Glasses component mounting system

申请号 JP2011552039 申请日 2010-01-14 公开(公告)号 JP2012519302A 公开(公告)日 2012-08-23
申请人 オークリー インコーポレイテッド; 发明人 タズバズ,エロル; トラン,アン; ブ,マーク; カルステン モリッツ,ハンス;
摘要 フレームと、少なくとも第1のレンズと、少なくとも第1のテンプルとを含むことができるメガネ部品装着システムが提供される。 第1のテンプルは、フレームから背後へ伸びて、前方端と、後方端とを画定する。 第1のテンプルの前方端は、第1のテンプルが収納 位置 と、展開位置との間で枢動式に可動であることができるように、フレームにヒンジ式に結合することができる。 第1のテンプルは、アイウェア部品を、第1のテンプルが収納位置にあるときは保持ゾーンから取り外す又は保持ゾーン上に着座させることができるように尚且つ第1のテンプルが展開位置にあるときは保持ゾーン上に保持することができるように受け入れるように構成された、保持ゾーンを含むことができる。
权利要求
  • メガネ部品装着システムであって、
    少なくとも1本のテンプルと、フレームとを含むメガネであって、前記テンプルは、前記フレームにヒンジ式に結合され、収納位置と、展開位置との間で可動であり、前記テンプルは、可動部分と、不動部分とを含み、前記不動部分は、前記可動部分を前記不動部分に可動式に結合された状態で、前記フレームに結合され、前記可動部分は、ロック位置と、着脱位置との間で可動であり、前記テンプルは、前記可動部分と、前記不動部分とによって形成される保持ゾーンを含む、メガネと、
    前記テンプルの前記保持ゾーンの中に受け入れ可能な着脱式の部品であって、前記着脱式の部品は、前記可動部分が前記ロック位置にあるときに、前記テンプルの前記保持ゾーンの中に保持され、前記着脱式の部品は、前記可動部分が前記着脱位置にあるときに、前記テンプルの前記保持ゾーンに出入りするように移動可能である、着脱式の部品と、
    を備えるメガネ部品装着システム。
  • 請求項1に記載のメガネ部品装着システムであって、
    前記テンプルが前記展開位置にあるときに、前記可動部分は前記ロック位置に維持される、メガネ部品装着システム。
  • 請求項2に記載のメガネ部品装着システムであって、
    前記可動部分は、係合表面を含み、前記フレームは、当接表面を含み、前記係合表面は、前記テンプルが前記展開位置にあるときに、前記可動部分を前記ロック位置に維持するために前記当接表面に接触する、メガネ部品装着システム。
  • 請求項3に記載のメガネ部品装着システムであって、
    前記可動部分は、前記可動部分が前記着脱位置にあり尚且つ前記テンプルが前記収納位置にあるときに前記係合表面が前記当接表面に接触するように構成される、メガネ部品装着システム。
  • 請求項4に記載のメガネ部品装着システムであって、
    前記テンプルが前記収納位置から前記展開位置へ移動する際に、前記係合表面は、前記可動部分が前記着脱位置から前記ロック位置に向かって駆り立てられるように前記当接表面に接触する、メガネ部品装着システム。
  • 請求項1に記載のメガネ部品装着システムであって、
    前記可動部分は、前記テンプルに相対的にスライド可能であり、前記不動部分は、前記フレームに取り付けられる、メガネ部品装着システム。
  • 請求項6に記載のメガネ部品装着システムであって、
    前記不動部分は、前記フレームに取り付けられた基幹要素を含み、前記基幹要素は、前記テンプルの前記不動部分に相対的な前記可動部分のスライド移動を可能にするために、前記テンプルの前記可動部分に係合する、メガネ部品装着システム。
  • 請求項1に記載のメガネ部品装着システムであって、
    前記可動部分及び前記不動部分は、それぞれ、係合要素を含み、前記着脱式の部品は、更に、係合要素を含み、前記可動部分及び前記不動部分の前記係合要素は、前記着脱式の部品が前記テンプルの前記保持ゾーンの中に配され尚且つ前記可動部品が前記ロック位置にあるときに前記着脱式の部品の前記係合要素に係合するように構成される、メガネ部品装着システム。
  • メガネであって、
    少なくとも1つのレンズサポートを画定するフレームと、
    前記レンズサポートによって支えられる少なくとも第1のレンズと、
    前記フレームから背後へ伸びる少なくとも第1のテンプルであって、前記第1のテンプルは、前方端と、後方端とを画定し、前記第1のテンプルの前記前方端は、前記フレームにヒンジ式に結合され、前記第1のテンプルは、収納位置と、展開位置との間で可動であり、前記第1のテンプルは、アイウェア部品を、前記第1のテンプルが前記収納位置にあるときは前記保持ゾーンから取り外す又は前記保持ゾーン上に着座させることができるように尚且つ前記第1のテンプルが前記展開位置にあるときは前記保持ゾーン上に保持することができるように受け入れるように構成された、保持ゾーンを含む、少なくとも第1のテンプルと、
    を備えるメガネ。
  • 請求項9に記載のメガネであって、更に、
    アイウェア部品を備え、前記アイウェア部品は、装飾品、電子モジュール、及び前記第1のテンプルに沿って形成された区画を封じるように構成されたカバーの少なくとも1つを含む、メガネ。
  • 請求項10に記載のメガネであって、
    前記電子モジュールは、メモリストレージモジュール、バッテリ、及びトランシーバの少なくとも1つを含む、メガネ。
  • 請求項9に記載のメガネであって、更に、
    アイウェア部品を備え、前記アイウェア部品の前方端は、前記第1のテンプルが前記展開位置にあるときに前記アイウェア部品が第1のテンプル上に保持されるように前記フレームに当接する、メガネ。
  • 請求項12に記載のメガネであって、
    前記アイウェア部品は、係合部分を含み、前記第1のテンプルは、係合構造を含み、前記アイウェア部品の前記係合部分は、前記第1のテンプルが前記収納位置にあるときに前記第1のテンプルの前記係合構造と相互に結合可能であり、前記係合部分は、前記第1のテンプルの前記係合構造に係合するまで前記第1のテンプルに沿って後方方向にスライド可能であり、尚且つ前記第1のテンプルに沿った前方への移動の際は前記係合構造から切り離し可能である、メガネ。
  • 請求項9に記載のメガネであって、
    前記第1のテンプルの前記保持ゾーンは、係合構造を含み、前記係合構造は、前記アイウェア部品が前記保持ゾーン上に着座しているときに前記アイウェア部品の一部分と相互に結合するように構成される、メガネ。
  • 請求項9に記載のメガネであって、
    前記第1のテンプルは、可動部分を含み、前記可動部分は、前記第1のテンプルに取り付けられ、開放構成と、閉じ構成とを画定するために前記第1のテンプルに沿って並進可能であり、前記開放構成は、前記保持ゾーン上への前記アイウェア部品の着座を促し、前記閉じ構成は、前記保持ゾーン内での前記アイウェア部品の保持を提供する、メガネ。
  • 说明书全文

