ディスペンサー

申请号 JP2016015839 申请日 2016-01-29 公开(公告)号 JP6225198B2 公开(公告)日 2017-11-01
申请人 ゴジョ・インダストリーズ・インコーポレイテッド; 发明人 ジャクソン ダブリュ ウェグリン;
摘要
权利要求

補給容器から物質をディスペンスするためのディスペンサーにおいて、 前記補給容器によって保持される物質の量を規定する初期量値を維持するコントローラと、 前記コントローラに連結されるアクチュエータと、 前記補給容器に動作可能に連結されるとともに、前記コントローラに連結されるポンプであって、前記アクチュエータが作動すると、前記ポンプは、前記コントローラによって維持されるショットサイズ値に従って前記補給容器からある量の物質をディスペンスし、前記コントローラは、前記ショットサイズ値によって維持される累積使用量値を更新し、前記初期量値と前記累積使用量値との差に基づいて現在量値を生成する、ポンプと、 時限カウント値を更新するために前記コントローラに関連するタイマーであって、前記補給容器が前記ポンプに連結された際に開始される、タイマーと、 前記コントローラに連結される表示器と、 を備え、 前記コントローラは、前記累積使用量値及び前記時限カウント値に基づいて平均使用量値を生成し、その後前記現在量値及び前記平均使用量値に基づいてサービス間隔値を生成して、前記サービス間隔値を前記表示器によって表示する、ディスペンサー。前記アクチュエータが近接センサを含む、請求項1に記載のディスペンサー。前記初期量値が、前記コントローラに連結されたキーパッドを介して前記コントローラに入される、請求項1に記載のディスペンサー。前記表示器が、所定の使用量値に関連する複数の点灯可能な識別子を含み、前記平均使用量値に最も近い大きさである前記所定の使用量値に関連する前記点灯可能な識別子が点灯される、請求項1に記載のディスペンサー。補給容器から物質をディスペンスするためのディスペンサーにおいて、 前記補給容器によって保持される物質の量を規定する初期量値を維持するコントローラであって、所定の間隔で更新される時限カウント値を維持するタイマーを含む、コントローラと、 前記コントローラに連結される表示器と、 前記コントローラに連結されるアクチュエータと、 前記コントローラに連結され、前記補給容器に動作可能に連結されるように適合されるポンプであって、前記コントローラは、前記補給容器が前記ポンプに連結された際に前記タイマーを開始させ、それにより、前記アクチュエータが作動すると、前記ポンプは、所定のショットサイズ値に従って前記補給容器からある量の物質をディスペンスし、前記コントローラは、前記ショットサイズ値によって維持される累積使用量値を更新する、ポンプと、 を備え、 前記コントローラは、前記累積使用量値と前記時限カウント値との除算から平均使用量値を計算し、前記表示器を介して通信される、前記平均使用量値と前記初期量値との除算からサービス間隔値を計算する、ディスペンサー。前記アクチュエータが近接センサを含む、請求項5に記載のディスペンサー。前記初期量値が、前記コントローラに連結されたキーパッドを介して前記コントローラに通信される、請求項5に記載のディスペンサー。前記表示器が、所定の使用量値に関連する複数の点灯可能な識別子を含み、前記平均使用量値に最も近い大きさである前記所定の使用量値に関連する前記点灯可能な識別子が点灯される、請求項5に記載のディスペンサー。

说明书全文

本発明は、ディスペンシング表示システムの分野に関する。より詳しくは、本発明は、在庫管理ならびにディスペンサーの補充及びメンテナンスの効率的な巡回計画のための方法及び装置に関する。より具体的には、本発明は、ディスペンサー内の製品が、次回の予定されたサービス前に交換する必要があるかどうかを示すための監視装置及び方法に関する。

多くの企業は、ペーパータオル、トイレットペーパー、及びソープディスペンサーを含むディスペンシングシステムを補充し、維持するために、サービス会社を雇用する。サービス会社は、サービス時間及び製品自体のコストを増大する、製品の不要な交換を避ける一方、次回の予定されたンテナンスの前にディスペンサーが絶対に空にならないようにしなければいけない。従って、数週間前に、製品が使い尽くされることを予測し、同一の表示をサービス業者に提供する必要がある。

少ななくなった製品を示すディスペンサー表示器は、当該技術分野において周知である。しかしながら、既知のディスペンサーは、情報の一定記録による表示を提供する。すなわち、ディスペンサーは、一定値に基づいて警告を誘発するカウンター又はセンサを組み込む。これらの従来技術の装置の1つの不利点は、それらが、製品が完全に消費された後にのみ警告を誘発する可能性があるということである。これら従来技術の装置に固有の別の不利点は、ディスペンサーが、その多様な使用量に起因する交換を必要とするかどうかを予測することができないということである。

