Head-mounted display device, glasses modern display equipment and display equipment for glasses |
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申请号 | JP2012027663 | 申请日 | 2012-02-10 | 公开(公告)号 | JP5319803B2 | 公开(公告)日 | 2013-10-16 |
申请人 | オリンパス株式会社; | 发明人 | 良平 杉原; | ||||
摘要 | The head-mounted display device is attached to any eyeglass frame (300) for use, and is provided with a first chassis (100) and a second chassis (200). The first chassis (100) is provided with a first electrical part (102) that includes a display element (101), and an ocular optical part (103) by which a display image produced by the display element (101) is observable to the user as a virtual image. The second chassis (200) is an eyeglass temple tip for display equipment having a temple connection part (201) for attachment to a temple part (301) of the eyeglass frame (300), and is provided with a second electrical part (202) and an attachment part (203) for detachably supporting the first chassis (100) through engagement therewith. In a state in which the first chassis (100) is supported engaged by the attachment part (203), the first electrical part (102) and the second electrical part (102) are electrically coupled. | ||||||
权利要求 | 眼鏡フレームに取り付けて使用される頭部装着型表示装置であって、 第1筐体及び第2筐体を備え、 前記第1筐体は、表示素子を含む第1電装部と、前記表示素子による表示画像を使用者に虚像として観察可能とする接眼光学部とを備え、 前記第2筐体は、前記眼鏡フレームのテンプル部に取り付けられるテンプル接続部を有する表示機器用眼鏡モダンであって、第2電装部と、前記第1筐体を着脱自在に係合支持する取り付け部とを備え、 前記取り付け部への前記第1筐体の係合支持状態で、前記第1電装部及び前記第2電装部が電気的に結合される、 ことを特徴とする頭部装着型表示装置。 前記第1筐体の前記取り付け部への係合支持状態で、前記第1筐体の荷重が前記第2筐体を介して前記使用者の耳に加わる、 ことを特徴とする請求項1に記載の頭部装着型表示装置。 前記取り付け部及び前記第1筐体の各々は、前記第1筐体の前記取り付け部への係合支持状態で、前記第1電装部及び前記第2電装部を電気的に結合する少なくとも一対の電極を有する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の頭部装着型表示装置。 前記取り付け部は、前記第1筐体を前記テンプル部に沿ってスライド可能に係合支持し、 前記取り付け部及び前記第1筐体の各々は、前記第1筐体の前記取り付け部への係合支持状態で、前記第1電装部及び前記第2電装部を電気的に結合する少なくとも一対の電極を有する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の頭部装着型表示装置。 前記取り付け部及び前記第1筐体の各々における前記一対の電極は、前記ウェアラブル機器のスライド方向と直交する方向に離間して配置されている、 ことを特徴とする請求項4に記載の頭部装着型表示装置。 前記取り付け部は、前記使用者の耳の上方に配置される、 ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置。 前記取り付け部は、前記使用者の耳の前方に向かって下がる向きに傾斜した形状である、 ことを特徴とする請求項6に記載の頭部装着型表示装置。 