Gas generator |
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申请号 | JP2013061302 | 申请日 | 2013-03-25 | 公开(公告)号 | JP2013227010A | 公开(公告)日 | 2013-11-07 |
申请人 | Daicel Corp; 株式会社ダイセル; | 发明人 | OZAKI NOBUHIKO; YAMAZAKI MASAYUKI; KURODA TAKAO; YABUTA MIKIO; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a gas generator capable of preventing malfunction due to static electricity.SOLUTION: A ground terminal of an annular conductive member 30 in contact with a cylindrical part 12a and an annular part 12b (closure shell 12) and an earth terminal 63 of a connector 60 are in a contact state. Therefore, when electrical charge is accumulated in a housing 10, the electrical charge flows into a ground circuit through a grounding lead wire connected to the earth terminal of the connector 60, and thereby, accumulation can be prevented. | ||||||
权利要求 | 金属製のハウジング内にガス発生剤と点火器組立体を含む点火手段が収容されたガス発生器であって、 前記点火器組立体が、点火薬を含む着火部と着火部から伸びた導電ピンとを有する点火器本体が、樹脂を介して金属製の筒状固定部材に固定されており、さらに前記導電ピンに接続するコネクタを嵌合するためのコネクタ接続部を有するものであり、 前記金属製の筒状固定部材が、その少なくとも一部が前記ハウジングに対して電気的に導通できる状態で、かつ前記コネクタ接続部の内表面に露出した状態のものであり、 前記金属製の筒状固定部材の露出部が接地端子となるものであり、 前記コネクタ接続部にコネクタを接続したとき、前記接地端子が前記コネクタのアース端子と接触され、前記コネクタが有する接地用リードワイヤがガス発生器外部のグラウンド回路と接地されるようになっている、ガス発生器。 前記金属製の筒状固定部材が、前記ハウジングと一体に成形されたものである、請求項1記載のガス発生器。 前記金属製の筒状固定部材が、前記ハウジングに固定された金属製のリテーナである、請求項1記載のガス発生器。 前記接地端子が、前記金属製の筒状固定部材と接触した状態で、かつ前記コネクタ接続部側に露出した状態で配置されている環状導電部材からなるものであり、 前記環状導電部材が、前記点火器本体を固定する樹脂に接した状態で配置されている、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器。 前記接地端子が、前記金属製の筒状固定部材と接触し、かつ前記コネクタ接続部の内表面に露出した状態で配置されている環状導電部材からなるものであり、 前記環状導電部材が、環状壁の内周面において軸方向に形成された溝部を有しており、 前記環状導電部材が、前記点火器本体を固定する樹脂が前記溝部内にも入り込んだ状態で固定され、前記環状壁の内周面の一部がコネクタ接続部側に露出している、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器。 前記接地端子が、前記金属製の筒状固定部材と接触し、かつ前記コネクタ接続部の内表面に露出した状態で配置されている略環状導電部材からなるものであり、 前記略環状導電部材が、環状壁の一部が切断された形状のものであり、 前記点火器本体を固定する樹脂が前記切断部分にも入り込んだ状態で固定され、前記環状壁の内周面の一部がコネクタ接続部側に露出している、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器。 前記接地端子が、前記金属製の筒状固定部材と接触し、かつ前記コネクタ接続部の内表面に露出した状態で配置されている環状導電部材からなるものであり、 前記環状導電部材が、環状壁の外周面において軸方向に形成された溝部を有しており、 前記環状導電部材が、前記点火器本体を固定する樹脂が前記溝部内にも入り込んだ状態で固定され、前記環状壁の内周面の全部がコネクタ接続部側に露出している、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器。 