Liquid level detection system using capillary

申请号 JP2002161161 申请日 2002-06-03 公开(公告)号 JP2004003905A 公开(公告)日 2004-01-08
申请人 Advanced Energy Japan Kk; アドバンスド エナジー ジャパン株式会社; 发明人 TOKI IKUO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a miniaturizable liquid level detection system having excellent sensitivity.
SOLUTION: An upright capillary 20 is arranged over the liquid level moving up and down corresponding to the liquid quantity, and a heat sensor (electrical resistor) 30 is mounted on the capillary 20. When the liquid level 50 rises and reaches the lower end 24 of the capillary 20, the liquid rises in the capillary 20 by capillary phenomenon. When the liquid rising in the capillary 20 reaches the position of the heat sensor 30, the heat sensor 30 senses a temperature change, to thereby detect the liquid level.
COPYRIGHT: (C)2004,JPO
权利要求
  • 液体の量に応じて上下する液面の上方に細管を配置し、
    前記細管に熱センサが取付けられ、
    前記液面が前記細管の下端に達し前記液体が前記細管内を上昇して前記熱センサの位置まで上昇したとき、前記熱センサによって前記液面が検知されることを特徴とする、
    液面検知システム。
  • 前記熱センサがブリッジ回路を構成するように一対取付けられている、請求項1の液面検知システム。
  • 前記細管の上下端部が液体容器内部と連通するように連結されている、請求項1又は2の液面検知システム。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、液面検知システムの技術分野に属する。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来、液面検知システムの代表的なものとしては、フロートを用いた液面検知システムがあるが、これは、液面に浮かべたフロートの浮き沈みを利用し、このフロートの上下方向の位置を検知することにより、液面を検知するものである。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    しかし、このようなフロートを用いた液面検知システムでは、フロートそのものが喫するための深さが必要であるから、装置が全体として大型になってしまうという問題がある。
    【0004】
    また、このようなフロートを用いた液面検知システムは、用途によっては、十分な感度が得られないという問題も有する。
    【0005】
    前記フロート方式のほかには、温度検出方式、超音波方式、レーザ方式等があるが、いずれも、不感帯によるセンサと液面との距離等の影響で小型化することは困難であった。
    【0006】
    【課題を解決するための手段】
    本発明は、液体の量に応じて上下する液面の上方に細管を配置し、
    前記細管に熱センサが取付けられ、
    前記液面が前記細管の下端に達し前記液体が前記細管内を上昇して前記熱センサの位置まで上昇したとき、前記熱センサによって前記液面が検知されることを特徴とする液面検知システムによって前記の課題を解決した。
    【0007】
    【作用】
    本発明では、フロートを用いないことにより喫水の深さが不必要となることで、液面検知システムを小型することができる。
    また、細管の管径を液体材料の表面張、粘性等に応じたものにすることにより、精密な液面検知が可能になる。
    【0008】
    【発明の実施の形態】
    図1(a)は、本発明の液面検知システム10の実施形態の断面図である。
    同図に示すように、本発明の液面検知システム10は、細管20と、細管20に巻付けられた熱センサ(電気抵抗体)30からなり、液体容器40と連結され直立した細管20の下端部24が、液面50の上方に位置するように配置されている。
    【0009】
    液面50が上昇して、細管20の下端部24に達すると、表面張力により液体は細管20中を高さhまで上昇する(毛細管現象)。 これにより、細管20に取付けられている熱センサ30が温度変化を感知する。 熱センサ30は、ワイヤ32により、外部の電気回路(図示せず。)に連結されている。
