Spectacle hinge

申请号 JP17023898 申请日 1998-06-17 公开(公告)号 JP2000010052A 公开(公告)日 2000-01-14
申请人 Otani Gankyo Koki Kk; 大谷眼鏡光器株式会社; 发明人 OTANI KAZUHIRO; NAKAGAWA HIDEKI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a spectacle hinge which withstands the force in a direction opposite to a folding direction and is maintenance-free. SOLUTION: A case 22 consisting of a case body 23, a first end member 24 mounted at its one end and a second end member 25 mounted at its other end is fixed to a temple 4. A moving body 41 is movably housed in this case body 23 and a hinge 45 for an arm is fixed to this moving body 41. This hinge 45 for the arm is pivoted to a hinge 5 for a frame fixed to a wraparound endpiece 3. First to third magnets 28, 33, 43 are respectively mounted to the first end member 24, the second end member 25 and the moving body 41 in such a manner that the moving body 41 and the second end member 25 are attracted and that the moving body 41 and the first end member 24 repulse. If the force of the direction opposite to the folding direction acts on this hinge, this force is relieved by the attraction force and repulsion force and the hinge 45 for the arm is moved to the hinge 5 side for the frame, by which the temple 4 is bent in the direction opposite to the folding direction.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 軸線をテンプルの軸線と平行にしてテンプルの基端に固着される柱状のケースであって、 テンプルに固着される側と反対側に軸線に平行に細長い孔が設けられる中空柱状のケース本体と、 ケース本体の一方の端部に取付けられ、内部に第1の磁石を取付けた第1端部部材と、 ケース本体の他方の端部に取付けられ、第1の磁石と同一の極が相対するように、内部に第2の磁石を取付けた第2端部部材とを有するケースと、 ケースの軸線方向に移動可能にケース本体内に設けられ、第1の磁石と反発し第2の磁石と求引する方向に極を有する第3の磁石が内部に取付けられた移動体と、 移動体に固着され、ケース本体の細長い孔からケースの外部に突出し、第1端部部材の方に延び、先端部に腕用蝶番ねじ孔が設けられる腕用蝶番と、 鎧の先端に固着され、枠用蝶番ねじ孔を有する枠用蝶番と、 蝶番軸ねじとから成り、 鎧の先端とテンプルの基端とを突き合して、枠用蝶番ねじ孔と腕用蝶番ねじ孔とを蝶番軸ねじで回転自在に軸止することを特徴とするめがね蝶番。
  • 【請求項2】 軸線をテンプルの軸線と平行にしてテンプルの基端に固着される柱状のケースであって、 ケースの一方の端部に取付けられ、内部にリング状の第1の磁石が設けられた有孔のロック片と、 他方の端部が端板によって塞がれ、第1の磁石と同一の極が相対するように、端板内に第2の磁石が固定された中空柱状のケース本体とを有するケースと、腕用蝶番であって、 ケースの軸線を軸線としてケース内に設けられ、第1の磁石と反発し、第2の磁石と求引する方向に極を有するリング状の第3の磁石が挿入され、先端に磁石係止片が取付けられ、基端部寄りがロック片の孔から外部に突出する軸部と、軸部の基端で軸部に連なり、先端に腕用蝶番ねじ孔を有する蝶番部とから成る腕用蝶番と、 鎧の先端に固着され、枠用蝶番ねじ孔を有する枠用蝶番と、 蝶番軸ねじとから成り、 鎧の先端とテンプルの基端とを突き合して、枠用蝶番ねじ孔と腕用蝶番ねじ孔とを蝶番軸ねじで回転自在に軸止することを特徴とするめがね蝶番。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、めがね蝶番に関する。

    【0002】

    【従来の技術】図5は、従来のめがね1の蝶番8近傍の斜視図である。 レンズ枠2の両端に、鎧(ヨロイ)3が取付けられ、これに先端を蝋付などによって一体的に取付けた枠用蝶番5と、テンプル4の基端に一体的に取付けた腕用蝶番6とを蝶番軸ねじ7を用いて結合して蝶番8とし、この蝶番8を介してテンプル4がめがね1内側(矢符9方向)へ折畳み自在に構成されている。 しかし蝶番8近辺に矢符10で示すが加わると、鎧3の先端とテンプル4の基端部とは突合されているので、蝶番8
    またはテンプル4が破損する。

