Mounting structure of oil level inspection window for in-vehicle internal combustion engine |
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申请号 | JP2006186177 | 申请日 | 2006-07-06 | 公开(公告)号 | JP2008014220A | 公开(公告)日 | 2008-01-24 |
申请人 | Honda Motor Co Ltd; 本田技研工業株式会社; | 发明人 | TAWARADA YUICHI; ARIMA TAKESHI; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a mounting structure of an oil level inspection window for a versatile in-vehicle internal combustion engine capable of utilizing the inspection window in common even if a mounting attitude of the internal combustion engine to a vehicle is different with each other and suitably facilitating setting of scales. SOLUTION: In the mounting structure of the oil level inspection window for an in-vehicle internal combustion engine, the oil level inspection window 20 inserted into an opening 15 drilled at a lower section of a vertical side wall 10R of a crankcase from the outside is locked by pressing the inspection window 20 on an outer side of the vertical side wall 10R by a locking member 30, and the scales 35L and 35U are marked on the locking member 30. COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT |
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权利要求 | 車載内燃機関のクランクケースの下部に設けられオイル貯留室に貯留されるオイルの量をオイルレベルにより視認するオイルレベル点検窓の取付構造において、 クランクケースの鉛直側壁の下部に穿設された開孔に外側から嵌挿された前記オイルレベル点検窓が、前記鉛直側壁の外側面に締結される抜け止め部材により外側から押えられて抜け止めされ、 前記抜け止め部材に目盛が印されたことを特徴とする車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造。 前記オイルレベル点検窓は、前記鉛直側壁の前記開孔に圧入されることを特徴とする請求項1記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造。 前記鉛直側壁にリブが外側に向けて突出形成され、 前記抜け止め部材に形成された切欠きが前記リブに係合して同抜け止め部材の位置決めがなされることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造。 クランクケースのボルトによる締結部の締付け方向が、前記抜け止め部材の押え方向に垂直で、 同抜け止め部材の押え方向から視て前記締結部の締付け軸線の延長線が、前記オイルレベル点検窓と重なるとともに、前記抜け止め部材の締結部とオフセットしていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造。 |
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说明书全文 | 本発明は、車載内燃機関における貯留室に貯留されるオイルの量を視認するためのオイルレベル点検窓の取付構造に関する。 このオイルレベル点検窓の取付構造としては、特許文献1に開示された例がある。 同特許文献1に開示された自動二輪車に搭載されるエンジンのオイルレベル点検窓は、エンジンに取り付けられるボディを有し、同ボディにオイル貯留室に連通する連通室と、この連通室の先端を覆う窓部とが設けられたもので、ボディの先端周縁に目盛が設けられている。 予め窓部が内部に嵌挿されているボディを、クランクケースとオイルパンとに跨って取り付ける構造のものである。 同じ内燃機関を各種自動二輪車に共通に使用する場合、車体フレームへの内燃機関の搭載姿勢が異なる場合がある。 このような場合、内燃機関のクランクケースまたはオイルパンに取り付けられたオイルレベル点検窓にオイルレベルを視ることができても、そのレベルがどの程度かを知るための基準となる目盛が内燃機関の姿勢の変更で移動してしまい基準とならなくなってしまう。 そこで、目盛を新たに設ける必要があるが、前記特許文献1の場合では、目盛が設けられたボディを交換することになるが、ボディには予め窓部が内部に嵌挿されているので、窓部も一緒に交換しなければならない。 本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、車両への内燃機関の搭載姿勢が異なっても、点検窓は共通に使用でき、目盛を適正に設定することが簡単にできる汎用性のある車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造を供する点にある。 