前掛け式メガネ及び前掛けフレームを取付けるキャップ

申请号 JP2013090878 申请日 2013-04-24 公开(公告)号 JP2014215368A 公开(公告)日 2014-11-17
申请人 株式会社エクセル眼鏡; Excel Gankyo:Kk; 发明人 SASAKI EIJI;
摘要 【課題】メガネのフロント部 正面 に前掛けフレームを重ね合わせて取付けた前掛け式メガネの提供。【解決手段】フロント部7にはキャップを備え、キャップは受け部2を有し、受け部2の正面両側に設けた係止ツメ3をフロント部7の連結部材11に係止し、受け部2の背面両側に設けた係止脚4を鼻当てパット12を取付ける脚13に係止し、受け部2には前掛けフレームの連結部材の後方に設けた載置部を載せると共に 位置 ズレしないように凹部と凸部を形成して互いに噛み合わせ、受け部2又は載置部には互いに引き合うように磁石を設けている。【選択図】図3
权利要求
  • メガネのフロント部正面に前掛けフレームを重ね合わせて取付ける為のキャップにおいて、該キャップは受け部、該受け部の正面両側に設けた係止ツメ、及び受け部の背面両側に設けた係止脚を有し、上記受け部の上面には載置部の凸部が嵌る凹部、又は載置部の凹部が嵌る凸部を形成し、そして受け部に載った載置部が吸着されるように磁石を設けたことを特徴とする前掛けフレームを取付けるキャップ。
  • 上記磁石の代わりに磁性体を設けた請求項1記載の前掛けフレームを取付けるキャップ。
  • メガネのフロント部正面に前掛けフレームを重ね合わせて取付けた前掛け式メガネにおいて、フロント部にはキャップを備え、該キャップは受け部を有し、該受け部の正面両側に設けた係止ツメをフロント部の連結部材に係止し、そして受け部の背面両側に設けた係止脚を鼻当てパットを取付ける脚に係止し、上記受け部には前掛けフレームの連結部材の後方に設けた載置部を載せると共に位置ズレしないように凹部と凸部を形成して互いに噛み合わせ、さらに受け部又は載置部には互いに引き合うように磁石を設けたことを特徴とする前掛け式メガネ。
  • 上記受け部には凹部を設けると共に、凹部底には磁石を取付け、載置部には下方へ凸部を突出すると共に該凸部には磁石を設けた請求項3記載の前掛け式メガネ。





  • 说明书全文

    本発明はメガネのフロント部正面に前掛けフレームをワンタッチで安定して取付けることが出来る前掛け式メガネ、及び前掛けフレームを取付ける為のキャップに関するものである。

    従来においても、メガネのフロント部正面に前掛けフレームを取付けたメガネは多用されている。 これは周知の通り、近眼の人がサングラスを必要とする場合や、老眼であるにもかかわらず近眼でもあるといったケースは多く、このような場合に近眼用のメガネにサングラスの前掛けフレームを取付けたり、近眼用のメガネに老眼用レンズを入れた前掛けフレームを使用するといった具合である。

    ところで、従来型式の前掛けフレームを備えた前掛け式メガネには幾つかの問題があり、その1つはメガネのフロント部と前掛けフレームが対を成した構造としている点であり汎用性がない。 その為に、フロント部に他の前掛けフレームを取付けることは出来ない。 また、前掛けフレームの取付け構造が複雑である為に製作コストが高くなると共に、嵌合状態があまくなってガタ付きを生じ、前掛けフレームが安定しないといった点もある。

    図10は従来多用されている前掛け式メガネフレームを示し、(a)はメガネフレーム、(b)は上記メガネフレーム(イ)のフロント部(ハ)に取付けられる前掛けフレーム(ロ)を表している。 フロント部(ハ)の両側に設けているヨロイ(ニ)、(ニ)には磁石(ホ)、(ホ)が取着され、前掛けフレーム(ロ)の両側に設けているヨロイ(ヘ)、(ヘ)にも同じく磁石(ト)、(ト)を有している。

