Rimless glasses frame and rimless glasses

申请号 JP2000003913 申请日 2000-01-12 公开(公告)号 JP3110736B1 公开(公告)日 2000-11-20
申请人 増永眼鏡株式会社; 发明人 悟 増永; 節朗 早苗;
摘要 【要約】 【課題】 眼鏡の着用者の顔幅の広狭等に左右されず、
調整作業を必要としないか、必要な場合にも簡単にできるリムレス眼鏡フレームおよびリムレス眼鏡を提供する。 【解決手段】 左右のレンズ110と、両端部を有し、
左右に延在する線状のフレーム部材120と、該フレーム部材120の中央部に配置され前記左右のレンズ11
0の内側縁部近傍を保持する一対のレンズ保持手段13
0と、を備え、前記フレーム部材120は前記左右のレンズ110の上縁部と非 接触 であることを特徴とするリムレス眼鏡100である。
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 両端部を有し、左右に延在する線状のフレーム部材と、 該フレーム部材の中央部に配置された一対のレンズ保持手段と、 を備え、 前記フレーム部材は、前記中央部と両端部との間に前方から見たとき重なるように配置されているU字状の調整用屈曲部が形成されていると共に、レンズの上縁部と非接触であることを特徴とするリムレス眼鏡フレーム。
  • 【請求項2】 前記U字状の調整用屈曲部が、レンズの外側縁より外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のリムレス眼鏡フレーム。
  • 【請求項3】 前記U字状の調整用屈曲部が、レンズの上縁部に跨って配置されていることを特徴とする請求項1に記載のリムレス眼鏡フレーム。
  • 【請求項4】 前記フレーム部材が一本の線材から形成され、該線材に前記一対のレンズ保持手段が連結されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリムレス眼鏡フレーム。
  • 【請求項5】 前記フレーム部材が左右の線材と該左右の線材を連結する線材とから形成され、前記左右の線材のそれぞれ中央側端部に前記レンズ保持手段が一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリムレス眼鏡フレーム。
  • 【請求項6】 前記レンズ保持手段は線材から第1のU
    字状屈曲部とこれに連なる第2のU字状屈曲部とを備えて形成され、該第1のU字状屈曲部の両脚部がレンズの内側縁部に当接され、該第2のU字状屈曲部の一脚部がレンズ孔に挿入されることを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載のリムレス眼鏡フレーム。
  • 【請求項7】 前記フレーム部材の両端部には、ヒンジが形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のリムレス眼鏡フレーム。
  • 【請求項8】 左右のレンズと、 両端部を有し、左右に延在する線状のフレーム部材と、 該フレーム部材の中央部に配置され前記左右のレンズの内側縁部近傍を保持する一対のレンズ保持手段と、 を備え、 前記フレーム部材は、前記中央部と両端部との間に前方から見たとき重なるように配置されているU字状の調整用屈曲部が形成されていると共に、前記左右のレンズの上縁部と非接触であることを特徴とするリムレス眼鏡。
  • 【請求項9】 前記フレーム部材の両端部にはヒンジが形成され、該ヒンジを介してテンプルが連結されていることを特徴とする請求項8に記載のリムレス眼鏡。
  • 【請求項10】 前記U字状の調整用屈曲部が、前記左右のレンズのそれぞれの外側縁より外側に配置されていることを特徴とする請求項8または9に記載のリムレス眼鏡。
  • 【請求項11】 前記U字状の調整用屈曲部が、前記左右のレンズのそれぞれの上縁部に跨って配置されていることを特徴とする請求項8または9に記載のリムレス眼鏡。
  • 【請求項12】 前記フレーム部材が一本の線材から形成され、該線材に前記一対のレンズ保持手段が連結されていることを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載のリムレス眼鏡。
  • 【請求項13】 前記フレーム部材が左右の線材と該左右の線材を連結する線材とから形成され、前記左右の線材のそれぞれ中央側端部に前記レンズ保持手段が一体に形成されていることを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載のリムレス眼鏡。
  • 【請求項14】 前記レンズ保持手段は線材から第1の
    U字状屈曲部とこれに連なる第2のU字状屈曲部とを備えて形成され、該第1のU字状屈曲部の両脚部がレンズの内側縁部に当接され、該第2のU字状屈曲部の一脚部がレンズの内側縁部近傍に形成されたレンズ孔に挿入されることを特徴とする請求項8ないし13のいずれかに記載のリムレス眼鏡。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡フレームに関し、特にレンズ外周部を保持するリムのないリムレス眼鏡フレームおよび該フレームを用いたリムレス眼鏡に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、かかるリムレス眼鏡としては、例えば、米国特許第5367344号明細書や特開平10
    −206799号公報に記載のものが知られている。

