Gore - guru shared sunglasses

申请号 JP60000693 申请日 1992-08-10 公开(公告)号 JP2510634Y2 公开(公告)日 1996-09-18
申请人 株式会社アックス; 发明人 弘光 河合;
摘要
权利要求 (57)【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】フレーム部材(1)とレンズ部材(20)とからなるサングラスであって、レンズ部材(20)又はフレーム部材(1)の上辺側にゴーグル用上部枠部材(3
    0)を着脱自在に取り付け、且つ、レンズ部材(20)又はフレーム部材(1)の側方側及び下辺側にゴーグル用下部枠部材(40)を着脱自在に取り付けることによりゴーグルとなるゴーグル兼用サングラス。
  • 【請求項2】請求の範囲第1項において、ゴーグル用上部枠部材(30)の両端部をゴーグル用下部枠部材(40)
    の両端部に接続することによりゴーグル用枠部材を一体化したことを特徴とするゴーグル兼用サングラス。
  • 【請求項3】請求の範囲第1項又は第2項において、レンズ部材(20)又はフレーム部材(1)の両側方側に対応するゴーグル用下部枠部材(40)をフレーム部材(1)のテンプル(3)の伸長方向に延設して頬側面部覆い部(50)をそれぞれに設け、このそれぞれの頬側面部覆い部(50)が顔面頬部の側面部を覆うようにしたことを特徴とするゴーグル兼用サングラス。
  • 【請求項4】フレーム部材(1)とレンズ部材(20)とからなるサングラスであって、レンズ部材(20)又はフレーム部材(1)の上辺側にゴーグル用上部枠部材(3
    0)を着脱自在に取り付け、且つ、レンズ部材(20)又はフレーム部材(1)の側方側及び下辺側にゴーグル用下部枠部材(40)を着脱自在に取り付け、更に、レンズ部材(20)の側方側及び/又はフレーム部材(1)に頬側面部覆い部(50)を着脱自在に取り付けたことによりゴーグルとなるゴーグル兼用サングラス。
  • 【請求項5】請求の範囲第1項乃至第4項の何れかにおいて、レンズ部材(20)をフレーム部材(1)に着脱自在に取り付けるようにしたことを特徴とするゴーグル兼用サングラス。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】 技術分野 本発明は、サングラス及びゴーグルとして両方の用途に使用できるゴーグル兼用サングラスに関するものである。

    背景技術 従来においては、サングラスはサングラスとして、ゴーグルはゴーグルとしてそれぞれ別体のものをそれぞれの用途に合わせ、使い分けて使用されており、両方の用途を兼ね備えたものは全く存在していなかった。

    従来、スキーをする場合等において、日除け等のためにサングラスを使用し、また、防や防風等のためにゴーグルを使用するが、サングラス及びゴーグルの2つの物品を所持しなければならず、面倒であった。

    そこで、本発明は、1つの物品でこれら両者の用途に使用できるものを提供することをその目的としている。

    発明の開示 そこで、本発明は、1物品でサングラスとゴーグルの両機能を兼ね備えるべく、フレーム部材1とレンズ部材
    20とからなるサングラスであって、レンズ部材20又はフレーム部材1の上辺側にゴーグル用上部枠部材30を着脱自在に取り付け、且つ、レンズ部材20又はフレーム部材1の側方側及び下辺側にゴーグル用下部枠部材40を着脱自在に取り付けることによりゴーグルとなるように構成した。

    また、上記構成において、ゴーグル用上部枠部材30の両端部をゴーグル用下部枠部材40の両端部に接続することによりゴーグル用枠部材を一体化した。

    上記2つの部分からなるゴーグル用枠部材、又は、一体化されたゴーグル用枠部材において、レンズ部材20又はフレーム部材1の両側方側に対応するゴーグル用下部枠部材40をサングラスのテンプルの伸長方向に延設して頬側面部覆い部50をそれぞれ設け、このそれぞれの頬側面部覆い部50が顔面頬部の側面部を覆うようにした。