前記接地端子が、前記金属製の筒状固定部材である金属製の点火器カラーに当接した略環状導電部材であり、 前記点火器カラーが環状のものであり、 前記点火器カラーの内側に前記略環状導電部材が嵌め込まれており、 前記点火器カラーと前記ハウジングが接触しており、 前記略環状導電部材の一部がコネクタ接続部側に露出されている、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器。 前記接地端子が、前記金属製の筒状固定部材である金属製の点火器カラーに当接した環状導電部材であり、 前記点火器カラーが環状で、孔の周囲に1つまたは複数の突起を有しているものであり、 前記点火器カラーと前記環状導電部材が、前記点火器カラーの突起に対して前記環状導電部材の内周面が当接されるようにして組み合わされており、 前記点火器カラーと前記ハウジングが接触しており、 前記点火器カラーの突起がコネクタ接続部側に露出されている、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器。 前記接地端子が、前記金属製の筒状固定部材である金属製の点火器カラーに当接した環状導電部材であり、 前記点火器カラーが、大径の第1基板と、第1基板上に形成された小径の第2基板、第1基板と第2基板を貫通した中心孔、前記第2基板の前記中心孔の周囲に環状に配置された1つまたは複数の突起を有しているものであり、 前記点火器カラーと前記環状導電部材が、前記第2基板上の突起に対して前記環状導電部材の内周面が当接され、かつ前記環状導電部材、小径の第2基板及び大径の第1基板から形成された環状溝内にシール部材が配置された状態で組み合わされており、 前記点火器カラーと前記ハウジングが接触し、前記シール部材が前記金属製のハウジングの内周面をシールしており、 前記点火器カラーの突起がコネクタ接続部側に露出されている、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器。 前記接地端子が、前記金属製の筒状固定部材である金属製の点火器カラーに当接した環状導電部材であり、 前記環状導電部材が、環状平面と、環状平面と一体となった板状部材を有しているものであり、 前記板状部材が、環状平面から垂直方向に延ばされたと第1接続部と、第1接続部の端部から折曲部を介して環状平面方向に延ばされた第2接続部を有しているものであり、 前記金属製のハウジングと前記点火器カラーが接触し、前記点火器カラーと前記環状導電部材が接触しており、 前記環状導電部材の板状部材の第2接続部がコネクタ接続部側に露出されている、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス発生器。 |
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说明书全文 | 本発明は、車両のエアバッグシステムなど人員拘束装置用のガス発生器に関する。 ガス発生器は、作動時の圧力や熱に対する耐性を確保するため、金属製のハウジング内に固形ガス発生剤やそれを着火させる点火器などが収容され、その状態でモジュールケース内に取り付けられている。 従来、ガス発生器の金属製のハウジングは、モジュールケースの金属部分と接続されており、さらにそのモジュールケースは車体の金属部と接続されていた。 しかし、最近ではエンジンの振動によってステアリングホイールが共振しないように、モジュールケースとガス発生器ハウジングとの間にゴムなどで形成されたダンパーを配置したり、モジュールケースの一部を樹脂で形成したりするようになっている。 特許文献1は、エアバッグ用インフレータの発明である。 ポリマー材料でガスを透過しない環状のスプリングエレメントによって、エアバッグハウジング対して可動に保持されているインフレータを示している。 そして、車体からの振動を抑制するために、当該スプリングエレメントをガス発生器とモジュールケースに確実に固定するものである。 本発明は、金属製のハウジングに静電気が蓄積されることがなく、不時着火が発生することのないガス発生器を提供することを課題とする。 請求項1の発明は、課題の解決手段として、 本発明のガス発生器は、金属製のモジュールケース内に取り付けたとき、ガス発生器ハウジングとモジュールケースとの間に樹脂材料が存在しているような場合であっても、金属製のハウジングに静電気が蓄積されることがなく、不時着火が発生することのないものである。 従来のガス発生器における点火器組立体は、点火器本体が樹脂を介して金属製カラーで保持されているものであり、金属製カラーはその一部が樹脂中に埋設された状態になっているものである(例えば、特開2003−161599号公報の図1参照)。 金属製の筒状固定部材として、 本発明のガス発生器では、金属製の筒状固定部材のコネクタ接続部内への露出部が接地端子となり、上記した放電作用の発現に関与する。 請求項4の発明は、課題の解決手段として、 コネクタの形状によって、アース端子を固定部材に直接当接させることが困難な場合があるが、このような導電部材を用いることでコネクタ形状に対応した接地端子を提供することができる。 