    【0003】米国特許第5367344号明細書に記載のリムレス眼鏡は、図11に示すように、レンズ保持部1とテンプル2と両者間のヒンジ部3とを有する眼鏡フレームと、各々が上縁部近傍に離間して形成された二つのレンズ孔10を有する左右のレンズ4と、二つのU字状ワイヤ5とを備えている。 そして、この二つのU字状ワイヤ5はそれぞれ左右のレンズ4の対応位置で、両脚部としての保持ピン9を連結する連結片部6の中央部のオフセット部8が眼鏡フレームのレンズ保持部1に連結されており、かくて、二つの保持ピン9が二つのレンズ孔10のプラスチックブッシュ11に挿入されると共に、連結片部6の平坦部がレンズ4の前面に当接されることによって、左右のレンズ4がそれぞれ眼鏡フレームに保持されるようにされている。

    【0004】また、特開平10−206799号公報に記載の眼鏡は、図12に示すように、眼鏡フレーム(ブローバー)2の左右のレンズ3に対応する位置に弾性部材の固定パーツ6A、6Bが設けられ、そして、該固定パーツ6A、6Bの一端がレンズ3の上縁両端部近傍に設けられた孔部3a、3bにそれぞれ挿入されると共に、レンズ3の上縁部が眼鏡フレーム2に弾性部材の弾性によって押圧されることによって、左右のレンズ3
    がそれぞれ眼鏡フレーム2に確実に保持されるようにされている。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる従来のリムレス眼鏡においては、眼鏡フレームと左右のレンズの各々とが、2点以上の個所で連結され固定されているので、眼鏡のテンプル間の距離(開き)の変動に応答して眼鏡フレームが変形し、結果として、該眼鏡フレームに固定されている左右レンズの光軸の変動が生じるという問題があった。

    【0006】詳述すると、眼鏡フレームは男性または女性、大人または子供の標準的な顔幅に合わせて製作されるのが普通であり、これらを、例えば、標準より顔幅の広い着用者に用いると、眼鏡のテンプル間の距離が増大して左右レンズの光軸が互いに交わることになる。 従って、このような場合には、左右レンズの光軸と着用者の眼の視軸とを合わせるために、眼鏡フレームを変形させたり、レンズの眼鏡フレームへの取付度を変更する等の厄介な調整作業を必要としている。 さらに、装着の繰返し等で、テンプル間の距離が開くなどの変形が生じた場合、従来のフレームではレンズの光軸が変動し易いという問題があった。

    【0007】また、他の問題として、左右のレンズの各々に少なくとも二つのレンズ孔ないしは孔部を穿設する作業工数を必要とし、さらに、この少なくとも二つのレンズ孔を乱視の着用者等に合わせて正確な位置に穿設するのは、熟練者といえども極めて困難な作業である。

