Spectacle frame having wood material layers laminated

申请号 JP2005053189 申请日 2005-02-28 公开(公告)号 JP2006235481A 公开(公告)日 2006-09-07
申请人 Hiroshi Ozeki; 弘 尾関; 发明人 OZEKI HIROSHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a spectacle frame having resin-made temples fitted to both sides of a resin-made front frame in foldable states, the spectacle frame being a wooden spectacle frame which is not inferior in strength to a conventional resin-made spectacle frame.
SOLUTION: The spectacle frame is constituted by bonding and laminating wood layers 6 and 10 on external surface sides of a resin-made front frame 1 and resin-made temples 2 and 2, and core bars 7 are buried in resin layers 5 of the temples 2 and 2.
COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI
权利要求
  • 樹脂製フロントフレームの両側に樹脂製ツルを折畳み可能に取付けたメガネフレームにおいて、上記樹脂製フロントフレーム及び樹脂製ツルの外表面側に木材層を接着して積層したことを特徴とする木材層を積層したメガネフレーム。
  • 樹脂製フロントフレームの両側に樹脂製ツルを折畳み可能に取付けたメガネフレームにおいて、上記樹脂製フロントフレーム及び樹脂製ツルの内表面側に木材層を接着して積層したことを特徴とする木材層を積層したメガネフレーム。
  • 樹脂製フロントフレームの両側に樹脂製ツルを折畳み可能に取付けたメガネフレームにおいて、上記樹脂製フロントフレーム又は樹脂製ツルの外表面の少なくとも一部に凹部を設け、該凹部に木材層を嵌めて接着したことを特徴とする木材層を積層したメガネフレーム。
  • 说明书全文

    本発明は樹脂層と木質層を互いに積層した部品を有すメガネフレームに関するものである。

    メガネフレームを材質で大別すると殆どが金属製フレームと樹脂製フレームに分けることが出来る。 金属製メガネフレームはフロントフレームと該フロントフレームの両側に蝶番を介して折畳み出来るように取付けたツルから成り、フロントフレームは細い金属線材を所定のリング形状に曲げ成形したリムを連結部材にてロウ付けし、一方のツルは所定形状に鍛造成形されている。

    一方の樹脂製メガネフレームは一般に所定形状のフロントフレームとツルを射出成形し、ツルはフロントフレームの両側に蝶番などの継手を介して折畳み出来るように取付けられている。 ところで、近年では樹脂材と金属材、又は竹材などを組み合わせた積層構造として構成したメガネフレームが知られている。 その目的とするところは色々在るが、夫々の材質の特性を生かすことは可能と成る。

    特開2001−108944号に係る「竹製メガネフレーム部品及びメガネフレーム」は同一材質を積層して構成したものである。 このメガネフレームは軽くて汗に強く、又アレルギー性の人も安心して着用することが出来るものであり、竹を材質とした部品を用いたものであって、時には複数枚の薄い板材が繊維方向を同一として積層した部品が用いられている。

    近年、金属製メガネフレームや樹脂製メガネフレームを使用することに対して金属アレルギー及び化学アレルギーを起こす人が増えており、上記メガネフレームは竹製部品である為に非常に軽くてアレルギーを引き起こすこともない。 しかし強度が低く、メガネフレームとしての耐久性には問題がある。 そして、金属製メガネフレームや樹脂製メガネフレームに比較して、部品加工並びにその組立てに時間がかかるために製作コストが高騰してしまう。

    特開2000−292606号に係る「樹脂製メガネフレーム」は、非常に細くてスリムな、またレンズが外れる等の歪が残らず、外観的には高級な樹脂製メガネフレームとする為に、内部に補強材を埋着し、樹脂板を所定の形状に切断して表面板と裏面板を製作し、この両板にて補強材を挟み込んだ構造としている。 この樹脂製メガネフレームも一種の積層構造であるが、本発明が対象とする積層構造とは違っており、勿論、目的とするメガネフレームは別異のものである。

    特開9−43546号に係る「金属製メガネフレーム」はフレームの材質がニッケル合金であったり、金メッキや銀メッキの下地としてニッケルメッキを施している場合であっても、ニッケルアレルギーによる肌荒れを防止することが出来るメガネフレームである。 そこで、メガネフレームのツルの内側面に樹脂層を形成した積層構造としている。

    特開2001−108944号に係る「竹製メガネフレーム部品及びメガネフレーム」

    特開2000−292606号に係る「樹脂製メガネフレーム」

    特開9−43546号に係る「金属製メガネフレーム」

    このように各構成部品を積層構造としたメガネフレームは色々知られている。 本発明が対象とするメガネフレームは木材層と樹脂層とを互いに積層して構成することで、外観的な木質効果をもたらしめると共に、アレルギー反応を起こすことのないメガネフレームを提供する。

