How elastic hinge with its manufacturing eyeglass frames |
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申请号 | JP2006525602 | 申请日 | 2004-01-19 | 公开(公告)号 | JP2007505343A | 公开(公告)日 | 2007-03-08 |
申请人 | 黄▲陳▼才; | 发明人 | 黄▲陳▼才; | ||||
摘要 | 【課題】 メガネフレームの弾性蝶番とその製造方法に関し、軸芯は、その表面にプレス加工痕がなく、表面光沢性に優れ、弾性部材の摺動が容易となる。 また、金属の 密度 は均一化され、応 力 の集中がなく、軸芯の硬度、剛性と安定性が向上される。 軸芯全体の長さは任意に調整することができる。 【解決手段】 弾性蝶番は、軸芯と、先端から基端まで順次に軸芯に取り付ける 位置 決めガイド部材と、弾性部材及びストッパーを備える。 レンズ枠とメガネツルとの間に設けられた弾性蝶番の弾力作用によって、レンズ枠に対するメガネツルの開閉は簡単且つ容易となる。 また、位置決めガイド部材によって、前記の開閉は安定となる。 前記方法は金属板から軸芯を加工する工程と、軸芯の基端部を所定直径の円柱体となるよう縮径する工程と、軸芯の先端部に蝶番孔を設ける工程とを備える。 【選択図】図5 |
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权利要求 | 軸芯と、先端から基端へ順次に前記軸芯に取り付けられる位置決めガイド部材と、弾性部材及びストッパーとを備え、前記軸芯の先端部はレンズ枠に設けられている母蝶番に連結する子蝶番の構造からなるメガネフレームの弾性蝶番において、 前記軸芯の中間部はその横断面が小さく、且つ少なくともその一側面が平面となる柱体であり、 前記軸芯の基端部はその横断面が最も小さくなる柱体であり、 前記位置決めガイド部材には前記軸芯の中間部柱体に対応する位置決め孔が設けられ、 前記位置決めガイド部材は位置決め孔を通して、前記軸芯の中間部柱体に取り付けられ、且つ前記軸芯の先端部における子蝶番及びレンズ枠における母蝶番に当接し、 前記弾性部材とストッパーは先端から基端まで順次に軸芯基端部の柱体に取り付けられ、 前記軸芯の中間部柱体と基端部柱体は、位置決めガイド部材と、弾性部材及びストッパーを連れて、レンズ枠の収容孔にパッケージングされていることを特徴とするメガネフレームの弾性蝶番。 前記軸芯の基端部柱体は縮径装置により圧縮・引き伸ばされてなる円柱体であることを特徴とする請求項1記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記軸芯の中間部柱体はその横断面が多角形の柱体であることを特徴とする請求項1記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記軸芯の中間部はその横断面が多角形をなし、3〜8角形の柱体であることを特徴とする請求項3記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記軸芯の中間部柱体と前記位置決めガイド部材の位置決め孔は、その横断面がともに正方形あるいは長方形になっていることを特徴とする請求項4記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記軸芯の中間部柱体と前記位置決めガイド部材の位置決め孔は、その横断面がともに腰形または十字形または半円形になっていることを特徴とする請求項1記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記位置決めガイド部材の外表面における側面には1つの位置決め孔又は位置決め溝が設けられていることを特徴とする請求項1記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記母蝶番がレンズ枠に設けられ、軸芯の中間部柱体と基端部柱体は位置決めガイド部材と弾性部材及びストッパーを連れて、メガネツルに設けられる収容孔にパッケージングされ、メガネツルにおいて位置決めガイド部材における位置決め孔または位置決め溝に対応する位置に少なくとも1つの凹み又はネジ又はピンを設けることによって位置決めガイド部材を係止し、前記軸芯の子蝶番構造はレンズ枠に設けられる母蝶番と可動に連結していることを特徴とする請求項7記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記母蝶番はメガネツルに設けられ、軸芯の中間部柱体と基端部柱体は位置決めガイド部材と弾性部材及びストッパーを連れて、レンズ枠に設けられる収容孔にパッケージングされ、メガネツルにおいて位置決めガイド部材における位置決め孔または位置決め溝に対応する位置に少なくとも1つの凹み又はネジ又はピンを設けることによって位置決めガイド部材を係止し、前記軸芯の子蝶番構造はレンズ枠に設けられる母蝶番と可動に連結していることを特徴とする請求項7記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記軸芯先端部の子蝶番構造には鈎状構造が外部へ延設され、レンズ枠の収容孔の外端部において鈎状構造に対応する位置には孔壁を貫通する位置決め溝が設けられ、軸芯先端部の鈎状構造は位置決め溝の中に設けられ、且つその構造上の寸法は互いに合っていることを特徴とする請求項1に記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記位置決めガイド部材において前記軸芯の子蝶番構造に近接する端部には、さらにスペーサーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記軸芯先端部の子蝶番構造には鈎状構造が外部へ延設され、前記レンズ枠の収容孔の外端部において鈎状構造に対応する位置には孔壁を貫通する位置決め溝が設けられ、前記スペーサーにおいて鈎状構造とレンズ枠の位置決め溝に対応する位置には貫通溝が設けられ、前記軸芯の先端部の鈎状構造は前記位置決め溝と貫通溝の中に設けられ、且つその構造上の寸法は互いに合っている請求項11に記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記スペーサーの外縁には案内角が設けられていることを特徴とする請求項11に記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記レンズ枠の収容孔にはスペーサーに対応した収容溝が外部へ延設され、前記スペーサーは前記収容溝の中に設置されていることを特徴とする請求項11に記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記軸芯の基端部柱体の外端部にはストッパーを固設し、あるいは軸芯の基端部柱体の外端部を直接に偏平状のストッパーに形成することによって、弾性部材を軸芯の基端部柱体に位置決めさせることを特徴とする請求項1に記載のメガネフレームの弾性蝶番。 前記弾性部材はスプリングであることを特徴とする請求項1に記載のメガネフレームの弾性蝶番。 メガネフレームの弾性蝶番の製造方法であって、該方法は少なくとも金属板から先端部が子蝶番構造をなし、中間部が断面の小さい四角形柱体をなし、基端部が四角形柱体をなすような基本形状を有する軸芯を加工する基本成形工程と、 圧縮と引き伸ばしの縮径方法を用いて基本形状を有する軸芯の四角形柱体の基端部を所定直径の円柱体に加工する縮径工程と、 軸芯の先端部に蝶番孔を設ける蝶番孔加工工程とを備えることを特徴とするメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記基本成形工程で、金属板から基本形状を有する軸芯を切り出させることを特徴とする請求項17に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記基本成形工程で、NCワイヤーカット放電加工機を用いて、金属板から基本形状を有する軸芯を切り出させることを特徴とする請求項18に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記方法はさらに、普通の金属板をNCワイヤーカット放電加工機の要求に満足する規格を有する金属板に加工する工程を備えることを特徴とする請求項19に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記方法はさらに、軸芯の中間部柱体を加工・成形する工程を備えることを特徴とする請求項17に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記軸芯の中間部柱体は押し抜きまたは切削または従来の公知方法を用いて加工・成形することを特徴とする請求項21に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記縮径工程では、縮径機を用いて、基本形状を有する軸芯の基端部柱体を所定直径の円柱体に圧縮・引き伸ばすことを特徴とする請求項17に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記方法はさらに、縮径加工により形成された軸芯の円柱体基端部の所定長さより長い余分な部分を切り落とす工程を備えることを特徴とする請求項17に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記蝶番孔加工工程では、ボール盤又は押し抜き機又はフライス盤を用いて、軸芯先端部の子蝶番構造に蝶番孔を加工することを特徴とする請求項17に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記軸芯はチタン又はチタン合金又は銅又は銅合金又はステンレス又は鉄又は鉄合金などの金属材料で作られていることを特徴とする請求項17に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 