スポーツ分野における頭位置合わせ用眼鏡、及び、頭位置合わせ用眼鏡の使用方法

申请号 JP2016506683 申请日 2014-04-07 公开(公告)号 JP2016516506A 公开(公告)日 2016-06-09
申请人 ヴィンセント ラモルテVincent LAMORTE; ヴィンセント ラモルテVincent LAMORTE; マーク ザンダーMark ZANDER; マーク ザンダーMark ZANDER; アンソニー ヴォスAnthony VOS; アンソニー ヴォスAnthony VOS; ヴィート ラモルテVito LAMORTE; ヴィート ラモルテVito LAMORTE; 发明人 ラモルテ ヴィンセント; ラモルテ ヴィンセント; ザンダー マーク; ザンダー マーク; ヴォス アンソニー; ヴォス アンソニー; ラモルテ ヴィート; ラモルテ ヴィート;
摘要 眼鏡、ゴーグル、バイザー、又は他の頭に装着する装置により構成される視覚装置は、アスリートの視野を制限し、ユーザーのボールの 位置 への集中 力 を高める1つ又は複数の垂直開口を備える。これにより、アスリートの目とボールとの一致度を増大し、その結果、使用中に頭の動きを減少できる。パフォーマンスの改善は、直接的に、スポーツ活動中の改善された目とボールとの一致度と減少された頭の動きとにより増大される。
权利要求

(i)眼鏡フレームと、 (ii)前記眼鏡フレームに取り付けられた右側レンズと左側レンズと、 (iii)調節アッセンブリーと、 を備え、 前記右側レンズと前記左側レンズは、それぞれ、前記レンズ中に、視覚的に区別された視野を与える少なくとも1つの透明領域を備え、 前記調節アッセンブリーは、前記少なくとも1つの透明領域のそれぞれを、ユーザーの瞳孔及び瞳孔間距離と一致するように平方向に調節可能である、 眼鏡。右側レンズと左側レンズを支持する眼鏡フレームを備え、 前記右側レンズと前記左側レンズは、それぞれ、ユーザーの瞳孔間距離と一致するよう水平方向に調節可能となることにより、ユーザーに対して視覚的に区別された視野を与えることが可能な少なくとも1つの透明領域を含む、 眼鏡。(i)眼鏡フレームと、 (ii)前記眼鏡フレームに取り付けられた右側レンズと左側レンズと、 (iii)それぞれが各レンズを保持するための可動部品を備えた各レンズのための調節アッセンブリーと、 を備え、 前記右側レンズと前記左側レンズは、それぞれ、視覚的に区別された視野を与える少なくとも1つの透明領域を備え、 各可動部品は、各レンズを水平方向に調節可能とすることにより、各透明領域をユーザーの瞳孔と一致させることが可能である、 眼鏡。右側透明垂直視野領域と左側透明垂直視野領域とを含む、眼鏡システムのためのレンズアッセンブリーであって、 前記右側透明視野領域と前記左側透明視野領域は、ユーザーの瞳孔及び瞳孔間スペースと一致するように水平方向に調節可能である、 レンズアッセンブリー。右側レンズと左側レンズとを備え、 前記右側レンズと前記左側レンズは、それぞれ、視覚的に区別された視野を与える、垂直方向に整列された透明領域を備え、 前記垂直方向に整列された透明領域は、少なくとも3つの垂直方向に整列された透明領域を備える、 眼鏡。各透明領域を水平方向に調整する調節アッセンブリーをさらに備える、請求項1に記載の眼鏡。前記調節アッセンブリーは、各レンズを水平方向に移動する調節回転ダイヤルを備える、請求項6に記載の眼鏡。前記調節アッセンブリーは、各レンズを水平方向に移動するスライド機構を備える、請求項1に記載の眼鏡。前記右側レンズと前記左側レンズは、それぞれ、ユーザーの瞳孔と一致するようスライド可能である、請求項1に記載の眼鏡。前記右側レンズと前記左側レンズは、前記透明領域を除いて遮光されている、請求項1に記載の眼鏡。前記右側レンズと前記左側レンズは、前記透明領域を発生できる色可変偏光材料を備える、請求項1に記載の眼鏡。各透明領域は、垂直スリット又は垂直方向に整列された少なくとも2つの透明領域を備える、請求項1に記載の眼鏡。各透明領域は、最適な視覚位置合わせ状態を与えるために、前記ユーザーの瞳孔間距離に合わせて調節可能となっている、請求項1に記載の眼鏡。前記ユーザーの視野中の前記透明領域によって前記ユーザーの目とボールとの視覚的な一致度を増大可能である、請求項1に記載の眼鏡。使用中に前記目とボールとの一致度を増大し、前記ユーザーの頭の位置を安定させ、前記ユーザーの頭の動き量を減少させるために前記ユーザーが装着する、請求項1に記載の眼鏡。各透明領域は、前記ユーザーの目をスポーツ活動中に用いられるボールに一致させるために用いられる、2以上の垂直透明開口を備える、請求項1に記載の眼鏡。各透明領域は、前記ユーザーによる目とボールとを一致させるための特別な領域を与える、球形、楕円形、円形、正方形、長方形、三形、又は、狭いスリット形状からなる群から選択される形状を有する透明領域を備える、請求項1に記載の眼鏡。スポーツ活動の実行中に装着することにより、当該スポーツ活動における前記ユーザーの運動トレーニングやパフォーマンスを増大させることが可能な、請求項1に記載の眼鏡。前記透明領域の瞳孔間距離が、前記ユーザーの瞳孔距離と一致するように独立に調節可能であることにより、前記ボールの明瞭な1つの像を見ることができるようになり、その結果、ユーザーに対して、目とボールとの一致度を増大し、頭の動きを減少させる、請求項1に記載の眼鏡。両方のレンズの前記透明領域は、ユーザーにとって最適な瞳孔間距離を与えるよう水平方向の動きにより独立に調節可能な狭い垂直スリットである、請求項1に記載の眼鏡。前記透明領域は、高さが10〜50ミリメートルの範囲内で、幅が1〜10ミリメートルの範囲内である、請求項1に記載の眼鏡。前記透明領域は、高さが30ミリメートルで、幅が5ミリメートルであり、ユーザーの瞳孔間距離と一致したときに高い視にて1つのボールの像を与える、請求項1に記載の眼鏡。前記透明領域は、高さが25ミリメートルで、幅が3ミリメートルであり、ユーザーの瞳孔間距離と一致したときに高い視力にて1つのボールの像を与える、請求項1に記載の眼鏡。前記透明領域は、高さが20ミリメートルで、幅が1ミリメートルであり、ユーザーの瞳孔間距離と水平方向にて一致したときに高い視力にて1つのボールの像を与える、請求項1に記載の眼鏡。前記透明領域は、外表面上又は内表面上に存在するか、又は、アスリートにより装着される視覚装置中にはめ込まれている、請求項1に記載の眼鏡。前記眼鏡は、頭に装着する眼鏡、ゴーグル、バイザー、アタッチメント、又は、その他の1ユーザーのための視覚拡張装置である、請求項1に記載の眼鏡。前記透明領域は、前記ユーザーの目を隔てているサイズ、形状、及び距離を補償するよう、ユーザーの頭に位置合わせされる、請求項1に記載の眼鏡。高分子材料にて形成される、請求項1に記載の眼鏡。前記眼鏡を形成するために用いられる光学高分子材料は、色づけされ、パターニングされ、鏡面化され、偏光化され、又は、前記ユーザーの特定の視覚的要求のための処理が施される、請求項1に記載の眼鏡。前記眼鏡を、頭に装着する眼鏡、ゴーグル、バイザー、アタッチメント、又はその他の視覚拡張装置の形態にて形成するために、低価格のポリカーボネートが用いられる、請求項1に記載の眼鏡。前記アッセンブリーは、各レンズのために、前記レンズを保持するレンズプラットフォームと、レンズ調節ダイヤルを含むレンズ調節機構と、を備える、請求項1に記載の眼鏡。前記レンズ調節機構は前記眼鏡フレームに取り付けられる、請求項31に記載の眼鏡。前記レンズプラットフォームは、前記レンズ調節ダイヤルに取り付けられた歯を有するギヤと相互作用する歯を長さ方向に沿って有する細長部材を備え、 前記レンズ調節ダイヤルを回転することにより、前記プラットフォームを前記レンズ調節機構に対して移動させる前記ギヤを回転する、請求項31に記載の眼鏡。前記レンズプラットフォームと前記レンズ調節機構の部品は対応する歯を介して連動し、前記レンズ調節ダイヤルを回転することにより、前記レンズプラットフォームを前記レンズ調節機構に対して移動させる、請求項31に記載の眼鏡。前記調節アッセンブリーは、前記レンズを保持する部品に形成された歯に対応するギヤ歯を有するギヤを有する、少なくとも1つのレンズ調節ダイヤルを備える、請求項1に記載の眼鏡。前記調節アッセンブリーはスライド機構と外部ノブとを備え、 前記少なくとも1つの透明領域のそれぞれは、前記少なくとも1つのレンズ又は前記少なくとも1つの透明領域を移動させる前記ノブをスライドさせることにより調節される、請求項1に記載の眼鏡。前記調節アッセンブリーは、前記眼鏡フレームの表面上又は前記眼鏡フレームに取り付けられた第2部品の表面上に形成された歯に対応する歯を有する表面を有し、前記レンズを保持する第1部品を備え、 前記第1部品と前記第2部品は、前記透明領域を前記眼鏡フレームに対して調節可能とするように、水平方向に互いに対して相対的に移動可能となっている、請求項36に記載の眼鏡。前記右側レンズ及び前記左側レンズは、前記眼鏡フレームに挿入可能となっており、それぞれは、前記レンズを前記眼鏡のブリッジとアームに固定する細長タブを一端に有するレンズ本体を備える、請求項1に記載の眼鏡。前記右側レンズと前記左側レンズは、前記眼鏡から取り外し可能となっている、請求項38に記載の眼鏡。前記右側レンズと前記左側レンズは折り曲げ可能である、請求項39に記載の眼鏡。前記右側レンズと前記左側レンズは、前記眼鏡に挿入されるときに、折り曲げられる、請求項38に記載の眼鏡。それぞれが、レンズ内に視覚的に区別された視野を与える少なくとも1つの透明領域を有する右側レンズと左側レンズとを備え、 前記右側レンズと前記左側レンズは、眼鏡フレームに挿入可能となっており、前記透明領域をユーザーの瞳孔間距離と一致するように水平方向に調節可能となっている、 眼鏡レンズシステム。ユーザーが前記眼鏡を装着することと、 垂直方向に整列された前記透明領域間の距離を、前記ユーザーの瞳孔間距離と一致するように調整することと、 前記眼鏡を用いて目とボールとの一致度を改善させて、スポーツ活動に参加することと、 を備える、請求項1に記載の眼鏡の使用方法。それぞれが視覚的に区別された視野を与える垂直方向に整列した透明領域を備える右側レンズと左側レンズとを備えた眼鏡の使用方法であって、 前記垂直方向に整列した透明領域を水平方向にて位置合わせすることにより、ユーザーの頭に対する視認領域の瞳孔間距離及び特定の瞳孔スペース距離を調節可能とし、その結果、ユーザーは、ボールに対する視覚的な一致度を維持するよう、頭の動きを抑制することが可能となる、 眼鏡の使用方法。

