Anchor metal for optical lens fixation

申请号 JP20882499 申请日 1999-07-23 公开(公告)号 JP2000047148A 公开(公告)日 2000-02-18
申请人 Lak Cheong; チョン ラク; 发明人 CHEONG LAK;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To sufficiently fix a lens without any cracking by providing a screw end part, which is made to abut against a lens surface, with a means which forms a groove on the lens surface when a screw is rotated.
SOLUTION: The end part 46 has a center recessed part 48 arranged along the axis of the screw 40 and demarcates an edge end 50 isolated from the center axis. The end edge 50 is preferably circular and relatively pointed. When the screw 40 is rotated so as to move toward a wall and clamp the lens, the edge end 50 pushes a small amount of lens material away to form an arch- shaped groove 52 on the lens surface. The groove 52 becomes circular after the screw makes one rotation on the axis and is demarcated between the deposit 54 of a material in an external ring shape and a swell of the material at the center part, i.e., a projection part 56. The stress applied to the lens surface by the screw 40 is distributed over the surface without being concentrated on a single point. Therefore, the lens can be clamped and fixed tightly without being cracked.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 光学レンズ表面に当接するようになっている端部を有する本体を含む留め金に光学レンズを固定するためのねじであって、同ねじがレンズ表面に対して動くとき前記端部がレンズ表面内に溝を形成するための手段を含むようにしたねじ。
  • 【請求項2】 前記溝形成手段が凹所を含むことを特徴とする、請求項1に記載のねじ。
  • 【請求項3】 前記凹所が前記端部内に縁端を画成することを特徴とする、請求項2に記載のねじ。
  • 【請求項4】 前記縁端が実質的に円形であることを特徴とする、請求項3に記載のねじ。
  • 【請求項5】 前記縁端が比較的尖っていることを特徴とする、請求項3に記載のねじ。
  • 【請求項6】 前記ねじ本体が軸線を有し、前記凹所が該軸線に沿って配置されていることを特徴とする、請求項2に記載のねじ。
  • 【請求項7】 前記ねじが軸線を有し、前記溝形成手段が該軸線から離隔した縁端を含むことを特徴とする、請求項1に記載のねじ。
  • 【請求項8】 ねじ収容孔を有する壁と、前記ねじが前記孔の中に回転可能に収容されるとレンズ表面に当接するようになっている端部を有する、外側にねじが切られた本体を備えたねじとを含む光学レンズ保持用留め金であって、前記端部は、前記ねじが前記壁に対して回されるときレンズ表面内に溝を形成するための手段を含むようになっていることを特徴とする留め金。
  • 【請求項9】 前記溝形成手段が凹所を含むことを特徴とする、請求項8に記載の留め金。
  • 【請求項10】 前記凹所が前記端部内に縁端を画成することを特徴とする、請求項9に記載の留め金。
  • 【請求項11】 前記縁端が実質的に円形であることを特徴とする、請求項10に記載の留め金。
  • 【請求項12】 前記縁端が比較的尖っていることを特徴とする、請求項11に記載の留め金。
  • 【請求項13】 前記ねじ本体が軸線を有し、前記凹所が該軸線に沿って配置されていることを特徴とする、請求項9に記載の留め金。
  • 【請求項14】 前記ねじ本体が軸線を有し、前記溝形成手段が該軸線から離隔した縁端を含むことを特徴とする、請求項8に記載の留め金。
  • 【請求項15】 前記縁端は、ねじが回されるときレンズ表面内にアーチ形の溝を形成することを特徴とする、
    請求項14に記載の留め金。
  • 【請求項16】 前記縁端は、前記ねじが回されるときレンズ表面内に実質的に円形の溝を形成することを特徴とする、請求項11に記載の留め金。
  • 【請求項17】 光学レンズの厚さよりも長い距離だけ前記第一の壁から離隔した第二の壁を更に含むことを特徴とする、請求項8に記載の留め金。
  • 【請求項18】 尾部バー(tail bar)を更に含むことを特徴とする、請求項8に記載の留め金。
  • 【請求項19】 前記尾部バーが前記壁から延在していることを特徴とする、請求項18に記載の留め金。
  • 【請求項20】 留め金に取り付けられたブリッジ部材を更に含むことを特徴とする、請求項8に記載の留め金。
  • 【請求項21】 前記ブリッジ部材が端部を有し、前記留め金が該ブリッジ部材の該端部に取り付けられていることを特徴とする、請求項20に記載の留め金。
  • 【請求項22】 ブリッジ部材の対向する両端に取り付けられている第一及び第二の留め金であって、各々が、
    溝形成手段を有する端部を含むねじと、尾部バーとを備えた第一及び第二の留め金を利用して、眼鏡用の個別仕様のクリップ留め式組立体を形成する方法において、 (a)眼鏡の形状に合致するように第一及び第二の光学レンズを形成する工程と; (b)第一及び第二の光学レンズにおける、第一及び第二の留め金が配置さるべき場所をマークする工程と; (c)第一及び第二の留め金をそれぞれ、それらのマークと位置合わせする工程と; (d)光学レンズを留め金に挿入する工程と; (e)ねじを締め付けて、各ねじが、隣接する光学レンズの表面内に実質的に円形の溝を形成するようにする工程と; (f)クリップ留め式組立体を眼鏡と位置合わせする工程と; (g)留め金の尾部バーを曲げて、眼鏡のフレームと係合させる工程と;を含むことを特徴とする方法。
  • 【請求項23】 第三及び第四の留め金を光学レンズに取り付ける工程を更に含むことを特徴とする、請求項2
    1に記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、クリップ留め式サングラス組立体に関するもので、より詳しくは、本発明は、同組立体が着脱自在に眼鏡に装着できるようにする留め金にサングラス・レンズを固定するためのねじに関するもので、又、このような組立体を種々のサイズや形状のサングラス構造体にぴったり合うようにカスタマイズするために同ねじを利用する方法に係わるものである。

