Elastic hinge

申请号 JP53215896 申请日 1996-04-24 公开(公告)号 JPH11504132A 公开(公告)日 1999-04-06
申请人 オーベ・ヴェルク オーンマハト ウント バウムゲルトナー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト; 发明人 ハインツ メスナー; オットー レーネルト;
摘要 (57)【要約】 本発明は、ヒンジ要素(11)と弾性要素(7)とを含んでいる弾性ヒンジ用構成要素群を組み立てる方法に関する。 ヒンジ要素(11)を、有利には帯状の材料(481)から押し抜き及び(または)変形により形成させ、ヒンジ要素(11)が帯状の材料と結合されている間に弾性要素(7)をヒンジ要素(11)上に取り付ける。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. ヒンジ要素(11)と弾性要素(7)とを含んでいる弾性ヒンジ用構成要素群を組み立てる方法において、ヒンジ要素(11)を、有利には帯状の材料(4 81)から押し抜き及び(または)変形により形成させ、ヒンジ要素(11)が帯状の材料と結合されている間に弾性要素(7)をヒンジ要素(11)上に取り付けることを特徴とする方法。 2. 前記構成要素群が、さらに、閉鎖部材(13)またはロックリング(502 )を含み、閉鎖部材(13)またはロックリング(502)を弾性要素(7)の前にヒンジ要素(11)上に取り付けることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3. 構成要素群を完全に組み立てたときに、ヒンジ要素(11)を帯状の材料( 481)から切り離すことを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。 4. 少なくともケーシングとヒンジ要素とを有している弾性ヒンジを製造する方法において、ヒンジ要素(11)を帯状の材料から次のステップで製造すること、即ち ヒンジ要素(11)の輪郭にほぼ対応している領域を快削するステップと、 延設部(9)を形成させるために丸み部をエンボス加工成形するステップと、 ヒンジ穴付き部分(15)を押し抜き、ヒンジ要素(11)を帯状の金属から切り離すステップと、 で製造することを特徴とする方法。 5. ケーシング(3)を帯状の材料から次のステップで製造すること、即ち 一つの領域(483)を快削するステップと、 この領域(483)を引き延ばしにより成形してケーシング側壁を形成するステップと、 前記領域(483)の側部エッジを矯正するステップと、 前記領域(483)の側部ストライプ部分を折りたたんでケーシング底部を形成させるステップと、 ケーシング(3)を帯状の金属から切り離すステップと、 で製造することを特徴とする、請求項4に記載の方法。 6. ケーシング(3)を、等厚の帯状材料から製造することを特徴とする、請求項5に記載の方法。 7. 帯状の材料を深絞りしてケーシングを形成させることを特徴とする、請求項5または6に記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 弾性ヒンジ 本発明は、ヒンジ要素と弾性要素とを含んでいる弾性ヒンジ用構成要素群を製造する方法または組み立てる方法に関するものである。 弾性ヒンジは広く知られているものであり、弾性要素を挿入可能なケーシングを有している。 弾性要素は、弾性ヒンジと結合されるめがねの蔓を、めがねの通常の担持位置を越えて回動させることを可能にし、めがね使用者の頭部に対して蔓を押し付けるための予緊張で蔓を付勢している。 従来の弾性ヒンジの欠点は、製造にコストを要することである。 製造の切削ステップにコストを要するとともに、ほとんどの場合、異形の高価な材料を必要とする。 また、ヒンジ要素と閉鎖部材と弾性要素とから構成されているのが有利な弾性ヒンジの組み立ては、個々の部品の寸法が非常に小さいので困難である。 個々の部品は通常ばら材であり、面倒な位置整合作業を行って、組み立てのためにそれぞれの部品を正確な位置にもたらす必要がある。 従って本発明の課題は、低コストで実施可能であり、個々の部品の取り扱い性に優れ、よってさらにコスト上の利点をもたらす弾性ヒンジの製造方法及び組み立て方法を提供することにある。 上記の課題は、請求項1及び4によって解決される。 ヒンジ要素が金属ストライプから製造され、ヒンジ要素がまだ金属ストライプと結合されている間に弾性要素及び有利には閉鎖部材の取り付けが行われることにより、構成要素群を組み立てる前のヒンジ要素の中間バッファリングの必要がなく、他方ヒンジ要素の位置整合の必要もない。 さらに、非切削製造方法を採用することにより、ケーシングとヒンジ要素を低コストで製造できる。 