Connector assembly for connecting an earpiece of the hearing aid to the glasses temple

申请号 JP2008513391 申请日 2006-05-23 公开(公告)号 JP2008542820A 公开(公告)日 2008-11-27
申请人 バリベル・ビー.ブイ.; 发明人 シプケマ、マルクス・カレル; ファン・デル・ズワン、ヤコブ;
摘要 【課題】眼鏡テンプルへ補聴器のイヤピースを接続するコネクタアセンブリ【解決手段】補聴器のイヤピース(27)を眼鏡テンプル(13)へ接続するコネクタアセンブリ。 眼鏡テンプル(13)は補聴器部品を有する。 コネクタアセンブリ(31)は、第1のコネクタ筐体(34)と第2のコネクタ筐体(37)とを有する。 第1のコネクタ筐体(34)は、中間ユニット(29)を介してイヤピース(27)へ取り付けられるように設計され、他方第2のコネクタ筐体(37)は眼鏡テンプル(13)へ取り付けられるように設計される。 第1及び第2のコネクタ筐体(34、37)は、分離可能な接続(10)によって互いに係合するように設計される。
【選択図】 図6a
权利要求
  • 補聴器のイヤピース(27)を、補聴器部品を備えた眼鏡テンプル(13)へ接続するコネクタアセンブリであって、このコネクタアセンブリ(31)は、第1のコネクタ筐体(34;34')と、第2のコネクタ筐体(37;37')とを具備し、前記第1のコネクタ筐体(34;34')は、中間ユニット(29)を介して前記イヤピース(27)へ取り付けられるように設計され、前記第2のコネクタ筐体(37;37')は、前記眼鏡テンプル(13)へ取り付けられるように、又はこれの一部となるように設計され、前記第1及び第2のコネクタ筐体(34、37;34'、37')は、分離可能な接続によって互いに係合するように設計され、
    前記第2のコネクタ筐体(37;37')は、第1の接触部材(35;35')と第2の接触部材(36;36')とを備え、前記第1のコネクタ筐体(34;34')は、第3の接触部材(30;30')と第4の接触部材(32;32')とを備え、前記第1の接触部材(35;35')と前記第3の接触部材(30;30')とは、磁力によって互いに接触してうに、前記第1及び第3の接触部材間での電流の流れを可能にするように構成され、前記第2の接触部材(36;36')と前記第4の接触部材(32;32')は磁力によって互いに接触してように、前記第2及び第4の接触部材間での電流の流れを可能にするように構成される、コネクタアセンブリ。
  • 前記第1及び第3の接触部材の少なくとも一方は、第1の磁気接触力を与えるための第1の磁気部品と、この第1の磁気部品の少なくとも一部分を覆う第1の金属部品とを備える、請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記第2及び第4の接触部材の少なくとも一方は、第2の磁気接触力を与えるため第2の磁気部品と、この第2の磁気部品の少なくとも一部分を覆う第2の金属部品とを備える、請求項2に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記第1の接触部材(35;35')は、第1の金属部材(39;39')を備え、前記第2の接触部材(36;36')は、第2の金属部材(38;38')を備え、前記第3の接触部材(30;30')は、第3の金属部材(52;52')を備え、前記第4の接触部材(32;32')は、第4の金属部材(54;54')を備え、前記第1の磁気部品は、前記第1及び第3の接触部材の少なくとも一方の部分を形成する永久磁石(43;48)である、請求項3に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記第1の接触部材(35;35')は、第1の金属部材(39;39')を備え、前記第2の接触部材(36;36')は、第2の金属部材(38;38')を備え、前記第3の接触部材(30;30')は、第3の金属部材(52;52')を備え、前記第4の接触部材(32;32')は、第4の金属部材(54;54')を備え、前記第1の磁気部品は、前記第1及び第3の接触部材の少なくとも一方の部分を形成する永久磁石(43;48)であり、前記第2の磁気部品は、前記第2及び第4の接触部材の少なくとも一方の部分を形成するさらなる永久磁石(41;50)である、請求項2に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記第1の金属部材は、第1の金属板(39)であり、前記第2の金属部材は、第2の金属板(38)であり、前記第3の金属部材は、第3の金属板(52)であり、前記第4の金属部材は、第4の金属板(54)であり、前記第1の金属板(39)は、前記第3の金属板(52)の第3の接触面に接触する第1の接触面を有し、前記第2の金属板(38)は、前記第4の金属板(54)の第4の接触面に接触する第2の接触面を有する、請求項4又は5に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記第1の金属部材は、第1の永久磁石(43)を収容する第1の金属箱(39')であり、前記第2の金属部材は、第2の永久磁石(41)を収容する第2の金属箱(38')であり、前記第3の金属部材は、第3の永久磁石(48)を収容する第3の金属箱(52')であり、前記第4の金属部材は、第4の永久磁石(50)を収容する第4の金属箱(54')である、請求項5に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記第1の金属箱(39')は、前記第1の永久磁石(43)を収容する第1のキャビティを有し、前記第2の金属箱(38')は前記第2の永久磁石(41)を収容する第2のキャビティを有し、前記第3の金属箱(52')は、前記第3の永久磁石(48)を収容する第3のキャビティを有し、前記第4の金属箱(54')は、前記第4の永久磁石(50)を収容する第4のキャビティを有し、前記第1の金属箱(39')は、使用中に前記第3の永久磁石(48)に面する一側面を除いて前記第1の永久磁石(43)を完全に覆うように構成され、前記第2の金属箱(38')は、使用中に前記第4の永久磁石(50)に面する一側面を除いて前記第2の永久磁石(41)を完全に覆うように構成され、前記第3の金属箱(52')は、使用中に 前記第1の永久磁石(43)に面する一側面を除いて前記第3の永久磁石(48)を完全に覆うように構成され、前記第4の金属箱(54')は、使用中に前記第2の永久磁石(41)に面する一側面を除いて前記第4の永久磁石(50)を完全に覆うように構成される、請求項7に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記永久磁石(43;48)は、金属部材を形成する金属コーティングを備え、前記さらなる永久磁石(41;50)は、さらなる金属部材を形成するさらなる金属コーティングを備える、請求項5に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記金属コーティングは、金により形成され、前記さらなる金属コーティングは、金により形成される、請求項9に記載のコネクタ。
  • 前記第1の接触部材(35;35')と前記第3の接触部材(30;30')とは、導電線が接続された少なくとも1つの永久磁石を備えるように構成され、前記第2の接触部材(36;36')と前記第4の接触部材(32;32')とは、さらなる導電線が接続された少なくとも1つのさらなる永久磁石を備えるように構成される、請求項1に記載のコネクタ。
  • 前記第3及び第4の接触部材(30、32;30'、32')は、入力信号を前記イヤピース(27)の中にあるスピーカーへ転送するため前記中間ユニット(29)にて延在する電線(64、66)へ取り付けられる、請求項1ないし11のいずれか1項に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記第3及び第4の接触部材(30、32;30'、32')は、前記第1のコネクタ筐体(34;34')の中でスピーカー(33)に接続され、このスピーカー(33)は、前記中間ユニット(29)を介して前記イヤピースへ送られる音を発するように構成される、請求項1ないし11のいずれか1項に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記スピーカー(33)は、このスピーカー(33)の互いに対向する側面にて2つの弾性スリーブ(68、82)を用いて前記第1のコネクタ筐体(34')へ弾性的に接続される、請求項13に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記第1のコネクタ筐体(34')の中にある前記第3及び第4の接触部材(30、32;30'、32')は、プリント回路基板(56)へ接続される、請求項1ないし14のいずれか1項に記載のコネクタアセンブリ。
  • 前記中間ユニット(29)は、任意に形成できる材料で作られる、請求項1ないし15のいずれか1項に記載のコネクタアセンブリ。
  • 眼鏡テンプル(13)に配置された第2のコネクタ筐体(37;37')に分離可能な接続によって係合できる第1のコネクタ筐体(34;34')を具備する補聴器構成であって、この補聴器構成はまた、一端が前記第1のコネクタ筐体(34;34')に取り付けられる中間ユニット(29)と、この中間ユニット(29)の他端へ接続されるイヤピース(27)とを備え、
    前記第1のコネクタ筐体(34;34')は、第3の接触部材(30;30')を備え、この第3の接触部材は、前記第2のコネクタ筐体(37;37')の中にある第1の接触部材(35;35')に磁力によって接触して前記第1及び第3の接触部材間での電流の流れを可能にするように、設計され、前記第1のコネクタ筐体(34;34')は第4の接触部材(32;32')を備え、この第4の接触部材は、前記第2のコネクタ筐体(37;37')の中にある第2の接触部材(36;36')に磁力によって接触して、前記第2及び第4の接触部材間での電流の流れを可能にするように、設計される、補聴器構成。
  • 補聴器部品を備える眼鏡の眼鏡テンプルであって、この眼鏡テンプルは、請求項17に記載の補聴器構成の第1のコネクタ筐体(34;34')へ取り付けられるように構成された第2のコネクタ筐体(37;37')を備え、
    前記第2のコネクタ筐体(37;37')は第1の接触部材(35;35')を備え、同第1の接触部材は、前記第1のコネクタ筐体(34;34')の中にある第3の接触部材(30;30')に磁力によって接触して前記第1及び第3の接触部材間での電流の流れを可能にするように、設計され、前記第2のコネクタ筐体(37;37')は第2の接触部材(36;36')を備え、同第2の接触部材は、前記第1のコネクタ筐体(34;34')の中にある第4の接触部材(32;32')に磁力によって接触してように、前記第2及び第4の接触部材間での電流の流れを可能にするように、設計される、眼鏡テンプル。
  • 前記テンプルは、再充填可能バッテリ(70)を収容するように構成され、前記再充填可能バッテリ(70)に再充電電力を供給するため、前記再充填可能バッテリ(70)に接触するように構成された接触パッド(26、28;26'、28')と、前記第2のコネクタ筐体(37;37')に収容され、前記接触パッド(26、28;26'、28')へ接続されて、外部再充電器から再充電電力を受け取るように構成された別個の再充電接点とを備える、請求項18に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記眼鏡テンプル(13)は、前記第2のコネクタ筐体(37')が前記眼鏡テンプル(13)の表面より下に位置するよう前記第2のコネクタ筐体を収容する孔を備える、請求項18又は19に記載の眼鏡テンプル。
  • 請求項20に記載の眼鏡テンプルを有する、補聴眼鏡。
  • 請求項17に記載の補聴器構成と請求項12に記載の補聴眼鏡とを備える、補聴器アセンブリ。
  • 中間ユニット(29)を介してイヤピース(27)へ取り付けられるように、且つさらなるコネクタ筐体(37')と係合するように、設計されるコネクタ筐体(34')であって、このコネクタ筐体(34')は、前記中間ユニット(29)を介して前記イヤピース(27)へ送られる音を発するように構成されたスピーカー(33)を収容し、
    このスピーカー(33)は、スピーカー(33)の互いに対向する側面にて2つの弾性スリーブ(68、82)を用いて、前記第1のコネクタ筐体(34')へ弾性的に接続される、コネクタ筐体。
  • 本線電源から電力を受け取ってように、第1の充電可能バッテリを充電するため前記電力をバッテリ充電電力に変電するように構成された変圧器(10)と、少なくとも第1の開口部(6)を備えるクレードル筐体(11)とを備える、クレードルセットであって、前記第1の開口部(6)は、第1の電気接点(3)と第2の電気接点(5)とを備え、また、前記第1の開口部(6)は、第1の眼鏡テンプル(13)の後方部を受け入れるように成形され、前記第1及び第2の電気接点(3、5)は、前記バッテリ充電電力を前記第1の眼鏡テンプル(13)へ供給するように、前記第1の眼鏡テンプル(13)の前記後方部沿いの電気接点に接触するように設計される、クレードルセット。
  • 前記第1の開口部(6)は、前記第1の眼鏡テンプル(13)の後方部を弾性的に締め付けるように設計されたクランプ(20)を備える、請求項24に記載のクレードルセット。
  • 前記クランプ(20)は、円弧部分状に成形され、前記第1及び第2の電気接点(3、5)は、前記クランプ(20)沿いに設置される、請求項25に記載のクレードルセット。
  • 前記クランプ(20)は、前記第1及び第2の電気接点(3、5)から分離しており、前記第1及び第2の電気接点(3、5)の少なくとも一方は弾性を有する、請求項25に記載のクレードルセット。
  • 前記クランプ(20)は、異なる角度のもとで前記第1の眼鏡テンプル(13)の前記後方部を受け入れるように構成される、請求項25又は26に記載のクレードルセット。
  • 前記クレードル筐体(11)は、他の通信装置と通信するように構成されたクレードルプロセッサ(16)を備える、請求項24ないし28のいずれか1項に記載のクレードルセット。