说明书全文

本発明は、スポーツ分野における眼鏡及び眼鏡システム、及び、当該眼鏡の使用方法に関する。

ボールを用いるほぼ全てのスポーツ活動において、目と手の協調(eye−hand coordination)の必要性及び目とボールとの一致度(eye−ball alignment)が、そのスポーツで成功する上では重大な特徴となる。多くの国際スポーツではボールを用いる必要があり、これらのスポーツの例としては、ゴルフ、野球、バスケットボール、テニス、サッカー、フットボール、クリケットなどがある。これらのスポーツの多くでは、ボール又は他の物体への集中能が成功への不可欠な要素であり、アスリートたちは、成功したパフォーマンスや結果はよく「ボールを見ること」により得られると言っている。

アスリートのトレーニング方法は、高いレベルの成功にまで辿り着くには、普通、多くの練習時間と長年の活動を必要とする。ほとんどの週末アスリートにとって、かれらが選択したスポーツに多くの時間を差し向けることはどれだけ頑張っても難しく、そのため、彼らのスポーツのパフォーマンスの向上に苦しむこととなる。パフォーマンスが向上しないと、やる気をなくし、そのスポーツで競争していこうという願望が失われていくことがよく起こる。

高いポテンシャルを持った若いアスリート、プロのアスリート、及び「週末」アスリートを短時間にトレーニングすることには、等しく、非常に大きな商業的な可能性がある。運動のパフォーマンスを向上させる装置や方法は、プレーヤーの経験、及び、そのスポーツを継続していきたいとの願望を非常に増大させうる。これは、特に、若いアスリートや週末アスリートにとっては真実である。

どのようなスポーツであれ、新しい装置や独特の方法は、運動のパフォーマンスを向上させるためには、よく必要とされる。

本発明は、ユーザーのスポーツ能力を向上させることを助ける眼鏡及びその使用方法に関するものである。本発明の一実施形態は、 (i)眼鏡フレームと、 (ii)眼鏡フレームに取り付けられた右側レンズと左側レンズと、 (iii)調節アッセンブリーと、 を備え、右側レンズと左側レンズは、それぞれ、レンズ中に、視覚的に区別された視野又は制限された視覚的な視野を与える少なくとも1つの透明領域を備え、調節アッセンブリーは、少なくとも1つの透明領域のそれぞれを、ユーザーの瞳孔及び瞳孔間距離と一致するように平方向に調節可能である眼鏡に関するものである。

本発明の他の実施形態は、 (a)眼鏡フレームと、 (b)眼鏡フレームに取り付けられた右側レンズと左側レンズと、 を備え、右側レンズと左側レンズは、それぞれ、レンズ中に、ユーザーの瞳孔及び瞳孔間距離と一致される、視覚的に区別された視野(又は制限された視覚的な視野)を与える少なくとも1つの透明領域を備える眼鏡に関するものである。

本発明の他の実施形態は、右側レンズと左側レンズを保持する眼鏡フレームを備え、右側レンズと左側レンズが、それぞれ、ユーザーの瞳孔間距離と一致するよう水平方向に調節可能となることにより、ユーザーに対して視覚的に区別された視野を与えることが可能な少なくとも1つの透明領域を含む眼鏡に関するものである。