前記第2電装部には、電源部、ユーザ情報取得部、音声出力部、制御部の少なくとも一つが収容される、 ことを特徴とする請求項1〜7に記載の頭部装着型表示装置。 前記第2電装部にはバッテリが収容され、 前記第1筐体の前記取り付け部への係合支持状態で、前記バッテリから前記第1電装部へ給電される、 ことを特徴とする請求項8に記載の頭部装着型表示装置。 前記第2筐体は、重心が前記使用者の耳の後方に位置する、 ことを特徴とする請求項9に記載の頭部装着型表示装置。 前記バッテリは前記使用者の耳の後方に配置される、 ことを特徴とする請求項9に記載の頭部装着型表示装置。 前記第2電装部にはセンサが内蔵され、 前記第1筐体の前記取り付け部への係合支持状態で、前記センサの出力情報が前記第1電装部へ伝送される、 ことを特徴とする請求項8に記載の頭部装着型表示装置。 前記第2電装部にはスピーカが内蔵され、 前記第1筐体の前記取り付け部への係合支持状態で、前記第1電装部から前記第2電装部へ音声信号が伝送される、 ことを特徴とする請求項8に記載の頭部装着型表示装置。 前記第2電装部には、センサ、信号処理回路、メモリ及びバッテリが内蔵され、 前記第1筐体の前記取り付け部への非係合支持状態で、前記センサの出力情報が前記信号処理回路を経て前記メモリに蓄積される、 ことを特徴とする請求項8に記載の頭部装着型表示装置。 前記第2電装部には、前記表示素子の駆動回路が内蔵され、 前記第1筐体の前記取り付け部への係合支持状態で、前記駆動回路により前記表示素子が駆動される、 ことを特徴とする請求項8に記載の頭部装着型表示装置。 眼鏡側電装部を有する表示機器用眼鏡モダンに、着脱自在に係合支持される眼鏡用表示機器であって、 表示素子を含む表示側電装部と、 前記表示素子による表示画像を使用者に虚像として観察可能とする接眼光学部と、 前記表示機器用眼鏡モダンへの係合支持状態で、前記表示側電装部を前記眼鏡側電装部に電気的に結合するモダン接続部と、を備える、 ことを特徴とする眼鏡用表示機器。 表示素子を含む表示側電装部と前記表示素子による表示画像を使用者に虚像として観察可能とする接眼光学部とを備える眼鏡用表示機器を、着脱自在に係合支持する表示機器用眼鏡モダンであって、 眼鏡側電装部と、 前記眼鏡用表示機器の係合支持状態で、前記眼鏡側電装部を前記表示側電装部に電気的に結合する表示接続部と、を備える、 ことを特徴とする表示機器用眼鏡モダン。 |
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说明书全文 | 本発明は、眼鏡フレームに取り付けて使用される頭部装着型表示装置、眼鏡用表示機器及び表示機器用眼鏡モダンに関するものである。 従来、頭部装着型表示装置を、眼鏡フレーム等の支持フレームにアタッチメントを介して取り付けて使用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 また、頭部装着型表示装置を、専用の眼鏡フレームに取り付けて使用するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。 しかしながら、特許文献1に開示のように、眼鏡フレームのテンプル部にアタッチメントを介して表示装置を取り付ける場合は、着脱が面倒になる。 また、表示装置全体を片側のテンプル部中央付近で支えることになるため、装着時の重量バランスが悪くなって、眼鏡が傾き易くなり、装着感や安定性が損なわれることになる。 これに対し、特許文献2に開示のように、専用の眼鏡フレームを使用する場合は、アタッチメントが不要となり、表示装置の着脱が容易になる。 しかし、この場合も表示装置全体を片側のテンプル部前方で支えるようにしているため、特許文献1の場合と同様に、装着時の重量バランスが悪くなって、眼鏡が傾き易くなり、装着感や安定性が損なわれることになる。 したがって、かかる観点に鑑みてなされた本発明の目的は、容易に着脱できるとともに、装着感や安定性を向上でき、快適に使用できる頭部装着型表示装置、眼鏡用表示機器及び表示機器用眼鏡モダンを提供することにある。 上記目的を達成する本発明に係る頭部装着型表示装置の要旨構成は、以下に示す通りである。 (2)上記(1)に記載の頭部装着型表示装置において、 (3)上記(1)または(2)に記載の頭部装着型表示装置において、 (4)上記(1)または(2)に記載の頭部装着型表示装置において、 (5)上記(4)に記載の頭部装着型表示装置において、 (6)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の頭部装着型表示装置において、 (7)上記(6)に記載の頭部装着型表示装置において、 (8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載の頭部装着型表示装置において、 (9)上記(8)に記載の頭部装着型表示装置において、 (10)上記(9)に記載の頭部装着型表示装置において、 (11)上記(9)に記載の頭部装着型表示装置において、 (12)上記(8)に記載の頭部装着型表示装置において、 (13)上記(8)に記載の頭部装着型表示装置において、 (14)上記(8)に記載の頭部装着型表示装置において、 (15)上記(8)に記載の頭部装着型表示装置において、 さらに、上記目的を達成する本発明に係る眼鏡用表示機器の要旨構成は、以下の通りである。 