前記方法はさらに、位置決めガイド部材、弾性部材とストッパーを、先端から基端まで順次に軸芯の中間部柱体と基端部柱体に取り付け、且つ位置決めさせる工程を備えることを特徴とする請求項17に記載のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法。 |
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说明书全文 | 本発明は、メガネの構成部品とその製造方法に関し、特にメガネに用いられるメガネフレームの弾性蝶番とその製造方法に関するものである。 メガネは人々の生活の中で不可欠な日用品であり、科学技術の進歩につれて、人々はメガネに対する要求が益々高くなっている。 そのため、メガネの製造メーカ及び設計者は利用者が一層心地良く、便利に着用できるようメガネの各構成部品を常に改良している。 従来技術において、メガネフレームの折りたたみ部位、つまりレンズ枠とメガネツルの連結部に設けた連結装置はほとんど各種の弾性蝶番が使われている。 従来のメガネに使われている弾性蝶番は図1に示すように、軸芯1'、スプリング3'とストッパー4'から構成されている。 軸芯1'の先端部にはレンズ枠に設けられる母蝶番(図示せず)に対応して子蝶番構造11'が設けられ、且つ母蝶番と連結され、外側に伸ばし、鈎状構造12'が外部へ延設されている。 軸芯1'の基端部にはスプリング3'とストッパー4'が装着され、且つレンズ枠に対応する収容孔にパッケージングされている。 図2,3に示すように、レンズ枠の収容孔の外端部において鈎状構造12'に対応する位置には孔壁を貫通した位置決め溝13'が設けられ、軸芯1'の鈎状構造12'は位置決め溝13'の中に設置され、且つそれらの構造の寸法は互いに合わせており、弾性蝶番の軸芯がレンズ枠に対して縦方向において自由に上下運動することを制限する。 ところが、ただ1つの方向の不確定な運動だけを限定するため、やはり軸芯が不確定な外力により不確定な運動を行わないことを有効に保証することができず、つまり、弾性蝶番の軸芯は製造、運送または使用の過程において無作為で不確定な外力によりむやみに動かすことで、破損しやすくなる。 従来のメガネフレームの弾性蝶番の軸芯は押し抜き成型法を採用し、押し抜きにより加工された軸芯の外表面には押し抜きの加工痕と荒い削り目が生じ、その上に装着されるスプリングの摺動を鈍らせることとなる。 また、押し抜き加工は製品の内部に応力集中をもたらしやすく、製品の安定性、使用寿命及び良品率をともに低減させる。 従って、従来の技術によるメガネフレームの弾性蝶番とその製造方法は、実際の使用において、明らかに不便と欠陥が存在しているので、改良する必要がある。 本発明の目的は新しくて、合理的に実施しやすい位置決めガイド構造を有するメガネフレームの弾性連結蝶番と、縮径加工プロセスを採用する製造方法とを提供することにある。 前記の目的を達成するために、本発明の技術案は次の通りである。 本発明の好適な実施形態によるメガネフレームの弾性蝶番は、その軸芯の基端部柱体は縮径装置により圧縮・引き伸ばされてなる円柱体である。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その軸芯の中間部柱体はその横断面が多角形の柱体である。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その軸芯の中間部はその横断面が多角形をなし、3〜8角形の柱体である。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その軸芯の中間部柱体と前記位置決めガイド部材の位置決め孔はその横断面はともに正方形あるいは長方形になっている。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その軸芯の中間部柱体と前記位置決めガイド部材の位置決め孔はその横断面はともに腰形または十字形または半円形になっている。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その軸芯先端部の子蝶番構造には鈎状構造が外部へ延設され、レンズ枠の収容孔の外端部において鈎状構造に対応する位置には孔壁を貫通する位置決め溝が設けられ、軸芯先端部の鈎状構造は位置決め溝の中に設けられ、且つその構造上の寸法は互いに合っている。 