メガネ型通信装置

申请号 JP2006515395 申请日 2005-09-05 公开(公告)号 JPWO2006028045A1 公开(公告)日 2008-05-08
申请人 株式会社テムコジャパン; 发明人 若林 哲夫; 哲夫 若林; 武田 猛; 猛 武田;
摘要 【課題】普通のメガネと同じ感覚で装着でき、長時間使用しても疲労感、不快感を感ずることがなく、デザイン的にも優れたものとなし得るメガネ型通信装置を提供することを課題とするものであって、メガネの体裁の通信装置であって、アンプ回路及びバッテリーを含む通信装置本体7と切り離された骨伝導スピーカー3が、テンプル2又は 耳 あて4に装備されて耳珠10又は耳珠10の少し前方の顎関節付近に当接可能に支持され、テンプル2又は耳あて4に通信装置本体7から延びるケーブル8の接続部5が配設されている。
权利要求
  • メガネの体裁の通信装置であって、アンプ回路及びバッテリーを含む通信装置本体と切り離された骨伝導スピーカーが、テンプル又は耳あてに装備されて耳珠又は耳珠の少し前方の顎関節付近に当接可能に支持され、前記テンプル又は耳あてに前記通信装置本体から延びるケーブルの接続部が配設されていることを特徴とするメガネ型通信装置。
  • 前記テンプル又は耳あての前記骨伝導スピーカー装備部分は、装着時に耳珠又は耳珠前方部に向かうように下方に湾折曲されている請求項1に記載のメガネ型通信装置。
  • 前記テンプルの少なくとも前記骨伝導スピーカーを装備する部分は、弾性材で構成されている請求項1に記載のメガネ型通信装置。
  • 前記骨伝導スピーカーは、前記テンプルから延びる弾性アームの端部に取り付けられている請求項1に記載のメガネ型通信装置。
  • 前記骨伝導スピーカーは、耳垂を取り巻くように延長された前記耳あての端部に取り付けられている請求項1に記載のメガネ型通信装置。
  • 前記テンプルにマイクロホンが組み込まれた請求項1に記載のメガネ型通信装置。
  • 前記マイクロホンは、骨伝導マイクロホンである請求項6に記載のメガネ型通信装置。
  • 前記通信装置本体から延びるケーブルの接続部が左右双方の前記耳あての先端部に設けられ、前記接続部に接続された前記ケーブルが首掛けの機能をも果たし得る請求項1に記載のメガネ型通信装置。
  • 说明书全文

    本発明はメガネ型通信装置、より詳細には、補聴器として、あるいは、通信機器のハンズフリー通話用等として使用するのに好適なメガネ型通信装置に関するものである。

    近年、携帯電話の普及に伴い、例えば、運転中や両手で作業しながらの通話が可能なハンズフリー通話ユニットの需要が高まってきている。 また、補聴器の発達に伴い、需要者の補聴器に求めるクオリティも高くなり、特に、補聴器として目立たず、且つ、機能性に優れた商品が求められている。

    従来、上記のような携帯電話等のハンズフリー通話用として、あるいは、補聴器の一形態として、送受話機能又は受話機能を備えるメガネ型通信装置が提案されている。 その内、実際製品化されているのは、メガネのあてにスピーカーマイクロホン、並びにこれらの駆動回路やバッテリー等を内蔵した補聴器である(図4参照)。

    実用新案登録第3073073号公報

    実用新案登録第3077384号公報

    このように従来の送受話機能又は受話機能のみを備えるメガネ型通信装置の場合は、耳あてに各種回路やバッテリー等を内蔵することから、耳あてはかなり大きく且つ重いものとならざるを得ない。 そのため、耳あてを支える耳への接触圧も強くなることから、長時間装着すると疲労感、不快感が大きくなるという問題がある。 それだけでなく、耳あての肥大化に伴って違和感のある外観となるため、他人の視線を集めやすく、装着に抵抗があるという大きな問題がある。

    本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、普通のメガネと同じ感覚で装着でき、長時間使用しても疲労感、不快感を感ずることがなく、デザイン的にも優れたものとなし得るメガネ型通信装置を提供することを課題とする。

    上記課題を解決するために請求項1に係る発明は、メガネの体裁の通信装置であって、アンプ回路及びバッテリーを含む通信装置本体と切り離された骨伝導スピーカーが、テンプル又は耳あてに装備されて耳珠又は耳珠の少し前方の顎関節付近に当接可能に支持され、前記テンプル又は耳あてに前記通信装置本体から延びるケーブルの接続部が配設されていることを特徴とするメガネ型通信装置を提唱する。

    好ましくは、前記テンプル又は耳あての前記骨伝導スピーカー装備部分は、装着時に耳珠又は前記耳珠前方部に向かうように下方に湾折曲され、前記テンプルの少なくとも前記骨伝導スピーカーを装備する部分は、弾性材で構成されている。

    また、好ましくは、前記骨伝導スピーカーは、前記テンプルから延びる弾性アームの端部に取り付けられ、あるいは、耳垂を取り巻くように延長された前記耳あての端部に取り付けられる。