  • 前記クレードル筐体(11)は、データを送受するように構成されたトランシーバ(18)を備える、請求項24ないし29のいずれか1項に記載のクレードルセット。
  • 前記クレードルセットは、前記第1の開口部(6)の中に、又はこれの近くに、少なくとも1つのライト(12、14)を備える、請求項24ないし30のいずれか1項に記載のクレードルセット。
  • 前記少なくとも1つのライト(12、14)は、1つ以上の発光ダイオードを備える、請求項31に記載のクレードルセット。
  • 前記少なくとも1つのライト(12、14)は、例えば異なる光の色により、又は異なる光のパターンにより、前記少なくとも1つのライトを通じて前記クレードルセットの異なる作動状態を伝えるように構成されたプロセッサ構成回路(16)へ接続される、請求項31又は32に記載のクレードルセット。
  • 前記クレードル筐体(11)は、第3の電気接点(7)と第4の電気接点(9)とを備える第2の開口部(8)を有し、前記第2の開口部(8)は、第2の眼鏡テンプルの後方部を受け入れるように成形され、前記第3及び第4の電気接点(7、9)は、前記第2の眼鏡テンプルにて第2の充電可能バッテリへバッテリ充電電力を供給するため、前記第2の眼鏡テンプルの前記後方部沿いの電気接点に接触するように設計される、請求項24ないし33のいずれか1項に記載のクレードルセット。
  • クレードルセットと補聴眼鏡とを備える補聴器構成であって、前記補聴眼鏡は、少なくとも1つの再充填可能バッテリと、前記再充填可能バッテリを再充電するためバッテリ充電電力を受け取ることを可能にする電気接点とを収容するように構成され、前記クレードルセットは、前記電気接点を接触させるように、且つバッテリ充電電力を供給するように、設計される、補聴器構成。
  • 請求項24ないし34のいずれか1項に記載のクレードルセットを備え、前記補聴眼鏡は、前記クレードルセットから前記バッテリ充電電力を受け取る電気接点を有する後方部を備える少なくとも1つの眼鏡テンプル(13)を備える、請求項35に記載の補聴器構成。
  • 補聴器部品を備える眼鏡テンプル(13)を備える補聴器構成であって、前記補聴器構成は、前記補聴器部品に供給電圧を供給するため再充填可能バッテリ(70)を収容するように設計され、前記補聴器部品はプロセッサ(60)を備え、前記補聴器構成はさらに、前記再充填可能バッテリ(70)へ充電電圧を供給するため接触パッド(26、28)と接触部材(35、36)とを備え、前記接触部材(35、36)はいずれも前記プロセッサ(60)の出力へ、且つ前記接触板(26、28)へ、接続可能であり、このようにして前記接触部材(35、36)は、前記プロセッサ(60)が前記接触部材(35、36)を介してラウドスピーカーのための出力信号を送信することと、外部充電装置が前記接触部材(35、36)を介し� ��前記充電可能バッテリ(70)へ充電電圧を供給することの両方を可能にする、補聴器構成。
  • 前記充電電圧が前記プロセッサ(60)の前記出力へ到達することを防ぐため、前記プロセッサ(60)の前記出力と前記接触部材(35、36)との間に少なくとも1つの第1のダイオード(168)が設置される、請求項37に記載の補聴器構成。
  • 前記接触パッド(26、28)と前記接触部材(35、36)との間に少なくとも1つの第2のダイオード(172;170)が設置され、前記少なくとも1つの第2のダイオード(172;170)は、前記プロセッサ(60)が前記ラウドスピーカーのため前記出力信号を前記接触部材(35、36)を介して送信するときに、前記バッテリ(70)の前記供給電圧が前記接触部材(35、36)へ到達することを防ぐように構成される、請求項37又は38に記載の補聴器構成。
  • 前記補聴器構成は、前記プロセッサ(60)の前記出力へ、又は前記接触パッド(26、28)へ、前記接触部材(35、36)を接続するように構成された少なくとも1つのスイッチ(141;143)を備える、請求項37に記載の補聴器。
  • 前記補聴器構成は、前記テンプル(13)を備える眼鏡を備える、請求項37ないし40のいずれか1項に記載の補聴器構成。
  • 前記外部充電装置をも備える、請求項37ないし41のいずれか1項に記載の補聴器構成。
  • 前記外部充電装置は、前記接触部材(35、36)に接触するように構成された充電接触部材(156、158;152、154)を有するコネクタ(142;148)が設けられた、少なくとも1つのアーム(130;132)を備える、請求項42に記載の補聴器構成。
  • 前記外部充電装置は、サポートブロック(134)と、眼鏡ノーズブリッジ(135)を受け入れるように構成され、且つ前記サポートブロック(134)上で移動できるよう構成された誘導機構(136)とを備える、請求項43に記載の補聴器構成。
  • 前記少なくとも1つのアーム(130;132)は、少なくとも部分的には可撓性材料で作られる、請求項43又は44に記載の補聴器構成。
  • 前記テンプルは切り欠き(162)を備え、前記外部充電装置は、前記接触部材(35、36)に接触するように構成された充電接触部材(156、158;152、154)を有するコネクタ(142;148)と、前記切り欠き(162)との協働で前記充電接触部材(156、158;152、154)を前記接触部材(35、36)に整列させるよう構成された整列装置(164)が設けられたサポートベース(160)とを備える、請求項42に記載の補聴器構成。
  • 前記少なくとも1つのスイッチ(141、143)は磁気的に作動可能であり、前記補聴器構成は、前記少なくとも1つのスイッチ(141、143)を作動させるため、磁石(144;150)を備える前記外部充電装置を備える、請求項40に記載の補聴器構成。
  • 電気部品(60;61;65;67)を有するプリント回路基板(59)と、テンプル筐体(73)と、金属板(51)とを備える、眼鏡テンプル(13)であって、前記テンプル筐体(73)は、前記プリント回路基板(59)と前記金属板(51)の両方を収容し、前記金属板(51)は、電気部品(60;61;65;67)を有する前記プリント回路基板(59)を保護するように構成される、眼鏡テンプル。
  • 前記金属板(51)は、前記眼鏡テンプル(13)の後側にてユーザの耳の後ろで曲げることのできる狭窄部(55)を備える、請求項48に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記電気部品(60;61;65;67)は補聴器部品である、請求項48に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記テンプル筐体(73)は、第1の孔(69)を備え、前記補聴器部品は、音を受け取るための開口部とともに拡張部(63)を有する少なくとも1つのマイクロフォン(61)を備え、前記テンプル筐体(73)及びプリント回路基板(59)は、前記拡張部(63)を傾けて前記第1の孔(69)の中に入れることができるよう設計される、請求項50に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記テンプル筐体(73)は、孔(69)を備え、前記電気部品は、ユーザによって操作されるボタン(83)を有する少なくとも1つのスイッチ(65)を備え、
    前記プリント回路基板(59)は、前記少なくとも1つのスイッチ(65)を収容する空間を前記テンプル筐体(73)の中に設けるため第1の切り欠き(81)を備える、請求項48ないし51のいずれか1項に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記プリント回路基板(59)は、プロセッサ構成回路(60)を備える、請求項48ないし52のいずれか1項に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記プリント回路基板(59)には、前記プロセッサ構成回路(60)へ接続されたソケット(67)が設けられる、請求項53に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記プリント回路基板(59)は、前記少なくとも1つのソケット(67)を収容する空間を前記テンプル筐体(73)の中に設けるため、第2の切り欠き(81)を備える、請求項54に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記眼鏡テンプル(13)は、補聴器イヤピース(27)へ接続されたさらなるコネクタ筐体(34)へ磁力によって接続されるコネクタ筐体(37)を備える、請求項48ないし55のいずれか1項に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記金属板(51)は、前記コネクタ筐体(37)を収容するため孔(53)を備える、請求項56に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記テンプル筐体(73)は、バッテリを収容する空間を備え、同空間は、使用中にユーザの頭部に面するテンプルの側面に位置するカバー(15)によって覆われる、請求項48ないし57のいずれか1項に記載の眼鏡テンプル。
  • 前記テンプル筐体(73)は、前記電気部品のバッテリを充電する電力を受け取るため2つの電気接点(19、21)を備え円形の後方部を有する、請求項48ないし58のいずれか1項に記載の眼鏡テンプル。
  • 請求項48ないし59のいずれかに1項に記載の少なくとも1つの眼鏡テンプルを備える、眼鏡。
  • 補聴器を更新する方法であって、
    a)他の遠隔通信装置と通信するように構成されたコンピュータプロセッサ(101)をコンピュータに設け、補聴器アプリケーションプログラムのコンピュータ版を格納することと、
    b)他の遠隔通信装置と通信するように構成された補聴器プロセッサ(60)を補聴眼鏡に設け、前記補聴器アプリケーションプログラムの補聴眼鏡版を格納することと、
    c)前記コンピュータプロセッサ(101)と前記補聴器プロセッサ(60)との間で通信をセットアップすることと、
    d)前記補聴眼鏡版が、前記補聴器アプリケーションプログラムの前記コンピュータ版より新しい版であるか否かをチェックすることと、
    e)前記補聴眼鏡版が前記コンピュータ版より新しい場合に、前記補聴眼鏡版を前記コンピュータへ転送し、前記転送された補聴眼鏡版を更新コンピュータ版として前記コンピュータに格納することと、
    f)前記コンピュータ版が前記補聴眼鏡版より新しい場合に、前記コンピュータ版を前記補聴器プロセッサ(60)へ転送し、前記コンピュータ版を更新補聴眼鏡版として前記補聴器プロセッサ(60)に格納することと、
    を備える、方法。
  • 前記(c)セットアップすることとは、前記コンピュータプロセッサ(101)と前記補聴器プロセッサ(60)との間で、中間プロセッサを介して前記通信をセットアップすることを備える、請求項61に記載の方法。
  • 前記中間プロセッサは、携帯電話(85)と、個人用デジタル補助装置(87)と、前記補聴器のバッテリを充電するように構成されたクレードル(1)との内1つの部分をなす、請求項62に記載の方法。
  • 前記コンピュータは、遠隔通信ネットワーク(127)を介して前記コンピュータ版をダウンロードするように構成される、請求項61ないし63のいずれか1項に記載の方法。
  • 請求項59ないし62のいずれか1項に記載の方法を協働で遂行するように構成された、コンピュータと補聴眼鏡とを備える、通信アセンブリ。
  • 再充填可能バッテリ(70)を備える補聴器構成へコマンド信号を与える方法であって、前記方法は、
    ・前記再充填可能バッテリ(70)へ充電電圧を供給することと、
    ・前記充電電圧からコマンド信号を引き出すこととを備える、方法。
  • 前記コマンド信号は、再起動コマンドとリセットコマンドとの少なくとも一方であり、前記方法は、
    ・前記補聴器構成を再起動することとリセットすることとの少なくとも一方を遂行するため、前記コマンド信号を使用することを備える、請求項66に記載の方法。
  • 前記充電電圧は、時間により電圧が異なる少なくとも1つのパターンからなり、各パターンは異なるコマンドを意味する、請求項66及び67のいずれかに記載の方法。
  • プロセッサ(60)を備え、且つ前記プロセッサ(60)へ供給電圧を供給する再充填可能バッテリ(70)を収容するように構成された補聴器構成であって、前記補聴器構成はまた、前記再充填可能バッテリ(70)に接触するして、前記再充填可能バッテリ(70)の充電電圧を受け取るように、構成された接触パッド(26、28)を備え、前記補聴器構成は、前記充電電圧が印加されて、前記充電電圧からコマンド信号を引き出すように、且つ前記コマンド信号を前記プロセッサ(60)へ供給するように、構成されたコントローラ(166)を備える、補聴器構成。
  • 前記プロセッサ(60)は、前記コマンド信号を受け取り次第、再起動とリセットとの少なくとも一方を実行するように構成される、請求項69又はに記載の補聴器構成。
  • 前記充電電圧は時間により電圧が異なる少なくとも1つのパターンからなり、各パターンは異なるコマンドを意味する、請求項69又は70に記載の補聴器構成。
  • 顧客へ補聴眼鏡を販売する方法であって、
    a)顧客が、1組の補聴眼鏡フレームから補聴眼鏡フレームを選択することと、
    b)顧客の眼球偏位に関する処方に従い、前記補聴眼鏡フレームにレンズを設けることと、
    c)前記顧客が、前記補聴眼鏡の総販売価格をかなり下回る料金を支払うことと、
    d)試用期間の後、前記顧客が購入した前記補聴眼鏡に満足しているか否かをチェックすることと、
    ・満足している場合に、前記料金を引いた前記総販売価格を前記顧客の借方から引き落とすことと、
    ・満足していない場合に、前記料金を返金せず、前記眼鏡の保持を前記顧客に許すことと、前記補聴眼鏡のヒアリング機能を無効にすることと、又は前記眼鏡のテンプルを収容する電子機器を通常のテンプルと交換することと、
    を備える、方法。
  • 前記料金は前記総販売価格の20%を下回る、請求項72に記載の方法。
  • 说明书全文