本発明の他の実施形態は、 (i)眼鏡フレームと、 (ii)眼鏡フレームに取り付けられた右側レンズと左側レンズと、 (iii)それぞれが各レンズを保持可能な可動部品を備えた各レンズのための調節アッセンブリーと、 を備え、右側レンズと左側レンズは、それぞれ、視覚的に区別された視野を与える少なくとも1つの透明領域を備え、各可動部品は、各レンズを水平方向に調節して、各透明領域をユーザーの瞳孔と一致させることが可能である眼鏡に関するものである。

他の実施形態は、右側透明垂直視野領域と左側透明垂直視野領域とを含む眼鏡システムのためのレンズアッセンブリーに関し、右側透明視野領域と左側透明視野領域は、ユーザーの瞳孔及び瞳孔間スペースと一致するように水平方向に調節可能である。好ましくは、各透明垂直視野領域は、眼鏡システムの左側レンズ及び右側レンズの中央に配置される。

他の実施形態は、右側レンズと左側レンズとを備える眼鏡に関し、右側レンズと左側レンズは、それぞれ、視覚的に区別された視野を与える垂直方向に整列された透明領域を備え、垂直方向に整列された透明領域は、少なくとも3つの垂直方向に整列された透明領域を備える。

上記において、本発明のいくつかの見地について概説した。これらは、顕著な特徴及び本発明の応用のいくつかの単なる実例に過ぎないと解釈されるべきである。本発明の範囲内で実施形態を変更することにより、多くの他の有利な結果を得られる。従って、本発明の他の目的及び完全な理解は、この課題を解決するための手段(summary of the invention)と、請求項によって定義された発明の範囲と好ましい実施形態を添付の図と共に記載した詳細な記載とを参照することにより得られるであろう。本発明を特徴付ける独自の特徴や動作は、明細書や図面によりより簡単に理解できるであろう。図面は、図解及び記載のためのものであり、限定された発明を定義するものではないことは、理解されるべきである。

ここに開示した発明の上記及び他の特徴を、好ましい実施形態の図を用いて、以下に記載する。例示した実施形態は、実例を示しており、発明を限定するものではない。

アスリートのボールに対する一致度の改善、頭の動き及び/又は目の動きの減少、ボールへの集中力の増加、及びパフォーマンスの改善のための眼鏡の一実施形態の全側面図。

図1の眼鏡を分解した側面図。

アスリートのボールに対する一致度の改善、頭の動き及び/又は目の動きの減少、ボールへの集中力の増加、及びパフォーマンスの改善のための眼鏡の他の実施形態の側面図。

図3の眼鏡を分解した側面図。

アスリートのボールに対する一致度の改善、頭の動き及び/又は目の動きの減少、ボールへの集中力の増加、及びパフォーマンスの改善のための眼鏡の他の実施形態の上面図。

アスリートのボールに対する一致度の改善、頭の動き及び/又は目の動きの減少、ボールへの集中力の増加、及びパフォーマンスの改善のための眼鏡の他の実施形態の正面図。

図6Aの眼鏡を分解した側面図。

図6Aの眼鏡を分解した背面図。

アスリートのボールに対する一致度の改善、頭の動き及び/又は目の動きの減少、ボールへの集中力の増加、及びパフォーマンスの改善のための眼鏡のデザインの側面図。

図7Aのデザインの正面図。

図7Aのデザインの背面図。

図7Aのデザインの左側面図。

図7Aのデザインの右側面図。

アスリートのボールに対する一致度の改善、頭の動き及び/又は目の動きの減少、ボールへの集中力の増加、及びパフォーマンスの改善のための眼鏡の他のデザインの側面図。

図8Aのデザインの正面図。

図8Aのデザインの背面図。

図8Aのデザインの左側面図。

図8Aのデザインの右側面図。

アスリートのボールに対する一致度の改善、頭の動き及び/又は目の動きの減少、ボールへの集中力の増加、及びパフォーマンスの改善のための眼鏡の他のデザインの側面図。

図9Aのデザインの正面図。

図9Aのデザインの背面図。

図9Aのデザインの左側面図。

図9Aのデザインの右側面図。

ここに開示した発明の上記及び他の特徴を、好ましい実施形態の図を用いて、以下に記載する。本明細書は、特定の様々な実施形態の詳細について明示しているが、本明細書は実例を示すにすぎないものであり、発明を限定するように理解されるべきではない。

定義:「透明」との語は、開口又は透明な材料のいずれかを指す。例えば、各レンズ中の「シースルー」の部分又は開口を指すか、又は、レンズ中において透明度の高い材料を用いることを指す。

「水平方向」とは、眼鏡を装着したときの水平方向を指す(例えば、左側レンズから右側レンズへ向かう方向)。例えば、図1に示す垂直スリット15は、水平方向とは垂直に向いている(例えば、スリットは、垂直方向に向いている)。

本発明は、眼鏡に関し、ユーザーのスポーツ又は運動能力を向上又は改善することを助けるための当該眼鏡の使用方法に関する。

多くのスポーツにおいて、アスリートは、クリティカルな打撃領域内又は「スイートスポット」内にてボールと接触する必要がある。これは、アスリートが頭を動かしたり「ボール」から目を離したりするような通常の注意散漫さに加えて、少ない練習時間しか与えられていない状況では困難である。アスリートの視覚的な集中力を増加させる方法については他に記載されているが、実際には限定的な成功しか得られていない。多くの場合、アスリートは、ボールの「飛行軌道」又は軌道を「追いかける」ために頭を動かし、その結果、ボールを「打つ段階」においてボールへの集中力を減少してしまう。これにより、アスリートはボールへの視覚的な集中力をなくし、その結果、最適でない飛行軌道を描くようなボールの下手な「打撃」へとつながる。ゴルフにおいては、これはパット「ミス」、フェアウエーでのスイングミス、又は「ドライブ」ショット中のボールの「トッピング(topping)」としてよく見られる。

従って、アスリートのトレーニングやアスリートのボールへの集中力を高めるのを助ける方法は、ボールを「見事に」に打ってボールをより好ましい軌道にて目標へと持って行く際のプレーヤーの成功率を向上できる。ゴルフにおいては、このようにボールの集中力を高めることにより、ゴルファーの頭を安定させ、その結果、よりよいスイング、ボールのクリーンヒット、及びよりよい軌道にてボールを所望の目標へ持って行くことにつながる。同様の結果は、飛行中のボールに直接接触するためにプレーヤーが「バット」又はラケットを用いるような野球、クリケット、及びテニスでも期待できる。目とボールとの一致度(eye−ball alignment)を増大させて頭の動き及び/又は目の動きを減少することは、プレーヤーとボールとが絡む多くのスポーツにおいて、共通に必要なことである。

アスリートの視覚を制限し、アスリートの目をボールに集中させることを助ける方法又は装置は、従って、そのようなスポーツにおいて、全体的なパフォーマンスを向上させ、高い達成度を得られる。ここに、アスリートの視野を制限することにより、アスリートのボールへの視覚的な集中力と一致度とを向上させる装置及び方法について述べる。 一般的に、ここに述べる装置は、眼鏡、ゴーグル、バイザー、全てのスポーツ活動中において視力を向上させるためにアスリートが装着するヘッドギア、といった視覚装置の当業者が想到できるような数種類の形態をとることができる。

