Spectacles with lenses, and its manufacturing method

申请号 JP2003049469 申请日 2003-02-26 公开(公告)号 JP2006184296A 公开(公告)日 2006-07-13
申请人 Combex Co Ltd; 株式会社コンベックス; 发明人 NISHIKATA MASATO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To improve the safety by solving the problem having the possibility of drop or separation of lens bodies when subjected to strong impact. SOLUTION: An object of this invention is to improve the safety. The lens bodies 2, 2a are formed integrally on the rear surface of a shield so as to avoid such a danger that the eyes balls may be injured due to drop or separation of the lens bodies 2, 2a. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI
权利要求
  • シールド裏面にレンズ体を一体成形したことを特徴とする度付眼鏡。
  • シールドを表面凸型の湾曲形状に成形したことを特徴とする請求項1記載の度付眼鏡。
  • レンズ体表面を凹面形状と成したことを特徴とする請求項1又は2記載の度付眼鏡。
  • レンズ体表面を凸面形状と成したことを特徴とする請求項1又は2記載の度付眼鏡。
  • シールド及びレンズ体をポリカーボネート樹脂、ABS樹脂等の透光性を有する合成樹脂で成形したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の度付眼鏡。
  • 表裏面シールド間に偏光フィルムを挟持させてシールドと成したことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の度付眼鏡。
  • シールド及びレンズ体に染色したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の度付眼鏡。
  • シールド裏面に一体成形した凸部を研磨し、該凸部の表面を所定曲率に調整してレンズ体と成す様にしたことを特徴とする度付眼鏡の製造方法。
  • シールド及びレンズ体に染料で着色する様にしたことを特徴とする請求項8記載の度付眼鏡の製造方法。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、シールド1枚で両眼を覆う様にしたシールド式の度付眼鏡及びその製造方法に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来、合成樹脂製のシールド1枚で両眼を覆う様にしたシールド式眼鏡は軽量且つ強靱な上ファッション性にも優れていることから、主にスポーツ用として使用されている。
    又、シールド内の所定箇所に視矯正用のレンズ体を設けたシールド式の度付眼鏡も種々提供されている。
    【0003】
    研究開発段階や出願段階で先行技術調査を行っておらず、記載すべき先行技術文献を知りません。
    【0004】
    【発明が解決しようとする課題】
    ところが、上記従来の度付眼鏡はシールドとレンズ体が別体物で、シールドの所定箇所(眼鏡装着者の両眼との対向位置の2箇所)に穿設した透孔に別途成形したレンズ体を嵌設するか、レンズ体をシールド裏面に接着固定していたため、強い衝撃を受けた際にレンズ体の脱落や剥離の恐れがあり、安全性の点で問題を有していた。
    【0005】
    【課題を解決するための手段】
    本発明は、上記従来技術に基づく、安全性を向上せねばならない課題に鑑み、シールド裏面にレンズ体を一体成形することによって、レンズ体の脱落又は剥離による眼球損傷の危険を回避する様にして、上記課題を解決する。
    【0006】
    【発明の実施の形態】
    以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
    本発明に係る度付眼鏡は、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂等の透光性及び耐衝撃性に優れた合成樹脂から成り、図1〜3に示す様に、両眼を覆うシールド1と視力矯正用のレンズ体2、2aとが一体的に成形されている。