    【0003】これを改良するものとして、近年スプリング蝶番11が開発されている。 スプリング蝶番11は、
    図6に示すように鎧3および枠用蝶番5は、図5と同じ構成である。 テンプル4には、基端部にケース12が取付けられ、ケース12の中にはスプリング13が設けられ、このスプリング13を介して腕用蝶番14が取付けられている。 スプリング蝶番11に矢符15で示す力が加わると、腕用蝶番14は、スプリング13の弾発力に抗して鎧3側に引張られ、スプリング蝶番11やテンプル4が破損するのが防がれる。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】スプリング蝶番11のケース12は、直接顔面に接触することはないが、テンプル4を伝って汗がスプリング蝶番11に達し、ケース12内に入る。 まためがね1は雨中でも使用するものであり、雨滴がケース12内に入る。 さらに埃もケース1
    2内に入る。 これらはケース12内のスプリング13の間に留まり、このためスプリング13の弾発力が次第に悪くなり、遂に全然動かなくなる。 これを防ぐには、ケース12からスプリング13を取出して、ケース13内を掃除しなければならず、これは非常に手間がかかる。

    【0005】本発明の目的は、折畳み方向と反対方向の力に耐え、メンテナンス不要のめがね蝶番を提供することである。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明は、軸線をテンプルの軸線と平行にしてテンプルの基端に固着される柱状のケースであって、テンプルに固着される側と反対側に軸線に平行に細長い孔が設けられる中空柱状のケース本体と、ケース本体の一方の端部に取付けられ、内部に第1の磁石を取付けた第1端部部材と、ケース本体の他方の端部に取付けられ、第1の磁石と同一の極が相対するように、内部に第2の磁石を取付けた第2端部部材とを有するケースと、ケースの軸線方向に移動可能にケース本体内に設けられ、第1の磁石と反発し第2の磁石と求引する方向に極を有する第3の磁石が内部に取付けられた移動体と、移動体に固着され、ケース本体の細長い孔からケースの外部に突出し、第1端部部材の方に延び、
    先端部に腕用蝶番ねじ孔が設けられる腕用蝶番と、鎧の先端に固着され、枠用蝶番ねじ孔を有する枠用蝶番と、
    蝶番軸ねじとから成り、鎧の先端とテンプルの基端とを突き合して、枠用蝶番ねじ孔と腕用蝶番ねじ孔とを蝶番軸ねじで回転自在に軸止することを特徴とするめがね蝶番である。

    【0007】また本発明は、軸線をテンプルの軸線と平行にしてテンプルの基端に固着される柱状のケースであって、ケースの一方の端部に取付けられ、内部にリング状の第1の磁石が設けられた有孔のロック片と、他方の端部が端板によって塞がれ、第1の磁石と同一の極が相対するように、端板内に第2の磁石が固定された中空柱状のケース本体とを有するケースと、腕用蝶番であって、ケースの軸線を軸線としてケース内に設けられ、第1の磁石と反発し、第2の磁石と求引する方向に極を有するリング状の第3の磁石が挿入され、先端に磁石係止片が取付けられ、基端部寄りがロック片の孔から外部に突出する軸部と、軸部の基端で軸部に連なり、先端に腕用蝶番ねじ孔を有する蝶番部とから成る腕用蝶番と、鎧の先端に固着され、枠用蝶番ねじ孔を有する枠用蝶番と、蝶番軸ねじとから成り、鎧の先端とテンプルの基端とを突き合して、枠用蝶番ねじ孔と腕用蝶番ねじ孔とを蝶番軸ねじで回転自在に軸止することを特徴とするめがね蝶番である。

    【0008】本発明に従えば、テンプルに固着されているケース内には、スプリングの代わりに磁石が用いられるので、スプリングのように汗や滴や埃の影響を受けずに、折畳み方向と反対方向の力に対して、腕用蝶番が第2の磁石と第3の磁石の求引力、また第1の磁石と第3の磁石との反発力に抗して枠用蝶番の方に引張られる。 外力を取去ると、第1の磁石と第3の磁石の反発力によって元の位置に戻り、その後は第2の磁石と第3の磁石の求引力によって鎧の先端とテンプルの基端とが突合された状態が保持される。

