首页 / 国际专利分类库 / 物理 / 光学 / 眼镜;太阳镜或与眼镜有同样特性的防护镜;隐形眼镜 / 非光学附件;其连接 / .助听器(助听器的构造入H04R25/00) / Member for transmitting to the ear the sound of a loud speaker, and the device that you just installed the member

Member for transmitting to the ear the sound of a loud speaker, and the device that you just installed the member

申请号 JP2010502545 申请日 2008-04-10 公开(公告)号 JP2010524376A 公开(公告)日 2010-07-15
申请人 アラン・ミクリタリアン; オリヴィエ・ロディ; ドミニク・ドゥラムール; リシャール・シェーヌ; 发明人 アラン・ミクリタリアン; オリヴィエ・ロディ; ドミニク・ドゥラムール; リシャール・シェーヌ;
摘要 本発明は、装着者の頭部に対する固定手段を含んでいる装置(1)に連結され得る近位部(3)と、音を外 耳 道内に方向付けることに適合された遠位端部(4a)と、を備えている部材であって、前記近位部(3)が前記装置(1)と緊密に連結するように適合された連結手段を備え、一方で、遠位端部(4a)が外耳道の入口とは反対側の耳甲介内に挿入されるように適合され、耳における何れかの部分と 接触 固定を確立するための手段を有していないことを特徴とする部材を提供する。
权利要求
  • ラウドスピーカーの音を耳に伝達する部材であって、
    装着者の頭部に対して、前記部材を固定するための手段を備えている装置(1)に取り付けることのできる近位部(3)と、
    前記音を外耳道(CAE)の中へ方向付けることに適している遠位部(4)と、
    を備えている前記部材において、
    前記部材は、
    前記近位部(3)が、前記装置(1)への緊固な連結に適している取り付け手段を備えているか、或いは前記装置(1)への緊固な連結に適している取り付け手段を形成し、
    前記遠位部(4)の遠位端部(4a)が、前記外耳道への入口に面している前記耳の耳甲介(C)内に位置付けられるのに適しており、
    且つ、前記耳の何れかの部分と接触することによって前記部材を固定する手段を有しておらず、
    従属した前記近位部及び前記遠位部は、前記装置に対して相対的な位置に属していることを特徴とする前記部材。
  • 使用中、前記部材の前記遠位部(4)の前記遠位端部(4a)は、装着者の側頭下顎骨面に対して略直角であることを特徴とする請求項1に記載の部材。
  • 前記部材は中空であり、前記ラウドスピーカーは前記部材の前記近位部(3)の前記近位端部に向かって配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の部材。
  • 前記部材の前記遠位部(4)の前記遠位端部(4a)は、切り取り可能な末端部を含んでいることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の部材。
  • 前記部材は、前記遠位端部に向かって、前記部材の前記隣接している近位部(3b)に取り付けることが出来る取り外し可能な結合端部(4b)を含んでいることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の部材。

  • 前記結合端部(4b)は、前記隣接している部分(3b)の長手方向軸(X−X')周りに回転可能であるように取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の部材。
  • 前記部材は中実であり、前記ラウドスピーカー(9)は前記部材の前記遠位部(4)の前記遠位端部(4a)に向かって配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の部材。
  • 前記部材は3.2〜40mm2の断面を有していることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の部材。
  • 前記部材は、意図的に力が掛けられたときには、装着者に前記部材を適合させるように変形可能であるが、通常の使用条件下では、変形によって前記部材に与えられた形状を維持することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の部材。
  • 前記部材は熱可塑性物質から形成されていることを特徴とする請求項9に記載の部材。
  • 前記部材は、変形可能な補強材を含む柔軟な材料から形成されていることを特徴とする請求項9に記載の部材。
  • 前記部材(2)及び構成要素(11)は、前記部材(2)の前記遠位端部(4a)の少なくとも一部に沿って隣り合って配置され、前記耳甲介(C)を向いて開口している中空室部を形成している空洞部を有していることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の部材。
  • 前記空洞部(13)の閉口側(14)は、球体の一部として凡そ形成されていることを特徴とする請求項12に記載の部材。
  • 前記構成要素(11)の前記壁部は、前記空洞部(13)を前記耳甲介(C)から離れる方向における周囲の環境に連結している細管路(16)によって遮断されていることを特徴とする請求項12又は13に記載の部材。
  • 前記構成要素(11)は取り外し可能であることを特徴とする請求項12〜14の何れか一項に記載の部材。
  • 前記部材(2)及び前記構成要素(11)は、一方を他方に一時的に連結することが出来る、雄/雌或いは雌/雄の相互連結手段(10、12)を備えていることを特徴とする請求項15に記載の部材。
  • 前記相互連結手段は、前記部材(2)の前記壁部から突出しているロッド(10)、及び前記構成要素(11)の前記壁部に形成された管路(12)から構成され、前記ロッドは、前記管路内に僅かな摩擦で受け容れられるようにされていることを特徴とする請求項16に記載の部材。
  • 前記管路(12)は貫通した管路であり、前記ロッド(10)は前記管路から十分に突出するような長さであって、別の付属品(17)への連結手段としての役目を果たすことを特徴とする請求項17に記載の部材。
  • 前記別の付属品(17)は離隔された表面部を形成していることを特徴とする請求項18に記載の部材。
  • 前記構成要素(11)の前記壁部は電子的構成要素を含んでいることを特徴とする請求項12〜19の何れか一項に記載の部材。
  • 請求項1〜20の何れか一項に記載の部材を備えていることを特徴とする電子的な腕部或いは眼鏡のフレーム部。
  • 請求項1〜20の何れか一項に記載の部材を備えていることを特徴とするイヤホーン。
  • 請求項1〜20の何れか一項に記載の部材を備えていることを特徴とするイヤリング。
  • 請求項1〜20の何れか一項に記載の部材を備えていることを特徴とするヘッドバンド、髪用の蝶形リボン、マイク付きヘッドホン、又は庇。
  • 請求項1〜20の何れか一項に記載の部材を備えていることを特徴とする保護用ヘルメット。
  • 請求項1〜20の何れか一項に記載の部材を備えていることを特徴とする補聴器。
  • 说明书全文