    他方、フレーム部材1とレンズ部材20とからなるサングラスであって、レンズ部材20又はフレーム部材1の上辺側にゴーグル用上部枠部材30を着脱自在に取り付け、
    且つ、レンズ部材20又はフレーム部材1の側方側及び下辺側にゴーグル用下部枠部材40を着脱自在に取り付け、
    更に、レンズ部材20の側方側及び/又はフレーム部材1
    に頬側面部覆い部50を着脱自在に取り付けたことによりゴーグルとなるように構成した。

    更に、上記それぞれの構成において、レンズ部材20をフレーム部材に着脱自在に取り付けるようにした。

    サングラスのレンズ部材20又はフレーム部材1の上辺部にゴーグル用上部枠部材30を取り付け、且つ、レンズ部材20の側方側及び下辺側にゴーグル用下部枠部材40を取り付けることによりサングラスはゴーグルとなる。

    一体化されたゴーグル用枠部材をレンズ部材及びフレーム部材に取り付けて簡単にゴーグルとなる。

    サングラスのレンズ部材20又はフレーム部材1の上辺部にゴーグル用上部枠部材30を取り付け、且つ、レンズ部材20の側方側及び下辺側にゴーグル用下部枠部材40を取り付け、更に、レンズ部材20の側方側及び/又はフレーム部材1に頬側面部覆い部50を取り付けることによりサングラスはゴーグルとなる。 このようにサングラスにゴーグル用枠部材を取り付けることによりゴーグルとなり、防雪、防風等の役目を果たす。

    更に、頬側面部覆い部50をゴーグル用下部枠部材40に延設したり、別体として頬側面部覆い部50をレンズ部材
    20/又はフレーム部材1に取り付けることにより、防雪、防風等の効果は更に向上する。

    また、ゴーグル用枠部材を取り外すとゴーグルはサングラスとなる。

    本発明においては、サングラス又はゴーグルの何れかが主体となるというものではなく、何れの態様においても、サングラス又はゴーグルとしてそれぞれが主体となり得るものである。

    図面の簡単な説明 第1図は、本発明の実施例のサングラスの態様を示す全体斜視図である。

    第2図は、第1図の分解斜視図である。

    第3図は、本発明の実施例のフレーム部材の底面図である。

    第4図は、本発明の実施例のフレーム部材の平面図である。

    第5図は、第4図のA−A線端面図である。

    第6図は、第4図のB−B線端面図である。

    第7図は、本発明のフレーム部材の他の実施例の一部切欠平面図である。

    第8図は、第7図のC−C線端面図である。

    第9図は、本発明の実施例のゴーグル用上部枠部材の斜視図である。

    第10図は、本発明の実施例のゴーグル用上部枠部材の底面図である。

    第11図は、第10図のC−C線端面図である。

    第12図は、第10図のD−D線断面図である。

    第13図は、本発明の実施例であるフレーム部材にゴーグル用上部枠部材を取りつけた状態を図示する平面図である。

    第14図は、本発明のゴーグル用下部枠部材の斜視図である。

    第15図は、本発明の実施例のゴーグルの態様を示す前方上方から見た全体斜視図である。

    第16図は、本発明の実施例のゴーグルの態様を示す後方斜め上方から見た全体斜視図である。

    第17図は、本発明のゴーグル用下部枠部材の他の実施例の斜視図である。

    第18図は、本発明のゴーグル用枠部材の他の実施例の一部切欠斜視説明図である。

    第19図は、本発明のゴーグル用枠部材の更に他の実施例の説明図である。

    発明を実施するための最良の形態 以下、添付の図面に基づき実施例について説明する。
    添付図面は全て本発明の実施例を図示している。

    第1図は、本発明がサングラスの状態にあるところを示す全体斜視図であり、フレーム部材1とレンズ部材20
    とから構成され、レンズ部材20は、フレーム部材1に着脱可能に取り付けられている。 フレーム部材1は、レンズ部材20の上辺部を支持するための主フレーム部2と、
    この主フレーム部2の両端部で回動自在に取り付けられたテンプル3、3とから構成されている。 また、この実施例では、鼻当て7を着脱可能にレンズ部材20の左右レンズの連接部分に取り付けている。 この鼻当て7は、フレーム部材1の中央部から下方に延設させて形成することも可能で、フレーム部材1と一体に形成することも出来る。