    【0002】本発明は、主として、クリップ留め式サングラス組立体に用いられるサングラス・レンズを固定するために使用することを意図しており、従って本明細書ではその趣旨に沿って説明するが、固定さるべきレンズの種類は、本発明に対して限定されていると考えるべきではない。 本発明は、いかなる種類の光学レンズを固定するのにも等しく役立つはずである。 例えば、処方レンズも、眼鏡に被せて装着するよう設計されたクリップ留め式組立体に固定して、字を読むための二焦点レンズを形成する等、現在のレンズ処方を修正することができる。

    【0003】

    【従来の技術】クリップ留め式サングラス組立体は、一対の光減衰用プラスチックレンズ又はガラスレンズを支える金属又はプラスチック製のフレーム部材を備える。
    眼鏡にクリップ留め式組立体を着脱自在に装着する機構が設けられている。 従来の装着機構は、眼鏡のブリッジに装着する機構(「センターブリッジ装着」として知られる)か、又は眼鏡フレームの周辺部に装着する機構か、のどちらかである。

    【0004】商業的に受け入れられ得るためには、クリップ留め式組立体は、軽く、堅牢で、廉価でなければならない。 又、クリップ留め式組立体は、眼鏡に対する取り付け、取り外しが容易でなければならない。 更に、クリップ留め式組立体は、眼鏡を、特にレンズを傷めることなく眼鏡に装着されなければならない。

    【0005】センターブリッジ装着機構の普通のタイプの中の一つは、クリップ留め式サングラス組立体のブリッジに取り付けられたクランプを利用している。 このクランプは、対向するクランプ部分の対から成り、これらのクランプ部分対は、これらの間の眼鏡のレンズと摩擦係合するように、バネを利用して互いにを加え合っている。 この種のクランプの例が、1971年4月20日にLeblanc に対して発行された米国特許第3,575,4
    97号、1992年11月17日にShelton に対して発行された米国特許第5,164,749号、及び1994
    年9月6日にFriedman に対して発行された米国意匠特許D350,359号に開示されている。

    【0006】これらの従来技術のクランプ機構は、多種多様なタイプの眼鏡にぴったり合うことができるという利点を有する。 しかし、これらの機構は欠点も持つ。 クランプ機構は、組み立てられなければならないいくつかの部分から成るので、比較的高価に付き、且つ信頼性があまり高くない。 これらの部分は、レンズをきつく締め付けるので、場合によってはレンズを引っかくかも知れない。 更に、これらの部分は視野を一部妨げる可能性もある。