    本発明は、総じて、アイウェアのための装着システムに関する。 より詳細には、本発明は、メガネフレームに装飾的な又は機能的な部品を装着するための方法と装置とに関する。

    アイウェア産業は、無数のメガネデザインを開発してきた。 これらのデザインのなかには、光学性能を提供するのみならず、更なる機能性も提供するものがある。 アイウェアにおけるファッション傾向は、近年、無駄のないワイヤ製のバージョンから、より大きく、より幅広で、且つ多くはより高度に装飾されたものへと移行してきた。

    デザイン的な傾向に加えて、スポーツ用のカジュアルアイウェアは、更なる機能性及び小道具類も組み込みはじめた。 例えば、多くのアイウェア製品は、今では、Bluetooth(登録商標)又はMP3の機能性を提供する搭載エレクトロニクスを提供している。

    上記にもかかわらず、基本のメガネフレームに対する二次的な部品の容易な取り付け及び切り離しを可能にする着脱式の取り付けシステムが依然として求められている。

    本発明は、アイウェア産業に更なる大変革をもたらす様々な新しいメカニズム、アイウェア製品、ペアリングツール、及び方法を開示する。 例えば、本明細書で開示される一部の実施形態の実装形態は、選択された様々なアイウェア部品によって着用者が自身のメガネを自らカスタマイズすること及び操作することを可能にする。 このようなアイウェア部品の幾つかの例として、装飾的なマーク及び構造、並びに電子的な及びその他の機能的な部品などが挙げられる、

    現在、アイウェア産業では、消費者は、様々なデザイン、カラー、部品、又はその他の特徴の任意を有する組み立て済みのメガネを選べるであろう。 これは、擬似的にカスタマイズされた最終製品を提供するが、このようなメガネは、消費者への引き渡し後にこれ以上の操作又は変更を加えることはできないのが通常である。 例外の1つが、消費者がメガネのレンズ及び/又はノーズピースを取り外したり交換したりすることができるメガネである。 それでもなお、当該分野では、着用者の好みに基づいてメガネが固有に且つ/又は繰り返し変更されることを可能にするモジュラ式のシステムが求められている。

    本明細書では、メガネと、着脱式の部品とを含むメガネ部品装着システムが提供される。 メガネは、少なくとも1本のテンプルと、フレームと称されるレンズサポートとを含むことができる。 テンプルは、収納位置と、展開位置とを画定するために、フレームにヒンジ式に結合することができる。 テンプルは、少なくとも1つの可動部分と、不動部分とを含むことができる。 不動部分は、可動部分を可動式に結合された状態で、フレームに結合することができる。 可動部分は、ロック位置と、着脱位置との間で可動であることができる。 テンプルは、可動部分と、不動部分とによって形成される保持ゾーンを含むことができる。

    着脱式の部品は、テンプルの保持ゾーンの中に受け入れ可能であることができる。 例えば、着脱式の部品は、可動部分がロック位置にあるときに、テンプルの保持ゾーンの中に保持することができる。 更に、着脱式の部品は、可動部分が着脱位置にあるときに、テンプルの保持ゾーンに出入りするように移動可能であることができる。

    メガネは、随意として、テンプルが展開位置にあるときに、可動部分がロック位置に維持されえるように構成することができる。 更に、可動部分は、係合表面を含むことができ、フレームは、当接表面を含むことができる。 係合表面は、テンプルが展開位置にあるときに、可動部分をロック位置に維持するために当接表面に接触することができる。 また、可動部分は、可動部分が着脱位置にあり尚且つテンプルが収納位置にあるときに係合表面が当接表面に接触するように構成することができる。 更に、テンプルが収納位置から展開位置へ移動する際に、係合表面は、可動部分が着脱位置からロック位置に向かって駆り立てられるように当接表面に接触することができる。

    可動部分は、随意として、テンプルに相対的にスライド可能であることができる。 更に、不動部分は、フレームに取り付けることができる。 このような実施形態では、不動部分は、フレームに取り付けられた基幹要素を含むことができる。 基幹要素は、テンプルの不動部分に相対的な可動部分のスライド移動を可能にするために、テンプルの可動部分に係合することができる。

    メガネ部品装着システムは、随意として、可動部分が第1の係合要素を含みえるとともに不動部分が第2の係合要素を含みえるように構成することができる。 着脱式の部品は、更に、第3及び第4の係合要素を含むことができる。 着脱式の部品がテンプルの保持ゾーンの中に配され尚且つ可動部品がロック位置にあるときに、可動部分の第1の係合要素は、着脱式の部品の第3の係合要素に結合可能であり、不動部分の第2の係合要素は、着脱式の部品の第4の係合要素に結合可能である。

    メガネ部品装着システムは、フレームと、少なくとも第1のレンズと、少なくとも第1のテンプルとを含むことができる。 フレームは、少なくとも1つのレンズサポートを画定することができる。 更に、第1のレンズは、レンズサポートによって支えることができる。 第1のテンプルは、フレームから背後へ(後方へ)伸びて、前方端と、後方端とを画定することができる。 第1のテンプルの前方端は、フレームにヒンジ式に結合することができる。 第1のテンプルは、収納位置と、展開位置との間で可動であることができる。 第1のテンプルは、アイウェア部品を、第1のテンプルが収納位置にあるときは保持ゾーンから取り外す又は保持ゾーン上に着座させることができるように尚且つ第1のテンプルが展開位置にあるときは保持ゾーン上に保持することができるように受け入れるように構成された、保持ゾーンを含むことができる。

