フロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造

申请号 JP2015238172 申请日 2015-12-07 公开(公告)号 JP2016095516A 公开(公告)日 2016-05-26
申请人 ▲ショウ▼州東利光学科技有限公司; 发明人 林瑞澤;
摘要 【課題】 眼鏡レンズと眼鏡フレームとを簡単に着脱できるフロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造を提供する。 【解決手段】 眼鏡レンズ(2)を保持するフロントフレーム(1)から眼鏡レンズ(2)を着脱自在にする眼鏡レンズの連結構造であって、フロントフレーム(1)の外端部の内側面に形成された収容溝(11)と、この収容溝(11)に回転自在に収容された回転部材(3)と、眼鏡レンズ(2)の外端に形成され前記フロントフレーム(1)の収容溝(11)内に挿入される突出部(21)と、収容溝(11)内に設けられて回転部材(3)の一端を眼鏡レンズの突出部(21)に押し付ける方向に付勢する弾性部材とを有し、回転部材(3)の一端が弾性部材(4)の弾発 力 によって突出部(21)を収容溝(11)の壁面に押し付けることで眼鏡レンズ(2)がフロントフレーム(1)に固定されるように構成した。 【選択図】 図2
权利要求

眼鏡レンズ(2)を保持するフロントフレーム(1)から前記眼鏡レンズ(2)を着脱自在にする眼鏡レンズの連結構造であって、 前記フロントフレーム(1)の外端部の内側面に形成された収容溝(11)と、この収容溝(11)に回転自在に収容された回転部材(3)と、前記眼鏡レンズ(2)の外端に形成され前記フロントフレーム(1)の前記収容溝(11)内に挿入される突出部(21)と、前記収容溝(11)内に設けられて前記回転部材(3)の一端を前記眼鏡レンズの突出部(21)に押し付ける方向に付勢する弾性部材とを有し、前記回転部材(3)の前記一端が前記弾性部材の弾発によって前記突出部(21)を前記収容溝(11)の壁面に押し付けることで前記眼鏡レンズ(2)がフロントフレーム(1)に固定され、前記弾性部材の弾発力に抗して前記回転部材を回転させることで、前記眼鏡レンズ(2)の突出部(21)の規制が解除されて、前記眼鏡レンズ82)を前記フロントフレーム(1)に対して取り外し可能とすることを特徴とするフロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造。前記弾性部材が前記フロントフレーム溝の外端部と前記回転部材の他端との間に配置されたバネであることを特徴とする請求項1に記載のフロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造。前記弾性部材が前記回転部材の回転軸周りの一方向に弾発力を付与するバネであることを特徴とする請求項1に記載のフロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造。前記眼鏡レンズの内端には前後方向に係合溝が形成され、前記フロントフレームの内端に係合突起が形成され、前記係合溝と前記係合突起とを着脱可能に係合させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造。前記回転部材(11)及び前記眼鏡レンズ(2)の前記突出部(21)のいずれか一方に係合凸部を形成し、他方に前記係合凸部が係合する係合凹部又は孔を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のフロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造。前記回転部材の他端側面に滑り止め用の凹凸を形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のフロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造。

说明书全文

本発明はフロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造に関する。

眼鏡は人々の生活によく使うもので、市販の眼鏡を縁眼鏡と、半縁なし眼鏡と、縁なし眼鏡とに分けることができる。その中で例えば半縁なし眼鏡の眼鏡フレームには二つのフロントフレームがあり、眼鏡レンズと眼鏡テンプルとを取り付けることに使う。従来の半縁なし眼鏡には、眼鏡レンズと眼鏡フレームとの間は固定的な接続構造であるから、眼鏡レンズと眼鏡フレームとを取り替えることが面倒である。 従来技術の眼鏡では、クランプ接続の方式によって、眼鏡レンズと眼鏡フレームとの間の分解可能な接続を実現する。ただし、この眼鏡では、眼鏡レンズを取り外すプロセスは、より大きいがかかるどころか(強制的な動き)、ある程度のスキルも必要となり、組立分解が不便で眼鏡にも傷付けやすい。

従来技術の中には、特許文献1〜3に示すように嵌め付けや係合により眼鏡フレームと眼鏡レンズとを取り付けるものがあるが、眼鏡レンズを着脱する際に大きい力がかかるうえに、ある程度の熟練も必要となり、着脱が不便で、眼鏡やレンズに傷を付けやすいという問題がある。