    【0007】眼鏡フレームの周辺部に装着するタイプの機構は、センターブリッジ装着の上記の欠点を持たない。 しかしながら、この機構は、眼鏡フレームに精確に合うように位置決めされなければならないので、このタイプの装着法を利用した組み立て方は、フレームごとにカストマイズされなければならない。 このような機構は、組立体が眼鏡フレームに「カチッと被さる」ことを可能にするいくつかの留め金を使用する。 この種のクリップ留め装着法の一例が、1992年6月23日にSalk
    に対して発行された米国特許第5,123,724号に示される。 留め金は、サングラス・レンズに取り付けられ、これを支える。 これらの留め金は、レンズの重量を支え、且つレンズの相対的な動きを防止するのに十分確実な方法でレンズを保持しなければならない。 このことは、レンズ表面に過度の応力を加えることなしに遂行されなければならない。 過度の応力を加えると、レンズに亀裂を生じる可能性がある。

    【0008】Salkは、例えば、レンズを留め金に固定するために接着剤を用いることを教示している。 しかし、
    接着剤は、汚くて、眼鏡製造業者が使いにくく、又、レンズをしっかりとは保持しない可能性がある。 Salk以外の特許権者は、ねじを用いてレンズを留め金内の凹所にクランプした。 しかし、従来のねじは、極めて堅く締め付けない限り、レンズをしっかりとは保持しない。 レンズをきちんと固定するためにねじを十分に締め付けると、ねじ端部がレンズの極めて小さな面積に高い応力を加える傾向があるため、レンズに亀裂を発生させる可能性がある。

    【0009】留め金は組立体のレンズ周辺部に位置しているので、組立体は、眼鏡のフレームにぴったり合うためには、組立体が被せられる多数の異なったサイズ及び形状のフレームのうちの特定の一つに合うようにカストマイズされ得なくてはならない。 従って、留め金は、眼鏡製造業者によってレンズのいかなる所要位置にも容易に取り付けられ得るように組み立てることが必要である。

    【0010】

    【発明が解決しようとする課題】レンズの亀裂発生に係わる問題点を克服し、同時に、カスタマイゼーション(個別ユーザに合わせた組み立て)を可能にする留め金を提供するため、本出願者は、レンズを亀裂発生なしにしっかりと保持するクリップ留め式サングラス組立体を形成する留め金に用いられる独特のねじを発明した。 このねじは構造が簡単であり、廉価で信頼性が高い。 このねじによって、眼鏡製造業者は、クリップ留め式組立体を、容易で素早い方法で、多種多様なサイズ及び形状のサングラスに合うようにカストマイズすることが可能になる。

    【0011】従って、本発明の主目的は、レンズを亀裂発生なしに十分に固定する独特な構造のねじを利用する光学レンズ固定用留め金を提供することにある。

    【0012】本発明の別の目的は、レンズ表面に加えられた応力を比較的大きな面積に分布させるよう設計されたねじを利用する光学レンズ固定用留め金を提供することにある。

    【0013】本発明の更に別の目的は、クリップ留め式組立体を、簡単で効果的な方法で、多種多様なサイズ及び形状のサングラスに合うようにカストマイズすることができる、光学レンズ固定用留め金を提供することにある。

    【0014】

    【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれば、光学レンズを留め金に固定するねじが提供される。
    このねじは、レンズ表面に当接されるようになっている端部を含む本体を有する。 このねじ端部は、ねじが回されるときレンズ表面内に溝を形成する手段を備える。

    【0015】この溝形成手段は、ねじ端部に縁端を画成する凹所を含む。 この縁端は、ねじの中心から離隔しており、なるべく、実質的に円形であることが望ましい。
    又、この縁端は、比較的尖っていることが好ましい。

    【0016】ねじ本体は、ねじを締め付けるための回転軸を有する。 凹所は、この回転軸に沿って位置することが望ましい。

    【0017】本発明の別の態様によれば、光学レンズを保持する留め金が提供される。 留め金には、内側にねじが切られたねじ(雌ねじ)であって、孔を収容するねじを有する壁が含まれる。 外側にねじが切られた本体を有するねじが、その孔の中に収容されるようになっている。 このねじ本体は、ねじが回転可能に孔の中に収容されるとレンズ表面に当接するようになっている端部を有する。 このねじ端部は、ねじが孔の内部で回されるときレンズ表面内に溝を形成する手段を備える。

    【0018】この溝形成手段は、ねじ端部に縁端を画成する凹所を含む。 この縁端は、ねじの中心から離隔しており、なるべく、実質的に円形であることが望ましい。
    又、この縁端は、比較的尖っていることが好ましい。

