Front hanging spectacles and its mounting method

申请号 JP27540199 申请日 1999-09-28 公开(公告)号 JP2001100161A 公开(公告)日 2001-04-13
申请人 Horikawa Inc; 株式会社ホリカワ; 发明人 TAKAGI KAZUO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide front hanging spectacles which allow the sure mounting of the front hanging spectacles to a spectacle body in a stable state free from shaking.
SOLUTION: The front hanging spectacles mounted at the spectacle body have hook parts 6 for outwardly elastically compressing the rear surfaces of brackets 3 of the spectacle body A crossly from the front of these brackets at both ends of the front hanging spectacles. Pressing parts 62 at the front ends of the hook parts 6 are fitted into recessed parts 33 formed at the rear surfaces of the brackets and magnetization force acts between the pressing parts 62 and these recessed parts 33.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼鏡の両端に、備えたことを特徴とする前掛け眼鏡。
  • 【請求項2】 眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部の先端の押圧部が前記ブラケットの裏面に形成された凹部に嵌め込まれることを特徴とする前掛け眼鏡。
  • 【請求項3】 眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部の先端の押圧部を磁性体としたことを特徴とする前掛け眼鏡。
  • 【請求項4】 眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部の先端の押圧部が前記ブラケットの裏面に形成された凹部に嵌め込まれ、且つ押圧部と該凹部との間に磁着力が作用していることを特徴とする前掛け眼鏡。
  • 【請求項5】 フック部はブラケットの正面部分を前方から跨ぎ側面部分の裏面を外方向に弾圧するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の前掛け眼鏡。
  • 【請求項6】 フック部が前掛け眼鏡の枠体から延設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の前掛け眼鏡。
  • 【請求項7】 フック部が前掛け眼鏡のレンズから延設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項記載の前掛け眼鏡。
  • 【請求項8】 眼鏡本体に対する前掛け眼鏡の取付け方法であって、前掛け眼鏡の両側に備わったフック部を眼鏡本体のブラケットを前方から跨がせてブラケットの裏面に対して外方に弾圧させ、同時にフック部の先端をブラケットに磁着させて取り付けることを特徴とする前掛け眼鏡の取付け方法。
  • 【請求項9】 ブラケット形成した凹部にフック部の先端を嵌め込むことを特徴とする請求項8記載の前掛け眼鏡の取付け方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明は、眼鏡に取り付けられる前掛け眼鏡に関し、更に詳しくは、少なくとも弾圧を利用して眼鏡本体の前面に確実に取り付けられる前掛け眼鏡及びその取付方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年、眼鏡にもデザインだけではなく各種の機能性を有するものが要望されてきている。 例えば、目を守る意味から、眼鏡本体のレンズに紫外線等を遮断するための有色レンズや偏向レンズを使ったものがある。 しかし、眼鏡本体レンズに有色レンズのような遮光性のものを用いると、見かけ上違和感を与えるため一部の人には敬遠されており、寧ろ、必要時にのみ遮光機能を付与できる前掛け眼鏡を備えた眼鏡が好まれている。

    【0003】この前掛け眼鏡は、必要な時、眼鏡本体に簡単に取り外しができ、またコスト的にも安く製造することができることから極めて便利である。 ところで、この前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けるための手段として、例えば、実用新案登録第3058390号や特開平7ー128620号公報のようなものが開発されている。 前者の眼鏡は、メインメガネフレームの前面側に特別な保持手段を介してサブメガネフレーム(紫外線遮断用のレンズが装着されたもの)を着脱自在に設けたものである。

    【0004】この保持手段は、メインメガネフレームの鎧部の裏側に設けられた被吸着体とサブメガネフレームの各枠部の外縁部に下向きコ字状のフック部と、該フック部の他端に設けられた吸着体とからなり、メインメガネフレームの前面側にサブメガネフレームを取り付ける場合、サブメガネフレームのフック部をメインメガネフレームの鎧部に上から引っ掛け、そしてフック部の先端の吸着体とメインメガネフレーム(鎧部)の裏面側にある被吸着体とを相互に吸着させる。 このように、フック部による引掛け力と、吸着体と被吸着体との吸着力との両方の力によってサブメガネフレームを保持することができる。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従来のサブメガネフレームの取付方法では、レンズ面方向の力に対して弱くスライドし易い。 その上、フック部が曲がり易く、サブメガネフレームの着脱操作を繰り返しているうちにフック部の端部間の間隙が広くなり(すなわちフック部が開く)ガタ付きが生ずる欠点がある。 また、メインメガネフレームの鎧部の裏面側にある被吸着体は、眼鏡において、レンズが装着される最も重要なレンズ取り付け穴に近い位置に、且つ狭い限られた領域に設けられている。