人の視覚に関する分野において、瞳孔距離(pupillary distance、PD)又は瞳孔間距離(inter−pupillary distance、IPD)は、ミリメーターにて表される、各目の瞳孔の中心間の距離である。この距離は、眼鏡処方箋を作成する際に測定される。瞳孔の中心に対するレンズの位置合わせを正しく行うことは、よい視覚又は視力のために特に重要である。ユーザーのIPDにより合うように調整可能となっていなくてはならないこともまた、例えば、双眼鏡と関連性がある。視覚レンズを瞳孔距離と一致させる能力なしに視覚の位置合わせを行うと、特定の物体を見たときに、像が二重(視覚が二重)になったり、視覚がかすんだりする。

先行技術において、ゴルフ用眼鏡が、米国特許出願公開第2012/0258814号公報(Kayama)(ここに、明細書の一部として援用する)に開示されているが、当該眼鏡はプレーヤーのボールに対する位置合わせに有用であると開示されている。ボールに対するアスリートの体の位置は重要ではあるが、ボールに触れる動作(スウィング)中においては、プレーヤーの目のボールに対する一致度、及び、頭や目の動きを制限することの方がより重要である。ユーザーの瞳孔間距離へと調節可能な制限された視認領域を与えることにより、視覚が最適化され、その結果、視覚の位置合わせ度が改善し、頭や目の動きを減少できるであろう。このことは、先行技術Kayamaには記載されていないことである。

本発明は、スポーツ活動において用いられるボールへのアスリートの目の位置合わせを能動的及び受動的に助けるための手段を有する装置を与える、安価で単純なアプローチに関するものである。アスリートの視野を制限することにより、本発明の視覚装置は、アスリートに対して、視覚的にボールに集中すること、ボールと目とを一致させること、及び頭のボールに対する相対的な位置合わせをさせることに対する改善された方法を提供する。視野を制限することにより、ボールに集中又はボールを「見る」ことに対する能力の向上を達成でき、その結果、アスリートの頭の動きを安定させることができる。このように、視野を制限することにより、ボールの「打撃」を改善でき、そのスポーツ内におけるよりよいパフォーマンスの発揮につながる。本発明の装置は、アスリートに対して減少した視野を与え、ボールに対する視覚の一致度を向上させ、そのスポーツにおけるよりよいパフォーマンスにつなげることができる。

本発明の一見地は、プレーヤーの視野をボールに一致させる助けとなるように、アスリートの視野中に小さな開口を設けることに関する。小さな視覚的な開口を用いることにより、プレーヤーの視覚は視野に制限されボールに集中され、その結果、プレーヤーの目をボールに一致させることができる。このようにして、新しいプレーヤーとしてのアスリートを、ボールへの集中力を高めるように訓練でき、又は、成功した又はプロのアスリートを、ボールの位置への集中力をより高めるよう奨励できる。

図1は、フェースプレート11と、テンプルピース又はアーム12と、レンズ13といった従来の眼鏡部品を含む、本発明の一実施形態に係る眼鏡10の側面図を示す。眼鏡10は、さらに、本発明に係る各レンズ13中に(ユーザーの瞳孔と一致させるために、中心に配置されることが好ましい)、本発明に係る物体(例えば、ゴルフボール)へのユーザーの集中力を改善可能とするスリット開口15を含んでいる。好ましくは、眼鏡10は、レンズ調節ダイヤル17と調節アッセンブリー部品18とを含み、レンズ13をユーザーによって調節可能とすることにより、物体(図示せず)に対するユーザーの集中力を改善するようスリット開口15を位置合わせするために移動させることができる調節アッセンブリーを含む。レンズ13は、好ましくは、ネジ、プラグ、糊、機械的方法(例えば、スナップオン機構)又は他の取付手段によりレンズに取り付けられているレンズ取付部品16を介して、直接的に又は間接的に、調節アッセンブリーに取り付けられ、レンズ取付部品16は、レンズ調節ダイヤル17が回転すると移動する。好ましくは、調節アッセンブリーによるレンズ13の移動により、レンズは、各移動後の位置に可逆的に固定される。 好ましくは、レンズ調節ダイヤル17は漸増的に回転可能であり、好ましくは、ユーザーが細かな調節をできるように、漸増的な移動毎にクリック止めされる。

図2は、レンズ13に取り付け可能とされたレンズ調節プラットフォーム19を分解した状態を示す、図1の眼鏡10の分解側面図である。

図3は、フレームの前部に設けられた調節ダイヤル37と、レンズ取付部品36と、レンズ調節アッセンブリー部品38とを有する、本発明の他の実施形態に係る眼鏡30の前面図である。

図4は、レンズ調節プラットフォーム39を示す、図3の眼鏡30の分解図である。本発明の変形実施形態は、調節ダイヤルが、フレームの側面、フレームの背面、又はフレームの底面に設けられたものを含む。レンズ取付部品36は、プラグ、ネジ、ベルクロ、糊、機械的手段、磁気的手段、又は他の手段によりレンズに取り付けられてもよい。

図5は、調節部品51とレンズ開口55とを有する、本発明の他の実施形態に係る眼鏡50の上面図である。調節部品51は、回転することによりレンズを移動させるダイヤル、ユーザーにより軌道に沿って移動されるハンドル、又は、レンズを移動するか若しくはレンズ中で開口55を移動させる他の機構のいずれかにより構成できる。レンズ開口55は、本発明の各レンズに対して視覚的に区別された視野を与える3つの垂直穴にて示されている。眼鏡50は、装着快適性を改善するために、取り外し可能なテンプルピースパッド56を含んでいてもよい。変形実施形態は、2以上の穴、正方形開口、長方形開口、楕円形開口、三形開口、等を含んでいてもよい。各レンズに対して視覚的に区別される視野を与えるために、異なる透明度を有する材料を用いてもよい。

本発明の他の見地によると、物体(ボール)を「打撃する」又は物体と接触する前にプレーヤーの視野及びボールへの視覚的な集中力を増大させるよう、数個の開口が垂直方向に整列されている。プレーヤーの視野を、垂直方向に整列した複数の開口の組により定義される限られた範囲内の視野とすることにより、プレーヤーを、ボールだけに集中させ、ボールのアスリートに対する姿勢位置に集中させることができる。

本発明の第3の見地によると、プレーヤーの視野内に、狭い垂直方向のスリットが設けられる。 プレーヤーは、この狭い視野又はスリット内からボールを見ざるを得なくなり、その結果、視野をボールに強制的に一致させることが可能となる。プレーヤーの目のボールへの集中による視覚的な位置合わせが一端達成されると、アスリートの頭もボールの位置へと強制的に一致させられる。いかなるアスリートの頭及び/又は目の動きも、ボールへの視覚的な一致を失わせてしまう。従って、集中されるべき視野を制限することにより、頭及び/又は目の動きを減少でき、その結果、ボールを打撃する際のパフォーマンスを改善できる。

第4の見地によると、視覚装置中に視覚的な色の違いを設けることにより、視覚的な明確性を達成することができる。これにより、アスリートは、ボールを見るための「スイート」スポットを見ることができる。色の違いは、視覚装置中で顔料を変えることにより、又は、光学部材を用いて偏光領域を作り出すことにより、達成できる。このように、色、偏光子、又は、光学的な区別を作り出すための他の手段は、特に光学及び視覚装置の分野の当業者にとってよく知られている技術によって、視覚装置にて用いられる。