    本発明は、眼鏡テンプルへ補聴器のイヤピースを接続するコネクタアセンブリに関する。

    これまで数種の補聴眼鏡が提案されており、例えばEP−A−1025744、WO2004/028203を、そしてこれらの文書に関係するファイルで参照されている先行技術を参照されたい。 ただし、かかる補聴眼鏡の1つ以上の実用的実施形態をいかに製造するかについて、構造上の設計詳細をこれらの先行技術文書から知ることはできない。

    発明の概要

    本発明は、補聴眼鏡とこれの支持機器のいくつかの構造上の詳細を対象とする。 以降の詳細な説明から明らかになるとおり、本発明のいくつかの態様は単なる補聴眼鏡より広い用途を有する。

    本発明は第1の態様において、補聴眼鏡をイヤピースへ取り付けるために使用するコネクタアセンブリに関する。 補聴眼鏡は補聴器のための電子機器を備える。 音は、音響信号として、又は電気信号として、眼鏡から中間ユニットを、例えばイヤピースへ取り付けられた管又はケーブルを通じて、ヒトのへ導かなければならない。 既存の補聴眼鏡では、眼鏡に堅固に取り付けられたイヤピースを挿入時に回す動きが要求されるため、イヤピースを耳の中に入れるのが困難という欠点がある。 イヤピースを取り出すときにも同じ問題がある。 ただしこの場合には別のリスクもあり、それはユーザが取り付けられたイヤピースのことを考えずに眼鏡を先に外してしまうことである。 そのような場合は、うまくいっても耳が引っ張られる不快感があり、最悪の場合はイヤピースと眼鏡との接続が壊れてしまう。

    本発明のこの態様の目的は、ユーザが自身の眼鏡を外すときには分離し、且つユーザが眼鏡をかけるときには容易く接続する、磁気的接続と電気的接続の両方を提供する、コネクタアセンブリを使用することである。

    その目的のため、本発明は請求項1に記載されたコネクタアセンブリを提供する。

    本発明のこの第1の態様の利点として、イヤピースの挿入と抜き取りのときには眼鏡が接続されていないから、眼鏡のかけ/外しとは別にイヤピースの挿入と抜き取りとを果たすことができ、さらに眼鏡を不用意に外して中間ユニットが壊れるリスクは解消する。

    一実施形態においては、複数の電気接点の少なくとも1つが磁気部品の少なくとも一部分を覆うように設計される。 このようにして要求されるスペースは、電気接点が磁気部品から遠ざけて設置される状況より少ない。 さらに、電気接点は磁気部品に接触するため、それらは互いに可能な限り近づき、それ故、電気接触のために求められる接触は向上する。

    本発明は第2の態様において、眼鏡のテンプルの中にあるバッテリを充電するクレードルセットを対象とし、テンプルは、給電を要する電子機器を備える。 かかる眼鏡は補聴眼鏡であってよい。

    その目的のため、本発明はこれの第2の態様において、本線電源から電力を受け取って、第1の充電可能バッテリを充電するため前記電力をバッテリ充電電力に変電するように構成された変圧器と、少なくとも第1の開口部を備えるクレードル筐体とを備える、クレードルセットを提供し、第1の開口部は第1の電気接点と第2の電気接点とを備え、第1の開口部は第1の眼鏡テンプルの後方部を受け入れるように成形され、第1及び第2の電気接点は、前記バッテリ充電電力を前記第1の眼鏡テンプルへ供給するため、前記第1の眼鏡テンプルの前記後方部沿いの電気接点に接触するように設計される。

    このようにして補聴眼鏡のユーザは、自身の眼鏡を外して眼鏡テンプルの後方部を第1の開口部に挿入でき、眼鏡テンプルのバッテリは充電される。 これは、ユーザがどのみち自身の眼鏡を装着していない夜間に行うことができる。

    電子機器を有する眼鏡の中で再充填可能バッテリを使用することには、ユーザにとって、使い捨てバッテリを使用する場合には必要とされるバッテリの交換が不要という利点がある。 使い捨てバッテリの交換は、特に毎日使用する場合は、ユーザにとってかなりの出費になる。 しかも、交換のときにユーザが自身の眼鏡を装着していないことを考えれば、小さなバッテリの交換は大変な作業である。 年配のユーザで運動制御能力が減退している場合は(例えば指の震え)なおさらである。

    ただし再充填可能バッテリには、同じ蓄電で使い捨てバッテリよりかなり大きくなるという欠点がある。 バッテリのサイズが大きくなると眼鏡の魅力が損なわれる。 本発明のこの態様はこの問題を2通りに解決する。

    1. 電子機器と使い捨てバッテリを有する眼鏡の場合、例えば補聴眼鏡の場合、バッテリの電力寿命は数日から数週間の間である。 数日に満たないバッテリ電力寿命は、ユーザによって容認しえないものとみなされる。 本発明の眼鏡は毎晩充電できるから、1回のバッテリ充電による電力寿命はわずか1日でかまわない。 これにより再充填可能バッテリの所要サイズは、同等製品で使い捨てバッテリとほぼ同じサイズまで小さくなる。

    2. 眼鏡の中で最も大きい電子部品にあたるバッテリは、本発明において、テンプルの後部に位置する。 ユーザの頭部において、これは最も目立たない耳の後ろの位置である。

    本発明の第2の態様のさらなる目的は、クレードルセットが異なる眼鏡を収容できることである。 人の頭部の寸法の違いのため、そして眼鏡のデザインの違いのため、眼鏡の寸法(前面の幅、前面の高さ、テンプルの長さ、テンプルの形状)には大きなばらつきがある。 さらに、眼鏡技師がユーザの頭部に眼鏡をフィットさせるときには、テンプルが耳のあたりで頭部に向けて曲げられ、ばらつきはさらに広がる。 そして最後に、眼鏡は使用中に変形する。 つまりテンプルやヒンジは曲がったり変形したりする。 本発明のこの態様においては、テンプルの後部に接点を使用することにより、そのような広範囲におよぶ眼鏡のばらつきに1つのクレードルセットで対処する。 これらは、テンプルが部分的に伸展するときに互いに概ね別々に動く2つの点として見ることができ、つまりそれらは(伸展されたテンプルに対し平行な主軸を中心に眼鏡を回すことにより)互いに上下に動くことができ、さらに(テンプルを閉じることにより、又はこれを完全に伸展させることにより)互いに近づき且つ遠ざかることができる。 したがって、接点を有するこれらの後部は必ずクレードルの開口部に入れることができる。

    本発明は第3の態様において、電子部品を備える眼鏡テンプルの構造的詳細に関する。 ここでの目的は、眼鏡テンプルの曲げ等、外的影響による電子部品の損傷をより良く防ぐことにある。

    その目的のため、本発明は第3の態様において、電気部品を有するプリント回路基板と、テンプル筐体と、金属板とを備える眼鏡テンプルを提供し、テンプル筐体は、プリント回路基板と金属板の両方を収容し、前記金属板は、電気部品を有する前記プリント回路基板を保護するように構成される。

    本発明は第4の態様において、補聴器の中にあるプロセッサ構成回路の補聴器プログラムを更新することに関する。 ここでの目的は、ヒアリング分配者が自身のコンピュータに最新の更新を用意することに専念せずとも、補聴器プログラムの更新を簡単に広めるための方法と、かかる方法を遂行する手段とを提供することにある。

    その目的のため、本発明は第4の態様において補聴器を更新する方法を提供し、同方法は、
    a)他の遠隔通信装置と通信するように構成されたコンピュータプロセッサをコンピュータに設け、補聴器アプリケーションプログラムのコンピュータ版を格納することと、
    b)他の遠隔通信装置と通信するように構成された補聴器プロセッサを補聴眼鏡に設け、前記補聴器アプリケーションプログラムの補聴眼鏡版を格納することと、
    c)前記コンピュータプロセッサと前記補聴器プロセッサとの間で通信をセットアップすることと、
    d)前記補聴眼鏡版が、前記補聴器アプリケーションプログラムの前記コンピュータ版より新しい版であるか否かチェックすることと、
    e)前記補聴眼鏡版が前記コンピュータ版より新しい場合に、前記補聴眼鏡版を前記コンピュータへ転送し、前記転送された補聴眼鏡版を更新コンピュータ版として前記コンピュータに格納することと、
    f)前記コンピュータ版が前記補聴眼鏡版より新しい場合に、前記コンピュータ版を前記補聴器プロセッサへ転送し、前記コンピュータ版を更新補聴眼鏡版として前記補聴器プロセッサに格納することと、を備える。

    これよりいくつかの図面を参照しながら本発明を詳しく説明するが、同図面は専ら例証を目的とし、本発明の範囲を制限することを意図するものではない。 範囲は、添付の特許請求の範囲とこれの同等物とによって定められる。

    本発明はいくつかの態様を備える。 これよりそれらを詳しく説明する。

    充電クレードル/バッテリ筐体 図1は充電クレードル1を示す。 充電クレードル1は、好ましくは適当な合成材料でできた筐体11を備える。 充電クレードル1は、後ほど詳述するとおり、異なる眼鏡テンプルの後方部を受け入れるよう各々成形された2つの開口部6、8を備える。 開口部6、8の各々は2つの別々の電気接点3、5、7、9を備える。 電気接点3、5、7、9は対にして、2つの弾性クランプ20、22に収容される。 各々の開口部6、8は、かかる弾性クランプ20、22を1つずつ備える。 弾性クランプ20、22は、図3a、3bから明らかとなるように、適当な合成の、電気的に絶縁する材料で作ることができる。

    筐体11は、本線電源から受け取った電力を、眼鏡テンプル(図2及び3を参照されたい)内に収容されたバッテリを充電するための電力に変電するため、変圧器10を収容する。 かかるバッテリは、かかる眼鏡テンプルの中にある、又はかかる眼鏡テンプルに関連する他の眼鏡部品の中にある、電気機器へ電力を供給するように構成される。 筐体11はケーブル2の一方の側へ接続され、同ケーブルの他方の側は、本線電源へ接続されるよう設計されたプラグ4へ接続される。 代替の実施形態において、変圧器10は筐体11の外側に位置し、適当な配線によって電気接点3、5、7、9へ接続される。

    クレードル1はプロセッサ16を備えてよく、同プロセッサは、電力を受け取るため変圧器10へ接続され、無線方式で、又はケーブルを経由し、外部装置と通信するように構成される。 これに見込まれる用途は、「補聴器ソフトウェアを更新する」の節でより詳しく説明する。 その目的のため、クレードル1は、例えばブルートゥースによる外部装置との通信のため、トランシーバ18を、プロセッサ16に加え、又はプロセッサ16の代わりに、備えてよい。 トランシーバ18もまた、電力を受け取るため変圧器10へ接続される。

