Heat moldable composite material

申请号 JP2001568729 申请日 2001-03-20 公开(公告)号 JP2003527982A 公开(公告)日 2003-09-24
申请人 ドライアー,ベルナー; 发明人 ドライアー,ベルナー;
摘要 (57)【要約】 少なくとも2つの木材層(2)と少なくとも1つの炭素繊維含有層(3)とを有する熱成形可能な複合材料(1)において、前記少なくとも2つの木材層(2)の間に、該層の全面にわたって延びる少なくとも1つの炭素繊維層(3)が設けられており、前記複合材料(1)の前記層(2,3)が、熱軟化可能な接着剤によって接着されている。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも2つの木材層(2)と少なくとも1つの炭素繊維含有層(3)とを有する熱成形可能な複合材料(1)において、前記少なくとも2つの木材層(2)の間に、該層の全面にわたって延びる少なくとも1つの炭素繊維層(3)が設けられており、前記複合材料(1)の前記層(2,3)が、熱軟化可能な接着剤によって接着されていることを特徴とする、熱成形可能な複合材料。 【請求項2】 前記炭素繊維層(3)が、互いに交差する炭素繊維(4)を有している、請求項1記載の複合材料。 【請求項3】 少なくとも2つの炭素繊維層(3)が設けられており、1つの層の炭素繊維が、それぞれ他の炭素繊維(4)に対して直交している、請求項1記載の複合材料。 【請求項4】 前記少なくとも1つの炭素繊維層(3)にそれぞれ隣接する両木材層(2)の繊維方向(5)が互いに直交している、請求項1から3までのいずれか1項に記載の複合材料。 【請求項5】 前記炭素繊維層(3)を接着するための接着剤として、ポリウレタン接着剤が設けられている、請求項4記載の複合材料。 【請求項6】 前記炭素繊維層(3)が、ほぼ0.2mmの厚さを有している、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。 【請求項7】 前記炭素繊維層(3)がエポキシ樹脂で含浸されている、請求項1から6までのいずれか1項に記載の複合材料。 【請求項8】 1つのブロック(7,8)を形成するための少なくとも2つの木材層(2)が、熱軟化可能な耐水性の木材グルーによって直接的に互いに接着されており、隣り合う木材層(2)の繊維方向(5)が互いに回動した状態で配置されている、請求項1から7までのいずれか1項に記載の複合材料。 【請求項9】 前記少なくとも2つの木材層(2)を接着するための接着剤として、PVAcグルーが設けられている、請求項8記載の複合材料。 【請求項10】 1つのブロック(7,8)内の前記木材層(2)の繊維方向(5)が星状に配置されている、請求項8または9記載の複合材料。 【請求項11】 2〜6個の木材層(2)から成るブロック(7)が、2つの炭素繊維層(3)の間に設けられている、請求項1から10までのいずれか1
    項に記載の複合材料。 【請求項12】 一方の炭素繊維層(3)に、1つの木材層(2)から成る化粧層(6)が隣接しており、他方の炭素繊維層(3)に、最大20個の木材層(2)から成る端部ブロック(8)が隣接している、請求項11記載の複合材料。 【請求項13】 日用品であって、該日用品が少なくとも部分的に、請求項1から12までのいずれか1項に記載の複合材料(1)から成っていることを特徴とする、日用品。 【請求項14】 眼鏡中央部分および/または眼鏡のつるが、少なくとも部分的に前記複合材料(1)から成っている、請求項13記載の日用品。 【請求項15】 前記眼鏡中央部分が、閉じた複合材料(1)から成っている、請求項14記載の日用品。 【請求項16】 前記眼鏡中央部分および/または前記眼鏡のつるが、熱加工により成形可能である、請求項13から15までのいずれか1項に記載の日用品。 【請求項17】 腕輪もしくは腕時計バンドが、少なくとも部分的に前記複合材料(1)から成っている、請求項13記載の日用品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 本発明は少なくとも2つの木材層と少なくとも1つの炭素繊維含有層とを備えた熱成形可能な複合材料に関する。 【0002】 さらに本発明は、日用品、例えば眼鏡中央部分、眼鏡のつる、および眼鏡フレーム全体または腕輪もしくは腕時計バンドに関する。 【0003】 木材は、極めて好ましい材料特性と、見た目の極めて美しい特性とを有する比較的好適な材料なので、すでに長い間、熱成形法にも木材を活用しようと試みられてきた。 しかしここで大きな問題が生じた。 