特開2001−215449号公報

特開2004−252293号公報

特開2003−43423号公報

本発明は、上記した従来技術の欠点を克服し、眼鏡レンズと眼鏡フレームとを簡単に着脱できるフロントフレームと眼鏡レンズとの連結構造を提供する。

上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、眼鏡レンズ(2)を保持するフロントフレーム(1)から前記眼鏡レンズ(2)を着脱自在にする眼鏡レンズの連結構造であって、前記フロントフレーム(1)の外端部の内側面に形成された収容溝(11)と、この収容溝(11)に回転自在に収容された回転部材(3)と、前記眼鏡レンズ(2)の外端に形成され前記フロントフレーム(1)の前記収容溝(11)内に挿入される突出部(21)と、前記収容溝(11)内に設けられて前記回転部材(3)の一端を前記眼鏡レンズの突出部(21)に押し付ける方向に付勢する弾性部材とを有し、前記回転部材(3)の前記一端が前記弾性部材の弾発力によって前記突出部(21)を前記収容溝(11)の壁面に押し付けることで前記眼鏡レンズ(2)がフロントフレーム(1)に固定され、前記弾性部材の弾発力に抗して前記回転部材を回転させることで、前記眼鏡レンズ(2)の突出部(21)の規制が解除されて、前記眼鏡レンズ82)を前記フロントフレーム(1)に対して取り外し可能とすることを特徴とする。

前記弾性部材は、請求項2に記載するように、前記フロントフレーム溝の外端部と前記回転部材の他端との間に配置されたバネとしてもよく、請求項3に記載するように、前記回転部材の回転軸周りの一方向に弾発力を付与するバネであってもよい。 請求項4に記載するように、前記眼鏡レンズの内端には前後方向に係合溝が形成され、前記フロントフレームの内端に係合突起が形成され、前記係合溝と前記係合突起とを着脱可能に係合させるようにしてもよいし、請求項5に記載するように、前記回転部材(11)及び前記眼鏡レンズ(2)の前記突出部(21)のいずれか一方に係合凸部を形成し、他方に前記係合凸部が係合する係合凹部又は孔を形成してもよい。 また、請求項6に記載するように、前記回転部材の他端側面に滑り止め用の凹凸を形成してもよい。

以上に述べたように、従来技術と比べると本発明には以下の特徴がある。すなわち本発明では、フロントフレーム外端の内側面には収容溝が形成され、眼鏡レンズ外端の側面には突出部が対応して形成され、眼鏡レンズの突出部は収容溝に収容され、フロントフレームの外端には回転部材が回転できるように設けられ、回転部材を回転することにより、その一端が眼鏡レンズの突出部をフロントフレームの収容溝の内壁に押し付ける。

そして、眼鏡レンズを取り外すときは、回転部材を逆転させることにより、回転部材の一端を眼鏡レンズの突出部から離間させることで、簡単に眼鏡フレームから眼鏡レンズを取り外すことが可能になる。本発明では、回転部材とフロントフレームの外端との間に弾性部材が配置され、弾性部材によって回転部材が眼鏡レンズを付勢するから、眼鏡レンズを取り付けた状態で回転部材が眼鏡レンズを強固に保持し、予想外の回転動作を発生しにくくすることで、フロントフレームと眼鏡レンズとの取り付けが強固になり、かつ、弾性部材によって着脱時の操作性がよくなる。

このように、本発明は従来技術と比べて、眼鏡レンズの取り付け強度が強く、操作性がよく、眼鏡レンズの組立分解が便利で、手間を省くことができ、眼鏡レンズ及び眼鏡フレームに傷を付けることもない。

以下、本発明の具体的な実施形態を図面に従って詳細に説明する。 [第一の実施形態] 図1ないし図3に示すように、本発明の連結構造は二つの眼鏡レンズ2,2を保持する左右のフロントフレーム1,1から眼鏡レンズ2,2を簡単に着脱できるようにするものである。フロントフレーム1の外端部の内側面には収容溝11が形成され、この収容溝11に回転部材3が軸体5によって回転可能に嵌め込まれる。眼鏡レンズ2の外端には、凹部22を形成することで突出部21が形成され、この突出部21がフロントフレーム1の収容溝11に挿入され、凹部22がフロントフレーム1の外端部に係合することで、収容溝11への突出部21の挿入量が決定される。