さらに、上記目的を達成する本発明に係る表示機器用眼鏡モダンの要旨構成は、以下の通りである。 本発明によると、容易に着脱できるとともに、装着感や安定性を向上でき、快適に使用できる頭部装着型表示装置、眼鏡用表示機器及び表示機器用眼鏡モダンを提供することができる。 以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。 (第1実施の形態) 眼鏡用表示機器100は、表示素子101を含む第1電装部(表示側電装部)102と、表示素子101による表示画像を使用者(装着者)に虚像として観察可能とする接眼光学部103とを備える。 なお、図1では、第1電装部102を、表示機器用眼鏡モダン200側に設けているが、接眼光学部103側に設けてもよい。 また、第1電装部102は、表示機器用眼鏡モダン200側及び接眼光学部103側に分離して設けて、それぞれの電装部をフレキシブルプリント配線板により接続してもよい。 この場合、表示素子101は、接眼光学部103側の電装部に設けられる。 表示機器用眼鏡モダン200は、図3に部分詳細図をも示すように、眼鏡フレーム300のテンプル部301に取り付けられるテンプル接続部201と、第2電装部(眼鏡側電装部)202と、眼鏡用表示機器100を着脱自在に係合支持する取り付け部である溝部203とを備える。 第2電装部202は、眼鏡フレーム300の装着状態において、使用者の耳の後ろの側頭部側に位置する後方部204に設けられる。 また、溝部203は、眼鏡フレーム300の装着状態において、使用者の耳のほぼ上部に位置する上方部205に設けられる。 この表示機器用眼鏡モダン200は、図2に示したように、テンプル接続部201に眼鏡フレーム300のテンプル部301が挿入されて、テンプル部301にあらかじめ連結されて使用される。 したがって、様々な形状の眼鏡フレームに使用可能である。 そして、表示機器用眼鏡モダン200は、眼鏡フレーム300の装着状態において、その重心が使用者の耳の後方に位置する。 なお、テンプル部301は、通常、モダン側の端部が細くなる先細形状となっている。 そして、図4に既存の眼鏡フレーム300を示すように、テンプル部301の先細部分がモダン302に着脱自在に挿入固定されるようになっている。 これにより、モダン302は、新しいものと交換可能となっている。 したがって、使用者が所有する眼鏡フレーム300のモダン302を、図3に示した表示機器用眼鏡モダン200に予め交換装着することにより、使い慣れた眼鏡フレーム300での頭部装着型表示装置の使用が可能となる。 溝部203は、半円柱空洞状に形成され、眼鏡用表示機器100をテンプル部301に対して前下がりに傾斜する前後方向にスライド可能に係合支持する。 つまり、溝部203は、耳に対して顔の方を前方としたときに、前方側が後方側に対して下がるように形成されている。 そのため、眼鏡用表示機器100には、図5及び図6に示すように、表示機器用眼鏡モダン200の溝部203に着脱自在に係合する円柱状の突起部104が設けられている。 なお、図5は、眼鏡用表示機器100の部分斜視図であり、図6は、図1のVI−VI線断面図である。 そして、眼鏡用表示機器100は、例えば、突起部104を、表示機器用眼鏡モダン200の溝部203の一方の端部から挿入することにより、容易に係合支持させることができる。 あるいは、表示機器用眼鏡モダン200の溝部203を、少なくとも眼鏡用表示機器100のスライド方向に沿った開口部が弾性変形可能に形成する。 そして、眼鏡用表示機器100の突起部104を、溝部203の軸線方向と直交する方向から開口部に押圧した際に、開口部を弾性変形させて開口を大きくし、これにより突起部104を開口部から溝部203に挿入して容易に係合支持させることができる。 本実施の形態に係る頭部装着型表示装置は、表示機器用眼鏡モダン200の第2電装部202にバッテリ210が収容される。 そして、表示機器用眼鏡モダン200の溝部203に眼鏡用表示機器100が係合支持された状態で、バッテリ210からの電力が眼鏡用表示機器100の第1電装部102に給電される。 そのため、表示機器用眼鏡モダン200の溝部203には、第2電装部202に収容されるバッテリ210からの電力を、眼鏡用表示機器100に給電するための一対の電極211,212が設けられている。 