Device for protecting the eyes from the sun's rays

申请号 JP2001514621 申请日 2000-07-27 公开(公告)号 JP2003506743A 公开(公告)日 2003-02-18
申请人 ビジョナリー ソルーションズ トゥウェンティーファースト センチュリー ビー.ブイ.; 发明人 フェリー ヤコブ アルテラアル; グルート アントイネッテ デ;
摘要 (57)【要約】 本発明は、頭部に取り付け可能な支持フレームと、その支持フレームに対して転置可能な少なくとも1つの遮蔽要素を備えた、太陽光線から目を保護するための装置に関する。 この遮蔽要素は、本件においては、例えば旋回可能な状態で支持フレーム上に取り付けるなど、支持フレームに関して複数の 位置 に固定できるのが好ましい。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 太陽光線から目を保護するための装置(1)であって、 − 頭部に取り付け可能な支持フレーム(2、3、4)と、 − 前記支持フレーム(2、3、4)に対して転置可能な少なくとも1つの遮蔽要素(5)と、 を備え、前記遮蔽要素(5)が利用者の顔の形状に適合する曲面形状を有することを特徴とする装置。 【請求項2】 前記支持フレーム(2、3、4)が少なくとも1つの鼻当て(4)と耳当て(2)を備え、前記遮蔽要素(5)が、少なくとも1つの回転点を軸として旋回するために、前記鼻当て(4)と前記耳当て(2)との間に回転点が位置するように前記支持フレーム(2、3、4)に接続されている、請求項1に記載の装置(1)。 【請求項3】 前記回転点(7)が側面図において前記耳当て(2)の方へ向けられた鼻当て(4)の側面上に置かれる、請求項2に記載の装置(1)。 【請求項4】 前記遮蔽要素(5)が前記鼻当て(4)の両側に位置する2
    つの回転点(7)によって前記支持フレーム(2、3、4)に旋回可能な状態で接続される、請求項2または3に記載の装置(1)。 【請求項5】 前記遮蔽要素(5)が前記支持フレーム(2、3、4)に対して複数の位置で固定可能である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置(
    1)。 【請求項6】 前記遮蔽要素(5)が実質的に細長く湾曲した遮蔽材料のストリップから構成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置(1)。 【請求項7】 前記遮蔽要素(5)が太陽光線に対して実質的に不透過性を有する、請求項1〜6のいずれかに1項に記載の装置(1)。 【請求項8】 前記遮蔽要素(5)が少なくとも1つの金属層を備えている、請求項1〜7のいずれかに1項に記載の装置(1)。 【請求項9】 前記遮蔽要素(5)が太陽光線に対して部分的に透過性を有する材料をも備えている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置(1)。 【請求項10】 前記支持フレーム(2、3、4)の方へ向けられた前記遮蔽要素(5)の側面に太陽光線を吸収する表面を備えている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置(1) 【請求項11】 前記支持フレーム(2、3、4)から離れた遮蔽要素(5
    )の側面に装飾表面を備えている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置(1)。 【請求項12】 前記支持フレーム(2、3、4)が眼鏡によって形成される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の装置(1)。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 本発明は、頭部に取り付け可能な支持フレームとその支持フレームに対して転置可能な少なくとも1つの遮蔽要素を備える、太陽光線から目を保護するための装置に関する。 【0002】 例えば、ぎらつき防止など、太陽光線から目を保護する利点は広く知られている。 特に、太陽光線の一部を任意選択的に遮るサングラスがこの目的に使用される。 