    シールド1は、表面側が凸面の湾曲板形状に成形され、レンズ体2、2aはシールド1裏面の左右の2箇所、即ち眼鏡着用者の両眼に対応した所定箇所に位置し、レンズ体2、2aの表面は図1(a)、(b)の様に凹面形状又は凸面形状と成している。
    【0007】
    次に本発明の度付眼鏡の製造工程を説明し、本発明について更に詳述する。
    先ず、ポリカーボネート樹脂等のモノマーを用いた注型重合法、又は熱可塑性樹脂を用いた射出成形法により、裏面に2個の凸部3、3aを有する表面凸状のシールド基材4を成形し、該シールド基材4外縁の不要部分を切除して、所望形状のシールド1をシールド基材4から切り出す(図2、3参照)。
    次に、シールド1裏面の凸部3、3aの表面を凹面形状又は凸面形状に研磨し、所定曲率に調整して、レンズ体2、2aが形成された度付シールド5を得る(図1参照)。
    最後に、度付シールド5の左右端付近にテンプル6、6aを取付け、更に度付シールド5の中央下部にノーズピース7、7aを取付けてシールド式の度付眼鏡を形成する。
    【0008】
    度付眼鏡をサングラスとする場合は、例えば、シールド基材4形成用の合成樹脂に適宜色素を混合分散させるか、或いは、浸透性を高める染色助剤を添加した染料中にレンズ体2、2aの表面曲率調整済の透明度付シールド5を浸漬させて着色すれば良い。
    又、偏光度付眼鏡とする場合は、例えば、シールド基材4の成形工程において、縦二分割可能な円筒型の内面中腹に凹溝を周設し、該凹溝に偏光フィルムを嵌合し、偏光フィルムの上下に樹脂モノマーを注入して、表裏面シールド間に偏光フィルムを挟持させたシールド基材4を成形し、該シールド基材4から度付シールド5を切り出す様にすれば良い。
    【0009】
    以上、本実施例では、度付シールド5と別体のテンプル6、6a及びノーズピース7、7aを後付けする度付眼鏡について説明したが、テンプル6、6a及びノーズピース7、7aをシールド基材4の成形時に一体的に成形する様にしても良い。
    【0010】
    【発明の効果】
    要するに本発明は、シールド1裏面にレンズ体2、2aを一体成形したので、レンズ体2、2aの脱落又は剥離は皆無であるから、レンズ体2、2aの飛来による眼球損傷を回避して、安全性の向上を図ることが出来る。
    又、部品点数を縮減することにより、製造工程を簡略化して、製造コストを削減できると共に、製品納期の短縮化を図ることが出来、更に在庫品の種類を単一化して、管理費を低く抑えることが出来る。
    又、シールドにレンズ体を嵌設又は接着した従来品は、脱落又は剥離したレンズ体の眼球への飛来を回避するために、シールドの表面側にレンズ体を設けると、シールドとレンズ体との境界に段差が生じ、この段差に埃等が溜まって汚れ易くなってしまうが、本願発明品はシールド1の表面に段差がないから、汚れが付着し難く、又汚れが付着しても容易に拭き取ることが出来る。
    【0011】
    シールド1を表面凸型の湾曲形状に形成したので、広い視野を確保できるだけでなく、頭部の形状に合わせてフット感を向上させることが出来る。
    【0012】
    レンズ体2、2a表面を凹面形状と成したので、近視用、遠視用を問わず所望の度数のレンズ体2、2aに調整できる。
    【0013】
    レンズ体2、2a表面を凸面形状と成したので、高屈折型のレンズ体2、2aに調整し、レンズ体2、2aの厚みを薄く抑えて、高い度数を要する場合でも、レンズ体2、2aと眼球との間に充分なクリアランスを確保することが出来る。
    【0014】
    シールド1及びレンズ体2、2aをポリカーボネート樹脂、ABS樹脂等の透光性を有する合成樹脂で形成したので、軽量かつ強靱なものとして、激しく行動するスポーツ分野にも対応することが出来る。
    【0015】
    表裏面シールド間に偏光フィルムを挟持させてシールド1と成したので、防眩性を高めて、更なる用途拡張を図ることが出来る。
    【0016】
    色素を混合分散させた素材で成形すると、厚い部分は濃色になり、薄い部分は淡色になって全体に色むらが生じる場合があるが、シールド1及びレンズ体2、2aに染色したので、シールド1及びレンズ体2、2aの表層部分のみに染料を浸透させることにより、均一に着色されたサングラスを得ることが出来る等その実用的効果甚だ大である。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明に係る度付眼鏡の平切断部端面図である。
    【図2】図1の度付眼鏡に用いる度付シールドの正面図である。
    【図3】図2のA−A切断部端面図である。
    【符号の説明】
    1 シールド2、2a レンズ体3、3a 凸部4 シールド基材5 度付シールド6、6a テンプル7、7a ノーズピース

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