    そこで、上記前掛けフレーム(ロ)はフロント部(ハ)の正面に重ね合わされ、磁石(ホ)に磁石(ト)が引き付けられて取着される。 勿論、磁石(ホ)、(ト)を介して取付けられる前掛けフレーム(ロ)が位置ズレしないように何らかの工夫はされている。 実用新案登録第3081271号に係る「めがね」はこの前掛け式メガネフレームに相当する。
    従って、前掛けフレームの形態が違ったり、また磁石の位置が異なると該前掛けフレームをフロント部に取付けることは出来ない。

    特許第2997418号に係る「着脱眼鏡取付装置」はフロントフレームのヨロイ部に受部を設けると共に該受部には磁石を取付け、前掛けフレームを該受部に載せて磁石にて吸着する構造と成っている。 この着脱眼鏡取付装置の場合も同じように前掛けフレームはフロント部に対応する構造とし、あらゆる前掛けフレームを取付けることは出来ない。

    一方、磁石ではなく、前掛けフレームにカギを取付け、該カギを介してメガネのフロント部に係止することも出来る。 しかし、カギをフロント部に係止するだけの取付け構造は簡単ではあるが、前掛けフレームは一般的に安定しない。 しかも、カギの位置が変わると前掛けフレームをフロント部に係止することは出来ない。

    そして、前掛けフレームを取付けるには前掛けフレームは勿論のこと、フロント部の構造が前掛けフレームを取付けできるように構成していることが必要である。 すなわち、一般的なメガネのフロント部に前掛けフレームを取付けることは不可能である。

    実用新案登録第3081271号に係る「めがね」

    特許第2997418号に係る「着脱眼鏡取付装置」

    このように、前掛けフレームをメガネのフロント部に着脱可能に取付ける構造は色々知られているが、前掛けフレームとフロント部は対を成す構造とし、あらゆる前掛けフレームの取付けは出来ない。 勿論、前掛け式でない普通のメガネのフロント部に簡単に着脱できる前掛けフレームの取付けは不可能である。 本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、一般的なメガネであっても簡単にフロント部に前掛けフレームの取付けが出来、取付けられる前掛けフレームに汎用性がある前掛け式メガネを提供する。 そして、一般のメガネであっても前掛けフレームを取付け出来るようにフロント部に係止するキャップを提供する。

    本発明に係る前掛け式メガネは、その前掛けフレームがフロント部の正面に重なり合って取付けられ、その基本的な形態は従来の前掛け式メガネと共通する。 しかし、本発明では前掛け式でない普通のメガネであってもフロント部に前掛けフレームを取付け出来るようにフロント部にキャップを係止している。 キャップは着脱自在であり、前掛けフレームを取付ける際に該キャップをフロント部中央の連結部材に係止することが出来る。

    キャップは受け部を有し、該受け部の正面側には係止ツメを設け、背面側には係止脚を延ばしている。 上記係止ツメはフロント部の連結部材に係止し、係止脚は鼻当てパットを取付けている脚に係止することが出来るようにしている。 そして、上記受け部には磁石を設け、前掛けフレームの連結部材に設けた載置部が受け部に載り、磁石の磁気にて吸着される。 その為に、載置部にも磁石が備わっている。 ただし、受け部に載った載置部が磁気力にて吸着されればよく、必ずしも両方に磁石を設ける必要はない。

    そこで、フロント部に係止したキャップの受け部に前掛けフレームの連結部材に形成した載置部が載置されることで、前掛けフレームはフロント部に取付けられる。 受け部に載る載置部が正しく位置決めされるように、すなわち、前掛けフレームがフロント部に対して所定の位置に取付けられるように、該受け部及び載置部には互いに噛み合う凹部と凸部が形成されている。

