ビーコン利用システム、プログラム、ビーコン利用方法

申请号 JP2016141735 申请日 2016-07-19 公开(公告)号 JP2018013550A 公开(公告)日 2018-01-25
申请人 株式会社東芝; 東芝テック株式会社; 发明人 西 耕一郎;
摘要 【課題】画像形成装置に関するビーコンの利用技術を提供すること。 【解決手段】一般に、実施形態のビーコン利用システムは、画像形成装置、サーバ、モバイル端末を備えるビーコン利用システムであって、画像形成装置は、識別情報を含むビーコンを無線で発信するとともに、ステータスをサーバに送信する。サーバは、モバイル端末から識別情報を受信し、識別情報により特定される画像形成装置を表示するための地図情報をモバイル端末に送信する。モバイル端末は、ビーコンを受信し、識別情報をサーバへ送信するとともに、サーバから地図情報を受信し、地図情報に基づき、画像形成装置の 位置 を示す地図画面であって、画像形成装置のステータスを表示するための地図画面を表示する。 【選択図】図2
权利要求

画像形成装置、サーバ、モバイル端末を備えるビーコン利用システムであって、 前記画像形成装置は、識別情報を含むビーコンを無線で発信するとともに、ステータスを前記サーバに送信し、 前記サーバは、前記モバイル端末から前記識別情報を受信し、前記識別情報により特定される前記画像形成装置を表示するための地図情報を前記モバイル端末に送信し、 前記モバイル端末は、前記ビーコンを受信し、前記識別情報を前記サーバへ送信するとともに、前記サーバから前記地図情報を受信し、前記地図情報に基づき、前記画像形成装置の位置を示す地図画面であって、前記画像形成装置のステータスを表示するための地図画面を表示するビーコン利用システム。請求項1に記載のシステムであって、 前記モバイル端末は、前記地図画面にて、前記ステータスに基づいて前記画像形成装置のアイコンを表示するビーコン利用システム。画像形成装置、サーバ、モバイル端末を備えるビーコン利用システムであって、 前記画像形成装置は、第1識別情報を含むビーコンを無線で発信するとともに、ステータスを前記サーバに送信し、 前記モバイル端末は、前記ビーコンを受信し、前記第1識別情報およびユーザの第2識別情報を前記サーバへ送信し、 前記サーバは、ユーザのジョブを保存し、前記モバイル端末から前記第1識別情報および前記第2識別情報を受信し、前記第2識別情報により特定されるユーザの前記ジョブを、前記第1識別情報により特定される前記画像形成装置に対して送信するビーコン利用システム。モバイル端末に、 画像形成装置が発信するビーコンを受信する処理と、 前記ビーコンが含む前記画像形成装置の識別情報をサーバへ送信する処理と、 前記サーバから前記地図情報を受信する処理と、 前記地図情報に基づき、前記画像形成装置の位置を示す地図画面であって、前記画像形成装置のステータスを表示するための地図画面を表示する処理と、 を実行させるプログラム。画像形成装置、サーバ、モバイル端末を備えるシステムによるビーコン利用方法であって、 前記画像形成装置により、識別情報を含むビーコンを無線で発信するとともに、ステータスを前記サーバに送信し、 前記サーバにより、前記モバイル端末から前記識別情報を受信し、前記識別情報により特定される前記画像形成装置を表示するための地図情報を前記モバイル端末に送信し、 前記モバイル端末により、前記ビーコンを受信し、前記識別情報を前記サーバへ送信するとともに、前記サーバから前記地図情報を受信し、前記地図情報に基づき、前記画像形成装置の位置を示す地図画面であって、前記画像形成装置のステータスを表示するための地図画面を表示するビーコン利用方法。

说明书全文

この明細書に記載の実施形態は、画像形成装置に関するビーコンの利用技術に関する。

近年、無線信号であるビーコンの利用が進められている。ビーコンは、発信機からの受信距離が数十mである。この性質を利用して店にビーコンの発信機を置くシステムがある。該システムでは、店に客が来ると、客のモバイル端末がビーコンを受信する。すると、モバイル端末がサーバから自動的に店のクーポンを受け取るので、ユーザは、手軽に店のクーポンを入手し、利用できる。

ここで、MFP(Multi-Function Peripheral)等の画像形成装置が知られる(例えば、特許文献1)。MFP等の画像形成装置は、会社等において1フロアに複数設置される場合がある。このため、ユーザから、周囲の各装置のジョブや電等のステータスを把握したうえで、いずれの装置を使用するかを選択したいという要望がある。

