多目的のレンズ延長部を有する眼鏡

申请号 JP2015243788 申请日 2015-12-15 公开(公告)号 JP2017111215A 公开(公告)日 2017-06-22
申请人 川本光学工業株式会社; 发明人 川本 修一;
摘要 【課題】本体レンズとは別体の、比較的に大きい延長部を本体レンズに脱着自在に取付け、そのレンズ延長部を様々な目的に使用することができる眼鏡を提供する。 【解決手段】少なくともレンズ下半分が縁なしの左右レンズ3を有する眼鏡1であって、前記左右レンズ3と別成形のレンズ延長部5を左右レンズから直接、外方へ延びるようにそれぞれ少なくとも1個設けた眼鏡である。前記レンズ延長部に文字や模様の装飾を設けたり、換気のための貫通孔を設けたりすることができる。 【選択図】図1
权利要求

少なくともレンズ下半分が縁なしの左右レンズ(3)を有する眼鏡(1)であって、 前記左右レンズ(3)と別成形のレンズ延長部(5〜5F)を前記左右縁なしレンズから直接、外方へ延びるように少なくとも1個設けたことを特徴とする、 多目的のレンズ延長部を有する眼鏡。前記レンズ延長部(5〜5F)が、前記左レンズの左側外方で智(22)の下方、前記右レンズの右側外方で智(22)の下方において、少なくとも1個ずつ設けたものである請求項1記載の眼鏡。前記レンズ延長部(5A)に文字や模様の装飾(56B)を設けた請求項1又は2記載の眼鏡。前記レンズ延長部(5〜5F)に換気のための貫通孔(57C,57D,57E,57F)を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の眼鏡。前記換気孔(57C,57E,57F)が、前記レンズ延長部(5C,55E,5F)の厚み方向と同方向に垂直のものである請求項4記載の眼鏡。前記換気孔(57D)が、前記レンズ延長部(5D)の厚み方向と同方向に傾斜しているものである請求項4記載の眼鏡。前記レンズ延長部(5E,5F)に前記換気孔(57E,57F)とともに、前記換気孔に対する整流を促進する起立部分(58E)及び隆起部分(59F)のいずれかを設けた請求項4〜6のいずれかに記載の眼鏡。前記レンズ延長部(5〜5F)の外方への延長距離が10〜30mmである請求項1〜7のいずれかに記載の眼鏡。

少なくともレンズ下半分が縁なしの左右レンズ(3)を有する眼鏡(1)であって、 前記左右レンズ(3)と別成形のレンズ延長部(5〜5F)を前記左右縁なしレンズから直接、外方へ延びるように少なくとも1個設けたことを特徴とする、 多目的のレンズ延長部を有する眼鏡。前記レンズ延長部(5〜5F)が、前記左レンズの左側外方で智(22)の下方、前記右レンズの右側外方で智(22)の下方において、少なくとも1個ずつ設けたものである請求項1記載の眼鏡。前記レンズ延長部(5A)に文字や模様の装飾(56B)を設けた請求項1又は2記載の眼鏡。前記レンズ延長部(5〜5F)に換気のための貫通孔(57C,57D,57E,57F)を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の眼鏡。前記換気孔(57C,57E,57F)が、前記レンズ延長部(5C,5E,5F)の厚み方向と平行のものである請求項4記載の眼鏡。前記換気孔(57D)が、前記レンズ延長部(5D)の厚み方向に対して傾斜しているものである請求項4記載の眼鏡。前記レンズ延長部(5E,5F)に前記換気孔(57E,57F)とともに、前記換気孔に対する整流を促進する起立部分(58E)及び隆起部分(59F)のいずれかを設けた請求項4〜6のいずれかに記載の眼鏡。前記レンズ延長部(5〜5F)の外方への延長距離が10〜30mmである請求項1〜7のいずれかに記載の眼鏡。