サングラスの使用の難点は、サングラス着用者が見るイメージの光の一部も遮られることである。 さらに、例えば会話の最中などにサングラス着用者の目を見れないのが腹立たしい場合がある。 太陽光線から目を保護するための別の方法は、頭にかぶる帽子またはサンバイザーの使用である。 これにより、目だけでなく着用者の目の周辺の顔部分も太陽光線から遮蔽される。 帽子またはサンバイザーの着用は、特に温かい条件下では不快感も伴う。 【0003】 米国特許第5,729,321号から、薄い色付きのパネルと不透明なパネルの付いたサンシールドとサングラスを組み合わせたものが周知されている。 パネルは両方ともほぼ長方形であり、回転可能な状態で平ヘッドバンドに接続される。 このヘッドバンドは、弾のあるプラスチックから製造され、眼鏡フレームにある程度対応する支持構造体の一部を形成する。 不透明のパネルは、強い太陽光線から利用者の目を部分的または完全に遮蔽するのに適している。 この公開に記載するサンシールド付きサングラスは、太陽光線またはその他の光線から利用者の目を完全に遮蔽することができないという欠点を有する。 【0004】 本発明は、サングラス、帽子、サンシールド、およびサンシールドなしサングラスの上記の欠点なしに太陽光線から目を完全に保護できる、序文で明示したタイプの装置を提供することをその目的とする。 【0005】 この目的のため、本発明は、遮蔽要素が利用者の顔の形状に適合する曲面形状を有することを特徴とする、序文に明示したタイプの装置を提供する。 この装置を使用すると、極めて選択的に、かつ顔の大方の部分を同時に太陽光線から遮蔽せずに、太陽光線から目を完全に遮蔽できる。 この場合の特別な利点は、目(および瞼)上に生じる影が強い冷感を提供することである。 その根本的な理由は、
    目と瞼が相対的に感じる身体部分であり、その局部的温度感覚は温度感覚全般に大きな影響を及ぼす。 さらに、目の選択的遮蔽は顔の日焼けを助長することは利点となりえる。 さらに別の利点は、本発明に基づく装置の利用者の目は一般には話し相手にも見え、また利用者が見える対象物の光が濾過されず、そのため比較的強いイメージが観察できることである。 利用者の顔に適合する遮蔽要素の曲面形状は、着用者の顔と遮蔽要素との間の距離が、遮蔽要素の位置に無関係に、遮蔽要素の全長に渡ってほぼ一定であるとの利点を有する。 この結果、本発明に基づく装置の遮蔽動作が改善される。 この遮蔽動作改善の一例は、装置利用者の顔に横から入射する太陽光線が遮断されることである。 また、遮蔽要素の曲面形状によって、太陽光線は装置利用者の目に入射する前に遮断される。 本発明に基づく装置は、現行の各(太陽)光遮蔽手段の各利点を結合し、またさらなる機能性を提供する普遍的なソリューションを形成する。 【0006】 米国特許第5,005,214号では、眼鏡から取り外し可能なシェードバイザーに、眼鏡フレームに引っ掛けるための弾力のあるループが付いている。 このシェードバイザーは、レンズ上に固定的に取り付けられる設計となっており、これは例えば眼鏡フレームに対してサンシェードを調節できないことなどの理由から、本発明に基づく装置とは大幅に異なる。 【0007】 好適な実施態様では、支持フレームは少なくとも1つの鼻当てと当てを備え、遮蔽要素は、少なくとも1つの回転点を軸として旋回するために、回転点が鼻当てと耳当ての間に位置するように支持フレームに接続される。 側面図で、回転点が耳当ての方に向けられた鼻当ての側面に位置するのがさらに好ましい。 この回転点は、遮蔽要素と支持フレームとの間の構造的に簡単で調整可能な連結を提供する。 装置の前面図において、鼻当てよりも後ろの位置にこの回転点を置くことにより、遮蔽要素は転置可能となり、鼻当ての上または下の位置にも回転できるようになる。 回転点の位置から得られるこの高度な調節性という極めて重要な利点によって、下または上からくる光線も遮蔽することができる。 この装置は従って、太陽光線から、あるいは濡れた路面または水面の反射から目を遮蔽することができる。 この装置はまた、太陽光線の中で寝そべっている者の目を保護するにも、また太陽光線がテンプルバー要素のある側面に近い位置から入射してくる場合に目を遮蔽するにも使用できる。 逆に、ある程度額に平行に入射する光線も遮断することができる。 