当分野において、いつ製品を補充するべきかを判定するパラメータをより多くの組み込むために、改良が行われてきた。一実施例は、ユーザの探知によって強化することができる、又は換気扇タイマー回路によって制御することができる、嗅覚装置の性質を有する臭気コントロール装置を教示する、Muderlakらの米国特許第4,830,791号であり、換気扇タイマー回路は、所定の時間長でのディスペンシング動作を可能にする。ディスペンサーは、15分毎にパルスを生成するタイマー回路と、これらのパルスを監視するカウンターと、を有する。一度パルスが所定の数に到達すると、表示器のライトが閃光し、カートリッジが空になる可能性があることを示す。しかしながら、Muderlakらは、製品ディスペンサーの大部分の特性である、ランダム使用について補正しない。

別の実施例は、Dialら所有の米国特許第5,772,074号である。Dialらは、予定量の物質のディスペンシングを計算するアプローチを教示する。該特許5,772,074は、ディスペンサーの動作回数に、ディスペンシングの頻度又は度合いを示す因子を乗じたものを示すディスペンシングスコアを計算し、計算されたディスペンシングスコアを所定の総スコアと比較する方法を教示する。該特許は、ディスペンシングスコアが所定の総スコアを上回る場合のアラームを教示する。該特許5,772,074は、ディスペンサーの流体がいつほぼ空になるかを示さず、完全に消費されたと考えられる際に、警告を誘発する。さらに、頻度は、ランダム使用から決定されず、事前に設定した頻度により制御される。従って、ランダム使用製品ディスペンサーが今後空になることを予測し、警告を提供する必要性がある。

このように、各ディスペンサーの補給容器を確認するという時間のかかる性質のため、妥当なレベルの正確性で、いつ補給容器が交換を必要とする可能性が高いかを予想することができることは有利である。いつ補給容器が交換される必要があるかを正確に予想することによって、個人は、使い尽くされたか、又は使用不可能な補給容器に対して特定のディスペンサーを確認する頻度を低下させることができる。結果として、個人は、そうでなければ、使い尽くされていないか、又は使用可能な補給容器を確認することに費やされる時間を、さらなる使い尽くされた補給容器を確認し、交換することに割り当てることができる。

従って、個人が、製品補充の今後の必要性を示す方法及び装置の必要性があり、それにより、補給容器が交換を必要としているかどうかを判断するために確認しなければならない頻度を低下させる。

前述を考慮し、本発明の第1の態様は、ランダム使用ディスペンシングの製品交換の今後の必要性を示すための方法及び装置を提供する。

本発明の別の態様は、製品交換の今後の必要性を示すための方法及び装置であって、異なる量のディスペンシング物質を受け取るように適合できる、方法及び装置を提供する。

本発明のさらに別の態様は、様々な異なる製品の詰め替え品に適合可能な装置であって、製品の量、次回の予定されたサービス、及びランダム使用量に基づき、製品交換の必要性を判断する(次回の予定されたサービス前に、製品が完全に空になることを回避する)、装置を提供する。

本発明のさらに別の態様は、調節可能なサービス間隔入を有する装置であって、製品の量、次回の予定されたサービス、及びランダム使用量に基づき、製品交換の必要性を判断する(製品が完全に空になることを回避する)、装置を提供する。

本発明のさらに別の態様は、補給容器から物質をディスペンスするためのディスペンサーにおいて、補給容器によって保持される物質の量を規定する初期量値を維持するコントローラと、コントローラに連結されるアクチュエータと、補給容器に動作可能に連結されるとともに、コントローラに連結されるポンプであって、アクチュエータが作動すると、ポンプは、コントローラによって維持されるショットサイズ値に従って補給容器からある量の物質をディスペンスし、コントローラは、ショットサイズ値によって維持される累積使用量値を更新し、初期量値と累積使用量値との差に基づいて現在量値を生成する、ポンプと、時限カウント値を更新するためにコントローラに関連するタイマーであって、補給容器がポンプに連結された際に開始される、タイマーと、コントローラに連結される表示器と、を備え、コントローラは、累積使用量値及び時限カウント値に基づいて平均使用量値を生成し、その後現在量値及び平均使用量値に基づいてサービス間隔値を生成して、サービス間隔値表示器によって表示する、ディスペンサーを提供する