請求項5の発明は、課題の解決手段として、 環状導電部材の溝部内にも樹脂が入り込んだ状態となっているため、環状導電部材の筒状固定部材への固定強度が高められる。 請求項6の発明は、課題の解決手段として、 環状導電部材の切断部内にも樹脂が入り込んだ状態となっているため、固定強度が高められる。 環状導電部材の一部が切断されており、全体として弾性を有している。 そのため筒状固定部材に対して弾性力によって取り付けられていてもよく、さらにその状態で、樹脂で筒状固定部材に対して固定されていてもよい。 請求項7の発明は、課題の解決手段として、 環状導電部材の溝部内にも樹脂が入り込んだ状態となっているため、固定強度が高められる。 請求項8の発明は、課題の解決手段として、 金属製の点火器カラーと環状導電部材を組み合わせることで、様々な金属製のハウジングの形状に対応した固定や、様々な形状のコネクタとの接続が容易になる。 請求項9の発明は、課題の解決手段として、 金属製の点火器カラーと環状導電部材を組み合わせることで、様々な金属製のハウジングの形状に対応した固定や、様々な形状のコネクタとの接続が容易になる。 請求項10の発明は、課題の解決手段として、 金属製の点火器カラーと環状導電部材を組み合わせることで、様々な金属製の形状に対応した固定や、様々な形状のコネクタとの接続が容易になる。 請求項11の発明は、課題の解決手段として、 金属製の点火器カラーと環状導電部材を組み合わせることで、様々な金属製のハウジングの形状に対応した固定や、様々な形状のコネクタとの接続が容易になる。 本発明のガス発生器は、金属製のハウジングが外部のグラウンド回路と接続されており、ハウジングに蓄積された電荷がグラウンド回路に流れるようになっている。 そのため静電気などによってハウジングに電荷が蓄積されることがなく、電荷の放電による誤作動が防止される。 (1)図1、図2のガス発生器 図1(a)は、本発明のガス発生器の実施形態を示す断面図であり、図1(b)は(a)のガス発生器にコネクタを接続した状態を示している。 金属製のハウジング10は、ディフューザシェル11とクロージャシェル12が、それぞれのフランジ部において溶接一体化されたものである。 金属製のハウジング10(ディフューザシェル11とクロージャシェル12)はステンレス製又は鉄製である。 点火器組立体20は、着火部16と導電ピン18からなる点火器本体14を、筒状部12a及び環状部12b、さらに環状導電部材30と共に樹脂15で一体化することで形成されている。 図2に示すように、環状導電部材30は、筒状壁32と一端開口部側から半径方向内側に突き出された環状面34を有している。 環状導電部材30の孔35は、孔17の径よりも大きくなるように設定されている。 環状導電部材30は、環状面34の裏面が環状部12bに当接され、筒状壁外周面32bが筒状部12aに当接されている。 図1(a)の点火器組立体20は、所定の金型内にクロージャシェル12、点火器本体14、環状導電部材30を配置した状態で、樹脂を射出成形することで製造することができる。 図1のガス発生器1は、筒状部12a及び環状部12b(クロージャシェル12)と環状導電部材30が接触しているため(すなわち電気的に導通できるように接触しているため)、環状導電部材30の露出面30aが接地端子となってコネクタ接続部40に筒状壁内周面32aが露出している。 このとき溝36には樹脂が入り込んでおり、溝36以外の部分がコネクタ接続部40に露出している。 次に、図3により図2に示す環状導電性部材30とは異なる実施形態を説明する。 環状導電性部材130を含む点火器組立体は、所定の金型内にクロージャシェル12、点火器本体14、環状導電部材130を配置した状態で、樹脂を射出成形することで製造することができる。 環状導電性部材130を含む点火器組立体を有するガス発生器は、筒状部12a及び環状部12b(クロージャシェル12)と環状導電部材130が接触されているため、環状導電部材130の露出面が接地端子となる。 次に、図4により図2に示す環状導電性部材30、図3に示す環状導電性部材130とは異なる実施形態を説明する。 環状導電性部材230を含む点火器組立体は、所定の金型内にクロージャシェル12、点火器本体14、環状導電部材230を配置した状態で、樹脂を射出成形することで製造することができる。 図4で示す環状導電性部材230を含む点火器組立体を有するガス発生器は、筒状部12a及び環状部12b(クロージャシェル12)と環状導電部材230が接触されているため、環状導電部材230の筒状壁内周面232aと環状面134の全部が接地端子となる。 (2)図5のガス発生器 図5に示すガス発生器300は、側面衝突保護用エアバッグ装置に使用されるガス発生器である。 ハウジング301は、一端側が閉塞されており、他端開口部側から図6(d)に示す点火器組立体が取り付けられている。 図6(d)に示すとおり、ハウジング301の他端開口部周縁が縮径加工乃至かしめ加工されることで(加工部301a)、点火器組立体が固定されている。 点火器組立体は、金属製のハウジング301に対して、点火器本体14、略環状導電部材310、点火器カラー330が樹脂15で固定されたものである。 