本発明の第5の見地によると、視覚装置は、眼鏡、ゴーグル、二焦点眼鏡、サングラス、ビューイングバイザー、ヘッドバイザー、又は、アスリートの頭に装着可能な接眼レンズにて構成される。ここに又は先行技術に記載されているように、視覚装置を製造する分野の当業者は、多くの異なる形態を予測できる。本発明のキーとなる特徴は、視覚装置が、視覚の拡張及びスポーツ活動において用いられる物体への視覚的な一致度を改善するための定義された領域を含有していることである。

本発明の第6の見地によると、視覚的に区別される領域の形成は、当業者に知られている又は予測可能なように、眼鏡、ゴーグル、バイザー、接眼レンズ、又は視覚装置中に、外部要素(二重層)及び内部要素(二重層)、又は、1つの構成要素中に1つの領域を設けることにより達成できる。

本発明の第7の見地によると、装置の開口は、特定のスポーツの能力を改善したいと考えている新人アスリート、ジュニアアスリート、若いアスリート、週末アスリート、プロのアスリート、一流のアスリートを訓練するために用いることができる。さらに、本発明は、いかなるスポーツにおいても用いることができるが、ゴルフ、テニス、野球、及び、目と手の位置合わせ能力及び目とボールの位置合わせ能力が成功のカギとなるスポーツにおいて広く受け入れられることが予測される。

本発明の第8の見地によると、ユーザーは、視野中に6個(右側レンズに3個、左側レンズに3個)の小さな開口を有する眼鏡を装着する。装着者は、各レンズの位置を水平方向(左方向、又は、右方向)に移動することにより、装着者に対して6つの開口が1つの視野として合体されるまで、各装着者の瞳孔距離(2つの瞳孔間の距離)に対する開口の位置を調整できる。このような動作は、双眼鏡において使用される動作に似ており、当業者にはよく知られているものである。ゴルフにおいて用いられる場合、ゴルファーは、ゴルフボールの上に立ち、開口を位置合わせして開口中においてボールが1つだけ見えるようにする。開口を位置合わせした後にゴルファーが頭を動かすと、ボールへの視覚的な一致度が失われる。従って、視覚装置は、教習中、トレーニング中、又は実際の試合の場面において用いることができ、ゴルファーに対して、スウィング中にゴルファーの頭を「固定」位置に保持させることを奨励する。

アスリートにとって、トレーニング中、練習中、又は実際の試合中のいずれかにおいて、装置は、目とボールとの一致度を改善し、頭の動き及び/又は目の動きを減少し、「クリーン」なボール打撃の確率を向上させる。ゴルフでは、装置は、特に、パッティング、チッピング、ドライブショットのような、わずかな頭の動きによりボール軌道が良くなくなりパフォーマンスが下がってしまうような場面において用いることができる。本発明の一実施形態において、視覚装置は、各レンズに3つの垂直方向の穴を有する遮光ガラス対である。本発明の第2実施形態において、視覚装置は、各レンズに狭い垂直方向のスリットを有する遮光ガラス対である。各実施形態において、左側レンズと右側レンズの両方は、水平方向にスライド可能であり、これにより、ユーザーの頭に対する視認領域の瞳孔間距離と特定の瞳孔スペース距離の調節が可能となる。瞳孔間スペース距離が最適化されると、目とボールとが一致することにより視力が鮮明になり、アスリートは、視覚がボールに一致した状態を保持するように頭の動きを制限せざるを得なくなる。

このように、本発明の一実施形態は、 (i)眼鏡フレームと、 (ii)眼鏡フレームに取り付けられた右側レンズと左側レンズと、 (iii)調節アッセンブリーと、 を備え、右側レンズと左側レンズは、それぞれ、レンズ中に、視覚的に区別された視野(又は、制限された視野)を与える少なくとも1つの透明領域を備え、調節アッセンブリーは、少なくとも1つの透明領域のそれぞれを、ユーザーの瞳孔及び瞳孔間距離と一致するように水平方向に調節可能な眼鏡に関する。

好ましくは、少なくとも1つの透明領域は、レンズの残りの部分とは明確に区別され、好ましくはレンズの中央に、光透過性を有している。これは、開口(材料がない部分)、垂直方向に並べた開口、光学特性を変化させた材料への変更、又は、1つの材料内に光学密度を異ならせた領域を作り出すことにより達成できる。または、異なる透明色を用いて、レンズの残りの箇所と透明領域とを区別するようにしてもよい。各レンズの当該領域の役割は、装着者の目を物体(例えば、ゴルフボール)に集中させて、例えば、装着者の頭及び/又は目の動きをコントロールすることにある。各レンズの中央の透明又は異色領域により、ユーザーは、自身の視野を1つの物体に集中させることができる。

変形実施形態によると、各レンズの垂直方向、円形又は円形に近い形状の線又はマーキングは、ユーザーの目をボール物体へと一致させる。

好ましくは、当該領域は調節可能である。しかしながら、変形実施形態によると、当該領域のスペースは、ユーザー毎に設定され、寸法が決定される。従って、本発明の他の実施形態は、(a)眼鏡フレームと、(b)眼鏡フレームに取り付けられた右側レンズと左側レンズとを備え、右側レンズと左側レンズは、それぞれ、レンズ中に、ユーザーの瞳孔及び瞳孔間距離と一致させる、視覚的に区別された視野(制限された視野)を与える少なくとも1つの透明領域を備える眼鏡に関する。

他の実施形態は、右側レンズと左側レンズを支持する眼鏡フレームを備え、右側レンズと左側レンズが、それぞれ、ユーザーの瞳孔間距離と一致するよう水平方向に調節可能となることにより、ユーザーに対して視覚的に区別された視野を与えることが可能な少なくとも1つの透明領域を含む眼鏡に関する。

本発明の他の実施形態は、 (i)眼鏡フレームと、 (ii)眼鏡フレームに取り付けられた右側レンズと左側レンズと、 (iii)それぞれが各レンズを保持可能な、可動の、好ましくは、スライド可能な部品を備えた各レンズのための調節アッセンブリーと、 を備え、右側レンズと左側レンズは、それぞれ、視覚的に区別された視野を与える少なくとも1つの透明領域を備え、各可動部品は、各レンズを水平方向に調節可能とすることにより、各透明領域をユーザーの瞳孔と一致させることが可能な眼鏡に関する。

他の実施形態は、右側透明垂直視野領域と左側透明垂直視野領域とを含む眼鏡システムのためのレンズアッセンブリーに関し、右側透明視野領域と左側透明視野領域は、ユーザーの瞳孔及び瞳孔間スペースと一致するように水平方向に調節可能である。好ましくは、各透明垂直視野領域は、眼鏡システムの左側レンズ及び右側レンズの中央に配置される。

好ましくは、スペースは調節可能であり、各個人毎に「固定」できる。すなわち、透明領域間のスペースは調節され、その後、将来の調節を可能とするよう可逆的に固定できる。

他の実施形態は、右側レンズと左側レンズとを備える眼鏡に関し、右側レンズと左側レンズは、それぞれ、視覚的に区別された視野を与える垂直方向に整列された透明領域を備え、垂直方向に整列された透明領域は、少なくとも3つの垂直方向に整列された透明領域を備える。