本発明のさらに別の態様は、補給容器から物質をディスペンスするためのディスペンサーにおいて、補給容器によって保持される物質の量を規定する初期量値を維持するコントローラであって、所定の間隔で更新される時限カウント値を維持するタイマーを含む、コントローラと、コントローラに連結される表示器と、コントローラに連結されるアクチュエータと、コントローラに連結され、補給容器に動作可能に連結されるように適合されるポンプであって、コントローラは、補給容器がポンプに連結された際タイマーを開始させ、それにより、アクチュエータが作動すると、ポンプは、所定のショットサイズ値に従って補給容器からある量の物質をディスペンスし、コントローラは、ショットサイズ値によって維持される累積使用量値を更新する、ポンプと、を備え、コントローラは、累積使用量値時限カウント値の除算から平均使用量値を計算し、表示器を介して通信される、平均使用量値初期量値の除算からサービス間隔値を計算する、ディスペンサーを提供する

本発明の概念による、ディスペンサーの概略図である。

本発明による、コントローラ、RFIDタグリーダ、電位差計、及びLEDが示される、ディスペンサーの詳細な概略図である。

本発明の表示を誘発する動作ステップのフローチャートである。

本発明の概念による、統合サービス間隔表示器を有するディスペンサーを示すブロック図である。

本発明の概念による、新しい補給容器の容量を入力するためのキーパッドを提供するディスペンサーの別の実施形態を示すブロック図である。

本発明の概念による、サービス間隔を示すために使用される表示器を示す概略図である。

本発明の概念による、ディスペンサーによる表示のためのサービス間隔値を計算する場合にディスペンサーによって取られる動作ステップを示すフローダイヤグラムである。

本発明の概念による、ディスペンサーによる表示のための代替のサービス間隔値を計算する場合にディスペンサーによって取られる動作ステップを示すフローダイヤグラムである。

本発明のこれら及びその他の機能ならびに利点は、以下の説明、添付の特許請求の範囲、及び添付の図面に関して、よりよく理解されるであろう。

図面、より特に図1を参照し、本発明により作製されたディスペンサーは、概して数表示10で示されることが分かる。ディスペンサーは、周知のディスペンサーのディスペンサー筺体構造を含み、概して数表示12で示される。ディスペンサー筺体12は、壁又はカウンター取り付けユニットであってもよく、カウンター甲板等に配置される自立型ユニットであってもよい。本明細書に記載されるディスペンサーは、ソープ及びその他の液体等をディスペンスするために使用されるが、紙、タブレット、又はいずれのその他の流動性を有する物質等、その他の製品をディスペンスできることが理解されるであろう。いずれの場合にも、典型的にディスペンサー筺体12は、適切なポンプ又はその間に差し込まれるその他のディスペンシング機構18とともに、ディスペンシングノズル16の上につながって設置される、液体製品のカートリッジ14を含む。当業者に周知であるように、ディスペンシング機構18は、ディスペンシングサイクル毎に、事前に設定した量の液体をディスペンスするように設計される。本発明による、ディスペンシング機構18は、モータ、ソレノイド、プランジャ等の作動機構20によって制御される。ディスペンシングノズル16の真下に配置されたユーザの手等の物体の検出を受けて、機構20が作動する。しかしながら、機構20は、ハンズフリー装置のみに制限されず、当技術分野において容易に既知である、いずれの作動手段を採用することができる。

図2を参照し、概して数表示21で示される表示回路は、エンドユーザーが、次回の予定されたサービスまでの合計期間を示すサービス間隔を選択できるようにする、持続時間ダイヤル22を含む。持続時間ダイヤル22は、電位差計24及び電位差計24に関連する期間を示すつまみ26からなる。好ましい実施形態では、サービス間隔は、選択される週数に基づくが、サービス間隔は、いずれの時間間隔も示すことができることが容易に理解されるべきである。別の実施形態では、サービス間隔は、4週間等の任意値に事前にプログラムされてもよい。

表示回路21は、また、補給カートリッジ14に含まれるRFIDタグ30と通信する、無線IC(「RFID」)タグリーダ28も含む。RFIDタグ30は、以下でさらに記載される、起動カウントを含む。別の方法では、起動カウントは、バーコード技術、補給カートリッジ上に設置されるカウントを示すレジスタ、又はサービス会社による手動入力を可能にする製品量ダイヤル(電位差計31)によってなど、を含む様々な方法で確立することができる。サービス間隔制御と同様に、起動カウントは、詰め替え品の量を示す任意の数値に事前にプログラムされてもよい。

