Glasses with a automatically open mechanism of the Temple

申请号 JP2002569988 申请日 2002-02-28 公开(公告)号 JP2004530151A 公开(公告)日 2004-09-30
申请人 トゥリブイアニ サルヴァトーレ; 发明人 トゥリブイアニ サルヴァトーレ;
摘要 本発明は,少なくとも第1のテンプルの第1の端部が回転自在に取り付けられたフレームによって形成される眼鏡に関するものである。 該フレームは,操作手段を有し,該操作手段は,第1のテンプルの第1の端部がフレームに実質的に対面する配置となる第1の 位置 に,該第1の端部を固定するよう構成され,そして作動された場合には,第1の端部を解放して,第1の端部が自動的に,第1のテンプルとフレームが0以外の所定の値を形成する第2の位置をとるようにする。
权利要求
  • 第1のテンプル(2)の少なくとも1つの第1の端部(6)が回転自在に取り付けられているフレーム(1)を有し,該フレームは操作手段(8)有し,該操作手段(8)は,一方で,該第1の端部を,第1のテンプル(2)が該フレームに実質的に対面する配置となる第1の位置に固定し,他方で,作動させた場合,該第1の端部(6)を解放して,該第1の端部(6)が自動的に,該第1のテンプル(2)と該フレーム(1)が0以外の所定の値の角度を形成する第2の位置を取るようにするよう構成されていることを特徴とする眼鏡。
  • 該第1のテンプル(2)が,該フレーム(1)に回転自在に取り付けられており,この取り付けは,該第1の端部(6)がその第1の位置にある場合に付勢される第1の戻し手段(16)を備えた旋回軸によって行われていることを特徴とする,請求項1に記載する眼鏡。
  • 該操作手段(8)が,該第1の端部(6)をその第1の位置に保持すべく該旋回軸(7)と協調して係止位置をとるよう構成された第1の固定手段(26;26a)と,該第1の固定手段(26:26a)が該旋回軸(7)と協調しない解放位置をとるように,該第1の固定手段(26:26a)に作用するよう構成された作動手段(21;33)とを有することを特徴とする,請求項2に記載する眼鏡。
  • 該作動手段(21;33)が,該操作手段が作動する場合において付勢されるように構成された第2の戻し手段(32;42)を有することを特徴とする,請求項3に記載する眼鏡。
  • 眼鏡が,該フレーム(1)に回転自在に取り付けられた第1の端部(9)を備えた第2のテンプル(3)を有し,この取り付けは,該第1の端部(9)が,該第2のテンプル(3)が該フレーム(1)に実質的に対面する配置となる第1の位置にある場合に,付勢されるように構成された第3の戻し手段(11)を備えた旋回軸(10)によって行うことを特徴とする,上記いずれかの請求項に記載する眼鏡。
  • 該操作手段(8)が第2の固定手段(26b)を有し,該第2の固定手段(26b)は,該旋回軸(10)と協調して,該第1の端部(9)をその第1の位置に保持する係止位置を取るよう構成されており,該作動手段(33)は,作動の場合,該第2の固定手段(26b)に作用して,該第2の固定手段がもはや該旋回軸(10)と協調しない解放位置をとるようにし,第2のテンプル(3)の該端部(9)を解放して,該端部(9)が自動的に,該第2のテンプル(3)と該フレーム(1)が0以外の所定の値の角度を形成する第2の位置を取るようにすることを特徴とする,請求項3及び5を組み合わせた眼鏡。
  • 第1のテンプル(2)の第1の端部(6)がその第1の位置に固定されている場合,第2のテンプル(3)の該第1の端部(9)がその第1の位置に固定されていることを特徴とする,請求項5に記載する眼鏡。
  • 各固定手段(26;26a,b)がケーブル(25;40,41)によって作動手段(21;33)に接続され,該操作手段を作動した場合に付勢されるように構成された第四戻し手段(29;29a,b)を備えていることを特徴とする,請求項3から7のいずれか1項に記載する眼鏡。
  • 各ケーブル(25;40,41)が該フレーム(1)に形成された通路(27;42A,b)に収容されていることを特徴とする,請求項8に記載する眼鏡。
  • 各ケーブル(26;40,41)がフレーム(1)の外に配置されていることを特徴とする,請求項8に記載する眼鏡。
  • 说明书全文

    【技術分野】
    【0001】
    本発明は眼鏡の分野に関し,より正確には,フレームに対する両側のテンプルの位置を操作することに関する。
    【背景技術】
    【0002】
    両側のテンプルを自動的に折り畳む機構としては,多くの提案がなされている。 他方,両側のテンプルを自動的に開くための,簡単で確実な機構はない。