特開2012−226350号公報

ユーザが周囲の各装置のステータスを知る方法として、webアプリを使用する方法がある。この方法では、ユーザが周囲の各装置を特定しなければ、各装置のステータスを知ることができない。他の方法として、ユーザが直接、各装置のコントロールパネルを操作する方法がある。しかし、この方法は、非常に手間である。

このように、画像形成装置には様々な課題がある。画像形成装置の課題に対し、ビーコンを利用して解決を図る手法の開発が進められている。

本発明が解決しようとする課題は、画像形成装置に関するビーコンの利用技術を提供することである。

一般に、実施形態のビーコン利用システムは、画像形成装置、サーバ、モバイル端末を備えるビーコン利用システムであって、画像形成装置は、識別情報を含むビーコンを無線で発信するとともに、ステータスをサーバに送信する。サーバは、モバイル端末から識別情報を受信し、識別情報により特定される画像形成装置を表示するための地図情報をモバイル端末に送信する。モバイル端末は、ビーコンを受信し、識別情報をサーバへ送信するとともに、サーバから地図情報を受信し、地図情報に基づき、画像形成装置の位置を示す地図画面であって、画像形成装置のステータスを表示するための地図画面を表示する。

一般に、実施形態のビーコン利用システムは、画像形成装置、サーバ、モバイル端末を備えるビーコン利用システムであって、画像形成装置は、第1識別情報を含むビーコンを無線で発信するとともに、ステータスをサーバに送信する。モバイル端末は、ビーコンを受信し、第1識別情報およびユーザの第2識別情報をサーバへ送信する。サーバは、ユーザのジョブを保存し、モバイル端末から第1識別情報および第2識別情報を受信し、第2識別情報により特定されるユーザのジョブを、第1識別情報により特定される画像形成装置に対して送信する。

一般に、実施形態のプログラムは、モバイル端末に、画像形成装置が発信するビーコンを受信する処理と、ビーコンが含む画像形成装置の識別情報をサーバへ送信する処理と、サーバから地図情報を受信する処理と、地図情報に基づき、画像形成装置の位置を示す地図画面であって、画像形成装置のステータスを表示するための地図画面を表示する処理と、を実行させる。

一般に、実施形態のビーコン利用方法は、画像形成装置、サーバ、モバイル端末を備えるシステムによるビーコン利用方法であって、画像形成装置により、識別情報を含むビーコンを無線で発信するとともに、ステータスをサーバに送信する。サーバにより、モバイル端末から識別情報を受信し、識別情報により特定される画像形成装置を表示するための地図情報をモバイル端末に送信する。モバイル端末により、ビーコンを受信し、識別情報をサーバへ送信するとともに、サーバから地図情報を受信し、地図情報に基づき、画像形成装置の位置を示す地図画面であって、画像形成装置のステータスを表示するための地図画面を表示する。

ビーコン利用システムの構成を示す図である。

モバイル端末の処理を示すフローチャートである。

地図画面を示す図である。

ステータス画面を示す図である。

画像形成装置のステータスに対応した地図画面を示す図である。

サーバの処理を示すフローチャートである。

ビーコン利用システムの処理を示すフローチャートである。

以下、各実施形態を図面に基づいて説明する。 (第1実施形態) 図1は、ビーコン利用システム100の構成を示す図である。 ビーコン利用システム100は、画像形成装置1、端末装置2、サーバ3、モバイル端末4を備える。各要素1〜4は、ネットワークNで接続し、互いに通信可能である。

画像形成装置1は、プリントやスキャン等の複数の機能を有するMFPである。複数の画像形成装置1がネットワークNに接続する。画像形成装置1は、プロセッサ11、メモリ12、ディスプレイ13、操作部14、カードリーダ15、発信機16を備える。操作部14は、ボタンやタッチパネル等であり、ユーザの操作を受け付ける。カードリーダ15は、ID(Identification) カードを読み取り、ユーザの識別情報を取得する。発信機16は、画像形成装置1の固有の識別情報を含むビーコンを周期的に発信する。ビーコンは、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)の規格に基づく無線信号である。なお、Bluetoothは登録商標である。画像形成装置1の固有の識別情報は、例えばMAC(Media Access Control address)アドレスである。