    【0006】通常、このような取付け用の穴はドリル等によって開けられるが、レンズ穴の近くに穿孔加工を行うと、それと同時に、ドリルによってレンズ穴の周面に傷が付き易い。 このように、レンズ穴の周面を傷つけないように、しかも限られた領域の面積に確実に取付け用の穴を所定の深さ開けるには、かなりの熟練と要領が必要である。

    【0007】一方、前記の後者の眼鏡は、マグネット力のみによってサングラスを眼鏡本体の前面に取り付けるものであるが、マグネット力では、引き付け力には比較的強いがスライドに弱く方向性により固定力が異なることになる。 また、サングラスにマグネットを取り付ける際、前述したようにレンズ穴の周面に傷が付き易い欠点も避けられない。

    【0008】本発明は、このような従来技術の問題点を解決するために開発されたものである。 即ち、本発明の目的は、前掛け眼鏡を眼鏡本体にガタ付きのない安定した状態で確実に取り付ることができる前掛け眼鏡及びその取付け方法を提供することである。 しかも、加工上、
    レンズ穴に傷が付きにくい前掛け眼鏡及びその取付け方法を提供することである。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねた結果、
    眼鏡本体のブラケットを前掛け眼鏡のフック部が跨ぐようにし、且つ外方向に弾圧させることにより安定した取り付けができることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させるに至ったものである。

    【0010】即ち、本発明は、(1)、眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼鏡の両端に、備えたことを特徴とする前掛け眼鏡に存する。

    【0011】そして、(2)、眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部の先端の押圧部が前記ブラケットの裏面に形成された凹部に嵌め込まれるる前掛け眼鏡に存する。

    【0012】そしてまた、(3)、眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部の先端の押圧部を磁性体とした前掛け眼鏡に存する。

    【0013】そしてまた、(4)、眼鏡本体に取り付けられる前掛け眼鏡であって、眼鏡本体のブラケットを前方から跨いで該ブラケット裏面を外方に弾圧するためのフック部を前掛け眼鏡の両端に備え、前記フック部の先端の押圧部が前記ブラケットの裏面に形成された凹部に嵌め込まれ、且つ押圧部と該凹部との間に磁着力が作用している前掛け眼鏡に存する

    【0014】そしてまた、(5)、フック部はブラケットの正面部分を前方から跨ぎ側面部分の裏面を外方向に弾圧するものである上記(1)〜(4)のいずれか1の前掛け眼鏡に存する。

    【0015】そしてまた、(6)、フック部が前掛け眼鏡の枠体から延設されている上記(1)〜(4)のいずれか1の前掛け眼鏡に存する。

    【0016】そしてまた、(7)、フック部が前掛け眼鏡のレンズから延設されている上記(1)〜(4)のいずれか1の前掛け眼鏡に存する。

    【0017】そしてまた、(8)、眼鏡本体に対する前掛け眼鏡の取付け方法であって、前掛け眼鏡の両側に備わったフック部を眼鏡本体のブラケットを前方から跨がせてブラケットの裏面に対して外方に弾圧させ、同時にフック部の先端をブラケットに磁着させて取り付ける前掛け眼鏡の取付け方法に存する。

    【0018】そしてまた、(9)、ブラケット形成した凹部にフック部の先端を嵌め込むこと上記(8)の前掛け眼鏡の取付け方法に存する。

    【0019】

    【発明の実施の形態】以下、具体的な実施の形態を挙げ図面に基づいて本発明を説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の第1の実施の形態における前掛け眼鏡の眼鏡本体に取り付ける前の状態を示した斜視図である。 また図2は、本発明の第1の実施の形態における前掛け眼鏡であり、(A)は正面図、
    (B)は右側面図、(C)は平面図をそれぞれ示す。 図1に示すように、本発明の前掛け眼鏡Bは、視力矯正用レンズR1を備えた眼鏡本体Aのフロント部(リム枠体1、ブリッジ2、レンズR1より構成される)に安定的に取り付けられるものである。