    一実施形態において、筐体11は開口部6、8の中に、又はこれの近くに、ライト12、14を備える。 それらはプロセッサ16へ電気的に接続でき、このようにしてプロセッサ16は、開口部6、8の中に眼鏡のテンプルが置かれていないときに照明を提供するようにそれらを制御する。 開口部6、8の中か、又はこれの近くに、ライト12、14を置くと、開口部6、8を見つけるのに役立つ。 ユーザがテンプルを挿入するときには自身の眼鏡を装着していないため、そして暗いかもしれないため(再充電は夜間に行われることがある)、これはユーザによるテンプルの挿入を楽にする。 さらに、他の作動状態を、例えば充電と、充電完了と、テンプル接点と電気接点3、5、7、9との無接続との少なくとも1つを伝えるため、これらのライト12、14をプロセッサ16によって制御することができる。 ライト12、14は、好ましくは発光ダイオード(LED)で作られる。 異なる作動状態を伝えるため、異なる色を、又は異なる照明パターンを、使用できる。

    図2a、2bは眼鏡テンプル13の後部の一実施形態を示す。 図2aは、後部を、これが組み立てられた状態で示しており、他方図2bは、カバー部材が取り外された後部を示している。 図2aに示すとおり、眼鏡テンプル13は、カバー部材15へ接続される後方部17を有する。 カバー部材15は後方部17から取り外すことができる。 後方部17には2つの電気接点19、21が設けられる。 眼鏡テンプル13の中にある(又は眼鏡の別の部分の中にある)電気部品へ電力を供給するため、カバー部材15と後方部17との間にはバッテリ70を収容するキャビティがある(図2bを参照されたい)。 それらの電気部品は補聴器の一部分であってよい。 電気接点19、21は後方部17の中でそれぞれの接触パッド26、28へ接続され、同接触パッドは、バッテリ70の異なる電極に接するように配置される。 他の2つの接点(図示せず)は、バッテリの電極を電気部品へ接続する。 カバー部材15は好ましくは、眼鏡テンプル13の内側に、すなわち眼鏡ユーザの頭部に面する眼鏡テンプル13の側に、位置する。 こうすれば、ユーザが眼鏡を装着しているときにカバー部材15が見えづらくなる。 さらに、ヒトの頭部輪郭は耳の後ろで、そして眼鏡テンプルの内側で、内向きに曲がっているため、頭部の形状をたどるこれは人間工学的に優れている。 眼鏡は普通、眼鏡技師のもとで行われるフィッティングのときに耳の後ろで頭部に向けて曲げられるが、この設計ならこれは不要か、又はさほど必要でない。 電気接点19、21は、好ましくは後方部17の後側に設置する。 代わりにそれらは、カバー部材15に沿って設けてよい。 図2aは、カバー部材15を後方部17へ取り付けるために用いるネジ(又はボルト)72を示している。

    図2bはカバー部材15を取り去った後方部17を示している。 この図は、バッテリ70を収容するためのスペースが後方部17にあることを示している。 これはまた接触パッド26、28を示している。 さらにこれは、ネジ72を受け入れる孔74を示している。

    好ましくは、カバー15と後方部17の後側は円状に成形され、このようにして充電クレードル1は異なるモデルの眼鏡を受け入れることができる。 円形は、それぞれの電気接点19、21及び3、5(7、9)間の電気接触を促進する。 これについては図3a、3bを参照しながらさらに説明する。

    図2c、2d、2eは、代替のバッテリ筐体構造を示す。 図2a、2bにあるのと同じ部品は同じ参照符号で指示されている。 代替の部品はアクセント符号で指示されている。 後方部17はここで、形状の異なる接触パッド26'、28'を備える。 接触パッド26'は、バッテリ70の平らな側面に接触する平板を備え、他方接触パッド28'は、バッテリ70の円周部に接触するため円弧形の部分を備える。

    接触パッド26'はボルトの形になった電気接点19'へ接続され、同ボルトは、後方部17の貫通孔を通じて接触パッド26'へ接続する。

    同様に、接触パッド28'は同じくボルトの形になった電気接点21'へ接続され、同ボルトは、後方部17の貫通孔を通じて接触パッド28'へ接続する。 ボルトはバッテリ筐体の半径のどこにでも配置できる。 それらを遠ざけて配置することにより、接点が短絡するリスクは抑えられる。

    ボルト形の電気接点19'、21'はスクリュードライバーのための溝等を有する必要はなく、何らかの魅力的な外観を有するよう設計してよい。

    図2cは、代替の実施形態を、カバー部材15が取り除かれた状態で示している。 図2dは、代替の実施形態を、バッテリ筐体の中にバッテリが配置された状態で示している。 図2eは、代替の実施形態を、後方部17へカバー部材15が取り付けられた状態で示している。

    図3a、3bは、充電クレードル1の開口部6に置かれた眼鏡テンプル13の2通りの例を示す。 同じ参照符号は先行の図にあるのと同じ部品を指す。 図3a、3bは、図1の線III−IIIに沿った断面で充電クレードル1を示している。 充電クレードル1の開口部6の中にあるクランプ20(ならびにクランプ22)は、好ましくは、眼鏡テンプル13の後部を受け入れて締め付けるように成形される。 その締め付け状態で、電気接点3、5は電気接点19、21に接触する。 そのため、クランプ20は図示されたとおり半円形且つ弾性を有してよい。 ただし、これとは別の機械的設計を代わりに使用できる。

    電気接点19、21は、これらをいくぶん長くすることにより、眼鏡テンプル13の後部がクランプ20の中に挿入されたときに、幅広い度αでクランプ20沿いの電気接点3、5に接触することになる。 クランプ20と開口部6とをこのように設計することにより、充電クレードル1は、図3a、3bに示すとおり、後方部17をカバー部材15とともに幅広い角度αで受け入れることができる。 電気接点7及び9を有するクランプ22は、好ましくは、それぞれ電気接点3及び5を有するクランプ20と同様に成形される。

    好ましくは、左右の眼鏡テンプル13のカバー部材15と後方部17とは鏡面対称に成形され、このようにしてカバー部材15は後方部17の内一方のみにフィットする。

    好ましくは、充電クレードル1の開口部6、8の幅はクランプ20、22へ近づくほど小さくなる。 図1の線IIIc−IIIc沿いの断面である図3cは、開口部6でこれを示している。 かかる先細りの幅は、開口部6への容易なテンプル13の挿入を支援する。

    図3dは、代替充電クレードル1'の断面図を示す。 この代替充電クレードルは、図2c、2d、2eに示された代替バッテリ筐体と協働するように設計されている。 図3aないし3cにあるのと同じ部品は同じ参照符号で指示されている。 代替の部品はアクセント符号で指示されている。

    代替バッテリ筐体の電気接点19'、21'はボルトの頭の形になっているため、それらの接触面はいくぶん小さい。 このため、後方部がヒトの頭部にフィットするためどの程度曲げられたかに応じて、後方部17がクレードル1'に入る角度がユーザによって異なる点を考慮に入れ、テンプル13の後方部17がクレードル1'の中へ移されるときに電気接触を確実に成立させるため、図3dの実施形態においては、いくぶん大きい接触面を有する代替の電気接点3'、5'がクレードル1'の中に設けてある。 電気接点5'は固定部材として示されており、他方電気接点3'は、可撓性部材として、例えば板バネの一部として、設計されたものが示されている。

    さらに、クレードル1'は後方部17を締め付けるように設計されたクランプ20'を備える。

    本発明はまた、代替クレードルに関する。 この代替クレードルは、「コネクタアセンブリ」と「テンプル」に関する節で説明するコネクタを使用するため、これらの節の後で詳しく説明する。

    コネクタアセンブリ 電子機器とともに補聴器を備える眼鏡の場合は、音を、音響信号として、又は電気信号として、眼鏡から中間ユニットを、例えばイヤピースへ取り付けられた管又はケーブルを通じて、ヒトの耳へ導かなければならない。 既存の補聴眼鏡では、眼鏡に堅固に取り付けられたイヤピースを挿入時に回す動きが要求されるため、イヤピースを耳の中に入れるのが困難という欠点がある。 イヤピースを取り出すときにも同じ問題がある。 ただしこの場合には別のリスクもあり、それはユーザが取り付けられたイヤピースのことを考えずに眼鏡を先に外してしまうことである。 そのような場合は、うまくいっても耳が引っ張られる不快感があり、最悪の場合はイヤピースと眼鏡との接続が壊れてしまう。

    本発明のこの態様の目的は、ユーザが自身の眼鏡を外すときには分離し、且つ眼鏡をかけるときには容易く接続するコネクタアセンブリを使用することである。 本発明の利点として、イヤピースの挿入と抜き取りのときには眼鏡が接続されていないから、眼鏡のかけ/外しとは別にイヤピースの挿入と抜き取りとを果たすことができ、さらに眼鏡を不用意に外して中間ユニットが壊れるリスクは解消する。 以下、これを詳しく説明する。

    図4aないし4fは、補聴器のイヤピース27を眼鏡23のテンプル13へ接続するために用いるコネクタアセンブリ31の異なる実施形態を示す。 コネクタアセンブリ31は、第1及び第2の筐体34、37を備える。 第1の筐体34はイヤピース27へ取り付けられ、全ての図4aないし4fに示されている。 第2の筐体37は図5及び6aに示されている。 第2の筐体37は単独の部品でなくともよく、テンプル13の一部であってよく、この場合、第2の筐体37の形状は、例えば機械加工によりテンプル筐体73に埋め込まれ、又はテンプル筐体73の射出成形のときに形成される。

    イヤピース27は、ユーザの耳へ音を伝えるためスピーカー(図示せず)を備える。 その目的のため、イヤピース27は、テンプル13の中にある(又は眼鏡23の別の部分の中にある)補聴器部品から適切な入力信号を受け取る。 それらの入力信号は、一端が第1の筐体34へ、そして他端がイヤピース27へ、取り付けられた適切なケーブル29の電線を介して送信される。 第1の筐体34は、これ以降説明するとおり、テンプル13の第2の筐体37へ接続でき、且つこれから分離できる。

    代替の実施形態において、イヤピース27はスピーカーを備えず、中空管、又は他の何らかの中空中間ユニットから受け取る音を耳へ導くため中空路を備える。 その実施形態においては、かかる中空管がケーブル29に取って代わる。 そしてスピーカーは、例えば第1の筐体34の中に、あるいはテンプル13の第2の筐体37の中にある。 そのスピーカーが発する音は中空管を通じて耳へ伝達される。 図4bは、第1の筐体34の中で、かかるスピーカー33をすこぶる概略的に示している。

    さらなる代替実施形態において、スピーカーはテンプルの中にあり、テンプル13へ取り付けられたかかる中空管を通じて音を伝達する。 そして第1の筐体34は中空管の末端に位置し、接続のためイヤピースの中へ押し込まれる。

    図4aないし4cは、使用中にユーザの頭部とは反対側に面するテンプル13の外側へ、第1の筐体34が接続される実施形態を示している。 図4dは、使用中に下に(すなわち地面に)面するテンプル13の下側へ、第1の筐体34が接続される実施形態を示している。 図4e、4fは、同じく使用中に下に面するテンプル13の下側へ、ただし使用中にユーザの耳の後ろの位置にて、第1の筐体34が接続される実施形態を示している。 この後者の実施形態で、ケーブル29(又は中空管)は、たとえユーザが第1の筐体34からテンプル13を分離しているときでも、ユーザの耳の後ろで締め付けられた状態を保つ。 これは図4aないし4dの実施形態より簡便であり、ここでケーブル29(又は中空管)はテンプル13から分離しているときに空中にぶらさがる。

    図4aないし4fの全実施形態において、コネクタアセンブリ31は、第1の筐体34によりケーブル29(又は中空管)を容易くテンプル13へ接続でき、且つこれから分離できるよう、例えば第1の筐体34がユーザの僅かな助力だけで接続し、且つユーザが僅かな力を使って自身の眼鏡を取り去るときに概ね自動的に分離するよう、設計される。

    第1及び第2の筐体34、37は、図5及び6aでより詳細に示されているとおり、磁石を備えてよい。 ただし、機械的スナッピング接続を有する筐体等、容易く接続でき且つ分離できる他の筐体構成は予想される。