    本発明に係る前掛け式メガネは、前掛けフレームがメガネのフロント部正面に重なり合って取付けられる。 この場合、メガネのフロント部にはキャップが係止し、このキャップの受け部に前掛けフレームの載置部が載置される。 該キャップは独立した部品で前掛けフレームを取付ける場合にのみフロント部中央に係止され、前掛けフレームを必要としない時はキャップも取外される。 すなわち、該キャップを使用することで普通のメガネであっても前掛けフレームを取付けることが可能となる。

    前掛けフレームの連結部材には載置部が形成されるが、この載置部を共通化することで、あらゆる形態の前掛けフレームがキャップを介してフロント部に取付けることが出来る。 該キャップは受け部の正面側に設けた係止ツメがフロント部の連結部材に係止すると共に、受け部の背面側に設けた係止脚が鼻当てパットの脚に係止することで、安定した取付けが出来る。 しかも、線材で構成している係止ツメ及び係止脚を調整することで、色々なメガネのフロント部に安定して係止出来る。

    そして、キャップの受け部と載置部には凹部と凸部が形成され、フロント部の連結部材と鼻当てパットの脚に係止した受け部に前掛けフレームの載置部が載置されるならば、凹部には凸部が嵌って噛み合うことで、正しく位置決めされる。 従って、前掛けフレームはフロント部に正しく重なり合って取付けられ、しかも磁石によって外れることはなく、安定した取付けが出来る。

    本発明に係るキャップを示す実施例で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。

    図1(a)のA−A断面拡大図。

    フロント部中央にキャップを取付けた場合。

    前掛けフレームの具体例。

    図4(a)のB−B断面拡大図。

    本発明の前掛け式メガネを示す実施例。

    本発明に係るキャップの正面図を示す他の実施例。

    前掛けフレームを示す他の具体例。

    本発明の前掛け式メガネを示す他の実施例。

    従来の前掛け式メガネ。

    図1は本発明に係るキャップ1を示す実施例であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図を表している。 そして、同図の2は受け部、3は係止ツメ、4は係止脚をそれぞれ表し、受け部2はブロック体で、上面には凹部5を形成し、凹部5の底には磁石6を設けている。 図2は図1(a)のA−A断面拡大図を示すように、凹部5の深さは比較的浅いが、底には磁石6を有し、該凹部5に嵌る載置部を吸着する。

    係止ツメ3,3は受け部2の正面両側から延びるL形ツメであり、また係止脚4,4は受け部2の背面両側に設けられ、その形状は概略Lを成している。 そして、上記係止ツメ3より下方へ大きく延び、ストレートではなくジグザグ状に湾曲した形状としている。 これら係止ツメ3及び係止脚4は金属製の線材で構成され、メガネの中央部となる連結部材と鼻当てパットを取付けている脚に係止して取付けられる。

    図3は上記キャップ1をメガネのフロント部に係止して取付けた場合を示している。 同図に示すメガネは一般的なものであり、フロント部7の両側には継手9,9を介してツル8,8が折り畳み出来るように取付けられている。 そして、フロント部7はレンズが嵌る両リム10,10を有し、リム10,10は中央の連結部材11を介してロウ付けにて連結されている。 また、フロント部7の背面側中央部には、鼻当てパット12,12がリム10,10から延びる脚13,13の先端に取付けられている。

    ところで、同図に示すように、受け部2は連結部材11の位置に配置され、両係止ツメ3,3は連結部材11の両端部に係止し、また係止脚4,4は鼻当てパット12,12を取付けている脚13,13に係止している。 係止脚4,4はストレートでなくジグザグ状を成している為に、脚13,13に係止することでその位置は定まり、滑ることなく止着される。 勿論、係止ツメ3,3は連結部材11に係止することで止着され、その為に受け部2は定位置に安定して配置される。