    【発明の開示】
    【発明が解決しようとする課題】
    【0003】
    それ故に,本発明の目的は,両側のテンプルを開くという問題に独自の解決策を提供することにある。
    【課題を解決するための手段】
    【0004】
    この目的を達成するために,本発明は,特に少なくとも片側のテンプル,好ましくは両側のテンプルの第1の端部が回転自在に取り付けられたフレームによって形成される眼鏡を提案するが,該フレームは,操作手段を有し,該操作手段は,一方において,第1のテンプルの第1の端部がフレームに実質的に対面する配置となる第1の位置に,該第1の端部を固定するよう構成され,他方において,作動された場合,第1のテンプルの第1の端部を解放して,第1の端部が自動的に,第1の端部とフレームが0以外の所定の値の度(代表的なオーダーとしては約90°を形成する第2の位置をとるようにする。
    【発明の効果】
    【0005】
    以上の構成で,操作手段を作動すると,両側のテンプルの第1の端部のうち少なくとも1つが回転し,該テンプルが自動的にフレームから離れることができる。
    【発明を実施するための最良の形態】
    【0006】
    片側或いは両側のテンプルを直接又は間接に開く(第2の位置)操作であれ,勿論,閉じた位置(第1の位置)での固定であれ,操作手段は,多様な態様をとることができる。 より詳細には,本発明の眼鏡は,以下の特徴を別々に或いは組み合わせて持つことができる。
    【0007】
    第1のテンプルが旋回軸によってフレームに回転自在に取り付けられ,旋回軸は,第1の端部がその第1の位置にある場合に付勢される第1の戻し手段を備えている。
    【0008】
    操作手段が,i)第1の固定手段とii)作動手段とを有するが,該第1の固定手段は,係止位置を取ることができ,その係止位置では,旋回軸と協調して,第1の端部をその第1の位置に保持することができ,該作動手段は,第1の固定手段に作用して,第1の固定手段が,解放位置を取って,旋回軸と協調することがないようにする。
    【0009】
    作動手段は,操作手段を作動させると付勢される第2の戻し手段を有する。
    【0010】
    操作手段が,第1の固定手段のみならず,第2の固定手段をも有し,第2の固定手段は,旋回軸と協調して,第2のテンプルの第1の端部をその第1の位置に保持できる係止位置を取るよう構成されており,作動手段は,作動された場合,第2の固定手段に作用して,第2の固定手段が旋回軸と協調しない解放位置を取るようにし,これにより,第2のテンプルの第1の端部を解放して,第1の端部が自動的にその第2の位置を取れるようにする。
    【0011】
    第1のテンプルの第1の端部自体がその第1の位置に固定されている場合には,第2のテンプルの第1の端部が,操作手段によって操作されることなく,その第1の位置に固定されたままになっている。 この場合,第2のテンプルを開くことは,その戻し手段によって開始される。
    【0012】
    1つ(或いは2つ)の固定手段が,作動手段にケーブルによって接続され,更に操作手段の作動によって付勢される構成となっている第3の戻し手段を備えている。 この場合,1つ以上のケーブルは,フレームに形成された1つ以上の通路に収容されているか,フレームの外に配置される。
    【0013】
    1つ以上の固定手段が,実質的に直進運動をするように構成された剛性端部を有しており,1つ以上の旋回軸が,この剛性端部と協調する構成の止め具を有していて,それぞれの第1の端部をその第1の位置に固定するようにする。
    【0014】
    1つ以上の固定手段が,実質的に直進運動をするように構成された剛性端部を有しており,1つ以上の旋回軸が,この剛性端部の少なくとも一部を受けるよう構成された凹部を有していて,それぞれの第1の端部をその第1の位置に固定するようになっている。
    【0015】
    作動手段が,i)駆動手段とii)押し部材とを有しており,該駆動手段は,それぞれの固定手段ごとに設けられ,各駆動手段は,それに相当するケーブルに接続され,フレームに対して相対的に回転するよう駆動された場合,ケーブルを引っ張り,それに相当する固定手段の剛性端部が直進運動するようになっており,該押し部材は,圧によって作動した場合に,各駆動手段を回転駆動して,それに相当する側のテンプルの第1の端部が自動的にその第1の位置からその第2の位置に変化できるようにする。
    【0016】
    フレームに対して相対的回転自在に取り付けられ,2つの対向する部分を有する作動手段において,第1の部分は,各ケーブルに接続されおり,第2の部分が作動された場合,第1の部分が各ケーブルを牽引し,それに相当する固定手段の剛性端部が直進運動し,それに相当する側のテンプルの第1の端部が自動的にその第1の位置からその第2の位置に変化するようにする。