表示回路21は、作動機構20に関連する起動スイッチ32を含む。表示回路21は、ディスペンサーのカートリッジが、次回のサービス間隔前に交換を必要とする場合に閃光する(点灯する)、発光ダイオード(LED)34の形状の表示を提供する。製品が完全に使い尽くされる前に、そして、使用量が、次回のサービス間隔前に、製品の詰め替えが必要になることを示す場合にのみ、表示を生成する。LED34は、ブザー、バルブ、又はディスペンサーの詰め替え品の交換が必要であることをサービス会社にはっきりと示すことができる、いずれのその他の装置等の、いかなる警告方法ででも置き換えることができる。LED34は、必ずディスペンサー10上に設置しなければいけないわけではなく、遠く離れて配置してもよいことに留意されたい。

また表示回路21は、持続時間ダイヤル22、RFIDタグリーダ28、及び起動スイッチ32からデータを受信する、コントローラ36も含む。コントローラ36は、制御回路の機能を実現し、ディスペンサー10を適切に操作するために必要なハードウェア、ソフトウェア、及びメモリを提供する。好ましい実施形態では、コントローラ36は、サービス間隔の電位差計24によって提供される異なる電圧設定を6つまで読み込むことができ、RFIDタグリーダ28によって提供される初期起動カウントを調節することができる。コントローラ36は、上記に記載の入力から提供される情報を処理し、LED34に電圧を供給するかどうかを判断する。当該の好ましい実施形態では、コントローラ36は、2秒毎にLED34を点滅するための信号を生成する。

図2に示されるように、コントローラ36は、Zilogによって製造されるもの等のマイクロコントローラであってもよい。もちろん、他によって製造されるコントローラを使用してもよい。またコントローラ36は、とりわけ、複数の発振器36A及びアナログデジタル変換器36Bを含んでもよい。一般に、複数の発振器36Aの1つは、適切に有効化された場合、継続的に実行することができる、内部発振器であってもよい。他の機能に他の発振器を使用してもよい。コントローラ36は、起動スイッチが起動されるのを待機する際、及び計算を実行していない場合、低電力モードで動作することを当業者は理解するであろう。また当業者は、外部の時計結晶を使用することによって、又はコントローラの内部発振器36Aを外部の時計結晶にたいして較正することによって、正確な時間の計測を維持できることを理解するであろう。一実施形態によると、変換器36Bは、持続時間ダイヤル22によって生成されるアナログ電圧信号を受信するために、コントローラによって利用される。変換器36Bは、比較器又はアナログデジタル変換器の形状であってもよい。コントローラ36は、バッテリー交換中のデータ損失を防ぐために、1日に1回、週毎の使用量及び起動カウントを不揮発性記憶装置に保存する。同時に、コントローラ36は、日毎のカウントを週平均に平均する。ディスペンサー補修した後、起動カウントは、手動リセットスイッチ、RFIDタグ上の固有のシリアル番号等を含む、数多くの方法により、初期値にリセットされてもよい。

表示のためにコントローラ36によって実行される動作プロセスは、図3に示されるように、数表示38で示される。プロセス38は、ステップ40で、開始シーケンスを有する。ステップ42で、コントローラ36は、RFIDタグリーダ28によって提供される起動カウントを記憶する。起動カウントは、カートリッジ14に残存するディスペンスの総数を示す。ステップ44で、コントローラ36は、持続時間ダイヤルから入力されるサービス間隔の週数を保存する。ステップ46で、コントローラ36は、起動スイッチ32を監視し、ディスペンサーが起動されたかどうかを判断する。コントローラ36が、ディスペンサーが起動されたことを検出する際、コントローラ36は、ステップ48に示されるように、日毎カウントを増加し、次いでステップ46に戻る。日毎カウントは最初ゼロに設定されるが、以下でさらに記載される週平均計算のためにメモリに残存することに留意されたい。

コントローラ36が起動スイッチ32から信号を受信しない場合、コントローラ36は、ステップ50に進み、1日の終わりであるかどうかを判断する。コントローラ36が1日の終わりであることを検出しない場合、コントローラ36は、ステップ52で、詰め替え品が交換されたかどうかを判断する。ステップ52で、コントローラ36は、製品交換を示す信号を検出する場合に、ステップ42に戻るか、又は交換がまだ行われていない場合は、ステップ46に戻る。

