Display device

申请号 JP2004520552 申请日 2003-07-09 公开(公告)号 JP2005532597A 公开(公告)日 2005-10-27
申请人 カールツァイス アーゲー; 发明人 ヘラー、フランク;
摘要 本発明は、像生成要素(6)と、眼鏡レンズ(2,3)を有する眼鏡(1)と、結像要素(9)を有して、眼鏡をかけているユーザの視野内に生成された像を結像させる第一光学構成要素(7)とを備えた表示装置に関する。 第一光学構成要素(7)、または第一光学構成要素(7)に連結され得る保持要素(10,16)は、第一眼鏡レンズ(2)に対して確実に連結され、かつ結像要素(9)と第一眼鏡レンズ(2)とは、空隙(15)を介して離間されている。
权利要求
  • 像を生成する像生成要素(6)と、眼鏡レンズ(2,3)を有する眼鏡(1)と、眼鏡(1)をかけているユーザの視野内で前記生成された像を結像させる結像要素(9)を有する第一光学構成要素(7)とを備え、前記第一光学構成要素(7)及び同第一光学構成要素(7)に連結され得る支持体(10,16)のいずれか一方は第一眼鏡レンズ(2)に対して形状固定連結により取付けられ、かつ結像要素(9)と第一眼鏡レンズ(2)とは、空隙(15)を介して離間されている表示装置。
  • 前記第一光学構成要素(7)及び第一支持体(10,16)のいずれか一方はねじにより第一眼鏡レンズ(2)に取付けられる請求項1に記載の表示装置。
  • 前記第一光学構成要素(7)及び第一支持体(10,16)のいずれか一方は、少なくとも2個のねじ(13)により第一眼鏡レンズ(2)上にねじにて止められる請求項1または2に記載の表示装置。
  • 前記第一光学構成要素(7)及び第一支持体(10,16)のいずれか一方は、第一眼鏡レンズ(2)の縁部領域内、好ましくは上部縁部領域内において第一眼鏡レンズ(2)に取付けられる請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表示装置。
  • 前記第一眼鏡レンズ(2)は、結像要素(9)と、眼鏡(1)を装着しているユーザの眼(A)との間に配置される請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示装置。
  • 前記第一光学構成要素(7)及び支持体(10)のいずれか一方は第一支持体(16)に対して形状固定連結により連結され得る請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置。
  • 前記第一光学構成要素(7)及び支持体(10)のいずれか一方は、第一支持体(16)に対して着脱可能に連結される請求項1乃至6のいずれか一項に記載の表示装置。
  • 前記結像要素(9)は、像生成要素(6)から入射する像の光線の光路を屈曲させる請求項1乃至7のいずれか一項に記載の表示装置。
  • 前記結像要素(9)はビーム・スプリッタにより光路を屈折させ、前記ビーム・スプリッタは、眼鏡(1)を装着しているユーザにより生成像が周囲の風景に重ね合わされて視覚されるよう構成されている請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表示装置。
  • 前記結像要素(9)は、光路を屈曲させる反射鏡を備える請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表示装置。
  • 調整装置を備え、同調整装置を使用して、第一眼鏡レンズ(2)に関する結像要素(9)及び第一光学構成要素(7)の少なくとも一方の位置および配向が調整かつ固定され得る請求項1乃至10のいずれか一項に記載の表示装置。
  • 更なる像を生成する更なる像生成要素と、眼鏡(1)を装着しているユーザの視野内で更なる像を結像させる更なる結像要素を有する第二光学構成要素とを備え、前記第二光学構成要素及び同第二光学構成要素に連結され得る第二支持体のいずれか一方は、形状固定連結によって第二眼鏡レンズ(3)上に取付けられ、かつ第二光学構成要素の更なる結像要素と第二眼鏡レンズ(3)とは、空隙を介して離間されている請求項1乃至11のいずれか一項に記載の表示装置。
  • 说明书全文

    本発明は、像を生成する像生成要素と、眼鏡レンズを有する眼鏡と、眼鏡をかけているユーザの視野内に生成された像を結像させる結像要素を有する第一光学構成要素とを備えた表示装置に関する。

    この装置はHMD(ヘッドマウントディスプレイ)とも称され、例えば、欠陥視を矯正する眼鏡を必要とする人々に適している。 この表示装置、および第一光学構成要素は、(欠陥視力を較正するよう)眼鏡のつる上に取付けられる。 つる上に取付けられた装置は、多くの場合、安定性を欠き、従って、例えば眼鏡に対して第一光学構成要素が移動すると、像生成要素による生成像もまた、眼鏡をかけているユーザが所望しない移動を行うため好ましくない。

