、第1の吸収スペクトルを有する第1の状態、第1の吸収スペクトルと異なる第2の吸収スペクトルを有する第2の状態を有することができ、少なくとも化学線に応答して、第1の状態から第2の状態に切り替わり、熱エネルギーに応答して、第1の状態に戻るように適合されることができる。さらに、フォトクロミック二色性化合物は、第1の状態および第2の状態の一方または両方において、二色性(すなわち、線形偏光性)であることができる。例えば、要求されないが、フォトクロミック二色性化合物は、活性化状態において線形偏光性であって、退色またはフェード(すなわち、活性化されていない)状態において非偏光性であることができる。本明細書で使用されるように、用語「活性化状態」は、十分な化学線に暴露されると、フォトクロミック二色性化合物の少なくとも一部を第1の状態から第2の状態に切り替えさせる、フォトクロミック二色性化合物を指す。さらに、要求されないが、フォトクロミック二色性化合物は、第1および第2の状態の両方において二色性であることができる。本明細書において限定されないが、例えば、フォトクロミック二色性化合物は、活性化状態および退色状態の両方において、可視光放射を線形に偏光させることができる。さらに、フォトクロミック二色性化合物は、活性化状態において、可視光放射を線形に偏光させることができ、退色状態において、UV放射を線形に偏光させることができる。

本発明において使用するために好適なフォトクロミック二色性化合物の実施例は、限定ではないが、米国特許出願公開第2005/0012998A1号の段落[0089]〜[0339](その開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に詳細に説明されるものが挙げられ得る。

フォトクロミックまたはフォトクロミック二色性材料は、物理的混合、押出成形、鋳造等の任意の従来の方法によって、軟質ポリマーマトリクスと混合されてもよい。別の実施形態では、層(b)は、光に影響を及ぼす特性を含む、自立フィルムを含んでもよい。

特定の実施形態では、体験用光学デバイスは、層(a)と(b)との間および/または層(b)と(c)との間に介在される、随意の偏光層を備えてもよい。随意の偏光層は、前述の偏光層のいずれかであることができる。

体験用光学デバイスはさらに、第1の側および対向する第2の側を有する、第2のポリマー層(c)を備えることができる。一実施形態では、該第1の側は、層(b)に隣接する。第2のポリマー層は、前述のような第1のポリマー層(a)と同一または異なることができる。

本発明の体験用光学デバイスはさらに、少なくとも、層(c)の第2の側の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着剤(PSA)を備える。低粘着性PSAは、接着剤が光学レンズの表面に可逆的に接着性であるように選択される。光学レンズからの体験用光学デバイスの除去に応じて、低粘着性PSAは、実質的に、光学レンズの表面から解放され、したがって、光学収差を光学レンズの表面に付与せず、かつ表面上に観察可能な接着剤残留物を残さない。

本発明において使用される低粘着性PSAの非限定的実施例として、ポリビニルエーテル、アクリル接着剤、ポリアルファオレフィン、およびシリコーン接着剤、ならびにその混成物等の接着剤が挙げられる。一非限定的実施形態では、低粘着性PSAは、無酸アクリル系感圧式接着剤を含む。特定の実施形態では、低粘着性PSAは、FINAT Test Method FTM 1を使用して判定されるように、0.5N/25mm〜3.5N/25mmの剥離強度を呈する。

低粘着性感圧式接着層(d)は、低粘着性感圧式接着層と高粘着性接着層との間に介在される、ポリマー層(支持フィルム)が存在する、多層フィルムとして提供されることができる。低粘着性感圧式接着層(d)は、以下に説明されるように、光学レンズ表面に可逆的に接着するように適合される一方、高粘着性接着層は、ポリマー層(c)に接着したままであるように適合される。好適な高粘着性接着剤の実施例として、当技術分野において周知のように、限定ではないが、熱的に硬化性アクリルウレタン接着剤および光硬化性アクリレート接着剤が挙げられる。さらに、本発明において使用するために好適な高粘着性接着剤の剥離強度は、体験用光学デバイスが、それが添着されている眼鏡レンズの表面から除去されると、高粘着性接着剤がポリマー支持フィルムとポリマー層(c)との間の接着の完全性を維持しながら、低粘着性接着剤が、顕著な残留物を残さずに、レンズ表面から容易に除去されるような低粘着性接着剤の剥離強度に関連する。典型的には、高粘着性接着剤の剥離強度は、低粘着性接着剤の剥離強度を少なくとも5N/25mm上回る。