ステップ50で、コントローラ36が1日の終わりを示す信号を受信する場合、コントローラ36は、ステップ54に進み、起動カウントから日毎カウントを差し引く。ステップ56で、コントローラ36は、現在の日毎カウント及び過去6日間の日毎カウントを評価し、週平均を計算する。週平均は、上記に記載されるように、日毎カウントがサービス間隔後にもメモリ内に残存し、起動カウントはリセットされているため、カートリッジ交換後にも計算することができる。ステップ58で、コントローラ36は、週平均とサービス間隔との積を、起動カウントと比較する。週平均とサービス間隔との積が起動カウント未満の場合、コントローラ36は、ステップ60に示されるように、発光ダイオード34に電力を供給しない。しかしながら、週平均とサービス間隔との積が起動カウントを上回る場合、コントローラ36は、ステップ62に示されるように、ディスペンシング物質が、次回の予定されたサービスの前に使い尽くされることを示すために、LED34を閃光する信号を送信する。コントローラ36は、ステップ62の後、次いでステップ46に戻る。

図4〜8を参照し、本発明の別の実施形態は、統合サービス間隔表示器を有するディスペンサー100を提供する。ディスペンサー100は、図4及び5に示されるように、ソープ等の所定の量の物質を保持する交換可能な補給容器110を維持するように構成される。ディスペンサー100の動作中、コントローラ150によって監視されるタイマー120は、補給容器110が実際に使用されている累積持続時間を特定する。累積持続時間値を使用して、コントローラ150は、補給容器110の平均使用量を特定し、補給容器110が使用可能のままであると予想される残存持続時間を特定する残存サービス間隔値又は最適サービス間隔値を算出する。従って、ディスペンサー100は、消費されたか、又は使い尽くされた補給容器の交換を担当する個人が、容器がそれらの交換の間に監視される頻度を低下させることを可能にし、それにより時間と資源を節約する。例えば、監視頻度の低下から節約される時間は、その人によって通常確認されることができないさらなるディスペンサーを確認し、監視するために使用することができる。

具体的には、ディスペンサー100は、記載される機能を実行するために必要とされる必要なハードウェア及び/又はソフトウェアを備えるコントローラ150を含む。コントローラ150には、ソープ等の所定の量の物質を維持する交換可能な補給容器110と動作的につながっているポンプ200が連結される。コントローラ150に連結されるアクチュエータ230は、メモリ装置300に保存されるショットサイズ値に従ってノズル240からの物質の所定又は計量された量のディスペンシングサイクルを開始する。アクチュエータ230は、物理的に動作させると、物質のディスペンスを開始する、手動によって作動されるボタン、レバー、又は他の装置を備えることができる。代替として、ディスペンサー100は、タッチフリー動作を可能にするように構成されてもよく、それにより、アクチュエータ230は、IR(赤外線)センサ等の近接センサとして構成され、それによって、ユーザの手の存在は、補給容器110からの物質のディスペンシングを開始する。さらに、以下の考察は、ソープ等の物質を維持する補給容器を対象とするが、補給容器110は、ソープ、殺菌剤、ローション、又は任意の他の粘性、流動性、粉末、顆粒材料又は製品を含むが、これらに限定されない任意の他の好適な種類の物質を維持してもよい。ディスペンサー100は、ティッシュ、タブレット、又は他の製品をディスペンスするように容易に構成され得ることも予測される。

メモリ装置300は、コントローラ150に連結され、不揮発性メモリ(NVM)、揮発性メモリ、又は両方の組み合わせを備える。一態様では、メモリ装置300は、ディスペンサー100から取り外し可能であってもよく、それにより、それは、記載される様々なデータで遠隔にプログラムされ、その後、ディスペンサー100に再挿入することができる。加えて、メモリ装置300は、コントローラ150から取り外されてもよいが、それは、その中で一体にされてもよい。さらに、メモリ装置300は、ディスペンサー100と一体であるか、又はディスペンサー100から取り外し可能であるメモリを維持するように構成されてもよいとも考えられる。

補給容器220がディスペンサー100に挿入されてから経過した時間量を特定することが可能であるタイマー120も、コントローラ150に連結される。従って、ディスペンサー100が使用可能である場合、タイマー120は、メモリ装置300で保存され、更新される時限カウント値を生成する。タイマー120は、別の構成要素として示されるが、それは、コントローラ150と一体であってもよい。ディスペンサーの動作に適合するフォーマットで電力を提供するために、電力供給装置400がコントローラ150に連結される。電力供給装置400は、電池等のポータブル電源か、又は壁コンセントによって提供される120VAC等のコンセントを使用する電源のいずれかから電力を受容するように構成されてもよい。補給容器110の残存作動期間を表す、ディスペンサー100によって算出されるサービス間隔値を表示するために、視覚及び/又は可聴式表示器450がコントローラ150に連結される。表示器450は、補給容器220の残りのサービス間隔を示すために視覚表示及び/又は可聴式プロンプトを提供することができる、LED(発光ダイオード)、LCD(液晶表示)、スピーカ、又は任意の他の装置等の任意の好適な表示又は表示要素を備える。限定されない例として、ディスペンサー100が詰め替え品の枯渇までに約2週間ある場合、ディスペンサー100によって維持されるLEDは、2週間分の製品が残存していることを示すために閃光を2回生成してもよい。