    本発明の目的は、像を生成する像生成要素と、眼鏡レンズを有する眼鏡と、眼鏡をかけているユーザの視野内に生成像を結像させる結像要素を有する第一光学構成要素とを備え、結像要素が眼鏡に関して堅固に固定された表示装置を提供することにある。

    本発明によれば、上述の目的は、像を生成する像生成要素と、眼鏡レンズを有する眼鏡と、眼鏡をかけているユーザの視野内に生成像を結像させる結像要素を有する第一光学構成要素とを備え、第一光学構成要素、または第一光学構成要素に連結され得る支持体は、形状固定連結によって第一眼鏡レンズに取付けられ、かつ結像要素と眼鏡レンズとは、空隙を介して離間されている表示装置により達成される。

    第一眼鏡レンズに対して形状固定連結によって、第一眼鏡レンズに関する結像要素の位置が確実に不変になり、卓越した像表示が保証され得る。 本願に使用される形状固定連結とは、第一眼鏡レンズに関する第一光学構成要素の移動を防止するために使用される、少なくとも2個の要素間における固定された相互連結を意味する。

    結像要素と第一眼鏡レンズとは、空隙を介して離間されているため、眼鏡レンズが欠陥視力の矯正に使用される場合、第一眼鏡レンズの視力矯正効果が不変であるという更なる利点が存在する。 結像要素と眼鏡レンズとが接触している場合、このような利点は存在しないであろう。

    眼鏡の眼鏡レンズの双方(ユーザの各眼に使用される各眼鏡レンズ)、または片方のみが、欠陥視力を矯正する役割を果たし得る。 眼鏡レンズの双方が欠陥視力を矯正しない場合もあり得る。 これは例えば、眼鏡が保護ゴーグルである場合に当てはまる。

    本発明による表示装置の有利な一実施形態において、第一光学構成要素または第一支持体は、ねじにより第一眼鏡レンズ上に取付けられる。 この場合、ねじと、同ねじに対応する眼鏡レンズ内の孔、および第一光学構成要素または第一支持体内の孔とで、形状固定連結が形成される。 このタイプの連結は、縁なし眼鏡に対してつるおよびブリッジを取付けるのと同様に容易に行われ得る。 この連結によって、第一眼鏡レンズに対する結像要素の確実で正確な固定位置が保証され、像生成要素により生成される像のディスプレイの質が非常に向上される。

    ねじによる接続は、例えば第一眼鏡内の貫通孔を介して、第一光学構成要素内、または第一支持体内のねじ切りされた貫通孔、もしくはねじ切りされた止まり孔内に螺入される少なくとも1個のボルト、少なくとも1個のキャップスクリュー、または少なくとも1個の装着ねじによって各々行われる。

    より詳細には、第一光学構成要素または第一支持体は、少なくとも2個のねじによって第一眼鏡レンズに取付けられ得る。 それによって、取付けが非常に安定する。
    さらに、本発明による表示装置では、第一光学構成要素または第一支持体は、第一眼鏡レンズの縁部領域内、好ましくは上部縁領域内において第一眼鏡レンズに取付けられ得る。 この場合、第一光学構成要素または第一支持体を取付けることによる、眼鏡をかけるユーザの視野の狭まりが殆ど発生しないという利点が提供される。

    第一眼鏡レンズは特に、結像要素と、眼鏡をかけるユーザの眼との間に位置し得る。 この配置において、結像要素は、ユーザの反対側の第一眼鏡レンズの片面上に取付け配置され得るため、結像要素のための十分な空間が存在している。

    本発明による表示装置の特に好ましい一実施形態において、第一光学構成要素、または第一光学構成要素の支持体は、更なる形状固定連結によって第一支持体に連結され得る。 これにより、第一支持体を介した第一光学構成要素と第一眼鏡レンズとの永久連結が保証される。

    さらに、本発明による表示装置において、第一光学構成要素、または第一光学構成要素の支持体は、第一支持体に対して着脱可能に連結されてもよい。 それにより、第一光学構成要素は、必要な場合にのみ眼鏡に取付けられ、第一光学構成要素が取付けられない場合は、(欠陥視力を矯正する)眼鏡の通常使用が可能になり得るという利点が生じる。

    本発明の表示装置では、結像要素は、像生成要素から入射する像の光線の光路を屈曲させることが可能である。 それにより、像生成要素、および所望であれば第一光学構成要素の更なる光学要素を、結像要素の上部に配置することが可能となり、ユーザの視野方向における表示装置の奥行を小さく保持し得る。

