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Apparatus for preventing accommodative stress to correct myopia of mild and moderate

申请号 JP2000604790 申请日 1999-09-27 公开(公告)号 JP2002539493A 公开(公告)日 2002-11-19
申请人 エマヌイロフナ クゴエバ,エカテリーナ; 发明人 エマヌイロフナ クゴエバ,エカテリーナ;
摘要 (57)【要約】 本発明は、医学分野、より正確には眼科分野に関し、進行性近視の治療及び防止のため並びに進行性近視を患っている患者における調節ストレスを軽減させるために使用され得る。 本発明は、近視矯正用レンズを上部に配置すると共に、下部においては視 力 矯正を抑制し、目に好ましい作業条件を作り出すことによって遠近調節を軽減させることを含む。 この装置は、遠距離視を矯正するためのレンズを受容するためのホルダを備えたフレームを含んでいる。 レンズの下限は使用者がまっすぐに前方を見ているときの下眼瞼の縁部に配置される一方、フレームのブリッジはレンズの下縁に配置される。 この装置は最遠方鮮明視覚点の 位置 が矯正なしの良好な近距離視をも可能とさせるように軽度又は中度の近視を矯正するために使用される。 近視患者におけるこの装置の使用は近距離視を楽にすると共に適切な遠距離矯正条件を作りだす。 本発明は、特に、近距離と遠距離との間で視覚方向を絶えず変える患者に対して及び良好な近距離視条件の目により近距離にある対象及び遠距離にある対象を連続的に観察するときに有効である。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 軽度及び中度の近視を矯正し、使用者の調節ストレスを防止するための装置において、該装置が遠見視及び近見視の両方を目的とした眼鏡のような外観を呈し、各眼鏡レンズが遠見視力のみを矯正するように構成されており、各眼鏡レンズの下縁がまっすぐに前方を見ている場合に使用者の下眼瞼の縁部のレベルに配置されると共に、眼鏡フレームのブリッジがレンズの下縁のレベルに配置されることを特徴とする軽度及び中度の近視を矯正し、使用者の調節ストレスを防止するための装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 技術分野 本発明は、大別して医学分野に関し、より詳細には眼科分野に関し、進行性近視を治療、防止するための用途並びに進行性近視を患っている患者における遠近調節ストレスを軽減するための用途を提供することができる。

    【0002】 背景技術 毛様体筋が正常に機能するのに最適な条件を提供するという発想は、知られてから久しく、両目の前の目的とする距離に合わせて遠見視の方向を常に変化させる条件の下で遠見視及び近見視力を矯正するのに適した二重焦点眼鏡で使用されることが知られている。 二重焦点レンズは、異なる焦点倍率のレンズ、すなわち遠見視のための上部レンズと近見視のための下部レンズとを同じフレーム内で組み合わせることを特徴とする((ロシアの)Yu.Z.Rosenblumによる教科書「Optometry(検眼)」、1996年、151頁を参照)。
    二重焦点レンズは、老視(視力の近点が目から離れていくことを特徴とする遠近調節の年齢依存性の変化)の条件下で、様々な種類の非正視(すなわち、近視及び遠視)を矯正するために使用される。 眼科診療では、下側レンズ部分が実際には「平面」度のものになっている場合がある。 しかしながら、このような眼鏡は患者の視野を制限し、視覚的に追加される領域があまりに小さいので患者により許容されがたい。 よって、従来の二重焦点眼鏡は本発明の類似物と見なされ得る。

    【0003】 本発明に最も近い類似物は、様々な程度の近視を矯正することを目的とした二重焦点球面プリズム眼鏡(上記引用文献「Optometry(検眼)」の15
    2頁を参照)のような外観を呈する装置である。 この装置は、同じフレームに取り付けられた焦点の度が異なる複数のレンズ、すなわち遠見視力を矯正するためのレンズ(準最大レンズ倍率が近視の程度に依存しており、視覚的に中位の付加物がプリズム状の構成要素で+2.25ジオプターのレンズのような外観を呈する)を備えている。

    【0004】 球面プリズム眼鏡に固有であり且つ眼鏡の診療使用を制限する材料的な不利点は、光学レンズの領域があまりに小さく、矯正される近い空間を狭め患者の不快感を引き起こすために、光学的視野の近見視における使用が不便であることにある。

    【0005】 下部での付加的な矯正の使用に対しても同様の否定的な態度が標準的な二重焦点レンズを使用する患者において生じる。 現代の二重焦点レンズの製造プロセス技術が遠距離眼鏡レンズ用のモノリシック構造の光学ガラスブランクから近距離視用の眼鏡レンズを転化させることを含む限り、下部レンズの非常に小さい領域は予め定められることとなり、したがって不可避となる。 このような二重焦点レンズは、歩いている間を含めて常時装着されるときには便利であるが、近距離で長時間作業する際(例えば、書記台に座っている間)には、近見視の作業空間を制限することになる。

    【0006】 発明の開示 子供及び若者の近視進行の全ての理論の最も重要な考えの1つは、遠近調節ストレス現象が持続的な遠近調節痙攣に至ることであり、この調節痙攣は仮性近視を最初に起こし、次いで常態的に進行する真性近視を起こしやすい。 近視患者の遠見視力の矯正は、全教育期間において、すなわち毎日学校の講義室に出席して黒板の情報を認識し、それを控え帳に転写する際に、生徒にとって必要である。
    しかしながら、控え帳の情報を書く瞬間には、遠見視力矯正用眼鏡は近視の目の人にとっては度が高すぎとなる事態が起こり、したがって、目の毛様体筋を過度に緊張させる。