画像形成装置1は、該画像形成装置1の識別情報、ステータス、装着するオプション品を定期的にサーバ3に通知する。ステータスは、ジョブの状態、電力の状態、エラー状態の有無、トナーの残量、紙の残量等を含む。ジョブの状態とは、画像形成装置1が有する未完了のジョブの数や、各ジョブが保留中なのか実行中なのか等を指す。電力の状態とは、画像形成装置1の電源がONかOFFなのか、および電力に係る現在のモード(スリープモード、readyモード)等を指す。エラー状態とは、カセット内にシートが無くなった場合や、シート詰まりや、トナーが空になった場合等を指す。画像形成装置1は、装着するオプション品を検出する。オプション品は、例えばステープル機能やブックバインディング機能を備えるフィニッシャや、穴開け機能を有するホールパンチである。

端末装置2は、PC(Personal Computer)であり、プロセッサ21、メモリ22、ディスプレイ23、操作部24を備える。操作部24は、キーボードやマウス等であり、ユーザの操作を受け付ける。端末装置2は、パスワードおよびログイン名等のユーザの識別情報の入力をユーザから受け付ける。端末装置2は、ユーザの識別情報をサーバ3に送信し、サーバ3にユーザの認証を依頼する。端末装置2は、ユーザは適合との判定を得ると、ユーザの操作を受け付ける。

サーバ3は、プロセッサ31およびメモリ32を備える。サーバ3は、各端末1,2,4からユーザの認証を依頼されると、ユーザの認証を行い、認証結果を各端末1,2,4に返信する。サーバ3は、各画像形成装置1から受信するステータスおよびオプション品を、各画像形成装置1の識別情報に対応付けてメモリ32に保存する。なお、メモリ32は、予め、各画像形成装置1の識別情報に対応付けてオプション品を記憶してもよい。サーバ3は、予め、各画像形成装置1の位置が規定された地図情報を保有する。

システム100では、ユーザが所望の画像形成装置1で印刷を行うこと、すなわちネットワーク印刷が可能となっている。ネットワーク印刷では、まず、端末装置2が、認証を受けたユーザの操作により印刷ジョブを生成し、印刷ジョブをユーザの識別情報と共にサーバ3に送信する。サーバ3は、端末装置2から受信する印刷ジョブをユーザの識別情報に対応付けてメモリ32に保存する。画像形成装置1は、ユーザの認証を行った後、サーバ3からユーザの印刷ジョブを受信し、該印刷ジョブを一覧表示する。画像形成装置1は、ユーザが選択する印刷ジョブを実行する。

モバイル端末4は、プロセッサ41、メモリ42、タッチパネル43(ディスプレイおよび操作部)を備える。モバイル端末4は、画像形成装置1が発信するビーコンを利用するためのアプリを備える。アプリは、パスワードおよびログイン名等のユーザの識別情報の入力をユーザから受け付ける。アプリは、ユーザの識別情報をサーバ3に送信し、サーバ3にユーザの認証を依頼する。アプリは、ユーザは適合との判定を得ると、各種の機能を利用可能となる。モバイル端末4は、画像形成装置1が発信するビーコンを受信する。

以下、ユーザがネットワーク印刷を行う際のモバイル端末4の処理を、図2のフローチャートを参照して説明する。画像形成装置1、端末装置2,サーバ3、モバイル端末4のプロセッサ11,21、31、41は、メモリ12,22,32、42内のプログラムを実行することにより以下の各処理を行う。

ユーザは、ネットワーク印刷を行うために、端末装置2からサーバ3に印刷ジョブを送信済みであるものとする。ユーザは、印刷を行うために、画像形成装置1があるフロアにおり、モバイル端末4を携帯するものとする。モバイル端末4は、ユーザの認証を行い、ユーザを適合と判定済みであるものとする。

モバイル端末4は、画像形成装置1が発信するビーコンを受信すると(Act11)、アプリを自動的に起動する(Act12)。

アプリ(モバイル端末4)は、受信したビーコンが含む画像形成装置1の識別情報(第1識別情報)およびユーザの識別情報(第2識別情報)をサーバ3に送信する(Act13)。サーバ3は、識別情報により特定される画像形成装置1を表示するための地図情報をモバイル端末4に送信する。本実施形態では、識別情報により特定される画像形成装置1の周囲に複数の画像形成装置1があるものとする。サーバ3は、識別情報により特定される画像形成装置1および該画像形成装置1の周囲にある画像形成装置1を含む地図情報をモバイル端末4に送信する。また、サーバ3は、識別情報により特定される画像形成装置1および該画像形成装置1の周囲にある各画像形成装置1のステータスとオプション品とをモバイル端末4に送信する。

