Goggles

申请号 JP2002166561 申请日 2002-06-07 公开(公告)号 JP2004008496A 公开(公告)日 2004-01-15
申请人 Pentax Corp; Pentax Sales Co Ltd; ペンタックス株式会社; ペンタックス販売株式会社; 发明人 FUKUWA YASUO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a good field of vision in a pair of goggles in which an inner frame for vision correction is provided.
SOLUTION: The goggles 10 has a goggle frame 20 and a goggle lens 30. A fixture 34 to rotatably fit the goggle lens 30 to a goggle lens support 23 is provided in the center 33 connecting a left lens 31 positioned on the left eye side of a wearer and a right lens 32 located on the right eye side. The radius of curvature of the sides facing the eyes of the wearer and the center 33 in the horizontal direction in the right and left lenses 31 and 32 is about 250 mm. The radius of curvature of the side curved faces located on the side of the wearer's face in the horizontal direction is about 25 mm. The radius of curvature of the facing sides of the right and left lenses 31 and 32 in the vertical direction is about 60 mm.
COPYRIGHT: (C)2004,JPO
权利要求
  • 視力矯正用レンズを有する眼鏡フレームが着脱自在に取付け可能なゴーグルであって、
    装着者の顔面の正面に対向する一対の対向面の通常の使用状態における水平方向の第1の曲率半径と、前記装着者の顔面の側面近傍に位置する一対の側湾曲面の前記水平方向の第2の曲率半径と、前記一対の対向面の通常の使用状態における垂直方向の第3の曲率半径とが異なるレンズを備え、
    前記第1の曲率半径は、前記一対の対向面が前記装着者の顔面の正面に略平行となるよう設定され、
    前記第2および第3の曲率半径は、前記装着者の眼に対する外光の直接入射および異物の浸入の防止が可能となるよう設定されることを特徴とするゴーグル。
  • 前記第1の曲率半径は約200mm(ミリメートル)以上であり、前記第2の曲率半径は約15mmから30mmの範囲内にあり、前記第3の曲率半径は約50mmから100mmの範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載のゴーグル。
  • 前記第1の曲率半径は約250mmであり、前記第2の曲率半径は約25mmであり、前記第3の曲率半径は約60mmであることを特徴とする請求項2に記載のゴーグル。
  • 前記対向面と前記側湾曲面は連続する3つ以上の異なるカーブから形成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴーグル。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、例えばスポーツの最中に着用されるゴーグルであって、度付レンズを備える眼鏡フレームと共に用いられるゴーグルに関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来、スポーツの最中に、、埃、日光等から眼を保護するためゴーグルを着用することがある。 このようなゴーグルのレンズは、製造の容易さおよびコストの安さ等の理由から、ガラス材を球面に形成し、その一部をレンズの形状に型どることにより製造されている。
    【0003】
    一方、近視や遠視の人の中には、体質的にコンタクトレンズの装用ができない人もいる。 そのような人は、視矯正用の眼鏡と共にゴーグルを着用しなければならない。 そこで、視力矯正用のレンズが嵌め込まれたフレームをインナーフレームとしてゴーグルに取付けることが行われる。 このインナーフレームは、ゴーグルの球面に合わせある程度湾曲させ、ゴーグルにおいて顔面に近い側に着脱自在に設けられる。
    【0004】
    ところで、視力矯正用眼鏡のレンズにあっては、その左右のレンズの光軸が常に左右の視線に一致することが望ましいが、瞳の向くあらゆる方向に対してレンズの光軸をそのように合わせることは困難である。 したがって、装着した状態でレンズが顔面に平行となるよう眼鏡フレームは構成されている。
    【0005】
    【発明が解決しようとする課題】