    それぞれの構成要素の結合方法は、先ずレンズ部材20
    の上辺部を主フレーム部2の下面に設けらている溝部に嵌合させる。 主フレーム部2の中央部と両端部において下方向に延設された支持部4、5、5に設けられた穴部に、レンズ部材20に形成された上辺中央の穴部と両端部の切欠き部を合致させ、合成樹脂製のピン6で固定する。 最後に、鼻当て7をレンズ部材20の中央部分に下方から嵌合させて、サングラスが完成する。

    尚、フレーム部材1を適当な大きさにすることによって、支持部4、5、5を省略して、フレーム部材1に直接合成樹脂製のピン6を嵌合させるようにすることも可能である。 又、ピン6の嵌合に代えて、フレーム部材とレンズ部材の何れか一方に突起を設け、他方に凹部を形成して、両者の嵌合によりレンズ部材の固定を行うようにしてもよい。

    第2図は、第1図に図示したサングラスの分解斜視図である。 フレーム部材1の主フレーム部2の下面には、
    溝部8が設けられている。 この溝部8は主フレーム部2
    の下面の両端部間の全体に渡って形成されている。 この溝部8にレンズ部材20の上辺を嵌合させることができる。 主フレーム部2の中央部には、レンズ部材20を固定するための支持部4を下方向に延設し、穴部10を穿設する。 また、主フレーム部2の両端下面にも、レンズ部材
    20を固定するための支持部5、5を下方向に延設し、穴部11を穿設する。 支持部の数と位置は、任意に設定することができる。 また、フレーム部材1の材質は、弾性に富む合成樹脂を使用している。

    尚、第2図にて一点鎖線で示したように、テンプル3
    の基部を下方に張り出すように形成してもよく、この張り出した部分及びテンプル3の先端部に、穴101、102を形成してもよい。 この穴101、102を利用して、左右のテンプル3、3間に弾性を有するバンドを渡して、この弾性力を利用してサングラスをより確実に顔面に固定することができる。 このとき、穴101,102を複数箇所に設けておくことによって、バンドの固定位置を変えることができ、固定強さを調整することもできる。

    レンズ部材20は、日除け用に着色された合成樹脂製のものを使用し、その上辺が前記溝部8に合致するような形状に成形され、その上辺中央部に穴21を穿設する。 この穴21は、前記主フレーム部2の支持部4の穴部10と合致する。 尚、この穴21に代えレンズの上辺から切り欠いた凹部とすることもできるが、レンズの落下を確実に防止するには、U字状の凹部とするよりも、例えば4分の3円弧状の凹部とする等、下方への落下を防ぐ引っ掛かり部分を有する形状にしておくことが好ましい。

    レンズ部材20の両側辺上方部には、切欠き22、22が設けられている。 この切欠き22が主フレーム2の両端下面に形成した支持部5、5の穴部11、11と合致する。 この切欠き22の代わりに穴部を穿設する構成としてもよいが、後述するゴーグル用下部枠部材40を取り付けることを考慮に入れるならば、前記実施例にする方が好ましい。 更に、鼻当て7を嵌合させる部分にも切欠き23、23
    を設けている。

    鼻当て7は、軟質の弾力性に富む合成樹脂を使用し、
    その外周部分全体に渡って溝部13を設け、この溝部13をレンズ部材20の左右レンズの連接部の縁部に下方から嵌合させる。 溝部13内の適宜位置には突起14を二箇所に形成し、レンズ部材20の前記切欠き23、23と適合する。 これにより、鼻当て7が下に脱落することを防止している。 この突起14及び切欠き23の構成は任意である。

    以上の構成から成るサングラスを組み立てる場合には、先ず、主フレーム部2の下面の溝部8内にレンズ部材20の上辺を嵌合させ、主フレーム部2の支持部4及び5、5に設けられた穴部10及び11、11にレンズ部材20の穴21及び切欠き22、22をそれぞれ合致させ、合成樹脂製のピン6によって固定する。 更に、鼻当て7の溝部13をレンズ部材20に嵌合させ、突起14、14と切欠き23、23とを合致させ、固定することができる。

