Washer tank

申请号 JP15339888 申请日 1988-11-24 公开(公告)号 JPH0741646Y2 公开(公告)日 1995-09-27
申请人 自動車電機工業株式会社; 发明人 和彦 永井;
摘要
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】洗浄液注入口が形成され、洗浄液が貯蔵されるウオッシャタンク本体と、 前記ウオッシャタンク本体の洗浄液注入口を閉塞する閉塞部と、この閉塞部に延設された把持部とからなり、把持部にエア抜き孔が形成されたキャップと、 前記ウオッシャタンク本体内に配置され、かつ、略円筒形に形成され、一方の端部が前記キャップのエア抜き孔と連通して前記キャップに接続され、他方の端部に前記ウオッシャタンク本体に貯蔵される洗浄液が導入される導入孔部が形成されたチューブとを備えたウオッシャタンクにおいて、 前記キャップの閉塞部には、摺鉢状の凹部が形成され、 前記キャップの把持部は、略扇形に形成されるとともに、閉塞部の摺鉢状の凹部を差し渡して閉塞部に一体に形成され、 かつ、把持部は、その断面が上端部に行くにしたがって厚さ寸法が大きくなる略扇形に形成され、 把持部の側部には、エア抜き孔に連通する開口部が形成されていることを特徴とするウオッシャタンク。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【考案の目的】

    (産業上の利用分野) この考案は、洗浄液を貯蔵するのに利用されるウオッシャタンクに関し、特に貯蔵した洗浄液の残量を測れるウオッシャタンクに関する。 (従来の技術) 従来、上記のようなウオッシャタンクとしては、第4図ないし第7図に示されるものが知られており、第4図および第5図には従来のウオッシャタンクのうちの一つが示され、第6図および第7図には従来のウオッシャタンクのうちの他の一が示されている。 第4図および第5図に示されるウオッシャタンクT′において、キャップ100は、洗浄液を貯蔵するウオッシャタンク本体150aに備えた洗浄液注入口150bを塞ぐ閉塞部
    100aの外周に、内周方向に突出して洗浄液注入口150bに係止する環状の爪部100bが備えられ、閉塞部100aの第5
    図において上側の天壁100a′からウオッシャタンク本体
    150aの内部側に向けてまっすぐに連通させたエア抜き孔
    100cが備えられている。 エア抜き孔100cには、ウオッシャタンク本体150aの内部でウオッシャタンク本体150aの底壁150a′側に向けて延伸しているとともに下端が開放されていて目盛り100dを有するチューブ100eが取付けられており、このチューブ
    100eとエア抜き孔100cとにより洗浄液の残量を測るゲージ100fが形成されている。 このようなウオッシャタンクT′において洗浄液の残量を測るに際しては、洗浄液が貯蔵され、キャップ100が装着されたウオッシャタンク本体150aの洗浄液注入口15
    0bからキャップ100の爪部100bを一旦外し、洗浄液注入口150bから外したキャップ100の閉塞部100aに有する天壁100a′に備えたエア抜き孔100cを指で塞いでからキャップ100を持ち上げることによってチューブ100eをウオッシャタンク本体150aから取り外すことにより、ウオッシャタンク本体150aの外側でチューブ100e内に保持されている洗浄液の量を目盛り100dに対応して測るようにしている。 第6図および第7図に示されるウオッシャタンクT′において、キャップ100は、洗浄液を貯蔵するウオッシャタンク本体150aに備えた洗浄液注入口150bを塞ぐ閉塞部
    100aの外周に、外側方向に突出して洗浄液注入口150bに係止する環状の爪部100bが備えられ、閉塞部100aのほぼ中央部分から第7図において上方側に半円盤形状で突出したノブ100gが備えられていて、このノブ100gの第7図において上側の天壁100g′からウオッシャタンク本体15
    0aの内部側にまっすぐに連通させたエア抜き孔100cが備えられている。 エア抜き孔100cには、ウオッシャタンク本体150aの内部でウオッシャタンク本体150aの底壁150a′側に向けて延伸しているとともに下端が開放されていて目盛り100dを有するチューブ100eが取付けられており、このチューブ
    100eとエア抜き孔100cとにより洗浄液の残量を測るゲージ100fが形成されている。 このようなウオッシャタンクT′において洗浄液の残量を測るに際しては、洗浄液が貯蔵され、キャップ100が装着されたウオッシャタンク本体150aの洗浄液注入口15
    0bからキャップ100のノブ100gを指ではさむようにして爪部100bを一旦外し、洗浄液注入口150bから外したキャップ100のノブ100gに有する天壁100g′に備えたエア抜き孔100cを指で塞いでからキャップ100を持ち上げることによってチューブ100eをウオッシャタンク本体150aから取り外すことにより、ウオッシャタンク本体150aの外側でチューブ100e内に保持されている洗浄液の量を目盛り100dに対応して測るようにしている。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来のウオッシャタンクT′では、
    キャップ100を指ではさんだ際の掌部分にエア抜き孔100
    cが配置されているため、洗浄液の残量を測るに際し、
    洗浄液注入口150bから爪部100bを一旦外し、洗浄液注入口150bから外したキャップ100のエア抜き孔100cを指で塞いで持ち上げることによって、チューブ100e内に残留している洗浄液の量を目盛り100dに対応させて読み取るようにしているため、爪部100bをウオッシャタンク本体
    150aから外す動作と、エア抜き孔100cを指で塞いだままにして持ち上げる動作との2つの動作が必要となり、洗浄液の残量を測るのが煩雑になりうるという問題点があった。 また、エア抜き孔100cは、第4図および第5図では、閉塞部100aの天壁100a′上に形成され、第6図および第7
    図では、閉塞部100aに備えたノブ100gの天壁100g′上に形成されているため、いずれのものにおいても、指で塞ぎ難く、洗浄液の残量を測る際に、指がずれてエア抜き孔100cに空気が導入すると洗浄液をチューブ100e内に保持できずに戻してしまうこととなるので、洗浄液の残量を正確に測れなくなるという問題点もあり、洗浄液の残量を簡単にして、しかも確実に測れるようにすることが望まれるという課題を有していた。 (考案の目的) そこでこの考案は上記した従来の課題に鑑みてなされたもので、洗浄液の残量を測る際の動作を極めて簡略にするとともに容易に且つ正確に洗浄液の残量を測れるウオッシャタンクを提供することを目的として、その構造に格段の工夫を凝らしたものである。