    【0009】

    【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態によってより詳細に説明する。 図1は、本発明の一実施の形態のめがね蝶番21の断面図である。 テンプル4には、ケース本体23と第1端部部材24と第2端部部材25とを含むケース22が蝋付けなどによって取付けられる。
    第1端部部材24は、ケース本体23の内部に嵌合する嵌合部26と、ケース22の一方の端部を塞ぐ第1端板27とから構成され、嵌合部26の内部には、たとえば図示のような極性を有する第1の磁石28が取付けられる。 また第1端板27の中央には固定ボルト34が螺合する内ねじ29が刻設されている。 テンプル4に固着される側と反対側には、ケース本体23に設けられた細長い孔37に連なって孔30が設けられる。 第2端部部材25は、ケース本体23の内部に嵌合する嵌合部31
    と、ケース22の他方の端部を塞ぐ第2端板32とから構成され、嵌合部31の内部には、第2の磁石33が取付けられる。 第2の磁石33の極性は、第1の磁石28
    と同一の極(図1ではS極)が相対するように取付けられる。 また第2端板32の中央には取付ボルト34が挿通する孔35が設けられる。 ケース本体23は、中空円筒状で、第2端部部材25寄りにストッパ36が設けられ、移動体41が第2端部部材25に激突するのを防いでいる。

    【0010】図2は、テンプル4を取付ける側の反対側からケース22を見た平面図である。 ケース22のこの側には細長い孔37があり、この孔37はケース本体2
    3の第1端部部材24側に延び、第1端部部材24の孔30に連なっている。

    【0011】移動体41は、ケース本体23内をケースの軸線方向に移動可能であり、軸線方向中央に隔壁42
    が設けられ、隔壁の両側に第3の磁石43が取付けられる。 第3の磁石43は、第2の磁石33と求引力が、また第1の磁石28とは反発力が作用するように取付けられる。 なお第1〜第3磁石28,33,43および隔壁42の中央には、固定ボルト34が挿通する孔が設けられる。 また図1では、図面を見やすくするために第1〜
    第3磁石28,33,43の断面符号は省略してある。

    【0012】移動体41には、腕用蝶番45が固着され、前記細長い孔37からケース22の外部に突出し、
    第1端部部材24側に延び、その端部寄りに蝶番ねじ孔が設けられる。 一方鎧3には枠用蝶番5が固着され、枠用蝶番5の先端寄りは2つに分かれ、一方の片には枠用蝶番ねじ孔が設けられ、他方の片には蝶番軸ねじ46と螺合する内ねじが設けられ、枠用蝶番5の2片の間に腕用蝶番45の先端部を挟んで、一方の片側から枠用蝶番ねじ孔と、腕用蝶番ねじ孔とを介して蝶番軸ねじ46を挿通し、他方の片の内ねじと螺合させる。

    【0013】通常の状態では、移動体41は、ケース本体23内で第2、第3磁石33,43の求引力のため、
    第2端部部材25側にある。 この状態が図1に示される。 テンプル4は、めがねの内側(矢符47)の方向へ蝶番軸ねじの中心に折畳むことができる。

    【0014】テンプル4に折畳方向と逆方向の矢符48
    で示す力が加わると、移動体41は第1端部部材24の方向へ移動する。 図3は、移動体41が最も第1端部部材24寄りに移動した状態を示す断面図である。 移動体41が図1の位置から図3の位置に移動するときには、
    初期は第2磁石33と第3磁石43の求引力が、また、
    終期には第1磁石28と第3磁石43の反発力が作用するため、矢符48で示される力は緩和される。 そして移動体41の移動に伴ってテンプル4の基端と鎧3の端部の突合せ部分49を中心に、テンプル4は矢符47と反対方向に折曲がる。 これによってテンプル4および蝶番21の破損が防がれる。