ケーシングを等厚の材料から製造すれば、更なる利点が得られる。 即ちケーシングの壁厚がほぼ一様であることにより、例えばケーシングを集中的に加熱する際、薄い領域の赤熱が避けられる。 組み立てた構成要素群を金属ストライプから切り離さなければ、弾性ヒンジケーシングへの挿入が容易になるので、特に優れた取り扱い性が可能になる。 次に本発明を図面を用いて詳細に説明する。 図1は 弾性ヒンジの第1実施形態の縦断面図である。 図2は 図1に図示した弾性ヒンジの平面図である。 図3は 図1のケーシングに挿入した閉鎖部材の縦断面図である。 図4は 閉鎖部材の正面図である。 図5は 閉鎖部材の平面図である。 図6は 弾性ヒンジの第2実施形態の縦断面図である。 図7は 図6に図示した弾性ヒンジの底面図である。 図8は 閉鎖部材の斜視図である。 図9は 弾性ヒンジの他の実施形態の縦断面図である。 図10は 図9に図示した弾性ヒンジの底面図である。 図11は 図9の弾性ヒンジに使用した閉鎖部材の縦断面図である。 図12は 図11に図示した閉鎖部材の底面図である。 図13は 弾性ヒンジの他の実施形態の縦断面図である。 図14は 図13の線A−Aによる横断面図である。 図15は 図13の弾性ヒンジと関連して使用される閉鎖部材の簡略斜視図である。 図16は ケーシングの製造工程を示す図である。 図17は ヒンジ要素の製造工程を示す図である。 図18は 構成要素群を組み立てる個々のステップを示す正面図である。 図19a 及びbは それぞれヒンジ要素の簡略図である。 以下に述べる種類の弾性ヒンジは、めがねの中央部分にめがねの蔓を固定するために使用され、通常弾性ヒンジは蔓に取り付けられ、ヒンジ要素を有している。 ヒンジ要素はめがねの中央部分のヒンジと協働して、蔓を中央部分と枢着させる。 蔓はその静止位置から担持位置へ変位することができ、担持位置を越えるように開けることができる。 この場合、弾性ヒンジの弾性要素により復帰力が与えられる。 図1に図示した弾性ヒンジ1の第1実施形態は縦断面図で図示されており、ケーシング3を有している。 ケーシング3は、変形可能な材料(例えば金属)からエンボス加工により深絞り過程またはエンボス加工過程で製造されたものである。 この方法の詳細な説明は図16に関連して行う。 ケーシング3はその下面5が開口している。 ケーシング3内には、コイルばねとして形成さた弾性要素7が挿入されている。 弾性要素7は、ヒンジ要素11の長く延びた延設部9に取り付けられている。 本実施形態では延設部は長く延びるピンとして形成されており、コイルばねを貫通して突出し、その端部は例えば圧潰工程により拡大されて、コイルばねのための支持部材として形成される。 コイルばねまたはヒンジ要素7の反対側の端部は、ケーシング3内に挿入された閉鎖部材13で支持されている。 ヒンジ要素11はこの閉鎖部材13を貫通するように案内されている。 閉鎖部材13はケーシング3に完全に収納されており、一方ヒンジ要素11は、ケーシング3の端面から突出しているヒンジ穴付き部分15を有している。 ヒンジ穴付き部分15は、めがねの中央部分に設けられる中央部分ヒンジと協働する。 弾性要素7と閉鎖部材13の大きさは、いずれもケーシング3 の下面5から突出することがなく、むしろ滑らかな面が形成されて、この面によってケーシング3がめがねの上面の上に載置され固定される(有利には蝋付けされる)ように選定されている。 ヒンジ穴付き部分15は、ヒンジ要素11と一体に形成されている。 延設部9 もヒンジ要素11の一部であり、その結果弾性ヒンジ1を製造するために必要な部品は最小限に抑えられる。 コイルばねとして形成された弾性要素7を延設部9 の上に取り付け、その端部を、コイルばねが簡単に外れないように拡大した後、 弾性要素7とヒンジ要素11は一つのユニットを形成する。 閉鎖部材13がケーシングの下面5と滑らかな面を成して閉じているので、ケーシング3をめがねの上面に固定すれば閉鎖部材13の下面もめがねの上面に平面状に位置するようになる。 他方閉鎖部材13は、ケーシング3の端面付近でケーシングの内面17で支持されている。 従って弾性ヒンジ1の取り付け状態で閉鎖部材13の最適な保持が得られる。 閉鎖部材13は滑らかな内面19を有している。 内面19にはヒンジ要素11 が平面状に当接している。 この内面19は、弾性要素7の力に抗してケーシング3の内部で移動可能に支持されるヒンジ要素11のための第1の案内面として用いられる。 第2の案内面21は、閉鎖部材13がヒンジ要素11をケーシング3 の内部で少なくとも部分的に取り囲み案内することによって形成される。 第3の案内面23は、ヒンジ要素11が閉鎖部材13の他の内面に当接することにより形成される。 ヒンジ穴付き部分15の大きさは、その止め肩部25がケーシング3の端面に当接するように選定されている。 