    ところが、上述のインナーフレームはゴーグルの球面に合わせて湾曲するため、着用者は良好な視界を得ることができない。 そこで、インナーフレームにはめ込まれるのが近視矯正用のレンズであれば光軸を外側に所定の寸法だけ偏心させ、遠視矯正用のレンズであれば内側に所定の寸法だけ偏心させることが行われる。 しかしながら、着用者の瞳が真っ直ぐ前方を向いている場合は問題ないが、左右方向に向く場合は良好な視野が得られない。 例えば、着用者の瞳が左方向に向く場合、右目の視線の中心は右レンズの中央よりの縁部近傍を通り、左眼の視線の中心は左レンズの外側の縁部近傍を通ることとなるが、対応するレンズに対するそれぞれの視線の度は大きく異なってしまう。 したがって、インナーフレームは視力矯正として十分な機能が果たせないという問題があった。
    【0006】
    本発明は以上の問題を解決するものであり、視力矯正用のインナーフレームが設けられるゴーグルにおいて良好な視野を得ることを目的とする。
    【0007】
    【課題を解決するための手段】
    本発明に係るゴーグルは、視力矯正用レンズを有する眼鏡フレームが着脱自在に取付け可能なゴーグルであって、装着者の顔面の正面に対向する一対の対向面の通常の使用状態における平方向の第1の曲率半径と、装着者の顔面の側面近傍に位置する一対の側湾曲面の上述の水平方向の第2の曲率半径と、一対の対向面の通常の使用状態における垂直方向の第3の曲率半径とが異なるレンズを備え、第1の曲率半径は、一対の対向面が装着者の顔面の正面に略平行となるよう設定され、第2および第3の曲率半径は、装着者の眼に対する外光の直接入射および異物の浸入の防止が可能となるよう設定されることを特徴とする。
    【0008】
    好ましくは、第1の曲率半径は約200mm(ミリメートル)以上であり、第2の曲率半径は約15mmから30mmの範囲内にあり、第3の曲率半径は約50mmから100mmの範囲内にある。 より好ましくは、第1の曲率半径は約250mmであり、第2の曲率半径は約25mmであり、第3の曲率半径は約60mmである。
    【0009】
    また、上述のレンズの対向面と側湾曲面は連続する3つ以上の異なるカーブから形成されていることが好ましい。
    【0010】
    以上のように本発明によれば、レンズの一対の対向面の水平方向のカーブは、装着者の顔面に対して略平行となるよう形成される。 したがって、一般の視力矯正用の眼鏡と同様の光学的条件を満たす眼鏡フレーム(インナーフレーム)をゴーグルに取付けることが可能となり、ゴーグルと視力矯正用眼鏡を共に用いる場合において良好な視野を得ることができる。
    【0011】
    また、側湾曲面の水平方向のカーブと対向面の垂直方向のカーブは、対向面の水平方向のカーブとは異なり、装着者の顔面に対するそれぞれの位置において外光の直接入射や異物の浸入を防止することが可能なよう形成されている。 したがって、装着者の目を保護するゴーグルとしての機能が損なわれることがない。
    【0012】
    【発明の実施の形態】
    以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1は本発明に係る実施形態が適用されるゴーグルの斜視図、図2は同ゴーグルの正面図、図3は同ゴーグルの平面図である。 尚、ゴーグルの構成を明示するため、図1において一部の部材は透視的に示される。 ゴーグル10は、ゴーグルフレーム20とゴーグルレンズ30を有する。 ゴーグルフレーム20は、一対のテンプル21、22とゴーグルレンズ支持部23を有する。 ゴーグルレンズ支持部23は細線状の部材であり、両端部においてヒンジを介して一対のテンプル21、22に連結される。
    【0013】
    図1に示すように、ゴーグルレンズ支持部23の中央には、下方向に延びる鼻パッド支持部24が形成されている。 鼻パッド支持部24には、一対の鼻パッド25、26が取り付けられる。 また、鼻パッド支持部24には、後述する視力矯正用眼鏡が着脱自在に取り付けられる。
    【0014】
    図1および図2に示すように、ゴーグルレンズ30は、装着者の左眼側に位置する左レンズ31と右眼側に位置する右レンズ32が一体化して形成された一眼タイプのレンズである。 左右のレンズ31、32を連結する中央部33には、ゴーグルレンズ30をゴーグルレンズ支持部23に取り付けるための取付金具34が設けられている。
    【0015】
    ゴーグルレンズ支持部23において鼻パッド支持部24の上方には凹部が形成されており、この凹部にはゴーグルレンズ支持部23の軸心方向に沿って支持軸27(図3参照)が設けられている。 ゴーグルレンズ30は、取付金具34を介して支持軸27に取り付けられており、支持軸27の軸心回りに回動可能に支持されている。 したがって、ゴーグルレンズ30は上方、すなわち装着者の顔面から離れる方向に跳ね上げることが可能である。
    【0016】
    尚、図2、3において、図の複雑化を避けるため一部の部材は省略されてる。 また、図3においては、ゴーグルレンズ30の上端面のみが示される。
    【0017】
    図4は、ゴーグル10に視力矯正用眼鏡40を取り付け、ゴーグルレンズ30を上方に跳ね上げた状態を示す正面図である。 視力矯正用眼鏡40は、視力矯正のための一対のレンズ41、42とフレーム43とを有する。 フレーム43は、一対のレンズ41、42をそれぞれ保持するリム44、45と、リム44、45を連結する連結部46を備え、これらは一体的に形成されている。 視力矯正用眼鏡40は、連結部46を介して鼻パッド支持部24に着脱可能に取付けられる。
