Metering container

申请号 JP31814397 申请日 1997-11-19 公开(公告)号 JP4531872B2 公开(公告)日 2010-08-25
申请人 デュール デンタル アクチェンゲゼルシャフト; 发明人 ノンネンマッハー エーバーハルト;
摘要
权利要求
  • 容器内部へ導かれている潜水管(48)を有し、少なくとも2つの予め定められた液体体積を放出する容器において、
    容器(10)の方位を 少なくとも2つの予め定められた位置に定める手段が設けられており、その場合にこれらの位置の第1の位置において、潜水管の流入開口部の下方に残っている容器(10)の部分体積が、前記位置の第2の位置におけるよりも大きく、または、
    容器(10)の方位を 少なくとも2つの予め定められた位置に定める手段が設けられており、その場合にこれらの位置の第1の位置において、潜水管の流入開口部の下方に残っている容器(10)の部分体積が、前記位置の第2の位置におけるよりも大きく、かつ、潜水管(48)の流入開口部が少なくとも2つの予め定められた位置へ調節可能であって、その場合にこれらの位置の第1の位置において、流入開口部の下に残っている容器の部分体積が前記位置の第2の位置におけるよりも大きくされていて、
    容器(10)の 方位を定める手段が、容器の異なる載置面(12、 14 )、及び、又は、異なる懸架箇所(68、70)を含む、
    ことを特徴とする少なくとも2つの予め設定された液体体積を放出する容器。
  • 異なる載置面の少なくとも2つが、互いにほぼ直角を形成する、ことを特徴とする請求項1に記載の容器。
  • 潜水管(48)の流入開口部の異なる位置を調節する手段が、潜水管(48)の少なくとも1つの部分を屈曲させる手段(74、82)を含む、ことを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
  • 潜水管(48)が負荷を受けない状態において湾曲されており、湾曲された潜水管(48)内へ潜水管とは屈曲が異なる棒(82 )が挿入可能である、ことを特徴とする請求項3に記載の容器。
  • 潜水管(48)の流入開口部の異なる位置を調節する手段が、潜水管(48)を揺動させる手段を含む、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の容器。
  • 潜水管(48)の端部が、容器(10)の壁(14)に隣接しており、あるいはそのように調節可能である、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の容器。
  • 潜水管(48)の端部に隣接する壁(14)に、潜水管(48)の端部を収容する凹部(56)が形成されている、ことを特徴とする請求項6に記載の容器。
  • 潜水管(48)と少なくとも1つの他の潜水管(50)の自由端部がまとめられており、 潜水管(48)と少なくとも1つの他の潜水管(50)の放出側の端部 は結合具(40、42、44)と結合されている、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の容器。
  • 潜水管(48)の放出側の端部が栓部分(28)によって支持されており、その栓部分が容器(10)のスリーブ(26)上に取り外し可能に取り付けられ、好ましくは螺合されている、ことを特徴とする請求項8に記載の容器。
  • 栓部分(28) が結合具(40、42、44)を越えて軸方向に突出する周壁(30)を有し、その周壁が蓋(38)によって密封閉鎖可能である、ことを特徴とする請求項9に記載の容器。
  • 栓部分(28)がプラスチック射出成形部品であって、蓋(38)がフィルム継手(32)を介して周壁(30)に一緒に成形されており、その場合にフィルム継手(32)が2つの隔たったリンク領域(34、36)を有する、ことを特徴とする請求項10に記載の容器。
  • 栓部分(28)が少なくとも1つの排気開口部(54)を有する、ことを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の容器。
  • 容器(10)が 第1の載置壁(12)と、それに対してほぼ垂直なより長い載置壁(14)と、これら2つの壁の端部を結合するほぼ1/4楕円形状の壁(16)とを有し、それらの壁が一緒になって容器の周壁を形成し、
    容器の周壁が凸状に湾曲(24)した側壁(18、20)によって閉鎖されて容器が形成され、その場合に潜水管(48)の放出端部は1/4楕円形状の壁(16)の尖った頂部の近傍に位置している、
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の容器。