そして、回転部材3を、軸体5を中心に回転させることで、眼鏡レンズ2側の一端を眼鏡レンズ2の突出部21に当接させ、突出部21を収容溝11の内壁に押し付けることで眼鏡レンズ2をフロントフレーム1に固定する。回転部材3を前記とは逆に回転させることで眼鏡レンズ2の固定が解除され、眼鏡レンズ2はフロントフレーム1から取り外せるようになる。図2に示すように、回転部材3とフロントフレーム1の外端との間に弾性部材(図示の例では圧縮コイルばね)4を配置し、弾性部材4によって回転部材3の他端に弾発力を付与するようにすることで、回転部材3の逆回転を制限するとともに、一定の弾発力で眼鏡レンズ2の突出部21を押さえて固定を安定させることができる。

この実施形態では、フロントフレーム1の収容溝11の上下の同一軸線上に孔が形成され、回転部材3には軸孔31が形成される。そして、前記孔と軸孔31を挿通する軸体5によって回転部材3がフロントフレーム1の収容溝11内で回転できるように取り付けられる。前記孔の少なくとも一方と軸体5はねじ孔とボルトであってもよい。 また、弾性部材4はフロントフレーム1の外端部の内壁と、回転部材3の他端との間に配置されることで、回転部材3の一端を眼鏡レンズ2の突出部21に押し付ける方向に弾発する。

なお、眼鏡レンズ2の内端とフロントフレーム1の内端には、一方に前後方向に係合溝を形成し、他方にこれと係合する係合突起を形成することで、この合溝と係合突起とを係合させ、外端側の連結構造との協働によって、眼鏡レンズ2をフロントフレーム1によりしっかりと固定し、位置決めや姿勢決めをするようにするのが好ましい。さらに好ましい場合には、回転部材3の他端の側面には操作の際に利用者の指が滑りにくいようにする滑り止め用の凹凸32を形成するとよい。

本発明のフロントフレーム1と眼鏡レンズとの連結構造では、眼鏡レンズ2を取り付けるときは、まず回転部材3の他端を手で押して弾性部材4の弾性力に抗して回転部材3を回転させ、一端を収容溝11から脱出させる。この状態で眼鏡レンズ2の突出部21をフロントフレーム1の収容溝11に挿入し、眼鏡レンズ2内端の凹部22と突出部21とをフロントフレーム1に係合させる。回転部材3から手を離せば、弾性部材4の弾発力によって回転部材3の一端が収容溝11の内方へ回転し、その一端が眼鏡レンズ2の突出部21を収容溝11の内壁に押し付け、眼鏡レンズ2をフロントフレーム1に固定する。

眼鏡レンズ2を取り外すとは、回転部材3の他端を手で押して弾性部材4の弾発力に抗して回転部材3を逆転させ、その一端を収容溝11から脱出させる。これにより眼鏡レンズ2の固定が解除され、眼鏡レンズ2をフロントフレーム1から取り外すことが可能になる。

図1ないし図3に示すように、本発明の連結構造を備えた眼鏡には、二つの眼鏡テンプル6とフロントフレーム1との連結構造(ヒンジ)を備えていて、両眼鏡テンプル6の先端は別々にフロントフレーム1の外端とヒンジで回転できるように連結される。

[第二の実施形態] 図4に示すように、第二の実施形態のフロントフレーム1と眼鏡レンズ2との連結構造は、第一の実施形態と違って、回転部材3の中央位置の上と下の両側には別々に一つの半円状の突出部33が同一軸線上に形成され、収容溝11の上面と底面には突出部33のそれぞれに係合する軸孔が形成されている。そして、突出部33が別々に収容溝11の両軸孔内に係合されることで、回転部材3が両突出部33を軸として回転できるようになっている。

本発明の連結構造では、回転部材3の回転を実現するために、上記とは別の構造を利用してもよい。例えば、回転部材3に軸孔を形成し、フロントフレーム1の外端に突出部を形成してもよい。