    図5は、コネクタアセンブリ31を第1の筐体34と第2の筐体37とともに示す。 第2の筐体37は、後でさらに説明するように、テンプル13に収容される。 第2の筐体37は、好ましくは合成材料で作られる。 図6aでより詳細に示されているとおり、第2の筐体37は、第1の筐体34と係合するため第1の筐体34に向く接続面40を有する。 この接続面40は、凹所42と第1及び第2の開口部45、47とを有する。 さらに、第2の筐体は、エッジ49を有し、これの目的は後で説明する。

    前記第1の開口部45は、第1の接触部材35を収容するように設計され、他方第2の開口部47は、第2の接触部材36を収容するように設計される。 前記第1の接触部材35は、第1の金属接触板39によって覆われた第1の磁石43を備える。 第2の接触部材36は、第2の金属接触板38によって覆われた第2の磁石41を備える。 これら接触板38、39は、組み立てられた状態で、テンプル13の中にある適切な導体(図示せず)へ接続される。 適切な電気音響及び制御信号、その他を転送するため、これらの導体はテンプル13の中にある他の補聴器部品へ接続される。

    2つの筐体34、37を互いに接触するよう接続するように設計された部材を指すため、ここで用語「接触部材」が使われていることは認められる。 この用語は必ずしも電気接触を意味しない。

    第1の筐体34は、第2の筐体37に向きこれに係合する接続面44を有する。 接続面44は、第1及び第2の筐体34及び37が互いに係合するときに、第2の筐体37の凹所42へフィットするように設計された拡張部46を有する。 第1の筐体は、第3の接触部材30と第4の接触部材32とを有する。 第3の接触部材30は、第3の磁石48と第3の電気接点52とを備える。 第4の接触部材32は、第4の磁石50と第4の電気接点54とを備える。 第3及び第4の磁石48、50は、それぞれ第1の磁石43と第2の磁石41とによって引き付けられる適当な磁性金属から作られる。 イヤピース27がスピーカーを有する実施形態において、第3及び第4の電気接点は、かかるスピーカーへ接続されるケーブル29の中の適当な導体へ接続される。

    第1の筐体34がかかるスピーカーを備える場合(図4b参照、同図においてスピーカー33はコネクタアセンブリ31の中に示されており、中空管へ取り付けられている)、第3及び第4の電気接点はかかるスピーカーへ電気音響及び制御信号を供給する。 そしてスピーカーは音を発し、その音は管を通じてイヤピース27へ運ばれる。

    第2の筐体37又はテンプル13がスピーカーを備える場合は、第1の筐体へ電気信号を転送する必要はなく、電気接点38、39、52、54は省くことができる。 第3及び第4の接触部材30、32は、相対する第1及び第2の接触部材35、36とそれぞれ係合するだけでよい。 勿論この場合、第1及び第2の筐体34、37は、かかるスピーカーから管を通じてイヤピース27へ音が通過できるよう設計しなければならない。

    一代替実施形態においては、接触部材35、36の内一方のみに磁石が設けられ、例えば、第1の接触部材35だけが第1の磁石43を有し、第2の接触部材36は、鉄等、磁気に感応するが非磁性の材料を取り巻く、電気接点38を有する。 これは第2の筐体37が、第1及び第2の磁石43、41の両方によって結合されたときに電気短絡を引き起こす、チェーンや鉄くず等の金属部品を、引き付けることを防ぐ。 もうひとつの解決策は、第1及び第2の筐体34、37の両方にただ1つの磁石を設けることである。

    磁石は、第1及び第2の磁石43、41が、異なる磁極で第1の筐体34に向かって外側に面するよう設けることができ、第3及び第4の磁石48、50にも異なる極性を設けることができ、このようにして第1の接触部材35は第3の接触部材30によって引き付けられ、第2の接触部材36は第4の接触部材32によって引き付けられる。 こうして、第1及び第2の筐体34、37の互いに対する正しい向きは自動的に保証される。

    このコネクタアセンブリ31に少なくとも1つの磁石41、43、48、50を設けることにより、第1及び第2の筐体34、37は僅かな力をかけるだけで容易く接続でき且つ分離できる。 これは、いくぶん硬く、ごく僅かに可撓性のケーブル29(中空管)を設けることによってさらに促進できる。 かかるケーブル29(中空管)は任意に形成できる合成材料で作ることができ、つまり顧客による成形が可能で顧客による変形の後に新しい形状を保つ材料で作られる。 この場合、ユーザが自身の眼鏡を外すことによって第1の筐体34を第2の筐体37から分離するときに、第1の筐体34は概ね自身の位置にとどまり、よってユーザが自身の眼鏡を再びかけるときに、第1及び第2の筐体34、37は互いに非常に接近するため、それらは容易く接続できる。 相対する磁極の組み合わせを使用すると、第1及び第2の筐体34、37は正しい向きと方向で互いに自動的に引き付けあうため、再接続はさらにはかどる。

    図6bは、代替コネクタアセンブリの断面を示す。 図6aにあるのと同じ部品は同じ参照符号で指示されている。 代替の部品はアクセント符号で指示されている。

    図6bは、嵌合する代替の第1及び第2の筐体34'、37'を示している。 第1の代替筐体34'は、代替の第3及び第4の接触部材30'、32'を収容する。 第2の代替筐体37'は、代替の第1及び第2の接触部材35'、36'を収容する。

    図6aは、第1、第2、第3、及び第4の接触部材35、36、30、及び32の一実施形態を示しており、それらは、対応する接触板で覆われた磁石を各々備え、接触板は使用中に嵌合面を介して1つずつ互いに接触するが、図6bの代替の第1、第2、第3、及び第4の接触部材35'、36'、30'、及び32'は次の点が異なる。

    図6bは、第1及び第2の磁石43、41が、金属箱39'38'の形をとるそれぞれの第1及び第2の電気接点に収容されることを示している。 同様に、第3及び第4の磁石48、50は、金属箱52'、54'の形をとるそれぞれの第3及び第4の電気接点に収容される。 これらの金属箱は、使用中に磁石41が磁石50に面するよう、そして磁石43が磁石48に面するよう構成され、それらの間に金属板はない。 金属箱38'は金属箱54'に接触し、金属箱39'は金属箱52'に接触する。 磁石41は磁石50から一定の距離を置くことができ、磁石43は磁石48から一定の距離を置くことができる。 代替の第1及び第2の筐体34'、37'間の磁力は、磁石41及び50間の、そして磁石43及び48間の相互の距離と、磁石の強さとによって決まる。 これらの金属箱39'、38'、52'、54'によってコネクタアセンブリ部分間の磁気接触力は向上する。 さらに、これらの金属箱39'、38'、52'、54'は半田付けによって電線へ接続される。

    代わりに、磁石41、43、48、50は金でコーティングできる。 この場合は、半田付けにより磁石41、48、48、50を電線へ直に接続できる。 その結果、金属箱39'、38'、52'、54'の内1つ以上は省くことができる。 使用する金属が磁性であり、磁石上に容易くコーティングでき、且つ電線へ容易く接続できるなら、金を使用する代わりに他の何らかの適当な金属コーティングを使用してよい。 その配線は、後ほど説明するとおり、プリント回路基板上の配線(の一部)であってよい。

    さらなる代案として、電線へ直に接続する磁石41、50、43、48を使用できる。 これは図6cに概略的に示されている。 図6cは、磁石50に接触する磁石41を示している。 磁石41は導電線78へ接続され、他方磁石50は導電線80へ接続される。 これらの電線78、80は、何らかの適当な手法により磁石41、50へ接続してよい。 磁石43、48は、類似する仕方か又は同じ仕方で適当な導電線へ接続されるように設計できる。

    一般的に、図6aないし6dに示す実施形態で、使用する接触部材30、31、35、36又は30'、31'、35'、36'は、いずれも、少なくとも部分的には磁性であって、2つの接触部材が磁力を発することにより互いに引き付け合って、少なくとも部分的には導電性であって、一方の接触部材から他方の接触部材へ電流を流すことができる。

    図6b及び6dに示すとおり、第1の代替のコネクタ筐体34'は一実施形態において、電線64、66を介して適当な信号を受信するスピーカー33を収容する。 第1の代替コネクタ筐体34'がかかる内蔵スピーカー33を備える場合、金属箱39'、38'、52'、54'にはもうひとつの利点がある。 第1の代替筐体34'の内部に向けて閉ざされた金属面を有する金属箱39'、38'、52'、54'を使用すると、金属箱39'、38'、52'、54'は磁気シールドとして機能し、磁力線は、第1の代替のコネクタ筐体34'の内部に位置する内蔵スピーカー33へ向かわない。 その結果、それ自体が金属からなる内蔵スピーカー33は、磁石48、50へさほど強くは引かれず、筐体の中で自由に振動できるため、機械的なフィードバックやハウリングといった公知の補聴器問題は軽減される。

    内蔵スピーカー33の自由な振動を保証する第2の措置は、可撓性スリーブ68、82を使用することであり、同可撓性スリーブは内蔵スピーカー33へ取り付けられ、内蔵スピーカーの音放出口を補聴器の音放出口へ柔軟に接続する。 この後者の特徴は多くの補聴器で使われている。 本発明は、内蔵スピーカー33を筐体34'の残りの部分へ接続するため、内蔵スピーカー33の2つの側面にスリーブ68、82を使用する点が新しい。 このようにして、内蔵スピーカー33は一種の「ハンモック」構造に置かれる。 その利点として、2つの接続点があるため、両スリーブ68、82は、ただひとつのスリーブ接続が補聴器の筐体に至る場合より格段に柔軟になれる。 ハンモック構造には、磁石48、50が筐体内の内蔵スピーカー33に向けて配置される場合に、ハンモック構造全体が磁石48、50へある程度引き寄せられても内蔵スピーカー33は自由に振動できるという、さらなる利点がある。

    図6bに示すとおり、第2の筐体37'の接点39'、38'は、テンプル13の表面より深いテンプル13の孔の中に位置する。 第1の筐体34'の接点52'、54'は、これの筐体からテンプル13の孔の中へ延在し、より深い位置にある第2の筐体37'の接点39'、38'に接触する。 その結果、平常の使用中に、第1及び第2の筐体34'、37'を接続した後に接点の間に毛髪が入る見込みは大いに抑えられる。 毛髪によりときどき起こる接触損失はユーザにとって煩わしいから、これは重要である。

    第1の筐体34'はプリント回路基板(pcb)56へ固定される。 pcb56上には導体経路が設けられ、同導体経路の内、金属箱54'へ接続される1つの導体経路58は図示されている。 ベースプレートとしてpcb56を使用することにより、生産の一部を自動smd装置で果たすことができるため生産は簡素化され、ひいては生産コストが下がる。 加えて、接点54'、52'の金属箱は、pcb56へ半田付けされるため、それらをプラスチック筐体へ接着して頑丈さが格段に劣る固定に帰結するのと違って、筐体へ頑丈に固定される。

    テンプル 本発明はさらなる態様において、電子機器を収容するように構成される眼鏡テンプルに関する。 一例において、かかる電子機器は眼鏡補聴器の一部をなす。 ただしこの態様はかかる用途に限定されない。 この態様は、携帯電話や個人用デジタル補助装置(pda)等のモバイル装置のためのヘッドセット等、用途の異なる電子機器にも応用できる。 以下、単なる例として、この態様を、眼鏡補聴器におけるこれの用途に言及しながらより詳しく説明する。

    眼鏡技師によって上質の眼鏡テンプルをユーザの頭部へフィットさせることができる。 この目的のため、テンプルは普通、金属で作られるか、又は内部に金属ピンを有するプラスチックで作られる。 この金属部品は、プラスチックが曲げられた後に、これの当初の形状に戻らないことを保証するため必要とされる。

    電子機器を収容する眼鏡テンプルには、電子機器を含むキャビティが曲がるのを防ぐための保護手段が必要であり、電子機器が曲げられると電子機器は傷む。

    本発明のこの態様の目的は、フィットさせるために要求される曲げと、電子機器保護のため禁じられる曲げという、この明白な矛盾を解決することにある。 この目的のため、電子機器を取り囲むプラスチックテンプルへ保護手段として、金属板が取り付けられる。 耳の後ろに限り金属板の高さが減少して金属ピンとなり、耳の後ろでのフィッティングのときにはこの金属ピンを曲げることができる。 これは図5を参照しながら説明する。