    【0007】 球面プリズム眼鏡では、近見視野が狭すぎるので視覚的な不便さは残るが、光学的に中立な付加物により近見視は楽になる。

    【0008】 本発明により達成可能な技術的結果は、上部の近視矯正用眼鏡レンズと下部の無視力矯正用眼鏡レンズとを使用するときに遠近調節を軽減すると共に、近視患者の眼が正常に機能するのに好ましい条件を提供することに帰する。

    【0009】 本発明の本質は、眼鏡軽度及び中度の近視のための遠近調節ストレスを防止する装置であって、遠見視及び近見視の両用の眼鏡のような外観を呈し、眼鏡のレンズが遠見視力のみを矯正するように構成されており、眼鏡レンズの下縁は、患者がまっすぐに前方を見ている場合に下眼瞼の縁部のレベル(高さ)にあり、眼鏡フレームのブリッジはレンズの下縁のレベル(高さ)に配置されるようになっている装置の使用により、上記の技術的結果を達成することからなる。

    【0010】 本発明を実施する最良の方法 軽度及び中度の近視を矯正し、遠近調節ストレスを防止するための装置は眼鏡フレーム1を備え、該眼鏡フレーム1のレンズホルダ2は遠見視力を矯正することができる眼鏡レンズ3を支持している。 眼鏡レンズ3の下縁4は、患者がまっすぐに前方を見た状態で下眼瞼5の縁部のレベル(高さ)に配置される。 眼鏡フレームのブリッジ6はレンズ3の下縁4のレベルに位置する。

    【0011】 使用者がまっすぐに前方を見るときに使用者の下眼瞼がとる位置と対応するレベルまでレンズホルダの下側部分が切断されるようになっている標準的なフレームが眼鏡フレームとして使用され得る。 遠見視力を矯正するための眼鏡レンズの大きさはレンズホルダの大きさに対応しているべきである。 眼鏡フレームのブリッジはレンズの下縁のレベルに配置されている。 フレームが眼鏡と共にプレス成形により製造され得る。

    【0012】 工業適応性 この装置は、軽度及び中度の近視を矯正するように構成されており、遠点の位置(すなわち近眼の度合い)が矯正無しで良好な近見視を提供するようになっている。 よって、本発明の装置を使用するとき、近見視を楽にさせながら遠見視を適切に矯正するための条件が近視眼の人に提供される。

    【0013】 近視眼の人のために特別な眼鏡を使用することは、遠くから近くまで視覚方向を常に変化させる際に、或いはまた使用者が良好な近見視を有しているとして使用者の目により遠い距離に位置する物体及び近い距離に位置する物体を見る際に、必要となる。

    【0014】 重度の近視及びある程度までの中度の近視は、人体の人体測定学的特徴に合わせるべく少なくとも20cmの作業距離の視力を維持するように近見視の強制的な矯正を必要とし、それにより、重度の近視に冒されている患者は標準的な二重焦点眼鏡を必要となる。

    【0015】 例1 男性患者R. (11才)は、最近3年の間、定期的な観察下に置かれていた。
    診断は両目の軽度の非進行性近視の1つであった。 遠見視の定常的な低下が3年前に検出された。 進行性近視の診断が遠近調節痙攣の背景に対して確認された。
    子供の患者が1.5年の間学校と家庭の両方で非常に高い視覚的緊張を受け、その結果、半年毎により高い倍率のレンズのために眼鏡レンズを変えるべきとなったことが病歴から分かっている。 遠見視のために処方された眼鏡が、学校授業の際には、患者により(読み書きの間の)近見視条件下の作業に対して使用された。 長期のアトロピン投与及び遠近調節痙攣の緩和の後、1.5ジオプターの近視が検出された。

    【0016】 患者は、学校での使用のために、上部に矯正用レンズを有し且つ下部に非矯正用レンズを有した本発明による眼鏡を提供された。 娯楽公演を見るためだけに、
    全セットのレンズを備えた近見視眼鏡がむしろまれに使用された。 近視の程度は1年の期間で進行を見せなかった。 これは経過の安定化を示している。

    【0017】 例2 女性患者K. (41才)は、眼精疲労の徴候、持続的な頭痛、眼鏡に耐え難いことといった病訴に対する医学的な助言を求めた。 検査により、両目において3
    . 75ジオプターの近視が検出された。 患者の通常作業は定常的な視覚的緊張を含んでおり、患者は3.75ジオプトリーの矯正用レンズを備えた眼鏡の実際上の常用を行っていた。 上部が3.5ジオプトリーで下部は「平面」度になっている二重焦点矯正用レンズは非常に不便であり、患者による使用を考えられなかった。

    【0018】 本発明による眼鏡が患者のために特別注文で作られた。 なんら付加的な処置をとなくても、患者側での眼精疲労の徴候は1ヶ月以内ではなんら現れなかった。

    【0019】 近見視に対して矯正のいらない空間を有した軽度及び中度の近視を矯正するための眼鏡は、子供及び若者における進行性近視と老視年齢の患者における定常性近視の両方を矯正するために使用され得る。 前者の場合、学級授業の間の生徒の近見視緊張は遠近調節痙攣を防止することに寄与し、主要な近視進行機構を実現することを不可能にさせる。 後者の場合、老視が35〜40才の年齢で早発したときに、近見視を楽にさせることが遠近調節の緊張及び患者の眼精疲労徴候をなくし、それにより患者の作業能力を増加させる。 よって、本発明の眼鏡は、様々な年齢層内の近視性屈折矯正者における広範な用途を提供することができる。 フレームにおけるレンズの高い位置は遠見視力の適切な矯正に寄与し、患者が近距離のために注視を下方へ移動させたときに近見視力の矯正を不要にする。 それにより、目の毛様体筋は遠近調節ストレスなく自然な独立機能にとって好ましい条件を受ける。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明による装置を略図で示している。

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