有利には閉鎖部材13を次のような大きさに形成するのが有利であり、即ち予緊張力のもとにある弾性要素7によりヒンジ要素11がケーシング3の端面側へ引張られるときに閉鎖部材13が当接面25に当接するような大きさに形成するのが有利である。 ヒンジ要素11が閉鎖部材13を貫通するように差し込まれ、弾性要素7によって予緊張力で付勢されるので、 弾性要素7は延設部9の拡大された端部領域によりヒンジ要素11で保持されるが、ヒンジ要素11と弾性要素7と閉鎖部材13とから構成される組み立てユニットが形成される。 この組み立てユニットは、ケーシング3を例えば蝋付けまたは溶接によりめがねの蔓(図1に図示されている)に固定した後、挿入される。 閉鎖部材13は、 その本体に弾性枢着されているロック突起27を有している。 ロック突起27は、図示した実施形態では、ケーシング3の壁に形成されケーシング3の上面に配置されている穴29に係合している。 適当な支持部分31により、ロック突起2 7がケーシング3からかなりの程度押し出されるのが阻止され、ロック突起27 は穴29を全面で充填し、ケーシング3の上面から突出することがない。 基本的には、穴29をケーシング3の壁に設けた凹部として形成し、ロック突起27をこの凹部に係合させて閉鎖部材13をケーシング3内部で保持させてもよい。 図示した実施形態では穴29はケーシング3の壁を完全に貫通し、その結果ロック突起27を外側から非ロック位置にもたらすことができる。 ロック突起27は、弾性アーム33を介して閉鎖部材13の本体と結合されている。 図2の平面図からわかるように、ヒンジ穴付き部分15はケーシング3の端面35を越えて突出し、ケーシング3よりも幅狭に形成されている。 図2には穴2 9も図示されている。 穴29はここでは一例として四形に形成されているにすぎず、ロック突起27を収容している。 穴29とロック突起27の大きさは、ケーシング3の内部がロック突起27により塵埃の侵入から保護されるように互いに適合している。 これに対応して閉鎖部材13も、ケーシング3の端面35が塵埃の侵入から保護されるように大きさを選定されている。 図3は、閉鎖部材13を取り外し状態で図示したものである。 図3から見て取れる内面19は、ヒンジ要素11を案内する第1の案内面として用いられる。 さらに第2の案内面21と第3の案内面23も見て取れる。 第2及び第3の案内面21,23は第1の案内面19と協働して、ヒンジ要素11が実際に遊隙なしに閉鎖部材13の内部で案内されるようにしている。 これにより、ケーシング3内部でのヒンジ要素11の最適な案内が得られる。 図3には、図1で説明した弾性アーム33、ロック突起27、支持部材31も図示されている。 閉鎖部材13の内寸は、上述したように、ヒンジ要素11が実際に遊隙なしに案内されるようにヒンジ要素11の寸法に同調している。 図4は閉鎖部材13の正面図であり、第2の案内面21と内面19との間にほぼ正方形の切り欠き37が設けられているのがわかる。 切り欠き37を、有利にはこの領域で同様に正方形に形成されるヒンジ要素11が貫通している。 図4には第3の案内面23も図示されている。 また、走行面としての用を成す端面38 も図示されている。 端面38の正確な機能に関しては後述する。 閉鎖部材13の構成はケーシング3の内部形状に適合しており、その結果弾性ヒンジ1の組み立て状態では、閉鎖部材13の下面39は図示しためがねの蔓の上に載置され、その際上面41はケーシング3の内面17に当接する。 一方側面43と45は、ケーシング3の側壁に当接するのが有利である。 このように閉鎖部材13は、弾性ヒンジ1の組み立て状態でケーシング3により実際に遊隙なしに固持される。 さらに図4からわかるように、閉鎖部材13はヒンジ要素11をすべての側から取り囲み、その結果前述した組み立てユニットが形成される。 図5は閉鎖部材13の上面41の平面図であり、ロック突起27の幅が閉鎖部材13よりも狭いことがわかる。 ロック突起27を保持する弾性アーム33は、連続する材料橋絡部として形成されていることができる。 弾性アームは幅狭のものを少なくとも一つ設ければ十分であるが、図示した実施形態のように、ほぼV字状のふたつの弾性アーム33がロック突起27を閉鎖部材13の本体と弾性的に結合させるようにしてもよい。 図1または図3によればせりあがり傾斜部として形成された上面を有しているロック突起27は、弾性要素7とヒンジ要素11と閉鎖郊材13とから成る組み立てユニットをケーシング3内部で確実に保持させるいわばスナップロック部を形成している。 ロック突起27は、弾性アーム33の弾性作用により穴29で保持される。 ヒンジ要素11と閉鎖部材13は有利には金属、特にニッケルを含んでいない金属、特にチタンから製造される。 このようにすると、めがね使用者のアレルギー反応が避けられ、他方摩耗が最小限に抑えられる。 