副室と調節可能な拭き取り特徴を含んだ流体貯蔵器アッセンブリー

申请号 JP2013555414 申请日 2012-01-10 公开(公告)号 JP6038818B2 公开(公告)日 2016-12-07
申请人 グループ ワン リミテッド; 发明人 ゴールドステイン、 フレドリック; バート、 ジュニア ロバート マレー;
摘要
权利要求

貯蔵器を含んだハウジングであって、貯蔵器が化粧品流体を貯蔵しているものと、 経路に沿って貯蔵器中に挿入可能なアプリケーターアッセンブリーであって、アプリケーターアッセンブリーが化粧品流体を搬送するスティックとアプリケーターを含んでいるものと、 中立位置にある時に貯蔵器を取り囲むシールであって、シールは、シールを通る開口部を形成するようにアプリケーターアッセンブリーによってたわみ可能な少なくとも1つのフラップを含んでおり、シールは、アプリケーターアッセンブリーがシールと係合していない時に中立位置に戻るように構成されているものと、を含み、 シールは、ハウジング内に含まれた上方シールと下方シールの一方であり、 副室が、上方および下方シールの間に規定されている、 流体貯蔵器アッセンブリー。上方シールと下方シールの間の距離が、アプリケーターの軸方向長さより大きい、請求項1の流体貯蔵器アッセンブリー。アプリケーターはブラシである、請求項1の流体貯蔵器アッセンブリー。少なくとも1つのフラップが複数のフラップを含み、シールが中立位置にある時に経路に沿ったポイントにおいてフラップがお互いと接触する、請求項1の流体貯蔵器アッセンブリー。シールが中立位置にある時に経路に沿ったポイントにおいてフラップがお互いと重複する、請求項4の流体貯蔵器アッセンブリー。フラップは、スティックがシールを通過する時にスティックを収容する切り欠きを含む、請求項5の流体貯蔵器アッセンブリー。アプリケーターは、貯蔵器中への挿入に際して、上方および下方シールの両方を通過する、請求項1の流体貯蔵器アッセンブリー。アプリケーターは、貯蔵器から取り外される際に、上方および下方シールの両方を通過する、請求項1の流体貯蔵器アッセンブリー。上方および下方シールの少なくとも1つが複数のフラップを含み、貯蔵器を取り囲むようにシールが中立位置にある時に経路に沿ったポイントにおいてフラップがお互いと接触する、請求項1の流体貯蔵器アッセンブリー。上方および下方シールの各々が複数のフラップを含み、貯蔵器を取り囲むようにシールが中立位置にある時に経路に沿ったポイントにおいてフラップがお互いと接触する、請求項1の流体貯蔵器アッセンブリー。シールがたわみ可能であり、シールのたわみは、シールによってアプリケーターから拭き取られた流体の量を制御するように選択的にブロック可能である、請求項1の流体貯蔵器アッセンブリー。シールの下に配置されたプリワイパーを更に含む、請求項1の流体貯蔵器アッセンブリー。(a)請求項1記載の流体貯蔵器アッセンブリーを提供するステップと、 (b)シールを通る開口部を形成するように、経路に沿ってアプリケーターアッセンブリーを動かすことによってアプリケーターアッセンブリーをシールと係合するステップであって、アプリケーターアッセンブリーとシールの間の係合が少なくとも1つのフラップを全体的に下向きにたわませるステップと、 (c)アプリケーターアッセンブリーを開口部を通して通過させるステップと、 を含む方法。アプリケーターアッセンブリーとシールの間の係合は、少なくとも1つのフラップを全体的に経路から離れるようにたわませる、請求項13の方法。

说明书全文

[関連出願へのクロスリファレンス]この出願は、2011年2月22日に出願された米国仮出願番号61/445,087への優先権を主張する。

この開示は、流体貯蔵器アッセンブリーに関する。

ある種の流体貯蔵器アッセンブリー、特に化粧品ボトルは、マスカラおよびその他の同様の流体を収容し、アプリケーターブラシを含む。それらのボトルは、ボトル内に貯蔵された流体を空気から保護するように配置されたシールまたはワイパーを含んでいても良く、それにより外部の空気が流体を乾燥させるのを防ぐ。いくつかのボトルは更に、ブラシによってボトルから搬送される流体の量を制御するようにシールを調節することをユーザに許容する。