    本発明に係るメガネフレームはフトントフレームと2本のツルから成り、その内の少なくとも1部品は木材層と樹脂層を積層して構成している。 この場合に木材層と外表面側で樹脂層を内表面側に配置する場合、逆に木材層を内表面側で樹脂層を外表面側に配置する場合がある。 そして木材層と樹脂層とは互いに接着剤を介して互いに固着されることでメガネフレームの部品を構成している。

    ツルはフロントフレームの両側に蝶番などの継手を介して折畳み出来るように取付けられているが、その強度補強の為に、従来通り樹脂層内部には金属製の芯金が埋着されている。 ところで、上記樹脂層と積層される木材層の具体的な材質を特に限定するものではないが、一般的には紫檀、黒檀、花梨などの硬くて丈夫な材質が適している。

    本発明に係るメガネフレームでは木材層と樹脂層が互いに積層して構成した部品が用いられている。 そして、ツルを構成する脂層内部には補強用の芯金が埋着されることで、該ツルの曲げ強度及びバネ性は確保される。 ところで、木材層を外表面側に配置して積層した部品とするならば、外観上は木製のメガネフレームと見做され、その外観からもたらされるデザインは従来のメガネフレームには存在しないユニークなものとなる。

    従来では印刷にて木質と同じ模様に表面化したメガネフレームは知られているが、本発明では実際の木材質を積層することで印刷とは違った質感を得ることが出来る。 一方、木材層と内側に配置して積層した部品とするならば、アレルギー体質の人であっても安心して着用することが出来、肌荒れなどの心配はなく、着用する際には使用される木材の香りを感知することが出来、交感神経を和らげる効果がある。

    図1は本発明に係る木材層を積層したメガネフレームを表している外観図である。 該メガネフレームはフロントフレーム1とツル2,2を有し、ツル2,2はフロントフレーム1の両側に継手を介して折畳み出来るように取付けられている。 そして、フロントフレーム1にはレンズが嵌るリム部3,3が設けられ、各リム部3,3の内側には鼻当てパット部4,4を形成している。

    ところで、該メガネフレームは樹脂製であると共に木製であり、フロントフレーム1及びツル2は木材層と樹脂層とが互いに積層した2層構造を構成している。 図2は図1のA−A断面拡大図であり、ツル2は樹脂層5と木材層6とが互いに積層した断面構造と成っている。 そして、樹脂層5の中心軸部には芯金7が埋着されて長手方向に延びている。 芯金を埋着することで従来のツル強度に劣ることはない。

    このように、木材層6がツル2の外表面側に配置している為に外観上は木製ツルであるように見られる。 材質としては、例えば紫檀、黒檀、花梨などの硬くて丈夫な種類の木材が適しており、比較的柔らかい木材の場合には内部に樹脂を含浸することも可能である。 又、樹脂の含浸と共に木の香りを含浸することも出来る。 例えば、ヒノキやヒバと同じ香りを含浸することで、該メガネを掛ける際に交感神経の働きを抑えることで安らぎを覚えることが可能となる。

    図3は図1のB−B断面拡大図、すなわちリム部3の断面を表している。 リム部3の内周には凹溝8が形成され、該凹溝8にレンズ外周が嵌合して該リム部3に嵌ることが出来る。 そして、該リム部3の場合もツル2と同じく、樹脂層9と木材層10が積層した構造と成っている。 この積層構造は単にリム部3のみならず、両リム部3,3を連結している連結部11、及び外側部12,12も同じであり、フロントフレーム全体の表面に木材層10が積層している。

    従って、外観上は木製のメガネフレームと見做される。 フロントフレーム1の場合も、使用される木材質10の種類を特に限定しないが、紫檀、黒檀、花梨などが適している。 ところで、樹脂層5,9と木材層6,10は接着剤を介して互いに固着される。 そして固着した後で互いに位置ズレした箇所を修正する為に、フロントフレーム1及びリム2の表面を研削や研磨仕上げ加工が施される。

    上記実施例は木材層6,10が外表面側に配置した積層構造の場合であるが、逆に内表面側に配置した積層構造とすることも可能である。 従って、メガネを掛けた場合に樹脂層5,9が肌に接することはなく、アレルギーを引き起こして肌が荒れることはない。 この場合も、ツル2の樹脂層5には芯金7が埋着されて該ツルの強度を補っている。

    一方、図1に示したメガネフレームはフロントフレーム1及びツル2,2の外表面に木材層6,10を積層しているが、フロントフレーム1に限ることもある。 又、外表面全体ではなく、樹脂層5,9の一部に凹部を設け、該凹部に木材層6,10を嵌めて積層・固着することもある。 従って、樹脂層と木材層とが互いに表面化したデザインのメガネフレームと成る。

    本発明に係る木材層を積層したメガネフレーム。

    図1のA−A断面拡大図。

    図1のB−B断面拡大図。

    符号の説明

    1 フロントフレーム 2 ツル 3 リム部 4 鼻当てパット 5 樹脂層 6 木材層 7 芯金 8 凹溝 9 樹脂層
    10 木材層
    11 連結部
    12 外側部












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