低粘着性感圧式接着剤(d)は、少なくとも、層(c)の第2の側の周辺ゾーン上に配置される。周辺ゾーンは、光学レンズへの可逆的接着を可能にし、実質的に、レンズ装着者の視覚に干渉しない、任意の周辺ゾーンであってもよい。特定の実施形態では、体験用光学デバイスは、側頭部周辺ゾーンおよび鼻周辺ゾーンを備える。本明細書で使用されるように、用語「側頭部周辺ゾーン」は、眼鏡レンズに適用されると、眼鏡装着者の側頭部に最も近い、デバイスの外側周縁上の体験用光学デバイスの面積を意味する。用語「鼻周辺ゾーン」は、眼鏡レンズに適用されると、眼鏡装着者の鼻柱に最も近い、デバイスの内側周縁上の体験用光学デバイスの面積を意味する。本明細書の以下の図2の説明を参照されたい。非限定的実施形態では、本発明の体験用光学デバイスは、眼科用レンズ等、種々の光学レンズの幾何学形状に近似する形状に切断されてもよい。当技術分野において公知の任意のフィルム変換技法が、使用されてもよい。そのような技法の非限定的実施例として、ダイ切断、キス切断、またはレーザ切断が挙げられる。切断に先立って、低粘着性感圧式接着剤(d)が、(c)の第2の側に細片として適用されてもよい。そのような細片は、前述の形状が切断されるとき、低粘着性PSAが、体験用光学デバイスをレンズ表面に添着するために十分な周辺ゾーンの面積を被覆することを前提として、幅が変動してもよい。体験用光学デバイスはさらに、低粘着性感圧式接着剤(d)に可逆的に接着性である可撤性ライナを備えてもよい。ライナは、体験用光学デバイスの形状およびサイズに合致してもよく、または物品の形状およびサイズを越えて延在してもよい。別個の可撤性ライナが、低粘着性PSAを備える周辺ゾーン毎に使用されてもよい。可撤性ライナは、透明フィルムライナまたは紙ライナを備えてもよい。可撤性ライナはさらに、低粘着性PSAを越えて延在するプルタブを備え、ライナの除去を促進してもよい。

ここで図1を参照すると、多層体験用光学デバイス1の一実施形態が、図1に示されており、存在し得る層の分解図を図示する。第1のポリマー層2は、光に影響を及ぼす特性を有する層3に隣接する。第2のポリマー層4は、層3の反対側に隣接する。層2、3、および4は、層3がさらに積層接着剤を備える、積層を備えてもよい。低粘着性感圧式接着剤5は、層3と反対の層4の表面の周辺側の一方または両方上に配置される。接着剤5に可逆的に接着性である、随意の可撤性ライナが、示されており、5の接着剤特性を保護し、かつ層4の表面をスクラッチおよび取扱から生じる他の欠陥から保護する役割を果たしてもよい。

ここで図2を参照すると、本発明の特定の実施形態では、体験用光学デバイスは、エンドユーザに対として提供されてもよい。図2は、一対の体験用光学デバイス7が可撤性ライナ6上に提供される、一実施形態を図示する。光学デバイスは、ユーザが一対の光学眼鏡を提供される配向において適用し得るように配向される。すなわち、低粘着性感圧式接着剤が、鼻周辺ゾーン5aおよび側頭部周辺ゾーン5b内に位置する。

前述のように、本発明はさらに、多層体験用光学デバイスであって、第1の側および対向する第2の側を有し、かつ光に影響を及ぼす特性を有する、少なくとも1つのポリマー層と、少なくとも、ポリマー層の第2の側の周辺ゾーン上に配置される低粘着性感圧式接着層とを備える、デバイスを提供する。体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である。ポリマー層ならびに低粘着性感圧式接着層は、本明細書に前述の個別のポリマー層および低粘着性感圧式接着層のいずれかを含むことができる。

加えて、本発明は、多層体験用光学デバイスであって、(A)第1の側および対向する第2の側を有する、第1のポリマー層と、(B)第1のポリマー層(A)と同一または異なり、かつ第1の側および対向する第2の側を有する少なくとも1つの第2のポリマー層であって、層(B)の第1の側は、層(A)の第2の側に隣接する、少なくとも1つの第2のポリマー層と、(C)随意に、第1のポリマー層(A)と第2のポリマー層(B)との間に介在される、接着層と、(D)少なくとも、ポリマー層(B)の第2の側の周辺ゾーン上に配置される、低粘着性感圧式接着層とを備える、デバイスを対象とする。層(A)、(B)、および(C)のうちの少なくとも1つは、光に影響を及ぼす特性を有する。体験用光学デバイスは、光学レンズに可逆的に接着性である。ポリマー層(A)および(B)は、前述のもののいずれかを含むことができる。随意の接着層(C)は、当該技術分野において認識されている積層接着剤のいずれかを含むことができ、低粘着性感圧式接着層(D)は、前述の低粘着性接着剤のいずれかを含むことができる。