開示された流体貯蔵器アッセンブリーは、化粧品ボトルアッセンブリーであっても良い。ボトルアッセンブリーは、ブラシを有するアプリケーターを含んでいても良い。貯蔵器から流体を取り出すために、ブラシが2つの間隔を空けられたシールの間の副室を通過する。追加の特徴が、ブラシが貯蔵器から出るにつれてブラシによって搬送される流体の量を制御するように、シールの少なくとも1つによって行われる拭き取りのレベルの選択的調節を許容する。

開示された流体貯蔵器アッセンブリーはよって、貯蔵器中の流体が乾燥することを依然として実質的に防止し(即ち、それにより流体の元々の製造工場粘度レベルを実質的に維持し)ながら、調節可能な流体拭き取りを提供し得る。

詳細な記載に付随する図面は、以下のように簡単に記載されることができる。

図1は、別の開示された流体貯蔵器アッセンブリーの断面図である。

図2Aは、非ブロック位置にある先細りセクションを示し、中立位置にある下方シールを示す、図1の流体貯蔵器アッセンブリーの断面図である。

図2Bは、ブラシが下方シールを通して上向きに通過しており、完全に非ブロック状態にある下方シールを示す、図1の流体貯蔵器アッセンブリーの断面図である。

図3Aは、ブラシが下方シールの下に配置されており、ブロック位置にある先細りセクションを示す、図1の流体貯蔵器アッセンブリーの断面図である。

図3Bは、ブラシが下方シールを通して上向きに通過しており、完全にブロック状態にある下方シールを示す、図1の流体貯蔵器アッセンブリーの断面図である。

図4は、図1の流体貯蔵器アッセンブリー中に存在するシールによって経験されるたわみの代表例である。

図5Aは、図1の流体貯蔵器アッセンブリー中に含まれ得るシールの上面図である。

図5Bは、下向き位置における図5Aのシールの側面図である。

図5Cは、下向き位置における図5Aのシールの上面図である。

図6は、図1の流体貯蔵器アッセンブリー中に含まれ得る別のシールの上面図である。

図7は、先細りセクションの並置された眺めを含んだ、図1の流体貯蔵器アッセンブリー中に含まれ得る下方シールの底面図である。

図8は、別の開示された流体貯蔵器アッセンブリーの代表例である。

図9は、副室を含みブロック特徴を除外した、開示された流体貯蔵器アッセンブリーの別の実施形態の代表例である。

図10は、単一のシールを含んだ、流体貯蔵器アッセンブリーのもっと別の実施形態の代表例である。

図1は、例示的な開示されたボトルアッセンブリー10、または流体貯蔵器アッセンブリーの断面図である。ボトルアッセンブリー10は、全体的に円筒形であり、その中心軸に沿って断面化して示されており、それはこの場合には、経路Pと一致する。勿論、ボトルアッセンブリー10は、円筒形ボトルにだけ限定される必要は無い。示されたボトルアッセンブリー10は、アプリケーターアッセンブリー20と、上方ハウジングセクション30と、下方ハウジングセクション40を含む。

アプリケーターアッセンブリー20は、そこから下向きに伸長しているスティック24またはステムをもったキャップ22を含む。キャップ22と反対の端部において、スティック24は、ブラシ26またはその他の一般的なアプリケーターを含む。ブラシ26は、ボトルアッセンブリー10から、マスカラであっても良い流体FLを搬送し、流体FLを例えばユーザの睫毛上に施すように適応された毛を含んでいても良い。全体的に示されているように、アプリケーターアッセンブリー20は全体的に、経路Pに沿って可動である。キャップ22はまた、上方ハウジングセクション30のねじ山の第1のセット32と係合するねじ山28を含んでいても良く、それによりボトルアッセンブリー10の頂部を本質的に閉じて密封することをユーザに許容する。注目すべきことに、キャップ22は、上方ハウジングセクション30上にねじ止めされる必要は無く、キャップ22は、別のやり方で上方ハウジングセクション30に接続されることができる。