上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車載内燃機関のクランクケースの下部に設けられオイル貯留室に貯留されるオイルの量をオイルレベルにより視認するオイルレベル点検窓の取付構造において、クランクケースの鉛直側壁の下部に穿設された開孔に外側から嵌挿された前記オイルレベル点検窓が、前記鉛直側壁の外側面に締結される抜け止め部材により外側から押えられて抜け止めされ、前記抜け止め部材に目盛が印された車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造とした。 請求項2記載の発明は、請求項1記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造において、前記オイルレベル点検窓は、前記鉛直側壁の前記開孔に圧入されることを特徴とする。 請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造において、前記鉛直側壁にリブが外側に向けて突出形成され、前記抜け止め部材に形成された切欠きが前記リブに係合して同抜け止め部材の位置決めがなされることを特徴とする。 請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造において、クランクケースのボルトによる締結部の締付け方向が、前記抜け止め部材の押え方向に垂直で、同抜け止め部材の押え方向から視て前記締結部の締付け軸線の延長線が、前記オイルレベル点検窓と重なるとともに、前記抜け止め部材の締結部とオフセットしていることを特徴とする。 請求項1記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造によれば、クランクケースの鉛直側壁に穿設された開孔に外側から嵌挿されたオイルレベル点検窓を、鉛直側壁の外側面に締結される抜け止め部材が外側から押えてオイルレベル点検窓の抜け止めとし、同抜け止め部材に目盛が印されたので、車両への内燃機関の搭載姿勢が異なっても、オイルレベル点検窓は共通に使用して抜け止め部材のみを交換するだけで、オイルレベルを視認する際の基準となる目盛を適正に設定することが簡単にでき、汎用性に優れている。 請求項2記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造によれば、オイルレベル点検窓は、クランクケースの鉛直側壁の開孔に圧入されるので、オイルレベル点検窓を押えて抜け止めする抜け止め部材にかかる荷重は少なく、そのため、抜け止め部材の締結部を大型化する必要がなく、締結ボスの形成箇所を少なくして軽量化を図ることができる。 請求項3記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造によれば、抜け止め部材に形成された切欠きが、クランクケースの鉛直側壁に突出形成されたリブに係合して同抜け止め部材の位置決めがなされるので、抜け止め部材を正確に位置決めされた状態で少ない締結部材によりクランクケースに締結することができる。 請求項4記載の車載内燃機関におけるオイルレベル点検窓の取付構造によれば、クランクケースのボルトによる締結部の締付け方向が、抜け止め部材の押え方向に垂直で、同抜け止め部材の押え方向から視て前記締結部の締付け軸線の延長線が、前記オイルレベル点検窓と重なるとともに、前記抜け止め部材の締結部とオフセットしているので、抜け止め部材を取り外すことなく、クランクケースのボルトによる締結部の同ボルトの着脱を可能として組付け性およびメンテナンス性の向上を図ることができる。 以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図9に基づいて説明する。 本内燃機関Eの右側面図を、図1に示す。 下側クランクケース2Lの右側面図を図2に、下面図を図3に示す。 筒状連結壁10の下端の開口端面を合せ面10aとし、その複数箇所に取付ボス10bが膨出形成され(図3参照)、これに対して椀状をなすオイルパン6が下方から上端の開口端面である合せ面を合せ面10aに当接してボルト6bにより締結される。 オイルパン6の内部を主として下側クランクケース2Lの筒状の連結壁10の内部までが、オイル貯留室であり、適量のオイルが貯留されると、そのオイルレベルHは、図1に示すように、連結壁10の下部辺りとなる。 上下クランクケース2U,2Lの右側壁には、筒状壁11が右方に突出して内側にクラッチ等の動力伝達機構が収容される凹部12が形成されている。 下側クランクケース2Lの前後左右の側壁からなる筒状の連結壁10の右鉛直側壁10Rに、オイルレベル点検窓20が装着される円開孔15が穿設されている。 右鉛直側壁10Rにおいて円開孔15とその上方の筒状壁11との間に筒状壁11の基部から下方に膨出するように筒状壁11と連結して締結ボス16が形成されており(図2参照)、締結ボス16のねじ孔16aの開口端面である座面16bは、円開孔15の開口端面より僅かに突出している。 また、締結ボス16の後方(図2において左方)近傍に、筒状壁11の基部から下方に延出するようにしてリブ17が鉛直側壁10Rに突出形成されている。 図4を参照して、オイルレベル点検窓20は、円板状の透明板ガラス21と同透明板ガラス21を支持する支持枠体22からなり、支持枠体22は椀状をなし、扁平円筒状の窓枠部22aから底板22bまでの間に連通口22cが複数形成されており、窓枠部22aが内周面に透明板ガラス21を嵌着して支持している。 右鉛直側壁10Rの円開孔15は、外側円孔15aと縮径された内側円孔15bとからなり、透明板ガラス21を支持する支持枠体22は、外側から底板22bを内側円孔15bに挿入しながら窓枠部22aを外側円孔15aに圧入して円開孔15に嵌挿される。 この圧入されたオイルレベル点検窓20を外側から押え抜け止めする抜け止め板30が、外側から当てがわれる。 そして、抜け止め板30の上部における締結部30bの後部(図7において左部)に上方から食い込むように切欠き33が形成されている。 抜け止め板30の長円部30aの外表面には、矩形孔31の中心から上下に等距離離れた所定上下位置に上限目盛35Uと下限目盛35Lが直線状に互いに平行に刻印されて設けられている。 