本発明の実施形態は、以下の好ましい実施形態に係る追加の効果を与えるように、有利に変更できる。

1つの好ましい実施形態によると、眼鏡は、各透明領域を水平方向に調節する調節アッセンブリーを備える。好ましくは、調節アッセンブリーは、各レンズを水平方向に移動させる調節回転ダイヤルを備える。好ましくは、調節アッセンブリーは、各レンズを水平方向に移動させるスライド機構を備える。好ましくは、調節アッセンブリーは、可逆的に調節をその位置に固定可能とされている。具体的には、ユーザーは、レンズを互いにある距離だけ離れた領域へと調節可能であり、ユーザーが再度アッセンブリーを調節するまで、当該調節はその位置に維持される。

他の好ましい実施形態によると、右側レンズと左側レンズは、それぞれ、ユーザーの瞳孔と一致するようスライド可能である。

他の好ましい実施形態によると、右側レンズと左側レンズは、透明領域を除いて不透明である。

他の好ましい実施形態によると、右側レンズと左側レンズは、透明領域を除いて遮光されている。

他の好ましい実施形態によると、右側レンズと左側レンズは、透明領域を発生できる色可変偏光材料を備える。

他の好ましい実施形態によると、各透明領域は、垂直スリット又は少なくとも2つの垂直方向に整列された透明領域を備える。

変形実施形態によると、透明領域は、ユーザーの頭の位置合わせを容易にするマーキングに置き換えられるか、又は、当該マーキングと共に用いられる。

他の好ましい実施形態によると、各透明領域は、最適な視覚的な位置合わせのために、ユーザーの瞳孔間スペース距離に調節可能である。

他の好ましい実施形態によると、装置は、ユーザーの視野内の透明領域によって達成されるユーザーの目とボールとの視覚的な一致度を拡張可能とされている。

他の好ましい実施形態によると、装置は、目とボールとの一致度を拡張し、使用中にユーザーの頭の位置を安定させ、ユーザーの頭及び/又は目の動き量を減少するために、ユーザーが装着可能とされている。

他の好ましい実施形態によると、各透明領域は、ユーザーの目をスポーツ活動において用いられるボールに一致させるために用いられる2以上の垂直透明開口を備える。

他の好ましい実施形態によると、各透明領域は、ユーザーにより目とボールとを一致させるための特別な領域を与える、球形、楕円形、円形、正方形、長方形、三角形、狭いスリット形状からなる群から選択される形状を有する透明領域を備える。

他の好ましい実施形態によると、装置は、スポーツ活動の実行中に眼鏡を装着することにより、当該スポーツ活動におけるユーザーの運動トレーニングやパフォーマンスを拡大させることが可能である。

他の好ましい実施形態によると、透明領域の瞳孔間距離は、ユーザーの瞳孔距離と一致するように独立に調節可能であり、これにより、ボールの1つの明瞭な像を見ることができるようになり、その結果、目とボールとの一致度を増加し、頭及び目の動きを減少させる。

他の好ましい実施形態によると、両方のレンズの透明領域は、視覚装置のユーザーにとって最適な瞳孔間距離を与えるよう水平方向の動きにより独立に位置合わせ可能な狭い垂直スリットである。

他の好ましい実施形態によると、透明領域は、高さが1〜50ミリメートル、幅が1〜20ミリメートルであり、より好ましくは、高さが10〜40ミリメートル、幅が1〜10ミリメートルであり、さらに好ましくは、高さが15〜30ミリメートル、幅が2〜6ミリメートルであり、最も好ましくは、高さが約25ミリメートル(±1mm)、幅が約1ミリメートル(±0.5mm)である。

他の好ましい実施形態によると、透明領域は、高さが30ミリメートル、幅が5ミリメートルであり、ユーザーの瞳孔間距離と一致したときに、高い視力にて1つのボールの像を与える。

他の好ましい実施形態によると、透明領域は、高さが25ミリメートル、幅が3ミリメートルであり、ユーザーの瞳孔間距離と一致したときに、高い視力にて1つのボールの像を与える。

他の好ましい実施形態によると、透明領域は、高さが20ミリメートルで、幅が1ミリメートルであり、ユーザーの瞳孔間距離と水平方向にて一致したときに高い視力にて1つのボールの像を与える。

他の好ましい実施形態によると、透明領域は、外表面上又は内表面上に存在するか、又は、アスリートにより装着される視覚装置中にはめ込まれている。

他の好ましい実施形態によると、装置は、頭に装着する眼鏡、ゴーグル、バイザー、アタッチメント、又は、その他の1ユーザーのための視覚拡張装置である。

他の好ましい実施形態によると、透明領域は、ユーザーの目を隔てているサイズ、形状、及び距離を補償するよう、ユーザーの頭に位置合わせされる。

他の好ましい実施形態によると、装置は、高分子材料にて形成される。

他の好ましい実施形態によると、装置を形成するために用いられる光学高分子材料は、色づけされ、パターニングされ、鏡面化され、偏光化され、又は、ユーザーの特定の視覚的要求のための処理が施されてもよい。

他の好ましい実施形態によると、視覚装置を、頭に装着する眼鏡、ゴーグル、バイザー、アタッチメント、又はその他の視覚拡張装置の形態にて形成するために、低価格のポリカーボネートが用いられる。

本発明の他の実施形態は、アッセンブリーが、各レンズのために、レンズを保持するレンズプラットフォームと、レンズ調節ダイヤルを含むレンズ調節機構と、を備える眼鏡システムに関する。好ましくは、レンズ調節機構は、眼鏡フレームに取り付けられる。好ましくは、レンズプラットフォームは、レンズ調節ダイヤルに取り付けられた歯を有するギヤと相互作用可能な歯を長さ方向に沿って有する細長部材を備え、レンズ調節ダイヤルを回転することにより、プラットフォームをレンズ調節機構に対して移動させるギヤを回転する。好ましくは、レンズプラットフォームとレンズ調節機構の部品は対応する歯を介して連動し、レンズ調節ダイヤルを回転することにより、レンズプラットフォームをレンズ調節機構に対して移動させる。

他の実施形態によると、調節アッセンブリーは、レンズを保持する部品に形成された歯に対応するギヤ歯を有するギヤを有する、少なくとも1つのレンズ調節ダイヤルを備える。好ましくは、レンズ調節ダイヤルは、眼鏡フレーム上面に配置される。好ましくは、レンズ調節ダイヤルは、眼鏡フレーム前面に配置される。好ましくは、レンズ調節ダイヤルは、眼鏡フレーム側面又は背面に配置される。

他の実施形態によると、調節アッセンブリーは、スライド機構と外部ノブとを備え、少なくとも1つの透明領域のそれぞれは、少なくとも1つのレンズ又は少なくとも1つの透明領域を移動させるノブをスライドさせることにより、調節される。好ましくは、ノブは眼鏡フレーム上面、眼鏡フレーム背面、又は眼鏡フレーム前面に配置される。

好ましくは、調節アッセンブリーは、眼鏡フレームの表面上又は眼鏡フレームに取り付けられた第2部品の表面上に形成された歯に対応する歯を有する表面を有し、レンズを保持する第1部品を備え、第1部品と第2部品は、透明領域を眼鏡フレームに対して調節可能とするように、水平方向に互いに対して相対的に移動可能となっている。

他の実施形態によると、右側レンズ及び左側レンズは、眼鏡フレームに挿入可能となっており、それぞれは、レンズを眼鏡のブリッジとアームに固定する細長タブを一端に有するレンズ本体を備える。好ましくは、右側レンズと左側レンズは、眼鏡から取り外し可能となっている。好ましくは、右側レンズと左側レンズは折り曲げ可能となっている。好ましくは、右側レンズと左側レンズは、眼鏡に挿入されるときに折り曲げられる。