  • 部分楕円形状の壁(16)の緩い頂部に隣接する握り開口部(60)を特徴とする請求項13に記載の容器。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、容器内部へ導かれている潜管を備えた設定された体積の液体を注ぐ容器に関するものである。
    【0002】
    【従来の技術】
    その内部にある液体を流出させる潜水管を有する容器は、窓クリーニング手段などのためのスプレイ容器として、それ自体公知である。 その容器においては、容器を完全に空にすることができるようにするために、潜水管は底壁まで達している。 潜水管がそこへ通じている、容器支柱にねじ止めされたディスペンサーは、利用者によって操作可能なポンプを有し、そのポンプは各操作行程についてポンプの排出により設定される体積の液体を容器内部から吸引して、放出する。 この液体体積は、ミリリットルの何割かから数ミリリットルまでの範囲にある。
    【0003】
    多くの使用の場合には、定められた比較的大きい体積の液体を容器から流出させることが必要であって、それは大体において1リットルの何割かから数リットルの間の範囲にある。 しかし、上述した手動操作される小型の配量ポンプを有する容器を使用する場合には、ポンプを極めて多数回操作することが必要となる。 それを避けるために、原理的には時間制御される電気的な配量ポンプを使用することができるる。 しかしこの種のポンプは高価である。
    【0004】
    【発明が解決しようとする課題】
    従って本発明によって請求項1の前提部分に記載の容器を改良して、1リットルの何割かから多数リットルまでの範囲の設定された体積を迅速かつ正確に容器から排出させることができるようにしなければならないが、全体として容器は安価な部品である。
    【0005】
    【課題を解決するための手段】
    本発明の課題は、請求項1に記載の特徴を有する容器によって解決される。
    本発明による容器においては、潜水管の端部と容器内にある液体の液面との間の異なる相対位置を調節することができる。 この異なる相対位置に応じて容器から異なるように設定された液体量を放出させることができ、その液体量は、潜水管の端部が液体の液面から現れることによって設定されており、それは、潜水管の端部と液体面との間の相対位置が異なる場合に、容器内の液体量が異なることにおいて行われる。
    【0006】
    潜水管端部と容器内にある液体の液面との間のこのように異なる相対位置の実現は、容器に設けた、あるいは潜水管に設けた簡単な手段ないしその取り付けによって実現される。 それによってもたらされるコストは、特に容器をプラスチック部品として大量生産する場合には、わずかなものである。
    【0007】
    容器の方位を定める手段を、容器の異なる載置面、及び、又は、異なる懸架箇所とすることができる。
    容器の形状付与は、現在広く行われている大量生産の場合には金属薄板容器の場合にも、プラスチック容器の場合にも、製造型をそれに応じて形成することによって、簡単な方法で実現される。 その場合に実際にあまりコストを要さずに、載置面として適した多数の壁を実現することができ、その壁が選択的に、通常予め定められた順序で容器載置面として使用される。
    【0008】
    容器の方位を定める手段を異なる懸架箇所とすると、容器にとって水平の載置面が使用できないような使用の場合に、効果的である。 しかし、容器の懸架箇所と協働する支持構造(やむを得ない場合には利用者の指)は、いたるところに見られる。 全部または部分的に充填された容器の重心がそれぞれ選択された懸架箇所の下方に位置することによって、潜水管端部と液体面との間の該当するそれぞれの相対位置が調節される。
    【0009】
    請求項2に記載されている、主として互いに直を形成する異なる載置面の選択は、コンパクトな形状と種々の載置面の明白な差に関して効果的である。
    請求項に示すように、潜水管端部と液体面との間の異なる相対位置は、潜水管を曲げることによって実現される。
    これは、請求項によって特に簡単に行うことができ、その場合に潜水管内へ挿入される棒には、同時にたとえば潜水管の排出端部において読み取り可能な目盛りを設けることができ、その目盛りにそれぞれの棒の位置において取り出すことのできる液体体積が記載されている。
    【0010】
    請求項に示す本発明の他の実施形態によれば、硬い潜水管を使用することが可能になり、それは多くの使用の場合に効果的である。 その場合にたとえばレバーによって形成される、潜水管を揺動させる手段が同時に表示器として用いられ、その表示器は容器に取り付けられている目盛りの前を通過し、その目盛りはレバーのそれぞれの位置において容器から取り出し可能な液体体積を表示している。
    【0013】