    【0017】
    作動手段がフレームに対して相対的回転自在に取り付けられた素子であり,該素子は,回転作動された場合,各ケーブルを引っ張るように配置されているので,各固定手段の剛性端部が直進運動をし,各第1の端部が自動的にその第1の位置からその第2の位置に変化できるようにする。
    【0018】
    本発明のその他の特徴及び利点は,以下の詳細な説明及び添付の図面から明らかとなろう。
    【実施例1】
    【0019】
    図1は,本発明の第1の開閉機構を備えた眼鏡の平面図である。
    図2Aないし図2Cは,図1の第2のテンプルの戻し手段を断面図で示すものであり,図2Aは縦断面で第2のテンプルが開いた状態,図2bは平断面で第2のテンプルが開いた状態,図2Cは水平断面で第2のテンプルが閉じた状態をそれぞれ示す。
    図3Aないし図3Dは,第1のテンプルの戻し手段及び第1の開閉機構を断面図で示すものであり,3Aは縦断面,3bは水平断面で第1のテンプルが閉じた状態,3Cは水平断面で第1のテンプルが開いた状態,3Dは側面の縦断で第1のテンプルが開いた状態をそれぞれ示す。
    図4は,本発明の第2の開閉機構を備えた眼鏡の斜視図である。
    図5は,図4の第2の開閉機構の詳細を図式的に示す縦断面図である。
    図6は,本発明の眼鏡の別の実施態様を示す。
    添付の図面は主として特定の特徴を有するものであり,状況に応じ,本発明を全うさせるのみならず,本発明の説明の補完となすものである。
    【0020】
    以下の説明において,両側のテンプル2と3を回転自在に取り付けたフレーム1からなり,フレームが2つのレンズ4と5を支持している眼鏡の説明を行う。 しかしながら,本眼鏡は,片方のテンプルと結合したフレームからなるものであっても良い。
    【0021】
    図1に示すように,第1のテンプルは,フレーム1に回転自在に取り付けた第1の旋回軸7に固定的に接続された第1の端部6と,第2の自由端部を有する。 この上述された第1の実施態様においては,第1のテンプル2の位置だけが,開閉機構の操作手段8によって直接操作される。
    【0022】
    第2のテンプル3も,フレーム1に回転自在に取り付けた第2の旋回軸10に固定的に接続された第1の端部9と,第2の自由端部を有する。 図2Aないし図2Cを見ると良く分かるように,第2の旋回軸10は,ここでは渦巻きバネ11である戻し手段を支持し,バネの第1の端部12は,第2のテンプル3の第1の端部9に形成された凹部13に固定されており,第1の端部12から離れた第2の端部14は,フレーム1に形成された凹部15に固定されている。 バネ11は,第2のテンプル3がフレーム1に対して折り畳まれているときは,付勢されている(図2C参照)。 その結果,本実施態様においては,第2のテンプルが折り畳まれているときは,第2のテンプル3の第1の端部9が第1(不安定)位置にあり,第2のテンプル3とフレームがある角度,この場合は実質的に90度に等しいとき,第2(安定)位置にある。
    【0023】
    以下の説明で明らかになるように,従って,第1のテンプル2が開閉機構により折りたたみ位置に固定されて第2のテンプルの上にあるときは,第2のテンプル3は折りたたみ位置に保持される。
    【0024】
    以下,図3Aないし図3Dを参照して,第1のテンプル2の開閉機構を説明する。
    【0025】
    第1のテンプル2の第1の旋回軸7は,ここでは渦巻きバネ16である戻し手段を支持しており,バネの第1の端部17は第1の端部6に形成された凹部18に固定されている。 一方,第1の端部17から離れた第2の端部19は,フレーム1に形成された凹部20に固定されている。 第1のテンプル2がフレーム1に対して折り畳まれているときは,バネ16は付勢されている(図3b参照)。 従って,この実施態様においては,第1のテンプル2が折り畳まれているときは,第1のテンプル2の第1の端部6は第1の位置(機構がなければ不安定―図3b)にあり,第1のテンプル2及びフレーム1がある角度,ここでは,実質的に90度に等しい角度をなしているときは,第2の位置(安定,図3C及び図3D)にある。
    【0026】
    図3Aないし図3Dに示す実施例の開閉機構(すなわち操作手段8)は,作動部材21を有し,作動部材21は,旋回軸22によりフレーム1に対し相対的回動自在に取り付けられており,ここでは,ケーブル25である駆動手段に接続された第1の部分23と,使用者が作動するための第2の部分24とからなる。