上方ハウジングセクション30は、下方ハウジングセクション40のねじ山44と係合可能なねじ山の第2のセット34を介して、時計回りCLWおよび反時計回りCCWの両方で下方ハウジングセクション40に対して回転可能である。タブまたはその他の特徴が、それによりユーザが上方ハウジングセクション30を回転することができる容易さを増加するために設けられていても良い。上方ハウジングセクション30は更に、経路Pの周りに上方シール52(又は上方膜52)を支持している内向きに突出したフランジ35を含む。上方ハウジングセクション30の下方部分は、ここでは円錐台形状の、先細りセクション38を含み、それは下方シール54(または下方膜54)のたわみをブロックし得る。先細りセクション38は、下方シール54に近接して、内向きに突出したフランジ35の下に設けられている。以下で詳細に説明されるように、下方ハウジングセクション40に対する上方ハウジングセクション30の回転は、下方シール54に対して経路Pに沿って先細りセクション38を動かす。これは、先細りセクション38が下方シール54のたわみをブロックするように働く程度を決定する。先細りセクション38が先細りにされていることが好ましくても良い一方で、先細りセクション38が代替的に先細りにされていなくても良く、代わりにショルダー付き内径を含んでいても良い。

下方ハウジングセクション40は、流体FLを保持する貯蔵器43がその中に規定されている、本体部分42によって全体的に規定される。貯蔵器43はここでは、本体部分42と下方シール54の両方によって制約されているように示されている。示されたように、本体部分42は、下方サポート構造48によって経路Pの周りに下方シール54を支持する内向きに突出したフランジ46を含む。貯蔵器43についての適切なサイズは、適切に選択されても良い。例えば、比較的小さな貯蔵器43は、貯蔵器43内の空気の量を減少させると共に流体FLをブラシ26の近くに集中させるであろう。このやり方で流体FLを集中させることにより、流体FLは、貯蔵器43内に拡散することを実質的に防止され、よって更なる蒸発および乾燥が避けられ得るであろう。

副室50は、上方シール52と下方シール54の間に規定される(例えば、上方および下方シール52、54の間の空気の「スペース」または「バッファー」)。一例では、経路Pに沿って移動している時に、ブラシ26は一度に上方および下方シール52、54の一方だけを通過する。つまり、もしブラシ26が貯蔵器43中に配置され、外向きに取り出されれば(または取り外されれば)、ブラシ26は上方シール52と接触する前に下方シール54を完全に通過するであろう。同様に、ブラシ26をボトルアッセンブリー10中に挿入する時に、下方シール54は、ブラシが上方シール52を貫通する(または最初に突破するかまたは接触する)間は閉じたままであろう。このやり方で、ブラシ26は、上方および下方シール52、54と副室50中の空気のバッファーのおかげで望まれない空気が流体貯蔵器43に入ることを実質的に防止するように、シール52、54を別々に通過しても良い。好ましくは、この機能性を完全に提供するために(例えば、十分な副室50を作り出すために)、上方および下方シール52、54の間に十分な間隔があるべきである。但し、シール52、54は、副室50を通過する時にブラシ26がシール52、54と同時に接触するように間隔を空けられていても良い。更に、以下で詳細に説明されるように、シール52、54は、空気が貯蔵器43に入ることを実質的に防止されるように、スティック24およびブラシ26の周りにきつく巻き付くように構成されている。貯蔵器43内の空気が貯蔵器から出ることを防止し、内部および外部の空気の交換を妨げることも重要であっても良い。飽和されていても良いこの内部の空気の損失は、それが流体FLの乾燥に結果としてなる分内容物の損失に繋がるであろうことから望ましくないであろう。

ここで図2A−3Bを参照して、ブラシ26の調節可能な拭き取りを許容するブロック特徴が記載される。図2Aは、下方シール54が先細りセクション38に係合することを下方シール54のたわみが引き起こさない、非ブロック位置(または第1の位置)にある先細りセクション38を示す。示されたように、ブラシ26が取り外され、下方シール54が中立または弛緩した位置にある。

図2Bは、下方シール54を通過しているブラシ26を示し、そこでは下方シール54は完全に非ブロック状態にある。つまり、先細りセクション38が非ブロック位置にあるので、下方シール54は、先細りセクション38との係合にはない、またはそれとの実質的な係合にはない。この非ブロック状態では、ブラシ26の取り出しによって下方シール54に加えられたによって指図される通りに、下方シール54は、経路Pから離れるように(例えば、全体的に放射状に外向きの方向Oに)完全にたわむことが許容される。下方シール54がこのやり方で経路Pから離れるようにたわむことができるので、下方シール54は、ブラシ26から比較的少量の流体FLを拭き取る。