    【0020】ここで掲げた眼鏡本体Aは、一対の視力矯正用レンズR1の周囲をそれぞれ抱持固定するためのリム枠体1と、該リム枠体1を左右対象に連結するブリッジ2と、リム枠体1の両端に設けられたブラケットと、
    該ブラケットに回動自在に取り付けられたテンプルTとよりなる。 ブラケット3はL字状に曲げられて形成されており、レンズ面に平行な正面部分31とテンプルと平行な側面部分32とを有する。 このブラケットの側面部分32には、その裏面(すなわち顔面当接部)において、前掛け眼鏡Bのフック部6の先端が弾圧的に取り付けられる(これについては後でより詳しく説明する)。

    【0021】図2に示すように、本発明の前掛け眼鏡B
    は、左右一対の遮光レンズR2と、その一対の遮光レンズR2の周囲をそれぞれ抱持固定するためのリム枠体4
    と、該リム枠体4を左右対象に連結するブリッジ5と、
    リム枠体4の両端に延設されたフック部とよりなる。 遮光レンズR2には、例えば、紫外線等を遮断する遮光機能を有するプラスチック製レンズ等が採用されており、
    その形状は眼鏡本体Aの視力矯正用レンズR1に対応した形に形成される。

    【0022】本発明においては、前掛け眼鏡Bのリム枠体4の両端に眼鏡本体Aのブラケット3の裏面を外方に弾圧する機能を有するフック部6を備えたことが大きな特徴である。 ここでのフック部6は、リム枠体4に延設され上下方向に曲げられた段状部を有する〔図2(B)
    参照〕。 このように段状部61を設けることで、前掛け眼鏡Bを眼鏡本体Aに取り付けた場合、リム枠体4の上に安定して載置される。

    【0023】一方、フック部6の先端は、拡大状に形成されて押圧部7(ここでは板状体に形成されている例を示した)となっており、この押圧部7によりブラケットを弾圧的に押圧する。 すなわち、前掛け眼鏡Bは、両端に設けられたフック部6の押圧部7でブラケットの側面部の裏側を外方向に弾圧的に押し広げるよう作用することで取り付けられる。 ちなみに、フック部の少なくとも中間部を平板状とすること(例えば潰し加工により形成)により、上記外方向の弾圧力を多少弱めて柔らかくブラケットに当接することができる。

    【0024】ここで前掛け眼鏡Bの取り付けにおいては、フック部6の弾圧力にリム枠体4の湾曲に依存する弾圧力が加わり、相乗効果により十分な押圧力が作用する。 ここで、フック部6の材質としては、高弾性素材を材質とした金属材(例えばニッケル、ステンレス、チタン、ニッケル・チタン合金等)や合成樹脂材等が使用され、好適にはニッケル・チタン合金が用いられている。

    【0025】次に、図3は前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した斜視図であり、図4は平面図をそれぞれ示す。 前掛け眼鏡Bを取り付けた場合、その両端に備えたフック部6は眼鏡本体Aのブラケット3を眼鏡本体の前方(正面)から跨ぎ、また跨いだ後、ブラケット裏面を外方に弾圧するようにして取り付けられる。 より詳しくは、フック部6は、眼鏡本体Aのブラケットの前面部31を前方から垂直方向に上から跨いで、眼鏡本体Aのリム枠体に載置されて安定した状態となり、そのまま、フック部6の弾圧力(上述したように、レンズ面方向の平方向の弾性力)により、その先端の押圧部を積極的に水平外方向(左右方向)に押圧する。

    【0026】フック部6の段状部がブラケットの正面部分31を上から跨ぐ状態となるので、前後方向の動き(レンズ面と垂直方向の動き)を規制することができる。 しかも、跨いだ状態で、ブラケット3の裏面を外方に弾圧するため、レンズ面方向(左右方向)に力が加わったとしても、フック部6の弾圧力によりそれが吸収され、前掛け眼鏡Bがスライドする(横ズレが生じる)のが防止される。 このように、本実施の形態では、主として、フック部6の弾圧力(弾圧作用)を利用した取り付け方法であるが、前掛け眼鏡Bは、前後及び左右方向にガタ付くこともなく眼鏡本体Aに確実に取り付けられる。