    【0027】
    第1の部分23から離れたケーブルの端部は,ここではテーパーポイント26である固定手段で終端しており,テーパーポイント26は,第1のテンプル2の第1の旋回軸7の近くまで来ている。 図示の例では,ケーブル25はフレーム1に形成された通路27に収容され,片方の端は,第1の部分23に臨んで開放され,他方の端は,第1のテンプル2の第1の端部6で開放されている。
    【0028】
    図示の例では,第1の旋回軸7は,テーパーポイント26と協調して,第1の端部6をその第1の位置に固定するための放射状止め具28を有している(図3b参照)。 この第1の位置(テンプル折りたたみ状態)では,バネ16が付勢されていても,止め具28がポイント26によりブロックされているので,第1の端部6は回転駆動させることができない。 従って,回転駆動はポイント26が引っ込められた場合だけ可能となる。
    【0029】
    ポイント26を引っ込めるには,作動手段21の第2の部分24を,この場合圧することで作動すればよい。 実際,この作動により作動手段21の第1の部分23はケーブル25を引っ張り,ポイント26は直進運動により引っ込められ,第1のテンプル2の第1の端部6は自動的にその第1の位置から第2の位置に通過する。
    【0030】
    ポイント26がその係止位置(図3b)に戻ることができるようにするために,好ましくは戻し手段,この場合は,当該ポイントのすぐ上流側に配置された渦巻きバネ29が設けられている。 また,作動手段21のその初期位置(作動前)に戻すのを容易にするため,第2の部分24の下に止め具30を設けるのが好ましく,この止め具30は,少なくとも部分的にフレーム1の凹部31に収容し,その中間部分では,ここでは渦巻きバネ32である戻し手段を支持している。 第2の部分24に圧力が働くと,止め具30は直進運動をし,バネ31を圧縮する。 従って,使用者が第2の部分24に圧力を掛けるのをやめると,バネ31が該第2の部分24を直進運動させ,作動手段21をその元の位置に戻させる。
    【0031】
    使用者が,自分の眼鏡を片付けたい場合,まず第2のテンプル3を折りたたみ,次に第1のテンプルを折り畳む必要がある。 止め具28がポイント26のレベルに到達すると,使用者が第1のテンプル2に掛けていた圧力は,バネ29の圧力に打ち勝つのに十分であり,そのためポイント26が引っ込み,止め具28が移動可能になり,ポイント26はその静止位置に再び位置付けられ,第1の端部6をその第1の位置に固定する。 その結果,第2のテンプル3もその折りたたみ位置に固定される。 第1のテンプル2が,第2のテンプル3に対しその上に固定されるからである。
    【0032】
    構成部品を減らした別の実施態様では,止め具28の代わりに,旋回軸7の本体にくぼみを設けても,それと協調するポイント26が,同様な結果をもたらす。
    【実施例2】
    【0033】
    次に図4及び図5を参照して,本発明の開閉機構の第2の実施態様を説明する。
    【0034】
    この第2の機構は,両側のテンプルの位置を直接に,そして実質的に同時に操作しようとするものである。 しかしながら,この機構を使用して,片側テンプルだけを操作することもできる。
    【0035】
    この第2の実施態様で使用する固定手段,戻し手段及び旋回軸(止め具形)は,第1のテンプル操作用の第1の機構で使用するものと同じであるのが好ましい。 従って,これらの手段の説明を省略し,同じ符号を付すが,第1のテンプル2か第2のテンプル3かにより,a又はbの文字を添付する。
    【0036】
    この場合,作動手段の実施態様のみ第1の機構と相違する。 作動手段は,中心棒34の片方の延長端に作動ヘッド35,他方の延長端に傾斜面のある足部36を有する押しボタン33により構成される。 この足部はまた逆ピラミッド形状或いは円錐台形状でも良い。 中心棒34と足部36は,この場合フレーム1の中心部(ブリッジ)に形成される凹部37に収容される。 この凹部は中心からずれていても良い。
    【0037】
    更に,中心棒34は,ここでは渦巻きバネ42である戻し手段を備えている。 作動手段33のヘッド35に圧力を加えると,ばね42を圧縮し,それで圧力を緩めると,該作動手段33は元の位置に戻れるようになっている。
    【0038】
    足部36の表面は,フレーム1に対して相対的回転自在に取り付けた,好ましくは2つの非対称のローラーである2つの駆動手段38と39に対向するように配置されている。 各ローラー38と39はケーブル40と41の端部に接続され,ケーブルの他端は,固定手段,例えば図1ないし図3に示すタイプのテーパーポイント(或いは棒)26aと26bに接続される。