本発明は、以下の実施例により具体的に説明されるが、これは、例証にすぎないことが意図され、その中の多数の修正および変形例が、当業者に明白となるであろう。別様に規定されない限り、全ての部分および全ての割合は、重量比である。

(実施例1):フォトクロミックフィルムの実験調製

13−フェニル−3−(4−モルホリノフェニル)−13,13−ジメチル−インデノ[2′,3′:3,4]ナフト[1,2−b]ピラン。 23−(4−モルホリノフェニル)−3−(4−ブトキシフェニル)−13,13−ジメチル−インデノ[2′,3′:3,4]ナフト[1,2−b]ピラン。 3第US6,296,785号の実施例Dにおいて合成されたフォトクロミック染料。 43−(4−メトキシフェニル)−3−(4−ブトキシフェニル)−6−メトキシ−13,13−ジメチル−インデノ[2′,3′:3,4]ナフト[1,2−b]ピラン。 5BASFから利用可能な酸化防止剤 前述の表1に列挙された調合1−7のそれぞれの成分は、8.4g酢酸エチル中に溶解され、60℃まで加熱され、完全溶解が観察されるまで撹拌された。染料溶液は、次いで、専用の硬化性無酸アクリル積層接着剤の中に混合された。各混成物は、15分間、磁気撹拌器で徹底的に混合された。 5cm2のテレフタル酸ポリエチレン(「PET」)フィルムの区分が、乾燥フィルム厚25μmを達成するために、5秒間、低速スピンレート500rpmで、かつ5秒間、高速スピンレート1100rpmで、接着剤混成物のそれぞれでスピンコーティングされた。 フィルムは、5分間、140℃で実験室規模の炉内で硬化され、続いて、周囲温度まで冷却された。フィルムは、次いで、積層スピード設定5および積層圧力30psiを使用し、ChemInstruments, Inc.によって製造されたモデルLL100Laboratory Laminatorを使用して、PETフィルムの第2のシートに積層された。 楕円形形状が、手動式切断プレスを使用して、結果として生じる積層の区分から切断された。楕円形フィルムは、照射レベル6.7W/m2においてUVアーク灯光源に暴露され、本時点において、フィルムは、比較的にクリアかつ無色状態から色合いが付けられた有色状態に変化したことに留意されたい。サンプルは、UV光源の除去に応じて、比較的にクリアかつ無色状態に戻った。

(実施例2):自己接着型体験用フォトクロミック楕円形の調製 サイズA4シートの専用フォトクロミックPET積層が、実施例1におけるように、手動式切断プレスを使用して、楕円形に切断された。サイズA4の両面接着剤が、対向する高粘着性および低粘着性表面を用いて得られた。両面接着剤の薄い細片が切断され、保護剥離ライナが、転写接着剤のより高い粘着性側から除去された。接着剤細片は、続いて、手を用いて、周辺ゾーンのそれぞれの最大被覆率が楕円形の縁から3mmとなるように、楕円形の鼻周辺および側頭部周辺ゾーンに適用された。PET積層に接着された高粘着性接着剤は、FINAT Test Method FTM 1に従って測定されるように、剥離強度6.3N/25mmを呈した。縁を越えて延在する過剰接着剤フィルムは、レーザブレードを使用して除去された。

(実施例3):光学レンズへの体験用フォトクロミック楕円形の接着 実施例2からの楕円形は、続いて、2つの異なる光学レンズ、すなわち、アリルジグリコールカーボネートレンズ材料と、Essilor Internationalから利用可能なEssilor TRIO(R)反射防止コーティングでコーティングされたアリルジグリコールカーボネートレンズに適用された。楕円形は、17日間、レンズに接着されたままであり、その後、レンズから剥離によって除去された。レンズは、続いて、接着剤の結果による任意の観察可能視覚的欠陥に関して検査された。ストリップライト検査方法を使用して検査されたとき、レンズのいずれにも観察可能な残留接着剤ならびに視覚的欠陥は、存在しなかったことに留意されたい。光学レンズへの低粘着性接着剤の剥離強度は、FINAT Test Method FTM 1に従って、0.8N/25mmであった。

本発明は、その特定の実施形態の具体的詳細を参照して説明された。そのような詳細は、付随の請求項に含まれる範囲を除いて、かつその範囲において、本発明の範囲の限定と見なされるように意図されない。

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