Positioning device, positioning method, positioning program, and computer-readable recording medium with positioning program recorded therein |
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申请号 | JP2004143970 | 申请日 | 2004-05-13 | 公开(公告)号 | JP2005326235A | 公开(公告)日 | 2005-11-24 |
申请人 | Seiko Epson Corp; セイコーエプソン株式会社; | 发明人 | GOHARA NAOKI; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a positioning device, etc. for keeping the reliability of positioning based on satellite selection index information such as a DOP value on position information satellites. SOLUTION: This positioning device 100 comprises: a satellite selection index information generating means 121 for generating satellite selection index information for selecting the plurality of position information satellites 10aa used for positioning based on satellite disposition information 131 of the position information satellites disposed in the sky; a positioning means 111 for acquiring positioning information 135 by using the plurality of information satellites selected based on the index information; and an output means 102 for outputting the positioning information. The positioning device 100 further comprises: a reception environment index information generating means 123 for generating reception environment index information 134 on position information satellites comparable with each other on the selection index information and on positioning accuracy based on radiowave reception environment information 134 from the information satellites; and a positioning information determining means 120 for determining whether to output the positioning information to the output means based on the selection index information and on the environment index information. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI | ||||||
权利要求 | 天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成手段と、 前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位手段と、 前記測位情報を出力する出力手段と、を有する測位装置であって、 前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成手段と、 前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断手段と、を有することを特徴とする測位装置。 前記受信環境指標情報生成手段が受信環境指標情報を生成する前記位置情報衛星が、前記測位に使用する複数の前記位置情報衛星であることを特徴とする請求項1に記載の測位装置。 前記受信環境指標情報が受信環境閾値情報であり、前記衛星選択指標情報が前記位置情報衛星の配置状態を示すDOP(Dilution Of Precision)値情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の測位装置。 前記受信環境情報が、前記位置情報衛星からの信号強度が強いアウトドアモード又は、 前記位置情報衛星からの信号強度が弱いインドアモードであり、 前記複数の位置情報衛星は、それぞれ、前記アウトドアモード又は前記インドアモードとされ、 前記受信環境指標情報が、前記アウトドアモード又は前記インドアモードの前記位置情報衛星の割合に基づく情報であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の測位装置。 測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、 測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、 測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有する測位方法であって、 測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、 測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を有することを特徴とする測位方法。 