    【0008】本発明の目的は、かかる従来の問題を解決し、眼鏡の着用者の顔幅の広狭や使用時の変形等に左右されず、調整作業を必要としないか、必要な場合にも簡単にできるリムレス眼鏡フレームおよびリムレス眼鏡を提供することにある。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発明の一形態に係るリムレス眼鏡フレームは、両端部を有し、左右に延在する線状のフレーム部材と、該フレーム部材の中央部に配置された一対のレンズ保持手段と、を備え、前記フレーム部材はレンズの上縁部と非接触であることを特徴とする。

    【0010】上記目的を達成する本発明の他の形態に係るリムレス眼鏡は、左右のレンズと、両端部を有し、左右に延在する線状のフレーム部材と、該フレーム部材の中央部に配置され前記左右のレンズの内側縁部近傍を保持する一対のレンズ保持手段と、を備え、前記フレーム部材は前記左右のレンズの上縁部と非接触であることを特徴とする。

    【0011】なお、本発明にう「フレーム部材とレンズの上縁部とが非接触である」とは、「フレーム部材に外力が作用しない状態においてフレーム部材とレンズの上縁部とが非接触である」ことの他、仮に、使用時におけるフレーム部材の変形によってフレーム部材とレンズの上縁部とが接触したとしても、左右レンズの光軸の変動を伴わない程度の軽微な接触である限り、かかる接触をも含む意味で用いる。

    【0012】上記構成によれば、テンプルの開きによりフレーム部材に変形が生じたとしても、フレーム部材は前記左右のレンズの上縁部と非接触であり、レンズの光軸が変動することがないので、調整作業を必要としない。

    【0013】ここで、前記フレーム部材の両端部にはヒンジが形成され、該ヒンジを介してテンプルが連結されていてもよい。

    【0014】上記構成によれば、デザインの自由度が増大する。

    【0015】また、前記フレーム部材には、前記中央部と両端部との間に調整用屈曲部が形成されてもよい。

    【0016】上記構成によれば、着用者のの高さに応じた調整や、顔への締付け力の調整、および使用時の変形の修復が容易となり、しかも、調整によって、レンズの取付角度等に影響を与えない。

    【0017】そこで、前記調整用屈曲部はU字状であり、該U字の両脚部は前方から見たとき、重なるように配置されていることが好ましい。

    【0018】上記構成によれば、前方から見たときすっきりとし、ファッション性が向上する。

    【0019】なお、前記U字状屈曲部が、レンズの上縁部に跨って配置されていてもよい。

    【0020】上記構成によれば、デザイン上の斬新性が得られる。

    【0021】ここで、前記フレーム部材が一本の線材から形成され、該線材に前記一対のレンズ保持手段が連結されていてもよい。

    【0022】また、前記フレーム部材が左右の線材と該左右の線材を連結する線材とから形成され、前記左右の線材のそれぞれ中央側端部に前記レンズ保持手段が一体に形成されていてもよい。

    【0023】なお、前記レンズ保持手段は線材から第1
    のU字状屈曲部とこれに連なる第2のU字状屈曲部とを備えて形成され、該第1のU字状屈曲部の両脚部がレンズの内側縁部に当接され、該第2のU字状屈曲部の一脚部がレンズ孔に挿入されてもよい。

    【0024】上記構成によれば、レンズには単に一個のレンズ孔を穿設すればよいので、その作業工数を著しく低減することができる。

    【0025】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。

    【0026】図1ないし図5に本発明の第1の実施の形態を示す。 ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係るリムレス眼鏡の正面図、図2はその平面図、図3はそれを前上方から見た斜視図、図4は同じくその部分拡大図、図5は同じく後上方から見た斜視図である。

    【0027】図1ないし図5において、本発明の第1の実施の形態に係るリムレス眼鏡100は、左右のレンズ110と、両端部を有し、左右に延在する線状のフレーム部材120と、該フレーム部材120の中央部に配置され前記左右のレンズ110の内側縁部近傍を保持する一対のレンズ保持部材130とを備えている。