回転点が後部にあることによって、遮蔽要素は、支持構造体の上の位置にも、目の近くにも、そして極端な場合には遮蔽要素が額に当たるところまでも回転することができる。 別の利点として、この装置は利用者が遮蔽要素の上あるいは遮蔽要素の下から見るのに使用できる。 本発明に基づく装置の別の利点は、ファッションアクセサリとしても着用できるほど外観として非常に信頼のおける形で製造可能である点である。 【0008】 この装置の構造をより堅固にするため、遮蔽要素が鼻当ての両側にある2つの回転点によって旋回するように支持フレームに接続されることが推奨される。 【0009】 別の好適な実施態様では、例えば、遮蔽要素が支持フレーム上に旋回可能な状態で取り付けられるなど、遮蔽要素が持フレームに対して複数の位置で固定されることが可能である。 遮蔽要素はこのため、太陽(またはその他の迷惑な放射源)と目との間に位置するよう固定位置に置くことができる。 【0010】 さらに別の好適な実施態様では、遮蔽要素は、実質的に細長く湾曲した、例えば太陽光線に対して不透過性の材料から製造された、遮蔽材料のストリップで構成されている。 この不透過性は、例えば遮蔽要素の一部が少なくとも1つの金属層を備えていることにより得られる。 もちろん、遮蔽要素を金属だけで製造することも可能である。 あるいは、太陽光線に対して部分的に不透過性の材料を遮蔽要素に使用することも可能である。 遮蔽要素の一部または全体は、従って、太陽光線に対して部分的に透過性を有することができる(例えば赤外線や紫外線を遮るが可視光線は遮らない)。 【0011】 目と瞼への放射をさらに制限するため、支持フレームの方へ向けられた遮蔽要素の側面には、好適な実施態様では、太陽光線を吸収する表面を備えている。 放射の反射はこれにより少なくとも部分的には遮断される。 実際には、この吸収面は艶消し黒色で具現化される。 【0012】 装飾目的で、遮蔽要素には、支持フレームから離れた側面に装飾面を提供することができる。 この表面はまた、広告面としても大いに機能することができる。 【0013】 最後に、また、支持フレームが眼鏡で形成される本発明の変形例も考えられる。 このため、従来の矯正眼鏡または従来のサングラスに遮蔽要素を備えることができ、その場合には新しい支持フレームは不要となる。 その場合、その眼鏡が支持フレームとして機能する。 【0014】 本発明は、以下の図面に示す非限定的な実施態様を参照することによりさらに明らかとなるだろう。 【0015】 図1は、着用者の耳にかかるよう形成されたテンプルバー要素2を有する装置1の側面図である。 テンプルバー要素2は、利用者の目の上に瞼の高さに配置するためのブリッジ部3へと移行する。 ブリッジ部3にかかるのは、次の図2ではっきり確認できる鼻当て4である。 遮蔽要素5は、テンプルバー要素2からブリッジ部3へ移行部6に、旋回可能な状態で接続される。 この移行部6は、この場合、ネジ7がそこにかかるよう形成される。 ネジ7により、遮蔽要素5は移行部6に回転可能なように接続される。 【0016】 図示した状況では、遮蔽要素5は水平位置に置かれる。 装置1の利用者の位置と迷惑な放射源の位置によって、遮蔽要素5は、移行部6に対して、例えば点線で示した遮蔽要素5'で示したような位置に対して、回転させることができる。
    補助線は、遮蔽要素5を例として回転させることのできる範囲を示す。 遮蔽要素5はこのため、補助線が示す調整範囲の下端に近い位置にも回転することができる。 機能性を失わずに、遮蔽要素5は、利用者の顔と遮蔽要素5との間で良好な空気の循環が得られるよう、このような狭い形態(例えば幅が12ミリ)を取ることができる。 【0017】 図2は、装置1の前面図であり、鼻当て4がブリッジ部3の中央に置かれていることがはっきりと確認できる。 また、顔との良好な適合性が得られるように、