コンピュータに、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、 測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、 測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有し、 測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、 測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を実行させるための測位プログラム。 コンピュータに、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、 測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、 測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有し、 測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、 測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を実行させるための測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 |
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说明书全文 | 本発明は、自己位置の測位を行う測位装置、測位方法、測位プログラム、測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。 従来より、人工衛星を利用して位置を測位する測位システムとしてGPS(Global Positioning System)装置が用いられている。 図9は、DOP値の概略説明図である。 すなわち、図9(a)は、DOP値が小さい例を示す概略説明図であり、図9(b)は、DOP値が大きい例を示す概略説明図である。 しかし、GPS装置が、このようにDOP値が小さくなるように、GPS衛星を選択しても、選択されたGPS衛星から受信した電波の受信状態が悪い環境下の場合は、DOP値が小さいにもかかわらず、測位精度が低下してしまう。 そこで、本発明は、DOP値等の位置情報衛星の衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性を低下させない測位装置、測位方法、測位プログラム、測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。 前記課題は、第1の発明によれば、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成手段と、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位手段と、前記測位情報を出力する出力手段と、を有する測位装置であって、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成手段と、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断手段と、を有することを特徴とする測位装置により達成される。 第1の発明の構成によれば、前記衛星選択指標情報生成手段は、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、前記衛星選択指標情報である例えば、DOP値を生成する。 このDOP値は例えば、4個の前記位置情報衛星の組み合わせで形成される4角錐の体積の大小を示し、体積が大きくなる程、数値が小さくなる。 この数値は、対象とする前記位置情報衛星が例えば、5個以上の場合は、前記位置情報衛星の組み合わせにより複数のDOP値が求められる。 例えば「10、9、8」等の複数のDOP値となる。 一方、前記受信環境指標情報生成手段は、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報である例えば、前記位置情報衛星からの電波の信号強度の強弱の程度情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記受信環境指標情報を生成する。 このように、本発明の構成によれば、前記測位手段による前記測位情報の出力の可否は、DOP値等の前記衛星選択指標情報と、これと測位精度に関し対比可能な数値等で表される前記受信環境指標情報とを比較等して判断する構成となっている。 好ましくは、第2の発明によれば、第1の発明の構成において、前記受信環境指標情報生成手段が受信環境指標情報を生成する前記位置情報衛星が、前記測位に使用する複数の前記位置情報衛星であることを特徴とする測位装置である。 第2の発明の構成によれば、前記受信環境指標情報生成手段が、前記測位に使用する複数の前記位置情報衛星についての前記受信環境指標情報を生成するので、DOP値等の前記衛星選択指標情報に基づき選択された前記位置情報衛星からの電波の受信環境の状態をより正確に把握することができる。 好ましくは、第3の発明によれば、第1又は第2に発明の構成において、前記受信環境指標情報が受信環境閾値情報であり、前記衛星選択指標情報が前記位置情報衛星の配置状態を示すDOP値情報であることを特徴とする測位装置である。 第3の発明の構成によれば、前記受信環境指標情報は前記受信環境閾値情報である。 例えば、前記受信環境閾値情報は、閾値「10乃至5」である。 そして、閾値が低下するに従い、例えば、受信環境が悪化する。 好ましくは、第4の発明によれば、第1乃至第3の発明のいずれかに記載の構成において、前記受信環境情報が、前記位置情報衛星からの信号強度が強いアウトドアモード又は、前記位置情報衛星からの信号強度が弱いインドアモードであり、前記複数の位置情報衛星は、それぞれ、前記アウトドアモード又は前記インドアモードとされ、前記受信環境指標情報が、前記アウトドアモード又は前記インドアモードの前記位置情報衛星の割合に基づく情報であることを特徴とする測位装置である。 第4の発明の構成によれば、前記受信環境情報は、前記位置情報衛星ごとの信号強度を示す前記アウトドアモード又は前記インドアモードで示されるため、信号強度を把握し易い。 