    より詳細には、結像要素は、ビーム・スプリッタにより光路を屈曲させる。 ビーム・スプリッタは、眼鏡をかけているユーザが、生成された像を周囲の風景に重ね合わせて視覚できるように構成されている。 それにより、ユーザが周囲の風景像に加えて生成像を視覚し得るように生成像が反射される、通称、拡張表現が可能となる。

    結像要素は、光路を屈曲させる反射鏡を備えていてもよい。 以上のように、光路を屈曲させるための単純な手段が提供されて、非常に高品質な像が提供され得る。
    本発明の更なる好ましい実施形態の表示装置は、像生成に必要とする更なる要素を備えていてもよい(例、像生成要素のための制御ユニット、電圧源または電源)。 これら更なる要素は、ハウジング内、またはハウジング上に設けられるか、またはハウジングに対して接続され得る。 特に、制御ユニットは、無線により、または電線を介して、像生成要素に接続され得る。 象生成に必要なデータは、無線により、または電線を介して、制御ユニットへ伝達され得る。

    本発明による表示装置は、更に調整装置を備えていてもよい。 調整装置を使用することによって、結像要素および/または第一光学構成要素の、第一光学レンズに対する配置と配向とを調整かつ固定することが可能となる。 これを目的として、適切な調整装置が、例えば、第一支持体上、または第一光学構成要素の支持体上に設けられ得る。

    この実施形態では、第一眼鏡レンズに関する結像要素および第一光学構成要素の少なくともいずれか一方の調整が容易になり、眼鏡レンズに関して結像要素および第一光学構成要素が最適に整合していない場合、調整装置によって形状固定連結を修正することが可能である。

    本発明による特に好ましい実施形態の表示装置は、更なる像を生成する更なる像生成要素と、眼鏡をかけているユーザの視野内に更なる像を結像させる更なる結像要素とを有する第二光学構成要素とを備える。 第二光学構成要素、または第二光学構成要素に連結され得る第二支持体は、形状固定連結によって第二眼鏡レンズ上に取付けられ、かつ第二光学構成要素の更なる結像要素と第二眼鏡レンズとは、空隙を介して離間されている。 従って、ユーザの双方の眼に対して異なる像が生成され提供されて、特に三次元ディスプレイが可能となる。

    更なる結像要素、または第二支持体は、各々、第一光学構成要素の結像要素、または第一支持体と同様に実体化され得る。
    像生成要素に、後方照射LCDまたはLED等の発光表示装置を用いてもよく、あるいは非発光表示装置を用いてもよい。 像生成要素は、例えば複数のライン状かつ柱状に配置された複数の傾斜ミラーを有する、通称、(空間)光弁(例、テキサス・インストルメンツ社(Texas Instruments)から市販されている傾斜ミラーマトリクス等)を備えていてもよい。

    本発明を、図面を参照にしてより詳細に説明する。
    図1に示すように、本発明による表示装置は、第一眼鏡レンズ2と第二眼鏡レンズ3とを有する眼鏡1を備える。 第一眼鏡レンズ2と第二眼鏡レンズ3とは、ブリッジBと2個のつるS1,S2と、HMDモジュール5とを有する従来の眼鏡フレーム4により保持されている。

    図1にて概略的に示すHMDモジュール5は、像を生成可能な像生成要素6(例、後方照射LCDモジュール)を有し、生成された像は、第一光学構成要素7を介して眼鏡1を装着しているユーザの第一視野内に結像されるためユーザは像を視覚することができる。

    第一光学構成要素7は、図面中にレンズとして概略的に描かれる結像光学系8と、本願に開示する実施形態ではスプリッタ・キューブである結像要素9とを備えている。
    結像光学系8と像生成要素6とは、ハウジング10内に配置されている。 結像光学系8と像生成要素6とは、実際にはカバー10により隠蔽されており、図1では不可視であるために、比較的薄い線で図示されている。 スプリッタ・キューブ9は、ハウジング10の底部解放端においてハウジング10に連結されている。

    図1の前面図に示すように、ハウジング10は、側方に突出した2個のフランジ11,12を更に有し、同フランジ11,12は眼鏡レンズ2内に堅固にねじにて止められている。 これを目的として、各フランジ11,12には貫通孔が形成され、フランジ11,12の貫通孔と対応する2個の貫通孔が、第一眼鏡レンズ2内に形成されている。 図2に示すように、第一眼鏡レンズ2の観察者側から、貫通孔を介してねじ13が貫通されている。 ねじ13には、眼鏡レンズ2の他方側からナット14が螺合してフランジ11,12は第一眼鏡レンズ2に対して押圧されて、ハウジング10と第一眼鏡レンズ2とが形状固定連結される。