    【考案の構成】

    (課題を解決するための手段) この考案に係わるウオッシャタンクは、洗浄液注入口が形成され、洗浄液が貯蔵されるウオッシャタンク本体と、ウオッシャタンク本体の洗浄液注入口を閉塞する閉塞部と、この閉塞部に延設された把持部とからなり、把持部にエア抜き孔が形成されたキャップと、ウオッシャタンク本体内に配置され、かつ、略円筒形に形成され、
    一方の端部がキャップのエア抜き孔と連通してキャップに接続され、他方の端部にウオッシャタンク本体に貯蔵される洗浄液が導入される導入孔部が形成されたチューブとを備えたウオッシャタンクにおいて、キャップの閉塞部には、摺鉢状の凹部が形成され、キャップの把持部は、略扇形に形成されるとともに、閉塞部の摺鉢状の凹部を差し渡して閉塞部に一体に形成され、かつ、把持部は、その断面が上端部に行くにしたがって厚さ寸法が大きくなる略扇形に形成され、把持部の側部には、エア抜き孔に連通する開口部が形成されている構成としたことを特徴としている。 (考案の作用) この考案に係わるウオッシャタンクにおいて、キャップは、閉塞部の凹部に指が入れられて把持部が摘まれることによってエア抜き孔に連通するものとして把持部に形成された開口部も塞がれてウオッシャタンク本体から取外されるため、ウオッシャタンク内の洗浄液はチューブの導入孔部内に保持されたままでキャップといっしょにウオッシャタンク本体の外に取出され、把持部は閉塞部の凹部を差し渡して形成されているため、摘まれた指がずれにくいので、チューブの導入孔部に空気が浸入することは少ない。 それ故、キャップをウオッシャタンク本体から取外す動作とエア抜き孔を塞ぐ動作とを単一の動作で行う。 (実施例) 以下、この考案に係わるウオッシャタンクの一実施例を第1図ないし第3図に基いて説明する。 図示するウオッシャタンクTは、ウオッシャタンク本体
    50aと、キャップ1と、チューブ1cとから構成されている。 ウオッシャタンク本体50aには、洗浄液注入口50bが形成されていて、洗浄液が貯蔵される。 キャップ1は合成樹脂を素材として成形されており、主として、閉塞部1a、把持部1f、エア抜き孔1dからなる。 キャップ1の閉塞部1aには、第3図に示されるように、
    ディスク形状をなすリップ1iの内周側に、内周に行くに従って下がったものとして摺鉢状に形成された凹部1jが備えられており、この閉塞部1aの外径寸法はウオッシャタンク本体50aの洗浄液注入口50bの内径寸法よりも大きくなっている。 また、閉塞部1aには、リップ1iの内周寄りから第3図において下方側に環状をなして突出した爪部1bが形成されている。 この爪部1bは外周側に楔形状に突出しているため、ウオッシャタンク本体50aの洗浄液注入口50bに係止可能となっており、爪部1bが洗浄液注入口50bに係止されることによって閉塞部1aにより洗浄液注入口50bを塞ぐ。 閉塞部1aの凹部1jの底部分である下端部には上方に向けて突出した把持部1fが形成されている。 把持部1fは、第2図に示されるように、閉塞部1aの径方向に、凹部1jに差し渡したものとして扇形状をなして閉塞部1aに一体に形成されていて、相対向する把持面1h、
    1hを有する。 把持部1fは凹部1jに差し渡して形成されているため、把持部1fは比較的大きい体積を有する。 また、把持部1fは、第3図に示されるように、その断面形状が上端部に行くにしたがって大きくなる厚さ寸法を有する扇形状をなすものとして形成されているため、凹部1jに指を差し込んで把持部1fの両把持面1h,1hを摘むようになっている。 把持部1fを摘む際、凹部1jが摺鉢状をなし、しかも、把持部1fが上端部に行くにしたがって厚くなっているので指で摘みやすく、摘んだ状態で指がずれにくい。 そして、把持部1fの側部をなす把持面1hのほぼ中央には開口部となるサブ側の孔部1qが形成されており、このサブ側の孔部1qは後述するエア抜き孔1dに連通接続されている。 エア抜き孔1dは、把持部1fの上端寄りから閉塞部1aの下端まで連通させて形成されており、把持部1fの上端寄りにおいてサブ側の孔部1qに連通接続されている。 また、エア抜き孔1dは、閉塞部1aの下端において開放したメイン側の孔部1pになっており、このメイン側の孔部
    1pは後述するチューブ1cに連通接続されている。 閉塞部
    1aの下端にはチューブ1cが配置されている。 チューブ1cは、合成ゴム製であって、キャップ1をウオッシャタンク本体50aの洗浄液注入口50bに装着した状態において閉塞部1aからウオッシャタンク本体50aの50aの底壁50a′の近傍までの長さ寸法を有する。 また、チューブ1cは長さ方向の両端で開放した導入孔部
    1kが中央に形成されていて、このチューブ1cの外側に目盛り1nが設けられているため、洗浄液が導入された導入孔部1kと目盛り1nとによってゲージ1eが形成されている。 このような構造をなすウオッシャタンクTにおいて洗浄液の残量を測るに際しては、洗浄液を貯蔵しているウオッシャタンク本体50aの洗浄液注入口50bにキャップ1が装着されている状態から、キャップ1の凹部1jに指を差し込んでキャップ1の把持部1fを摘みながら、キャップ1をウオッシャタンク本体50aから引き上げると、キャップ1の爪部1bが洗浄液注入口50bから外れる。 このとき、既にチューブ1cの導入孔部1kに導入されている洗浄液は導入孔部1k内に保持されたままキャップ1といっしょに引き上げられるため、導入孔部1kに保持されている洗浄液をチューブ1cの目盛り1nに対応させることによって洗浄液の残量を測るものとなる。 この際、キャップ1
    の凹部1jに指を差し込んでキャップ1の把持部1fを摘むだけで把持部1fに形成されたサブ側の孔部1qが指によって塞がれるため、エア抜き孔1dに空気は入らずに導入孔部1kに導入された洗浄液を戻してしまうことはない。