    メガネ部品装着システムは、随意として、アイウェア部品を更に含むことができる。 アイウェア部品は、装飾品であることができる。 更に、アイウェア部品は、電子モジュールであることができる。 例えば、電子モジュールは、メモリストレージモジュール、バッテリ、及びトランシーバの少なくとも1つを含むことができる。 また、アイウェア部品は、第1のテンプルに沿って形成された区画を封じるように構成されたカバーを含むことができる。

    更に、アイウェア部品の前方端は、第1のテンプルが展開位置にあるときにアイウェア部品が第1のテンプル上に保持されるようにフレームに当接することができる。 アイウェア部品は、係合部分を含むことができ、第1のテンプルは、係合構造を含むことができる。 この関連において、アイウェア部品の係合部分は、第1のテンプルが収納位置にあるときに第1のテンプルの係合構造と相互に結合可能であることができる。 係合部分は、第1のテンプルの係合構造に係合するまで第1のテンプルに沿って後方方向にスライド可能であることができ、尚且つ第1のテンプルに沿った前方への移動の際は係合構造から切り離し可能であることができる。

    また、第1のテンプルの保持ゾーンは、係合構造を含むことができる。 係合構造は、アイウェア部品が保持ゾーン上に着座しているときに同アイウェア部品の一部分と相互に結合するように構成することができる。

    更に、第1のテンプルは、可動部分を含むことができる。 可動部分は、第1のテンプルに取り付けることができ、開放構成と、閉じ構成とを画定するために第1のテンプルに沿って並進可能であることができる。 開放構成は、保持ゾーン上へのアイウェア部品の着座を促すことができる。 更に、閉じ構成は、保持ゾーン内でのアイウェア部品の保持を提供することができる。

    本明細書で開示される発明の上記の及びその他の特徴は、好ましい実施形態の図面を参照にして以下で説明される。 例示の実施形態は、発明の例示を意図したものであり、発明の限定は意図していない。 図面は、以下の図を含む。

    本発明の一実施形態にしたがったメガネの斜視図である。

    図1のメガネのテンプルの左側面図である。

    図2に示されたテンプルの右側面図である。

    一実施形態にしたがった、図2に示されたテンプルが収納位置にあるときの左側面図である。

    一実施形態にしたがった、図2に示されたテンプルのスライド式の部分が開放位置に移動されているときの左側面図である。

    一実施形態にしたがった、図2に示されたテンプルから部品が取り外されたときの左側面図である。

    図4Aに示されたテンプルの上面図である。

    図4Bに示されたテンプルの上面図である。

    図4Cに示されたテンプルの上面図である。

    別の実施形態にしたがった、メガネのテンプルに着脱式に装着することができる代替部品の斜視図である。

    更に別の実施形態にしたがった、メガネのテンプルに着脱式に装着することができる別の代替部品の斜視図である。

    更に別の実施形態にしたがった、メガネのテンプルに着脱式に装着することができる更に別の部品の斜視図である。

    図7Aに示されたメガネのテンプルの上面図である。

    一実施形態にしたがった、図7Aに示されたメガネのテンプルのスライド式の部分が開放位置に移動されているときの左側面図である。

    一実施形態にしたがった、図7Aに示されたメガネのテンプルから部品が取り外されたときの左側面図である。

    更に別の実施形態にしたがった、テンプルに装着された部品へのアクセスを可能にするスライド式の部分及び着脱式の部分を有するメガネのテンプルの側面図である。

    更に別の実施形態にしたがった、テンプルの基幹要素に着座させることができる着脱式の部分を有するメガネのテンプルの側面図である。

    一実施形態にしたがった、図9Aに示されたメガネの着脱式の部分の底面図である。

    本説明は、様々な実施形態の具体的詳細を明記しているが、この説明は、例示にすぎず、いかなる意味でも限定的だと見なされるべきでないことがわかる。 また、本発明の特定の実施形態は、ユニタリレンズ又はデュアルレンズのいずれかのアイウェアシステムとの関連において開示又は図示されるであろうが、このような実施形態は、ユニタリレンズ及びデュアルレンズの両アイウェアシステムに使用することができると考えられる。 更に、本発明の特定の実施形態は、フルリムを有するフレームとの関連において開示又は図示されるであろうが、このような実施形態は、フルリムを有するフレーム及び部分リムを有するフレームの両方に、又はリムレスフレームにも使用することができると考えられる。 更に、当業者にならば想到されえるこのような実施形態の様々な応用及びそれらに対する変更もまた、本明細書で説明される一般概念によって網羅される。

    更に、本説明は、特定の美的又は機能的な部品を取り入れた実施形態の例を挙げるであろうが、本発明は、メガネとともに、任意のタイプの現在又は将来の装飾的な又は機能的な(例えば電子)部品の使用を考えている。 更に、実施形態の互換性及びカスタマイズは、永久的又は一時的であることができる。 更には、メガネの目に見える部分又は隠れた部分に、1つ又は2つ以上の部品を組み込むことができる。 例えば、メガネのテンプル又はフレームの、内側(中央寄り)又は外側(側方)の面のいずれかに、部品を取り付けることができる。

    上記のように、消費者のニーズ及び好みに合わせるために、様々なアイウェアデザインが提供されてきた。 しかしながら、本明細書で開示される実施形態の少なくとも1つにしたがうのは、着用者が自身のメガネを選択的に変更して又は自分流にして様々な装飾的な及び/又は電子的な部品を含ませることを可能にするアイウェア製品を提供することができるという認識である。 更に、本明細書で開示される別の実施形態にしたがうのは、着用者が自身のメガネを容易に変更して所望の結果を得られることが好ましいという認識である。