以下に記載される残存又は最適サービス間隔値のいずれかの生成を可能にするために、コントローラ150は、初期量値を補給容器110から把握擦る必要があり、その量は、ディスペンサー100へのその設置の前の補給容器内の物質の総量を特定する。図1に示されるように、初期量値は、補給容器110がディスペンサー100に設置される際、適切な「読取装置」によってコントローラ150と通信される補給容器110によって維持される補給メモリ装置452に保存されてもよい。代替として、ディスペンサー100のメモリ装置300は、補給容器110の使用前に、製造時に初期量値で事前にプログラムされてもよい。具体的には、補給メモリ装置452は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、又は両方の組み合わせを備えてもよい。

別の態様では、図5に示されるように、ディスペンサー100は、ディスペンサー100を維持する個人が、補給容器220によって維持される物質の容量を示す初期量値を手動で入力することを可能にする、コントローラ150に連結されるキーパッド454を含んでもよい。例えば、キーパッド454は、好適な数字ボタンを備えてもよいか、又は補給容器110の各サイズに関連する所定の量を含んでもよい。しかしながら、キーパッド454は、他のキー構成も含んでもよいことが理解されるであろう。初期量値がディスペンサー100に入力されると、値は、サービス間隔値の算出中にコントローラ150によってアクセスされ得るメモリ装置300に保存される。

ディスペンサー100の動作中、コントローラ150は、初期量値、時限カウント値、累積使用量値、現在量値、及び平均使用量値を含む、メモリ装置300及び/又はコントローラ150のいずれかで維持される複数の値を処理することによって補給容器110の残存作動期間を特定する残存又は最適サービス間隔値のいずれかを算出する。具体的には、初期量値は、ディスペンサー100へのその設置の前に補給容器110によって維持される物質の量を特定し、時限カウント値は、補給容器110が設置され、ディスペンサー100で使用開始されてから経過した時間量を特定し、累積使用量値は、アクチュエータ230によって開始されるディスペンシングイベントの回数を監視し、それに各ディスペンシングイベントに関連するショットサイズを乗じることによって確認され、現在量値は、サービス間隔値が更新され、表示器450を介して表示される際に、補給容器の中に残存する物質の量を特定し、平均使用量値は、時限カウント値での累積使用量値の除算から算出され、それによって、平均使用量値は、単位時間当たりの物質量に関して表される。そのため、そのような値は、表示器450を介する表示のための残存又は最適サービス間隔値のいずれかを算出するために、記載される方法で、コントローラ150及び/又はメモリ装置300によって維持及び/又は処理される。

ディスペンサー100の別の態様では、表示器450’は、図6に示されるように、サービス技術者等のユーザが、補給容器110の中に残存している物質の量、補給容器110からディスペンスされる物質の使用率、及びいつディスペンサー100がサービスを必要とするかを視覚的に特定することを可能にする。具体的には、表示器450’は、残存している詰め替え品の量セクション462、1週当たりに使用される詰め替え品の量セクション464、及びサービス通知セクション466を含む、複数のセクションを含む。セクション462、464の状態に関してユーザに視覚的に注意を促すために、それぞれの表示器群468及び470は、それらに関連する。表示器群468及び470は、補給容器110の使用に基づいて点灯されるそれぞれの点灯可能な識別子472A〜E及び474A〜Eを維持する。すなわち、識別子472A、472B、472C、472D、及び472Eは、それぞれの値1/8、1/4、1/2、3/4、及び1に関連し、補給容器110内の物質の残量を示すために点灯される。