    このサングラスの構成により、レンズ部材20を他の色からなるレンズ部材20に容易に交換することができる。

    他方、このサングラスの各要素を着脱可能にせず、全てを固定して形成することも自由であり、この場合には、接着剤によってレンズ部材20をフレーム部材1に接着することができ、フレーム部材1の支持部4、5及び、レンズ部材20の穴21、切欠き22を設けなくともよい。 また、鼻当て7との固定のための切欠き23及び突起
    14を設けなくともよい。

    第3図は、フレーム部材1の底面図である。 主フレーム部2は、適当な幅を持って形成され、その両端部分で顔面に対応するように顔面の側に湾曲させており、その両端部でテンプル3、3を回動自在に取り付けている。
    主フレーム部2の下面には、レンズ部材20の上辺を嵌合させ得るように、その両端部間の全体に渡って溝部8が形成されている。 この溝部8の幅はレンズ部材20の厚みとほぼ同一である。 4及び5、5は、支持部を示している。

    第4図は、フレーム部材1の平面図である。 主フレーム部2の上面には、溝部16をその両端部間のほぼ全体に渡り設け、更に、この溝部16内の四箇所に孔部17を設けている。 孔部17の数は、自由に設定することができる。
    この溝部16及び孔部17に後述するゴーグル用上部枠部材
    30を取り付けることができる。 他方、孔部17を形成せずに、溝部16の適宜数カ所に溝を形成しない箇所を設け、
    溝部16のみを断続的に設けるのも自由である。

    第5図は、第4図のA−A線端面図であり、主フレーム部2の上面の溝部16及び下面の溝部8が形成されているところを図示している。 溝部16には、後述するゴーグル用上部枠部材30が取り付けられ、溝部18には、レンズ部材20の上辺部が嵌合する。

    第6図は、第4図のB−B線端面図であり、主フレーム部2の上面の溝部16と孔部17、及び下面の溝部8が形成されているところを図示している。 尚、この孔部17を下部まで貫通させることも可能である。

    第7図は、フレーム部材1の他の実施例の平面図であり、フレーム部材1に設けられるべき溝部の形が上記実施例と相違している。 この実施例においては、溝部が複数の長条穴部16′にて形成され、主フレーム部2の両端部間のほぼ全体に渡り断続的に設けられている。 従って、第7図のC−C線端面図を第8図に図示しているが、長条穴部16′は上下に貫通した穴部から形成されている。 溝部8には、レンズ部材20の上辺が嵌合することになる。

    第9図は、ゴーグル用上部枠部材30を斜め上方から見た斜視図であり、軟質の合成樹脂から形成されている。
    このゴーグル用上部枠部材30は、第4図に示したフレーム部材1の主フレーム部2の上面に取り付けられうるものであり、主フレーム部2の形状とほぼ同一の形状を有する上面部31を有し、この上面部31は平面にて形成されている。 この上面部31の顔面に対応する側には、額当接部32が上面部31の顔面側の縁部で上下に延設されている。

    第10図は、ゴーグル用上部枠部材30の底面図である。
    ゴーグル用上部枠部材30の下面部33には、主フレーム部2の上面の溝部16及び孔部17に嵌合しうるように、突条部34がその両端部間のほぼ全体に渡り形成され、また突起部35が4箇所に設けられている。 32が額当接部を示し、紙面の表裏方向に、即ち下面部33と直に形成されている。

    第11図が第10図に図示したゴーグル用上部枠部材30のC−C線端面図であり、上面部31及び下面部33と額当接部32とが直角になるように形成され、下面部33には突条部34が下方向に突出形成されている。