電極211,212は、半円柱空洞状の溝部203の内壁に、眼鏡用表示機器100のスライド方向と直交する方向に離間して配置されている。 本実施の形態では、電極211,212が、溝部203の内壁の対向する部分に配設されている。 また、眼鏡用表示機器100には、表示機器用眼鏡モダン200の溝部203に着脱自在に係合する円柱状の突起部104に、溝部203との係合状態で、溝部203の一対の電極211,212と接触する一対の電極111,112が設けられている。 本実施の形態では、電極211と電極111とが接触し、電極212と電極112とが接触するようになっている。 また、電極211及び電極111の少なくとも一方、及び、電極212及び電極112の少なくとも一方は、眼鏡用表示機器100のスライド範囲に亘って対応する電極と接触するように、それぞれスライド方向に延在して配設されている。 本実施の形態では、溝部203側の電極211,212が、スライド方向に延在して配設されている。 そして、眼鏡用表示機器100は、表示機器用眼鏡モダン200に取り付けられた眼鏡フレーム300の装着状態において、眼鏡用表示機器100の重心が使用者の耳より前方に位置する。 図7は、本実施の形態に係る頭部装着型表示装置における第1電装部102及び第2電装部202の構成を示す図である。 上述したように、表示機器用眼鏡モダン200の第2電装部202には、バッテリ210が収容される。 また、眼鏡用表示機器100側の第1電装部102には、上述した表示素子101の他に、信号処理回路120、無線通信回路121、表示素子駆動回路122が内蔵される。 信号処理回路120、無線通信回路121、表示素子駆動回路122及び表示素子101は、バッテリ210から電極211,212及び電極111,112を経て給電される電力を受けて動作する。 そして、無線通信回路121により受信された外部通信機器からの表示情報が、信号処理回路120により処理されて、表示素子駆動回路122を経て表示素子101に表示される。 本実施の形態に係る頭部装着型表示装置によると、表示機器用眼鏡モダン200の溝部203に眼鏡用表示機器100の突起部104を着脱可能に係合支持するので、眼鏡用表示機器100を容易に着脱することができるとともに、眼鏡用表示機器100の装着感や安定性を向上でき、頭部装着型表示装置を快適に使用することが可能となる。 また、頭部装着型表示装置の非使用時は、眼鏡用表示機器100を表示機器用眼鏡モダン200から取り外して、眼鏡フレーム300を使用することができる。 また、眼鏡用表示機器100は、テンプル部301に対して前下がりに傾斜して配置されて、その傾斜する前後方向にスライド可能に支持される。 したがって、眼鏡フレーム300の様々なサイズ及び使用者の頭部のサイズに合わせて、眼鏡用表示機器100の取り付け位置を容易に調整することができる。 また、使用者が眼鏡フレーム300を装着した状態で、眼鏡用表示機器100と耳との干渉を避けることができるとともに、眼鏡用表示機器100の前方が眼鏡フレーム300と干渉するのを避けることができる。 更に、表示機器用眼鏡モダン200の溝部203は、使用者の耳のほぼ上方部205に位置しているので、眼鏡用表示機器100の重量が眼鏡フレーム300の前側に掛かるのを防止することができる。 これにより、特に、眼鏡フレーム300の片側前方に重量がかかることによる、眼鏡フレーム300の傾きを防止することができ、眼鏡用表示機器100を使用者の耳で安定的に支持することができる。 したがって、眼鏡用表示機器100の装着感や安定性をより向上でき、頭部装着型表示装置をより快適に使用することが可能となる。 また、表示機器用眼鏡モダン200側にバッテリ210を収容させることにより、頭部装着型表示装置の重量を表示機器用眼鏡モダン200側と眼鏡用表示機器100側とに分散することができる。 特に、重量のあるバッテリ210を眼鏡フレーム300の支持部となる耳の後ろの側頭部側に位置する後方部204に配置することで、装着時に邪魔にならず、安定的に装着することができる。 さらに、表示機器用眼鏡モダン200の重心を使用者の耳の後方に位置させて、バッテリ210を使用者の耳の後方に配置することで、耳から離れた位置に配置される眼鏡用表示機器100の荷重によるモーメント力が軽減され、頭部装着型表示装置全体の重量バランスがよくなる。 つまり、眼鏡用表示機器100は、接眼光学部103を含むため、その重心が通常耳の前方に位置することになるが、表示機器用眼鏡モダン200の重心を使用者の耳の後方に位置させることにより、全体の重量バランスをとることができる。 したがって、頭部装着型表示装置の装着感及び安定性をより向上することができる。 また、眼鏡用表示機器100側にバッテリを内蔵させる必要がないので、眼鏡用表示機器100の重量低減、小型化に寄与し、外観デザインを向上させることができる。 (第2実施の形態) ここで、センサ221は、加速度センサ、方位センサ、GPS等の地図表示等に利用可能なセンサが内蔵される。 あるいは、筋電、脈波、体温等の人体情報取得用のセンサが人体に接して配置される。 特に、表示機器用眼鏡モダン220は、装着した状態での位置が頭部に対して一定であるため、加速度センサにより頭部の傾きがどの程度であるかを判定したり、方位センサにより頭部の向く方向がどちらであるかを判定したりする場合に都合が良い。 また、表示機器用眼鏡モダン220は、人体に直接接している部材でもあるため、人体に接して使用する、筋電センサ、脈波センサ、温度センサなどを内蔵して使用するのにも都合が良い。 図9は、図8の表示機器用眼鏡モダンを有する頭部装着型表示装置における第1電装部102及び第2電装部202の構成を示す図である。 上述したように、表示機器用眼鏡モダン220の第2電装部202には、センサ221が収容される。 また、眼鏡用表示機器100側の第1電装部102には、上述した表示素子101の他に、信号処理回路120、無線通信回路121、表示素子駆動回路122が内蔵されるとともに、バッテリ210が収容される。 そして、第1実施の形態の場合と同様に、無線通信回路121により受信された外部通信機器からの表示情報が、信号処理回路120により処理されて、表示素子駆動回路122を経て表示素子101に表示される。 また、センサ221の検出情報は、電極211,212及び電極111,112を経て信号処理回路120に供給されて処理される。 これにより、センサ221の検出情報に応じて表示素子101への表示情報が制御される。 なお、センサ221がバッテリ210からの電力を要する場合は、眼鏡用表示機器100側と表示機器用眼鏡モダン220とに、電極111,112及び電極211,212とは別個に、又は、一部共用して電力給電用の電極を設ける。 あるいは、センサ221の検出情報を適宜変調し、直流を分離する等の公知の手法を採用して、電極111,112及び電極211,212を、検出情報の伝送と電力の給電とに共用する。 本実施の形態に係る頭部装着型表示装置によると、表示機器用眼鏡モダン220にセンサ221を設けている。 ここで、表示機器用眼鏡モダン220は、上述したように眼鏡フレーム300の装着状態において、頭部に対して常に固定された決まった位置にあり、また、人体に対して常に接している。 したがって、センサ221が、例えば、加速度センサや方位センサのように、基準となる位置や向きが重要となるセンサの場合は、表示機器用眼鏡モダン220の位置が頭部に対して一定であるため、キャリブレーションなどを一度行うだけで毎回調整する必要がなくなる。 また、センサ221が、例えば、脈拍センサ、筋電センサ、温度センサ等の人体に接して使用されるセンサの場合は、表示機器用眼鏡モダン220が耳の裏側の側頭部に常に接しているため、生体情報を安定的にセンシングすることができる。 これにより、生体情報をセンシングしながら、情報表示が容易に可能となる。 その他、第1実施の形態の場合と同様の効果が得られる。 (第2実施の形態の変形例) (第3実施の形態) 図12は、図11の表示機器用眼鏡モダンを有する頭部装着型表示装置における第1電装部102及び第2電装部202の構成を示す図である。 上述したように、表示機器用眼鏡モダン220の第2電装部202には、スピーカ241が内蔵される。 また、眼鏡用表示機器100側の第1電装部102には、第2実施の形態の場合と同様に、表示素子101、信号処理回路120、無線通信回路121、表示素子駆動回路122が内蔵されるとともに、バッテリ210が収容される。 そして、上述した実施の形態の場合と同様に、無線通信回路121により受信された外部通信機器からの表示情報が、信号処理回路120により処理されて、表示素子駆動回路122を経て表示素子101に表示される。 また、無線通信回路121により受信された外部通信機器からの音声情報や音響情報は、信号処理回路120により処理されて、音声信号や音響信号として電極111,112及び電極211,212を経てスピーカ241に供給される。 これにより、使用者は、外部通信機器から取得した情報を、表示素子101とスピーカ241とにより視聴することができる。 もちろん、取得情報によっては、あるいは使用者による選択によっては、表示素子101による画像等の観察のみ、又は、スピーカ241による音声や音響の聴取のみも可能である。 本実施の形態に係る頭部装着型表示装置によると、眼鏡用表示機器100による画像等の観察と、表示機器用眼鏡モダン240による音声や音響の聴取とを行うことができる。 その他、第1実施の形態の場合と同様の効果が得られる。 (第3実施の形態の変形例) (第4実施の形態) 図15は、図14の表示機器用眼鏡モダンを有する頭部装着型表示装置における第1電装部102及び第2電装部202の構成を示す図である。 上述したように、表示機器用眼鏡モダン220の第2電装部202には、バッテリ210、メモリ261、信号処理回路120及びセンサ221が内蔵される。 