    図5はテンプル13のいくつかの構造的詳細を示す。 これらの詳細のいくつかは説明済みであり、ここで繰り返さない。

    図5はプリント回路基板(pcb)59を示している。 pcb59は数個のマイクロフォン61を備える。 pcb59には4つのマイクロフォン61が示されている。 ただし、この数は異なってよい。 マイクロフォン61は使用中に下に面する拡張部63を有する。 ただし、これらの拡張部63は別の方向に面してよい。 マイクロフォン61が音を受け取ること、そして受け取った音を適当な電気音響信号に変換することを可能にするため、拡張部63には音を受け取る開口部を設ける。 これらの電気音響信号は、同じくpcb59へ接続されたプロセッサ構成回路60へ供給される。 pcb59はまた、ユーザ又はオペレータによって操作される1つ以上のスイッチ65へ接続される。 誰かがスイッチ65を操作できるようにするため、スイッチ65にはボタン83を設ける。 さらにpcb59は、ケーブル(図示せず)の嵌合プラグへ接続するよう構成されたソケット67へ接続でき、同ケーブルは、例えばコンピュータ等の通信装置へ接続できる。 スイッチとソケットはプロセッサ構成回路60へ接続される。 pcb59上の電気部品間の接続はどれも、当業者にとって公知の適当な導電軌道を通じて提供される。

    プロセッサ構成回路60は、EEPROM、ROM、RAM等、適当なメモリを備える。 簡潔を図るため、これは図5に図示されていない。

    テンプル13は金属板51を有する。 一実施形態においては、第2の筐体37を受け入れる開口部53を金属板51に設ける。 開口部53のサイズは、これが組み立てられた形態で、エッジ49(図6aを参照されたい)に寄りかかるよう選択できる。 金属板は、容易く曲げることができる、例えばピン形の狭窄部55を、これの後側に有する。 金属板51は、これの終結部57にて再び広がってよい。 金属板51は、ネジ72を受け入れる孔76をこれの後側に備える。 ネジ72は図2aに示されている。 図示された実施形態において、ネジ72は金属板51をカバー部材15へ取り付け、それらの間で眼鏡テンプル13の後方部17を締め付ける。

    テンプル13はテンプル筐体73を備える。 テンプル筐体は射出成形プラスチックで作ることができる。 代わりにその材料は、プラスチックや金属等の機械加工可能な材料であってよい。 テンプル筐体73には、pcb59と金属板51の両方を収容するため適当なスペースを設ける。 pcb59は好ましくは、これが外的影響から遮られるようテンプル筐体73と金属51とによって画定されるスペースの中に置かれる。 さらに、pcb59を収容するスペースは、好ましくは、テンプル13が外部から力を受けて、pcbを曲げずに僅かに曲がることができ、このようにしてpcb59を傷めるリスクをできる限り抑えるよう、十分な大きさに設計する。 金属板51はpcb59のところで比較的大きい高さを有し、これが曲がる性向を抑制するため、このリスクは金属板51によってさらに抑えられる。 金属板51はこの実施形態でテンプル13の外壁を形成する。 金属板51は、第1のテンプル筐体73の適当なリムによって締め付けることができる。 代わりに、適当なネジとネジ穴とを用いて第1のテンプル筐体73を金属板51に取り付けることができる。 さらに金属板51は、適当な接着剤によりテンプル筐体73へ固定できる。

    別の実施形態においては、金属板51の、ひいてはテンプル13の、曲げをより一層防ぐため、金属板51の内側へ金属片を取り付けてT字形を形成する。

    別の実施形態において、テンプル13は射出成形され、中間に折り畳み線を有するテンプル筐体の2側面を備える単一部品を構成する。 この単一部品は製造中に、電子機器を有するpcb59のまわりに配置され、折り畳まれる。 そしてこれは、例えば接着剤又はレーザー加工により、又は熱により、電子機器を正確に取り囲みテンプルを形成するよう閉じられる。 この場合、電子機器保護を高めるため、2つのプラスチック側面の間のキャビティに金属ピンを含めることができる。

    金属板51の狭窄部55は、テンプル筐体73の狭窄部75に収まる。 耳の後ろのヒトの頭部にテンプル13をフィットさせるため、金属板51の狭窄部55はテンプル筐体73の狭窄部75とともに容易く曲げることができ(図4aないし4fを参照されたい)、曲げた後には(プラスチックの)テンプル筐体73がこれの当初の形状に戻らないことを保証する。

    一実施形態において、金属板51の狭窄部55とテンプル筐体73の狭窄部75は、いずれも湾曲形状を有し、このようにして製造時の、そして眼鏡のフィッティングのときの眼鏡技師による曲げは、ごく僅かですむ。 これは電子機器を保護する。

    テンプル筐体73は、これの後側に第1及び第2のバッテリ接点26及び28を備える。 バッテリ接点26及び28は、それぞれ電気接点19及び21へそれぞれ接続する(図2を参照されたい)。 バッテリ接点26、28は、バッテリ(図示せず)に接触するよう設計される。 バッテリの電極へ接続される他の2つの接点は、適当な導体(図示せず)によりpcb59上の電気部品へ接続される。

    マイクロフォン拡張部63を受け入れるため、テンプル筐体73には、これの下側に適当な孔69を設ける。 さらにテンプル筐体73は、スイッチ65とソケット67とを受け入れる適当な孔71を備え、このようにしてスイッチ65は筐体の壁を通じて延在し、外側から操作できる。 好ましくは、テンプル筐体73とこれの孔69は、pcb59上のマイクロフォン61の拡張部63を傾けることによって、これらの孔69の中に入れることができるよう設計し、このようにしてpcb59に要求されるスペースの高さは、ひいてはテンプル13の高さは、制限され、眼鏡の視覚的魅力を高める。 第1のソケット67とスイッチ65は製造時に、比較的長い電線によってpcb59へ接続できる。 そして、ソケット67とスイッチ65をそれぞれの孔71に挿入でき、外側へ押すことができる。 pcb59を傾けて置いた後には、ソケット67とスイッチ65を孔71の中に戻すことができ、その後それらは、例えば接着により、固定される。

    図5は、携帯電話85と個人用デジタル補助装置(pda)87とを示している。 pcb59上のプロセッサ構成回路60は一実施形態において、例えばブルートゥースやその他の無線通信プロトコルにより、かかる携帯電話85又はpda87(又は別の通信装置)と通信するよう構成される。

    図7は、pcb59の細部を拡大縮尺で示している。 図5にあるのと同じ部品には同じ参照符号が使われている。 1つのマイクロフォン61が示されており、これの拡張部63はテンプル筐体73の開口部69の中に挿入されている。 スイッチ65とボタン83はいくぶん大きい。 電子機器のためのスペースの、ひいてはテンプル13の深さを最小限に抑え、眼鏡の視覚的魅力を高めるため、スイッチ65はpcb59の切り欠き81の中へ延在する。 スイッチ65は、pcb59へ接続された接触リード79を有する状態で示されており、これらは、当業者が察するとおり、導電軌道に接触する。 それらの軌道はプロセッサ構成回路60へ接続する。 スイッチ65は、テンプル筐体73から突出しユーザ又はオペレータによって操作されるよう構成された、ボタン83を有する。

    図7に図示されておらず、同じくかなりのサイズを有することがある、ソケット67もまた、スイッチ65のように、pcb59の切り欠き81等、切り欠きに収容できる。

    代替クレードル 図1、2aないし2e、3aないし3dを参照しながら、眼鏡に配置された補聴器の中に設置されたバッテリ70を、テンプル13の後側にある接点19、21;19'、21'を通じて充電する、クレードル1について説明した。 今度は、図9aないし9gを参照しながら代替クレードル137を説明する。

    図9aは代替クレードル137にて上下逆さに置かれた眼鏡23を示している。 クレードル137はサポートブロック134を備える。 サポートブロック134上には誘導機構136が設けてあり、同誘導機構は、上下逆さの位置にある眼鏡23のレンズの間にあるノーズブリッジ135を受け入れ保持するよう構成される。 誘導機構136はサポートブロック134上で滑動できるよう載置される。 誘導機構136は、波形構造を有する滑動機構138にわたって滑動でき、このようにして誘導機構はサポートブロック134に対し一定数の固定位置を占めることができる。 当然ながら、これ以外の滑動機構を提供でき、例えば誘導機構136を動かすことができるレールを、例えばネジ又はボルト及びナットを備える固定機構とともに、提供できる。

    サポートブロック134は、電源ケーブル2へ接続される変圧器10(図9aには図示せず)を収容する。

    2本のアーム130、132は、好ましくはアーム130、132の一端へ取り付けられたそれぞれのヒンジ131、133を介して、サポートブロック134へ接続される。 アーム130、132の各々の他端は、コネクタ142、148へ、そして場合によっては磁石144、150へ、固定される。 アーム130、132は、コネクタ142、148へ接続される末端のところで、可撓性材料で、例えばゴムで作ってよい。 各コネクタ142、148は2つの充電接触部材を有する。 コネクタ148の充電接触部材は参照符号152、154で示されている。 コネクタ142の充電接触部材は図9aに示されていない。 ただしそれらは図9b及び9cには示されており、参照符号156、158によって指示されている。

    眼鏡23の各テンプル13は磁気スイッチ140、146を備えてよく、同磁気スイッチの目的は後ほど説明する。 この磁気スイッチはリードスイッチであってよい。 図9aはまた、テンプル13の中にある第1及び第2の接触部材35、36を示している(他方のテンプル13も同様の接触部材を有するが、それらは図示されていない)。

    図9bは図9aの構成の側面図を示し、他方図9cは図9aの構成の上面図を示している。

    図9dは、充電可能バッテリ70の充電に使用できるテンプル13の電子回路を示している。 テンプル13のプロセッサ60に適当な電圧を供給するため、プロセッサ60にはバッテリ70が接続される。 先行する図を参照しながら説明した実施形態においては、プロセッサ60から、例えばコネクタ筐体34(図6aを参照されたい)の中に位置するラウドスピーカーへ、信号を供給するため、第1及び第2の接触部材35、36が使われる。 ただし図9aないし9eに示された実施形態によると、第1及び第2の接触部材35、36は、変圧器10から電力を受け取りバッテリ70を充電するためにも使われる。

    その目的のため、使用中に充電接触部材158は第2の接触部材36に接触し、充電接触部材156は第1の接触部材35に接触する。 充電接触部材158は正電圧を供給し、他方充電接触部材156は負(又はアース)電圧を供給すると仮定する。 第2の接触部材36は、ダイオード172を介してバッテリ70の正端子へ接続され、これにより、変圧器10が接続されていない状態で前記正端子が第2の接触部材36を正のバッテリ電圧で維持するのを防ぐ。 同様に、第1の接触部材35はダイオード170を介してバッテリ70の負端子へ接続され、これにより、変圧器10が接続されていない状態で前記負端子が第1の接触部材35を負のバッテリ電圧で維持するのを防ぐ。 全ての負端子が同じ電圧を、例えばアース電圧を有する場合、ダイオード170は省くことができる。

    さらに、変圧器10の正充電電圧が、プロセッサ60の出力に到達することを、そして場合によってはこれを破壊することを防ぐため、第2の接触部材36とプロセッサ60との間にはダイオード168が配置される。

    図9eは、図9dに示されたものと同じ機能を提供できる代替の電子回路を示している。 図9eの回路には2つのスイッチ141、143が設けてある。 第1のスイッチ141は第1の接触部材35へ接続され、バッテリ70の正端子へ、又はプロセッサ60の(正)出力へ、第1の接触部材35を接続するように構成される。 第2のスイッチ143は第2の接触部材36へ接続され、バッテリ70の負端子へ、又はプロセッサ60の(負)出力へ、第2の接触部材36を接続するように構成される。 全ての負端子が同じ電圧を、例えばアース電圧を有する場合、スイッチ141は省くことができる。