それというのも、木材は加熱時に極めて限定された範囲でしか成形することができず、また、複合材料の場合、加熱時に個々の木材層が互いに剥離するおそれがあるからである。 従って、例えば熱成形可能性が必要となる、例えば眼鏡のような日用品において木材を使用することは、極めて限定された範囲でしか可能ではなかった。 【0004】 プラスチックから成る一般的な眼鏡フレームの場合、プラスチックの熱成形可能性が活用され、これにより加熱後に眼鏡レンズを枠内に嵌めこむ。 冷却時にプラスチックは引き合わされて、これにより眼鏡レンズは形状接続的かつ摩擦接続的結合を介して枠内に保持される。 【0005】 木材は不都合なことに、プラスチックのような材料熱特性を有していないので、木材から成る眼鏡は従来は締付けねじを用いて製造された。 締付けねじは、それぞれの枠の大きさを調節するために、眼鏡中央部分の中断部に取り付けられており、ねじ固定位置において枠内に眼鏡レンズを導入するのを可能にする。 締付けねじを締めた後、枠は引き合わされて、眼鏡レンズは眼鏡フレームに保持される。 【0006】 国際公開第99/42676号パンフレットには、梁、つなぎ材、桁、柱、つまり強く荷重がかかる木材構造を強化する可能性が提案され、このような強化は多くの利点を有するとされている。 強化された木造建築部材の最終加工時には、
    比較的高価な廃棄物が発生し、また、加工工具も強く負荷される(第2頁第20
    〜25行参照)。 この国際公開第99/42676号パンフレットによる解決手段は、強化挿入体の長手方向側に比較的弱い繊維が設けられる(たとえば麻、木綿、ポリエステル)ことにある(第3頁第12〜25行参照)。 これらの繊維は比較的低廉で、最終加工のために使用される工具をさほど強くは負荷しない。 強化挿入体は、建築部材の長さの約5分の2から5分の3までを占めるか(第7頁、第12〜14行参照)、または全長にわたって延びることもできる。 いずれにしても、強化挿入体の狭幅(広幅)側には、結局のところ木材部分が存在する(
    第7頁、第15〜20行参照)。 すなわち換言すれば、国際公開第99/426
    76号パンフレットによる強化挿入体は、建築部材の長手方向の広がりおよび幅方向の広がり全体にわたって全面的に延びているのではなく、建築部材内に閉じ込められているのであって、このような強化挿入体は、建築部材の面全体にわたって延びる均質な層を呈さない。 従って、国際公開第99/42676号パンフレットによる建築部材を加熱し成形した場合(このような成形がこの建築部材の厚さに基づいて可能であるとして)、いずれにしても個々の層の均一な変位は生じ得ない。 【0007】 ヨーロッパ特許出願公開第0889077号明細書から公知の、炭素繊維で強化された木材材料は、学校、教会、および橋のような大規模建築物を建設するのに使用されるようになっている。 木材の強度を高めるために、個々の炭素繊維層が設けられている。 これらの炭素繊維層は、結合剤としてエポキシ樹脂を使用してはならない。 それというのもエポキシ樹脂は感温性であり、僅かな加熱でも既に半流動状になるからである。 炭素繊維強化された極めて強固なこのような複合材料の場合、熱成形可能性があると建築材料として使用できなくなるため、決して熱成形可能性が与えられていてはならないので、結合剤としては、レゾルシン含有もしくはフェノール含有の化合物が提案される。 この化合物を使用することにより、複合材料は加熱時にも大きな剛性を有したままである。 【0008】 最後に英国特許第2155855号明細書には、熱分解された木材ベニヤを含有する複合材料が開示されている。 第1頁、第49〜56行に記載されたように、このために3つの特定の複合が引用される。 すなわち(a)第2頁、第32〜
    36行に記載されたように、2つの異なる樹脂系を硬化剤と共に使用することにより形成される繊維強化積層板のための熱分解木材ベニヤの使用;(b)繊維強化されない、しかし、前記樹脂組成物により硬化剤と結合された熱分解木材ベニヤ層を有する木材積層板、(c)熱可塑性接着剤によって結合される、繊維強化されない積層板である。 【0009】 これに対して、本発明の目的は、冒頭で述べた形式の複合材料を改良して、例えば個々の層を互いに変位させることにより加熱時に成形可能であり、硬化時にはそのコンパクトな成形状態を維持し、しかもこの場合個々の層が互いに剥離しないような複合材料を提供することである。 本発明の別の目的は、主として木材から成る日用品、例えば眼鏡フレームを提供することであり、眼鏡フレームの場合には、眼鏡レンズを固定するために締付けねじを設けなくて済むような眼鏡フレームを提供することである。 【0010】 この目的は本発明によれば、冒頭で述べた形式の熱成形可能な複合材料において、少なくとも2つの木材層の間に、少なくとも1つの炭素繊維層が設けられており、層の全面にわたって延びる複合材料の層が、熱軟化可能な接着剤によって接着されていることにより解決される。 【0011】 こうして層は複合材料の加熱時に互いに変位し、曲げることができ、この場合、木材層の剥離は生じない。 従って好ましいことに、このような複合材料により、高比率の木材を有する種々さまざまな多数の日用品を製造することができる。
