Article having at least one movable decorative element

申请号 JP52860498 申请日 1997-12-22 公开(公告)号 JP2002512682A 公开(公告)日 2002-04-23
申请人 ショパール インターナショナル エス.エー.; 发明人 ルショネ、ジャン−フランソワ;
摘要 (57)【要約】 例えば時計、ジュエリー・ピース、眼鏡フレームまたは革製品であり、内面(5a、10a)が互いに平行である2つの壁の間に規定された外被(15)の内部に含まれた少なくとも1つの可動装飾要素を備え、外部から見えるこの壁の少なくとも一方(5)が透明である物品。 この外被(15)が、それぞれ回転軸および2つの案内面(14a、14b)を有する可動装飾要素(13、14)を囲み、案内面の一方が凸状で、それぞれ前記内壁に隣接して、可動装飾要素(13、14)が外被(15)内で自由に並進運動および回転軸を中心とした回転運動をできるようにする。 外被(15)の内面(5a、10a)は、少なくとも1つの 曲率 半径に沿って湾曲部で皿状変形し、ダイアモンドなどの可動装飾要素の回転速度を上げることにより、光り輝く効果を高める。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 内面(5a、10a)が互いに平行な2つの壁(5、10)間に規定された外被(15)の内部に含まれた少なくとも1つの可動装飾要素を備え、外部から見えるこれらの壁の少なくとも一方(5)が透明であり、さらにそれぞれが回転軸を有する可動装飾要素(13、14)と、それぞれ前記内壁に隣接して前記可動装飾要素(13、14)が自由に並進運動および前記外被(15)の内部で前記回転軸を中心に回転運動できるよう配置された2つの案内面(14a、14b )とを備える物品であって、前記外被(15)の前記内面(5a、10a)が少なくとも1つの曲率半径に沿って湾曲部がある皿状形状であることを特徴とする物品。 2. 前記壁(5、10)が、サファイアに匹敵する硬度を有する少なくとも1つの材料で作成されることを特徴とする、請求項1に記載の物品。 3. 少なくとも外部から見える壁(5)の2つの面が互いに平行であることを特徴とする、請求項1または2のいずれか1項に記載の物品。 4. 前記皿状形状の内面(5a、10a)の隆起が、20mmの直径で0.5m mと1mmの間であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の物品。 5. 前記外被(15)の前記皿状形状内面(5a、10a)が球形のドームであることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の物品。 6. 前記外被(15)の前記皿状形状内面(5a、10a)が凸状多角形によって規定されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の物品。 7. 前記外被(15)の前記皿状形状内面(5a、10a)が、幾つかの半径に従って皿状に変形され、幾つかの焦点を有することを特徴とする、請求項6に記載の物品。 8. 前記可動装飾要素が、コレット(14)内に装着された貴石、特にダイアモンド(13)であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の物品。 9. 前記コレット(14)の底部が凸状表面を有することを特徴とする、請求項8に記載の物品。 10. 前記コレット(14)の高さと外被(15)の高さとの間に0.05mm から0.1mmの遊びがあることを特徴とする、請求項8または9のいずれか1 項に記載の物品。 11. 前記コレット(14)が貴金属で作製されることを特徴とする、請求項8 、9または10のいずれか1項に記載の物品。 12. 時計である、請求項1から11のいずれか1項に記載の物品。 13. ジュエリー品目である、請求項1から11のいずれか1項に記載の物品。 14. 眼鏡フレームである、請求項1から11のいずれか1項に記載の物品。 15. 革製品である、請求項1から11のいずれか1項に記載の物品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 少なくとも1つの可動装飾要素を有する物品本発明は可動装飾要素で装飾された製品に関し、その製品は指輪またはペンダントなどの純粋に装飾的なジュエリー品目、さらに可動装飾要素で装飾された実用的物体、特に時計、眼鏡フレーム、または高級皮物品を含む。 