    スイッチ141、143は本実施形態において、第1及び第2の接触部材35、36が充電接触部材156、158に接触できる位置にアーム130、132が置かれたときに、アーム130、132に位置する磁石144、150が発する磁力によって作動するリードスイッチである。 その場合、スイッチ141、143は接触部材35、36をバッテリ70の対応する端子へ接続する。 さもなくばスイッチ141、143は、磁石144、150によって作動しないときに、接触部材35、36をプロセッサ60の対応する出力へ接続する。

    このようにしてこの実施形態は、前述した接続アセンブリのテンプル13上の第1及び第2の接触部材35、36を、バッテリ70の充電のためにも使用する。 使用中のヒアリング眼鏡へのイヤピースの接続は、バッテリ70が充電を要するときとは別のときに行われるため、これは可能である。 充電は、ヒアリング眼鏡がユーザによって使用されていなときに行われる。 したがって、イヤピースの接続と、ヒアリング眼鏡の中にあるバッテリ70の充電の両方に、第1及び第2の接触部材35、36を使用することが可能である。

    先行する図の実施形態と同様、筐体37の接触部材35、36は磁力によってコネクタ筐体142の接触部材156、158へ接続される一方、それらは同時に電気接触を確立する。

    図1及び3aないし3dに示された充電クレードルについて前述したとおり、眼鏡において再充電可能バッテリの充電器で克服するべき障害は、テンプルの位置が眼鏡によって大きく異なることである。 これは、テンプルの長さや眼鏡の前方の幅の違いによるばかりでなく、テンプルが、ユーザの頭部へフィットさせるときに眼鏡技師によって曲げられるからである。

    図9aないし9cの代替充電装置はこの障害に次のとおりに対処する。

    1. 磁力により、第1及び第2の接触部材35、36は充電接触部材156、158へ確実に引き付けられる。 可撓性の、例えばゴムのアーム130末端へ、充電接触部材156、158を取り付けることにより、接点は、曲げによって生じる位置の違いにかかわらず互いを捜し求める。

    2. 誘導機構136の位置は、サポートブロック134に対し、つまりアーム130、132に対し、調整可能である。 よって、テンプルの長さの違いに対処するため調整を施すことができる。

    眼鏡のバッテリの充電を望むユーザは、特定の眼鏡のためサポートブロック134に対し誘導機構136を設定した後、眼鏡のノーズブリッジ135を誘導機構136の上に置き、上で説明したとおり、それぞれの接点が磁力によって互いに接触するまで眼鏡のテンプル13を開くだけでよい。

    図9f及び9gに示された別の実施形態において、充電器はテンプル13の後側に位置する小さい切り欠き162を利用する。 この実施形態において、充電装置は畝164を備えるサポートベース160を備え、この畝に切り欠き162が当たることにより、第1及び第2の接触部材35、36は充電接触部材156、158に整列する。 畝164の代わりに、第1及び第2の接触部材35、36が充電接触部材156、158に整列するよう切り欠き162を収容するように設計された、サポートベース160の隙間や穴等、他の何らかの技術的に同等の整列装置を使用することもできる。

    図9fに示すとおり眼鏡の下に延在するサポートベース160の代わりに、サポートベース160は眼鏡の横に置くこともできる。 この場合、畝164はサポートベース160の一側面であり、眼鏡は、例えば机の上で上下逆さにしてサポートベース160の横に置かれ、切り欠き162によってサポートベース160の畝164に接触する。

    図9f及び9gに示すとおり眼鏡を上下逆さに置くことにより、(ノーズブリッジ135の代わりに)後側の切り欠き162を利用しながら、伸展されたテンプル13を畝164に当てて眼鏡を配置できる。 ここでも磁力を用いて接触力を与える。 ここでも充電接触部材156、158を有するコネクタ142は、可撓性の、例えばゴムの、アーム末端に取り付けることができ、これにより接点は、曲げによって生じる位置の違いにかかわらず互いを捜し求める。 ただしこの場合、テンプル13の後側の切り欠き162は、テンプルの長さにかかわらずコネクタ142に対し同じ位置につくため、異なるテンプルの長さに応じて充電器を調整する必要はない。

    さらに別の実施形態において、充電器はテンプル13の中でコネクタ筐体の磁力を使用するが、接触部材そのものは使用しない。 この場合は別個の充電接点がテンプルコネクタ筐体に載置される。 充電器は、上の実施形態で説明したのと同じ要領で磁力を通じてテンプルへ接続する。 ただし、コネクタ筐体の中にある別個の充電接点には充電電流が流れる。 その利点として、電流をバッテリへ流し、プロセッサには流さないようにするにあたって、ダイオードやスイッチは必要ない。 これらの充電接点はpcb59によって支えられ且つこれの上に設置され、さらに好ましくは、充電器の充電接点に接触できるようにするため、金属板51の開口部53を通じて延在する。

    図9aないし9gを参照しながら説明した充電器の場合、テンプル13の後側が電気接点19、21;19'、21'を備えず、審美的により魅力的であるというさらなる利点が認められる。 さらに、充電器は図1、3aないし3dに示されたそれより小さい。

    ユーザインターフェイス ユーザインターフェイスはスイッチ65を備える。 好ましくは、スイッチ65は眼鏡の装着者によって操作されることを意図して、テンプル13の前側に位置し、ここで「前側」は、テンプルが眼鏡23のレンズ収容部分に接続する側と定義される。 これは、装着者が普段自身の眼鏡をかけたり外したりするため自身の指を置くところである。 よってこれは、装着者にとって、スイッチ65のボタン83を操作するにあたって好都合な場所である。 スイッチ67は、補聴器分配者によって操作されることを意図し、テンプル13の後側に、すなわちヒトの耳にかかる側に、寄せて設置できる。

    2つ(以上)のかかるスイッチ65を、眼鏡23の両テンプルに設けることができる。 ただし一実施形態においては、各テンプルがただひとつのスイッチを有してよく、ひとつは装着者によって操作され、ひとつは補聴器分配者によって操作される。 眼鏡が両テンプルに共通のただひとつのプロセッサ構成回路60を備える場合、又は両テンプルが無線で接続される場合、これは実施可能な選択肢である。 この場合、補聴器分配者は、この単一プロセッサ構成回路60の製造業者設定、すなわちデフォルト設定を、一方のテンプルにある単一のスイッチによって調整でき、他方のスイッチは、利得、指向性、両耳のビーム形成等、補聴器のユーザ設定を装着者が調整するために使用する。

    スイッチ65へ接続されるプロセッサ構成回路60は、ユーザ/オペレータによってボタン83が押される長さを伝える信号をこれらのスイッチ65から受信するよう構成される。 一実施形態においては3通りの操作モードを区別できる。

    1. 短い押下2. 長い押下3. 非常に長い押下 短い押下は例えば0〜0.5秒かかってよく、長い押下は例えば0.5〜2秒かかってよく、非常に長い押下は例えば2秒より長くかかってよい。 勿論、他の例も可能である。 ユーザ/オペレータは、短い押下モードでボタン83を操作することにより、指向性、ビーム形成、ボリューム、テレコイル等、連続するプログラムをジャンプしながら通過することを、プロセッサ構成回路60に命令する。 ユーザ/オペレータは、長い押下モードでボタン83を操作することにより、選択されたプログラムの中である特定の設定を検索することをプロセッサ構成回路60に命令でき、あるいは単にある特定のプログラムを選択できる。 非常に長い押下モードでボタン83を操作することにより、プロセッサ構成回路60は例えば、全ての設定を製造業者デフォルト設定にリセットする、又はリブートする、又はシャットダウンする命令を受ける。

    プログラム「指向性」は、主聴取方向又は補聴器の方向を決定する。 補聴器は例えば、使用中に、すなわちユーザが眼鏡を装着しテンプルがヒトの耳によって支えられるときに、テンプルに対し概ね平行に伸びる単一の主聴取方向を両方のテンプルにつき有するようプログラムできる。 代わりに、補聴器は2つの異なる主聴取方向を、すなわちテンプルにつき、そして耳につき1つの主方向を、有することができる。 これらの2つの異なる主方向は、テンプルが伸展する方向に対し対立する角度を形成できる。 補聴眼鏡のかかる複数の異なる主方向は欧州特許出願EP−A−1 025 744に詳しく説明されており、同欧州特許出願は参照によりここに組み込まれる。

    適当な利得ボリュームの設定は、一実施形態において長い押下モードによって果たすことができる。 利得は、長い押下のたびに一定量で適応される。 ボリュームは、例えば3段階で調整できる。 ユーザが長く押すたびに、ボリュームは1段階ずつ増加する。 ボリュームが最大レベルに達すると段階は逆転し、すなわちボリュームは段階的に減少する。 ボリュームが最小レベルに達すると、段階は再び逆転する等である。

    テレコイルプログラムは、例えば劇場又はコンサートホールの中で、補聴器のユーザが、例えば演劇を聞きやすくするため、劇場/コンサートホールでそのときに生じる音を含む電波を、補聴器が送信器から受信する機能に関係する。 一実施形態においては、長い押下モードを適用することによってテレコイルプログラムを選択又は解除できる。

    補聴器分配者により、プロセッサにより実行されるプログラムの適応設定は、同じ要領で遂行できる。

    補聴器ソフトウェアを更新する 本発明は一実施形態において補聴器ソフトウェアの更新に関する。 これより補聴器ソフトウェアの更新を説明する。 補聴器は、WO2004/028203に詳述された機能モジュールを備えてよい。 ただし、タイプの異なる補聴器を代わりに使用してもよい。

    補聴器の機能は、好ましくはソフトウェアによって実装される。 補聴器を購入してから時間がたつと、このソフトウェアは期限切れになる。 本発明は一実施形態において、ソフトウェアを可能な限り最新の状態に保つ適当な方法を提供する。 これは基本的に、図8に示されたコンピュータ構成を用いて果たすことができる。

    図8には、本発明による方法を遂行するにあたって使用できるコンピュータ構成の概略が示されている。 この構成は、算術演算を遂行するプロセッサ101を備える。

    プロセッサ101は、ハードディスク105、読み取り専用メモリ(ROM)107、電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EEPROM)109、ランダムアクセスメモリ(RAM)111を含む、複数のメモリ部品へ接続される。 これらのメモリタイプの全てを必ずしも提供する必要はない。 さらに、これらのメモリ部品は物理的にプロセッサ101の近くに設置する必要はなく、プロセッサ101から遠ざけて設置することもできる。

    プロセッサ101はまた、キーボード113やマウス115等、ユーザが命令、データ、その他を入力するための手段へ接続される。 タッチスクリーン、トラックボール、及び/又はボイスコンバータ等、当業者にとって公知の他の入力手段を提供することもできる。

    プロセッサ101へ接続された読み取り装置117が提供される。 読み取り装置117は、フロッピー(登録商標)ディスク119やCDROM121等のデータ担体からデータを読み取るように、そして場合によってはこれにデータを書き込むように、構成される。 当業者にとって公知のとおり、データ担体にはこの他にテープ、DVD、メモリスティック、その他がある。

    プロセッサ101はまた、出力データを紙面に印刷するプリンタ123へ、そしてディスプレイ103へ、例えばモニタ又はLCD(液晶ディスプレイ)画面、又は当業者にとって公知の他の何らかのタイプのディスプレイへ、接続される。

    プロセッサ101は、通信ネットワーク127へ、例えば公衆交換電話網(PSTN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネット、その他へ、I/O装置125によって接続できる。 プロセッサ101は、ネットワーク127を通じて他の通信構成と通信するよう構成できる。

    プロセッサ101は、独立システムとして、又は大きいコンピュータプログラムのサブタスクを遂行するよう各々構成された複数の並列処理プロセッサとして、又は数個のサブプロセッサをともなう1つ以上のメインプロセッサとして、実装できる。 ネットワーク127を通じてプロセッサ101と通信するリモートプロセッサによって、本発明の機能の一部を遂行することさえできる。

    プロセッサは、例えば無線で、又はテンプル13のソケット67へ接続されたケーブルを通じて、テンプル13に収容されたプロセッサ構成回路60と通信するよう構成される。

    図8に示されたコンピュータ構成は、補聴眼鏡の装着者の家屋に設置できる。 代わりにこれは、かかる補聴眼鏡をエンドユーザへ販売する補聴器分配者の家屋に設置できる。 プロセッサ構成回路60によって実行されるプログラムを異なる方法で更新するため、コンピュータ構成を使用できる。