    請求項に示す本発明の実施形態は、潜水管を介しての残留液体の注ぎ出しをさらに改良することに関して効果的である。
    請求項に示す本発明の実施形態によれば、異なる負荷を異なる接続パイプ、特に直径の異なる接続パイプを介して、容器と接続させることが可能になる。
    【0014】
    請求項に示す本発明の実施形態は、容器の簡単な製造に関して効果的である。 本来の容器は単純な形状・寸法を有し、公知の製造法にしたがって、特に吹き込み成形によって安価に形成することができる。 より複雑な形状・寸法を有し、場合によっては排出具と結合するための結合具も設けなければならない栓ヘッドは、別体の容器部品であって、たとえば射出成形によって比較的硬いプラスチック材料から形成することができる。
    【0015】
    請求項10に示す容器においては、結合用の結合具は外側に向かって覆われており、それによって結合が不用意に緩まないように保護されている。 蓋が閉鎖されていることにより、容器が比較的長く使用されない場合でも、結合具は汚れないように保護されている。
    請求項11に示す本発明の実施形態は、蓋によって閉鎖可能な栓ヘッドの安価な製造に関して効果的である。
    【0016】
    請求項12に示す容器においては、排出する場合に常に圧補償が行われる。 それによって容器自体は非常に硬い材料から成形する必要がなく、それにもかかわらず正確に所望の液体体積が排出されることが保証されている。
    請求項13に示す容器は、明確に識別可能な異なる載置面を有する。 容器の他の壁は、明らかに載置面として使用できないように、形成されている。
    請求項14に示す本発明の実施形態は、容器の支持と位置決めを容易にし、載置面の機能をさらに強調している。
    【0017】
    【発明の実施の形態】
    次に、図面を参照し、実施例を用いて本発明を詳細に説明する。 図面においては種々の配量ビンが、その壁が透明な材料でできているかのように、図示されている。
    図1と2は、底壁12とそれに対して垂直な前壁14とを有する吹き込み成形されたビン体10を示している。 前壁14は底壁12よりも約3分の1長い。 互いにほぼ垂直に延びるこれらの壁の両端部は、図1の側面図においてほぼ1/4楕円の背壁16によって互いに結合されている。 上述の壁によって形成されるビン部分は、ビン体の中心平面に対して対称の2つの側壁18、20によって閉鎖されている。 これら側壁は上方の壁部分22においては平坦で、下方の壁部分24においては洋梨状に湾曲されている。
    【0018】
    背壁16の上方の3分の1にはねじスリーブ26が取り付けられている。 このねじスリーブの上に全体を符号28で示す栓および閉鎖部分が螺合されている。 後者は円筒状の周壁30を有し、その周壁にフ2つのリンク領域34、36(図3を参照)を有するフィルム継手32を介して蓋38がリンク結合されている。
    【0019】
    栓および閉鎖部分28の横方向の支持壁40には、特に図3と4から明らかなように、周方向に等配された3つの結合スリーブ40、42、44が支持されている。 結合スリーブ40と42は、栓および閉鎖部分28の中心平面に対して対称に配置され、かつ段付きの回転体である。 結合スリーブ44は、スリーブ軸を中心に等配された半径方向に延びる多数のリブ46を有する。
    【0020】
    結合スリーブ40、42、44の、支持壁40の下へ通じる端部内に3本の潜水管が挿入されており、そのうちの潜水管48、50を図1において見ることができる。 潜水管の下方の端部は開放しており、オリーブ(Olive)52によってまとめられている。
    さらに、支持壁40には、互いに直径方向に対向する2つの通気孔54が形成されている。
    【0021】
    潜水管の形状と長さは、オリーブ52が前壁14に形成された下降する溝56内へ嵌入するように、選択されている。 溝56の下方において前壁14には、溝56とほぼ同じ高さの基部縁58が取り付けられている。
    ビン体10の図1中右に位置する部分に、握り開口部60が形成されており、その握り開口部が背壁16と共にグリップ62を形成している。
    【0022】
    前壁14上には、2つのマーキング64、66が設けられており、これらマーキングは1リットルないしは2リットルの液体を充填した場合の液面を示す。
    上述した容器を2リットルマークまで充填して、次に吸引ホースを結合スリーブ40、42、44のいずれかに接続すれば、ビン体10内にある液体を潜水管の下方端部まで吸い出すことができる。 潜水管のこの端部が1リットルマークのところにある。
    【0023】
    次に、ビンを底壁12の代わりに側壁14を下にして立たせれば、ビンから正確に後の1リットルを注ぐことができる。 その場合には潜水管の下方の端部がビン体10内に残留している液体体積内で下方に位置し、結合スリーブ40、42、44のいずれかにおいて吸引することによって残りの液体をビン体から吸い出すことができる。