[第三の実施形態] 図5に示すように、第三の実施形態の連結構造では、第一の実施形態と違って、弾性部材4をトーションばね7としている。トーションばね7を回転部材3の軸体5に巻き掛けて、その両端を別々にフロントフレーム1の外端部(具体的には、前記収容溝11の内壁面)と、回転部材3とに押し付ける。好ましくは、図5に示すように回転部材3の中央側面に、回転部材3の軸孔31に連通する開口34を形成する。そして、開口34によって軸孔31を上下に分割し、トーションばね7のばね部分を開口34内に収容する。

上記のフロントフレーム1と眼鏡レンズ2との連結構造では、実施形態1と同じように、眼鏡レンズ2を取り付けるとにきは、回転部材3の他端を手で押し、トーションばね7の弾性力に抗して回転部材3を回転させ、その一端を収容溝11から外してから、眼鏡レンズ2外端の突出部21をフロントフレーム1の収容溝11に収容し、眼鏡レンズ2内端とフロントフレーム1の内端とをお互いに係合させする。この状態で回転部材3から手を離せば、トーションばね7の弾発力によって回転部材3が収容溝11の内方へ回転し、その一端によって眼鏡レンズ2の突出部21が収容溝11の内壁に押し付けられ、眼鏡レンズ2がフロントフレーム1に固定される。

眼鏡レンズ2を取り外すときも先の実施形態と同様で、まず回転部材3の他端を手で押して回転部材3を逆転させ、その一端を収容溝11から脱出させてから、眼鏡レンズ2の突出部21に加えた弾発力を解除する。これにより、眼鏡レンズ2がフロントフレーム1から取り外せるようになる。

[第四の実施形態] 図6及び図7とに示すように、第四の実施形態の連結構造では、第一の実施形態と違って、弾性部材4はU字形の弾性クランプ8で、この弾性クランプ8を回転部材3の軸体5に巻き掛けて、その両端を別々にフロントフレーム1の外端部と回転部材3とに押し付ける。第三の実施形態と同じように、回転部材3の中央側面に、回転部材3の軸孔31に連通する開口34を形成する。そして、開口34によって軸孔31を上下に分割し、弾性クランプ8のばね部分を開口34内に収容する。

上記のフロントフレーム1と眼鏡レンズ2との連結構造では、第一の実施形態と同じように、眼鏡レンズ2を取り付けるとにきは、回転部材3の他端を手で押し、弾性クランプ8の弾性力に抗して回転部材3を回転させ、その一端を収容溝11から外してから、眼鏡レンズ2外端の突出部21をフロントフレーム1の収容溝11に収容し、眼鏡レンズ2内端とフロントフレーム1の内端とをお互いに係合させする。この状態で回転部材3から手を離せば、弾性クランプ8の弾発力によって回転部材3が収容溝11の内方へ回転し、その一端によって眼鏡レンズ2の突出部21が収容溝11の内壁に押し付けられ、眼鏡レンズ2がフロントフレーム1に固定される。

眼鏡レンズ2を取り外すときも先の実施形態と同様で、まず回転部材3の他端を手で押して回転部材3を逆転させ、その一端を収容溝11から脱出させてから、眼鏡レンズ2の突出部21に加えた弾発力を解除する。これにより、眼鏡レンズ2がフロントフレーム1から取り外せるようになる。

以上のように、上記の実施形態は本発明の一例であり、本発明のデザインアイディアはこれに限定されるものではなく、当業者が本実用新案のアイディアと範囲に基づいて種々変形させることは可能であり、それらは本実用新案の請求項の保護範囲から排除されるものではない。

本発明の連結構造を備えた眼鏡の分解斜視図である。

図1のA部の拡大図である。

本発明の連結構造を備えた眼鏡の組立斜視図である。

本発明の連結構造の第一の実施形態における回転体と弾性部材の関係を示す拡大図である。

本発明の連結構造の第二の実施形態における回転体と弾性部材の関係を示す拡大図である。

本発明の連結構造の第三の実施形態における回転体と弾性部材の関係を示す分解拡大図である。

本発明の連結構造の第三の実施形態における回転体と弾性部材の関係を示す組立拡大図である。

1 フロントフレーム 11 収容溝 2 眼鏡レンズ 21 突出部 22 凹部 3 回転部材 31 軸孔 32 凹凸 33 突出部 34 開口 4 弾性部材 5 軸体 6 テンプル 7 トーションばね(弾性部材) 8 弾性クランプ(弾性部材)

QQ群二维码
意见反馈