    【0028】レンズ110には、その内側縁部近傍のみに一つのレンズ孔112が穿設されている。 なお、レンズ孔112には、合成樹脂製(例えば、ポリカーボネート樹脂製)のスリーブ114が装着されている。

    【0029】フレーム部材120は、本実施の形態では左右に延在する一本の金属線材(例えば、ニッケル・クロム合金、ニッケル・チタン合金等の弾性材)から形成され、その両端部にはヒンジ122が設けられている。
    そして、該ヒンジ122を介してテンプル124が連結されている。 なお、このヒンジ122を設けることなく、テンプル124を一体的に形成してもよい。

    【0030】ここで、フレーム部材120には、その中央部と両端部との間で、ヒンジ122の近傍にU字状の調整用屈曲部126が形成されている。 この調整用屈曲部126は着用者の耳の高さや顔幅に対応させてフレーム部材120を変形させるためのものであり、本実施の形態では、U字状の調整用屈曲部126を構成しているU字の両脚部が前方から見たとき、重なるように平面内に配置されており美観の向上が図られている。

    【0031】次に、レンズ保持部材130は、金属線材(例えば、ニッケル・クロム合金、ニッケル・チタン合金等の弾性材)から第1のU字状屈曲部132とこれに連なる第2のU字状屈曲部135とを備えて形成され、
    本実施の形態では、該第1のU字状屈曲部132の第1
    脚部133同士が連結部131で連結されている。 そして、この連結部131が前述のフレーム部材120の中央部に適宜な接合手段(例えば、ろう付け等)により接合されている。 なお、第1のU字状屈曲部132の第2
    脚部134は第2のU字状屈曲部135の第1脚部13
    6と直線的に連続し、第1のU字状屈曲部132の第1
    脚部133と第2脚部134との両脚部がレンズ110
    の内側縁部に当接され、第2のU字状屈曲部の第2脚部137がレンズ孔112に挿入される。

    【0032】ここで、第1のU字状屈曲部132は眼鏡の前方向に凸で、その第1脚部133と第2脚部134
    とは互いに平行であり、一方、第1のU字状屈曲部13
    2の第2脚部134と直線的に連続する第1脚部136
    を有する第2のU字状屈曲部135は眼鏡の後方向に凸で、その第1脚部136と第2脚部137とも互いに平行である。 但し、第1のU字状屈曲部132の第1脚部133とその第2脚部134(および第2のU字状屈曲部135の第1脚部136)と第2のU字状屈曲部13
    5の第2脚部137とは、図1から明らかなように、眼鏡の前方から見て三角形を形成している。

    【0033】なお、140は鼻当てパッドであり、本実施の形態では、レンズ保持部材130を構成している第1のU字状屈曲部132の第2脚部134と第2のU字状屈曲部135の第1脚部136との連続部に接合されたパッドアーム142に設けられている。

    【0034】上記本発明の第1の実施の形態にあっては、両端部を有し、左右に延在する線状のフレーム部材120の中央部に、鼻当てパッド140を含み、連結部131にて連結された上述の一対のレンズ保持部材13
    0が接合されることにより、リムレス眼鏡フレームが形成される。 なお、テンプル124が別体に形成される場合には、フレーム部材120にヒンジ122を介してテンプル124を取付けることによりリムレス眼鏡フレームが形成される。

    【0035】しかして、このリムレス眼鏡フレームの一対のレンズ保持部材130に対し、レンズ110を取付けることによりリムレス眼鏡100が完成されることになる。 この取付に際しては、着用者の乱視軸等に適合させて穿設されたレンズ孔112に、レンズ保持部材13
    0の第2のU字状屈曲部135の第2脚部137をレンズ110の後方から挿入し、第1のU字状屈曲部132
    の第1脚部133とその第2脚部134(および第2のU字状屈曲部135の第1脚部136)とをレンズ11
    0の内側縁部に当接させる。 レンズ110は上述の三角形を形成している脚部による三点支持により、フレーム部材120と左右のレンズ110の上縁部とが非接触の状態で確実に保持されることになる。