本発明は、特に、内面が互いに平行な2つの壁の間に規定された外被を備えた製品、特にジュエリーのピースに関する。 これらの壁の少なくとも一方は、外部から見え、透明である。 この外被は、回転軸と、それぞれ前記内壁に隣接し、前記可動装飾要素が自由に並進および外被内の前記回転軸を中心に回転運動できるよう配置された少なくとも1つの可動装飾要素を囲む。 このタイプの時計は、既にスイス特許第CH-G-609 517号に記載されている。 可動装飾要素、特にダイアモンドが、凸状外底面を有する小さい円筒形コレットの形態の支持部に装着される。 この凸形状は、摩擦を低減させ、これによって支持部、したがって可動装飾要素の移動性を向上させるよう選択される。 このタイプの装飾要素は、時計、さらに指輪やペンダントなどの他のジュエリー品目、および眼鏡で非常に成功している。 可動装飾要素の支持部の底部の凸形状は、例えばこの支持部を間に入れて案内する平行な平面を、それが並進運動で動くように手荒く傾斜させた結果、支持部に与えられる動きに影響を与える。 外被壁の平面と協力する支持部の底部外面が凸状のため、支持部の並進運動は実際に、それを中心とした支持部のある程度の回転を伴うことが分かっている。 この回転運動は、最も興味を引く装飾効果を有する。 任意の並進運動は明らかに魅力的であるが、可動装飾要素の自転は、特にダイアモンドとともに、極めて目立つ光り輝く効果を生じる。 というのは、これがダイアモンドの多くの小面によって生じる輝きを高めるからである。 本発明の主な目的は、可動装飾要素の自転を増加させることにより、例えば可動装飾要素としてのダイアモンドなどの輝き効果を有意に増加させることである。 これを達成するため、本発明は、前記外被の前記内面を、少なくとも1つの曲率半径に沿ってある曲率で皿状変形させることを特徴とする、上述したタイプの品目、特にジュエリー品目に関する。 全く予想外かつ驚くべき方法で、可動装飾要素を間に入れて案内する外被の内面をわずかに皿状変形すると、これら可動装飾要素の自転速度が驚くほど上がることが観察されている。 装飾要素の凸状底部を有する小さいコレットが、並進運動すると回転する理由は、言うまでもなく説明することができる。 動けるために、可動装飾要素の案内表面と外被の平行な壁との間には所定の遊びを設けなければならない。 可動装飾要素を担持するコレットの凸状底部は、外被の隣接する凸面との接触を維持する間、その中心でしかこの面と接触しない。 反対側では、外被の上面と協力するその案内面は、可動装飾要素を担持するコレットの環状縁で構成され、したがってその外周の一部しか外被の隣接する壁と接触しない。 その結果、2つの案内面の接触点は、コレットの回転軸と整列しない。 したがって、可動装飾要素に動きを与えるために外被の表面を傾斜させると、この回転軸を中心にトルクが生じる。 にもかかわらず、装飾要素を含む外被の表面をわずかに皿状加工するだけで、 これら要素の回転効果がこのように大きくなるのが観察されるのは大きな驚きである。 本発明のもう一つの利点は、特にガラスの厚さを薄くでき、さらに場合によってはコレットの高さを減らせることによって、ジュエリー品目の全体的な高さを減らせることである。 本発明のさらなる特徴および利点は、以下の記述および添付の1枚の図から明白であり、図は概略的かつ例示的に本発明による可動装飾要素を備えた品目の実施形態を、ここでは時計として軸断面で示す。 この図に示す時計は、一方側を底部4および他方側をガラスで閉じられて中央部3を備えたケーシングに収容された文字盤2を装着したムーブメント1を備える。 第1シール6が、底部4と中央部3との間に配置され、別のシール7がガラス5と中央部3との間に配置される。 巻きおよび時刻設定用心棒8(クォーツ時計の場合は時刻設定にのみ働く)が中央部3を通って延在し、その内端に固定された竜頭9を担持する。 第2ガラス10がガラス5と文字盤2との間に配置される。 スペーサ11がこの第2ガラス10と文字盤2との間に選択された間隔を維持し、指示針12が回転できるようにする。 図で見られるように、ガラス5および10の個々の内面5aおよび10aは、 それぞれ中央部3の内面にある肩3a、3bに押しつけられ、その間に所定の高さの外被15を設ける。 これらのガラスの個々の内面は、1つまたは幾つかの湾曲の中心または軸を中心に、特に種々の断面を中心に1つまたは幾つかの曲率半径で形成されたわずかに皿状の形状を有する。 