メガネフレームにおける弾性蝶番の取付構造は次の2種類ある。 第2種は、前記母蝶番はメガネツルに設けられ、軸芯の中間部柱体と基端部柱体は位置決めガイド部材と弾性部材及びストッパーを連れて、レンズ枠に設けられる収容孔にパッケージングされ、メガネツルにおいて位置決めガイド部材における位置決め孔または位置決め溝に対応する位置に少なくとも1つの凹み又はネジ又はピンを設けることによって位置決めガイド部材を係止し、前記軸芯の子蝶番構造はレンズ枠に設けられる母蝶番と可動に連結している。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その位置決めガイド部材の外表面における側面に1つの位置決め孔又は位置決め溝が設けられている。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その位置決めガイド部材において前記軸芯の子蝶番構造に近接する端部に、さらにスペーサーが設けられている。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その軸芯先端部の子蝶番構造には鈎状構造が外部へ延設され、前記レンズ枠の収容孔の外端部において鈎状構造に対応する位置には孔壁を貫通する位置決め溝が設けられ、前記スペーサーにおいて鈎状構造とレンズ枠の位置決め溝に対応する位置には貫通溝が設けられ、前記軸芯の先端部の鈎状構造は前記位置決め溝と貫通溝の中に設けられ、且つその構造上の寸法は互いに合っている。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、そのスペーサーの外縁に案内角が設けられている。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、そのレンズ枠の収容孔にスペーサーに対応した収容溝が外部へ延設され、前記スペーサーは前記収容溝の中に設置されている。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その軸芯の基端部柱体の外端部にはストッパーを固設し、あるいは軸芯の基端部柱体の外端部を直接に偏平状のストッパーに形成させることによって、弾性部材を軸芯の基端部柱体に位置決めさせる。 本発明は、1つの実施形態のメガネフレームの弾性蝶番の製造方法であって、少なくとも金属板から先端部が子蝶番構造をなし、中間部が断面の小さい四角形柱体をなし、基端部が四角形柱体をなすような基本形状を有する軸芯を加工する基本成形工程と、圧縮と引き伸ばしの縮径方法を用いて基本形状を有する軸芯の四角形柱体の基端部を所定直径の円柱体に加工する縮径工程と、軸芯の先端部に蝶番孔を設ける蝶番孔加工工程と、を備える。 本発明の好適な実施形態によるメガネフレームの弾性蝶番の製造方法は、その基本成形工程で、金属板から基本形状を有する軸芯を切り出させる。 前記メガネフレームの弾性蝶番の製造方法は、その基本成形工程で、NCワイヤーカット放電加工機を用いて、金属板から基本形状を有する軸芯を切り出させる。 前記メガネフレームの弾性蝶番の製造方法はさらに、普通の金属板をNCワイヤーカット放電加工機の要求に満足する規格を有する金属板に加工する工程を備える。 前記メガネフレームの弾性蝶番の製造方法はさらに、軸芯の中間部柱体を加工・成形する工程を備える。 前記メガネフレームの弾性蝶番の製造方法は、その軸芯の中間部柱体は押し抜きまたは切削または従来の公知方法を用いて加工・成形する。 前記メガネフレームの弾性蝶番の製造方法は、その縮径工程では、縮径機を用いて、基本形状を有する軸芯の基端部柱体を所定直径の円柱体に圧縮・引き伸ばす。 前記メガネフレームの弾性蝶番の製造方法はさらに、縮径加工により形成された軸芯の円柱体基端部の所定長さより長い余分な部分を切り落とす工程を備える。 前記メガネフレームの弾性蝶番の製造方法は、その蝶番孔加工工程では、ボール盤又は押し抜き機又はフライス盤を用いて、軸芯先端部の子蝶番構造に蝶番孔を加工する。 前記メガネフレームの弾性蝶番の製造方法は、その軸芯はチタン又はチタン合金又は銅又は銅合金又はステンレス又は鉄又は鉄合金などの金属材料で作られている。 前記メガネフレームの弾性蝶番の製造方法はさらに、位置決めガイド部材、弾性部材とストッパーを先端から基端まで順次に軸芯の中間部柱体と基端部柱体に取付け、且つ位置決めさせる工程を備える。 前記メガネフレームの弾性蝶番は、その弾性部材がスプリングである。 前記構造を採用したため、軸芯の中間部柱体と位置決めガイド部材の位置決め孔との係合によって軸芯が不確定な外力により不確定な運動及び回動を制限し、メガネ構造の磨損を避けることができる。 