    図8に示されたコンピュータ構成は、メモリ105−111に格納された適当なソフトウェア命令及びデータによって制御されながら、補聴器製造業者の最新のソフトウェア/パラメータを格納するサーバから、補聴眼鏡のプロセッサ構成回路60によって実行できるソフトウェアプログラム(又はバージョンパラメータ)の更新をダウンロードするよう構成できる。 さらにプロセッサ101は、メモリ105−111に格納された別の適当なソフトウェア命令及びデータによって制御されながら、プロセッサ101とプロセッサ構成回路60との間で通信リンクが確立した後に、かかる更新ソフトウェアプログラム又はパラメータをプロセッサ構成回路60へ伝達するよう構成される。 この設定は、エンドユーザの住居環境と、補聴眼鏡を販売する補聴器分配者の家屋の両方で使用できる。 更新ソフトウェア及び/又はパラメータは、例えば補聴眼鏡の製造業者によって管理されるウェブサイトから、コンピュータ構成によってダウンロードできる。 更新ソフトウェア及び/又はパラメータは、新しいリリースがあり次第、例えば契約ベースでコンピュータ構成がインターネットへ接続されるときに、かかるコンピュータ構成へ自動的に配布できる。

    非常に有利な実施形態においては、補聴器分配者がソフトウェア及び/又はパラメータの更新版をダウンロードする必要がない。 かかる実施形態において、プロセッサ101は、メモリ105−111に格納された適当なソフトウェア命令及びデータによって制御されながら、補聴眼鏡のプロセッサ構成回路60と通信するように、そしてプロセッサ構成回路60で実行するソフトウェアの、又はプロセッサ構成回路60で実行するソフトウェアによって使用されるパラメータの、バージョン番号をチェックするように、構成される。 さらに、図8に示されたコンピュータ構成は、ソフトウェア及びパラメータを特定のバージョン番号そのものと併せて、メモリ105−111に格納する。 プロセッサ101は、プロセッサ構成回路60上のソフトウェア/パラメータのバージョン番号が、メモリ105−111に格納されたソフトウェア/パラメータのバージョン番号より新しいか否かをチェックする。 もしもメモリ105−111に格納されたソフトウェア/パラメータのバージョン番号が、プロセッサ構成回路60に格納されたソフトウェア/パラメータのバージョン番号より新しければ、この格納されたソフトウェア/パラメータがプロセッサ構成回路60へ送信され、プロセッサ構成回路60はこれを用いて自身のソフトウェア/パラメータを更新する。 メモリ105−111に格納されたソフトウェア/パラメータのバージョン番号が、プロセッサ構成回路60に格納されたソフトウェア/パラメータのバージョン番号より古い場合は、このプロセッサ構成回路60のソフトウェア/パラメータがプロセッサ101へ送信され、プロセッサ101は自身のメモリ105−111にこれを格納する。 そしてプロセッサ101は後ほど、プロセッサ101でより新しいソフトウェア/パラメータの有無を調べるため、別の補聴眼鏡がプロセッサ101と通信するよう構成されたときに、更新されたソフトウェア/パラメータを使ってそれらの補聴眼鏡を更新できる。 この設定は補聴器分配者にとってとりわけ有利である。 このようにして補聴器分配者は、補聴眼鏡のソフトウェア/パラメータをそこそこ最新の状態に保つことができる。 実践上、補聴器分配者は異なる相談目的から定期的に補聴眼鏡装着者の訪問を受け、それらの装着者の補聴眼鏡を使って自身のソフトウェア及び/又はパラメータを更新できる。 第2に、これは眼鏡製造業者にとって有利である。 製造業者は、新たに生産される眼鏡に改善点を導入する際に、全ての分配者がフィッティングソフトウェアを更新し終わるまで待たなくてよい。 代わりに製造業者は、新たに生産される眼鏡にソフトウェア及び/又はパラメータの改善点を直ちに導入でき、導入された改善点は補聴器分配者のソフトウェアへ自ずと広まる。 この速やかな改善点の導入は、当然ユーザのためにもなる。

    代替の実施形態において、プロセッサ101はプロセッサ構成回路60と直接的に通信せず、クレードルプロセッサ16(図1を参照されたい)と通信する。 このクレードルプロセッサ16もまた、例えばブルートゥースにより、又はクレードル1に置かれたときにクレードル1の接点へ接続するテンプル13の接点を通じて、プロセッサ構成回路60と通信するよう構成される。

    代替の実施形態において、プロセッサ構成回路60は、テンプル13がクレードル1の中に置かれたときに、適当な接続部材によってトランシーバ18へ接続される。 そしてプロセッサ構成回路60は、例えばこれのソフトウェア/パラメータを更新するため、トランシーバ18を用いてプロセッサ101等の外部装置と通信する。 その利点は、外部装置と通信するための電力をテンプル13の中にあるバッテリから引き出す必要がなく、クレードル1の中にある変圧器10から引き出せることにある。

    さらなる代案においては、pda87や携帯電話85等、別の通信装置を更新プロセスに用いる。 それらはすでに、プロセッサ101等の他の装置と通信するための機器を有するから、プロセッサ101から最新のソフトウェア/パラメータをダウンロードするように、そしてこれをさらにプロセッサ構成回路60へ直接的に、又はクレードル1のプロセッサ16/トランシーバ18を経由し送信するように、容易くプログラムできる。 ここで、補聴眼鏡は、例えばWO2004/028203でより詳しく説明されているとおり、pda87、携帯電話85等、かかる通信装置のヘッドセットであってよい。

    ヒアリング眼鏡のプロセッサをデフォルトプログラムにリセットする ときには補聴器を再起動し、デフォルトプログラムにリセットする必要がある。 ソフトウェアが正常に実行し続けることを保証するには、リブートとも呼ばれる再起動が必要である。 デフォルト設定への、例えばデフォルトユーザプログラムへの、補聴器のリセットは、ユーザの左右の耳の補聴器で同じ設定を保証する。 これは両耳聴にとって大変重要である。

    交換バッテリで作動する通常の補聴器では、バッテリが交換されるときに、又はユーザがバッテリを引き出して補聴器の機能を停止させるときに、再起動とリセットが起こる。 再充電可能バッテリでこれは不可能である。

    再充電可能補聴器のためのひとつの解決策として、補聴器にオン/オフスイッチを含める。 しかしこれにはボタンが余計に増えるという欠点があり、このボタンは場所をとり、コストを増大させる。

    本発明のこの実施形態は余分のボタンを必要としない。 この実施形態においては、充電クレードルのプロセッサ16が変圧器10を制御し、プロセッサ60によって再起動/リセットコマンドと認識されるコマンドを含む充電電圧を生成させる。 プロセッサ60は(場合によっては別個のコントローラとともに)、バッテリが不足しているときにシャットダウンするため、バッテリ70が供給する電圧又は電流を絶えず検査する機能を有することができる。 この機能を充電器からのコマンドを認識するために利用できる。 それは例えば、変圧器10によって生成される充電電圧を、補聴器のプロセッサ60が電流又は電圧の増加/減少として受け取り、かかるコマンドとして認識するパターンの中に、バッテリ70のための充電パルスを含めて成形することによって、果たすことができる。 代わりに、充電電圧を、かかるコマンドとして認識できるAC電圧を上に重ねて有するDC電圧としてよい。

    図10はこの実施形態の一実装を提示している。 図10に示された実装は、図9dに示された部品を全て備える。 加えて、この実装はコントローラ166を備え、同コントローラは、第1及び第2の接触部材35、36が充電接触部材156、158へ接続されるときに、第1及び第2の接触部材35、36へ接続し、そこから入力信号を受信する。 コントローラ166は、充電電圧の中にあるコマンド信号を引き出すように、そしてかかるコマンド信号をプロセッサ60へ供給するように、設計され、同プロセッサはコマンド信号を受け取り次第、補聴器を再起動/リセットする。 当業者が理解するとおり、コントローラ166はプロセッサ60の一部であってよい。

    勿論、図9dの設定を使用する代わりに、代替実装の叩き台として図9eの設定を使用できる。

    さらに、この実施形態のコンセプトは、補聴器の再起動又はリセットを要する、充電可能バッテリを備える任意の補聴器で使用できる。

    補聴眼鏡を販売する 本発明は最後の態様において、補聴眼鏡を顧客に販売する方法に関する。 この方法は以下の行為を含む。

    a)顧客が、1組の補聴眼鏡フレームから補聴眼鏡フレームを選択すること。

    b)顧客の眼球偏位に関する処方に従い、前記選択された補聴眼鏡フレームにレンズを設けること。

    c)顧客が、前記補聴眼鏡の総販売価格をかなり下回る料金を支払うこと。

    d)試用期間の後、顧客が購入した補聴眼鏡に満足しているか否かをチェックすること、そして、
    I. 満足している場合に、料金を引いた総販売価格を前記顧客の借方に記入すること、
    II. 満足していない場合に、前記料金を返金せず、眼鏡の保持を顧客に許すこと、そして前記補聴眼鏡のヒアリング機能を無効にすること、又は電子機器を収容するテンプルを通常のテンプルと交換すること。

    この方法を用いることにより、見込み客は、かなりの金額がかかる場合がある補聴眼鏡を試す決定を下しやすくなる。 顧客は試用期間中に料金を払うだけでよく、何らかの理由で補聴眼鏡に満足しない場合に、それ以上払わなくてよいことを納得する。 顧客は、補聴器の機能を保持すると決める場合に限り、補聴眼鏡の販売価格の全額を払えばよい。

    料金は総販売価格の20%を下回ってよい。

    ユーザにとっては、料金を支払うことにより、少なくとも見栄えの良い眼鏡を、自身の眼の処方に基づくレンズとともに受け取るという利点がある。

    製造業者にとっては、料金を受け取ることにより、ユーザの試用期間のため処方眼鏡を生産する費用がまかなわれるという利点がある。

    充電クレードルを示す。

    眼鏡テンプルにてバッテリ筐体を示す。

    眼鏡テンプルにてバッテリ筐体を示す。

    眼鏡テンプルにて代替のバッテリ筐体を示す。

    眼鏡テンプルにて代替のバッテリ筐体を示す。

    眼鏡テンプルにて代替のバッテリ筐体を示す。

    図1の線III−IIIに沿って充電クレードルに置かれた眼鏡テンプルの断面図を示す。

    図1の線III−IIIに沿って充電クレードルに置かれた眼鏡テンプルの断面図を示す。

    図1の線IIIc−IIIcに沿って充電クレードルを通る断面図を示す。

    代替充電クレードルの断面図を示す。

    補聴器のイヤピースを眼鏡テンプルへ接続するコネクタアセンブリの異なる実施形態を示す。

    補聴器のイヤピースを眼鏡テンプルへ接続するコネクタアセンブリの異なる実施形態を示す。

    補聴器のイヤピースを眼鏡テンプルへ接続するコネクタアセンブリの異なる実施形態を示す。

    補聴器のイヤピースを眼鏡テンプルへ接続するコネクタアセンブリの異なる実施形態を示す。

    補聴器のイヤピースを眼鏡テンプルへ接続するコネクタアセンブリの異なる実施形態を示す。

    補聴器のイヤピースを眼鏡テンプルへ接続するコネクタアセンブリの異なる実施形態を示す。

    眼鏡テンプルの中に配置される異なる部品を示す。

    コネクタアセンブリの一実施形態のいくつかの細部を示す。

    コネクタアセンブリの代替実施形態の断面図を示す。

    導電線へ接続される磁石の概略図を示す。

    図6bのコネクタアセンブリの第1の筐体の3D図を示す。

    眼鏡テンプルの中で操作ボタンを示す。

    本発明の一態様で使用するコンピュータ構成を示す。

    補聴器の充電可能バッテリを充電するために使用する代替充電装置の斜視図を示す。

    図9aの代替充電装置を側面図で示す。

    図9aの代替充電装置を上面図で示す。

    図9aないし9cに示された装置構成で使用できる電子回路を示す。

    図9aないし9cに示された装置構成で使用できる代替の電子回路を示す。

    さらなる代替充電装置を示す。

    さらなる代替充電装置を示す。

    補聴器を再起動及び/又はリセットするために使用できる電子回路を示す。

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