    熱センサ30は、細管20に電気抵抗体を巻付けたものでも、自己発熱する熱感知素子であれば小さな抵抗体チップを貼付けたものでもよい。 また、抵抗体は1個でも、コスト高にはなるが、感度を増すために複数でもよい。
    なお、熱センサ30が細管20に電気抵抗体を巻付けたものであると、熱センサ30の全内周面がセンサとして機能するため、感度が高くなる。
    【0010】
    次に、図1(b)、(c)は、毛細管現象の説明図である。
    図1(b)に示すように、液面50が細管20の下端部24より低い位置にあるときは、細管20に液体が吸上げられることはないが、図1(c)に示すように、液面50が細管20の下端部24に到達すると、液体の表面張力により、液体が、細管20内を、自然に、液面50よりも高く上昇する現象が起きる。 この現象は、一般に「毛細管現象」と呼ばれているが、本発明は、この「毛細管現象」を積極的に利用したものである。 毛細管現象により、液体が細管20を上昇する高さhは、次の式で求められる。
    h=2γcosθ/rρg
    ここで、γは液体の表面張力、θは接触、rは細管の半径、ρは液体の密度、gは重力加速度である。
    細管20の半径rは、この式に基づいて、適切な高さhが得られるように設定される。
    【0011】
    細管20の管径については、0.25mmから0.8mmの範囲で実験したところ、液体がTEOS、エタノールの場合、0.7mmが好適であった。
    【0012】
    次に、図2は、本発明のさらなる実施形態の液面検知システム100の断面図である。 この実施形態では、熱センサの感度を向上させるために、熱センサ30は、ブリッジ回路(図示せず。)を構成するように、一対になっている。 その他の構成は、図1(a)と同様であるので説明を省略する。
    【0013】
    図3は、図2の液面検知システム100の液体容器40への取付け方を示す断面図である。 液面検知システム100は、メタルOリング42を介在させて、フランジ26で液体容器40に固定される。 オーバーフローした液体は、細管20の上端部22を経由して、自然に、液体容器40に戻されるようになっている。
    【0014】
    図4は、本発明のさらなる実施形態の液面検知システム102の断面図である。 この実施形態では、液体容器40の側面に、液面検知システム102が、細管20の上端部22及び下端部24を水平に延長して接続され、細管20の下端部24が液体容器40の液面とつながるようになっている。 すなわち、細管20の上下端部が液体容器40の側面に、液体容器40内部と連通するように連結されている。 この実施形態でも、オーバーフローした液体は、上端部22を経由して、自然に、液体容器40に戻される。
    その他の構成は、図2と同様であるので説明を省略する。
    【0015】
    最後に、図5は、本発明の液面検知システム104の具体的利用例を示す断面図である。 気化容器40の底面に、ヒータ(図示せず。)で一定温度に保たれた気化プレート60が、水平方向に対し一定の角度をなして設けられている。 ノズル70は、気化面積が大きくなるように、気化プレート20の上端近くに設けられている。 ノズル70から出た液体は、気化プレート60の斜面を下りながら一部は気化される。 気化される量よりも、ノズル70から供給される量が多いので、液面50は上昇していく。 液面50が液面検知システム104の細管20の下端部24に到達すると、所定の液面検知信号が送られることにより、ノズル70からの液体流入は停止させられる。 一方、気化が進むと液面50が下がるため、再び、液面検知システム104がこれを検知し、液体流入が開始する。 この動作を繰返すことで、液体の気化制御が行なわれるようになっている。
    本発明の液面検知システムは、このような分野で、好適に利用される。
    【0016】
    【発明の効果】
    以上のように、本発明によれば、フロートを用いないことによりフロートの喫水の深さが不必要となるから、液面検知システムを小型化できるという効果を奏する。
    また、細管の管径を液体材料の表面張力、粘性等に応じたものにすることにより、精密な液面検知が可能になる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の液面検知システムを示し、(a)は断面図、(b)、(c)は毛細管現象の説明図。
    【図2】本発明のさらなる実施形態の液面検知システムの断面図。
    【図3】本発明の液面検知システムの液体容器への取付け方を示す断面図。
    【図4】本発明のさらなる実施形態の液面検知システムの断面図。
    【図5】本発明の液面検知システムの利用例を示す断面図。
    【符号の説明】
    10、100、102:液面検知システム20:細管30:熱センサ(電気抵抗体)
    40:液体容器50:液面

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