前記課題は、第5の発明によれば、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有する測位方法であって、測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、 測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を有することを特徴とする測位方法により達成される。 第5の発明の構成によれば、第1の発明の構成と同様に、前記測位手段による前記測位情報の出力の可否は、DOP値等の前記衛星選択指標情報と、これと測位精度に関し対比可能な数値等で表される前記受信環境指標情報とを比較等して判断する構成となっている。 前記課題は、第6の発明によれば、コンピュータに、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有し、測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を実行させるための測位プログラムにより達成される。 第6の発明の構成によれば、第1の発明の構成と同様に、前記衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性を低下させることを未然に防ぐことができる。 前記課題は、第7の発明によれば、コンピュータに、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有し、測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を実行させるための測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体により達成される。 第7の発明の構成によれば、第1の発明の構成と同様に、前記衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性を低下させることがない。 以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。 図1は、本発明の実施の形態にかかる測位装置100を示す概略図である。 図1に示す、測位装置100は、例えば、GPSにより、自己の位置である例えば、緯度、経度及び高度を測位する構成となっている。 (測位装置100の主なハードウエア構成について) すなわち、バス105は、すべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部バスである。 制御装置106は、所定のプログラムの処理を行う他、バス105に接続された記憶装置107等を制御している。 記憶装置107は、各種プログラムや各種情報等を格納している。 (測位装置100の主なソフトウエア構成について) また、測位装置100は、測位部111を有している。 測位部111は、受信部101aを介し、図1の8個のGPS衛星10a乃至10hの捕捉(サーチ)等を行う。 図3に示すように、測位装置100は、第1記憶部120及び第2記憶部130を有し、それぞれ制御部110に接続されている。 また、図3の第1記憶部120は、DOP値計算プログラム121が格納されている。 DOP値は、図9(a)(b)に示すように、GPS衛星相互間の配置状態を示す指標であり、DOP値が小さければ小さい程、より精度の高い測位が可能となることを示す。 DOP値計算プログラム121は、第2記憶部130のGPS衛星データ131に基づいて測位に使用する複数、例えば4個の測位用GPS衛星10aa乃至10ddを選択する。 また、DOPには、PDOP(Position DOP)、VDOP(Vertical DOP)、HDOP(Horizontal DOP )等があるが、本発明では、これらのいずれでもよいが、本実施の形態では、位置の精度を最も良く表すPDOPでDOP値を算出する。 また、図3の第1記憶部120には、GPS衛星の測位モード判定プログラム122が格納されている。 具体的には、受信環境情報は、例えば、8個のGPS衛星10a等からの信号強度の強弱によって区分されるアウトドアモード又はインドアモードのモード情報である。 すなわち、各GPS衛星10a等からの信号強度が強い場合は、アウトドアモードとし、逆に、信号強度が弱い場合は、インドアモードとする。 一方、インドアモードは、測位装置100が例えば、屋内に配置され、GPS衛星10a等の信号が弱く、良好に受信できない状態のモードである。 このモードでは、主に信号強度が弱い場合でも、擬似距離を求め測位することになる。 以上のように、図3のGPS衛星の測位判定プログラム122は、第2記憶部130のGPS衛星データ131から各GPS衛星10a等の信号データを取得し、信号強度を解析し、その電界強度に応じて、それぞれのGPS衛星10a等ごとに、アウトドアモード又はインドアモードの判定を行う。 また、図3に示すように、第1記憶部120には、DOP閾値計算プログラム123が格納されている。 すなわち、第2記憶部130のGPS衛星測位モード判定結果データ133である各GPS衛星10a等のインドアモード又はアウトドアモードのモード情報に基づきDOP閾値を算出する。 図4の右欄は、DOP閾値の変動比率(%)を示し、左欄と同様に6段階に区分されている。 例えば、左欄のインドアモードGPS衛星数の比率が、0%の場合は、右欄のDOP閾値の変動比率(%)は100%となる。 このようなDOP閾値計算用データテーブル124を用いて、DOP閾値計算プログラム123が計算することになる。 このようにして、DOP閾値計算プログラム123で計算されたDOP閾値は、図3の第2記憶部130のDOP閾値計算結果データ134に格納される。 また、図3に示すように、第2の記憶部120は、測位結果出力可否プログラム125を有している。 測位結果出力可否プログラム125は、図3の第2記憶部130のDOP値計算結果等データ132のDOP値と、DOP閾値計算結果データ134であるDOP閾値と比較し、DOP値に基づいて測位した測位結果を出力するか否かを判断する。 すなわち、GPS衛星10a等からの信号強度が強く、全てがアウトドアモードである場合は、DOP値が高い場合であっても精度良く測位できる可能性が大であるため、図4等からDOP閾値を「10」という高めに設定し、DOP値が「10」以下の場合は測位結果データ135を表示するように構成されている。 