    したがって視覚による調節なしで、配量ビンを空にする場合に、正確に設定された2つの液体体積が排出される。
    【0024】
    なお、2つより多い液体体積を吸い出すことができるようにするために、上述の実施例を様々に変形させることができることはもちろんである。 そのためには、ビン体にそれに応じてより多い数の立脚(載置)面を与えるだけでよい。 すなわち、たとえば側壁18、20の一方または両方を平坦に延びるように形成し、それによってこれらの壁も載置面と考えることができる。 その場合には潜水管は、その端部が2つの側壁18、20から異なる距離を有するように、屈曲される。 また、湾曲した背壁16を直線的な壁に代えることもできる。 さらにまた、底壁と前壁14の間の移行部にさらに、たとえば底壁12に対して45°で傾斜している、比較的大きい直線的な壁を設けることも可能である。
    【0025】
    重要なことは、ただ、ビン体のための予め設定された定められた多数の位置を形成し、その後その位置に潜水管の端部を配置して、その下に異なった液体残留体積が残るようにすることである。
    上述したような容器によって、たとえば中央の残留体積に対応する載置面を飛び越えて、すぐに後続または最後の載置面へ進む場合には、異なるように設定された液体体積を取り出すことも可能である。 その場合にも視覚的な調節なしで予め設定された液体量の排出が得られる。
    ビン体のために定められた載置面を使用できない場所で使用するためには、ビン体10に懸架フラップを設けて、その懸架フラップを懸架して、ビン体がその中にある液体と共に重力作用によって所定の位置を占めるようにすることができる。
    【0026】
    その他の点では図1から4に示す実施例に相当する、図5に示す実施例においては、そのためにさらに背壁16の上方の領域と背壁16の右下に位置する領域に2つの懸架フラップ68、70が設けられており、その懸架フラップにはそれぞれ開口部72が形成されており、懸架フラップをその開口部で懸架することができる。 懸架フラップ70はさらに、回転不能にではなく、曲げ部分74を介してビン体10と結合されているので、フラップ70を指でつまむことができ、指と面で接触しているにもかかわらずビン体が揺れて、重心が曲げ部分74の下方に来るようにすることができる。
    【0027】
    図5に示す実施例においては懸架フラップ68、70の位置は、取出し工程の最後に中身を有するビンが、そのビンの底壁12ないしは側壁14が水平の載置面上に載置されているのとまったく同じような方位を有するように、選択されている。
    図5に示すビンからの定められた液体量の取出しは、図1から4を参照して説明したのと同様に行われる。
    【0028】
    図6に示すビンの場合には、潜水管の一方48は、弾性的な管部分80によって互いに結合された2つの硬い部分76、78を有する。 弾性的な部分は負荷を受けない状態においては湾曲しており、他方の潜水管はフレキシブルな材料から形成されているので、潜水管配置は通常は図6に示す位置を占めている。 全体で2リットルの収容能力を有する容器の場合には、この位置は、潜水管の端部の下方にさらに1リットルの液体体積があるように、選択されている。
    【0029】
    潜水管48内で固い棒82が移動することができ、この棒は横方向の断面において十字の形状を有し、その長手方向のリブの間に軸方向の液体通路が残されている。
    棒82を図6に示す位置から結合スリーブ40内へ挿入すると、棒が潜水管48をまっすぐに伸ばして、潜水管配置は図6に破線で記載されている形状・寸法を得る。 この形状・寸法においてビン体10は、上述したように完全に吸い出されることができる。
    【0030】
    なお、棒80を部分的に前進させることによって潜水管の端部の中間位置が得られるので、吸い出し可能な液体量を図6に記載された潜水管の終端位置の間で連続的に調節することができるにはもちろんである。 それぞれその場合に吸い出し可能な液体体積を設定することができるようにするために、棒82にそれに応じた目盛りを設けて、それを結合スリーブ40の上方端縁において読み取れるようにすることができる。
    【0031】
    図6に示すビンにおいては、放出される液体量を調節する上述の方法に加えてさらに、先行する実施例においてすでに説明されている、載置面の選択による方法も得られる。 2つの方法を組み合わせることによって、さらに大きな数の固定的に設定された異なる液体量を調節することができ、その液体量は容器から目視して調節することなく吸い出すことができる。
    【0032】