図6は、弾性ヒンジ101の他の実施形態を縦断面図で示す。 ケーシング3は閉鎖部材13を収容している。 閉鎖部材13をヒンジ要素11が貫通し、閉鎖部材13はその延設部9によって弾性要素7を貫通している。 弾性要素7はこの実施形態でもコイルばねとして形成されている。 コイルばねは、閉鎖部材13と当接リング47とで支持されている。 当接リング47は延設部9上にスライドさせて取り付けられており、例えば圧潰によって生じる延設部9の拡大部により保持される。 弾性要素7は予緊張力を持たせて延設部9上に取り付けられており、その結果ヒンジ要素11が閉鎖部材13の中に引き込まれて、ヒンジ穴付き部分15がケーシング3または閉鎖部材13の端面35のほうへ引張られる。 ケーシング3は、その下面5が弾性要素7からも閉鎖部材13からも突出しないように形成されている。 即ちケーシング3をめがねの蔓に取り付けると、例えば蝋付けすると、閉鎖部材13の下面はめがねの上面と面一になる。 他方、閉鎖部材13の上面はケーシング3の内面17に当接し、その結果弾性ヒンジ101 の組み立て状態では、閉鎖部材13がケーシング3内部で確実に保持され、ヒンジ要素11のための案内部を形成する。 ヒンジ要素11は第1の案内面を形成している閉鎖部材13の内面19に当接するとともに、第2の案内面21にも当接する。 この第2の案内面21は弾性要素7の付近から出て、端面35のほうへ延びている。 端面35の近くには第3の案内面23が設けられている。 第3の案内面23は、第1の案内面21と同様に内面19に対向するように配置されている。 第3の案内面23の距離は、この領域でヒンジ要素11が高くなっているので、第1の案内面21の距離よりも長い。 ヒンジ要素11を曲げ部材として製造し、即ち延設部9を形成する縦長のワイヤー部材から製造し、ヒンジ穴付き部分15の領域で穴を形成し、閉鎖部材13 の内部へ戻って、第3の案内面23に当接させるのが有利である。 ここに図示したヒンジ要素11は特に安価に実現可能である。 ヒンジ要素11の他の製造態様については、図17に関連して説明する。 図7の底面図からわかるように、当接リング47は弾性ヒンジ101のケーシング3の内面に当接し、それによって確実に案内されている。 閉鎖部材13の側壁はケーシング3の内側側面に当接し、その結果この実施形態でもケーシング3 内での閉鎖部材13の確実な案内が与えられている。 閉鎖部材13は、本実施形態では二つのロック突起27aと27bを有している。 ロック突起27aと27bは弾性アーム33に弾性的に取り付けられ、閉鎖部材13の本体と結合されている。 ロック突起27aと27bは、本実施形態ではケーシング3の側壁に形成されている穴29に係合する。 基本的には穴29はロック突起27aと27bが係合する凹部であってもよい。 ここに図示した実施形態では、穴29は側壁21を開口させている。 ロック突起27aと27bの外面はケーシング2の外面と面一であり、従って弾性ヒンジ101の最適な特性に何ら影響はなく、閉鎖部材13を取り外すためにロック部材に接近することができる。 ロック突起27aと27bはスナップロック部として穴29に係合する。 弾性アーム33のロック力を支援するため、弾性要素7はロック突起27a と27bの内面にも作用し、その結果ロック突起27aと27bは外側へ穴29 の中へ押される。 めがねの蔓を回しすぎると、ケーシング3の長手方向に弾性要素7の力に抗して移動可能に支持されているヒンジ要素11は、ケーシング3の内部から引き出されて弾性要素7を圧縮させる。 これにより、ロック突起27a と27bのロック位置の方向に作用する弾性力が大きくなり、その結果、弾性ヒンジ101が荷重を受けたときにケーシング3内での閉鎖部材13の固定が確実に保証されている。 図7の実施形態では、閉鎖部材13の下面は実質的に閉じている。 ただし、弾性アーム33を形成する二つのスリット53が設けられている。 弾性アーム33 は、ロック突起27を残りの閉鎖部材13と結合させている。 図8には、閉鎖部材113をわずかに変形させた変形実施形態が図示されている。 この実施形態の特徴は、下面が開口していることである。 この実施形態の場合、図8には図示していないヒンジ要素11は、図6に図示した第2の案内面2 1と第3の案内面23、及びめがねの蔓の上面によって案内される。 めがねの蔓上には、弾性要素111が閉鎖部材1 13とともに取り付けられる。 閉鎖部材113の斜視図により、ロック突起27aと27bの構成がよく分かる。 ロック突起27aと27bの外面はほぼくさび状に形成されており、その結果前述したスナップロック部が生じ、他方ロック突起は弾性アーム33により外側へ押される。 閉鎖部材113の下面39は平坦に形成されており、その結果下面39はめがねの蔓上に平面的に載置され、ヒンジ要素11の最適な案内部を形成することができる。 