    本発明は、ラウドスピーカーの音をに伝達する部材に関する。

    従来技術を検討する前に、本発明が係る耳部の生体構造、即ち外耳が図1を参照して簡潔に記載されており、外耳は、耳介P、耳甲介C、及び外耳道CAEを備えている。

    耳の入口に音波を伝達する多くの装置が発明されてきた。 これら装置は、三つの一般的な種類に分類することができ、それらは、ヘッドセット型と、イヤホーン、耳覆い、及び閉塞性補聴器型と、非閉塞性補聴器型とである。

    ヘッドセット型は、高品質なラウドスピーカーの使用を可能にするが、目立ってつという欠点を有しており、ヘッドセット型は、耳介を覆い且つ押しつぶすことによって耳介を遮り、間もなく或いは後に不快となる。

    イヤホーン、耳覆い、及び閉塞性補聴器型において、ラウドスピーカーは、接触することによって外耳道の入口に収納且つ保持され、これら製品は、目立たないという利点を有している一方で、小さく、(特により低音において)弱く、不快であるラウドスピーカーを使用しなければならないという欠点、及び外耳道を遮って、装着者自身の声或いは咀嚼音の共鳴、高音圧レベルに対する逃げ道の不足、外部環境からの雑音を聴き取ることへの障壁、を引き起こすという欠点を有している。

    非閉塞性補聴器は、外耳道を周囲の環境に連通する少なくとも一つの管路を有する所定の構成要素によって適切な位置に保持される。 この構成要素は、外耳道の入口に収容され、外耳道の壁部に対して保持されている。 このタイプの補聴器は、可能な限り目立たなく設計された毛細管を通じて音を伝達している。 このタイプの補聴器を適切な位置に保持するために、該補聴器は穴として開けられたドームを採用しており、このドームは外耳道の入口に位置するとともに外耳道の壁部を押圧している。 また、ドームの近傍において、毛細管から離れる方に通じているプラスチック製のフィラメントは、耳甲介内に位置付けられるように設計されており、それによって全体を適切な位置に保持している。

    最後に、その他の装置は、外耳道周辺の気柱を振動させることなく(振動を利用した骨伝導)音波を伝達するように設計されている。 これら装置は振動器からの高い圧を必要とし、それらの音質は骨の抵抗値及び皮膚の減衰効果によって制限されている。

    本発明の目的は、上述された何れの欠点も有することなく、ラウドスピーカーの音を耳に伝達する部材を提供することである。

    この目的を達成するため、部材は、それ自身はいわば既知であるように、装着者の頭部に対して、この部材を固定するための手段を備えている装置に取り付けることのできる近位部と、音を外耳道の中へ方向付けることに適している遠位部と、を備え、前記近位部は、前記装置との緊固な連結に適している取り付け手段を備えているか或いは形成し、前記遠位部の遠位端部は、前記外耳道への入口に面している耳甲介内に位置付けられるのに適しており、且つ耳の何れかの部分と接触することによって前記部材を固定する手段を有しておらず、従属した近位部及び遠位部は、前記装置に対して相対的な位置に属していることを特徴としている。