それと同時に、外力作用によって、あるいは外部からの力が消えた後に弾性力の作用によって、軸芯は位置決めガイド部材の位置決め孔により制限された方向に沿ってつまり軸方向に沿って運動し、ガイドの役割を果たすことができ、蝶番の所定動作の安定性を保証することができる。 従って、このような構造の弾性蝶番の構造は簡単且つ合理的で、操作が安定で、品質がよくて、レンズ枠とメガネツルとの間に架設した弾性蝶番の弾力作用を利用し、レンズ枠とメガネツルの開閉は簡単且つ容易となる。 軸芯の中間部柱体と位置決めガイド部材の取り付けはこの過程の安定を保証し、着用するときの心地がよい。 上述の方法を採用するため、縮径機を採用し軸芯の基端部の円柱体を加工し、加工した軸芯の表面にプレス加工痕がなく、表面光沢性に優れ、弾性部材の摺動が容易となる。 また、金属の密度は均一化され、応力の集中がなく、軸芯の硬度、剛性と安定性が向上される。 軸芯全体の長さは構造上の要求に応じて任意に調整することができる。 即ち、軸芯全体の長さつまり弾性蝶番全体の長さを短くすることができ、それによってメガネの連結構造に更にコンパクトにすることができ、メガネの佩用は一層に心地よくなり、材料も節約できる。 NCワイヤーカット放電加工機を採用して軸芯を加工するため、普通のプレス加工に比べ、加工した軸芯はほとんど変形せず、且つ切断位置を合理的に決めることができ、最大限に材料を節約することができる。 次は図面に従って、本発明の実施形態を詳しく説明する。 メガネツル5とレンズ枠6は開く際、母蝶番51と子蝶番11が回動すると同時に、母蝶番51は位置決めガイド部材2及びレンズ枠6に当接して、軸芯1を位置決めガイド部材2つまりレンズ枠6から引き出す。 開いた後、軸芯1はスプリング3の弾性力の作用により位置決めガイド部材2の中に戻される。 前記の動作においては、軸芯1中間部の四角形柱体12と位置決めガイド部材2の四角形孔21との構造は合っているため、動作の安定性を保証することができる。 メガネツル5とレンズ枠6は閉じる場合の動作は上述と同じである。 図7は、本発明の第2の実施形態を示している。 軸芯1の中間部柱体12aと位置決めガイド部材2の位置決め孔21aはその横断面がともに五角形となっている。 これにより、本発明の目的と効果も達成することができ、そのメカニズムは上述と同じである。 図8は、本発明の第3の実施形態を示している。 軸芯1の中間部柱体12bと位置決めガイド部材2の位置決め孔21bはその横断面がともに十字形となっている。 これにより、本発明の目的と効果も達成することができ、そのメカニズムは上述と同じである。 図9は、本発明の第4の実施形態を示している。 軸芯1の中間部柱体12cと位置決めガイド部材2の位置決め孔21cはその横断面がともに腰形となっている。 これにより、本発明の目的と効果も達成することができ、そのメカニズムは上述と同じである。 図10は、本発明の第5の実施形態を示している。 軸芯1の中間部柱体12dと位置決めガイド部材2の位置決め孔21dはその横断面がともに8つの平面と4つの曲面からなる変異型十字形となっている。 これにより、本発明の目的と効果も達成することができ、そのメカニズムは上述と同じである。 図11は、本発明の第6の実施形態を示している。 軸芯1の中間部柱体12eと位置決めガイド部材2の位置決め孔21eはその横断面がともに半円形となっている。 これにより、本発明の目的と効果も達成することができ、そのメカニズムは上述と同じである。 図12〜15は、本発明のその他の4つの実施形態を示している。 軸芯1先端部の子蝶番構造11には鈎状構造12'が外部へ延設され、レンズ枠の収容孔61の外端部において鈎状構造12'に対応する位置には孔壁を貫通した位置決め溝13'が設けられている。 軸芯1先端部の鈎状構造12'は位置決め溝13'の中に配置され、且つその構造上の寸法が互いに合っているため、位置決めの作用を果たすことができる。 メガネフレームにおける弾性蝶番の取付構造は図18,19に示すようにしてもよい。 母蝶番63はレンズ枠6に設けられてもよい。 軸芯1の中間部の四角形柱体12と基端部の円柱体12は位置決めガイド部材2と、スプリング3及びストッパー4を連れて、メガネツル5に設けられる収容孔52の中にパッケージングされ、且つメガネツル5の外表面において位置決めガイド部材2の位置決め孔に対応する位置に1つの凹み53又はネジ又はピンを打ち込み、又はメガネツル5の外表面において位置決めガイド部材22に対応した位置に直接に1つの凹みを打ち込むことによって位置決めガイド部材2を係止させ、軸芯1の子蝶番11をレンズ枠6に取り付けられる母蝶番63と可動連結させる。 図20に示すように、位置決めガイド部材2に1つの位置決め溝23を設けてもよい。 