    【0019】ねじ本体は軸線を有する。 凹所は、ねじ本体のこの軸線に沿って位置する。

    【0020】縁端は、レンズ表面内に実質的に円形の溝を形成する。 外側にねじが切られたねじ(雄ねじ)の壁は、ねじを回してねじに溝を形成させるとき、内側にねじが切られた留め金の孔と協働する。

    【0021】第二の壁が留め金の一部として設けられている。 この第二の壁は、光学レンズの厚さよりも長い距離だけ第一の壁から離隔している。

    【0022】留め金は、更に尾部バーを含む。 この尾部バーは第一の壁から延在している。

    【0023】ブリッジ部材が留め金に取り付けられている。 このブリッジ部材は端部を有する。 留め金は、このブリッジ部材の端部に取り付けられている。

    【0024】本発明の別の態様によれば、眼鏡用の個別仕様のクリップ留め式組立体を形成する方法が提供される。 この方法は、ブリッジ部材の対向する両端に取り付けられた第一及び第二の留め金を利用するが、各留め金は、縁端を画成する凹所を含む端部を有するねじと、尾部バーとを備える。 この方法は、 (a)眼鏡の形状に合致するように第一及び第二の光学レンズを形成する工程と; (b)第一及び第二の光学レンズの各々における、第一及び第二の留め金が配置さるべき場所をマークする工程と; (c)第一及び第二の留め金をそれぞれ、それらのマークと位置合わせする工程と; (d)光学レンズを留め金に挿入する工程と; (e)ねじを回して、各ねじの端部が、各光学レンズの表面内に実質的に円形の溝を形成するようにする工程と; (f)クリップ留め式組立体を眼鏡と位置合わせする工程と; (g)留め金の尾部バーを曲げて、眼鏡のフレームと係合させる工程と;を含む。

    【0025】この方法は、第三及び第四の留め金を光学レンズに取り付ける工程も含む。

    【0026】本発明は、特許請求の範囲で述べた通り、
    又、添付図面を参照しながら以下の明細書で詳細に説明する通り、上記の諸目的、及び今後現れるかもしれない別の目的に沿った光学レンズ固定用留め金に関するものである。 これらの添付図面において、同じ番号は同じ部分を示す。

    【0027】

    【発明の実施の形態】図1から分かるように、全体的にAで表されるクリップ留め式組立体が、全体的にCで表される留め金(四個が図示されている)を用いることにより、全体的にBで表される一つの眼鏡に脱着可能に装着されるように作られている。 以下に詳しく説明するように、組立体Aは、眼鏡Bのサイズと形状に対処できるようにカストマイズされている。

    【0028】組立体Aは、通常、光減衰の性質を持つ一対の光学要素、すなわち光学レンズ10を含む。 このレンズ10は、ガラス製でもプラスチック製でもよい。 ブリッジ部材12が、二つの上部留め金14、16の各端部に溶接されるか、もしくは固着されている。 下部留め金18、20は、レンズ10の下部に位置する。 ブリッジ部材は薄い金属で形成されているので、「曲がる」ことができ、眼鏡からクリップ留め式組立体に対する取り付け、取り外しが可能になる。

    【0029】眼鏡Bは、光学レンズ22、24と、蝶番式のつる部分28を含む金属又はプラスチック製フレーム26から成る。 フレーム26は、レンズ22、24を保持する。

    【0030】各留め金Cは、金属で作られており、図2
    から最も良く分かるように、前方壁30、後方壁32、
    及び連絡部34を含む。 連絡部34は、壁30、32を離隔させ、これらの壁をほぼ平行関係に維持し、これら両壁の間にレンズ収容凹所36を形成する。

    【0031】壁32は、内側にねじが切られた孔38を有するが、この孔38は壁32を貫通し、ねじ40を収容するようになっている。 このねじ40の構造は図3から最も良く分かる。

    【0032】図3は、ねじ40が、外側にねじ山が付けられ、一端にヘッド44を持つ円柱状本体42を有することを示す。 ねじ40の他端46は、レンズ10の表面に当接するようになっている。 ヘッド44は通常、従来技術の場合のように、時計職人用ねじ回し(jeweler's
    screw driver)の刃を受けるようになっている溝(図示せず)を有する。 しかし、これ以外のヘッド形状も実施可能である。