    例えば鼻当て4の位置に示したような、端部に凹部を設けることのできる実質的に細長い片として具現化できることも確認できる。 【0018】 最後に、図3は装置1の俯瞰図であり、遮蔽要素5の曲面形状がはっきりと示されている。 また、ブリッジ部3に対して遮蔽部5の回転点を形成するネジ7が鼻当て4よりも後ろに置かれていることも示されている。 【0019】 本発明は、単一の実施態様だけを参照して説明されているが、本発明が、説明され図示された実施態様に限定されるものでは決してないことは何人にも明らかである。 それどころか、当業者にとっては、本発明の範囲内で数多くの変形例が可能である。 従って、単一の遮蔽要素5の代わりに、例えば目ごとに個別に遮蔽要素を使用するなどの、複数の遮蔽要素をブリッジ部3と組み立てることも考えられる。 また、ストリップの幅を調整できる遮蔽要素を具現化することも可能である。 遮蔽要素5とブリッジ部3との間の距離も変えることができる。 実際には、5ミリの距離がここでは極めて好適であることが確認される。 この装置は太陽光線から目を保護する目的で説明されるが、本装置はまた、例えばサンベッドなど、他の放射源からの保護に対しても同様に適用可能である。 装置1は広告コピーを乗せるのにまたとない媒体となり得ることはすでに上述したが、LEDのような、他の装飾も考えられる。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に基づく装置の実施態様の側面図である。 【図2】 図1に示す装置の前面図である。 【図3】 図1に示す装置の俯瞰図である。

    【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書【提出日】平成13年7月6日(2001.7.6) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書【補正対象項目名】特許請求の範囲【補正方法】変更【補正の内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 太陽光線から目を保護するための装置(1)において、 − 頭部に取り付け可能で耳当て(2)の付いた支持フレーム(2、3、4)と、 − 前記支持フレーム(2、3、4)に対して転置可能な遮蔽要素(5)であって、前記遮蔽要素(5)が利用者の顔の形状に適合する曲面形状を有し、前記遮蔽要素(5)が少なくとも1つの回転点を軸として旋回可能なように前記支持フレーム(2、3、4)に接続される少なくとも1つの遮蔽要素(5)と、 を備え、前記支持フレーム(2、3、4)が少なくとも1つの鼻当て(4)を備え、前記鼻当て(4)と前記耳当て(2)との間に前記回転点が位置するような方法で前記遮蔽要素(5)が前記支持フレーム(2、3,4)に接続されることを特徴とする装置。 【請求項2】 前記回転点(7)が、側面図において前記耳当て(2)の方へ向けられた鼻当て(4)の側面上に置かれる、請求項1に記載の装置(1)。 【請求項3】 前記遮蔽要素(5)が前記鼻当て(4)の両側にある2つの回転点(7)によって前記支持フレーム(2、3、4)に旋回可能な状態で接続される、請求項1または2に記載の装置(1)。 【請求項4】 前記遮蔽要素(5)が前記支持フレーム(2、3、4)に対して複数の位置で固定可能である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置(
    1)。 【請求項5】 前記遮蔽要素(5)が実質的に細長く湾曲した遮蔽材料のストリップから構成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置(1)。 【請求項6】 前記遮蔽要素(5)が太陽光線に対して実質的に不透過性を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置(1)。 【請求項7】 前記遮蔽要素(5)が少なくとも1つの金属層を備えている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置(1)。 【請求項8】 前記遮蔽要素(5)も太陽光線に対して部分的に透過性を有する材料も備えている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置(1)。 【請求項9】 前記支持フレーム(2、3、4)の方へ向けられた前記遮蔽要素(5)の側面に太陽光線を吸収する表面を備えている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置(1) 【請求項10】 前記支持フレーム(2、3、4)から離れた遮蔽要素(5