    それぞれの用途に応じて、木材層はほぼ0.1〜1mmの厚さを有することが好ましい。 【0012】 出来る限り等方的な複合材料を得るために、炭素繊維層が、互いに交差する炭素繊維を有していることが好ましい。 【0013】 少なくとも2つの炭素繊維層が設けられており、1つの層の炭素繊維が、それぞれ他の炭素繊維に対して直交していると、やはり好ましいことに、等方的な複合材料が得られる。 【0014】 できるだけ均質な複合材料を得て、木材の強い非均質性を補償するために、少なくとも1つの炭素繊維層にそれぞれ隣接する両木材層の繊維方向が互いに直交していることが好ましい。 【0015】 加熱時には複合材料を成形可能にし、冷却後には再び、その成形状態を維持する安定的でコンパクトな材料を形成したいので、炭素繊維層を接着するための接着剤として、加熱時における上記特性を有するポリウレタン接着剤が設けられていることが好ましい。 【0016】 所望の成形可能性および材料安定性を提供するとともに、見た目には目立たない層を得るために、炭素繊維層が、ほぼ0.2mmの厚さを有するのが好適であることが判っている。 【0017】 隣接する木材層に信頼性高く結合可能なコンパクトな炭素繊維層を提供し、加熱時に成形可能な複合材料を提供するために、炭素繊維層がエポキシ樹脂で含浸されていることが好ましい。 【0018】 特に好適な材料特性を有する複合材料の場合、1つのブロックを形成するための少なくとも2つの木材層が、熱軟化可能な耐性の木材グルーによって直接的に互いに接着されており、隣り合う木材層の繊維方向が互いに回動した状態で配置されている。 複合材料を熱成形可能にしたいので、いくつかの木材層を結合する木材グルーも加熱時に軟化しなければならず、冷却後には、その接着作用を再び達成しなければならない。 木材の非等方特性を補償するために、個々の木材層の繊維方向は互いに回動した状態で配置され、これにより出来る限り等方的な複合材料が得られる。 前記少なくとも2つの木材層を接着するための接着剤として、PVAcグルーが設けられていると、好ましいことに、木材層の間が迅速に結合され、また、木材層の接合に必要な圧着時間が極めて短くて済む。 【0019】 1つのブロック内の木材層の繊維方向が星状に配置されていると、極めて等方的な複合材料が得られる。 それというのはこれにより、繊維方向もしくは繊維方向に対して横方向において著しく異なる木材の材料特性が補償されるからである。 従って、1つのブロックに2つの木材層が設けられている場合には、これらの木材層は互いに直交して配置されており、木材層が4つの場合には、繊維方向はそれぞれ45°だけ互いに回動させられており、木材層が6つの場合には、繊維方向はそれぞれ30°だけ回動させれており、以下同様に繊維方向は回動させられている。 従ってこのような星状の配置により、複合材料の極めて均質な特性が達成される。 【0020】 製作の手間をさほどかけずに複合材料の良好な等方性を得るために、2〜6個の木材層から成るブロックが、2つの炭素繊維層の間に設けられていることが好ましいことが判っている。 【0021】 複合材料から眼鏡中央部分を製造するのに際し、一方の炭素繊維層に、1つの木材層から成る化粧層が隣接しており、他方の炭素繊維層に、最大20個の木材層から成る端部ブロックが隣接しているのが好適である。 それというのは、端部ブロックには、眼鏡のつるとの枢着結合のための蝶番継手を取り付け、もしくは、眼鏡中央部分には、鼻パッドを一体的に製造できるからである。 このような複合材料は、最大1.5cmの全厚を有していることが好ましい。 【0022】 冒頭で述べた形式の本発明による日用品は、日用品が少なくとも部分的に、請求項1から12までのいずれか1項に記載の複合材料から成っていることを特徴とする。 この複合材料を使用することにより、日用品は熱成形可能であり、多数の種々異なる日用品を複合材料から製造することができる。 