    【0015】次にテンプル4側蝶番部材の組立方法を簡単に説明する。 第1端部部材24に第1磁石28を取付けた第1部品、ケース本体23、第2端部部材25に第2磁石33を取付けた第2部品、移動体41に第3磁石43および腕用蝶番45を取付けた第3部品が準備される。 ケース本体23の第1端部部材24側は、細長い孔37が開いているので、ここに腕用蝶番45を挿入して、移動体41をケース本体23内に収納し、第2端部部材25の嵌合部31をケース本体23の他方の端部に嵌め込む。 この状態で第1の磁石33と第3の磁石43
    との間に求引力が作用し、移動体41は第2端部部材2
    5側に移動する。 次に第1端部部材24を、ケース本体23の細長い孔37と第1端部部材24の孔30とが連続するようにして、嵌合部26をケース本体23の一方端部に嵌め込み、第2端部部材25の孔35から固定ボルト34を挿入し、その先端を第1端部部材24の内ねじ29に螺合させる。 組立てを終わったケース22は、
    第1端部部材24をテンプル4の基端に合わせて蝋付けされる。

    【0016】本発明のめがね蝶番21は、従来のスプリングめがね蝶番と異なってスプリングを使用しないので、各磁石が磁力を失うまで、非常に長時間使用が可能である。 特に埃が多い所で使用するときは、細長い孔3
    7から埃がケース22内に侵入することがあるが、細長い孔37から針でつついて簡単に掃除できる。

    【0017】図4は、本発明の他の実施の形態のめがね蝶番51の断面図である。 テンプル4には、有底のケース本体52が蝋付けされる。 ケース本体52の底板には、予め第2の磁石53が組込まれ、前面に設けた細いピン54によって固定される。 腕用蝶番55の軸部57
    には、ロック片58、第1の磁石59、奇数個(本実施の形態では3個)の第3の磁石60および磁石係止片6
    1が、この順で挿入され、磁石係止片61はねじ62で軸部57に固定される。 前記各部材を挿入した軸部57
    は、ケース52の一方の端からケース本体52内に入れられる。 この状態で軸部57に連なった蝶番部56は、
    ロック片58の外に突出している。 第1の磁石59と第2の磁石53とは同じ極(図4ではS極)が相対するように配置される。 また第3の磁石60は、第2の磁石5
    3とは求引、第1の磁石59とは反発するように極が配置される。 第3の磁石60が3個以上設けられるときは、隣接する磁石が互いに反発するように極が配置される。 ここでロック片58は、ビス63でケース本体52
    に固定される。 固定用ビス63は、たとえば図4の紙面の裏側から、表側からおよび図4の図示の方向の3方から用いられる。

    【0018】この腕用蝶番55と枠用蝶番5とは、先に説明した実施の形態と同じく蝶番軸ねじ64で軸止され、矢符47方向にテンプル4を折畳むことができる。
    この場合第2の磁石53と第3の磁石との求引力および第1の磁石59と第3の磁石60の反発力によって腕用蝶番55は図4の位置に保持される。 テンプル4に矢符48の力が作用すれば、腕用蝶番55が前記各磁石間の求引力および反発力に抗してケース本体52内から引出され、テンプル4の基端と鎧3の端部とを中心として逆方向に折曲がるのは先の実施の形態と同じである。

    【0019】

    【発明の効果】以上のように本発明によれば、磁石の求引力を利用して、腕用蝶番を正常位置に保持し、折畳み方向と反対方向の力が作用したときは、磁石の求引力と反発力とでこの力を緩和しながら腕用蝶番を枠用蝶番の方へ移動させて、テンプルを折畳み方向と反対方向に折曲げる。 これによってメンテナンスなしで折畳み方向の力に耐えることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施の形態のめがね蝶番21の断面図である。

    【図2】ケース22の平面図である。

    【図3】めがね蝶番21に折畳み方向と反対方向の力が作用したときの断面図である。

    【図4】本発明の他の実施の形態のめがね蝶番51の断面図である。

    【図5】第1の従来技術のめがね蝶番8の斜視図である。

    【図6】第2の従来技術のスプリング蝶番11の断面図である。

    【符号の説明】

    3 鎧 4 テンプル 5 枠用蝶番 21,51 めがね蝶番 22 ケース 23,52 ケース本体 24 第1端部部材 25 第2端部部材 28,59 第1の磁石 33,53 第2の磁石 37 細長い孔 41 移動体 43,60 第3の磁石 45,55 腕用蝶番 56 蝶番部 57 軸部 58 ロック片 61 磁石係止片

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