    この関連において、メガネに対するいかなる美的な又は機能的な変更も、メガネの安定性又は光学的な品質に影響しないことが好ましいと考えられる。 例えば、部品は、メガネに容易に取り入れられるのみならず、メガネによって好ましくしっかり保持されることが好ましい。 したがって、このような懸念、及び先行技術の持つその他の欠点に対処するために、本出願は、着用者がメガネの優れた性能及びフィット感を維持しつつ少なくとも1つのその美的な及び/又は機能的な品質を変更することを可能にするカスタマイズ可能なメガネに関する様々な実施形態と開示とを示している。

    例えば、本明細書で開示される一部の実施形態は、フレームと、該フレームに取り付けられたテンプルとを含むメガネを提供する。 一部の実施形態では、テンプルは、フレームにヒンジ式に取り付けることができる。 更に、フレーム及びテンプルの少なくとも一方は、部品を受け入れるように構成することができる。 部品は、装飾的な部品、又は電子部品などの機能的な部品であることができる。 この関連において、部品は、メガネの着用者によって、メガネをカスタマイズする又は自分流にするために取り外す及び交換することが可能である。

    テンプルがフレームにヒンジ式に取り付けられる一部の実施形態では、テンプルのヒンジ式連結は、テンプルへの部品の取り付けを可能にする1つ若しくは2つ以上のテンプル位置又は構造的配置を提供することができる。

    例えば、テンプルのヒンジ式連結は、フレームに取り付けられたテンプルの前方端を露出させる又はフレームに当接させることができると考えられる。 更に、テンプルの前方端がフレームに当接するときに、テンプルは、一般に、メガネが着用者に着用されているゆえに適所に保持される。 したがって、一部の実施形態は、テンプルの前方部分に沿った部品の結合と、テンプルの前方端がフレームに当接するときの部品の保持とを促進するために、テンプルのヒンジ式連結を用いる。 このようにして、着用者は、メガネが着用されていないときは、メガネの外観又は機能を変更することができ、尚且つ使用時は、部品又は変更後のメガネがしっかり固定されている確証を持つことができる。

    本明細書で開示される実施形態の一部は、着用者が、メガネの装飾的な特徴を取り外すこと及び交換することを可能にする。 一部の実装形態では、着用者は、テンプルの細部又は主要部を取り外す及び交換することができる。 例えば、着用者は、メガネの1本又は2本以上のテンプルに沿って配された個々の装飾的マークを取り外す及び交換することができる。 別の例では、着用者は、テンプルの一長さ又は一部分を取り外す及び交換することができる。 その長さ又は部分は、メガネの目に見える部分又は隠れた部分であることができる。 着用者は、こうして、メガネに対して細かい又は大きな変更を加えてメガネをカスタマイズすることができる。 このようにして、着用者は、自身が望むとおりに自身のメガネの外観及び特性を変更する能を与えられる。

    また、本明細書で開示されるその他の実施形態は、着用者がメガネの様々な電子部品を取り外すこと及び交換することを可能にする。 交換可能な部品としては、バッテリ、スピーカ、トランシーバ、ヘッドアップディスプレイや、メモリカードを含むストレージ部品、及びその他の電子機器などの物品が挙げられる。

    例えば、着用者は、メガネのテンプル上に保存されているメモリカードを取り外し、そのメモリカードを、所望の音楽ファイル又は映像ファイルを格納された別のメモリカードに交換してよい。 また、着用者は、バッテリを、新しいバッテリに交換することができる。 更に、このようなアイウェア製品は、着用者が無線部品、レシーバ、トランスミッタ、若しくはトランシーバを伴うその他のハードウェアや、Bluetooth部品、GPS部品、ヘッドアップディスプレイ、及びその他の様々な電子ハードウェア部品を追加又は補充することを可能にできると考えられる。 この点において、このような実施形態の機能は、家電製品業界における更なる向上ゆえの機能性の増加をもたらす。

    更に別の実施形態では、1つ若しくは2つ以上の装飾的な若しくは電子的な部品がメガネの1つ又は2つ以上のセクションに着脱式に装着されることを可能にする固有に構成されたメガネが提供される。 該メガネは、フレームと、1対のテンプルと、メガネに部品を固定するために使用することができる1つ又は2つ以上の取り付け部分とを含むことができる。 取り付け部分は、メガネに相対的に不動又は可動であることができる。 取り付け部分は、メガネのフレーム上又はテンプル上に配することができる。

    更に、取り付け部分は、メガネが着用されていないときに着用者が部品を取り外す及び交換することができるように構成することができる。 例えば、着用者は、通常、メガネが使用されていないときは、テンプルを互いに近づくように折り又は枢動させ(収納位置をとらせ)、メガネを頭に着用しようとするときは、テンプルを互いから遠ざかるように折る又は枢動させる(展開位置をとらせる)。 一部の実施形態では、収納位置と展開位置とを行き来するテンプルのこのような動きが、取り付け部分に開放構成又は閉じ構成をとらせることができる。 したがって、取り付け部分は、テンプルが収納位置に向かって移動されるときに、開放構成をとることができる。 更に、取り付け部分は、テンプルが展開位置にあるときに、閉じ構成をとることができる。 この点について、開放構成は、テンプルが展開位置から収納位置に向かって移動しはじめた時点で実現することができる。 言い換えると、収納位置は、第1のテンプルが第2のテンプルから遠ざかるその限界まで完全に枢動された時点での展開位置を除くあらゆる位置を言うことができる。

    更に、取り付け部分は、テンプルが展開位置にあるときに、取り付け部分によって部品が保持されるように構成することもできる。 言い換えると、一部の実施形態では、取り付け部分は、メガネが着用可能な構成をとるように一方のテンプルが他方のテンプルから遠ざかるように折られた又は枢動されたときに、閉じ構成に移動させることができる。 したがって、メガネのフレームに対するテンプルの前方端の当接は、取り付け部分に閉じ構成をとらせることができる。