    【0027】〔第2の実施の形態〕図5は、本発明の第2の実施の形態における眼鏡本体のブラケットを示した拡大図である。 また図6は、本発明の第2の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した平面図である。 この実施の形態は、上記第1の実施の形態において、側面部分32の裏面にフック部の先端の押圧部が嵌まり込むための凹部33が形成されていることが特徴である。 そのため、押圧部も第1の実施の形態より肉厚に形成されている。

    【0028】この場合、前掛け眼鏡Bは、そのフック部の押圧部7が、ブラッケット裏面の凹部33に嵌まり込むことでブレのないより確実な固定が可能となる。 しかも、ブラケットの凹部33は、眼鏡本体Aのリム枠体1
    のレンズ穴に悪影響を及ばさない位置(ブラケットの側面部分)にあるので、加工時、レンズ穴の周面に傷を付けることなく簡単に凹部の付与作業を行なうことができる。

    【0029】〔第3の実施の形態〕図7は、本発明の第3の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付ける前の状態を示した斜視図である。 また図8は、本発明の第3の実施の形態における前掛け眼鏡であり、
    (A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は平面図をそれぞれ示す。 図9及び図10は、前掛け眼鏡Bを眼鏡本体Aに取り付けた後の状態(斜視図及び平面図)を示す。

    【0030】前掛け眼鏡Bの基本的な構造は、第1の実施の形態と同様であり、左右一対の遮光レンズR2と、
    その遮光レンズR2をそれぞれ固定するリム枠体4と、
    該リム枠体4を左右対象に連結するブリッジ5よりなり、リム枠体4の両端にはフック部6が延設されており、該フック部が眼鏡本体Aのブラケット3の裏面を外方に積極的に弾圧する機能を有する。 そして、対応する眼鏡本体Aのブラケット3(側面部分)の裏側には、フック部6の押圧部62が嵌まりこむための凹部33が形成されている。

    【0031】この実施の形態においては、弾圧力に加え磁着力を利用している点が主な特徴である。 すなわち、
    前掛け眼鏡Bは、そのフック部6の先端の押圧部62に磁性力が与えられており、具体的には、フック部6の先端の押圧部62が磁石体7(ここでは直方体状に形成されている例を示した)となっている。 第1の実施の形態で述べたように、フック部6は、外方への弾性力が常時確保されている。

    【0032】すなわち、フック部の押圧部62がブラケット3の凹部33に嵌まり込んだ状態で、フック部6の弾圧力により、その押圧部62がブラケット3の側面部32の裏面を積極的に外方向に押圧している。 しかも、
    フック部6の押圧部62とブラケット3の凹部33とは、互いに磁着力によっても固定されている。 従って、
    前掛け眼鏡Bは、眼鏡本体Aと弾圧的且つ磁力的な固定力を得て確実に取り付けられる(図10参照)。 このように、ここでは前述の第1の実施の形態に比べて、前掛け眼鏡Bの固定力をより大きく発揮することができ、また、前掛け眼鏡Bの安定感もより向上する。 なお、この実施の形態において、極端にはブラケットに凹部を設けない場合でも効果は十分期待できるものである。

    【0033】〔第4の実施の形態〕図11は、本発明の第4の実施の形態における前掛け眼鏡を示した正面図である。 ここでは、取り付けの対象となる前掛け眼鏡Bがリム枠体を無くしたリムレス型の前掛け眼鏡である場合を示す。 すなわち、前掛け眼鏡Bは、左右一対の遮光レンズR2と、それを連結するブリッジ5とよりなり、遮光レンズR2に、直接、フック部6が取り付けられている。 通常、眼鏡本体Aと前掛け眼鏡Bとの両方がリム枠を備えたものであると前掛け眼鏡を取り付けた場合、両方のリム枠が邪魔になって視野が狭くなる。 この実施の形態では、少なくとも、前掛け眼鏡Bのリム枠体を無くすことで、視野的により広さが得られ明るく且つ軽量となる。

    【0034】フック部6の形状は、図12に示すように、ツーポイント眼鏡(リムレス眼鏡)に使用されているようなブラケットに似た形状のものが使用される。 第1の実施の形態と同じように、上下方向に曲げられて段状部61を形成し、且つフック部6の先端部は円盤状に拡大した押圧部62(ここでは円柱状に形成されている例を示した)となっている。 このフック部6は、一方の端がレンズに直接ネジ止め64され、翼片63がレンズ周面方向のスライドを防止するために設けられている。