一方、GPS衛星10a等からの信号強度が弱く、全てがインドアモードである場合は、DOP値が高い場合は、精度良く測位できる可能性が低いため、図4等からDOP閾値を「5」という低めに設定し、DOP値が「5」以下の場合、すなわち、DOP値が良い場合のみ測位結果データ135を表示する構成となっている。 すなわち、測位結果出力可否プログラム125は、DOP値とDOP閾値に基づいて、測位結果データ135を表示装置102に出力するか否かを判断する測位情報判断手段の一例である。 本実施の形態に係る測位装置100は以上のように構成されるが、以下、その動作例等について説明する。 次に、ST3で、受信データ解析を行う。 図6は、ST3の受信データ解析の動作例を示す概略フローチャートである。 先ず、測位装置100は、第1チャンネルについてGPS衛星10a等の捕捉動作を実行する。 第1チャンネルでGPS衛星10a等を捕捉できないときは、次のチャンネル、すなわち、第2チャンネルへと進むと共に処理済みのチャンネル(Ch)に1を加える(ST39)。 次に、GPS衛星10aの測位モードを判断する(ST36)。 すなわち、GPS衛星10aがアウトドアモードである場合は、ST37に示すように、アウトドアモードで捕捉した衛星数(SVout)に1を加える。 次に、処理済みのチャンネルが8となっているか否か、すなわち、8個のチャンネルの全てについての処理が終了したか否かを判断し(ST40)、終了するまで第1乃至第8チャンネルまで同様の動作を繰り返す。 図7(a)(b)は、このようにして、受信データの解析を行った解析例を示す表である。 図7(a)は、GPS衛星10a乃至10hが全て、アウトドアモードであった場合を示す。 以上のように受信データ解析(ST3)が終了すると、図5に示すように捕捉衛星数(SV)が4以上か否かを判断する(ST4)。 一方、捕捉衛星数(SV)が4個以上の場合は、DOP値を計算する(ST5)(衛星選択指標情報生成工程の一例)。 すなわち、ST3で捕捉されたGPS衛星10a等の配置状態を示すDOP値を計算する。 具体的には、図3の第1記憶部120のDOP値計算プログラム121が、第2記憶部130のGPS衛星データ131に基づきDOP値を計算し、その計算結果を第2記憶部130にDOP値計算結果等データ132として格納する。 次に、測位装置100は、位置計算を行う(ST6)(測位工程の一例)。 すなわち、図3の制御部110は、第2記憶部130のDOP値計算結果等データ132から、最も小さい値のDOP値を選択し、そのDOP値に対応する4個のGPS衛星10a等を測位用GPS衛星10aa、10bb、10cc、10ddとする。 次に、DOP閾値を決定する(ST7)(受信環境指標情報生成工程の一例)。 すなわち、図3のDOP閾値計算プログラム123が、GPS衛星測位モード判定結果データ133及びDOP閾値計算用テーブル(図4のDOP値変動比率テーブル)124に基づきDOP閾値を決定する。 次に、図4のDOP値変動比率テーブルからDOP閾値の変動比率を取得する(ST73)。 すなわち、図7(a)の場合は、図4の左欄の数値が「0%」であるから、DOP閾値変動比率は「100%」となる。 次に、DOP閾値を算出する(ST74)。 すなわち、図3のDOP閾値計算プログラム123は、ST2の初期値である「10」に基づいてDOP閾値を算出する。 次に、ST5で算出されたDOP値が、ST7で算出されたDOP閾値以下であるか否かを判断し(ST8)、以下である場合は、ST6の測位計算の結果を出力し、DOP閾値を超える場合は、測位計算の結果を出力しない(ST9)(測位情報判断工程及び出力工程の一例)。 このように、本実施の形態によれば、図7(a)と図7(b)とでは、図7(b)の方がよりDOP値が小さいことが求められている。 すなわち、図7(b)に示すように、インドアモードを含んでいる場合は、GPS衛星10aから電波の信号強度が弱くなり、測位精度が低下するおそれがある。 また、図7(a)のように、GPS衛星10a等からの電波の信号強度が強い場合は、DOP値が図7(b)では出力しない値でも、測位装置100の測位精度が低下するおそれが少ない。 そこで、図7(a)は、図7(b)の場合では出力しないDOP値でも、測位結果を出力する構成としている。 なお、本実施の形態のように、図3のGPS衛星の測位モード判定プログラム122が測位モード(インドアモード又はアウトドアモード)を生成する対象となっているGPS衛星10a等に、実際に測位部111が測位に使用する測位用GPS衛星10aa等が含まれる場合は、DOP閾値は、実際に測位に使用するGPS衛星10a等から算出されることとなり、測位用GPS衛星10aa等からの電波の信号強度等の受信環境をより正確に把握することができることになる。 (プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について) これら測位プログラム等をコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態にするために用いられるプログラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewriterble)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。 本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。 さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。 10a乃至10h・・・GPS衛星、10aa乃至10dd・・・測位用GPS衛星、100・・・測位装置、101・・・受信装置、101a・・・受信部、102・・・表示装置、102a・・・表示部、103・・・操作装置、103a・・・操作部、105・・・バス、106・・・制御装置、107・・・記憶装置、110・・・制御部、111・・・測位部、120・・・第1記憶部、121・・・DOP値計算プログラム、122・・・GPS衛星の測位モード判定プログラム、123・・・DOP閾値計算プログラム、124・・・DOP閾値計算用テーブルデータ、125・・・測位結果出力可否プログラム、130・・・第2記憶部、131・・・GPS衛星データ、132・・・DOP値計算結果等データ、133・・・GPS衛星測位モード判定結果データ、134・・・DOP閾値計算結果データ、135・・・測位結果データ。 |