アプリは、サーバ3から地図情報、各画像形成装置1のステータスおよびオプション品をサーバ3から受信する(Act14)。

図3は、地図画面200を示す図である。 アプリは、受信するビーコンが含む識別情報により特定される画像形成装置1の位置を示す地図画面200であって、画像形成装置1のステータスを表示するための地図画面200を表示する(Act15)。アプリは、地図画面200にて、受信するビーコンにより特定される画像形成装置1の周囲の地図を表示する。アプリは、受信するビーコンにより特定される画像形成装置1のアイコン201、および該画像形成装置1の周囲の画像形成装置1のアイコン202〜204を表示する。

アプリは、受信するビーコンにより特定される画像形成装置1に対応する予め定められた位置に、ユーザの位置を示す点Pを表示する。アイコン202〜204および点Pは、サーバ3から受信する地図情報に含まれる。アイコン202〜204および点Pは、オブジェクトであってもよい。アプリは、アイコン202〜204および点Pの位置情報をサーバ3から受信し、アイコン202〜204および点Pを地図上に載せて地図画面200を生成してもよい。

アプリは、画像形成装置1のアイコン201〜204の選択をユーザから受け付けると(Act16)、図4に示すように、選択された画像形成装置1のステータスおよび画像形成装置1が装着するオプション品を示すステータス画面210を表示する(Act17)。ステータス画面210は、各ユーザの印刷ジョブの状態、電力の状態、Y〜Kのトナーの残量、画像形成装置1の1段から3段目の各カセット内の紙の残量を表示する。

なお、アプリは、図5に示すように、Act214にて地図画面200を表示する際に、各画像形成装置1のアイコン201〜204を各画像形成装置1のステータスに対応させて表示してもよい。画像形成装置1のステータスに対応させたアイコン201〜204は、地図情報に含まれていてもよい。また、アプリが、オブジェクトとしてのアイコン201〜204をステータスに応じて変更してもよい。

アプリは、待機中の画像形成装置1のアイコン201を白く表示し、ジョブを実行中の画像形成装置1のアイコン202、204を黒く表示してもよい。アプリは、エラー状態の画像形成装置1のアイコン203を黒く表示してもよい。アプリは、エラーの内容をアイコン203の周囲に表示してもよい。このようにすれば、アプリは、すぐに使用できる画像形成装置1をユーザに分かりやすく表示できる。

アプリは、各画像形成装置1のアイコン201〜204を各画像形成装置1が装着するオプション品に対応させて表示してもよい。画像形成装置1のステータスに対応させたアイコン201〜204は、地図情報に含まれていてもよい。また、アプリがオブジェクトとしてのアイコン201〜204を、各画像形成装置1が装着するオプション品に応じて変更してもよい。アプリは、フィニッシャがある画像形成装置1のアイコン204を、フィニッシャ付きの画像形成装置を示す絵柄で表示してもよい。

サーバ3に、ユーザの識別情報に対応する印刷ジョブがある場合、アプリは、地図画面200にて、該印刷ジョブを実行可能な画像形成装置1を示してもよい。例えば、印刷ジョブがステープル機能を必要とする場合、アプリは、フィニッシャを有する画像形成装置1のアイコン204を、ユーザの印刷ジョブが実施可能であることを示すように、例えば点滅表示してもよい。この場合、サーバ3が、アイコン204を点滅表示させる指示を含む地図画面200をモバイル端末4に送信してもよい。または、サーバ3が、ユーザのジョブがステープル機能を必要とする印刷ジョブであることをモバイル端末4に送信してもよい。そして、モバイル端末4は、ステープル機能を有する画像形成装置1が、ユーザの印刷ジョブが実施可能であることを示してもよい。サーバ3は、ユーザの印刷ジョブが実施可能である画像形成装置1のアイコン201〜204(例えばアイコン204)のみを表示してもよい。

また、アプリは、ステータスおよびオプション品の情報を、地図画面200にて画像形成装置1が選択されてから(Act16)、選択された画像形成装置1のステータスおよびオプション品に関してサーバ3から受信してもよい(Act17)。そして、アプリは、Act17にて,選択された画像形成装置1のステータスおよびオプション品を表示してもよい。

モバイル端末4が複数の画像形成装置1からビーコンを受信する場合(Act11)、アプリは、各画像形成装置1の識別情報をサーバ3に送信する(Act12,13)。サーバ3は、各ビーコンが含む識別情報によって特定される全ての画像形成装置1を含む地図情報をモバイル端末4に送信する。アプリは、受信したビーコンの各発信元の画像形成装置1を全て含めるように地図画面200を表示する(Act14、15)。