    図2に示すように、フランジ11,12は、HMDモジュール5が第一眼鏡レンズ2上に取付けられた状態にて、結像要素9(スプリッタ・キューブ)と第一眼鏡レンズ2との間に空隙15(エアギャップ)が形成されるように設けられる。 このことは、眼鏡1が欠陥視力を矯正する眼鏡である場合、エアギャップが存在することによって、結像要素9が第一眼鏡レンズ2の視力矯正効果に影響を与えないため特に有利である。

    図1に示す表示装置は、眼鏡1をかけているユーザ(眼Aにて概略図に示す)が、像生成要素6により生成された(矢印P1,P2で示す)像がスプリッタ・キューブ9によって周囲の風景(矢印P3で示す)に重ね合わされて視覚し得るため、拡張表示にて提供されている。 勿論、スプリッタ・キューブ9の代わりに、例えば反射プリズムを使用してもよく、その場合、生成像は周囲の風景に重ね合わされず、ユーザは生成像の領域内で像のみを視覚し得る。

    HMDモジュール5は、像の生成に必要な更なる要素(図示せず)、例えば、像生成要素6用の制御ユニット、および電圧源または電源等を備えてもよい。 これらの要素は、ハウジング10内またはハウジング10上に設けられるか、またはハウジング10に対して接続され得る。 特に、制御ユニットは、無線により、または電線を介して像生成要素6に接続され得る。 像生成に必要なデータは、無線により、または電線を介して制御ユニットへ伝達され得る。

    上記のボルト13によるねじに加えて、ハウジング10内に、例えば第一眼鏡レンズ2内の貫通孔と対応し、かつ該貫通孔に対応するねじが内部に挿入され得る、2個のねじ切りされた貫通孔(図示せず)または止まり孔(図示せず)を設けてもよい。 この止まり孔をスプリッタ・キューブ9自体内に設けてもよく、その場合、スプリッタ・キューブ9と第一眼鏡レンズとは形状固定連結される。

    HMDモジュールを、第二眼鏡レンズ3上に取付けることも可能である。 このHMDモジュールは、HMDモジュール5と同様の形態にて取付けられ得る。 この場合、ユーザの右眼と左眼とに対して像が別々に生成供給されるため、生成像による三次元ディスプレイが可能となる。 この場合、立体画像にて特に重要な眼距離は、HMDモジュールの正確な固定のみによって維持されるため、HMDモジュールを正確に固定することが特に有利である。

    図3は、本発明の更なる実施形態による、支持体16と、ハウジング10上に取付けられた対応支持体17を有する(図1のHMDモジュール5とほぼ同一の形態を有し、モジュール5と同一の要素が同一の参照番号で示される)HMDモジュール5'の一部とを示す斜視図である。

    支持体16は2個の貫通孔19,20を有する取付け板18を備え、貫通孔19,20は、図1および図2の実施形態と同様に、第一眼鏡レンズ2内の2個の貫通孔と対応している。 従って、支持体16は(図1および図2の実施形態と同様に)、形状固定連結が形成されるように、第一眼鏡レンズ2に対して堅固にねじにて止められ得る。 取付け板18は第一眼鏡レンズ2の湾曲に一致する形状を有してもよく、その場合、取付け板18は、レンズ2に密着された状態でレンズ2と接触する。

    T字状の案内要素21は、(支持体16に取付けられた状態にて)、第一眼鏡レンズ2に面していない取付け板の側面上に装着されている。 案内要素21は、取付け板18に連結された中心板22と、側方板23とを有する。

    ハウジング10上に取付けられている対応支持体17は、T字状の溝24を有する。 このT字溝は、対応支持体17が案内要素21の上方から摺動下降されることによって案内要素21上に配置可能であり、かつ2個の自由脚部25,26が、案内要素21の側方板23の両側上を包囲するように形成されている。

    さらに、対応支持体17のT字溝24内には、連結状態において案内要素21の上部端面28に支持される、停止要素27が設けられている。 これにより、支持体16とハウジング10との間に着脱可能な(形状固定)連結が形成されて、HMDモジュール5'は所望に応じて眼鏡1に連結され得る。

    本発明の第一実施形態による表示装置の略前面図。

    図1に示した表示装置の拡大略側面図。

    更なる実施形態による、眼鏡レンズに取付けられるべき支持体と、HMDモジュールとの略斜視図。

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