    【0036】なお、この場合において、レンズ孔112
    に上述の合成樹脂製のスリーブ114を予め装着しておき、このスリーブ114に対し第2のU字状屈曲部13
    5の第2脚部137を挿入するようにすれば、その弾性によりレンズ110のガタツキ等が防止され、しかも、
    その摩擦抵抗によりレンズ110の抜けが確実に防止される。

    【0037】ここで、レンズ孔112の穿設位置に若干の狂いがあり、乱視軸の微調整が必要であるような場合には、前述の三角形の形状が多少変わるようにレンズ保持部材130を変形させればよく、この場合においてもフレーム部材120には何等の影響を与えない。

    【0038】また、着用者の耳の高さや顔幅に対応させて調整する場合には、U字状の調整用屈曲部126により行えばよく、フレーム部材120の中央部寄り本体およびレンズ保持部材130に何等の影響を与えることなく調整可能である。 従って、レンズ110のフレーム部材120に対する取付角度にも影響を与えない。

    【0039】次に、 図6ないし図10に本発明の第2
    の実施の形態を示す。 ここで、図6は本発明の第2の実施の形態に係るリムレス眼鏡の正面図、図7はその平面図、図8はそれを前上方から見た斜視図、図9は同じくその部分拡大図、図10は同じく後上方から見た斜視図である。

    【0040】なお、以下の説明において、第2の実施の形態の参照番号は百の位に2を用い、百の位に1を用いた第1の実施の形態と区別するが、特に断わりのない限り、下二桁の番号が同じものは第1の実施の形態のものと同一または同一機能部位を意味するものとする。 従って、第1の実施の形態に関し行った説明を、以下に述べる相違点を除き、参照番号の百の位を2に置き換えることにより第2の実施の形態の説明とする。

    【0041】第2の実施の形態が上述の第1の実施の形態と主に異なる点は、第一に、第1の実施の形態においては、フレーム部材120が一本の金属線材から形成されているのに対し、第2の実施の形態では、フレーム部材220が右フレーム部材220R、左フレーム部材2
    20Lおよび両者を連結するブリッジ部材220Mの三本の金属線材から形成されている点である。

    【0042】すなわち、図6ないし図10に示すように、第2の実施の形態では、右フレーム部材220R、
    左フレーム部材220Lの中央側端部は後述するレンズ保持部材230としてそれぞれ形成され、この一対のレンズ保持部材230の第1のU字状屈曲部232の第1
    脚部233のそれぞれに眼鏡の上方から見てコ字状のブリッジ部材220Mの両脚部が接合されて、右フレーム部材220Rおよび左フレーム部材220Lが連結され、フレーム部材220が構成されている。

    【0043】なお、鼻当てパッド240は、本実施の形態では、ブリッジ部材220Mの両脚部の端部を下方に折り曲げパッドアームを形成し、このパッドアーム24
    2に取付るようにしている。 勿論、第1の実施の形態と同様に、パッドアーム242をレンズ保持部材230の何処かに接合するようにしてもよい。

    【0044】第二に異なる点は、第1の実施の形態では、連結部131で連結された一対のレンズ保持部材1
    30が一本の金属線材から形成されたフレーム部材12
    0に接合されているのに対し、第2の実施の形態では、
    上述のように、一対のレンズ保持部材230が、それぞれ上述の右フレーム部材220Rおよび左フレーム部材220Lと一体に同一線材で形成されている点である。

    【0045】すなわち、レンズ保持部材230は、右フレーム部材220Rおよび左フレーム部材220Lの一部であり、それぞれの端部を折り曲げて、第1のU字状屈曲部232とこれに連なる第2のU字状屈曲部235
    とを備えて形成され、本実施の形態では、該第1のU字状屈曲部232の第1脚部233同士がブリッジ部材2
    20Mで連結されていること上述の通りである。 そして、第1のU字状屈曲部232の第2脚部234は第2
    のU字状屈曲部235の第1脚部236と直線的に連続し、第1のU字状屈曲部232の第1脚部233と第2
    脚部234との両脚部がレンズ210の内側縁部に当接され、第2のU字状屈曲部235の第2脚部237がレンズ孔212に挿入されること前実施の形態と同じである。