かかる抜け止め板30は、下側クランクケース2Lの下部における連結壁10の右鉛直側壁10Rの円開孔15に対して、矩形孔31が円開孔15に対応し、締結部30bが締結ボス16に対応し、切欠き33がリブ17に対応する位置関係に構成されている。 したがって、右鉛直側壁10Rの円開孔15に前記したようにオイルレベル点検窓20を外側から圧入したのち、抜け止め板30を外側から当てる際に、抜け止め板30の締結部30bを締結ボス16の座面16bにボルト孔32とねじ孔16aを一致させて当接してボルト40を挿入し、切欠き33をリブ17に係合させることで位置決めを行う。 こうして抜け止め板30が位置決めされると、抜け止め板30の長円部30aの前後押え片30c,30cがオイルレベル点検窓20の窓枠部22aの表側端面を押えることになり、ここでボルト孔32を貫通したボルト40をねじ孔16aに螺着して締結する。 図6に示す側面図において、ボルト40の螺合位置に対して上方に開放した切欠き33がリブ17に係合する位置は左側にあり、ボルト40が右回りに締め付けるとき、抜け止め板30は切欠き33にリブが食い込む方向に力を受けることになり、位置決めが精度良くなされる。 抜け止め板30が精度良く位置決めされて下側クランクケース2Lの下部に取り付けられると、本内燃機関Eが搭載される自動二輪車が水平面に支持されたときのオイルレベルHに、抜け止め板30に刻印された上限目盛35Uと下限目盛35Lが平行になるように設定されている。 このように、抜け止め板30が上部締結部30bの1箇所でボルト40により右鉛直側壁10Rに締結されることで、正確に位置決めされて長円部30aの前後押え片30c,30cがオイルレベル点検窓20の窓枠部22aを押え、オイルレベル点検窓20の抜け止めとすることができる。 こうして下側クランクケース2Lの下部に取り付けられたオイルレベル点検窓20の透明板ガラス21の内面に、連結壁10内のオイルが支持枠体22の連通口22cを介して至っており、透明板ガラス21を透して外部から下側クランクケース2Lの連結壁10内のオイルレベルHを視認することができる。 本実施の形態におけるオイルレベル点検窓20の取付構造は、以上のように下側クランクケース2Lの右鉛直側壁10Rの円開口15に圧入されたオイルレベル点検窓20を、右鉛直側壁10Rに締結された抜け止め板30により押えて抜け止めとしおり、この抜け止め板30にオイルレベルHを視認する際の基準となる上限目盛35Uと下限目盛35Lが刻印されている。 本実施の形態の内燃機関Eを別の自動二輪車に搭載する場合に、シリンダの前傾の程度が異なるような内燃機関Eの姿勢で搭載されるときは、下側クランクケース2Lの下部に取り付けられた抜け止め板30に刻印された上限目盛35Uと下限目盛35LはオイルレベルHに平行でなくなって基準があいまいとなるので、目盛を変える必要がある。 その場合、本オイルレベル点検窓20の取付構造は、上記のように構成されているので、オイルレベル点検窓20は共通に使用し円開口15に圧入されたままとし、抜け止め部材30のみを内燃機関Eの姿勢に適したものに交換するだけで、オイルレベルHを視認する際の基準となる目盛を適正に設定することが簡単にできる。 オイルレベル点検窓20は、下側クランクケース2Lの右鉛直側壁10Rの円開口15に圧入されるので、オイルレベル点検窓20を押えて抜け止めする抜け止め部材30にかかる荷重は少なく、そのため、抜け止め部材30の締結部30bを大型化する必要がなく、締結ボス16の形成箇所を1箇所として少なくし軽量化を図ることができる。 抜け止め部材30に形成された切欠き33が、下側クランクケース2Lの右鉛直側壁10Rに突出形成されたリブ17に係合して同抜け止め部材30の位置決めがなされるので、抜け止め部材30を正確に位置決めされた状態で1本のボルト40で下側クランクケース2Lに締結することができる。 抜け止め部材30を締結する締結ボス16が、動力伝達機構が収容される凹部12の筒状壁11の近傍で筒状壁11に連結して形成されるので、締結ボス16を大きくすることなく締結ボス16の強度および剛性を容易に確保することができる。 なお、図4および図5に示すように、下側クランクケース2Lにおいて、筒状壁11の締結ボス16の上方部分に、下側クランクケース2Lを上側クランクケース2Uに結合するための締結ボス18のうちの1つが、筒状壁11の基部をくり抜いた凹部19から上方に向けて形成されている。 締結ボス18のボルト孔18aに下方からジャーナルボルト45が貫通して、上側クランクケース2Uに螺合し緊締される。 また、図5および図3を参照して、逆に抜け止め部材30が、ボルト40により下側クランクケース2Lの右鉛直側壁10Rに締結されて取り付けられた状態でも、オイルレベル点検窓20が圧入され、抜け止め部材30が中空板部材で外側に突出するものがなく、ボルト40の頭部も外側への突出が小さく、かつ抜け止め部材30の押え方向から視て(図2を参照)、ジャーナルボルト45の締付け軸線(図2の締結ボス18の切断線)の延長線が、オイルレベル点検窓20(図2の円開孔15)と重なるが抜け止め部材30の締結ボス16の座面16bがオフセットしているために、ジャーナルボルト45の螺合締結や取り外しに際してボルト40や抜け止め部材30が干渉することがなく(図3の2点鎖線を参照)、抜け止め部材30がオイルレベル点検窓20を押えて抜け止めした状態のままでジャーナルボルト45の螺合締結や取り外しができ、組付け性およびメンテナンス性など作業性が極めて良い。 このように、オイルレベル点検窓20が右鉛直側壁10Rの円開孔15圧入され、抜け止め部材30により抜け止めされても、抜け止め部材30の締結ボス16が1箇所で、かつ外側への突出が小さくてすむので、上記ジャーナルボルト45以外にボルトによる締結部を形成する場合に配置の自由度が大きくレイアウト設計が容易である。 E…内燃機関、H…オイルレベル、1…クランク軸、2…クランクケース、2L…下側クランクケース、2U…上側クランクケース、6…オイルパン、7…クラッチカバー、8…クランク室、9…変速機室、 |