これら2つの内面5a、10aの互いに対する個々の曲率は厳密に等しく、したがってその間に形成された外被1 5の高さも一定のままである。 円筒形スリーブまたはコレット14内に固定された可動装飾要素、この例ではダイアモンド13は、外被15内に配置される。 各円筒形のコレット14は、底部14aが湾曲し、外被15を規定する第2ガラス10の上面10aと接触する。 コレット14の丸まった環状縁14bは、ダイアモンド13の上面よりわずかに上のレベルまで延在し、ダイアモンド13とガラス5との接触を防止する。 湾曲した底部14aから環状縁14bまでの高さは、ガラス5、10の内面5a、 10aを分離する距離より百分の数ミリメートル、例えば0.05〜0.1mm 、好ましくは0.07〜0.1mmだけ小さく、コレット14が外被15内で並進運動および個々の回転軸を中心に回転運動できるようにする。 変形として、外被15の面10aの曲率を考慮に入れ、コレット14の底部1 4aは、回転効果を取り消す必要なく、平坦にするか、わずかしか湾曲(凸状) しないようにすることができるが、この効果は減少する。 しかし、この手段は、 コレット14の厚さを減らすことができ、したがって時計の外被15の厚さを減らすことができる。 外被15内の支持部14の動きによる何らかの摩耗を防止するため、ガラス5 および10の内面5a、10aは滑らかで、引っ掻き傷のできない硬い材料で作製しなければならない。 ダイアモンド13を内部に支持するコレット14は、ダイアモンドを取り付けるためにダイアモンド産業で使用される貴金属、例えば金で作製することが好ましい。 しかし、例えばステンレス鋼など、他の金属を使用することも可能である。 例示的な例として、外被の2つの壁がガラスで形成された実施形態では、これをサファイアで作成することが好ましい。 内側のガラス10、またはその一部が文字盤2を覆わず、例えば文字盤2の周囲に配置された環状領域に制限されている場合、湾曲した面10aは透明である必要がない。 この場合、サファイア・ガラスの代わりに、壁10は他の適切な材料、例えば石またはセラミックで作成することができる。 図示のように、外部ガラス5の2つの面は平行かつ皿状形状であり、ガラス1 0は上面10aのみが皿状形状である。 外部ガラスが皿状形状(両側)であるため強度が向上し、したがってその厚さを減らすことができ、それに対応してジュエリー製品の厚さを減らすことができる。 これは、時計にとって特に重要である。 可動装飾要素の回転速度に影響を与えるために必要な皿状形状の程度は、非常に小さい。 試験により、最適の隆起は直径20mmのガラスで0.5mmと1m mの間であり、はるかに大きい隆起になると、ダイアモンドの動きが外被15の周辺領域に限定される傾向がある。 本発明は、言うまでもなく円形のガラスに制限されるものではなく、多形、 例えば長方形または正方形のガラスにも適用することができる。 その場合、皿状形状は幾つかの異なる半径および幾つかの焦点を有することができる。 特に長方形のガラスの場合、ガラスを円筒形の一部によって形成することを考えることもできる。 この場合、可動装飾要素の回転速度は、円筒形の母線に平行に動く時より横方向に動く時の方が大きくなる。 外被内の可動装飾要素13、14の動きは、純粋にランダムである。 回転速度が上がるほど並進速度が下がり、その逆にもなる。 可動装飾要素13、14は、 この装飾要素の動きを開始するために生じるトルクの方向に従って、いずれかの方向に回転することができる。 この方向が完全にランダムであるので、外被が幾つかの可動装飾要素を含む場合、これらの要素は異なる方向に異なる速度で回転することができ、これは驚くような壮観な効果を生じる。 言うまでもなく、可動要素13、14の外被15が文字盤2上に挿入された図示の実施形態の代わりに、この外被は、スイス特許第CH-G-609 517号の図1および図3で示すように、文字盤の周囲の環状領域を占有することもできる。 前述したように、本発明は時計に制限されず、あらゆる種類の製品、特に指輪やペンダントなどのジュエリー、さらに眼鏡のフレーム、またはペンにさえ適用することができる。 本発明による可動装飾要素を伴い、ハンドバッグなどの高級革製品に付随する製品も想定することが可能である。 概して、これらの可動装飾要素は、独創的な美的外観を与えるため、いかなる実用的物品にも適用することができる。

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