    このようにして、本明細書で開示される様々な実施形態は、メガネが着用されていないときは着用者がメガネの部品を変更することを、しかしながらメガネが着用されているときは部品を保持することを可能にできる。 また、一部の実施形態では、1つ又は2つ以上の部品は、1本若しくは2本以上のテンプル又はフレームに対して取り外し及び/又は交換が可能であることができる。 したがって、一部の実施形態では、1本のテンプルが、そこにおける1つ、2つ、若しくは3つ以上の部品の取り外し及び/又は交換に適応するように構成されてよい。 別の実施形態では、両方のテンプルが、そこにおける1つ、2つ、若しくは3つ以上の部品の取り外し及び/又は交換に適応するように構成されてよい。 更に、更に別の実施形態では、フレームが、そこにおける1つ、2つ、若しくは3つ以上の部品の取り外し及び/又は交換に適応するように構成されてよい。 最後に、更に別の実施形態では、フレーム及び1本又は2本以上のテンプルのいずれもが、そこにおける1つ、2つ、若しくは3つ以上の部品の取り外し及び/又は交換に適応するように構成されてよい。

    例えば、メガネの一実施形態は、フレームと、該フレームに結合された1対のテンプルとを含むように構成することができる。 テンプルは、それらを収納位置又は展開位置に位置決めすることが可能であるようにフレームに枢動式に装着することができる。 テンプルは、その一方又は両方が取り付け部分を含むことができる。 テンプルの取り付け部分は、開放位置と、閉じ位置とを画定することができる。 開放位置にあるときは、取り付け部分は、部品の取り外し又は交換を可能にでき、閉じ位置にあるときは、取り付け部分は、部品を保持することができる。

    一部の実施形態では、取り付け部分は、少なくとも保持ゾーンの長さに沿って伸びてテンプルの長さを延長することができる基幹要素を含むことができる。 基幹要素は、1つ若しくは2つ以上の部品又はテンプルの部分を着座させることができる保持ゾーンを画定することができる。 一部の実施形態では、基幹要素は、テンプルの、狭まった一部分であることができる。

    基幹要素は、テンプルの1つ又は2つ以上の部分が基幹要素に沿ってスライドするように構成することができる。 この点について、取り付け部分が開放位置にあるときは、テンプルのスライド式の部分は、基幹要素に相対的にスライド又は移動することを可能にされる。 更に、取り付け部分が閉じ位置にあるときは、テンプルのスライド式の部分は、基幹要素に相対的に適所に保持されえる。

    例えば、基幹要素は、その前方端をフレームに、その後方端をイヤサポートに結合することができる。 基幹要素には、テンプルの1つ又は2つ以上の部分を、それらが基幹要素から外れることなく基幹要素の長さに沿って並進することができるようにスライド式に装着することができる。 このような一実施形態では、テンプルのスライド式の部分は、基幹要素上に部品を着座させることを可能にするために、後方位置から前方位置に移動させることができる。 部品が基幹要素上に着座されたら、テンプルのスライド式の部分は、部品をその着座位置すなわち装着位置に保持するために、後方位置に向かって移動させることができる。

    別の実施形態では、取り付け部分は、テンプルのスライド式の部分を伴わないように構成することができる。 例えば、部品は、テンプルが収納位置に向かって移動されるときに、初めに、装着のために基幹要素上に着座させることができる。 基幹要素は、部品が初めに基幹要素上に着座されるときに対応する部品の係合構造と相互に作用することができる突出又は溝などの1つ若しくは2つ以上の係合構造を含むことができる。 このような実施形態では、テンプルが収納位置に向かって移動されるときは、部品は、基幹要素上から取り外す及び/又は基幹要素上に着座させることができる。 しかしながら、テンプルが展開位置にあるときは、部品は、基幹要素上に保持することができる。 したがって、メガネが着用されるときは、部品は、テンプル上にしっかり装着されている。

    次に、本発明の特徴を限定するためではなくそれらの特徴を例示する目的で実施形態を示された図について、図1は、本発明の一態様にしたがって用意されたメガネ10の一実施形態を例示している。 メガネ10は、フレーム12と、第1のテンプル14と、第2のテンプル16とを含むことができる。 図1に示された実施形態のメガネ10は、装飾部品20も含むことができる。

    図2及び図3は、図1に示された実施形態の第1のテンプル14の左側面図及び右側面図を示している。 また、図4A〜5Cは、機械的に動作可能な第1のテンプル14の実施形態の機械的動作を示している。 第1のテンプル14について示された機械的動作は、一部の実施形態では、第2のテンプル16にも適用されえる。 したがって、第1のテンプル14についての教示内容は、第2のテンプル16にも当てはまる。 しかしながら、例示及び記載の機械的動作を、一方のテンプルのみが取り入れる場合も考えられる。 最後に、その他の実施形態では、テンプルは、それぞれ異なる機械的な取り付け構造、動作、又は特徴を取り入れることができると考えられる。 したがって、本明細書での教示内容及び開示内容は、当業者がフレーム又はテンプルに変更を加えて機械的な動作及び特徴を取り入れて所望の製品を提供することを可能にできる。

    図2及び図3に再度言及すると、第1のテンプル14は、不動部分30などの第1の部分と、可動部分32などの第2の部分とを含むことができる。 図3に示されるように、可動部分32は、フレーム14に取り付けられた基幹要素34に不動式に又は可動式に関連付けることができる。 例えば、基幹要素34は、フレーム14にヒンジ式に取り付けることができる。

    図3に例示されるように、そして図5A〜Cの上面図にも示されるように、フレーム12は、フレーム12のリムから背後又は後方を向いた後方表面又は後方部分40を含むことができる。 この関連において、フレーム12は、第1のテンプル14及び第2のテンプル16のそれぞれと相互に結合する第1及び第2のサイドを含むことができる。 したがって、フレーム12の第1及び第2のサイドは、ともに、それぞれの後方表面又は後方部分を含むことができる。