    第12図が同様に第10図のD−D線端面図であり、この部分には、突条部34の先端に突起部35が形成されている。

    第13図は、フレーム部材1にゴーグル用上部枠部材30
    を取り付けた状態を図示する平面図である。 ゴーグル用上部枠部材30をフレーム部材1の主フレーム部2の上面に取り付けることにより、主フレーム部2が多少額側に延長されたようになり、額当接部32が顔面の額に良好に当接しうるようになる。 ゴーグル用上部枠部材30の下面部33に形成された突条部34及び突起35により、ゴーグルを着用した際に、ゴーグル用上部枠部材30が平方向にずれることを確実に防止し得る。

    第14図は、ゴーグル用下部枠部材40を前方斜め上方から見た斜視図である。 このゴーグル用下部枠部材40の形状は、レンズ部材20の側辺及び下辺全体の形状とほぼ一致させている。 このゴーグル用下部枠部材40の前面部41
    に沿って、その両端部間の全体に渡り溝条部42を形成する。 この枠部分40の鼻当て部43の部分に設けられた溝条部42の内部には突起44を形成し、レンズ部材20の切欠き
    23に合致させうる。 また、ゴーグル用下部枠部材40の顔面側の頬当接部45は、頬に良好に当接させるべく、頬側に向かって延設されている。 更に、ゴーグル用下部枠部材40の両端部には、主フレーム部2の両端に設けられた支持部5、5の穴部11、11に対応する位置に突起部46、
    46を設けている。

    このゴーグル用下部枠部材40を前記サングラスに取り付けるには、鼻当て7をレンズ部材20から取り外し、また、主フレーム2の両端のピン6、6を取り外し、レンズ部材20の側辺及び下辺の全体にゴーグル用下部枠部材
    40を嵌合させる。 この際、ゴーグル用下部枠部材40の両端の突起部46、46は、レンズ部材20の側辺上方部に設けられた切欠き22、22と合致させる。 更に、突起部46、46
    を主フレーム部2の両端の支持部5、5の穴部11、11に嵌合させ、ゴーグル用下部枠部材40をサングラスに取り付けることができる。

    鼻当て7が、主フレーム部2に一体に形成されたサングラスにあっては、ゴーグル用下部枠部材40において、
    鼻当て部43の部分が不必要となり、この部分のゴーグル用下部枠部材40は、前面部41のみで構成すればよい。 しかし、ゴーグル用下部枠部材40の強度、顔面への密着度の良好性を考慮すれば、前記実施例のごとく構成するのがより好ましい。

    第15図は、ゴーグルの状態にある本発明を前方上方から見た斜視図である。 ゴーグル用上部枠部材30が主フレーム部2の上面に取り付けられ、また、ゴーグル用下部枠部材40がレンズ部材20及び主フレーム部2に取り付けられ、ゴーグルとなる。

    第16図は、同様にゴーグルの状態にある本発明を後方斜め上方から見た斜視図である。 ゴーグル用上部枠部材
    30及びゴーグル用下部枠部材40がサングラスにそれぞれ取り付けられ、ゴーグル用上部枠部材30の額当接部32及びゴーグル用下部枠部材40の鼻当て部43、43及び頬当接部45、45(レンズ部材20の側辺側と嵌合するゴーグル用下部枠部材40の頬当接部45も含む。)の全てが良好に顔面の額、鼻及び頬に密着し、ゴーグルの機能が良好に発揮され得る。 尚、ゴーグル用上部枠部材30の額当接部32
    及びゴーグル用下部枠部材40の鼻当て部43、43及び頬当接部45、45に、スポンジ等のクッション材を設けておいてもよい。

    第17図は、ゴーグル用下部枠部材40の他の実施例を図示する斜視図であって、該枠部材40の両端部の頬当接部
    45をテンプルの伸長方向に延設して頬側面部覆い部50を形成している。 この頬側面部覆い部50により、ゴーグル用下部枠部材40は顔面の頬部の側面側にもより完全に密着しうる。

    第18図は、ゴーグル用枠部材の他の実施例を図示する一部切欠斜視説明図であり、この例は、ゴーグル用上部枠部材30とゴーグル用下部枠部材40の両端部がそれぞれ接続され、両者が一体化されたものである。 この実施例では、ゴーグル用枠部材が1個の構成片からなり、サングラスの付属品として紛失という問題を減少させる。