    【0033】端部46は、ねじの軸線に沿って配置されていることが望ましい中央凹所48を備える。 凹所48
    は、ねじ中心軸から離隔した縁端50を画成する。 縁端50は、円形で、且つ比較的尖っていることが好ましい。

    【0034】ねじ40が壁30の方に進んでレンズをクランプするようにねじ40を壁32に対して回すと、縁端50が少量のレンズ材料を押しのけ、レンズ表面内にアーチ形の溝52が形成される。 図3、4に理想的な形状で示されるように、溝52は、ねじがその軸線を中心に少なくとも一回転回された後は、実質的に円形になる。 溝52は、外環状をなす材料の堆積54と中央部の材料の盛り上り、すなわち突起部56との間に画成されている。 このため、ねじによってレンズ表面に加えられた応力は、従来のねじの場合のように単一点に集中するということはなく、かなりの面積にわたって分布する。
    従って、ねじは、レンズに亀裂を発生させることなく、
    レンズを留め金に対してしっかりと固定するよう締め付けることができる。

    【0035】壁32から延在しているのは尾部バー58
    であり、これは熱収縮性のプラスチック・スリーブ60
    に取り囲まれている。 図5から最も良く分かるように、尾部バー58は、曲げられて凹所を形成し、眼鏡のフレームと係合する。 フレーム26の64と接触する壁32の表面上に保護層62が設けられ、緩衝作用を行ない、フレームを傷めないようにしている。

    【0036】図6は、個別仕様の組立過程における諸工程を示す。 工場は、ブリッジ部材に、対向両端に取り付けられる第一及び第二の留め金を供給する。 先ず、眼鏡製造業者又は他の光学器械労働者は、平らな紙に眼鏡B
    の輪郭をトレースする。 クリップ留め式組立体に用いらるべき光学レンズ10は、そのサイズと形状が眼鏡のそれらとマッチするように縁が形成される。 次に、レンズ10は、留め金Cが配置される場所を示すためにマークが付けられる。 ブリッジ部材12は、その各端部に上部留め金14、16が溶接されるが、このブリッジ部材1
    2は、上部留め金に対するマークと位置合わせされる。
    留め金18、20は、下部留め金に対するマークの上に位置決めされる。 留め金は全て、ねじ40を締め付けることによって固定される。 クリップ留め式組立体は眼鏡と位置合わせされ、尾部バー58は眼鏡のフレーム26
    と係合するよう曲げられる。

    【0037】本発明は、独特の構造を持つねじを利用してレンズを亀裂発生なしに固定するクリップ留め式組立体における、光学レンズ固定用留め金に関するものであることが今や理解されるであろう。 この留め金は、円形縁端を画成する、ねじ内の凹所を創生することによって達成される。 ねじを回すと、レンズ材料が押しのけられて、レンズ表面内に円形溝が形成され、このため、レンズに加えられた応力は、レンズの亀裂形成を促進しがちな単一点への集中は起こさず、比較的大きな面積にわたって分布する。

    【0038】本発明のただ一つの好ましい実施例を説明の目的で開示したが、本発明に対しては数多くの変更や修正を実施し得ることは明らかである。 本発明は、特許請求の範囲によって限定される本発明の範囲に属する全ての変更や修正を含むものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の留め金を付けた代表的なクリップ留め式組立体、及びこの組立体がカストマイズされてぴったり合う眼鏡の組立分解等角図である。

    【図2】本発明の一つの留め金の拡大断面図で、尾部バーを曲げる前の状態を示す。

    【図3】留め金内に利用されているねじの拡大断面図と、ねじによって溝が形成されたレンズ表面の(理想化された)拡大断面図である。

    【図4】溝を有するレンズ表面の(理想化された)拡大正面図である。

    【図5】眼鏡フレームと係合させるために尾部バーが曲げれれた留め金の拡大断面図である。

    【図6】本発明の留め金を付けた個別仕様のクリップ留め式組立体を組み立てる工程を示すフローチャートである。

    【符号の説明】

    10 クリップ留め式組立体用の光学レンズ 12 ブリッジ部材 14、16 上部留め金 18、20 下部留め金 22、24 眼鏡用光学レンズ 26 フレーム 28 蝶番式つる 30 前方壁 32 後方壁 36 レンズ収容凹所 38 内側にねじが切られた孔 40 ねじ 42 ねじ本体 46 ねじ端部 48 ねじ中央凹所 50 ねじ縁端 52 溝 56 突起部 58 尾部バー

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