    )の側面に装飾表面を備えている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置(
    1)。 【請求項11】 前記支持フレーム(2、3、4)が眼鏡によって形成されてい、請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置(1)。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書【補正対象項目名】発明の詳細な説明【補正方法】変更【補正の内容】 【発明の詳細な説明】 【0001】 本発明は、頭部に取り付け可能で耳当ての付いた支持フレームとその支持フレームに対して転置可能な少なくとも1つの遮蔽要素を備え、遮蔽要素が利用者の顔の形状に適合する曲面形状を有し、また遮蔽要素が少なくとも1つの回転点を軸として旋回できるように支持フレームに接続される、太陽光線から目を保護するための装置に関する。 【0002】 例えば、ぎらつき防止など、太陽光線から目を保護する利点は広く知られる。
    特に、太陽光線の一部を任意選択的に遮るサングラスがこの目的に使用される。
    サングラスの使用の難点は、サングラス着用者が見るイメージの光の一部も遮られることである。 さらに、例えば会話の最中などにサングラス着用者の目を見れないのが腹立たしい場合がある。 太陽光線から目を保護するための別の方法は、
    頭にかぶる帽子またはサンバイザーの使用である。 これにより、目だけでなく着用者の目の周辺の顔部分も太陽光線から遮蔽される。 帽子またはサンバイザーの着用は、特に温かい条件下では不快感も伴う。 【0003】 米国特許第5,379,464号は、太陽から目を保護するためのフェイスシールドを開示する。 このシールドは、一体型の遮蔽要素と、ユーザの頭部でこの遮蔽要素を支持するために使用する遮蔽要素に結合された支持手段とを備える。
    この遮蔽要素は、ユーザの顔の形状に適合する曲面形状を有し、遮蔽要素は少なくとも1つの回転点を軸として旋回できるよう支持手段に接続される。 この遮蔽はまた、遮蔽要素の一体部分である鼻当てを備える。 本公開に記載されるフェイスシールドは、支持手段からの遮蔽要素の移動がかなり制限的な形でのみ発生できるという欠点を有する。 目に対する遮蔽要素の位置は固定されており、この結果、目が太陽光線から最適に保護されないという状況が発生することがある。 【0004】 本発明は、サングラス、帽子、サンシールド、およびサンシールドなしサングラスの上記の欠点なしに太陽光線から目を完全に保護できる、序文で明示したタイプの装置を提供することをその目的とする。 【0005】 この目的のため、本発明は、支持フレームが少なくとも1つの鼻当てを備えることを特徴とし、鼻当てと耳当てとの間に回転点が位置するように遮蔽要素が支持フレームに接続される、序文に明示したタイプの装置を提供する。 この装置を使用すると、極めて選択的に、かつ顔の大方の部分を同時に太陽光線から遮蔽せずに、太陽光線から目を完全に遮蔽できる。 この場合の特別な利点は、目(および瞼)上に生じる影が強い冷感を提供することである。 その基礎的な理由は、目と瞼が相対的に感じる身体部分であり、その局部的温度感覚は温度感覚全般に大きな影響を及ぼす。 さらに、目の選択的遮蔽は顔の日焼けを助長することは利点となりえる。 さらに別の利点は、本発明に基づく装置の利用者の目は一般には話し相手にも見え、また利用者が見える対象物の光が濾過されず、そのため比較的強いイメージが観察できることである。 利用者の顔に適合する遮蔽要素の曲面形状は、着用者の顔と遮蔽要素との間の距離が、遮蔽要素の位置に無関係に、遮蔽要素の全長に渡ってほぼ一定であるとの利点を有する。 この結果、本発明に基づく装置の遮蔽動作が改善される。 この遮蔽動作改善の一例は、装置利用者の顔に横から入射する太陽光線が遮断されることである。 また、遮蔽要素の曲面形状によって、太陽光線は装置利用者の目に入射する前に遮断される。 本発明に基づく装置は、現行の各(太陽)光遮蔽手段の各利点を結合し、またさらなる機能性を提供する普遍的なソリューションを形成する。 この鼻当ては、装置の快適な着用をもたらす。 鼻当ては支持フレームの一部であることから、使用時において、目に対する支持フレームの位置はほぼ固定されており、遮蔽要素は支持フレームの周りに高い回転自由度を有する。 