    図7に示す実施例においては、潜水管の一方48は堅固に、かつクリップ84を介して2アームのレバー86と結合されている。 レバーの軸受アーム88はピン90を介して支持壁40の突出部92に軸承されている。 レバー86のクランク状の操作アーム94は、周壁30の開放側へ延びている。 潜水管48の排出側の端部は蛇腹96を介して対応する接続スリーブ40と結合されている。 他方の潜水管はここでも柔軟なホースとして形成されている。
    【0033】
    排出すべき2つの異なる液体体積を設定するために、レバー86の揺動によって潜水管配置はここでも2つの終端位置へ移動され、そのうちの一方が図7に実線で、他方が破線で図示されている。 なお、図6を参照して詳しく説明したように、ここでも中間位置が調節可能であるのはもちろんである。 載置面の変更による設定された液体体積の付加的な修正方法に関しても、図6の説明を参照することができる。
    【0034】
    図8に示す実施例の場合にも、上述したビン部分と同様の機能を有するビン部分には、形状・寸法が幾分異なっている場合でも、同一の参照符号が設けられている。 ねじスリーブ26の代わりに、一周する環状溝を有するスリーブ26'が設けられており、その環状溝上に栓および閉鎖部分28が回転可能に止めつけられている。 栓および閉鎖部分にその栓および閉鎖部分の軸に対して屈曲された硬い潜水管48が支持されている。 この潜水管は一方の終端位置においては背壁16に対して平行に底壁12まで延びている。 栓および閉鎖部分28を回転させることによって、潜水管48は図8に破線で示される最も上の位置へ移動することができる。 この移動を可能にするために、前方の側壁18に半円錐状の壁部分28が設けられており、この壁部分は潜水管48が回転する際に通過する面の外部に位置している。
    【0035】
    図8に示す容器は、使用条件の元で常に底壁12を下にして載置される。 栓および閉鎖部分を回動させることによって、それぞれ吸い出せるように解放される液体量を調節することができる。 それを容易にするために、栓および閉鎖部分28の外面に目盛り100を設けて、その目盛りをビン体10の固定の基準マーク102において読み取れるようにすることができる。
    【0036】
    図9に示す配量ビンの場合には、ビン体10上に螺合されている閉鎖部分28に、底壁12まで達する制御管104が回転可能に支持されており、その制御管には軸方向に距離をもって周方向に等配された6つの制御開口部106が形成されている。
    制御管104内へ潜水管48が回転可能に挿入されており、その潜水管の下方端部は終端壁108によって閉鎖されている。 潜水管48は多数の流入開口部110を有し、その流入開口部は周方向に互いに整合し、軸方向においてはそれぞれ制御開口部106の1つと整合している。 潜水管48を回動させることによって、選択的に流入開口部110の1つを制御開口部106の1つと整合させることができ、それによってここでも定められた液体体積が容器から吸い出せるように解放される。 調節を容易にするために、潜水管48に目盛り盤112が形成されており、その目盛りが制御開口部106の位置によってもたらすことのできる種々の液体体積を表示する。 目盛り盤112にはここでも、閉鎖部分28の上方の端面に設けられている固定のマークと一緒に使用される。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】2つの同一の体積の液体を放出するための容器の側面図である。
    【図2】図1に示す容器を左から見たものである。
    【図3】フィルム継手を介してリンク結合された蓋を有する図1と2に示す容器の、螺合される栓ヘッドを、開放した状態で示す軸断面図である。
    【図4】図3に示す栓ヘッドの上面図である。
    【図5】変形された容器の図1と同様の側面図である。
    【図6】変形された容器の図1と同様の側面図である。
    【図7】変形された容器の図1と同様の側面図である。
    【図8】変形された容器の図1と同様の側面図である。
    【図9】変形された容器の図1と同様の側面図である。
    【符号の説明】
    12…底壁14…前壁26…ねじスリーブ28…栓および閉鎖部分32…フィルム継手38…蓋40、42、44…結合スリーブ46…リブ48、50…潜水管52…オリーブ54…通気孔56…溝58…基部縁64、66…マーキング68、70…懸架フラップ72…開口部74…曲げ部分82…棒84…クリップ86…レバー88…軸受アーム90…ピン92…突出部94…操作アーム96…蛇腹100…目盛り102…基準マーク104…制御管106…制御開口部108…終端壁110…流入開口部112…目盛り盤

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