図1に図示した弾性ヒンジと図6に図示した弾性ヒンジとの一致点は、特に、 ケーシング3をめがねの蔓上に取りつけた後に挿入される、ヒンジ要素と弾性要素と閉鎖部材から成る組み立てユニットを、いつでも再び分解できることである。 というのは、閉鎖部材のロック突起が組み立て状態においても外部から接近できる状態にあるからである。 図9は、弾性ヒンジの他の実施形態を示す。 この弾性ヒンジ201も、ケーシング3と、ケーシング内に挿入される弾性要素7と、同様にケーシング3ないに配置されているヒンジ要素11とを有している。 ヒンジ要素11は、延設部9と、この延設部9と一体的に結合されたヒンジ穴付き部分15とを有している。 ヒンジ要素11 は、この実施形態においても閉鎖部材13の内部で延びている。 閉鎖部材13は、ヒンジ要素11を少なくともU字状に取り囲んでいる。 ケーシング3は、前述のケーシングとは別様に構成されており、底部55を備えている。 底部55は、ケーシング3内に挿入される弾性要素7とヒンジ要素1 1と閉鎖部材13から成る組み立てユニットを取り囲んでいる。 閉鎖部材13は、この実施形態でもロック突起27を備えている。 ロック突起27は、ケーシング3に設けた穴29に係合する。 しかしこの実施形態の場合穴29は底部55に設けられており、その結果ロック突起27は、弾性ヒンジ20 1をめがねの蔓上に取りつけた後は接近することができない。 従ってケーシング3の内部は、蝋付け過程の際にも生じる汚染及び塵に対してより好適に保護されている。 弾性要素7は、当接リング47により延設部9に固定されている。 当接リング47は、延設部9の端部が変形されていることによりスリップが阻止されている。 ヒンジ要素11の下面は、底部55の内面に平面的に載置されている。 従って底部55は第1の案内面を形成している。 第2の案内面21は弾性要素27の付近に形成され、第3の案内面23はケーシング3の端面近くに形成されている。 従ってヒンジ要素11は、これまでの実施形態の場合と同様に閉鎖部材13によって確実に案内されている。 閉鎖部材13の内部は、最適な側方案内も保証されるようにヒンジ要素11の大きさに適合されている。 ケーシング3の端面とヒンジ穴付き部材15(止め面25を形成している)との間には、閉鎖板57が設けられている。 閉鎖板57は、塵埃がケーシングの端面から侵入するのを阻止する。 図10の底面図からわかるように、ヒンジ要素11はケーシング3よりも幅狭である。 また、穴29がケーシング3の壁を完全に貫通していることもわかる。 穴29は、ロック突起27を取り囲んでいる。 図11は、閉鎖部材13の縦断面図である。 これからわかるように、弾性アーム33を介してロック突起27が閉鎖部材の本体と結合されている。 弾性アーム33は、スリット59により分割されているロック部材の側壁領域により形成されている。 図11からわかるように、閉鎖部材13は周回する隆起部61を備えている。 隆起部61はケーシング3の端面を密閉するために用いられ、場合によっては、図9に図示した閉鎖板57を代用してよい。 このような構成では、閉鎖部材13はヒンジ要素11の下面に当接面を形成し、ヒンジ要素11を好適に案内する。 弾性アーム33は、その右端にせりあがり傾斜部63を備えていてよい。 せりあがり傾斜部63に対しては弾性要素7が作用して、ロック突起27は、この場合下向きに作用する付加的な予緊張力で付勢される。 即ちこの予緊張力は、ロック突起27をそのロック位置へ押す。 ヒンジ要素11の軸方向の移動(図9にて左側)により、弾性要素7が大きくなった予緊張力で付勢されると、ケーシング3に設けた付属の穴29内でのロック突起27の固着が改善される。 図12のロック要素13の底面図が示すように、ロック突起27の幅は残りの閉鎖部材13の幅よりも狭くてよい。 これに対して、隆起部61は閉鎖部材13 の側部境界線を越えて突出しており、その結果ケーシング3の末端部が形成される。 これにより走行面38が拡大されて、ケーシング端面におけるケーシングの横断面と同じ大きさになる。 第2及び第3の実施形態でも、ケーシングは成形可能な材料、有利には深絞り可能な材料から製造される。 閉鎖部材とヒンジ要素はプラスチックから製造されていてよい。 しかしニッケルを含まない金属部品、例えばチタンを使用するのが有利である。 図13は第4実施形態を示す。 弾性ヒンジ303は、底部55を備えたケーシング3を有している。 ケーシング3の内部には弾性要素7、例えばコイルばねが設けられている。 弾性要素7は、ヒンジ要素11の延設部9を介してスライドさせて取り外され、当接リング4 7と延設部9末端部の拡大部とにより保持される。 当接リング47は第1の当接面を形成し、閉鎖部材213は第2の当接面を形成する。 