その作用は前記位置決め孔22と同じで、レンズ枠において位置決め溝23に対応する位置に1つ又は複数の凹み又はネジ又はピンを打ち込むことによって、位置決めガイド部材2を係止させる。 図20〜22に示すように、位置決めガイド部材2において軸芯1の子蝶番11に近接する端部に1つのスペーサー20を設けてもよい。 つまり、位置決めガイド部材2はスペーサー20を介して子蝶番11と母蝶番に当接し、回動時の磨損を防止する。 位置決めガイド部材2のスペーサー20の外縁には案内角24を設けてもよい。 メガネフレームのレンズ枠6(あるいはメガネツル5)における収容孔61には収容溝64を延設し、スペーサー20は収容溝64の中に設置している。 そして、スペーサー20をレンズ枠6の収容溝64に内蔵させることができる。 これによって、構造がコンパクト且つ綺麗となり、且つ構造の密封性を保証し、埃による汚染を防止することができる。 図23に示すように、先端部11に鈎状構造12'が設けられた軸芯1対応して、位置決めガイド部材2のスペーサー20において、レンズ枠の位置決め溝(図においてレンズ枠6の位置決め溝13')に対向して1つの貫通溝25が設けられて、鈎状構造12'を収納させる。 また、図4に示すように、位置決めガイド部材2と、スプリング3及びストッパー4を先端から基端まで順次に軸芯1中間部の四角形柱体12と基端部円柱体13に取り付けてから、円柱体13の基端を偏平状に加工して位置決めさせる。 ここでは、単独な位置決めガイド部材を採用してもよいし、偏平状に加工した円柱体基端をストッパー位として利用してもよい。 あるいはその他の公知の方法を採用し、スプリング3及び/またはストッパー4を基端部円柱体13に位置決めさせる。 次に本発明の第1の実施形態におけるメガネフレームの弾性蝶番の製造方法を説明する。 NCワイヤーカット放電加工機に対してプログラミングをし、図24に示すようにワイヤーカットで切断する位置を調整してから、複数の金属板AをNCワイヤーカット放電加工機の上に載せ、基本形状を有する軸芯A1となるよう切断・加工する。 NCワイヤーカット放電加工機を採用することで、一回で複数の金属板を切断することができ、作業効率は高い。 この軸芯A1はその先端部の子蝶番構造A11とその中間部の四角形柱体A12はともに一回で成形され、その基端部が四角形柱体A13であり、まだ成形されていない。 NCワイヤーカット放電加工機を採用して軸芯を加工する時、ほとんど変形がなくて、且つ切断位置を合理的に決めることができ、最大限に材料を節約することができる。 図25に示すように、四角形柱体A13を縮径機に載せ、直径が0.6mmの円柱体B14となるように圧縮・引き伸ばさせる。 必要によって決めた長さ以外の余分な部分B15を切り落として、その基端部の円柱体B14が成形された軸芯B1が得られる。 縮径機により加工された軸芯基端部の円柱体B14はその表面にプレス加工痕がなく、表面光沢性に優れている。 また、その上に設けているスプリングの伸び縮みが順調となる。 基端部円柱体B14の金属密度は均一化され、応力の集中がなく、軸芯の硬度、剛性と安定性が向上される。 軸芯全体の長さは構造上の要求に応じて任意に調整することができる。 即ち、軸芯全体の長さつまり弾性蝶番全体の長さを必要に応じて短くすることができ、それによってメガネの連結構造を更にコンパクトにすることができ、メガネの着用は一層に心地良くなり、材料も節約できる。 図26に示すように、軸芯B1の子蝶番B11側端にはボール盤にて蝶番孔111を加工することで、成形された軸芯1が得られる。 また、子蝶番B11は押し抜き機又はフライス盤を利用して蝶番孔111を加工してもよい。 図4に示すように、従来の設備あるいは人工を利用して位置決めガイド部材2、スプリング3とストッパー4を先端から基端までは順次に軸芯1の四角形柱体12と円柱体23に取り付け、更に円柱体13の基端を偏平状に加工して位置決めさせる。 ここでは、単独なストッパーを採用してもよい。 偏平状に加工した円柱体基端をストッパーとして利用してもよい。 また、その他の公知の方法を採用してもよい。 そして、スプリング3及び/またはストッパー4を基端円柱体13に位置決めさせる。 前記工程で、基端部の円柱体の余分な部分を切り落とす作業は偏平状に加工する作業と同時に押し抜き機あるいはその他の設備より完成させてもよい。 軸芯1の中間部柱体12はその横断面が五角形、十字形、腰形、半円形あるいは異形などその他の形状の実施形態による製造方法にはさらに、中間部柱体12を押し抜くまたは切削することによって、成形する工程を含む。 先端部の子蝶番構造11に鈎状構造12'を設けている軸芯の加工については、NCワイヤーカット放電加工機のワイヤーカットする位置を調節することによって、実現することができる。 1 軸芯 11 子蝶番 12 四角形柱体(中間部柱体) |