    更に、このゴーグル用枠部材において、第17図に図示した例と同様に、レンズ部材の側方側に対応する部分をフレーム部材のテンプルの伸長する方向に延設して、頬側面部覆い部50を形成してもよい。 この頬側面部覆い部
    50により、ゴーグル用枠部材は顔面の頬部の側面側により完全に密着しうる。

    第19図は、更にゴーグル用枠部材の他の実施例を図示する説明図であって、この枠部材は、ゴーグル用上部枠部材30、ゴーグル用下部枠部材40及び頬側面部覆い部50
    の3つの構成片から構成されている。 この頬側面部覆い部50は、レンズ部材20の側方側とテンプル3との隙間をより完全に密閉させるために適宜形状をもった板状体のものから形成され、図示はしていないが、フレーム部材1の主フレーム部2及び/又はテンプル3に形成された溝部に嵌め込まれうる突条部51を一方の面に設けている。 この突条部51が主フレーム部2及び/又はテンプル3に設けられた溝部と嵌合し、取り付けられる。 この頬側面部覆い部50をレンズ部材20又はゴーグル用下部枠部材40に取り付けうるようにすることも全く自由である。

    本発明は上記の実施例の他、種々変更して実施できるものであり、例えば、フレーム部材は、レンズ部材の上辺を支持するに止まらず、レンズ部材の全周を支持するものでもよい。 この場合、ゴーグル用下部枠部材は、フレーム部材のみに固定させることも可能となる。 逆に、
    上記の実施例のようなレンズ部材を用いた場合には、フレーム部材はレンズ部材の左右両端のみを支持する形状のものに変更することも考えられ、この場合、ゴーグル用上部枠部材は、レンズ部材の上辺が嵌合される溝を有するもの等に変更することによって、レンズ部材のみに固定させることも可能となる。 以上の説明から容易に理解されるように、ゴーグル用上部枠部材及びゴーグル用下部枠部材は、フレーム部材とレンズ部材との少なくとも何れか一方に取り付けられれば足りるものである。
    又、その取り付け方法は、穴や切欠きに対してピンや突起を嵌合させる方法や、溝をフレーム部材とレンズ部材の何れか一方に形成して他方の部材をこの溝に嵌め合わせる方法等を、適宜組み合わせて実施できるものである。

    又、上記実施例では左右の繋がった1枚のレンズ部材を用いたが、左右に分離したレンズ部材を使用してもよい。

    尚、用途としては、スキー等のスポーツの他、粉塵や花粉症対策にも利用し得るものである。

    上記構成により、本発明は、1物品でサングラスとゴーグルの2つの機能を併せ持たせることが可能となる。

    従って、2物品を所持する必要がなく、携帯にも便利である。

    サングラスからゴーグルに変更使用する場合、また、
    逆にゴーグルからサングラスに変更使用する場合にあっても、ゴーグル用枠部材を容易に着脱するだけで、サングラス又はゴーグルの何れの態様にも簡単に変更することができる。

    更に、本発明にあっては、ゴーグルの態様において、
    ゴーグル用枠部材によって形成されるゴーグル枠部の全体が顔面に良好に密着し得るものである。

    ゴーグル用枠部材で頬側面部覆い部を設けたものにおいては、ゴーグル用枠部材は頬の側面部により完全に密着しうる。

    レンズ部材を着脱自在に構成したものにおいては、異なった色のレンズ部材に簡単に交換することができ、ウエア等とのトータルコーディネーションを図ることができ、ファッション性を向上させうる。

    以上、本発明は、実用性に富み、極めて著大な効果を発揮するものである。

    産業上の利用可能性 以上のように、本発明に係るゴーグル兼用サングラスは、一物品でサングラスとして、また、ゴーグルとして2つの機能を兼ね備えたものである。 従って、ゴーグルとしてスポーツ用、又は、粉塵や花粉症の対策用として有用であり、しかも、サングラスとして日常的にも利用することができる極めて利用価値の高いものである。

    QQ群二维码
    意见反馈