閉鎖部材13は、延設部9の外側でヒンジ穴付き部分15を取り囲んでいる。 ヒンジ穴付き部分15はケーシング3から突出しており、そのサイズは、当接面25が形成されて、この当接面25がケーシング3の端面に当接するように選定されている。 弾性要素7は予緊張力のもとにあり、その結果ヒンジ穴付き部分1 5はケーシング3の端面に対して押圧される。 ケーシング3の底部55は穴29を有している。 穴29は貫通部として形成されている。 穴29には閉鎖部材213のロック突起27が係合する。 閉鎖部材2 13は、曲げられた薄板部材として実施されている。 閉鎖部材213は、弾性要素7の弾性力に抗して平方向に移動可能なヒンジ要素11を案内する案内部として用いられ、貫通部65を有している。 貫通部65の端壁は、ヒンジ要素11 のための案内面が形成されるように延設部9の輪郭に適合している。 閉鎖部材213は、その上面によってケーシング3の内面17に当接し、且つ底部55に当接している。 その結果、閉鎖部材213の最適な保持が保証されている。 図14は、図13に記入した線A−Aに沿う横断面図であり、この図からわかるように、閉鎖部材213の外面はケーシング3の内面に当接しており、即ち閉鎖部材213は確実に保持される。 ヒンジ要素11の底部55側の下面上には、 閉鎖部材213の二つのサイドアーム67と69が延びている。 サイドアーム6 7,69のヒンジ要素11側の内面は、ヒンジ要素11を案内する案内面として用いられる。 閉鎖部材213の下面39は、ケーシング3の底部55に平面状に当接しており、その結果ここでもヒンジ要素11の案内が与えられている。 図15は、図13と14に図示した閉鎖部材213の基本構成図である。 サイドアーム67と69の互いに対向している内面は、ヒンジ要素11の外面に当接して案内面を形成している。 図15には貫通部65も図示されている。 貫通部6 5を貫通するように延設部9が突出し、貫通部65の内面は延設部9の案内面である。 サイドアーム67,69は、閉鎖部材213をケーシング3内に取り付け後に確実に保持する用を成す、ロック突起27のための弾性アームとして用いる。 以上図示した実施形態においては、ヒンジ要素11はヒンジ穴付き部分15と延設部9とを有し、延設部9上に弾性要素7が取り付けられている。 すべての実施形態においてヒンジ要素11が閉鎖部材を貫通してるので、弾性要素とヒンジ要素と閉鎖部材とは、ケーシング内への取り付けを容易にさせる組み立てユニットを形成している。 ケーシング3が底部55を備えている実施形態においては、組み立てユニットはケーシング3をめがねの蔓に取り付ける前に最終的にケーシング3内へ挿入させることができ、その結果弾性要素は、予め取り付けられる一つのアッセンブリを形成する。 この場合、ケーシング3は適当な態様でめがねの蔓に固定することができ、その際弾性要素に弾性特性があるので、接着方法が有利である。 ケーシングとめがねの蔓を蝋付け結合または溶着結合させる場合には、組み立てユニットを追加的にケーシングに挿入するのが有利である。これにより、閉鎖部材が蝋付け熱または溶着熱に曝されて、閉鎖部材の走行面の強度が損なわれることがない。図15に図示した閉鎖部材213の実施形態では、サイドアーム67,69とロック突起27との間に、破線で示したせりあがり傾斜部71を設けてもよい。閉鎖部材213の弾性要素7側のアーム73が弾性力で付勢されると、このアーム73はせりあがり傾斜部71に対して押し付けられ、その結果ロック突起27が下方へ、即ちロック位置へ押される。即ちめがねの蔓に過圧をかける際に弾性要素7の予緊張力が増大すると、せりあがり傾斜部71によりロック突起27のロック作用が増大する。図13から図15までを用いて説明した弾性ヒンジ203の実施形態は、特に安価に製造可能で、且つケーシング3内で確実に保持される閉鎖部材213が設けられていることを特徴としている。この場合、閉鎖部材213の上面41はケーシング3の内面17に確実に当接し、一方サイドアーム67と69の下面39 は、第1の案内面として用いられるケーシング3の内面(図13を参照)に平面状に当接する。閉鎖部材213がケーシング3内に確実に保持されるので、閉鎖部材213を薄板部材から成形しても(従って安価に製造できる)、ヒンジ要素11の最適な案内を保証することができる。弾性要素とヒンジ要素と閉鎖部材から成る組み立てユニットを、底部を備えたケーシングに挿入し、底部に閉鎖部材のロック突起のための凹部が設けられていると、ロック突起には外側から接近できないので、組み立てユニットはケーシングをめがねの蔓に取りつけた後離間することがない。弾性ヒンジを予め組み立てられるアッセンブリとして使用し、全体をめがねの蔓に取り付けると、弾性ヒンジを組み立てる前にはロック突起に接近することができ、従って組み立て前には、組み立てユニットをケーシングから取り外すことも可能である。