図6A〜6Cは、本発明の革新的な特徴と機能とを有する取り外し可能なレンズ63を含む、本発明の一実施形態に係る眼鏡システム61を示す。図6Aは、眼鏡フレーム62に挿入された取り外し可能なレンズ63(従来の眼鏡レンズを含む)を示す正面図である。各取り外し可能なレンズ63は、各レンズに対して視覚的に区別された視野を与える、本発明に係る3つの垂直開口65を備える。各レンズ63は、ブリッジ67中に挿入された細長つまみ66を用いて、眼鏡に取り付けられる。好ましくは、各レンズ63は、水平方向の移動により互いに近接又は離反させることにより、手動にて調節可能となっている。好ましくは、各レンズ63のブリッジ67に近い方の一端は、機械的手段、磁気的手段、ベルクロ(登録商標)、又は類似の手段のいずれかにて、眼鏡フレームに可逆的に取り付けられる。好ましくは、各レンズ63の他端は、機械的手段、磁気的手段、ベルクロ(登録商標)、類似の手段、又は、レンズ63の形状のいずれかにより、眼鏡フレーム62の側面64に取り付けられる。図6Bは、図6Aの眼鏡システム61の側面図である。図6Cは、図6Aの眼鏡システム61の背面図である。

本発明の他の実施形態は、それぞれが、レンズ内に視覚的に区別された視野を与える少なくとも1つの透明領域を有する右側レンズと左側レンズとを備え、右側レンズと左側レンズは、眼鏡フレームに挿入可能となっており、透明領域をユーザーの瞳孔間距離と一致するように水平方向に調節可能となっている眼鏡レンズシステムに関する。一つの好ましい実施形態は、1以上のコンテナ中に、レンズと、本発明の使用方法を記載した取扱説明書とを備えるキットに関する。他の好ましい実施形態によると、レンズは、機械的手段(例えば、フック)、磁気的手段、又は他の取付手段のいずれかにてユーザーの眼鏡フレームに取り付けられる、「クリップ式」又は「押下式」のレンズである。

本発明の他の見地は、個人のパフォーマンスを改善するための本発明の眼鏡の使用方法に関するものである。

一実施形態は、ユーザーが眼鏡を装着することと、垂直方向に整列された透明領域間の距離をユーザーの瞳孔間距離と一致するように調節することと、眼鏡を用いて目とボールとの一致度を改善させてスポーツ活動に参加することと、を備える本発明の眼鏡の使用方法に関するものである。

本発明の他の実施形態は、それぞれが視覚的に区別された視野を与える垂直方向に整列した透明領域を備える右側レンズと左側レンズとを備えた眼鏡の使用方法に関し、当該方法は、垂直方向に整列した透明領域を水平方向にて調節することにより、ユーザーの頭に対する視認領域の瞳孔間距離及び特定の瞳孔スペース距離を調整可能とし、その結果、ボールに対する視覚的な一致度を維持するよう、ユーザーに対して頭の動きを抑制させることを備える。

一つの好ましい実施形態によると、方法は、視覚位置合わせ装置を装着することにより、当該視覚装置を装着したアスリートの頭の動き及び/又は目の動きを減少し、スポーツにおけるパフォーマンスを増大させることを備える。

他の好ましい実施形態によると、方法は、ユーザーが各レンズの視認領域をアスリートの瞳孔間距離に独立に一致させて、ボールの1つの像を与える視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを改善することを備える。この位置合わせにより、アスリートの目のボールへの一致度を増大し、頭の動き及び/又は目の動きを大幅に減少できる。

他の好ましい実施形態によると、方法は、視覚位置合わせ装置を装着することにより、アスリート又は当該視覚拡張装置を装着したプレーヤーの頭の動き及び/又は目の動きを減少し、新人アスリート又はジュニアアスリートのパフォーマンスを改善することを備える。

他の好ましい実施形態によると、方法は、球形、正方形、長方形、三角形、又はスリット形状の垂直開口を備える頭部装着眼鏡にて構成される視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを改善又は増大することを備える。

他の好ましい実施形態によると、方法は、垂直透明開口を有する眼鏡のような視覚位置合わせ装置を装着して目とボールとの一致度を改善し、頭の動き及び/又は目の動きを減少することにより、若いアスリートを教習又はトレーニングすることを備える。

他の好ましい実施形態によると、方法は、頭に装着した眼鏡の狭い垂直スリットを水平方向にて調節後に、視覚拡張装置を装着したアスリート又はプレーヤーの頭の動き及び/又は目の動きを減少できる視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを増大させること、を備える。

他の好ましい実施形態によると、方法は、頭に装着した眼鏡の垂直球形開口を水平方向にて調節後に、視覚拡張装置を装着したアスリート又はプレーヤーの頭の動き及び/又は目の動きを減少できる視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを増大させること、を備える。

他の好ましい実施形態によると、方法は、外部層である垂直開口、内部層である垂直開口、又は視覚位置合わせ装置又は眼鏡に埋め込まれた垂直開口を有する頭装着眼鏡を備える視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを増大させること、を備える。

他の実施形態は、左側及び右側レンズを水平方向に位置合わせして、視認領域の瞳孔間距離を、ユーザーの頭及び特定の瞳孔スペース距離に調節可能とする、頭装着視覚装置の使用方法に関する。瞳孔間スペース距離が最適化されて目とボールとが一致すると、視力が明瞭となり、アスリートは、そのボールに対する視覚的な一致度を保持するために、頭の動き及び/又は目の動きを制限せざるを得なくなる。好ましくは、方法は、視覚位置合わせ装置を装着して、視覚装置を装着したアスリートの頭の動きを減少することにより、スポーツのパフォーマンスを増大させることを備える。好ましくは、ユーザーが各レンズの視認領域を独立にアスリートの瞳孔間距離と一致させることでボールの1つの像を与える視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを増大させることを備える。このような位置合わせにより、アスリートの目とボールとの一致度を向上し、頭の動き及び/又は目の動きを大きく減少できる。好ましくは、方法は、視覚拡張装置を装着したアスリート又はプレーヤーの頭の動き及び/又は目の動きを減少できる視覚位置合わせ装置を装着することにより、新人アスリート又はジュニアアスリートのパフォーマンスを増大させることを備える。好ましくは、方法は、球形、正方形、長方形、三角形、又はスリットである垂直開口を有する頭に装着する眼鏡を備える視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを増大させることを備える。好ましくは、方法は、垂直方向の透明開口を有する眼鏡などの視覚位置合わせ装置を装着したときに、目とボールとの一致度を改善し、頭の動き及び/又は目の動きを減少することにより、若いアスリートを教習又はトレーニングすることを備える。好ましくは、方法は、頭に装着する眼鏡の狭い垂直スリットを水平方向にて調節した後、視覚拡張装置を装着したアスリート又はプレーヤーの頭の動き及び/又は目の動きを減少可能な視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを増大させることを備える。好ましくは、方法は、頭に装着する眼鏡の垂直方向の球形開口を水平方向にて調節した後、視覚拡張装置を装着したアスリート又はプレーヤーの頭の動き及び/又は目の動きを減少可能な視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを増大させることを備える。好ましくは、方法は、外部層である垂直開口、内部層である垂直開口、視覚位置合わせ装置又は眼鏡に埋め込まれた垂直開口を有する頭に装着する眼鏡を備える視覚位置合わせ装置を装着することにより、スポーツのパフォーマンスを増大させることを含む。