さらに、識別子474A、474B、474C、474D、及び474Eは、それぞれの使用量値1/8、1/4、1/2、3/4、及び1に関連し、規定の期間にわたってディスペンサー100によって消費される物質の量と対応する方法で点灯される。すなわち、表示器450’は、記載される方法で、識別子474A〜Eを介して、規定の期間にわたって補給容器110からの物質の消費に関連するサービス間隔を表示するように構成される。例えば、表示器450’は、補給容器110全体の物質が規定の期間にわたって消費される場合のサービス間隔を示すために、値「1」に関連する識別子474Eを点灯してもよく、補給容器110の中の物質の3/4、1/2、1/4、又は1/8が、例えば、1週間等の規定の期間にわたって使用される場合のサービス間隔を示すために、識別子474D、474C、474B、又は474Aを点灯してもよい。算出されたサービス間隔値が、識別子474A〜Eに関連する使用量値と全く同等ではない場合、算出されたサービス間隔値に最も近い大きさである使用量値474A〜Eに関連する識別子が点灯されることが理解されるであろう。加えて、サービス通知セクション466は、補給容器110の中に残存している物質の量が所定のレベル以下に使い尽くされた場合、それが交換を必要とすることを示すために点灯される点灯可能な識別子480も維持してもよい。例えば、識別子480は、補給容器110の中の物質の1/8未満しか残存しない場合に点灯してもよい。

表示器450’は、テストボタン482も含んでもよく、それが押されると、例えば、1分間等の所定の期間、点灯可能な識別子472A〜E及び474A〜Eを点灯する。従って、点灯可能な識別子472A〜E及び474A〜Eは、テストボタン482が押された後にテストモードが入力される場合にのみ点灯されるように構成されてもよいが、点灯可能な識別子472A〜E及び474A〜Eが常に点灯される他の実施形態が存在する。テストボタン482は、テストボタン482が押された後にテストモードが入力される場合に点灯される関連する点灯可能な識別子484も含んでもよいことが理解されるであろう。表示器450’は、新しい補給容器110がディスペンサー100に設置された場合に使用されるリセットボタン486も含んでもよい。従って、リセットボタン486が押された場合、表示器群466及び468は、それらの初期位置に設定され、それによって、値「1」に関連する識別子472Eは、補給容器110が満杯であることを示すために点灯される一方、識別子474A〜Eは消される。さらに、リセットボタン486を押すと、前の補給容器110が空であったことを示すために点灯可能な識別子480がそれまで点灯されていた場合、点灯可能な識別子480のリセットももたらす。加えて、リセットボタン486は、リセットボタン486が押されたことを示すために点灯される、それに関連する点灯可能な識別子488も有してもよい。

ここまでは、ディスペンサー100の構成要素の構造的及び機能的態様を記載したが、以下の考察は、残存サービス間隔値と称されるサービス間隔を計算し、表示するために取られ、図7に示される番号500によって参照される動作ステップを提示する。まず、ステップ510で、補給容器110は、ポンプ200と動作的につながるようにディスペンサー100へ挿入される。補給容器110が挿入された後、タイマー120は、ステップ512で示されるように、メモリ装置300によって維持される時限カウント値を更新するためにリセットされ、開始される。ステップ512とほぼ同時に、コントローラ150は、ステップ520で示されるように、補給容器110と通信し、補給容器110の中で維持される物質の量を特定する初期量値を特定する。ディスペンサー100が、補給容器110と通信しない実施形態では、初期量値は、キーパッド454を介して手動で入力されてもよく、又は製造時にディスペンサー100に事前にプログラムされることも理解されるであろう。次に、ステップ530で、初期量値は、ステップ540へ移行する前にメモリ装置300に保存され、それによって、コントローラ150は、アクチュエータ230が動作したかを判断する。アクチュエータ230が動作していない場合、工程500は、ステップ540に留まる。しかしながら、アクチュエータ230が動作すると、工程500は、ステップ550へ続き、そこで、ディスペンサー100は、メモリ装置300に保存されている所定のショットサイズ値と同等の量の物質をディスペンスする。

次に、ステップ560で、コントローラ150は、所定のショットサイズ値だけ累積使用量値を増加させる。補給容器110又はカートリッジが、まずディスペンサー110に設置されると、累積使用量値は、ゼロに設定されることが理解されるであろう。累積使用量値が増加すると、コントローラ150は、初期量値から累積使用量値を差し引き、ステップ570で示されるように、メモリ装置300で保存される現在量値を得る。ステップ570の完了後、工程500は、ステップ572に続き、コントローラ150は、時限カウント又は経過時間値をメモリ装置300から得る。次に、ステップ580で、コントローラ150は、累積使用量値を時限カウント値で除した値に基づいて平均使用量値を算出する。平均使用量値を計算するために使用される時限カウント値は、日、週、月等の任意の時間形態に基づいてもよい。平均使用量値が算出されると、工程500は、ステップ590へ続き、コントローラ150は、現在量値を平均使用量値で除して、残存サービス間隔値を得る。その後、算出されたサービス間隔時間又は値は、ステップ600で示されるように、間隔表示器450又は450’を介して表示され、工程は、540でのアクチュエータを監視するステップに戻り、工程500により様々な値を生成、更新し続ける。