すべての実施形態において保証されていることは、弾性ヒンジの構成が簡潔であり、予め製造された組み立てユニットを、めがねの蔓に取り付けたケーシング内へ挿入できることである。この場合組み立てユニットの閉鎖部材は、ケーシング内部での確実な保持を与えるとともに、ヒンジ要素の最適な案内を保証している。さらに閉鎖部材は走行面を提供しており、その材料特性は最適であり、蝋付けまたは溶着の際の赤熱により材料特性が損なわれることはない。すべての実施形態において、簡単に製造できるエンボス加工部材をケーシングとして使用することができるので、弾性ヒンジを低コストに製造できる。へいさ部材は少なくとも3面がケーシングによって取り囲まれ、他方第4の面はめがねの蔓の上面によって閉鎖されているので、塵埃、塗料または研磨剤が弾性ヒンジの内部に達することがなく、非常に高い機能性が保証されている。即ち、ケーシングの端面は閉鎖部材により実質的に密封され、しかもケーシングはめがねの蔓に平面状に取り付けられるので、塵埃の侵入を確実に防止できる弾性ヒンジが提供され、しかも特に大きな構造コストを必要としない。また、閉鎖部材はヒンジ要素を案内するガイドとしても構成されているので、弾性要素の構成が簡潔になり、製造コストを低下させる。図16は、ケーシングを製造する7つの段階を例示したものである。原材料としては金属ベルト481を使用する。金属ベルト481は、例えばチタンのようなニッケルを含まない金属から成っているのが有利である。金属ベルト481の厚さは、製造されるべきケーシングの所望の最大壁厚に相当している。第1のステップIでは、まず面483を快削または押し抜きする。面483は、「パタンと開けられる」ケーシングの面よりも幾分大きく選定されている。ステップIIでは、ケーシングの側壁485を形成させるため、面483の中央領域をプレス加工し、または引き延ばしによる成形(formgezogen)を行う。これにより、側壁485とケーシング上面487から成る、横断面にてU字状の部分が生じる。引き延ばしされなかった、面483の二つの側部領域を、翼489 と呼ぶことにする。ケーシング上面487は、正面側の端部Sから逆の側の端部Hのほうへ低くなっているようにするため(図1を参照)、側壁485は、中央領域M及び後部領域Hよりも端部領域Sで高くなっている。これに対応して翼489も前部領域Sでよりも中央領域Mで幅広になっている。翼489の不規則な輸郭は、ステップIIIで整えられる。同時に切り込み49 1を、ケーシングの縦軸線に関して左右対称になるように翼489に形成させる。翼489の成形も切り込み491の形成も押し抜きによって行うのが有利である。さらにステップIIIでは、二つの翼489を後部領域Hにおいて上方へ折ることにより、後部ケーシング壁493からケーシング側壁への穏やかな移行部を生じさせる。次のステップIVでは、二つの翼489をケーシングの全長にわたって上方へ曲げ、その結果翼489はそれぞれ側壁485と一つの面内に位置するようになる。ステップVでは、正面側の端部Sを、金属ベルトまたは金属ストライプ481 から快削する。その結果ケーシングは、後部ケーシング壁493においてのみ金属ストライプ481と結合されているにすぎない。正面側のエンボス加工エッジ495をカットするのではなく、さらに内側にある部分をカットすることにより、正面側端部Sに、ケーシング内部へ通じる開口部が形成される。この開口部には、ステップVIにおいて曲げ心棒が挿入される。曲げ心棒により側壁485は所定の方向へ向けられ、翼489を折りたたむことができる。矢印Pは、翼48 9ばかりでなく側壁485も押圧力で付勢されることを示している。このようにして、内側へ折りたたまれた翼489がケーシングの底部を形成し、その際両切り欠き491は協働して、閉鎖部材のロック突起を受容するために設けられる穴を形成する。次に最後の加工段階VIIでは、金属ストライプ481とケーシング壁493との結合部を切り離して、ケーシングを完成させる必要がある。図17は、図1ないし図13に図示したヒンジ要素11の製造を例示したものである。ケーシングの製造の場合と同様に、ここでも帯状の材料481が製造の出発点である。有利には、チタンのようなニッケルを含んでいない金属が使用される。まず、ヒンジ要素の基本形状を第1のステップ1で快削する。この場合、延設部9の基本形状と、延設部9に接続していて、後でヒンジ穴付き部分を有する領域497とが生じる。即ちヒンジ要素11は、この領域497と逆の側の延設部9端部とで金属ストライプ481に固定されている。もちろん、ハッチングされている快削領域を金属ストライプのエッジのほうへ拡大して、快削したヒンジ要素11を片側でのみ金属ストライプ481と結合させてもよい。ステップIIでは、例えば二つの半円形のエンボス加工工具を協働させることにより、延設部9に所望の丸みを与える。