说明书全文

本発明は、レンズから外方へ直接延びる延長部を有する眼鏡に関する。この延長部は、装飾、換気、整流など様々な目的に使用される。

レンズから外方へ直接延びる延長部を有する眼鏡としては、次のような技術が知られている。 (1)特開平10-307281:レンズ面の一部領域に粗面加工し、この領域を塗装して装飾部とする。 (2)特開2000-318395:眼鏡レンズの裏側に磁石を固定し、表側に磁石を付着させるとともに、表側磁石に装飾体を取り付ける。 (3)実用新案登録第3108070号:眼鏡レンズの周辺に複数の装飾片を数珠つなぎで固定する。

特開平10-307281

特開2000-318395

実用新案登録第3108070号

特許文献1は本体レンズと延長部は同一素材からなるので、デザイン変更ができない。特許文献2は、レンズの前後方向への延長であってレンズの側部外方への延長ではない。特許文献3は、装飾片が数珠つなぎされるので、一つ一つの装飾片は非常に小さく、装飾以外には用途が考えられない。

本発明は、視野にはあまり影響しない位置に、本体レンズとは別体の、比較的に大きい延長部を本体レンズに脱着自在に取付け、その延長部を様々な目的に使用することを目的とする。

上記課題を解決する本発明は、少なくともレンズ下半分が縁なしの左右レンズを有する眼鏡であって、前記左右レンズと別成形のレンズ延長部を左右レンズから直接、外方へ延びるように少なくとも1個設けたことを特徴とする、多目的のレンズ延長部を有する眼鏡である。レンズは左右一体のものも含む。

好ましくは、前記レンズ延長部は、前記左レンズの左側外方で智の下方、前記右レンズの右側外方で智の下方において、少なくとも1個ずつ設けたものである。

前記レンズ延長部に文字や模様の装飾を設けることができる。

前記レンズ延長部に換気のための貫通孔を設けることもできる。前記換気孔は、前記レンズ延長部の厚み方向と同方向に垂直のものであってもよいし、傾斜方向のものであってもよい。前記レンズ延長部に換気孔とともに、換気孔に対する整流を促進する突起や隆起を設けることもできる。

本発明では、着用者の視野を遮らない位置に比較的に別成形の大きなレンズ延長部を設けることができる。そのため、その延長部を装飾や換気・整流などに用いることができる。レンズ延長部は、レンズとは別成形のものであるので、交換や変更も可能である。

実施例1に係るレンズ延長部を有する眼鏡の斜視図である。

実施例1に係るレンズ延長部の取り付け方を示す斜視図である。

実施例1に係るレンズ延長部の別の取り付け方を示す斜視図である。

実施例2に係るレンズ延長部を示す斜視図(a)と矢示断面図(b)である

実施例3に係るレンズ延長部を示す斜視図(a)と矢示断面図(b)である。

実施例4に係るレンズ延長部を示す斜視図(a)と矢示断面図(b)である。

実施例5に係るレンズ延長部を示す斜視図(a)と矢示断面図(b)である。

実施例6に係るレンズ延長部を示す斜視図(a)と矢示断面図(b)である。

以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。

図1〜図4において、本実施例の眼鏡1は、フレーム2とレンズ3から構成されている。フレーム2はブリッジ21、智22、テンプル23及びモダン24からなる。

これらフレーム2とレンズ3は合成樹脂で形成されている。フレーム2及びレンズ3を合成樹脂で一体形成することもできるが、レンズ3は合成樹脂のものも別成形してはめ込むことが美観上好ましい。レンズ3は左右一体のものでもよい。ここで合成樹脂としては特に限定されないが、例えば、ポリカーボネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、などが使用可能である。

図示の眼鏡レンズ3は縁なしであり、左レンズの左側外方で智22の下方、右レンズの右側外方で智22の下方にほぼ直線の取付部4が1か所ずつ設けられている。この取付部4にレンズ延長部5がそれぞれ1個ずつ取り付けられている。レンズ延長部5の外方への延長距離は10〜30mm程度が好ましく、より好ましくは15〜20mm程度である