    したがって、本発明に係る部材は外耳道に進入せず、前記部材の遠位部の遠位端部は、装着者の頭部に固定されている装置への部材の堅固な取り付けによって、耳部に押しつけることによってではなく、接触せずに適切な位置に保持されている。

    この装置は電子的な腕部であってもよく、この電子的な腕部は、一対の眼鏡(光学眼鏡、サングラス、保護眼鏡、又はスキー或いはその他スポーツ用のゴーグルであり得る)におけるフレーム、イヤホーン、クリップ式イヤリング、ヘッドバンド、髪用の蝶形リボン、マイク付きヘッドホン、単独の庇或いは鍔、例えばバイク乗り或いは消防士のヘルメットなどの保護用ヘルメット、又は補聴器に属しているが、この実施例のリストは網羅的なものではない。

    本発明に係る部材は閉塞性ではないので、装着者の平衡感覚を阻害せず、高い音圧準に対する逃げ道を設け、通常の雑音を聞くことを可能にしている。 さらに、”非接触式”なので、申し分なく着け心地が良い。

    本発明における初期の実施形態において、前記部材は中空であり、ラウドスピーカーは、前記部材における近位部の近位端部に向かって配置されている。

    この実施形態は、大径のラウドスピーカーを含む多種多様なラウドスピーカーの利用を可能にしており、これらは耳の直ぐ近くにある必要はない。

    装着者の形態への適合を容易にするために、前記部材における遠位部の遠位端部は末端部を含んでもよく、この末端部は必要な長さに切り取ることができる。

    別の実施形態において、前記部材は、遠位端部に向かう、前記部材における隣接している近位部に、例えば雄−雌係合によって取り付けることが出来る取り外し可能な結合端部を含む。 この種の取り外し可能な結合端部は、結合端部において隣接している部分を提供する有用な方法とすることができ、その直径は、装着者の耳甲介の大きさに、より一層適している。 本発明に係る部材を含んでいる装置が、時には所定の人に使用され、時には別の人に使用される場合には、一結合端部を別の結合端部に取り替え得ることが、衛生学の理由から望ましい。

    前記結合端部は、前記隣接している部分の長手方向軸周りに回転できるように好適に取り付けられており、それによって、耳道の入口に対して遠位部の遠位端部における開口部の位置づけを容易にしている。

    二番目の実施形態において、本発明に係る部材は中実であり、ラウドスピーカーは、前記部材の遠位部の遠位端部に向かって位置付けられている。 すなわち、前述と同様に、ラウドスピーカーは、耳甲介内に接触することなく位置付けられている。 前記部材が中実であると述べている点において、明らかに、その部材の電気信号源を有するラウドスピーカーを連結することが必要とされる管路を、まさに含んでいることが想定されるべきである。

    本発明係る部材が中空であろうと中実であろうと、前記部材は3.2〜40mm2の断面を有していることが好ましく、それによって、押し込まれることなく耳甲介内に位置付けられたとき、前記部材における遠位部の遠位端部周辺において、全面的に開口した状態のままとされた周辺領域が存在する。

    好適な実施形態において、装着者に部材を適合させるため、前記部材は意図的に力が掛けられたとき変形可能であるが、通常の使用条件下では、変形によって部材に与えられた形状を維持する。

    このため、前記部材が熱可塑性物質から形成されるという一つの可能性が存在する。 したがって、前記部材は加熱するにつれて容易に軟化され得て、それによって、与えられた所望の形状となることができ、次いで冷却し続ける。

    前記部材が、例えばワイヤー或いは金属製の鞘など、変形可能な補強材を含む可塑性材料から形成されるという別の可能性が存在している。

    前記部材の形状としては、使用中、前記部材における遠位部の遠位端部が、装着者の側頭下顎骨面に対して略直であることが好ましい。

    再生音の音質を改善するため、本発明はまた、この部材及び構成要素が、前記部材の遠位端部の少なくとも一部に沿って隣り合って配置され、耳甲介に向かって開口している中空室部を形成する空洞部を備えている。

    したがって、この中空室部又は共鳴器は、耳甲介に、ずば抜けた音量及び音質を与える音響室部を形成している。

    実用的な実施形態において、中空室部を形成している空洞部の閉口側は、球体の一部として凡そ形成されている。

    過度な音圧波の危険性は、耳甲介部が外側に開口した状態のままであるという事実によって適切に制限されるものの、過度な圧力波のための出口を残し、同時に外の音を受けることを可能にしているので、中空室部を形成している前記構成要素の壁部は、安全のため、前記空洞部を、前記耳甲介から離れる方向における周囲の環境に連結している細管路によって、有利に遮断されている。