    後方表面40は、第1のテンプル14の前方端15の少なくとも一部分に当接するように構成することができる。 図1〜5Cに示された実施形態では、前方端15は、可動部分32の前方端42を含むことができる。 しかしながら、その他の実施形態では、前方端は、不動部分30の前方端であることができる。 本明細書で更に説明されるように、テンプル14の前方端に対する後方表面40の当接は、様々な機能を実現するとともに、先行技術に優る固有な利点を提供することができる。 例えば、可動部分32の前方端42に対するフレーム12の後方縁40の当接は、後ほど更に説明されるように、装飾部品20又は別の部品を適所にロックして保持するために、不動部分30に対する可動部分32の相対的位置を固定することができる。 更に、後ほど説明されるように、表面40は、可動部分32を、メガネ10が着用されたときに部品20に係合するように位置決めする働きをすることができる。

    図1〜5Cに示された実施形態では、可動部分32は、前方端42及び後方端44を含むことができる。 図に示されるように、第1のテンプル14が展開(着用時)位置にあるときは、可動部分32の前方端42は、フレーム12の後方表面40に隣接して位置決めすることができる。 更に、可動部分32の後方端44は、不動部分30の前方端46に隣接して位置決めすることができる。 可動部分32及び不動部分30は、メガネ部品を着座させることができる保持ゾーンを画定することができる。

    次に、図4A〜Cを参照にして、一実施形態の機械的動作が説明される。 図4A〜Cは、収納位置すなわち仕舞い位置にある第1のテンプル14を例示している。 その他のアイウェアについても大概そうであるように、第1のテンプル14は、メガネ10が使用されない且つ/又は保管されるときに、展開位置から収納位置すなわち仕舞い位置に移動される。 展開位置は、メガネ10を着用者の頭に掛けることができるように、第1のテンプル14が第2のテンプル16から離れるように外向きに完全に枢動され尚且つその逆も同様になされたときに得られる。 収納位置すなわち仕舞い位置は、展開位置以外のその他のあらゆる位置で得ることができる。 この関連において、本明細書で開示される一部の実施形態は、テンプルが収納位置すなわち仕舞い位置にあるときは、フレーム上又はテンプル上における(1つ若しくは2つ以上の)部品の互換性を可能にし、テンプルが展開位置にあるときは、(1つ若しくは2つ以上の)部品の保持を可能にする。 しかしながら、別の実施形態では、テンプルが展開位置にあるときに、(1つ又は2つ以上の)部品が互換性であってよいと考えられる。 更に、更に別の実施形態では、テンプルが展開位置又は収納位置のいずれにあるときも、(1つ又は2つ以上の)部品が互換性であってよいと考えられる。

    図4Aは、メガネ10で部品20を取り外す又は交換するための第1段階を例示している。 図に示されるように、装飾部品20は、第1のテンプル14に取り付けられている又は装着されている。 可動部分32は、その後方端44を(相対的に)不動の部分30の前方端46に隣接して位置決めされた保持位置に配されている。

    部品20を取り外すため又は交換するために、可動部分32は、不動部分30の基幹要素34などのスライド軌道又はスライド溝に沿って前方へスライドさせることができる。 したがって、可動部分32は、不動部分30に相対的に、前後面内において可動部分32が並進することを可能にするために、スライド式の嵌り合い関係によって不動部分30と相互に結合することができる。 この点について、図4Bに示されるように、不動部分30は、不動部分30の前方端46から伸びる係合軌道50を含むことができる。 係合軌道50は、可動部分32をその上でスライドさせることができる上方軌道及び下方軌道を提供することができる。 例えば、可動部分32は、係合軌道50の上方軌道及び下方軌道をそれぞれ受け入れる上方溝及び下方溝を含むことができる。 また、一部の実施形態では、係合軌道50に沿った可動部分32の並進移動をストップ要素によって制限することができる。 例えば、ストップ要素は、フレーム12の後方縁40であってよい。 或いは、回転式のつまみ又はその他の制御手段を回転させて部品20に着脱式に係合させることによって、部品20を適所にロックしてよい又は部品20を切り離してよい。

    図4Bに見られるように、可動部分32は、第1のテンプル14の不動部分30に相対的に、保持位置から着脱位置へと前方へ並進させる又は移動させることができる。 これが達成されると、部品20の前方端60が露出される。 図4Bに例示された実施形態では、部品20の前方端60は、係合部材を含むことができる。 係合部材は、突出や凹所などの様々な噛み合い構造の任意であってよいが、図4Bに示された係合部材は、部品20から前方へ伸びるタブである。

    最後に、部品20を取り外す又は交換するための第3段階が、図4Cに示されている。 図に示されるように、部品20は、部品20の前方端60が露出されているときに、第1のテンプル14から取り外す又は切り離すことができる。 例えば、可動部分32が着脱位置にあるときに、部品20は、第1のテンプル14の空洞70に挿入する又は空洞70から取り外すことができる。 また、上記のように、部品20は、少なくとも1つの係合部材を含むことができる。 例示の実施形態では、部品20は、前方係合部材72及び後方係合部材74の両方を含むことができる。 上記のように、前方係合部材72及び後方係合部材74は、タブ又は突出として示されているが、これらの係合部材72、74は、第1のテンプル14の一部分と相互に作用するように構成された凹所又はその他の構造であることも可能であると考えられる。

    或いは、部品20をテンプルに隣接して又はテンプルの空洞若しくは区画内に着脱式に保持するために、着脱式の様々な噛み合い構造の任意が提供されてよい。 例えば、孔を開けられた1つ、2つ、若しくは3つ以上のフック又はタブを部品20に提供することができる。 部品20は、テンプル上に位置決めされ、軸方向に移動可能なプッシュワイヤ又はその他のロック要素を孔又はフックに通らせて前進させることによって適所にロックされる。 ロックワイヤの軸方向移動は、フレームにおけるヒンジ点を中心としたテンプルの枢動にリンクされてよい、又はスライダスイッチ若しくはその他の制御手段を動かすなどによって独立にアクティブにされてよい。

    図1〜5Cの実施形態は、また、前方係合部材72及び後方係合部材74と、対応する可動部分32及び不動部分30の特徴とのそれぞれの相互作用を通じて、部品20が、第1のテンプル14によってしっかり保持されえることを例示している。 部品20を区画70内に着座させるために、後方係合部材74は、区画70の後方端78に沿った後方位置における開口80内に位置決めすることができる。 更に、部品20の前方係合部材72は、第1のテンプル14の溝若しくは凹所84に沿って又は溝若しくは凹所84内に配することができる。 例えば、溝84は、係合軌道50上に形成することができる。