    【0035】一方、眼鏡本体Aのブラケット3の側面部分32には、図13に示すように裏側に押圧部62が嵌め込まれる円形の凹部33が形成されている。 フック部6の段状部61がブラケットの正面部分31を上から跨ぐ状態となるので、前後方向の動きを規制することができる。 また、跨いだ状態で、ブラケット3の裏面を外方に弾圧するため、レンズ面方向に対して左右方向(水平方向)に力が加わったとしても、フック部6の弾圧力によりそれが吸収される。 前掛け眼鏡Bとしては、フック部6の弾圧力にリム枠体4の湾曲に依存する弾圧力が加わり、その相乗効果により十分な押圧力を眼鏡本体Aに対して作用させることができる。

    【0036】ところで、この実施の形態において、押圧部62を磁石体とすることも可能で、ブラッケット3の凹部33との間で磁着力による固定力が更に加わる。 この場合、前掛け眼鏡Bは、眼鏡本体Aと弾圧的且つ磁力的な固定力を得て確実に取り付けられる。 なお、この実施の形態において、極端にはブラケットに凹部を設けない場合でも効果は十分期待できるものである。

    【0037】以上、本発明を説明してきたが、本発明は実施の形態にのみ限定されるものではなく、その本質から逸脱しない範囲で、他の種々の変形例が可能であることは言うまでもない。 フック部の先端である押圧部の形状は、球形、星形、錐形等の適宜の形に変更でき、ブラケットの裏面を確実に外方向に押圧できるものであればよい。 また、押圧部に磁性体を用いたが、ブラケットの側面部分に磁性体を用いてもよく、要は、両者が磁着力により互いに引き合うものであればよい。 眼鏡本体をリム枠を備えたものとして説明したが、リム枠のない、
    いわゆる2ポイントのリムレス眼鏡であっても当然採用可能である。

    【0038】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前掛け眼鏡の両端に設けたフック部による弾圧力を利用する取付方法であり、それにより前掛け眼鏡を眼鏡本体に安定した状態で確実に取り付ることができる。 また、フック部がブラケットを跨いだ状態でブラケット裏面を外方向に弾圧するため、前掛け眼鏡の横ズレ及び縦ズレも確実に防止することができる。 特に、ブラケットに凹部を設けてフック部の押圧部が嵌まり込むようにすることで、より確実な固定力が得られる。

    【0039】前掛け眼鏡Bとしては、フック部6の弾圧力にリム枠体4の湾曲に依存する弾圧力が加わり、その相乗効果により十分な押圧力を眼鏡本体Aに対して作用させることができる。 また、フック部の押圧部の押圧部とブラケットの側面部分とのあいだに磁着力を作用させる場合は、より確実な固定が可能となる。 前掛け眼鏡や眼鏡本体の正面部には加工を施さないので見栄えがよい。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付ける前の状態を示した斜視図である。

    【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態における前掛け眼鏡を示したものであり、(A)は正面図、(B)
    は右側面図、(C)は平面図をそれぞれ示す。

    【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した斜視図である。

    【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した平面図である。

    【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態における眼鏡本体のブラケットを示したものである。

    【図6】図6は、本発明の第2の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した平面図である。

    【図7】図7は、本発明の第3の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付ける前の状態を示した斜視図である。

    【図8】図8は、本発明の第3の実施の形態における前掛け眼鏡を示したものであり、(A)は正面図、(B)
    は右側面図、(C)は平面図をそれぞれ示す。

    【図9】図9は、本発明の第3の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した斜視図である。

    【図10】図10は、本発明の第3の実施の形態における前掛け眼鏡を眼鏡本体に取り付けた状態を示した平面図である。

    【図11】図11は、本発明の第4の実施の形態における前掛け眼鏡を示した正面図である。

    【図12】図12は、本発明の第4の実施の形態における前掛け眼鏡のフック部を拡大して示した図である。 示した正面図である。

    【図13】図13は、本発明の第4の実施の形態における眼鏡本体のブラケットを示したものである。

    【符号の説明】

    A…眼鏡本体 1…リム枠体 2…ブリッジ 3…ブラケット 31…正面部分 32…側面部分 33…凹部 B…前掛け眼鏡 4…リム枠体 5…ブリッジ 6…フック部 61…中央部(平板部) 62…押圧部 63…翼片 64…ネジ止め 7…磁石体 R1…視力矯正用レンズ R2…遮光レンズ T…テンプル

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