サービス員が、サービス間隔時間又は値が次回の予定された訪問未満であると指摘する場合、補給カートリッジ又は容器110は、交換されてもよいか、又は代替として、サービス員は、サービス間隔表示器450によって示される時間あたりでサービス訪問を予定してもよい。いずれにしても、補給容器110の交換は、様々なカウンタ及びレジスタを開始し、リセットし、それにより、工程500は、新たに開始することができる。

別の実施形態では、ディスペンサー100は、補給容器110が、その完了した過去の使用量に基づいて交換される必要がある時を表す最適サービス間隔を計算し、表示するように構成されてもよい。従って、サービス間隔を算出するために、ディスペンサー100によって取られる動作ステップは、概して、図面の図8に示される数表示700によって参照される。まず、ステップ710で、補給容器110は、ポンプ200と動作的につながるようにディスペンサー100へ挿入される。補給容器110が挿入された後、タイマー120は、ステップ720で示されるように、メモリ装置300によって維持される時限カウント値を更新するためにリセットされ、開始される。ステップ720とほぼ同時に、ステップ730が行われ、それによって、コントローラ150は、補給容器110と通信し、補給容器110の中で維持される物質の量を特定する初期量値を特定する。ディスペンサー100が、補給容器110と通信しない実施形態では、初期量値は、キーパッド454を介して手動で入力されてもよく、又は製造時にディスペンサー100に事前にプログラムされることも理解されるであろう。次に、ステップ740で、初期量値は、ステップ750へ移動する前にメモリ装置300に保存され、それによって、コントローラ150は、アクチュエータ230が動作したかどうかを判断する。アクチュエータ230が動作していない場合、工程500は、ステップ750に留まる。しかしながら、アクチュエータ230が動作する場合、工程700は、ステップ760へ続き、そこで、ディスペンサー100は、メモリ装置300に保存されている所定のショットサイズ値と同等の量の物質をディスペンスする。

ステップ770に続き、コントローラ150は、所定のショットサイズ値だけ累積使用量値を増加させる。補給容器110又はカートリッジが、まずディスペンサー100に設置されると、累積使用量値は、ゼロに設定されることが理解されるであろう。累積使用量値が増加した後、工程700は、ステップ780へ続き、コントローラ150は、時限カウント値又は経過時間値をメモリ装置300から得る。次に、ステップ790で、コントローラ150は、累積使用量値を時限カウント値で除した値に基づいて平均使用量値を算出する。平均使用量値を計算するために使用される時限カウント値は、日、週、月等の任意の時間形態に基づいてもよい。平均使用量値が算出されると、工程700は、ステップ800へ続き、コントローラ150は、初期量値を平均使用量値で除して、サービス間隔値を得る。その後、算出された最適サービス間隔時間又は値は、工程700がステップ540へ戻り、工程700がアクチュエータ230の監視を再開する前に、810で示されるように、間隔表示器450又は450’を介して表示される。

従って、本発明の1つ以上の実施形態の一利点は、ディスペンサーが、ディスペンサーを維持する個人が補給容器の容量を確認するために必要とする時間量を低下させるために、統合サービス間隔表示器を維持することであることが理解されるであろう。本発明の別の利点は、統合サービス間隔表示器を有するディスペンサーが初期量値をディスペンサーに通信する補給メモリ装置を提供する補給容器を利用することである。本発明のさらに別の利点は、統合サービス間隔表示器を有するディスペンサーは、ユーザが補給容器に関連する初期量値をディスペンサーに手動で入力することを可能にするキーパッドを提供することである。本発明の追加的利点は、統合サービス間隔表示器を有するディスペンサーは、使い尽くされた補給容器を交換する担当者が補給容器を見るためにディスペンサーを物理的に開ける必要を伴わずに補給容器の予想された残存運用年数を知ることを可能にし、それによって時間と資源を節約することである。

従って、上に記載される使用のための構造及びその方法により、本発明の目的が満足されていることが分かる。特許法に従い、最良の形態及び好ましい実施形態のみが提示され、詳細に記載されるが、本発明は、これに制限されたりこれによって制限されることがないことが理解されよう。従って、本発明の真の範囲及び幅を理解するために、以下の特許請求の範囲が参照されるべきである。

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