    【0039】
    押しボタン33のヘッド35を作動すると,足部36が直進運動を開始し,足部の傾斜面はローラー38と39を回転駆動させる。 ローラーが回転すると,ケーブル40と41に牽引力が,従って,それぞれの端部に配置したポイント26aと26bにも牽引力が及ぶ。 すると,(バネ29の付勢下にある)旋回軸7と10の回転が解放され,第1の端部6と9が続けざまにそれぞれの第1の位置から第2の位置に変化することができる。 それで両側のテンプル2と3は自動的にフレーム1に対して約90度に配置される。
    【0040】
    両側のテンプルを折り畳むには,旋回軸7と10の止め具28が,ポイント26aと26bにおけるバネ29による圧力に打ち勝って,該止め具が該ポイントを越えて移動するに十分な圧力を両側のテンプルに加えればよい。 ポイント26aと26bはまた最初の位置にもどり,止め具28を固定することができる。
    【0041】
    本発明は,これまでもっぱら例として説明した実施例に限定されるものではなく,当業者が以下に述べる請求項の範囲内で考慮するすべての変化を含むものである。
    【0042】
    第1の端部の固定を,ポイント(或いはテーパー棒)及び旋回軸が支える止め具の協調により行う機構を説明した。 しかし,旋回軸に形成された凹部とテーパー棒の協調で固定を行うようにしても良い。
    【0043】
    また,渦巻きバネ以外の戻し手段を使用することもできる。
    【0044】
    更に,図1ないし図3に示す開閉機構は直接両側のテンプルの位置を操作する構成とすることもできる。 この目的のためには,例えば,第1のテンプルのと同じタイプの,第2のテンプルの第1の端部を固定する手段を備えて,この固定手段を,作動手段の第1の部分(これは必要に応じ,フレームのブリッジの中央位置に動かすことができる)か,特定の作動手段に接続すればよい。
    【0045】
    同様に,図4及び図5に示す機構を,片側テンプルだけを直接操作するのに使用できる。 この場合,駆動ディスクは1つだけでよく,作動手段は,必要に応じ,当該側のテンプルの第1の端部近くに中心をずれて設けても良い。
    【0046】
    また,ケーブルを,内部のダクトや,フレームに形成した凹部に収容するのではなく,フレームの表面に配置しても良い。
    【0047】
    作動機構を圧力ではなく回転で操作することも考えられる。 例えば,弾性戻しを有する回転部材に,1本か2本(直径方向で反対の)のケーブルを取り付けた放射状ディスクを備えたものを使用すればよい。
    【0048】
    最後に,ケーブル以外の駆動手段を使用しても良い。 ケーブルに代わるものとしては,非圧縮性の流体をダクトの中に入れ,両端に密封膜を付け,片方は作動手段による操作を受け,他方は固定手段を操作するようにする。
    【0049】
    図6において,押しボタン35は,そこから延びるそれぞれの棒50と51によって,それぞれのケーブル40と41に接続されている。 2つのバネ52と53は,棒50と51に沿って取り付けられており,釣り合い良く,押しボタンを上方に付勢している。 押しボタン35を押すと,押しボタンをケーブルにつなげている棒50と51が,ケーブルを下方に引っ張り,ケーブルの他端で,ポイント26との関係で止め具28を解放する。
    【0050】
    勿論,説明した各実施態様の特徴は,それぞれ組み合わせて,別の実施態様とすることもでき,そのような態様も明白に本発明の範囲内である。
    【図面の簡単な説明】
    【0051】
    【図1】図1は本発明の第1の開閉機構を備えた眼鏡の平面図である。
    【図2】図2Aないし図2Cは,図1の第2のテンプルの戻し手段を断面図で示すものであり,図2Aは縦断面で第2のテンプルが開いた状態,図2bは水平断面で第2のテンプルが開いた状態,図2Cは水平断面で第2のテンプルが閉じた状態をそれぞれ示す。
    【図3】図3Aないし図3Dは,第1のテンプルの戻し手段及び第1の開閉機構を断面図で示すものであり,3Aは縦断面,3bは水平断面で第1のテンプルが閉じた状態,3Cは水平断面で第1のテンプルが開いた状態,3Dは側面の縦断で第1のテンプルが開いた状態をそれぞれ示す。
    【図4】図4は,本発明の第2の開閉機構を備えた眼鏡の斜視図である。
    【図5】図5は,図4の第2の開閉機構の詳細を図式的に示す縦断面図である。
    【図6】図6は,本発明の眼鏡の別の実施態様を示す。

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