    部品20が区画70の中に着座されると、可動部分32は、着脱位置から保持位置へ移動させることができる。 保持位置がとられると、前方係合部材72は、可動部分32と係合軌道50との中間に固定することができ、そうして、溝84からの離脱を阻止される。 更に、後方係合部材74も同様に、開口80内に保持され、そこからの離脱を防止される。 このように、部品20は、区画70内に着座され、可動部分32を保持位置に配されたときに、第1のテンプル14によって保持することができる。

    このような実施形態の多くの恩典及び利点の1つは、部品20が、第1のテンプル14によって目立たない形で、しかしながら尚もしっかり保持されることにある。 前方係合部材72及び後方係合部材74は、いずれも、部品20を保持するために使用することができる一方で、可動部分32が保持位置にあるときは目に見えている。 この関連において、着用者は、メガネ10の優れた美的特質を維持しつつ、様々な装飾部品を、又は実施形態によっては電子部品を取り換えることができる。 更に、第1のテンプル14が展開位置に位置決めされるとき、可動部分32は、保持位置に向かって駆り立てられて、その位置に維持される。 したがって、部品20は、たとえ着用者が第1のテンプル14を展開位置へ移動させる前に可動部分32を保持位置へ完全に移動させなくても、メガネ10の使用時にしっかり保持される。

    上記のように、図1〜5Cに例示された実施形態の有利な特徴の1つは、メガネ10の使用時に可動部分32がその保持位置へ駆り立てられ、それによって、部品がテンプル上に保持されることを確実にすることができるということである。 図5A〜Cは、このような実施形態の一態様を例示している。 図に示されるように、フレーム12と可動部分32との間の境界は、第1のテンプル14が展開位置に移動されるのに伴って保持位置に向かって可動部分32の移動を促す1つ又は2つ以上の傾斜表面を含むことができる。

    例えば、第1のテンプル14が展開位置に向かって外向きに枢動するときに、表面40は、可動部分32の前方端42に接触して可動部分32を第1のテンプル14の不動部分30に相対的に背後へ駆り立てるように構成することができる。 このような実施形態では、表面40及び端42の少なくとも一方が、傾斜又は湾曲していることができる。 したがって、(可動部分32が着脱位置にあるときの)表面40と端42との間の接触は、第1のテンプル14の軸に沿って背後方向に可動部分32の長手方向移動を生じさせる傾向を有することができる。 このようにして、着用者がメガネを使用する準備をすると、第1のテンプル14の展開が、可動部分32を最終位置すなわち保持位置に位置決めする。

    したがって、もし第1のテンプル14が、図5Cに示された収納位置すなわち仕舞い位置(可動部分32が着脱位置にある)から、図5Aに示された展開位置に移動されると、フレーム12の後方表面40は、可動部分32の前方端42に接触することができる。 第1のテンプル14が、展開位置に向かって移動を続けるにつれて、表面40と前方端42との間の接触は、可動部分32を保持位置に向かって駆り立てる傾向がある。 上記のように、第1のテンプルが展開位置に達すると、可動部分32は、保持位置に維持される。 したがって、たとえ部品20が、着用者が可動部分32を保持位置に向かって移動させることによって適所に固定されなくても、展開位置に向かう第1のテンプル14の移動が、可動部分32を保持位置に向かって駆り立てて部品20を適所に固定する働きをする。 更に、保持位置にくると、可動部分32は、展開位置にあるときの第1のテンプル14の表面40によって保持位置に維持することができる。

    図6A〜Bは、一部の実施形態で使用することができるその他のタイプの装飾部品を例示している。 例えば、図6Aに例示された実施形態は、装飾部品102を含むメガネ100を示している。 装飾部品102は、ストーン、宝石、又はメガネ100を自分流にするために取り換えることができるその他の材料を含むことができる。 図6Bの実施形態は、装飾部品112を含むメガネ110を示している。 このような実施形態では、装飾部品112は、着用者のイニシャル入りの個人プレートを含む。 その他にも、着用者が選択して自分流にすることができる様々なデザインが提供されると考えられる。

    したがって、本発明にしたがったメガネは、キットの形で提供されてよい、又は様々な装飾部品102、112のラインアップとともに提供されてよい。 着用者は、可動部品を前進させる又はその他の制御手段をアクティブにすることいよって、第1の装飾部品102を切り離してよい。 使用者は、次いで、装飾部品のラインアップなどから第1の装飾部品112を選択してよい。 使用者は、次いで、装飾部品112をテンプルに挿入し、可動部品又はその他の制御手段をアクティブにすることによって、第2の装飾部品112を適所にロックしてよい。

    図7A〜Dは、フレーム122と、第1のテンプル124とを含む更に別の実施形態のメガネ120を例示している。 このような実施形態は、電子対応部品126を収めることができる。 メガネ120は、電子部品126と相互に作用することができる1つ又は2つ以上の電子的特徴を含むことができる。 例えば、電子部品126は、バッテリ、メモリ若しくはストレージモジュール、Bluetoothモジュール、マイクロプロセッサ、又はその他の電子機器を含むことができる。

    上記の図1〜5Cに例示された実施形態と同様に、電子部品126は、第1のテンプル124に対して取り外し可能及び交換可能であることができる。 例えば、図7Bは、第1のテンプル124が収納位置すなわち仕舞い位置へ移動可能であることを示している。 図7Cは、電子部品126が第1のテンプル124から取り外されることを可能にするために、第1のテンプル124の可動部品128が前方方向に並進可能であることを示している。 最後に、図7Dは、第1のテンプル124の中に形成された区間130から電子部品126が取り外し可能であることを示している。 上記のように、電子部品126は、第1のテンプル124の区間130の中に電子部品126を保持するために対応する第1のテンプル124の係合構造と相互に作用する1つ又は2つ以上の係合構造を含むこともできる。 可動部品128及び第1のテンプル124は、メガネ部品を着座させることができる保持ゾーンを画定することができる。