図3Aには、先細りセクション38がブロック位置(または第2の位置)で示されており、そこでは先細りセクション38は、ボトルから出るようにブラシ26が経路Pに沿って引っ張られるにつれて、下方シール54のたわみをブロックする。ブロック位置では、先細りセクション38は、例えば時計回り方向CLWへの上方ハウジングセクション30の回転によって経路Pに沿って下げられる。つまり、先細りセクション38は、先細りセクション38が非ブロック位置(または第1の位置)にある時よりも下方シール54の近くに配置される。

図3Bには、先細りセクション38がブロック位置にあって、ブラシ26が下方シール54を通過するのが示されている。下方シール54が完全にブロックされた状態にあるのが示されており、そこでは先細りセクション38は、経路Pから離れるような放射状に外向きの方向Oでの下方シール54の動きを制約する。特定には、ブラシ26の取り出しは、下方シール54が放射状に外向きの方向Oにおいて経路Pから離れるように鈍くたわむことを引き起こすが、下方シール54のたわみは先細りセクション38によって制限される。つまり、下方シール54は、ブラシ26のサイズに比較的近い直径である内側表面39の直径を超えて開くことを防止される。内側表面39の直径はその製造時に設定されるが、下方シール54によって行われるべき拭き取りの望ましい量に依存して内側表面39の直径を決定しても良い(例えば、内側表面39の直径がブラシ26のサイズにより近い時には、下方シール54によって行われる拭き取りの量が増加する)。特に、先細りセクション38の内側表面39は、ブラシ26の取り出しによって引き起こされたたわみに抗して経路Pに向けて放射状に内向きの方向Iに下方シール54を促す。例えば、先細りセクション38が図2A−2Bの非ブロック位置にある時と比べて、比較的多量の流体FLがよって、下方シール54によってブラシ26から拭き取られる。このようにして、ユーザは、単に上方ハウジングセクション30を回転することによって、取り出し中にブラシ26から拭き取られるべき流体FLの量を選択的に調節しても良い(例えば、下方シール54によって行われる拭き取りのレベルが調節されても良い)。

注目すべきことに、上方シール52は下方シール54と同じやり方でブロックはされないので、下方シール54によって拭き取られた後でブラシ上に残っている流体FLの量は、上方シール52によって行われるブラシ26のいかなる拭き取りによっても実質的に変えられないままである。上方シール52はブラシの最小の拭き取りを引き起こしても良いが、この拭き取りは流体FLをブラシ26の長さに沿って均等に分配する傾向があり、よって例えばマスカラで典型的であるような、流体FLの凝集を回避する。下方シール54をブロックする能力と共に先細りセクション38を提供することによって、ユーザは、外部の空気が貯蔵器43に入ることを依然として防止しながら、ブラシ26によってボトルアッセンブリー10から搬送されるべき流体FLの望ましい量を正確に選択することを許容される。

その中で上方シールがブロックされて(下方シール54がブロックされるやり方と同様に)、下方シールがブロックされない(上方シール52がブロックされないやり方と同様に)ような副室を設けることが可能であることに注意すべきである。そのような配置は、この開示の範囲内である。但し、下方シール54によって取り除かれた流体FLは流体貯蔵器43に留まる傾向があろう一方で、上方シール52での流体FLの実質的な拭き取りは副室50内の流体FLの望まれない蓄積を引き起こす傾向があろうことから、下方シール54で拭き取りを行うことが好まれても良い。

更に、下方シール54の下、上方シール52の上、またはその両方に、プリワイパーPWが配置されても良い。プリワイパーPWは、アプリケーター26と同様の直径の単純な開口部/開口を有するボトルアッセンブリー10中に組み込まれたプラスチック挿入体であっても良く、経路Pの周りに配置されることができる。(図10に概略的に描かれているように)プリワイパーPWが下方シール54の下に配置される例では、プリワイパーPWは、下方シール54によって行われるべき拭き取りの量を本質的に削減するように、また流体FLが副室50中に蓄積することの潜在的可能性を削減するように、アプリケーター26から余分な流体FLを取り除くであろう。図10の例では、プリワイパーPWは、拭き取り効果を増加するように、また余分な流体がプリワイパーの上で捕まえられるかまたは捕捉されること無しに貯蔵器中に本質的に排出されて戻されることを許容するように、およそ45度で下向きに度を付けられている。再度、図10のプリワイパーは一例の描写であり、プリワイパーは望まれる通りに開示されたボトルアッセンブリー10中に組み込まれることができる、ということが理解されるべきである。