    更に好ましくは、前記テンプルにマイクロホンが組み込まれ、前記マイクロホンは、気導マイクロホン又は骨伝導マイクロホンとされ、また、前記通信装置本体から延びるケーブルの接続部が左右双方の前記耳あての先端部に設けられ、前記接続部に接続された前記ケーブルに首掛けの機能をも果たさせるようにする。

    本発明においては、アンプ回路及びバッテリーを含む通信装置本体と別体とされたマイクロホン及び骨伝導スピーカーのみがメガネの一部に取り付けられるため、全体が軽量で装着時におけるバランスも安定し、長時間使用しても疲労感、不快感が少なく、その形状にも自由性があるので、デザイン的にも優れたメガネ型通信装置を提供することができる。

    また、装着時に耳孔が塞がれないため、常時装着していても日常生活に全く支障がなく、車運転時にも安全に使用でき、更に、気導マイクロホンに代え、骨伝導マイクロホンをテンプルのこめかみ当接部付近に設ける構成にすることにより、装着性や外観を損なうことなく、収音音声を高音質化することができる効果がある。

    前記通信装置本体から延びるケーブルの接続部が左右双方の前記耳あての先端部に設置されることにより、前記ケーブルに首掛けの機能をも果たさせることができる。

    以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。 図示したものは送受話機能を有する本発明に係るメガネ型通信装置であって、メガネの体裁をしていて、マイクロホン1が取り付けられるテンプル2と、骨伝導スピーカー3が取り付けられる耳あて4と、耳あて4の先端に形成される入出端子5と、上記各部以外の普通のメガネと同じ機能を果たす部品(前枠、レンズ等)とで構成される。

    骨伝導スピーカー3は、音声を骨伝導音として伝達するものであって、本装置の装着時に耳の周辺、好ましくは、耳珠10、あるいは、耳珠10の少し前方の顎関節付近に当接するように支持される。 かくして骨伝導スピーカー3から出た音は、空気の振動によらずに骨導音として聴器官に伝達され、周囲騒音が混入することなく聴取される。

    骨伝導スピーカー3を耳珠10又は顎関節付近に当接させるための構成として、図1に示す例では、骨伝導スピーカー3を内蔵する耳あて4の前方部が下方に湾曲し、テンプル2も耳あて4の前端部に向かって下方に湾曲している。 この場合、耳あて4の骨伝導スピーカー収納部をシリコン、ゴム等の弾性材で構成し、あるいは、弾性材を定着することがある。

    図2に示す例では、テンプル2から弾性アーム6が延ばされ、その先端に骨伝導スピーカー3が取り付けられる。 弾性アーム6は、骨伝導スピーカー3が耳珠10又は顎関節付近に当接するように、湾折曲される。

    図3に示す例では、耳あて4の先端が、耳垂11を取り巻いて耳珠10又は顎関節付近に向かうように延長され、その延長部4aの先端に骨伝導スピーカー3が取り付けられる。

    マイクロホン1は、気導式であってもよいし、骨伝導マイクロホンであってもよい。 図示したものは、いずれも気導マイクロホンであって、骨伝導マイクロホンを用いる場合はそれよりも耳側、即ち、骨伝導スピーカー3に近い耳珠又は顎関節付近に設置される。 骨伝導マイクロホンを用いる場合使用者の発声音は、骨導音として骨伝導マイクロホンによってピックアップされ、電気信号に変換されて送信される。 この場合も周囲騒音はピックアップされず、使用者の発生音のみが送信されるので、相手方はそれを明瞭に聴取することができる。

    マイクロホン1をヒンジよりも手前に設置することにより、前枠に対してテンプル2の折畳みが可能となる。

    なお、マイクロホン1及び/又は骨伝導スピーカー3は、ハウリングを防止するために、適宜弾性体を介して取り付けることが好ましい。

    本発明に係るメガネ型通信装置では、メガネのテンプル2及び/又は耳あて4にマイクロホン1及び骨伝導スピーカー3のみが装備され、それ以外のそれらを動作させるのに必要なアンプ回路、バッテリー、補聴器用、通信機器用の回路等を含む通信装置本体7は別体とされ、マイクロホン1と骨伝導スピーカー3とは、ケーブル8を介して接続される。 ケーブル8は、耳あて4に配備された入出力端子5に接続される。 ケーブル8は、送受話信号の伝達、及び電源用のケーブルである。

    マイクロホン1及び骨伝導スピーカー3から出るリードは、テンプル2並びに耳あて4内を通って入出力端子5に接続されている。

    入出力端子5を左右の耳あて4の先端に設ける場合は、そこに接続されるケーブル8を首の後側に回すことが容易となり、ケーブル8でループを作ることにより、メガネを支持する首掛けの機能を果たさせることが可能となる。 勿論入出力端子5を耳より前方に配置し、ケーブル8を下に垂らすようにしてもよい(図中仮想線参照)。 なお、通信装置本体7は、胸ポケットに収納したり、首に下げたりして携行する。

    この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。

    本発明に係るメガネ型通信装置の実施形態を示す図である。

    本発明に係るメガネ型通信装置の別の実施形態を示す図である。

    本発明に係るメガネ型通信装置の更に別の実施形態を示す図である。

    従来のメガネ型通信装置の形状例を示す図である。

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