    好適な実施形態において、中空室部を形成している前記構成要素は取り外し可能であり、前記部材がそうであるように、一方を他方に一時的に連結することが出来る、雄/雌或いは雌/雄の相互連結手段を備えている。

    実際に、前記相互連結手段は、前記部材の壁部から突出しているロッド、及び前記構成要素の壁部に形成された管路から構成されてもよく、前記ロッドは、前記管路内において僅かな摩擦を受け得るように存在している。

    前記管路は、有利に、貫通した管路であり、前記ロッドは前記管路から十分に突出する長さであり、それによって別の付属品への連結手段としての役目を果たし、前記付属品は離隔表面部を形成し得る。

    例えば放物線などの何れの形状でも良いこの離隔表面部は、過度な圧力波を逃がし、外音の到着を制限することを意図されており、それによって、本発明に係る部材を通じて耳が音を受ける。

    最後に、中空室部を形成している構成要素の壁部は、例えば補聴器における電子回路などの電子的構成要素、或いは電子回路を含むのに適した形状であってよく、該電子回路は、周知の技術を利用して、周囲の環境から受けた音を解析すると同時にそれを処理し、対応する正反対の雑音によってそれを相殺し、前記正反対の雑音は、前記中空室部の壁部に包含された電子回路によって中空室部内に放たれる。

    本発明は、以下、添付図を参照しながらより詳細に説明されている。

    外耳を通る部分断面を示している図である。

    本発明の一実施形態において、使用中における、遠位部の遠位端部の位置を示している図である。

    前記遠位部の遠位端部の変形形態を示している図である。

    前記遠位端部の端面図である。

    本発明に係る部材を取り付けた眼鏡用フレーム向けの、”電子的な”腕部の部分斜視図である。

    図4にて示された実施形態における、遠位部の結合端部及び隣接部の間における関係を拡大して示している図である。

    本発明に係る部材を備えたイヤリングの例を示している図である。

    適切な位置における、中空室部或いは共鳴器を備えた音伝達部材を示している図である。

    図7に類似した図であり、さらに、前記中空室部に取り付けられた離隔した表面部を示している。

    本発明に関連して設けられたイヤホーンの斜視図である。

    以下、より分かり易く説明する為に、ここで図4が簡潔に参照され、この図4は、本発明に係る部材2を備えた眼鏡1の一つの腕部を示している。 この部材2は、腕部1に取り付けられた近位部3及び遠位部4を備えており、前記腕部は好ましい音放出手段を含み、前記遠位部4の遠位端部4aは、矢印Fによって示されたように方向付けされた開口端部になっている。

    ここで読者は、導入部において示されたように、外耳が、耳介P、耳甲介C、及び外耳道CAEを備えていることを示す図1を参考にすべきである。

    図2において、同一の部品は、本発明の一実施形態における遠位部の遠位端部4aを適切な位置に有して、簡易化されて示されている。 示されているように、耳甲介Cの大きさは、耳甲介内に適合し得る球体の大きさによって表すことができ、この球体は、通常、8〜15mmの直径Dを有している。 同様に、外耳道CAEの大きさは、外耳道内に適合し得る球体の大きさによって表すことができ、この球体は、通常、5〜8mmの直径dを有している。 図2は、遠位端部4aが耳甲介Cに進入し、5において遠位端部4aの開口端部が外耳道CAEの軸にあるが、耳介P及び耳甲介Cの壁部どちらにも接触していないことを明確に示している。 また、遠位端部4aが外耳道CAEに進入しないことも明らかである。 構造によって、前記遠位端部4aは、図示された遠位端部4aよりも長くすることができ、前記外耳道CAEに進入しないように望ましい長さに切断することができる。 遠位端部4aの直径は、2〜7mmである。

    図3aは変形形態を示しており、該変形形態においては、遠位端部4aの開口部は球体の一部の形態の花冠部6を備えており、該花冠部は空間によって分離された三つの花弁部を有し、それによって、外耳道CAEと耳甲介Cとの間に、可能な限り多くの自由管路を備えている。 この花冠部は外耳道CAEを保護する機能を有しており、使用中、この花冠部は外耳道CAEとは接触しないが、遠位端部4aを外耳道CAE内に押し込もうとする力が、偶然、本発明に係る部材に作用する場合には、外耳道CAEの入口よりも大きな直径である花冠部6が、この入口の周辺壁部に接触し、遠位端部4aがさらに押し込まれることを阻止する。