    【0018】
    図5は、ゴーグルレンズ30の平面図である。 ゴーグルレンズ30の左レンズ31の対向面31aおよび右レンズ32の対向面32aは、水平方向において装着者の顔面の正面に略平行となるよう成型される。 左レンズ31の対向面31aは装着者の左眼に対向する面であり、その範囲は上述の視力矯正用眼鏡40のリム44の外側端部に対応する部分から中央部33までの範囲である。 同様に、右レンズ32の対向面32aは装着者の右眼に対向する面であり、その範囲は視力矯正用眼鏡40のリム45の外側端部に対応する部分から中央部33までの範囲である。 また、水平方向とは、装着者が通常の姿勢でゴーグル10を装着した状態における水平方向であり、図2〜図4における横方向に相当する。
    【0019】
    対向面31aおよび対向面32aを水平方向において装着者の顔面の正面と略平行とならしめるためには、左レンズ31の対向面31aから中央部33を経て右レンズ32の対向面に至る部分の水平方向の曲率半径(第1の曲率半径)を、約200mm(ミリメートル)以上に設定することが望ましい。 本実施形態において、この曲率半径は約250mmに設定されている。
    【0020】
    また、左レンズ31および右レンズ32は、装着者の顔面の側部近傍および左右の眼の下方から、外光が直接入射したり異物が浸入するのを防止できるよう成型される。 装着者の顔面の側部近傍からの外光の直接入射等を防止するためには、左レンズ31の側湾曲部31bおよび右レンズ32の側湾曲部32bの水平方向の曲率半径(第2の曲率半径)は約15mmから30mmの範囲内に設定されるのが望ましい。 本実施形態において、この曲率半径は約25mmに設定されている(曲率中心はc1、c2)。 尚、側湾曲部31bの範囲は、視力矯正用眼鏡40のリム44の外側端部に対応する部分から左レンズ31の側端部までの範囲であり、側湾曲部32bの範囲は、視力矯正用眼鏡40のリム45の外側端部に対応する部分から右レンズ32の側端部までの範囲である。
    【0021】
    図6はゴーグルレンズ30の左レンズ31の側面図であり、図5に比してやや拡大して図示される。 装着者の顔面の左眼の下方からの外光の直接入射等を防止するためには、左レンズ31の対向面31aの垂直方向の曲率半径(第3の曲率半径)は約50から100mmの範囲内に設定されるのが望ましい。 本実施形態においては、この曲率半径は約60mmに設定されている(曲率中心はc3)。 装着者の顔面の右眼の下方からの外光の直接入射等を防止すべく、右レンズ32の対向面32aの垂直方向の曲率半径(第3の曲率半径)も同様に設定される。 尚、垂直方向とは、装着者が通常の姿勢でゴーグル10を装着した状態における垂直方向であり、図2、4における縦方向に相当する。
    【0022】
    図7は、ゴーグルレンズ30のみを示す斜視図であり、対物側の表面のカーブを示すための直線が描かれている。 図7に示されるように、対向面31a、32a、側湾曲面31b、32b、および中央部33は、連続する3つ以上の異なるカーブから形成されている【0023】
    以上のように、本実施形態によれば、ゴーグルレンズ30が上述のような連続する3つの異なるカーブから形成されているため、装着者が前方を見るときの左右の視線に直交する面に対して、レンズ41、42の光軸が直交する状態で視力矯正用眼鏡40を取り付けることができるとともに、埃や雨水、雪等の浸入や、外光の直接入射を防止することができる。 すなわち、ゴーグル10としての機能を損なうことなく、視力矯正用眼鏡40の光学的特性を充分に発揮することが可能となる。
    【0024】
    また、本実施形態によれば、装着者の顔面に略平行な視力矯正用眼鏡と、球面状を呈するゴーグルレンズとを組み合わせて使用する場合に比べ、ゴーグルレンズと視力矯正用眼鏡のレンズとの間の距離が狭められる。 したがって、より良好な視野を得ることができる。
    【0025】
    尚、本実施形態では、左右のレンズ31、32が一体化して形成された所謂一眼レンズタイプのゴーグルを例にとって説明したがこれに限るものではない。 左右のレンズが独立している所謂二眼レンズタイプのゴーグルに適用することも可能である。
    【0026】
    【発明の効果】
    以上のように、本発明によれば、ゴーグルとしての機能を損なうことなく、ゴーグルに取り付けられる視力矯正用のインナーフレームの光学的特性を充分に機能させることができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の実施形態が適用されるゴーグルの斜視図である。
    【図2】ゴーグルの正面図である。
    【図3】ゴーグルの平面図である。
    【図4】視力矯正用眼鏡を取り付けたゴーグルのゴーグルレンズを跳ね上げた状態を示す正面図である。
    【図5】ゴーグルレンズの平面図である。
    【図6】ゴーグルレンズの左レンズの側面図である。
    【図7】ゴーグルレンズの表面のカーブを示す図である。
    【符号の説明】
    10 ゴーグル20 フレーム21、22 テンプル23 ゴーグルレンズ支持部30 ゴーグルレンズ31 左レンズ32 右レンズ31a、32a 対向面31b、32b 側湾曲面33 中央部40 視力矯正用眼鏡

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