    次に、図8に言及すると、更に別の実施形態のメガネが示されている。 フレーム152と、第1のテンプル154とを含むメガネ150が例示されている。 この実施形態では、第1のテンプルは、可動部分156と、不動部分158とを含む。 上述された実施形態と同様に、可動部分156は、不動部分158に相対的にスライドすることができる。 可動部分156及び不動部分158は、メガネ部品を着座させることができる保持ゾーンを画定することができる。 この関連において、メガネ150は、カバー部品160を含むことができる。 カバー部品160は、上記の別の実施形態に関連して論じられたのと同様に、第1のテンプル154によって保持することができる。 しかしながら、図8の実施形態では、カバー部品160は、第1のテンプル154の空洞162内に配された1つ若しくは2つ以上の電子機器又はその他の物体を露出させるために取り外すことができる。

    第1のテンプル154の空洞162は、メモリカード、バッテリ、マイクロチップ、又はその他の様々な電子部品若しくは電子機器などの電子機器を収容することができる。 メガネ150は、それによって、着用者がメガネ150の1つ又は2つ以上の電子的特徴を変更することを可能にできる。 更に、上述された別の実施形態と同様に、可動部分156は、第1のテンプル154が展開位置に移動されたときに、保持位置に向かって駆り立てられる且つ/又は保持位置に維持される。 この関連において、カバー部品は、第1のテンプル154上に固定される。

    更に別の実施形態にしたがうと、図9Aは、フレーム182と、第1のテンプル184とを含むメガネ180を例示している。 この実施形態では、第1のテンプル184は、随意の不動部分186と、基幹要素188とを含むことができる。 更に、メガネ180は、1つ又は2つ以上のモジュール190を含むことができる。 モジュール190は、電子部品又は装飾部品であることができる。

    図9Aに示されるように、基幹要素188は、1つ又は2つ以上の係合要素192を含むことができる。 係合要素192は、1つ若しくは2つ以上のスロット、溝、又は突出を含むことができる。 例示の実施形態では、係合要素192は、それぞれ、対応するモジュール190の突出を受け入れるように構成された、一端を開口された隆起スロットすなわち鍵穴状の構成を含むことができる。 図9Bは、1対の係合要素194を示したモジュール190の底面図である。 係合要素は、シャフトと、該シャフトによってモジュール190から隔たれた横方向に拡大された頭部とを伴う釘頭状の構成を含んでよい。 図に示されるように、係合要素194は、モジュール190の中に形成された長手方向のスロット196の中に配することができる。 スロット196は、モジュール190の裏側すなわち底側に形成することができる。 基幹要素188及び不動部分186は、メガネ部品を着座させることができる保持ゾーンを画定することができる。

    使用にあたり、モジュール190の係合要素194は、基幹要素188の係合要素192に揃えることができる。 揃えられると、係合要素194は、係合要素192のスロットに挿入することができ、モジュール190は、係合要素194が係合要素192によって固定され尚且つモジュールが不動部分186に対して適切に着座されるまで基幹要素188に沿って後方へ移動させることができる。

    例えば、一部の実施形態では、係合要素192は、係合要素194に係合する傾向がある先細のスロット又は隆起を含むことができる。 更に、本明細書で開示される別の実施形態に関連して上述されたのと同様に、展開位置への第1のテンプル184の移動は、フレーム182の後方表面200をモジュール190の前方端202に接触させる。 このようにして、モジュール190は、係合要素194が係合要素192内に保持されるように後方へ駆り立てられる。 したがって、モジュール190は、メガネ180の使用時に、第1のテンプル184上にしっかり保持することができる。

    モジュール190は、或いは、本明細書で前述された保持構造の任意を用いてテンプル上に着脱式に保持されてよい。 総じて、モジュール190又はその他の着脱式の部品は、テンプルによって運ばれる対応する相補的な係合表面に着脱式に係合されえる少なくとも1つの、好ましくは2つの係合表面を有する。

    モジュール190は、テンプルの全長の少なくとも約25%の、一部の実施形態では少なくとも約50%の、その他の実施形態では75%又はそれ以上もの、軸方向長さを有してよい。 モジュール190は、様々な装飾パターン、構造、彫刻、カラー、又はその他の装飾的特徴の任意を含んでよい。 モジュール190は、基幹要素188がモジュール190と組み合わさって完全な支えを提供するように、テンプルに対して更なる構造的完全性を提供してもよい。 モジュール190は、着用者がモジュールを取り外すこと及び交換することを可能にするために、着脱式の構成の形で提供されてよい。 或いは、モジュール190は、メガネの製造の段階でテンプル上に組み付けられて、熱接合、接着接合、溶接、ネジ、又はその他の取り付け技術によってテンプルに固定されてよい。 このようにして、本発明は、種々様々な異なる本発明の装飾的実装を支えるために共通のフレームが利用されえるメガネの製造方法を提供する。 装飾部品は、製造の時点において、通常の使用条件下では分解を許さないようなやり方でメガネに組み付けられて、固定されてよい。

    以上では、特定の好ましい実施形態との関連において発明が開示されてきたが、当業者にならば、本発明が、具体的に開示される実施形態の範囲を超えて、発明のその他の代替的な実施形態及び/又は使用、並びにこれらの自明の変更形態及び等価形態にまで及ぶことが理解される。 また、発明の幾つかのヴァリエーションが、詳細に図示及び説明されてきたが、当業者にならば、この開示内容に基づいて、これらの発明の範囲内のその他の変更形態が容易に明らかになる。 また、実施形態の特定の特徴及び態様の様々な組み合わせ又は小組み合わせがなされてよく、これらもまた、発明の範囲に入ると考えられる。 開示される実施形態の様々な特徴及び態様は、開示される発明の様々な形態を形成するために互いに組み合わせること又は置き換えることが可能であることを理解されるべきである。 したがって、本明細書で開示される少なくとも一部の発明の範囲は、上述された特定の開示される実施形態に限定されるべきでないことを意図されている。

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