図2A−3Bは先細りセクション38のブロックおよび非ブロック位置を表しているが、ブラシ26によって搬送される流体FLの拭き取りの可変なレベルを提供する、中間の位置が更に含まれていても良い。例えば、示されたブロックおよび非ブロック位置の間の1つ以上の中間ブロック位置に先細りセクション38を動かすように、上方ハウジングセクション30が回転されても良い。それらの中間ブロック位置は、下方シール54が完全に非ブロック状態にある時(例えば、図2B)よりも大きく、下方シール54が完全にブロック状態にある時(例えば、図3B)よりも小さい、拭き取りのレベルを提供しても良い。この意味で、示されたブロックおよび非ブロック状態は、下方シール54によって行われるべき拭き取りの最高および最低レベルをそれぞれ表わしていても良い。更に、上方ハウジングセクション30と下方ハウジングセクション40は、ユーザが拭き取りの望ましいレベルを選択することができるように、適当な、印を含んでいても良い。ねじ山34、44のピッチと先細りセクション38の形状が、ハウジングセクション30の回転と下方シール54によってブラシ26から拭き取られた流体FLの量の間の関係に影響を与えても良い。理解されるであろうように、先細りセクション38が下方シール54のより近くに(軸方向に)動くにつれて、下方シール54によって行われる拭き取りの量が増加する。

更には、図には示されていないが、先細りセクション38は、調節可能かまたは拡張可能な、開口を含むことができる。この場合には、下方シール54のブロックの可変なレベルを提供するために調節可能な開口の直径が変化し得るように、先細りセクション38が下方シール54に対して軸方向に固定され、先細りセクション38の端部が調節可能な開口を含むであろう。調節可能な開口は、先細りセクション38全体の軸方向の動きを要求すること無しに、ユーザによって選択的に調節可能であっても良い。

ここで図4を見ると、ブラシ26と接触している時にシール52、54によって経験され得る異なるたわみが表わされている。例えば、シール52、54は、ブラシ26が経路Pに沿って貯蔵器43から取り出される時に、示された上向き位置まで全体的にたわまされるであろう(例えば、図2Bおよび3Bに示されたような、下方シール54)。ブラシ26もスティック24もシール52、54と係合していない時には、シール52、54は、シールの弾力性の下に中立かまたは弛緩した位置まで全体的に戻る(例えば、図2Aに示されたような、下方シール54)。注目すべきことに、シールは中立位置において全体的に平坦に示されているが、シールは中立位置にある時に全体的に上向きに撓うことができる。シール52、54は、シリコーンゴムのようなあらゆる数の弾力性材料であっても良く、シール52、54はよって、中立位置に自然にバイアスされていても良い(即ち、シール52、54が記憶を有する)。勿論、シール52、54によって行われる拭き取りの量は、シール52、54のために選択された材料の柔軟性(およびその他の性質)に依存する。更に、例えばブラシ26を貯蔵器43中に挿入する時に、シール52、54は示された下向き位置まで全体的にたわまされても良い。勿論、「上向き」および「下向き」という用語は、ボトルの通常の、または直立した配置に対してである。

図5A−6は、ボトルアッセンブリー10においてシール52、54として実装されることができる、2つの異なるタイプのシールまたは膜60、160の代表例である。示されたように、各シール60、160は円周状のシールであり、再度、各シール60、160は、弾力性材料で作られていても良い。