広い範囲における遮蔽要素の調整の利点は、目が太陽光線から最適に保護されるよう遮蔽要素の位置が常にまたは頻繁に調整できることである。 【0006】 米国特許第2,235,599号は、ほぼ長方形の透明で弾力のあるアイシールドパネルとそれに接続される柔軟なヘッドバンドとを備えた調整可能なアイシールドを開示する。 このアイシールドは、人工の光のぎらつきから着用者の目を保護するよう構成されており、飛散粒子に対するプロテクタとしての役割を果たすことができる。 【0007】 従来の眼鏡組立に取り付けるための取り外し可能なサングラス組立が米国特許第5,321,433号で公開されている。 このサングラス組立が眼鏡組立に取り付けられる場合、眼鏡組立に対するサングラス組立の位置がほぼ固定される。
    好適な実施態様において、この遮蔽は利用者の顔の形状に適合する曲面形状を有する。 【0008】 米国特許第5,729,321号から、薄い色付きのパネルと不透明なパネルの付いたサンシールドとサングラスを組み合わせたものが知られている。 パネルは両方ともほぼ長方形であり、回転可能な状態で水平ヘッドバンドに接続される。 このヘッドバンドは、弾力のあるプラスチックから製造され、眼鏡フレームにある程度対応する支持構造体の一部を形成する。 不透明のパネルは、強い太陽光線から利用者の目を部分的または完全に遮蔽するのに適している。 【0009】 米国特許第5,005,214号では、眼鏡から取り外し可能なシェードバイザーに、眼鏡フレームに引っ掛けるための弾力のあるループが付いている。 このシェードバイザーは、レンズ上に固定的に取り付けられる設計となっており、これは例えば眼鏡フレームに対してサンシェードを調節できないことなどの理由から、本発明に基づく装置とは大幅に異なる。 【0010】 好適な実施態様では、側面図において、回転点は、耳当ての方に向けられた鼻当ての側面上にある。 この回転点は、遮蔽要素と支持フレームとの間の構造的に簡単で調整可能な連結を提供する。 装置の前面図において、鼻当てよりも後ろの位置にこの回転点を置くことにより、遮蔽要素は転置可能となり、鼻当ての上または下の位置にも回転できるようになる。 回転点の位置から得られるこの高度な調節性という極めて重要な利点によって、下または上からくる光線も遮蔽することができる。 この装置は従って、太陽光線から、あるいは濡れた路面または水面の反射から目を遮蔽することができる。 この装置はまた、太陽光線の中で寝そべっている者の目を保護するにも、また太陽光線がテンプルバー要素のある側面に近い位置から入射してくる場合に目を遮蔽するにも使用できる。 逆に、ある程度額に平行に入射する光線も遮断することができる。 回転点が後部にあることによって、遮蔽要素は、支持構造体の上の位置にも、目の近くにも、そして極端な場合には遮蔽要素が額に当たるところまでも回転することができる。 別の利点として、この装置は利用者が遮蔽要素の上あるいは遮蔽要素の下から見るのに使用できる。 本発明に基づく装置の別の利点は、ファッションアクセサリとしても着用できるほど外観として非常に信頼のおける形で製造可能である点である。 【0011】 この装置の構造をより堅固にするため、遮蔽要素が鼻当ての両側にある2つの回転点によって回転可能なように支持フレームに接続されることが推奨される。 【0012】 別の好適な実施態様では、例えば遮蔽要素が支持フレーム上に旋回可能な状態で取り付けられるような、遮蔽要素が支持フレームに対して複数の位置で固定されることが可能である。 遮蔽要素はこのため、太陽(またはその他の迷惑な放射源)と目との間に位置するよう固定位置に置くことができる。 【0013】 さらに別の好適な実施態様では、遮蔽要素は、例えば太陽光線に対して不透過性の材料から製造された、実質的には細長く湾曲した遮蔽材料のストリップで構成されている。 この不透過性は、例えば遮蔽要素の一部が少なくとも1つの金属層を備えていることにより得られる。 もちろん、遮蔽要素を金属だけで製造することも可能である。 あるいは、太陽光線に対して部分的に不透過性の材料を遮蔽要素に使用することも可能である。 遮蔽要素の一部または全体は、従って、太陽光線に対して部分的に透過性を有することができる(例えば赤外線や紫外線を遮るが可視光線は遮らない)。 