    図4に戻ると、本発明に係る部材2の近位部3は、一方の脚部3aが眼鏡1の腕部と一致し、眼鏡1の腕部に取り付けられ、他方の脚部3bは結合端部4b内に押し込まれ、その自由端が前記部材の遠位端部4aである状態で、その側面において略U字状の形状であるように理解することができる。 結合端部4bは、隣接する部分3b上の7にて回転できるように取り付けられており、それによって、使用中、その自由端4aが眼鏡の腕部によって占有された平面、すなわち、装着者の側頭上顎骨面に対して略直角となるように、調整することが可能となる。 部材2は中空であり、前記腕部の返し部1a内に組み込まれたラウドスピーカーから受ける音を、外耳道CAEの入口に伝達する。

    例えば部材2は、当業者が想到する、ナイロン、アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン、又はその他同等の物質から形成されてもよい。

    図5は、結合端部4bを隣接する部分3bに組み付ける原理を示している。 理解されるように、結合端部4bは拡大された断面部4'の領域を備え、その拡大された断面の領域は、隣接する部分3bを受け入れ、且つ隣接する部分3bの長手方向軸X−X'周りを回転するように適合されている。 スナップ締結手段(図示せず)が二つの構成要素の偶発的な分離を防止する。

    図6は、本発明における別の実現可能な実施形態を示している。 ここでは、本発明に係る部材2'が取り付けられている装置はクリップ式イヤリング8であり、前記部材2'は中実であり、ラウドスピーカー9はこの部材の遠位端部4aにある。

    ここで図7に転じると、図7は、耳甲介C内の5における開口部5を有する部材2を示している。 しかしながらこの場合、部材2はロッド10を備えており、このロッド10には、孔を開けられた構成要素11が僅かな摩擦を有してこのための貫通管路12によって取り付けられている。 構成要素11は空洞部13を有しており、この空洞部13の閉口側14は球体の一部分として凡そ形成され、空洞部13は耳甲介Cに向かって15において開口している。 したがって、理解できるように、構成要素11及び部材2は隣り合って配置され、構成要素11の端部は、管路12から離間されて部材2の開口端部5の下において耳甲介の境界に位置している。 しかしながら、耳甲介Cは、その上部領域C'において外部に開口した状態のままである。

    空洞部13は、耳甲介Cとともに、耳甲介の容積よりも大きな容積の音響室部を形成し、したがって、音量及び音質を大幅に改善している。

    細管路16は、耳甲介から離れた周囲の環境に、空洞部13を接続しており、このことは、起こり得ない過度な音圧波以外の起こり得る過度な音圧波を運び去るための安全対策である。

    構成要素11の壁部の厚さは、電子構成要素を含んでいるハウジングに適合してもよく、或いはある変形形態においては、このような構成要素は当該壁部の厚さ内に埋め込まれてもよい。

    図7が示すように、ロッド10は構成要素11から外側へ突出している。 このことは付属品の取り付けを可能にし、このために設けられた管路は、密封管路或いは貫通管路であってもよい。 貫通管路18を有するこのような付属品17は、図8にて適切な位置に示されており、該付属品17は離隔した表面部であり、この表面部は耳甲介Cに向かって一方の端部19において開口しており、周囲の環境に対して他方の端部20において開口している。

    図9の斜視図は本発明に関連して装着されたイヤホーンを示しており、再び部材2が示されており、該部材2は5において開口し、前記構成要素11は中空室部及び離隔された表面部17を形成し、構成要素11及び離隔された表面部17の両方はロッド10に取り付けられている。

    本発明が、記載され、かつ図示された実施形態に限定されないことは理解されるだろう。 例えば、その遠位端部にラウドスピーカーを設けられた中実部材の使用は、装置がイヤリングに取り付けられている場合に限定されず、同様に良好に、一対の眼鏡の腕部、オートバイ用ヘルメット、又は同等のものとすることができる。 また、ロッド上に取り付けられる代わりに、構成要素11及び/又は付属品17は、押圧ボタン型システム或いは同様のものによって、共に結合することができる。 さらに、取り外し可能というよりもむしろ、構成要素11は部材2に恒久的に取り付けることができる。 同様に、離隔された表面部17は構成要素11に恒久的に取り付けることができる。

    1 装置3 近位部3b 近位部4 遠位部4a 遠位端部4b 結合端部9 ラウドスピーカー10 ロッド(相互連結手段)
    11 構成要素12 管路(相互連結手段)
    13 空洞部14 閉口側17 付属品16 細管路C 耳甲介X−X' 長手方向軸

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