    図4は前掛けフレーム14を示す実施例である。 両レンズ15,15は連結部材16の両端に設けた溝に嵌ってネジ止めされ、リムを持たない縁なし型式の前掛けフレームと成っている。 勿論、本発明では前掛けフレーム14の形態を限定するものではなく、フロント部7の形態も自由である。 図4に示すように、リムを持たない縁なし型式とすることでその重量は軽く、フロント部に取付けても何ら違和感を覚えない。

    ところで、該連結部材16には繋ぎ17を後方へ延ばし、繋ぎ先端には載置部18を形成している。 該載置部18のB−B断面拡大図を図5に示すように、下面19には磁石20を取着している。 この載置部18はフロント部7に取付けたキャップ1の受け部2に載置され、磁石6に磁石20が吸着される。 受け部2に載った載置部18は磁石20が該受け部2の凹部5に嵌り、そして磁石6に吸着する。

    受け部2の凹部5に嵌ることで載置部18は位置決めされ、その為に前掛けフレーム14はフロント部7に正しく重なり合って取付けられる。 図6はメガネのフロント部7の正面に前掛けフレーム14がキャップ1を介して取付けた状態を表している。 キャップ1は係止ツメ3,3、及び係止脚4,4にてフロント部7に正しく安定して係止し、このキャップ1を介して前掛けフレーム14が取付けられる。

    ところで、前記図4に示すような前掛けフレーム14のレンズ15は顧客が使用しているメガネのレンズに合致するようにカットし、カットしたレンズ15,15を連結部材によって連結・ネジ止めすることで前掛けフレーム14として使用出来る。 載置部18を有す連結部材16は汎用性があり、両端にレンズ15,15を止着することであらゆる形態の前掛けフレーム14として構成される。 また、顧客使用のメガネレンズに合わせることなく好みの形状をしたレンズを選択して連結部材6の両端に止着することも可能である。

    一方、縁なし型式の前掛けフレームでなく、レンズをリムに嵌めて前掛けフレームを構成することも自由である。 この場合にはリムの曲げ加工やリムと連結部材のロウ付け加工が必要であることから、小売店にて短時間で準備することは出来ないことも多く、前掛けフレーム14の準備には多少の時間を必要とする。

    図7はキャップ1の正面図を示す別の実施例であり、前記図1に示したキャップ1と比較する場合、係止脚の形態を違わせている。 すなわち、図7に示すキャップ1の係止脚21の先端は屈曲し、先端部には樹脂キャップ22が嵌っている。 該キャップ1は係止脚21,21がフロント部7の鼻当てパット脚13,13に係止して取付けられることになるが、係止脚21,21の先端部に樹脂キャップ22,22が嵌ることで脚13,13にキズを付けることなく、しかも脚13,13に係止する場合に樹脂キャップ表面が窪んで安定し、外れ難くなる。

    図8は前掛けフレーム14を示す他の実施例であり、この前掛けフレーム14は両レンズ15,15を連結部材16の両先端部にてネジ止めし、そして連結部材16から背面側へ延びて載置部18を繋ぐ繋ぎ17a,17bの形態を異にしている。 そして、載置部18の下面側には磁石を取付けている。
    図9はフロント部7の正面に前掛けフレーム14を取付けた場合の平面図と正面図である。 同図に示すようにキャップ1は樹脂キャップ22,22を係止脚21,21の先端部に嵌めており、この樹脂キャップ22,22は鼻当てパット12,12の脚13,13にキズ付けることなく、しかも安定して係止することでキャップ1が取付けられる。

    1 キャップ 2 受け部 3 係止ツメ 4 係止脚 5 凹部 6 磁石 7 フロント部 8 ツル 9 継手
    10 リム
    11 連結部材
    12 鼻当てパット
    13 脚
    14 前掛けフレーム
    15 レンズ
    16 連結部材
    17 繋ぎ
    18 載置部
    19 下面
    20 磁石
    21 係止脚
    22 樹脂キャップ

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