【0023】 眼鏡中央部分および/または眼鏡のつるが、少なくとも部分的に複合材料から成っていると、好ましいことに、眼鏡中央部分の加熱時にレンズを嵌めこむことができ、このレンズは冷却後には摩擦・形状接続的な結合を介して、眼鏡中央部分に不動に保持される。 これにより、木製の眼鏡において従来一般的であったような、眼鏡ガラスを固定するために締め付けねじを介して結合される開口を有する、開いた眼鏡中央フレームを提供せずにすむ。 【0024】 従って、眼鏡中央部分は閉じた複合材料から成ることができる。 この閉じた複合材料には、加熱後、眼鏡中央部分の別の開口なしに、レンズを挿入することができる。 【0025】 出発複合材料をフライス加工して眼鏡フレームの構造が形成された後、解剖学的に適合された眼鏡フレーム形状を得るために、眼鏡中央部分および/または眼鏡のつるが、熱加工により成形可能であることが好ましい。 【0026】 腕輪もしくは腕時計バンドが、少なくとも部分的に前記複合材料から成っていると、やはり好ましいことに、見た目に極めて魅的で、環境に負荷を与えず、
    しかも皮膚を刺激しない日用品を提供することができる。 【0027】 本発明を図面に示した好ましい実施例に関して以下にさらに説明する。 ただし、これらの実施例は本発明を限定するものではない。 【0028】 図1は、複合材料1を互いに引き離した状態で示す斜視図である。 図1に示した複合材料は、全部で3つの層から成っている。 2つの木材層2の間には、炭素繊維層3が設けられている。 炭素繊維層3は、互いに交差する炭素繊維4から成っている。 炭素繊維はエポキシ樹脂で含浸されている。 炭素繊維層3はポリウレタン接着剤、例えばHB Fuller社のICEMA(登録商標)R145/44によって、圧着力と熱を付与することにより両木材層2に接着されている。 このような炭素繊維層3は、好ましくはHEXCEL Composites Ges.mbH社から提供されたHexForm(登録商標)炭素繊維織布から成っている。 互いに交差する炭素繊維4を有する炭素繊維層3は、加熱時の両木材層2相互間の一種のスライド層として役立つ。 【0029】 全ての方向においてほぼ同一の材料特性を有する、出来る限り等方的な複合材料を得るために、木材2の繊維方向5は互いに直に配置されている。 【0030】 図2には、2つの炭素繊維層3が設けられた複合材料1が示されている。 両炭素繊維層3は、互いに直交する炭素繊維4を有しており、これにより、出来る限り等方的な複合材料1が得られる。 炭素繊維層3に隣接する木材層2は、互いに直交する繊維方向5を有している。 これにより、繊維方向5に関して極めて大きく異なる、木材層2の強度特性が補償される。 【0031】 図3には、2つの炭素繊維3と多数の木材層2とを有する、本発明による複合材料1が示されている。 木材層2は、図3において最も下側に設けられた化粧層6と、両炭素繊維層3間に設けられた、6つの木材層から成る中央ブロック7と、ほぼ20個の木材層から成る端部ブロック8とに分けることができる。 【0032】 中央ブロック7および端部ブロック8内で直接的に接着された木材層2は、加熱時に軟化する、耐水性の木材グルー、好ましくはPVAc−木材グルー、例えばHB Fuller社のRAKOLL(登録商標)−GLX−3−木材グルーによって接着されている。 【0033】 やはり出来る限り等方的な複合材料を得るために、それぞれの炭素繊維層に隣接する木材層2は、それぞれ互いに直交する繊維方向5を有するように設けられている。 中央ブロック7内もしくは端部ブロック8内の木材層の繊維方向5は、
    星状に互いに回動させられている。 すなわち中央ブロック7の6つの木材層は、
    連続的に30°だけ互いに回動させられており、これにより、360°にわたって見て、繊維方向の整列状態を出来る限り達成することができる。 これに対応して、端部ブロック8の繊維方向はより細かく回動させられている。 木材層が20
    個ある場合は、それぞれほぼ9°の回動が生じさせられる。 1つのブロックにおいて、木材層2の繊維方向5がそれぞれ45°、90°、以下同様に繰返し回動させられ、ひいては、例えば2つまたは4つの木材層2から成る一種のサブ・ブロックが形成されることも可能である。 【0034】 図3に示した複合材料1は、眼鏡中央部分を製造するのに特に適している。 それというのも、眼鏡のつると結合するための蝶番継手を取り付けるのに、比較的厚い端部ブロック8に充分なスペースが存在しているからである。 【図面の簡単な説明】 【図1】 図1は、複合材料を互いに引き離した状態で示す斜視図である。 【図2】 図2は、2つの炭素繊維層を有する複合材料を断面して示す斜視図である。 【図3】 図3は、複合材料を示す断面図である。