本発明の好ましい実施形態において、アスリートは、調節可能な瞳孔間距離(IPD)を狭い垂直方向の視認領域内に調節可能な視覚窓を有する位置合わせ眼鏡を装着する。両方のレンズの垂直視認領域の位置合わせにより、IPDがアスリート用に最適化されたときに、アスリートは、ボールの明確な「1つの」像を見ることができる。この位置合わせにより、アスリートは、頭の位置を固定の視覚位置に保持せざるを得なくなる。このようにして、視覚の位置合わせと視覚は、使用中及びボールとの接触時に、頭の動き及び/又は目の動きを減少させる必要性を強化できる。

好ましい実施形態において、各レンズにおける垂直視認領域の寸法は、垂直高さが30ミリメートル(30mm)以下、垂直開口の幅が5ミリメートル(5mm)以下である。最も好ましい実施形態において、各レンズの垂直視認領域は、垂直寸法が20ミリメートル(20mm)で、透明開口の視認幅が1ミリメートル(1mm)である。本発明のキーとなる要素、及び、ここに記載した変形実施形態の全ては、独立に透明視認領域をユーザーの瞳孔間距離に一致させて、ボールの明確な「1つの」像を見ることを可能とする。 これは、次に、目とボールとの一致度を増加し、アスリートによる使用中における頭の動き及び/又は目の動きを減少できる。

アスリートにとって、トレーニング中、練習中、又は、実際の試合中に、装置は、目のボールに対する一致度を向上し、頭の動き及び/又は目の動きを減少し、「クリーン」なボール打撃の確率を増加させる。ゴルフでは、装置は、わずかな頭の動き及び/又は目の動きによりボールの飛行が理想的なものでなくなりパフォーマンスの低下を招くような、パッティング、チッピング、ドライブショットにおいて特に使用できる。この発明の1つの実施形態において、視覚装置は、各レンズに3つの垂直穴を有する遮光ガラス対である。本発明の第2実施形態において、視覚装置は、各レンズ中に狭い垂直スリットを有する遮光ガラス対である。各実施形態において、左側レンズ及び右側レンズは両方、水平方向にスライド可能であり、その結果、視認領域の瞳孔間距離を、ユーザーの頭及び特定の瞳孔のスペース距離に調節できる。瞳孔間スペース距離を最適化して目とボールとが一致すると、視力が明確になり、アスリートは、ボールに対する最適な視覚的な一致度を保持するよう、アスリートの頭の動き及び/又は目の動きを抑制せざるを得なくなる。

図7〜9は、本発明に係る眼鏡システムの装飾デザインを示す。

図7Aは、本発明の一実施形態に係る1つの装飾デザインの側面図である。図7Bは、図7Aのデザインの正面図である。図7Cは、図7Aのデザインの背面図である。図7Dは、図7Aのデザインの左側面図である。図7Eは、図7Aのデザインの右側面図である。本発明に係る変形装飾デザインは、破線にて示したテンプルピースの端部に設けられた3つの垂直線を有する図7A〜Eのデザインを含む。本発明に係る他の変形装飾デザインは、破線にて示したブリッジ上又はブリッジ全体に設けられた水平デザインを有する図7A〜Eのデザインを含む。本発明に係る他の変形装飾デザインは、破線にて示したテンプルピースを有する図7A〜Eのデザインを含む。本発明に係る追加の変形装飾デザインは、破線にて示した2つの取付穴を有する図7A〜Eのデザインを含む。 本発明に係る追加の変形装飾デザインは、各レンズに、(図9A〜9Eと類似している)2つ、3つ、4つ、又は5つの垂直開口に置き換えられる垂直スリット開口を有する図7A〜Eのデザインを含む。

図8Aは、本発明の他の実施形態に係る他の装飾デザインの側面図である。図8Bは、図8Aのデザインの正面図である。図8Cは、図8Aのデザインの背面図である。図8Dは、図8Aのデザインの左側面図である。図8Eは、図8Aのデザインの右側面図である。本発明に係る変形装飾デザインは、破線にて示した前面眼鏡フレームと、実線にて示した垂直穴のみと、調節ダイヤルと、を有する図8A〜Eのデザインを含む。本発明の追加の変形装飾デザインは、破線にて示した2つの取付穴を有する図7A〜Eのデザインを含む。本発明に係る追加の変形装飾デザインは、各レンズに、(図9A〜9Eに示す3つの開口に類似している)2つ、3つ、4つ、又は5つの垂直開口に置き換えられる垂直スリット開口を有する図8A〜Eのデザインを含む。

図9Aは、本発明の他の実施形態に係る他の装飾デザインの側面図である。図9Bは、図9Aのデザインの正面図である。図9Cは、図9Aのデザインの背面図である。図9Dは、図9Aのデザインの左側面図である。図9Eは、図9Aのデザインの右側面図である。本発明に係る変形装飾デザインは、破線にて示した前面眼鏡フレームと、実線にて示した垂直穴のみとダイヤルとを有する図9A〜Eのデザインを含む。本発明に係る追加の変形装飾デザインは、破線にて示した2つの取付穴を有する図9A〜Eのデザインを含む。 本発明に係る追加の変形装飾デザインは、各線に、2つ、4つ、又は5つの垂直開口、又は、形状が円形、楕円形、長方形、正方形、三角形、又は延長形状の開口に置き換えられる3つの開口を有する図9A〜Eのデザインを含む。

本発明に係るさらなる変形デザインは、眼鏡フレームの前面、背面、又は側面に設けられた調節ダイヤルを有する上記に記載のデザインを含む。

図7〜9又は上記の破線は、単に、デザインの環境を例示したに過ぎず、クレームされたデザインの一部ではない。破線は、例示を目的としたものであり、クレームされたデザインの一部を形成しない。また、図中のシェーディング(shading)は、輪郭を示す目的で設けられているだけであり、光沢や、つやなどを示唆させるものではない。

本発明の他の実施形態は、当業者によって想像されてもよく、眼科学及び視覚科学における技術的改善によって予測される。垂直方向の視認領域を作製する他の方法は、当業者によって想像されても良い。

本発明の特定の実施形態に対して本発明を述べたが、上記の教示に照らして当業者にとって自明と考えられる多数の変形や変更が存在する。従って、添付の請求項の範囲内にて、特に上記に示したもの以外の形態にて本発明を実施してもよいことは、理解されるべきである。

添付の請求項について、特記しない限りは、「第1」との用語は、それ自体、「第2」も存在することを必要とはしない。ここに詳細に記載した特定の組成、形態、製品、及び方法により、本発明の上記の目的及び効果は完全に達成できるが、これらは、本発明の現段階における好ましい実施形態であり、従って、本発明によって広く予期できる主題の代表例であり、また、本発明の範囲は、当業者にとって自明となりうる他の実施形態を全て含み、従って、請求項中でそのように記載しない限りは、要素を単数にて参照することは「1以上」を意味し「1及び1のみ」を意味しない添付の請求項以外によって、本発明の範囲は限定されるものではない、ことは理解されるべきである。

本発明の変更や変形は、上記の教示によってカバーされ、また、本発明の趣旨及び意図した範囲を超えない範囲で、添付した請求項の範囲内にあることは、理解できるであろう。

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