図5Aでは、シール60は、4つのフラップ62、64、66、68を含む。フラップ62、64、66、68は、シール60の閾値を越えた望まれない空気の侵入を更に防止するように、またそれにより流体貯蔵器FLを取り囲むように、(例えば、経路Pとして示された)中心点においてお互いと重複する。好ましくは、4つの重複するフラップ62、64、66、68の全てが、フラップが例えば円筒状のスティック24とブラシ26の周りをより良く密封することができるように、四半円を近似する切り欠きCを含む。例えばスティック24またはブラシ26によってたわまされた時に、フラップ62、64、66、68は、図5B−5Cに全体的に示されているように揃う。つまり、フラップ62、64、66、68は、(例えば、シール60が下向き位置までたわまされた時の断面側面図である図5Bに見られるように)円錐形状を全体的に形成し、切り欠きCは、説明されたようにスティック24またはブラシ26を収容するために、(例えば、シール60が下向き位置までたわまされた時の上面図である図5Cに見られるように)経路Pの周りの全体的に円形の開口部を形成する。

図は4つのフラップを示しているが、あらゆる数のフラップが開示されたシール中に組み込まれても良いことが理解されるべきである。更に、この開示の目的で、フラップという用語は、スリットおよび/またはアプリケーターが通過する時に外向きにたわむことをシールの一部に許容し得るあらゆる開口を含んだ、シール中のあらゆる開口部を含む。一例では、流体貯蔵器は、2つのシールのスリットが揃わないように、4つのフラップをもった第1のシールと、第1のシールの直ぐ上または下に配置されるが約45°回転された第2の4フラップシールを含んでいても良い。この同居タイプの配置は、増加された拭き取りを許容し得て、貯蔵器中への望まれない空気の侵入を更に防止することができる。

図6に示された別のシール160は、図5A−5Cからのシール60と同様であるが、そのフラップ162、164、166および168が重複せず、それらは切り欠きCを含んでいない。フラップ162、164、166および168は、中立位置においてお互いと接触するが、図6に全体的に示されたように、シール160を通した空気の通路を実質的に防止する。

図7は、下方シール54の底面図であり、下方シール54と先細りセクション38の間の関係の代表例である。スティック24またはブラシ26が通過するにつれてたわみをブロックするために先細りセクション38が下方シール54のフラップと交わるように、先細りセクション38の内側表面39の内径は、好ましくは、下方シール54の直径よりも小さい。先細りセクション38によって引き起こされ得るあらゆる拭き取りを回避すべく、先細りセクション38の内側表面39の直径は、好ましくは、ブラシ26のそれよりも大きい。

図8は、別の開示されたボトルアッセンブリー110を示す。ボトルアッセンブリー110は、ボトルアッセンブリー10と実質的に同様である。そうでないと記載され示されていない範囲で、ボトルアッセンブリー110は、「1」を前に付けた対応する参照暗号を有する、図1のボトルアッセンブリー10に示されたものに対応する部分を含む。注目すべきことに、ボトルアッセンブリー110では、シール152、154は、それぞれ上方ハウジングセクション130および下方ハウジングセクション140中に一体的に形成され得るサポート172、174によって支持されても良い。このやり方で、内向きに突出したフランジ35、46の必要が排除され得る。

上記のブロック特徴は有用であり得るが、例えば図1の実施形態によって提供された増加された拭き取り制御は、全ての応用において必要ではなくても良い。例えば、図9に表わされているように、ボトルアッセンブリー110は、図8の上方ハウジングセクション130と先細りセクション138を除外する一方で、上方および下方シール152、154の間に規定された副室150を依然として含んでいることができる。更なる変形では、副室150は必要ではなくても良く、図10に表わされているように、単一のシールで十分であっても良い。示されたように、単一のシールは下方シール154であるが、単一のシールは、上方シール152を含んだあらゆる単一のシールであることができる。図9−10の実施形態は、上記の通り、1つ以上のプリワイパーを含むことができ、シール60、160のどちらかを更に組み込むことができる。注目すべきことに、図9−10は図8に対して描かれているが、これらの図は、この開示全体中に、特に図1の実施形態中に、組み込まれることができる構造的変形の代表例である。

異なる例は描写中に示された特定のコンポーネンツを有するが、この発明の実施形態は、それらの特定の組み合わせには限定されない。例の一つからのコンポーネンツまたは特徴のいくつかを、例の別の一つからの特徴またはコンポーネンツとの組み合わせで使用することが可能である。

当業者は上記の実施形態が例示的であり非限定的であることを理解するであろう。つまり、この開示の変形例は、請求項の範囲内に入るであろう。従って、以下の請求項が、それらの真の範囲と内容を決定するために研究されるべきである。

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