    【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書【提出日】平成13年10月19日(2001.10.19) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書【補正対象項目名】特許請求の範囲【補正方法】変更【補正の内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 木材層(2)と少なくとも1つの炭素繊維含有層(3)とを有する熱成形可能な複合材料(1)であって、前記木材層(2)が、ブロック(
    7)を形成するために直接的に互いに接着されている形式のものにおいて、前記ブロック(7)を形成するために接着された木材層(2)が、熱軟化可能な耐水性の木材グルーによって接着されており、隣り合う木材層(2)の繊維方向(5
    )が互いに回動した状態で配置されており、さらに、前記木材層(2)の間に、
    該層の全面にわたって延びる少なくとも1つの炭素繊維層(3)が設けられており、該炭素繊維層(3)が前記木材層に、熱軟化可能な接着剤によって接着されていることを特徴とする、熱成形可能な複合材料。 【請求項2】 前記炭素繊維層(3)が、互いに交差する炭素繊維(4)を有している、請求項1に記載の複合材料。 【請求項3】 少なくとも2つの炭素繊維層(3)が設けられており、1つの層の炭素繊維が、それぞれ他の炭素繊維(4)に対して直交している、請求項1に記載の複合材料。 【請求項4】 前記少なくとも1つの炭素繊維層(3)にそれぞれ隣接する両木材層(2)の繊維方向(5)が互いに直交している、請求項1から3までのいずれか1項に記載の複合材料。 【請求項5】 前記炭素繊維層(3)を接着するための接着剤として、ポリウレタン接着剤が設けられている、請求項4に記載の複合材料。 【請求項6】 前記炭素繊維層(3)が、ほぼ0.2mmの厚さを有している、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。 【請求項7】 前記炭素繊維層(3)がエポキシ樹脂で含浸されている、請求項1から6までのいずれか1項に記載の複合材料。 【請求項8】 前記木材層(2)を接着するための接着剤として、PVAc
    グルーが設けられている、請求項1から7までのいずれか1項に記載の複合材料。 【請求項9】 前記ブロック(7)内の前記木材層(2)の繊維方向(5)
    が星状に配置されている、請求項1から8までのいずれか1項に記載の複合材料。 【請求項10】 2〜6個の木材層(2)から成るブロック(7)が、2つの炭素繊維層(3)の間に設けられている、請求項1から9までのいずれか1項に記載の複合材料。 【請求項11】 一方の炭素繊維層(3)に、1つの木材層(2)から成る化粧層(6)が隣接しており、他方の炭素繊維層(3)に、最大20個の木材層(2)から成る端部ブロック(8)が隣接している、請求項10に記載の複合材料。 【請求項12】 日用品であって、該日用品が少なくとも部分的に、請求項1から11までのいずれか1項に記載の複合材料(1)から成っていることを特徴とする、日用品。 【請求項13】 眼鏡中央部分および/または眼鏡のつるが、少なくとも部分的に前記複合材料(1)から成っている、請求項12に記載の日用品。 【請求項14】 前記眼鏡中央部分が、閉じた複合材料(1)から成っている、請求項13に記載の日用品。 【請求項15】 前記眼鏡中央部分および/または前記眼鏡のつるが、熱加工により成形可能である、請求項13から14までのいずれか1項に記載の日用品。 【請求項16】 腕輪もしくは腕時計バンドが、少なくとも部分的に前記複合材料(1)から成っている、請求項12に記載の日用品。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02C 5/02 G02C 5/02 5/14 5/14 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2B260 AA20 BA13 BA19 CD15 EA11 4F100 AD11B AD11D AK21G AK51G AK53B AK53D AP00A AP00C AP00E BA03 BA04 BA05 BA06 BA10A BA10C BA24A BA24B BA24D CB00 DC23E DG01A EJ82B EJ82D GB71 HB00E JB07A JL12A

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