    【考案の効果】

    以上説明してきたように、この考案に係わるウオッシャタンクは、上述した構成としたことから、閉塞部の凹部に指を入れて把持部を摘むことによって、キャップをウオッシャタンク本体から取外すと同時に、エア抜き孔に連通する開口部を塞ぐため、ウオッシャタンク内の洗浄液をチューブの導入孔部内に保持したままでキャップといっしょにウオッシャタンク本体の外に取出し、エア抜き孔に連通する開口部を塞いだ状態で指をずれにくくしていることから、エア抜き孔に空気が導入されて洗浄液を戻してしまうことがないので、キャップをウオッシャタンク本体から取外す動作およびエア抜き孔を塞ぐ動作を、キャップを摘んで取外すだけの単一の動作で行うことによって、キャップの取り外しと洗浄液の残量測定とを同時に行えるようにして、洗浄液の残量を測る際の動作を極めて容易にし、且つ正確に洗浄液の残量を測れるという優れた効果を奏する。

    【図面の簡単な説明】

    第1図はこの考案に係わるウオッシャタンクの一実施例においてのキャップまわりの縦断側面図、第2図は第1
    図に示したキャップの平面図、第3図は第1図に示したキャップとウオッシャタンク本体との組付け状態の部分破断側面図、第4図は従来のウオッシャタンクにおいてのキャップの平面図、第5図は第4図に示したキャップとウオッシャタンク本体との組付け状態の部分破断側面図、第6図は第4図とは異なる従来のウオッシャタンクにおいてのキャップの平面図、第7図は第6図に示したキャップとウオッシャタンク本体との組付け状態の部分破断側面図である。 1……キャップ 1a……閉塞部 1c……チューブ 1d……エア抜き孔 1f……把持部 1j……凹部 1q……(開口部)サブ側の孔部 50a……ウオッシャタンク本体 50b……洗浄液注入口 T……ウオッシャタンク

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