スップIIIでは、二つの隣接する延設部9の間にある金属ストライプ領域を、 例えば押し抜き工具を用いて押し抜く。ステップIVでは、延設部9と金属ストライプ481との結合を完全に切り離す。同時に、領域497に有利には押し抜きによりヒンジ穴付き部分15を形成させる。ヒンジ穴付き部分15を有している領域497の成形と、ヒンジ要素11の金属ストライプ481との切り離しは、ステップVで行う。ここでも押し抜き工具を使用するのが有利である。閉鎖部材13もケーシング及びヒンジ要素と同様にして金属ベルトから製造することができる。この場合押し抜き技術、エンボス加工技術、または曲げ技術を使用するのが有利である。ここでもニッケルを含んでいないチタンのような金属を使用するのが有利である。図16と図17から明らかなように、上記部材の製造は非常に簡単であり、極めて低コストで実施可能である。ケーシングまたはヒンジ要素を切り出すための高価な異形材は不要である。また、これらの切り出した異形部材を切削する次の工程は、前記の製造方法により省略することができる。図18は、弾性ヒンジの構成要素群の組立工程を六つのステップで示したものである。これらの構成要素群は、図1ないし図17との関連ですでに詳細に述べたように、大体において、ヒンジ要素11と、閉鎖部材13と、弾性要素7とを含んでいる。ステップIとIIでは、主に図17との関連で詳細に説明したように、金属ベルト481からヒンジ要素11を製造する。ステップIIの図は、当初長方形の横断面である延設部9がエンボス加工工具5 01により丸い輪郭を有するに至る経過をわかりやすく示すための図である。次のステップIIIで、閉鎖部材13をヒンジ要素11の上にスライドさせて取り付ける。次のステップIVでは、弾性要素7をスライドさせて取り付け、その後差し込んだスリーブ503を用いて位置固定する(ステップV)。その際ステップVIで延設部9の端部を押しつぶし、その結果スリーブ503が位置固定される。押しつぶしによって生じる平らな面を「X」で示した。この時点で前記構成要素群の組み立てが終了し、図18に示すように金属ストライプ481から切り離される。もちろん前記構成要素群をそのまま金属ストライプ481に固定したままにして、ばら荷に比べて取り扱いしやすいようにしてもよい。以上述べた方法は、ヒンジ要素11と弾性要素7だけから成る構成要素群を必要とする場合にも適用できる。この場合には、図18に示したステップIIIを省略できる。これを図19aに示す。また、閉鎖部材の代わりにロックリング502を使用してもよい。ロックリング502は、例えば溝を形成させることによりロックを可能にする。これを図1 9bに示した。図1から図15までに図示した弾性ヒンジの特徴は、さらに、弾性要素及び閉鎖部材と一つの組み立てユニットを形成するヒンジ要素を、全体としてケーシング内へ容易に挿着し、固定できることである。これは閉鎖部材がスナップロックとして構成されているためである。組み立てユニットを挿入することにより閉鎖部材はかんぬき状にケーシングにロックされ、弾性ヒンジの組み立てを複雑にさせる何らかの他の固定手段を必要としない。組み立てが容易であるにもかかわらず、ヒンジ要素が閉鎖部材により全面で案内されるので、ヒンジ要素の正確なガイドが達成される。図8に図示した閉鎖部材の実施形態においても、ヒンジ要素を全面で案内するため、 閉鎖部材がヒンジ要素をU字状に取り囲み、ヒンジ要素を、弾性ヒンジが固定されている湾曲体の上面で平面状に案内させている。このようにこの実施形態においても、閉鎖部材はヒンジ要素を全面で案内させている。閉鎖部材を本発明にしたがって構成することにより、特に優れた案内が得られる。閉鎖部材の長さをL 、高さをH、幅をBとすると、L>H>Bの関係にある。このサイズ関係により、ケーシングの組み立て状態での閉鎖部材の確実な固定が保証される。即ち、完成した弾性ヒンジ内で閉鎖部財を遊びなしに固定できる。他方、このように閉鎖部材が弾性ヒンジ内で確実に固定されるので、閉鎖部材の内部で遊びなしに案内されているヒンジ要素の非常に好適な案内が得られる。即ち、弾性ヒンジが非常に安価に製造可能なエンボス加工ケーシングを有し、 このエンボス加工ケーシングに組み立てユニットを挿入して締め付け固定するだけでよいにもかかわらず、優れた技術的特性が得られる。この技術的特性は、非常に高い製造コストをかけなければ達成できないような特性である。また、弾性ヒンジを安価に製造できる理由は、閉鎖部材が本発明にしたがって特殊に構成されているので、特別な案内装置を弾性ヒンジに設ける必要がないことにもある。さらに、ケーシングの内部でヒンジ要素を保持または位置固定させるための通常のロック要素を設けないで済むことにもある。

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