【0014】 目と瞼への放射をさらに制限するため、支持フレームの方へ向けられた遮蔽要素の側面には、好適な実施態様では、太陽光線を吸収する表面を備えている。 放射の反射はこれにより少なくとも部分的には遮断される。 実際には、この吸収面は艶消し黒色で具現化される。 【0015】 装飾目的で、遮蔽要素には、支持フレームから離れた側面に装飾面を提供することができる。 この表面はまた、広告面としても大いに機能することができる。 【0016】 最後に、また、支持フレームが眼鏡で形成される本発明の変形例も考えられる。 このため、従来の矯正眼鏡または従来のサングラスに遮蔽要素を備えることができ、その場合には新しい支持フレームは不要となる。 その場合、その眼鏡が支持フレームとして機能する。 【0017】 本発明は、以下の図に示す非限定的な実施態様を参照することによりさらに明らかとなるだろう。 【0018】 図1は、着用者の耳にかかるよう形成されたテンプルバー要素2を有する装置1の側面図である。 テンプルバー要素2は、利用者の目の上に瞼の高さに配置するためのブリッジ部3へと移行する。 ブリッジ部3にかかるのは、次の図2ではっきり確認できる鼻当て4である。 遮蔽要素5は、テンプルバー要素2からブリッジ部3へ移行部6に、旋回可能な状態で接続される。 この移行部6は、この場合、ネジ7がそこにかかるよう形成される。 ネジ7により、遮蔽要素5は移行部6に回転可能なように接続される。 【0019】 図示した状況では、遮蔽要素5は水平位置に置かれる。 装置1の利用者の位置と迷惑な放射源の位置によって、遮蔽要素5は、移行部6に対して、例えば点線で示した遮蔽要素5'で示す位置に対して、回転させることができる。 補助線は、遮蔽要素5を例として回転させることのできる範囲を示す。 遮蔽要素5はこのため、補助線が示す調整範囲の下端に近い位置にも回転することができる。 機能性を失わずに、遮蔽要素5は、利用者の顔と遮蔽要素5との間で良好な空気の循環が得られるよう、このような狭い形態(例えば幅が12ミリ)を取ることができる。 【0020】 図2は、装置1の前面図であり、鼻当て4がブリッジ部3の中央に置かれていることがはっきりと確認できる。 また、顔との良好な適合性が得られるように、
    例えば鼻当て4の位置に示したような、端部に凹部を設けることのできる実質的に細長い片として具現化できることも確認できる。 【0021】 最後に、図3は装置1の俯瞰図であり、遮蔽要素5の曲面形状がはっきりと示されている。 また、ブリッジ部3に対して遮蔽部5の回転点を形成するネジ7が鼻当て4よりも後ろに置かれていることも示されている。 【0022】 本発明は、単一の実施態様だけを参照して説明されているが、本発明が説明および図示された実施態様に限定されるものでは決してないことは誰人にも明らかである。 それどころか、当業者にとっては、本発明の範囲内で数多くの変形例が可能である。 従って、単一の遮蔽要素5の代わりに、例えば目ごとに個別に遮蔽要素を使用するように、複数の遮蔽要素をブリッジ部3と組み立てることも考えられる。 また、ストリップの幅を調整できる遮蔽要素を具現化することも可能である。 遮蔽要素5とブリッジ部3との間の距離も変えることができる。 実際には、5ミリの距離がここでは極めて好適であることが確認される。 この装置は太陽光線から目を保護する目的で説明されるが、本装置はまた、例えばサンベッドなどの、他の放射源からの保護に対しても同様に適用可能である。 装置1は広告コピーを乗せるのにまたとない媒体となり得ることはすでに上述したが、LEDなど、他の装飾も考えられる。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に基づく装置の実施態様の側面図である。 【図2】 図1に示す装置の前面図である。 【図3】 図1に示す装置の俯瞰図である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 アルテラアル フェリー ヤコブ オランダ国、ウィースプ エーシー エヌ エル−1383、クルイスランド 3 (72)発明者 デ グルート アントイネッテ オランダ国、ウィースプ エーシー エヌ エル−1383、クルイスランド 3

    QQ群二维码
    意见反馈