なお、図5のガス発生器および図6の点火器組立体においては、点火器カラー330が筒状固定部材に相当する。 略環状導電部材310は、図6(a)に示すように、内周面312aと外周面312bを有する筒状壁312の一部が切断された(切断部318)形状のものである。 切断部318は、2つの切断面318a、318bを有している。 点火器カラー330は、図6(b)に示すように、内周面332aと外周面332bを有する筒状壁332と、一端開口部側から半径方向内側に突き出された環状面334を有している。 環状導電部材310と点火器カラー330は、図6(c)に示すように、点火器カラー330内に環状導電部材310が嵌め込まれて組み合わされている。 図6(d)の含む点火器組立体は、所定の金型内に、点火器本体14と、環状導電部材310及び点火器カラー330を組み合わせたもの(図6(c))を配置した状態で、樹脂を射出成形することで製造することができる。 図5で示すガス発生器300は、ハウジング301、点火器カラー330、環状導電部材310が接触されており(すなわち電気的に導通できるように接触されており)、環状導電部材310の内周面312aが接地端子となる。 次に、図5のガス発生器300において、図6(a)〜(d)に示すものに代えて図7(d)に示す点火器組立体を使用した実施形態を説明する。 環状導電部材410は、図7(a)に示すように、内周面412aと外周面412bを有する環状壁312からなるものである。 点火器カラー430は、図7(b)に示すように、基板433上に4つの突起434が均等間隔で同一円周上になるように配置されている。 突起434は基板433と一体に形成されている。 環状導電部材410と点火器カラー430は、図7(c)に示すように、環状導電部材の内周面412aが点火器カラー430の4つの突起の外側面434cに当接されるようにして組み合わされている。 図7(d)の点火器組立体は、所定の金型内に、点火器本体14と、環状導電部材410及び点火器カラー430を組み合わせたもの(図7(c))を配置した状態で、樹脂15を射出成形することで製造することができる。 図5で示すガス発生器300において、図7(d)に示すような点火器組立体を使用したときには、ハウジング301と点火器カラー430が接触しており(すなわち電気的に導通できるように接触しており)、点火器カラーの突起内側面434bが接地端子となる。 次に、図5のガス発生器300において、図6(a)〜(d)に示すものに代えて図8(c)に示す点火器組立体を使用した実施形態を説明する。 環状導電部材510は、図8(a)に示すように、内周面512aと外周面512bを有する環状壁512からなるものである。 点火器カラー530は、図8(a)に示すように、第1基板532上に、第1基板532よりも外径の小さな第2基板533を有している。 環状導電部材510と点火器カラー530は、図7(b)に示すように、環状導電部材の内周面512aが点火器カラー530の4つの突起の外側面534cに当接されるようにして組み合わされている。 図7(c)の点火器組立体は、所定の金型内に、点火器本体14と、環状導電部材510及び点火器カラー530を組み合わせたもの(図7(b))を配置した状態で、樹脂15を射出成形することで製造することができる。 図5で示すガス発生器300において、図8(c)に示すような点火器組立体を使用したときには、ハウジング301と点火器カラー530が電気的に導通できる状態で接触されており、点火器カラーの突起内側面534bが接地端子となる。 (3)図9のガス発生器 図9のガス発生器は、点火器組立体600を除いた残部は、特開2002−193069号公報の図1に示すガス発生器と同じものである。 図10に示す点火器組立体600は、点火器本体14と点火器カラー630が樹脂15で一体化されたものに、さらに環状導電部材610が取り付けられたものである。 環状導電部材610は、環状平面612と、環状平面612と一体になった接地端子部613を有している。 なお、図10では、点火器カラー下面634を明確に示すため、環状平面612の一部を取り除いた状態で示している。 金属製の点火器カラー630は、外周面632、上面633、下面634を有するものである。 図10に示す点火器組立体600は、所定の金型内に、点火器本体14及び点火器カラー630を組み合わせたものを配置した状態で、樹脂15を射出成形した後で、環状導電部材610を取り付けて製造することができる。 図10で示す点火器組立体600を図9に示すガス発生器に取り付けたときには、図11に示すように、クロージャシェル2と内筒4が接触され、内筒4と点火器カラー630が接触され、点火器カラー630と環状導電部材610の接地端子部613が電気的に導通できる状態で接触されるようになる。 1 ガス発生器 10 ハウジング 11 ディフューザシェル 12 クロージャシェル 12a 環状部 12b 筒状部 14 点火器本体 15 樹脂 20 点火器組立体 30 環状導電部材 40 コネクタ接続部 60 コネクタ 63 アース端子 |