図2(a)はレンズ延長部5の取付方法を示す斜視図である。レンズ突出部41には、外方からレンズ3側に向かって複数(図面では2個)の細長いスリット42が設けられている。スリット42の中央部において、スリット幅が部分的に広がっている幅広部43が設けられている。レンズ延長部5は2枚の壁板51,52が外方側先端53で連結されているような構造である。壁板51,52の間には、前記スリット42と相補的な形状の突起54が形成されている。突起54の中央部には膨出部分55が形成されている。

図2(b)に示すように、レンズ突出部41に対して、外方から蓋をかぶせるようにレンズ延長部5をはめ込むと、レンズ突出部41のスリット42にレンズ延長部5の突起54がはまり、幅広部42に膨出部55がはまり込むので、レンズ延長部5がレンズ突出部41に対してしっかりと連結される。

図3は別の取付方法を示す斜視図である。レンズ突出部41Aには複数(図面では2個)の貫通孔42Aが設けられている。レンズ延長部5Aは片側だけの壁52Aが外方側先端53Aにより支持されているような構造である。レンズ延長部5Aの壁には前記貫通孔42Aと相補的な形状の突起54Aが形成されている。突起54Aの先端には抜け止め55Aが設けられている。

図3(b)に示すように、レンズ突出部41Aに対して、外方から蓋をかぶせるようにレンズ延長部5Aをはめ込むと、レンズ突出部41Aの貫通孔42Aにレンズ延長部5Aの突起54Aがはまり込むので、レンズ延長部5Aがレンズ突出部41Aに対してしっかりと連結される。

その他、溶着による連結や接着剤による連結も可能である。

このようにしてレンズ3に取り付けられたレンズ延長部5,5Aは、さまざまな用途に用いられる。

従来の眼鏡では、レンズへの装飾は視界を妨げる恐れがあるので、特別な用途を除き、積極的に行われることはなかった。

図4の実施例2では、装飾目的でレンズ延長部5Bに対して長半球状の突起56Bが3個設けられている。レンズ延長部5Bに設けられた装飾は、視界を妨げることは少ないので、かなり広い面積にわたって様々な模様や文字を設けることができる。

従来の眼鏡、特にレンズの下縁部が装着者の顔面の方へ湾曲したり、レンズの側縁部が後方に湾曲したりしている眼鏡では、レンズと装着者の顔面との間にため込まれる空気の量が比較的少ない。そのため、スキーや自転車競技等の活動的なスポーツの際にこのデザインの眼鏡を装着した場合、湿気を含んだ空気を十分に循環させることができないため、内側表面が曇りやすかった。

図5の実施例3では、実施例1と同じ長半球状の突起部分56Cに、レンズの厚み方向と同方向に垂直な換気孔57Cを設けている。この換気孔57Cの存在により、空気の循環が促進され、内側表面の曇りを軽減させることができる。

図6の実施例4では、実施例3と同種の換気孔57Dに対して、レンズ内方へ向かう傾斜を設けている。このような傾斜により、空気流の流れを積極的に制御することができる。

図7の実施例5では、垂直方向の換気孔57Eに隣接させて、レンズ延長板の先端を前方に起立させている。この起立部分58Eが壁となり、換気孔57Eへの空気の整流が促進される。

図8の実施例6では、垂直方向の換気孔57Fに隣接した部分において、レンズ延長板5Fの表側壁を隆起させている。この隆起部分59Fが壁となり、換気孔57Fへの空気の整流が促進される。

1 眼鏡 2 フレーム 21 ブリッジ 22 智 23 テンプル 24 モダン 3 左右レンズ 4 取付部 41,41A レンズ突出部 42 スリット 42 幅広部 42A 貫通孔 43 幅広部 5-5F レンズ延長部 51,52 壁板 52A 壁 53 外方側先端 53A 外方側先端 54 突起 54A 突起 55 膨出部分 56B 突起(装飾) 56C 突起部分 57C,57D,57E,57F 貫通孔(換気孔) 58E 起立部分 59F 隆起部分

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