ここで、アプリは、受信するビーコンの強度によって、モバイル端末4から画像形成装置1までの距離を例えば3段階に判定する。アプリは、モバイル端末4から画像形成装置1までの各距離をサーバ3に送信する。サーバ3は、各距離に基づいて、点Pの位置(ユーザの位置)を算出し、点Pの位置を含めた地図情報をモバイル端末4に送信してもよい。

また、モバイル端末4が、モバイル端末4から各画像形成装置1までの各距離に基づいて、ユーザの位置を示す点Pを算出して表示してもよい。モバイル端末4は、各距離に基づき、最も近い画像形成装置1をユーザに通知してもよい。モバイル端末4は、最も近い画像形成装置1のアイコン201〜204を、点滅させたり、色を変更したりするなどして、該画像形成装置1が最も近いことがわかるように表示してもよい。

図6は、ユーザがネットワーク印刷を行う際のサーバ3の処理を示すフローチャートである。 サーバ3は、モバイル端末4から画像形成装置1の識別情報およびユーザの識別情報を受信する(Act21)。

サーバ3は、識別情報により特定される画像形成装置1および該画像形成装置1の周囲にある画像形成装置1を含む地図情報をモバイル端末4に送信する。また、サーバ3は、識別情報により特定される画像形成装置1および該画像形成装置1の周囲にある各画像形成装置1のステータスとオプション品とをモバイル端末4に送信する(Act22)。

本実施形態では、ユーザは、モバイル端末4の地図画面200にて、周囲の画像形成装置1の位置やステータス、画像形成装置1が装着するオプション品を容易に閲覧できる。これにより、ユーザは、地図画面200にて適切な画像形成装置1を選択できる。

(第2実施形態) 以下、ユーザがネットワーク印刷を行う際のビーコン利用システム100Aの処理を図7のフローチャートを参照して説明する。

ユーザは、ネットワーク印刷を行うために、端末装置2からサーバ3に印刷ジョブを送信済みであるものとする。ユーザは、印刷を行うために、画像形成装置1があるフロアにおり、モバイル端末4を携帯するものとする。モバイル端末4は、ユーザの認証を行い、ユーザを適合と判定済みであるものとする。

モバイル端末4は、画像形成装置1が発信するビーコンを受信すると(Act31)、アプリを起動する。アプリは、受信したビーコンが含む画像形成装置1の識別情報およびユーザの識別情報をサーバ3に送信する(Act32)。

サーバ3は、画像形成装置1の識別情報およびユーザの識別情報をモバイル端末4から受信する(Act41)。

サーバ3は、ユーザの印刷ジョブがある場合(Act42:YES)、ユーザの印刷ジョブを、モバイル端末4から受信した識別情報から特定される画像形成装置1に送信する(Act43)。サーバ3は、ユーザの印刷ジョブが無い場合(Act42:NO)、処理を終了する。

画像形成装置1は、サーバ3からユーザの印刷ジョブを受信する(Act51)。

画像形成装置1は、ビーコンを利用したネットワーク印刷用の印刷ジョブを受信する場合に直ぐに印刷ジョブを実行するか、ユーザの指示を受けてから印刷ジョブを実行するかを設定できる。

画像形成装置1は、直ぐに印刷ジョブを実行すると設定している場合(Act52:YES)、ユーザによる操作部14の操作無しに印刷ジョブを実行する(Act53)。

画像形成装置1は、ユーザの指示を受けてから印刷ジョブを実行すると設定している場合(Act52:NO)、ユーザからの指示を操作部14にて受けてから(Act54:YES)、印刷ジョブを実行する(Act53)。

本実施形態では、ユーザが画像形成装置1に到着した際には、画像形成装置1が既に印刷ジョブを実行済みであるか、既にユーザの印刷ジョブを蓄えている状態にあるので、印刷ジョブの実行完了までの時間を短縮できる。

なお、本実施形態でも、モバイル端末4のアプリは、画像形成装置1が発信するビーコンを受信すると、サーバ3から地図情報を受信してもよい。そして、アプリは、地図情報に基づき、画像形成装置1の位置を示す地図画面200であって、画像形成装置1のステータスを表示するための地図画面200を表示してもよい。

1…画像形成装置、3…サーバ、4…モバイル端末、100,100A…ビーコン利用システム、200…地図画面、201〜204…画像形成装置のアイコン。

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