また、眼鏡用表示機器100側の第1電装部102には、表示素子101、無線通信回路121、表示素子駆動回路122が内蔵される。 第1電装部102において、バッテリ210の電力は、メモリ261及び信号処理回路120に給電されるとともに、必要に応じてセンサ221に給電される。 また、バッテリ210の電力は、電極211,212及び眼鏡用表示機器100側の電極111,112を経て、眼鏡用表示機器100側の第1電装部102に搭載された無線通信回路121、表示素子駆動回路122及び表示素子101に給電される。 同様に、信号処理回路120の出力は、電極211,212及び電極111,112を経て表示素子駆動回路122に供給される。 なお、ここでは、表示機器用眼鏡モダン260側の電極211,212と、眼鏡用表示機器100側の電極111,112とを、電力の供給と信号の授受とに共用している。 したがって、この場合は、信号を変調し、直流を分離する等の公知の手法により、電力の供給と信号の授受とを電気的に分離する。 もちろん、電極111,112及び電極211,212とは別個に、又は、一部共用して更に電極を設けて、電力の供給と信号の授受とに分離して行うようにしてもよい。 本実施の形態に係る頭部装着型表示装置によると、表示機器用眼鏡モダン260に、バッテリ210、メモリ261、信号処理回路120及びセンサ221が搭載される。 したがって、表示機器用眼鏡モダン260に眼鏡用表示機器100が接続されていない状態においても、センサ221による検出情報をメモリ261に蓄積することができる。 そして、眼鏡用表示機器100が接続された状態で、メモリ261に蓄積された検出情報を読み出して表示素子101に表示させたり、また蓄積された検出情報に基づいて他の情報を表示させたり、することが可能となる。 その他、第2実施の形態と同様の効果が得られる。 (第5実施の形態) 図17は、図16の表示機器用眼鏡モダンを有する頭部装着型表示装置における第1電装部102及び第2電装部202の構成を示す図である。 上述したように、表示機器用眼鏡モダン270の第2電装部202には、バッテリ210、信号処理回路120、無線通信回路121、表示素子駆動回路122及びセンサ221が内蔵される。 また、眼鏡用表示機器100側の第1電装部102には、表示素子101が内蔵される。 第1電装部102において、バッテリ210の電力は、信号処理回路120、無線通信回路121及び表示素子駆動回路122に給電されるとともに、必要に応じてセンサ221に給電される。 また、バッテリ210の電力は、電極211,212及び眼鏡用表示機器100側の電極111,112を経て、眼鏡用表示機器100側の第1電装部102に搭載された表示素子101に給電される。 同様に、表示素子駆動回路122の出力は、電極211,212及び電極111,112を経て表示素子101に供給される。 なお、第1電装部102への給電及び信号の伝送、並びに電極構成に関しては、第4実施の形態の場合と同様である。 本実施の形態に係る頭部装着型表示装置によると、無線通信回路121及び表示素子駆動回路122も表示機器用眼鏡モダン270側に搭載することで、眼鏡用表示機器100は、表示素子101やバックライト、接眼光学系103(図1参照)などの素子だけでよくなる。 したがって、眼鏡用表示機器100をより小型・軽量化することができる。 なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。 例えば、上記実施の形態では、右耳用の頭部装着型表示装置を示したが、左耳用の頭部装着型表示装置についても同様に構成することができる。 また、表示機器用眼鏡モダン側の眼鏡用表示機器の取り付け部は、溝部に限らず、突起部により構成することもできる。 この場合は、眼鏡用表示機器側に、取り付け部の突起部が係合する溝部が形成される。 また、互いに係合する溝部及び突起部の形状は、円柱形状に限らず、角柱形状等の任意の形状とすることができる。 更に、表示機器用眼鏡モダン側の取り付け部は、眼鏡用表示機器を前下がりに傾斜した方向にスライド可能に係合支持する構成に限らず、テンプル部とほぼ平行な方向や、後ろ下がりに傾斜する方向にスライド可能に係合支持するように構成することもできる。 また、眼鏡用表示機器は、表示機器用眼鏡モダンに固定的に着脱自在に係合支持するように構成することもできる。 この場合、眼鏡用表示機器及び表示機器用眼鏡モダンは、コネクタを介して機械的及び電気的に接続してもよい。 また、この場合、必要に応じて、眼鏡用表示機器側に、眼鏡フレームのサイズ及び使用者の頭部のサイズに合わせて、接眼光学系の位置を調整する機構を設けてもよい。 また、第1電装部又は第2電装部に設けた無線通信回路は、適宜省略して、表示情報の入力端子を設けることもできる。 100 眼鏡用表示機器(第1筐体) |