    【0046】第三に異なる点は、第1の実施の形態では、U字状の調整用屈曲部126が左右レンズ110の外側縁より外側に配置されているのに対し、第2の実施の形態では、U字状の調整用屈曲部226が、左右のフレーム部材220L、220Rにおいて、レンズ210
    の上縁部に跨って配置されている点である。 なお、U字状の調整用屈曲部226は両脚部が垂直面内に存し、前実施の形態と同様に、眼鏡の前方から見たとき両脚部が重なるようにされている。 このようにすると、左右のフレーム部材220L、220Rの例えば半分をレンズ2
    10の後方に隠すことができ、デザイン上の斬新性を出すことが可能となる。 なお、この場合においても、U字状の調整用屈曲部226を含み、左右フレーム部材22
    0L、220Rと左右のレンズ210の上縁部とは非接触である。

    【0047】ここで、レンズ210のフレーム部材22
    0への取付方法は前述の第1の実施の形態と同じであるから重複説明を避ける。

    【0048】以上、本発明の好ましい実施の形態につき説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。 すなわち、第1および第2の実施の形態にそれぞれ示された特徴を相互に入れ換えて採用することも可能である。 例えば、調整用屈曲部126,226は相互に入れ換えてもよい。 また、鼻当てパッド140,2
    40が取付けられるパッドアーム142,242は適当な部材位置に接合されてもよい。

    【0049】なお、フレーム部材とレンズの上縁部との非接触構造は眼鏡のフレーム部材に外力が作用しない適正な状態において非接触であり、例えば、使用時におけるフレーム部材の変形等によってフレーム部材とレンズの上縁部とが接触したとしても、左右レンズの光軸の変動を伴わない程度の軽微な接触で本発明の機能を有する限り、本発明の範囲であることは言うまでもない。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1の実施の形態に係るリムレス眼鏡を示す正面図である。

    【図2】本発明の第1の実施の形態に係るリムレス眼鏡を示す平面図である。

    【図3】本発明の第1の実施の形態に係るリムレス眼鏡を前上方から見た斜視図である。

    【図4】図3の部分拡大図である。

    【図5】本発明の第1の実施の形態に係るリムレス眼鏡を後上方から見た斜視図である。

    【図6】本発明の第2の実施の形態に係るリムレス眼鏡を示す正面図である。

    【図7】本発明の第2の実施の形態に係るリムレス眼鏡を示す平面図である。

    【図8】本発明の第2の実施の形態に係るリムレス眼鏡を前上方から見た斜視図である。

    【図9】図8の部分拡大図である。

    【図10】本発明の第2の実施の形態に係るリムレス眼鏡を後上方から見た斜視図である。

    【図11】従来のリムレス眼鏡の一例を示し、(A)は平面図、(B)はその一部断面拡大図である。

    【図12】従来のリムレス眼鏡の他の一例を示す斜視図である。

    【符号の説明】

    100、200 リムレス眼鏡 110,210 レンズ 112,212 レンズ孔 114,214 スリーブ 120,220 フレーム部材 122,222 ヒンジ 124,224 テンプル 126、226 U字状調整用屈曲部 130,230 レンズ保持部材 131 連結部 132、232 第1のU字状屈曲部 133,233 第1脚部 134、234 第2脚部 135、235 第2のU字状屈曲部 136,236 第1脚部 137、237 第2脚部 140,240 鼻当てパッド

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) G02C 1/02 G02C 1/04 G02C 5/04

    QQ群二维码
    意见反馈